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【カンヌ2026】GO三浦崇宏と学ぶ、日本で応用できる6つの受賞プロジェクト
2026-09-18 1:05:26

【カンヌ2026】GO三浦崇宏と学ぶ、日本で応用できる6つの受賞プロジェクト

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世界最大級のクリエイティビティの祭典「カンヌライオンズ」。毎年6月、南フランスに世界中から1万5000人が集まり、広告の枠を超えてビジネスや社会を前進させたアイデアが評価される場へと姿を変えてきた。今回は特別回として、実際にカンヌ2026に参加したThe Breakthrough Company GO代表・三浦崇宏氏をゲストに迎え、Konel代表・出村光世とともに「カンヌはアイデアの見本市である」という視点から、日本での応用が期待できる2026年の受賞事例を紐解いていく。【ゲスト】三浦 崇宏(みうら たかひろ)The Breakthrough Company GO 代表取締役 CEO2007年、博報堂入社。マーケティング・PR・クリエイティブを経験した後、TBWA\HAKUHODOを経て2017年にThe Breakthrough Company GOを設立。クリエイティブの力で社会の変化と挑戦を支援することをミッションに掲げ、コンビニ大手からメガバンクといったナショナルクライアントのマーケティングから、スタートアップや自治体のプロジェクトまで幅広く手掛ける。Cannes Lions、PRアワードグランプリ、ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS グランプリ/総務大臣賞など受賞多数。著書『言語化力(言葉にできれば人生は変わる)』(SBクリエイティブ)がAmazonのビジネス書ランキングで1位に。『超クリエイティブ 発想×実装で現実を動かす』(文藝春秋)ほか著書は5冊。THE CREATIVE ACADEMY主催。https://goinc.co.jp/YouTubeチャンネル「The Solutions」はこちら   / @thesolutions-creative  三浦氏のXアカウントはこちらhttps://x.com/TAKAHIRO3IURA三浦氏のnote「カンヌってつまりなんなのさ!?あるいは人の人生はいつ変わるのか。」はこちらhttps://note.com/taka0916/n/n3292e9b1...▼目次00:00 イントロダクション05:55 ①世界最大級の広告祭、カンヌライオンズとは?11:16 ②三浦崇宏が選ぶ、カンヌ2026の事例31:11 ③出村光世が選ぶ、カンヌ2026の事例51:23 ④カンヌを「すごい」で終わらせないために59:55 ⑤もし新しいアワードをつくるとしたら?▼今回ご紹介した6事例Lucky Fan IndexWisła Kraków Football Club|VML, WarsawCannes Lions 2026 Grand Prix, Creative Commerce Lions   • Lucky Fan Index  Three WordsAXA France|Publicis Conseil, ParisCannes Lions 2026 Grand Prix, Creative Effectiveness Lions   • AXA - Three Words (case study)  600K NetworkComando Con Venezuela|Rainbow Lobster, Mexico CityCannes Lions 2026 Grand Prix for Good   • RAINBOW LOBSTER MEXICO - 600K NETWORK (Cas...  DuoBellŠkoda|AMV BBDO, LondonCannes Lions 2026 Silver, Health & Wellness Lionshttps://www.welovecycling.com/wide/du...Coquí AlarmedHyundai Puerto Rico|BBDO Puerto Rico, GuaynaboCannes Lions 2026 Grand Prix, Audio & Radio Lionshttps://www.hyundai.news/eu/articles/...SOS POSBCP|Circus Grey, LimaCannes Lions 2026 Grand Prix, Creative Data Lions   • BCP - SOS POS (case study)  ▼『発明前夜』とは?『発明前夜』は、伝説的な発明が生まれた“前夜(歴史)“と、これから生まれる発明の“前夜(未来)“の、二つの時間軸を行き来するプロジェクトです。第一線の専門家へのインタビューやフィールドワークを通して、ある発明がどのような分岐点から立ち上がったのかを捉えながら、その延長線上にある、まだ手つかずの領域を見出していきます。完成された成果ではなく、発明が立ち上がる直前の条件や気配をたどりながら、より良い未来のかたちを少しずつ紐解いていきます。▼「発明前夜」のチャンネルはこちら   / @konel_ch  【ナビゲーター】出村 光世(でむら みつよ)発明家(Konel / 知財図鑑 CEO)アクセンチュアに所属時にクリエイター集団Konelを創業。日本・ニューヨーク・ミラノを主な拠点とし、デザイン・研究開発・アートの領域を横断するプロジェクトを推進。知財データベース「知財図鑑」を立ち上げ、生成AIを活用した未来事業創造プログラム「idea Landscape」を展開し、分野を超えた未来実装を続けている。著書「妄想と具現 DUAL-CAST」。Podcast「発明前夜」。2025年 Forbes Japan 文化起業家 CULTURE-PRENEURS 30に選出。「発明前夜」運営:Konel/知財図鑑https://www.konel.co.jp/https://chizaizukan.com/お問い合わせ:https://www.konel.co.jp/contact/#発明前夜 #カンヌライオンズ #CannesLions #Podcast #konel #知財図鑑 #出村光世 #三浦崇宏 #GO

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サマリー

出村光世と三浦崇宏が、広告賞からビジネスや社会を前進させるアイデアの祭典へ広がったカンヌライオンズを、受賞事例の「見本市」として読み解く。三浦は、ポーランドのサッカークラブによる「Lucky Fan Index」、AXA FranceのDV被害者支援「Three Words」、ベネズエラの市民選挙検証「600K Network」を紹介し、感情や社会課題、既存の契約をデータや仕組みと結びつける発想を説明する。出村は、自動車メーカーの自転車用ベル「DuoBell」、ヒュンダイのレンタカー解錠音を文化接点に変えた「Coquí Alarmed」、銀行口座をPOS端末から停止できる「SOS POS」を取り上げ、既存技術の組み合わせや日常の身体的な困りごとに着目する重要性を語る。二人は、受賞作をそのまま模倣するのではなく構造を抽象化して日本の課題に応用すること、クリエイティブとテクノロジーが対等に提案することを強調した。特に「Three Words」では、住宅保険の条項にDVを加え、既存契約250万件へ適用した点を評価し、契約書や変化した社会状況にも創造性の余地があると話す。「SOS POS」では、スマホ盗難時に加盟店の端末から口座をロックでき、ペルー全土の1万7500か所に展開された事例から、普及済みの技術の横展開を考える「フィジカルインサイト」を提案する。後半では、AI時代にクリエイティブ会社が受注型から提案型へ移行する必要性、リテナー契約や意思決定者との関係づくり、事業会社もカンヌを応用アイデアの探索に使うべきだという議論が展開される。最後に新しいアワードの構想として、社員が集まりたくなり事業を伸ばすオフィスや、自然と製品展示を融合したSIGMAの施設のようなリアル空間を評価する「オフィスアワード」を妄想する。

カンヌライオンズはアイデアの見本市
これはね、ほんとちょっと悔しいくらい、素晴らしいなと思いましたね。
クリエイター天下一舞踏会みたいな、そんな感じじゃないですか。
アイディアの見本一だなっていうふうにも見えるわけです。
本当に、パクるとは一体何かってことだと思ってて、
人間の体から生まれるどうしようもない感情とか、どうしようもない習慣みたいなものに、
まだまだ企画のアイディアがあるって思ってました。
これで、ああすごいなーって終わってたら、ちょっとしょうもないなと思うんですけど、
なんか、これどういうふうなムーブを我々、このクリエイターは可能に向けてしていくべきだろうみたいな。
これはもう一個、すごい明確だと思ってるのがあって。
いや、めっちゃわかります。
発明前夜 by KONEL
皆さんこんばんは。発明前夜へようこそ。
KONELの出村です。
本日も一線を走るプロフェッショナルとイノベーションの夜明けをテーマにたっぷりとお話をしていきます。
普段はテクノロジーを起点にした、この未来の兆しを深掘っていくような番組ではあるんですけれども、
今日特別編ということで、テーマはフランスで毎年開催をされているCannes Lionsです。
これ、カンヌの国際映画祭と並ぶアワードなんですけれども、
世界中から優れたアイディアが一堂に集まって評価される、すごく大きな祭典になっています。
これを一緒にお話ししたい、今日のゲストが、ザ・ブレイクスルーカンパニーGO代表の三浦貴博さんでございまして、
ビジネスとクリエイティブの最前線に立たれている三浦さんと僕で、存分に語り倒していきたいと思っているので、
三浦さん今日はよろしくお願いします。
発明前夜っていうタイトルだから、夜の雰囲気のセットになっているって言ってくれたじゃないですか。
今はだいたい昼の夕方の4時なんですけど、眠くなってくるね、これ。
もう前夜っていうか。
飲んだほうがいいんじゃないかな。
まぁまぁまぁ、ゆるく楽しく普通に話せるわけになっています。
三浦さんのご紹介はまた概要欄なども見ていただきたいと思いますけれども、
本当にいろんなあの手この手を使ってビジネスを加速させるような、
本当クリエイティブカンパニーとしてご活躍されていて、僕らもよくご一緒して。
そう、仲良く進まっていて、いろいろ教えてもらったりとか、お互いのプロジェクトの話を聞かせてもらったりとかして、
すごいいろいろ仲良く進まっています。
今日はちゃんとこういう時間を取れたので、せっかくなんで、
割と真面目にいろんなケースも分解しながらやっていく半分、
後半ちょっといろんな妄想もしたいなということでやっていきます。
あとこの間YouTube出させていただいてありがとうございました。
そうですよ。ザ・ソリューションズっていううちの会社でやっている、
その手があったかと言えるような企画とかアイディアを紹介するYouTubeで、
三浦さんに出ていただいて、発明家という生き方についていろいろ発達してもらったので、
よかったらそっちも見てください。
アイディアを生み出す思考法っていうところでたっぷりお話ししたんですけど、
ほぼ体の話してましたね。
そうね、冷水シャワーとかね。
シャワーをいきなり出すとお湯になる前に水になってて、
その水を浴びているところから徐々にお湯になっていく間にアイディアが浮かぶみたいな、
三浦さんの体を使ったアイディア発想法をいろいろ聞いて、
俺も一部取り入れているくらい。
嬉しい。ありがとうございます。
そちらもぜひ見ていただければと思います。
今日関連なんですけど、実は知財図鑑、我々が運営しているメディアも、
2024年から取材を現地に行ったりしていて、
実は三浦さんと初めまして出会ったの、カンヌだったと思うんですよね。
いやこれね、全然覚えてなかったんだけど、言われてみたらそうだわ。
やっぱそうですよね。
遊兵の紹介だよね。
でもそうなんですけど、実は道ですれ違って、
僕やっぱ三浦さんのこと注目してるんで、
あっ三浦さんってなんか出ちゃって、
そうだっけ。
どうもどうもみたいになって、知財図鑑の出村ですって言ったら、
あっ知財図鑑じゃんってなったのが、
そうでしたっけ。
本当トイレ、生きが寺ぐらいで、
そこからいろんな共通の知り合いとか増えていった。
5年前でしたっけ、4年前くらい。
いや2024だから、
じゃあ3年前か。
意外とそれぐらいなんですけど。
3年前のカンヌですね。
そうなんです。懐かしいですけど、やっぱそういう出会いが起こるのも楽しみですね。
知財図鑑も、もともと僕すごい好きなメディアで、
あっこんなおもろいメディアが世の中にあるんだなと思って注目してて、
たまに企画のヒントを探すときとかにパラパラ見てて、
あっこんなあるんだ、じゃあこういうのできんじゃんとか思いながら考えてたところに、
でカンヌで出会ったってことなんですよね。
そうなんですよ。
そういうのも起こる南フランスカンヌということなんですけど。
なんか広告業界のニコゴリみたいな、
なんかその要は日本中のマーケティングとか広告業界のクリエイティブとかにより興味があって、
で多少海外に行くスケジュールをこじ開ける余裕があって、
なおかつこの口頭する航空費の中でも海外に行けるだけの余裕があってっていう、
割といいメンバーが集まりやすいっていうところで、
日本人がグーッと集まってるのがちょっと面白いっていう。
結構よく言われるのがカンヌとかに行って、
1週間フランスに行って日本人とばっか飲んでんのどうなのって言われることもあるんだけど、
逆にそんなに1週間まとめていろんな人と会える場もないから、
そういう意味では面白いところだなと思ってますね。
いいですよね、ニコゴリね。相当悪の強い出しが取れる。
変なやつばっかりですからね。
そういう意味では面白いところだと思いますけど。
はつめゼニア
もし初めての方がいらっしゃったらと思って、
すごいざっくりカンヌ説明をしていくと、カンヌライオンズと言われてますが、
正式名称はカンヌライオンズ国際クリエイティビティフェスティバルということで、
歴史的には1954年に広告賞としてスタートしたっていうことなんですけど、
今いい広告を選ぶっていうような場ではなくて、
想像性によってビジネスとか社会を前進したプロジェクトとか
お仕事を評価する場になっているということで、
毎月6月なので、つい最近今年も行かれてたということで、
その間ですね、世界から1万5千人ぐらい集まっていると。
だからホテルも高いし。
高い。
いや、もはや行くだけでも大変なんですけど。
本当大変だよ、行くだけでも。
本当ですよね。
普通にこのサンドイッチこんな値段で食べるんだっけみたいな状況になってますからね。
でも我々みたいなこういった広告、マーケティング、PRの関係者だけではなくて、
それこそGAFAみたいなところから来てたり、スタートアップ、投資家、NPO、行政まで、
いろんな人や社会を動かす仕事に携わる人たちが一同に会しているというような感じです。
で、そのカンヌ1週間どんな感じでしたっていうノートがバズりましたね。
俺のカンヌ日記みたいなね、1週間、割とリアルに書いてる。
あれレポーターじゃなくてマジ日記でしたよね。
マジ日記。
あれね、ちょっと裏話があって、実は彼女が、
俺が海外に1週間行くことについて、すごく寂しがってて。
それで、寂しがらせないために、毎日夜寝る前に日記を書いてたの。
それを送ってたの。
それをまとめたのがあのノートなんですよ。
今日はこんなことあったよ、ただおいしい思いしてるだけじゃなくて、
そんなに身をこにして。
面白い読み物として彼女に送ってたのを、カットしてるところに、
今日もフランスにいながらあなたのことを考えてましたよ、みたいなことまで書いて送ってんの。
めちゃめちゃプライベートダイヤリー。
そう、そこを全部編集して削除して、1週間まとめて、最後に学びをまとめて書いたのがあれなんですよ。
でもね、だから長いんだ。
そうそう。だから元々ノートにまとめるつもりがなく、毎日それっぽく書いてたの。
これはぜひまだの方読んでいただきたいし、ノートってちょっと知的レベル高い記事とかも多いじゃないですか。
最近どんどんAIの使い方みたいな、クソ気持ち悪い、
インプを稼ぐためだけのノートバズり職人みたいなやつの、きもい記事が増えてますからね。
増えてる中、4スクロールぐらいしなきゃ読めない記事なんだって言って閉じるケースが多々ある中、
膨大な日記が意外と読めたのはそういう理由だったんだって。
2万文字くらいの、俺の愛が溢れてるから、読み手への。
最高です。
そこのリーダビリティが違いますから。
ありがとうございます。
今日はそこのノートの中でも、ただただ日記というわけじゃなくて、その日に、
今日はこれにインスピレーションを受けたな、みたいな事例とかもいくつかピックアップされているので、
そんなのもこの後、ケーススタディーとして解剖していきたいんですけど、
ちなみに僕にとっての観点、それこそ三浦さんと出会った年に言って、
やっぱり元々のイメージって、クリエイター展開地舞踏会みたいな、そんな感じじゃないですか。
一種格闘技戦で、すげえやつしかいない。
なので、一定の憧れもあるし、そこに行って学ぶと刺激ができるんですけど、
一方でこのメディア、知財図鑑として言っているとですね、
なんかこれ、アイデアの見本一だなっていうふうにも見えるわけですよ。
普通展開地舞踏会だと、一発出したオリジナル技って、パクるとダサいみたいな感じになるじゃないですか。
でも一方で、これがベネズエラであったんだったら日本でもできるじゃんとか、
これあの会社の人に提案して、そのまま採用できたらすぐできるじゃんとか、めちゃくちゃあるなと思っていて、
そういう視点で見るとやっぱりちょっと違ってきませんか。
でも本当にパクるとは一体何かってことだと思ってて、
オリジナルのアイデアって実際ないと思ってるわけですよ。ないわけですよ、基本的に。
XかけるYの基地のものと基地のものの未知なる組み合わせが大事で、
同じことまんまやったらパクりだけど、
それの構造の部分とか、そこを抽象化して何か使うってことは全然あると思うので、
そこのインスパイアされに行く場所、自分のアイデアの種を拾いに行く場所っていう観点はめちゃくちゃあると思いますね。
そう、なので僕結構後半またお話ししたいんですけど、
それを見本一だとした場合こんなワードもできるんじゃないかとか、
ちょっといろいろ見てる方も頭働かせながらぜひご覧いただきたいなと思ってます。
発明前夜
三浦崇宏が選ぶ3事例
ということで、じゃあ早速こんな事例ありましたよみたいなの前半やっていきたいので。
はいはいはい、今年のカンヌのインスパイアされた事例を話していくっていうことですね。
で、ちょっと3つずつ持ち寄ってるみたいな感じなので、
今日いくつかご紹介をしていきますけれども、先に三浦さんのチョイスをちょっと行きたいんですけど、
これですね、ラッキーファンインデックスっていう、
これ大体こういったパネル1枚にまとまっていて、
そのタイトルが一言で言い得てるみたいな感じの構造ですけど、
これなんかどういうやつでした?
ちょっとね、事例の話をする前に言っておきたいのは、
カンヌの事例って、このボードと事例をまとめた2分のムービーとかでやるんですよ。
だから、ぶっちゃけポーランドの事例なんですけど、めちゃくちゃいいんだけど、
で、ムービー見るとめっちゃ面白いんだけど、
これが本当にそんなにバズって、本当にそんなにビジネスに影響を与えたかってのは正直わかんないわけ。
まあわかんないですね。
いや、極端な話、フェイクもあんのよ。
つまりカンヌの事例、まさにパクルじゃないんだけど、
ヒントをもらう場所としてはめちゃくちゃいいんだけど、
そこで行われてるものが本当にビジネスに効いたかどうかっていうのは、
まだわかんないなって俺は思っていて、
そこは結構冷静な、こういうアイデアがあったら素晴らしいよねっていう、
俺のノートにも東京モーターショーのコンセプトか、みたいなもんだって言い方をしたんだけど、
そういう視点で聞いてもらえるといいかなとちょっと思ってます。
そういうことですよね。
だからこれそのものが本当にどれくらいすごかったかっていうよりも、
この視点だったら僕たちまたそこから新しいアイデア出せるんじゃないかという、
まったくその通り。
そういうピックアップを今日はしていただいているということで聞いていきましょう。
はい。
ラッキーファンインデックスです。
これはちょっと一回読みますけど、AIを活用してサッカーの企画ですね。
サッカーのスタジアムでAIを活用して200以上の試合関連データと
スタジアムでの観客の来場実績の称号を分析することで、
個々のファンがクラブにもたらす幸運を数値化する仕組みを作ったというプロジェクトです。
幸運指数の高いファンにはVIPチケットなどの得点を付与して、
来場を促す仕組みと連動させて。
逆にこれね、あんまり幸運指数が低いお客さんは、
お前は熱が足りない、だから運が悪いんだって言って、
グッズを買わせるためのディスカウントとか配ったりしてるっていうのなんですね。
シーズン通じて試作が、シーズン中の来場者数が前年比42%増となって、
リーグ最高水準まで上がっていったと。
Visua Craftという会社かな、これはね。
これはポーランドのサッカークラブですね。
ポーランドのプロサッカークラブがカヌーラウンズで受賞した、
史上初のポーランドのスポーツクラブとなったっていう話なんだけど、
要はこれ何が言いたいかというと、
俺も格闘技とかすごい好きで、あとはスポーツ好きで、
出村さんはスポーツ大好き?
僕バスケが好きです。
バスケ好き。結構行きます?会場。
行きますね。
行くと、俺は持ってるから、俺が見に来ると勝つとか、
俺は運悪いからな、見に行くといい結果にならなくて悪いんだよな、
みたいなことを言う人いるじゃんね。
晴れ男、雨男みたいな感じに近いですよね。
俺の近いところで言うと、編集者のミノワ君、原当者の。
あいつが、俺とあいつがすごく応援してるのが格闘家の青木真也さんで、
ミノワがよく言うのが、ミノワが見に行くと青木さん大体負けるっていう。
大体言うのはそういうスポーツについての話を。
だから今度青木さんが浅倉みくるさんと試合するんだけど、
俺とミノワ最前列110万のチケット買ってて、
2人で見に行くんだけど、ちょっと心配なんだけど、それはそれとして、
その運がいいとか悪いとかっていうその民間信仰があるじゃん。
それをデータで実際に称号して、証明して、
なおかつそれをグッズの販売とか来場者チケットに買えるっていうビジネスと連動させてる、
人間の感情、テクノロジー、データテクノロジー、ビジネスアイデアっていう、
この3つがカーンと綺麗に繋がっているのがめちゃくちゃいいなと思って。
いやー分かりますね。
なんか結局みんな気持ちいいですよね、これ。
だから運っていう怪しいものを統計化したってことですよね。
そう。これは中小化するとまさにその通りで、
我々の民間信仰というか、我々が普段感じている感情とか感覚みたいなものと
データを組み合わせると新しいビジネスが生まれるよっていうことで、
ついどうしても定量化しやすいものばっかりにデータが向けられるじゃん。
お客様が何を買ったかとか、10代のお客様が多いとか、
運っていう絶対定量化できそうにないものをAIがあることによって計測できるから、
計算がめっちゃ早くなっている分データが定量化できるわけですよね。
定量化できないと思っていた感覚や感情をデータ化すると
何か新しいことができそうっていうのはすごいヒントになるなと思いましたね。
分かります。しかも何がいいって、できそうですよね。
できそう。めちゃめちゃできそう。
じゃあ別に野球でもやればいいし、ゴルフでもやればいいし、
そういったところはすごく着目した観点がまたいいなと思って。
実はこれも今うちパクって実装しようとしてるんですよ。
めっちゃいいな。
会社で、これインナーなんですけど、これ真似する人いたら真似していいくらいなんですけど、
ちょっと面白いのが、うちの会社っていろいろあって、
例えば、リクルートさんのめちゃめちゃ大きいマスのポイントキャンペーンの
CM作りとかあるじゃん。
はい、ありますね。
これって、電通白黒の人だったら全員やりたい仕事なわけ。
大型キャンペーン、有名なタレントでテレビCM、有名な大企業。
花型ってやつですね。
花型、電通白黒だったら。
でもこれ、うちの会社の場合こういうのをめちゃめちゃワクワクする人もいれば、
あんまりピンとこない人もいるの。
要は、私がやりたいのはCMじゃなくて、コンサルティングのほうですみたいな。
あんまりマーケティングだけの仕事、あんまり興味ないですみたいなやつもいるわけ。
一方、例えばだけど、まだあんまり有名じゃない地方の中小企業で、
でもすごくいい会社で、そこの経営者としっかり向き合って、
そこの会社の組織を改善していく企画みたいな。
これもめちゃめちゃ面白いんだけど、電通白黒とかの人だったらあんまり興味なかったりするじゃん。
意外に。
でも、逆にこっちにめちゃめちゃテンション上がるやつもうちはいるわけ。
つまり、プロジェクトのクライアントさんのサイズとか、アウトプットとか、
あとは経営者と向き合うのか、宣伝部と向き合うのか、広報部と向き合うのかって結構変わってくるじゃんね。
何によって人がワクワクするかって違うわけよ。
社員のワクワク、何にワクワクしてるかを一回定量化して、
それをクライアントさんのプロジェクトとどういうところにワクワクがはまるかっていうのを、
ワクワクを定量化して可視化して、プロジェクトアサインをより、
社員の方々がワクワクできるプロジェクトアサインできるようにするっていう、
ワクワクアサインシステム。略してWASっていうのをWASって言うんですよ。
これも完全にこれからインスパイサー。
ちょっとダサくていいですね。
いいでしょ。
ワクワク。
ワクワクアサインシステムね。
でもそれが本当に社内で一周したら、いわゆる顔ナビとか、
ああいう人材マネジメントツールにも適用できそうな気がするし。
まず一回うちの会社で作ってみて、すごくうまくいったら、
もしかしたらプロダクトにするかもしれないんだけど、
運が大事でそれを定量化できるかもしれないっていうのと同じくらい、
社員の方々にとってはワクワクがすごい大事で、
それは今の時代だったら定量化できるんじゃないかなっていう仮説のもとに作ってるって感じですね。
いいパクり方してますね。
そうそう。
素晴らしい。
目に見えないもの、定量化できそうにないものをデータにするっていうトリックなんです、これは。
素晴らしい。ラッキーファンインデックス。
ちょっとパクりどころ、皆様も着目いただきたいです。
こんな感じで進めていきますが、
2つ目がスリーワーズという、これまたシンプルな2文字でまとめてきたという試作なんですけれども、
これもちょっと簡単に説明します。
スリーワーズ、これはですね、クライアントさんはアクサというフランスの保険会社で、
エージェンシア・ピブリシス・コンセーユ・パリっていうところなんですけれども、
これどんなところかっていうと、1回読みますね。
フランスでは3日に1人の女性がパートナーからの暴力で命を落とし、DVによる女性殺害の89%が自宅で発生している。
アクサは保険においては通常火災と水害だったんですけれども、
それに火災水害時の急遽転居費を保証する既存の住宅保険条項に、
アンドドメスティックバイオレンスっていうたった3語を追加しただけで、それを大きいプロジェクトにしたと。
これによって、DVの被害者も火災水害の被害者と同様に、医薬金なしで急遽転居できる権利を得たと。
フランス全土の既存契約を含む250万件の住宅保険契約に訴求して適用されたっていうのがすごくて、
新しいプロジェクト、新しいルールにしたよっていうときに、
ここからよじゃなくて、今やってる方々も全部このルールに適用するよっていうふうに変えて、
専用の緊急連絡窓口、法的手続支援、専門家による心理ケアもあわせて提供されたと。
これによって、開始1ヶ月で121人が支援を受けて、新規契約が9%増加。
ブランド早期順位は2位から1位に上昇して、118件のメディア掲載があったっていうプロジェクトで。
これは、受賞がですね、去年のTITANIUMっていう広告ビジネスの一番新しい形、
未来を指し示すプロジェクトとして評価されていて、
それを今年に確認したけど、実際やっててめっちゃ伸びてるよっていう賞でもう1回賞を取ってるんですよ。
すごいですよね。
これが結構すごくて。
それを2度目行った感の側もかっこいいですよね。
そうそうそうそう。
去年1回新しいアイデアですごい変化を起こした後に、
今年もう1回確認したところ、実際に成果が出てるっていうのを確認して賞を取ってるのが結構マジですごいなと思いましたね。
なんかこれは、初級適用というよりは遡ってやってるっていう点もすごいってなってましたけど、
なぜ3ワーズってまとめられてるかというと、
要は条項に足した文字が3文字しかないってことですよね。
それ以外全部同じで、適用範囲がDVまで広がっただけで、マジでこれ全員ウィンですよね。
ほんとそう。
で、これ結構すごいのが、アクサがやったアクサもすごいんだけど、
Publicisの広告クリエイティブ会社の自主提案らしいんですよ。
素晴らしいですね。
こういうのやったらいいんじゃないですかって言って、
言った方も偉いし、それを受け止めたアクサも偉いし、
これはほんとちょっと悔しいくらい素晴らしいなと思いましたね。
要はAIがあるから、何か問題があったときに問いかけることはできると思うの。
例えばだけど、3ワーズっていうプロジェクトがあったとして、
このDVを考えたときに、どんな広告を作ればいいかコピーを考えて、
っていうのをAIめっちゃ出すと思います。
だけどその1個手前に、そもそも今の保険って本当に正しいんだろうか。
今の保険がもう1個何か新しいサービスをちゃんと向き合うとしたら、
社会のどんな課題に向き合うのがいいだろうかっていう問いがないと、
これって生まれないじゃん。
これはやっぱり、まだまだ人間がやらなきゃいけないこととか、
社会を見なきゃいけないことがめっちゃあるなって思いましたね。
でも逆裏を返すと、保険ぐらい成熟してる業界ってたくさんあるじゃないですか。
だから全業界で1回問い直すっていうのをやっていけば、
要はその契約ごとがあるサービスってたくさんあるじゃないですか。
Netflixもそうかもしれないし、Googleもそうかもしれないし。
その契約キーワードをちょっと変えるだけで何がドラスティックに変わるか、
みたいなもう型が1個できますよね。
契約書っていうところに、まだまだクリエイティブの及ぶ範囲があったんだっていうのは
ほんとそうだよね。
ほんとそれ。
契約書にこそクリエイティビティよっていうのは、1個すごい大事なパクリポイントだね。
そうです。
その別業界でやることは全くパクリとしてディスられることじゃないから、
1個考えたいテーマですよね。
1個近いのが、2年前のカンヌであった、
フランスの議会で環境保全のための取り組みが決まったわけ。
それを各国によって法律とか条約って全然違うじゃん。
その法律をどの国でも適用できるようにAIがシステムを組んだっていうのがあって、
これは結構面白くて、条約っていうものにAIかけるクリエイティブの力で何かできるみたいなのがあると思ったし、
条約契約にまだまだ我々のクリエイターの力を及ぼす範囲があるっていうのはすげえ可能性感じるよね。
めっちゃいいですね。
要は役所の方とか公的な方ってやっぱり縛られてるものが多いけど、
逆に契約書ベースでやってもらえたらめっちゃやりやすいとか、
そういうポイントでやっぱり発揮したいですよね。
まさにまさに。
これあともう1個本当に素晴らしいと思ったのは、
これはGOの顧問だった高岡さんっていう元ネセレの会長がいらっしゃって、
その方が言う言葉ですごくいい言葉があって、新しい現実って言い方をするんですよ。
例えば電車に乗ってるときにほとんどの人が今漫画や新聞紙じゃなくてスマホを見てますよねとか、
あるいは例えば今の日本の、
例えばだけどほとんどの家庭が自動車を持っていなくてとか、都心で言うとね、
各家庭になってるとか、昔と全然人工胴体が変わってたりとかするじゃないですか。
これも昔に比べてDVっていうものの発生率がめっちゃ上がってるっていう、
要は何十年前には課題じゃなかったことが課題になってるわけですよね。
何十年前と今では全く課題が変わってるのに、
ルールはあんまり変わってないものってたくさんあると思っていて、
新しい現実に即した形にビジネスをトランスフォーメーションさせるっていう視点はめちゃくちゃ大事だなと思いますね。
大事ですね。
この契約書にクリエイティブっていうのと、
その業界における新しい現実と変わってないルールは何かっていう視点を持っておくっていう、
この2つが結構このプロジェクトはすごい大事なポイントな気がしますね。
めっちゃいいですね。
こっから自主提案企画バンバン出そうっていう感じがする。
本当にそういうヒントをもらう場所だっていうのは、
カンヌの1個大事なポイントかなと思いました。
はい。
じゃあ続いて三浦さんのラストチョイスですけども、
英語で言うとこの60系ネットワークというふうに読むんですけども、
60万のネットワークかなっていう意味ですかね。
これどういった感じでしたか?
これはベネズエラのプロジェクトなんですけれども、
ベネズエラの市民プラットフォームがあってて、ちょっと一回読みますね。
2024年7月28日のベネズエラ大統領選挙は、
有力野党候補の出馬禁止や国際幹事社の締め出しなど政権による統制下で行われた、
要は独裁政権がめちゃめちゃ自分たちのやりたい放題に選挙やってたんですよ。
そのタイミングで選挙管理機関は市民による開票検証を認めず、
市民が開票するのを認めないで、不正の検証手段がなくなっていたと。
それで同プロジェクト、このプロジェクトでは、
投票用紙に印字されたQRコードに着目して、
約60万人の市民がスマートフォンでQRコードを撮影共有する
分散型の市民検証ネットワークを構築しましたと。
つまり市民全員がそのQRコードを取ってあげると、
選挙結果が分かるってことですね。
全国15,000箇所の投票所3万テーブルで訓練されたボランティアが参加し、
100の秘密売りの技術拠点が衛星通信などを用いて稼働。
開票結果の40%を選挙当日深夜までに、73%を翌日までに、
85%を2日後までに独自集計公開した。
AP通信は公式発表との間に30ポイントの差を確認し、
カーターセンターの東ワシントンポストがデータを検証。
49カ国が国連で透明性を要求する時代に発展したっていう、
選挙の在り方を独裁政権がゴリゴリに固めてる中で、
何とかして意思を報いて正しい選挙結果を出そうという市民の取り組みが、
カンヌっていうクリエイティビティの祭典で評価されたっていうのは、
これは素晴らしいなと思って。
私ちょっとね、これね、受賞が発表されてさ、
これはグランプリフォーグッドっていう、
社会のために良いことをやったキャンペーンのグランプリを取ったやつなんですけれども、
これは受賞すると大体10人とか20人とか、
壇上にね。
その国の関係者が、そのプロジェクト関係者みんなが上がって、
イエーイってなって、そろそろすごい楽しい素敵な瞬間なんだけど、
このプロジェクトだけは受賞が発表される時に、
本当にたった2人だけの、言い方言っちゃうとちょっと冴えない暗そうなおじさんが、
2人だけでベネゼラの国旗を持って行って、
受賞ライオンの像をトロフィーとしてもらうんだけど、
それもあんまちょっと嬉しそうにしてないっていうか、
本当ずっと辛そうなわけ。
複雑なんですね。
これがね、すごいリアルで、
本当に厳しい中でこの人たちはこのプロジェクトやり遂げたんだなと思って、
非常に胸を打ちましたね、これは。
いやだし、やっぱりそこに顔を晒すリスクすらありますよね。
まったくその通り。
壇上に出ること自体がすごく複雑なほど、
その分影響力が大きかったっていう裏返しですよね。
これは実際にはその後トランプ政権の介入とかあって、
いろいろぐっちゃぐちゃになっちゃったんだけど、
このプロジェクトだけでは選挙結果はひっくり返らなかったんだよね。
なんだか国連とかあらゆる国際機関に対して、
ベネズラで行われているやべえことの実態を報道したという意味で、
すごくPR的には意味があることだったと思っているし、
こういうことの積み重ね、テクノロジーと民主、
テクノロジーってどうしても、
例えば量子コンピューターを政府が開発してますよとか、
例えば水素エネルギーを政府が開発してますよとか、
権力のものになりがちじゃん。
あるいはGoogleとかって正直国会以上の権力を持っているけど、
これは市民がテクノロジーによって、
権力とかめちゃめちゃ強いものと戦うことができる可能性があるんだよ
ということを示した意味で、
すげえ希望があるなと思いましたね。
そうですよね。
私、この市民発というところと海を越えて、
ちゃんとメディアがいいメディアらしい仕事をしましたよね。
そこの連携もすごく美しいなと思って見てましたし、
もし本当に同じような状況があれば、
次もっかい同じようなことをやろうとすると、
逆に政府側もかましてくる可能性はあると思いますけど、
やっぱりこの勇気をもたらしてくれるっていうのは。
日本では今インターネットとかSNSって、
例えば割と暴力的な番組がバズったりとか、
割と女性差別的なコンテンツがバズったりとかしてて、
俺は結構インターネットって、
すげえ本当に人間を幸せにしたんだろうかみたいな。
インターネットによって人って何を手に入れたんだろうみたいなことを思いがちなんだけど、
こうやって権力を持たない市民が工夫とテクノロジーによって権力と向き合うことで、
社会が良くなったっていうのは、
これはすごい希望を持てる話だなと思いましたね。
ありがとうございます。すごくいい。
僕もこれ大好きな事例の1つですね。
という感じで、僕からも黄色の違うやつを3つぐらい。
これ事前に見たけど、デムラチョイスだなと思ってよかったですね。
やっぱり出ますよね、趣味がね。
うん、出る。
出村光世が選ぶ3事例
僕がチョイスしたものがデュオベルというものですね。
これは自動車メーカーの主子だというような会社が主体になっていて、
エージェンシーがAMVBBDをロンドンというようなところです。
これはヘルス&ウェルネスライオンズというところでシルバーを取っているんですね。
簡単に説明すると、見た目が一番分かりやすいですけど、
自転車のベルですね、リンリンという、これなんですね。
アータに発明されたと。
課題からちょっと読んでいくと、
ロンドンでは自転車通勤者が1日150万人を超えていますと、
同時に市販ヘッドホンの54%がノイズキャンセル機能を搭載しているので、
自転車と歩行者の衝突事故がめちゃくちゃ増加してしまっていると。
近年24%ぐらい増えているというような社会背景があると。
この主子だという自動車メーカーとサルフォード大学の音響研究者が共同で開発したのが、
要はこのノイキャンって結構ブロックしているように思えて、
実は特定の帯域においては通過しやすい周波数があると。
これが750から780帯の周波数ですというところで、
ここに調整したベルなんですよ。
これはリンリンと鳴らすとノイキャンを通過できるという、
ちょっと裏道ベルみたいな感じですね。
これをロンドンの配達サービス、デリバリーのサービスと連携して実証実験を行ったところ、
標準的なベルより22メートル遠くから聞こえるので、
反応する時間が5秒ぐらいゆとりが増えたよ。
それによって事故が減らせるんじゃないかというようなアプローチになってまして、
いいとこついたなという開発としてね。
人間だなって思うよね。
自転車って俺も乗るから分かるんだけど、危ねえのよ。
そうなんですよね。
まず、その危ねえ自転車に乗るのにノイズキャンセリングイヤホンをしてるなんてのは、
危ねえに危ねえから。
自殺行為ですよね。
本当によくやるなって思うんだけど、
それを危ないからやめましょうって言っても人間ってやめないから。
本当に人間ってわがままだから。
そこでノイズキャンセリングイヤホンをしてる人にも聞こえるベルを開発するっていうのは、
人間らしいサガに基づいたテクノロジーだなと思いましたね。
本当に今年っぽいなというか、今の時代にノイズキャンセリングキャンセリングじゃないですか。
技術の板地ごっこ好きなんですよ。
なるほどね。
でもいいなって思ったのが、
じゃあイヤホン会社の方も、本来イヤホン会社がやれよって話かもしれないじゃないですか。
チリンチリンって鳴った時にはちゃんと通過させるような開発方針にしようとかっていうのが、
ちゃんとこれが売れることもいいことだけど、
他のプレイヤーも同じテーマで研究開発をするムードができるっていうのが、
僕はすごくいい点だなって思ったし、
応用系で言うと目覚ましだけ貫通するノイキャンも欲しいんですよね。
寝る時にイヤホンしてるの?
それこそ電車とかそうですね。
うるさいから、この新幹線とかでもイヤホンして寝たいんですけど、
そこだけは起こしてほしいみたいなこととか、
スマホから鳴らしたらいいんじゃんとかいろいろあるんですけど、
他の領地にすごく飛びやすそうな、
キャンセルをキャンセルするっていうのが一個型だなと。
司工だって自動車会社が、さっき出村さんも自動車会社が自転車用の部品を作ってるのが面白いって。
面白いですよね。
ある意味、自動車メーカーが自分の会社だけじゃなくて、
他のところにもどんどんこのテクノロジーアライアンスしていくと面白いですよね。
なので、パーパスまで調べてないですけど、
事故で悲しい思いをする人を減らすみたいなことを掲げている場合、
別に自転車に対してできることもあるし、売れれば事業にもなりますからね。
こういうのは研究開発PRとしても素敵だなって思った事例ですね。
これは面白いというか、これだけでプロダクトになりますしね。
そうですね。さっきのXとYじゃないですけど、既存の技術の組み合わせと。
そこに少しだけ新しい研究を入れたということですね。
じゃあ、こんな感じで次もいきますが、
こちらがコキーアラームドという試作になってまして、
これもたまたまですけど、
ヒュンダイのプエルトリッコがクライアント側に立ってまして、
エージェンシーがBBDOというグループになってます。
これはオーディオ&レディオライオンズという部門で、
音系のグランプリという感じですね。
これはカエルが真ん中に出てますけれども、何が起こったかというと、
2025年5月にある旅行者がSNS上で、
コキーと呼ばれるカエルの鳴き声がうるさいので、
駆除したいという投稿をしたんですけど、
このカエルがいわゆる国民的シンボルで愛されている、
あるじゃないですか、その国その国でめちゃくちゃ進化化されているような動物、
そういったものに当たっているのを分からずに投稿したら、
めちゃくちゃ地元住民との間で摩擦が起こったというのが、
まず出来事その1ですと。
これが本当に島のアイデンティティなのに何事だといったところに、
ヒュンダイがレンタカー会社と連携をしまして、
いわゆるレンタカーの車両のドアロックを解除するときの音って、
普通なんかピピとかって言うと思うんですけど、
あれをコーキみたいな、そういうリアルなカエルの鳴き声にまず変換しましたと。
確かにそれキーの解除音っぽいなとも思えるところがまたキュートだったんですけれども、
それをやって初めて観光客が島に来て、
一番最初に何か今から行くぞっていうタイミングでその音に触れるっていうところから、
ただのロック音を文化を伝える接点に転換できたよねっていうところから、
数多くの人に知っていただけたというような話でして、
これもそんなことでいいのかっていうぐらいシンプルな解放で僕は好きだったやつですね。
これはさっきの3WARSの契約書ってまだクリエイティブ、
契約書こそがまだクリエイターが活躍できる新しい領域だっていう話があったと思うんですけど、
これは音っていうものがついラジオ&オーディオだから、
例えばラジオの音とかポッドキャストとかっていうふうに考えた中で、
車のドアロックの解除音っていうところもメディアになるんだっていう、
我々が考えるべきところは結構まだまだあるぞって教えてくれたのがすごくいいなと思いました。
まさにですね。
これこそ本当オープンソースになったら僕いいなと思うんですけど、
全都道府県のレンタカー会社で別の動物の音を入れたら普通に楽しいと思うし、
やっぱり旅行とか地域への興味って普通この知識とか歴史から入ろうとするけど、
やっぱりちょっとIQ高いとめんどくさくなっちゃったりするのが、
何これかわいいみたいなところから入れるのってすごくいい人間へのアプローチだなって。
めっちゃいいですよね。
これはめっちゃハックできるというか、皆さんぜひパクってほしい。
ご当地オンみたいなところ。
このご当地って意外に人動くからね。
スタバのご当地スタバと、ご当地フラペチーノとかいろいろあるじゃないですか。
あれ結構回る人もいるくらいで、
そのご当地かける音、新しい音のメディアの発見。
いろんなまだまだメディアの音の発見ってあると思ってて、
車のドアもそうだし、例えば家のチャイムの音とかもそうかもしれないし、
あるいは地震があったときのブーって音ってすごい嫌だったりするじゃないですか。
ああいう音だったりとか。
スマホの起動音もそうだし目覚ましの音もそうだし。
まだまだ音っていろんなところにまだ可能性があるんだなって。
しかもそれって今だったらクラウドネットで繋ぐことによって、
例えば車で東京にいるときはこの音だけど、
千葉に移動したらこの音に変わるとかもできるじゃないですか。
できますね。
結構いろいろ可能性ありますよね、これね。
1個いいですか。ちょっと蔵出しのアイディアがあって、
音でやりたいことあります。
これぜひ、もし何なら一緒にプロジェクトをやりたいんですけど、
多分TOTOかリクシルとか、そういう会社に僕持っていけるんじゃないかなっていうので、
要は音姫なんですよね。
ちょっと要を足しているときに川の音とかを流すやつが、
ずっとあんな感じじゃないですか。
鍵のキュキューと同じですよね。
僕があれをシャウティングロックって言ってるんですけど、
ロックかけた瞬間にめちゃめちゃロックミュージックがブワー流れてきて、
イメージはあれです。
It's my lifeのサビが来るようなところで思いっきり踏ん張ると、
叫びながら、シャウトしながらやると、
まだ味わったことのない快感がその先にはあるんじゃないかって思ってるんですよ。
出村さん家でやってるんですか。
やったことまだないんですよ。
でも、うーんとかありますよ。
あるだ、便所日だ。
くだらねーな。
っていうのが、ちゃんと音に煽られながら叫んでないんで、
まだその境地には入れてないんですけど、一回試そうかなと思っていて。
落ち着かない人もいるだろうし、
あと人によってちょっと変わってくるだろうから、
なんだろうな。
でもトイレの音姫の音が川だけで本当にいいんだろうかってのもありますよね。
あとは有料トイレって街中にあるじゃないですか。
あれに一人カラオケをインストールしたと思えば、
ちょっとラグジュアルな体験になる可能性もあるかなとか。
なんかそんな話もね。
でもね、俺ね、話してられるけど、
トイレもまだまだメディアとしてやらなきゃいけなくていっぱいあると思うんだよね。
トイレって、要は最近だとさ、
タクシー広告があって、メディアの革命が起きたじゃん。
あの後、今だったらエレベーター広告があって、
最近だと喫煙所広告もあるじゃん。
俺トイレもまだまだ、
あんまり長くして人が行列になっても困るんだけど、
トイレっていうものは人が必ず行くところだし、
街の中にたくさんあるし、
まだまだなんかトイレに関するやらなきゃいけないこといっぱいある気がしますね。
あります。
トイレは当然そのタッチポイントとして、
何か伝える場としてもすごく機密性が高い良い点もあるんですけど、
僕結構人間の行動的にあるなって思ってるのは、
いわゆる便所落書きってやつですね。
人はなんかパーソナルな空間だと発信もするんだっていうのが結構面白いから、
受けて、そしてその人が何を感じたかも、
意外とそこだったら取れる可能性あるので、
ちょっとメディア開発ね、やってみたいですよね。
僕の元々結構前の3年か4年くらい前に僕の付き人だった、
シュドー君っていう若者がいて、
彼は大学慶応かな、慶応からうちの会社に1年半くらいインターンして、
今アメリカにいてトイレの会社を作ってるんですよ。
へー。
ロッターホテルのトイレ版みたいな。
へー。
要はフェスとかってあるじゃないですか。
ウルトラとか。
ありますね。
いろんなフェスがありますけど、
ああいうのって金持ちが自分の金を見せびらかすためにもあるじゃないですか。
はいはい。
すげーGMOソニックとかで200万のビッグ席に行って、
シャンパンの売上が1000万超えたとかいっぱいあるじゃないですか。
あれですごい体験してんのに、
トイレだけはあんまり変わってないんですよ。
はいはい。
高級なフェスとか別荘とか、
グランピング用のめちゃめちゃ高級でイケてる屋外トイレっていうのを
なるほど。
こういうのはワクワクするし、
トイレの世界っていうのはまだまだビジネスの可能性あるんだろうなと思って聞いてましたね。
じゃあぜひ便所日のアイディアも含め合わせて。
はいはい。
トイレ企画やってみましょう。
ありがとうございます。
じゃあ最後に聞きたいと思いますが、
これは多分みなさんのチョイスともかぶってて、
これすげーやっぱいいなと思ったんで、
ちょっと一緒に語りたいやつです。
で、よいしょ。
立つかな。
はい。
あ、いけました。
SOSPOSという、
要はSOSができるPOS端末ですね、レジーノがある。
これはペルー最大手銀行のBCPという銀行が主体になっていて、
サーカスグレーのリマというチームがエージェンシーになっています。
クリエイティブデータライオンズということでグランプリに選ばれています。
ざっと説明すると、ペルーでは1日に4000台以上のスマホが盗難被害に遭ってまして、
被害者は銀行口座を即座にロックしなきゃいけない。
だけどその緊急連絡手段が、普通スマホでロックしたいんだけど、
スマホ自体が盗まれててないので、
もうどうしようもないよねっていうジレンマ。
いや確かになみたいな感じなんですよね。
そんな中、この銀行は町中のいわゆる加盟店と呼ばれるようなお店で、
決済端末ありますよね。
いろんなペイペイとかクレジットカードとか。
あれ以外はインターネットにつながっているということを利用して解決策を考えた。
被害に遭ったスマホ盗まれちゃった人は、
急いで近くのお店、加盟店に行って、
そのPOS端末から自分の身分証番号と暗証番号を入れると、
スマホを使わなくても即座に全銀行口座をブロックできる仕組みができました。
現状を、これも素晴らしいですね。
17,500箇所に設置できている。
これ要はPOSがそこにあるからできているので、
どこで被害に遭っても、2分以内で解除までできるところが素晴らしい。
ペル全土3,400万人以上にリーチしているし、
盗難被害の報告件数48%減ったよ。
さらに拡大したくて、
これ素晴らしいのが、他の銀行とか他の国でも活用できるオープンソースプロジェクトとして展開中です。
素晴らしすぎますね、これは。
これはめちゃめちゃいいですよね。
最高です。
本当に言う通りで、確かに銀行に連絡したいんだけど、
連絡する端末盗まれたばっかだったっていうのはめちゃめちゃイメージできるもんね。
なんかそれ思ったのが、
ちょっと今やばくてスマホ盗まれて銀行に連絡したいんでスマホ貸してくれって盗んでくるやつとかいそうですもんね。
そうですね。
っていうぐらい、本当によくある日常がイメージできたし、
新しいデバイスを開発したりしてないっていうのが重要なポイントですよね。
いきなり展開ができる。
本当そう。
要は横井軍平さんがよく言ってる、既存のテクノロジーの横展開みたいなところに可能性があって、
これって本当に全く新しいテクノロジー使ってないんですよね。
ポスをちょっといじるだけでスマホっていう最先端のテクノロジーを助けることができるっていうのはめちゃくちゃいいし、
こういう人間の行動とか活動が新しく変わったときにどうしようもなく起きてしまうちょっとしたことっていっぱいあると思っていて、
俺は今回勘抜いてそれをフィジカルインサイトって呼ぼうと思ってるんですけど、
人間の体から生まれるどうしようもない感情とかどうしようもない習慣みたいなものに、
まだまだ企画のアイデアがあるっていうのはすごい思いましたね。
確かにそうですよね。
枯れた技術の水平線というふうにも言ってますけどね。
フィジカルインサイト。
例えば、さっきのDVが増えてるみたいなのも、今ってコロナがあってそれ以降やっぱり同居のストレスがすごい高まっていて、
DVが年々経済大国、お金豊かな国ほどDVが多いらしいんですよ、みたいなところだったりとか、
今の社会、今のテクノロジー、今の状況だからこそ仕方なく起きてしまうようなこと。
昔だったら本屋に行くとトイレに行きたくなるとか、ああいうのあるじゃないですか。
体が反応しちゃうこと。
これとかもそういうことに近い気がしてて、そういうのを考えていけるといいヒントがいろいろあるんだろうなと思いましたね。
僕これ、ぜひ見てる人の中でもテクニカルディレクターって呼ばれる人いるじゃないですか。
クリエイティブディレクターが表現の責任者だったときに、テクノロジーをどう使うかのプロフェッショナルがテクニカルディレクターですよね。
うちの会社にも所属してる人がいるので聞いてほしいんですけど、やっぱりそういう人がきっといたと思うんですね、このプロジェクトには。
お題はスマホ盗まれたときに困ってる。
だけど、新しい何かを開発するようなことは現実的ではないが、これなんとかならないかねといったときに、普及してるテクノロジーをいかに組み合わせると何ができるか。
このクリエイティビティこそテクニカルディレクターに発揮してほしいポイント。
多分そういうところで僕ら仲良くできてるような気もしますけれども、やっぱり自分が今エンジニアやってるんだよねとかっていう人も、
逆に言うとクリエイティブ業界に来てもらってもすっごい活躍できるんじゃないかなってこれを見て僕は思いましたね。
僕はテクノロジーそんな強いわけじゃないんで、ただ最近だとそれこそサイバーエージェントのエンジニアチームと仕事したりすることも結構多いんですけど、
こういうことってできるんじゃねって言って、僕がコンセプトを作ってそこからテクノロジストが考えることもあるし、
テクノロジストの人からこういう技術が最近あるんですよって言われて、
じゃあそれってこの課題解決できちゃうんじゃないみたいなアイディアから生まれることもあるし、
そのテクノロジーとクリエイティブがすごいフラットに話し合えるような環境がこういうものを生み出すんでしょうね。
そうなんですよね。資材図鑑が結局そういうことをずっとコンセプトにやってるのもそうで、
クリエイティブの人はテクノロジーの情報を食べたほうがいいし、会話したほうがいいっていうのはあるんで、またそういう飲み会でもやりたいですね。
情報共有というか、これってこれに使えるんじゃないか大会は良さそうですよね。
初めゼーゼニア。
受賞作を日本で応用する方法
ぜひぜひ。そんなこともやっていきたいなと思いますが、ちょっと最後フリートークを挟みたいなと思っていて、
そうですね、2つほどテーマを出したいんですけれども、
今日紹介した事例、正直悔しいなっていうか、自分が思いついてたら最高だなって思うの多かったと思うんですけど、
これですごいなーって終わってたらちょっとしょうもないなと思うんですけど、
これどういうふうなムーブを我々、このクリエイターは観音を受けてしていくべきなのかみたいな。
俺はもう一個すごい明確だと思っていることがあって、受注から提案に変わらないと商売がなくなっていくと思っているんですよ。
例えば、今だってクライアントさんがこういうイラストを作ってほしいとか、こういう映像を作ってほしいって言われて、
分かりましたって言って、我々クリエイティブの会社がパートナーとしてやっていくってことが多かったと思うんですけど、
今ってもうAIがどの会社も実装されてるんで、こういうイラストを作ろうと思ったらもう社内でできちゃうじゃないですか。
こういう映像を作ろうと思ったら社内でできちゃう。
それよりも、こういう映像を作んなきゃダメじゃないですか。
オン社の仕組みを使ってこういう提案しないとダメなんじゃないですかってことを、
自分から受注の前に提案していく会社しかもう生き残れないと思っているんですよ。
だからこういう、まさにさっきのアクサの3ワーズもクライアントさんにエージェンシーが提案したっていうのが素晴らしいと思ってて、
今の社会ってこういう課題があって、オン社ってこういうことを解決できる力があるんじゃないですか。
このテクノロジーを使えばオン社の課題って解決できるんじゃないですか。
カンヌでこういう事例を見てきたんですけど、オン社もこういうことをやったほうがいいんじゃないですかっていうのを、
とにかくさっきのコネルとゴーで交流していこうとか、こうやって話し合うこともすごい大事なんだけど、
ここで生まれたことを提案しに行くっていう、受注じゃなくて提案っていう姿勢がすごい大事だと思う。
いや、めっちゃわかります。
ちょっと業界っぽいリアリティのある話になっちゃいますけど、
やるじゃなくて実施提案。
本当にこれがあったほうがいいと思ったときに書いて、ちょっと何らか作って持っていったりするじゃないですか。
僕、やっぱり見てて多いなと思うのが、一社持っていってダメだったらポシャってるっていうのがすごく多い気がしていて、
もちろんその会社じゃないとできないようなカスタマイズは全部しているので、そのまま転用はできないですけど、
実施提案を受ける事業会社側も、どういう契約形態だと成り立つんだろうって話に最後に持っていきたいんですけど、
僕はやっぱり思いついたら、ただでそういう提案をすることも多いじゃないですか。
ただやっぱり受注から提案に変わっていかなきゃいけない。
100%提案だけやってるっていうのもやっぱりなかなか食っていけないっていうときに、
もうちょっと提案するほうとされるほうのビジネスマナーみたいなものとか、
じゃあこれうちが採用しなかったら他でそういうことがされる可能性もあるんだなって思われるような認識みたいな。
なんかこういうちょっと雰囲気みたいなのも欲しいなと思っていて。
そうですね。でもやっぱりそれって、僕らとしてはクラウドさんにこれやったら絶対本社にとって価値あると思うんで、
やってみたらどうですかって持っていくのも大事なんですけど、やっぱり一個はリテナーでフィーをもらうモデルが必要だと思うんですよ。
うちとかだったらファミリーマートさんとかイオンさんとかと契約させていただいていて、
その1年間なり2年間の中でいろいろプロジェクト一緒にやっていくんで、
その中で、ちなみに今向き合っている課題とはちょっと違うんですけれども、絶対こういうのやった方がいいと思うんですよって言ってご提案させていただく。
我々毎月定例の定額のフィーをいただいているからこそ、こういう新しい提案をどんどん自分で持っていけるっていう体制があって、
今ってやっぱりプロジェクトごとの制作費とか、メディアバイングしたときのお金とかがメインの広告業界だから、
それは結構無理があると思っていて、クランツさんに自分たちのスタンスとか知恵とかアイディアを評価していただいて、
定期的にフィーでビジネスをいただくモデルにしないと、自主提案は結構やっていくうちに疲れちゃうなと思って。
だったら逆にコネルみたいに自分たち作っちゃって、それだけで単独でビジネスがうまくいくけれども、
ちなみにクランツさんと一緒にやりませんかっていう、リテナーフィーでもらってクランツさんに持っていくのか、
自分たちでテストケース、プロトタイプを作って、それに興味があったらクランツさんに持っていくかっていう、この2パターンしかないんじゃないかなという気がしますね。
まさにそうですよね。リテーナーって要は定期契約みたいなことだと思うんですけど、
やっぱり弁護士が一番分かりやすいリテーナー契約じゃないですか。
顧問弁護士っていう言葉があったりするぐらい、毎月払うのが普通で、何かあったときに即座に対応してくれたりとか、
これってどうなんだろうってちょっと思うときに電話できる関係性があるっていうのが顧問だと思うんですけど、
クリエイターとしてのプロフェッショナルもリテーナーにできるようなのは僕も全く同意しているところで、
うちもありますけど、リテーナーのお客様。
やっぱりいいのが、プロジェクトにするときってクライアントがエージェンシーに何を渡すかっていうと、
オリエンシートっていうものじゃないですか。オリエンテーションをやっぱりしなきゃいけないので、
オリエンテナーと本気だから、こんな目的で、こんな期間で、こんな予算でやってほしいっていうのが結構カッチリするじゃないですか。
でも僕リテーナーのいいところは、いつかやりたいと思ってるんだよねみたいなこととか、
なんかここ違和感あるんだけどみたいなのを話すだけの時間とかを結構設けていて、
そこから勝手に自主提案できるような種ができたりもするので、
やっぱりこの一定の付き合いの幅がそもそもないと、面白いもんってできていかないですよねっていう話ですよね。
俺本当に、河野が社長で、今現場の案件もそんなにずっとやってるわけじゃないけど、
未だに月に1回か2回は自主提案しに行きますもんね。
頭おかしいと思う。クライアントにびっくりしてる。
現場の担当チームが向き合いながら、そこと関係ないタイミングで、
ちょっとこれ思いついてたからクライアントに提案しに行っていいって言って、
普段のチームを置いて行っちゃったりもするんで。
どうしたどうしたって言われますよね。
そういう体制を作らないといけないんだろうなっていうのは思いますね。
いいですね。
あとは、常にクライアントさんとの関係をどうやって持つかだと思ってて、
気軽に話せるような距離感を保つ。
あと、新しいことって予算が組まれてないんですよ。当たり前だけど。
当たり前だけどね。
さっきのPOSSOSとかも、何予算か分かんないじゃないですか。
プロモーション予算なのか、セキュリティ予算なのか、ユーザーサービス予算なのか分かんないんですよ。
こういうのって、経営者とか組織全般を見て意思決定できる立場の人に提案しないと、
絶対決まんないんですよ。
どっから予算を持ってきていいか分かんないから。
っていうときに、やっぱり組織のリーダーとか、クライアントさんの意思決定者と直接話せる関係を
我々クリエイティブが作らないと難しいだろうなと思いますね。
めっちゃ大事。最高です。
もう一点で言うと、
カンヌに事業会社から来てる人も偉いなと思っていて、
クリエイターがクリエイティブの勉強しに行くだけの場所じゃなくて、
そういう場所に一緒に行って、どれだったら応用できるかなとか、
いい意味でパクれるかなとかっていうのをハントしに行ってほしいっていうか、
そういう場でもあってほしいですよね。
サイバーエージェントなんて、クライアントさんも一緒にお連れして50人くらいで来てましたからね。
いや、いかつい。
あれ多分1億5000万以上払ってると思う。
あれすごいよ、マジで。
人が1人行くと150万くらいかかりますからね。
やっぱり、我々クリエイターが勉強だったりとか、アワード取りに行くっていう、
ある意味楽しみに行ってるのに対して、本気でクライアントさんと仕事作りに行ってるサイバーエージェントはやべえなと思いましたね。
いや、そんな。
のんべんだらりとクリエイター同士でパーティーだぜってやってた、
アワード取りたいぜ、ダメだったぜとか言ってる自分を恥じましたね。
経営者としては。やっぱり仕事取ってなんぼだっていう、
あの営業にガチな姿勢は目を覚まされたというか、
アマちゃんでした、すみませんって思いましたね。
ありがとうございます。
新しいアワードとオフィスの価値
じゃあ、そんなカンヌの話が今日盛り上がりましたけども、最後ちょっと一妄想していきたくて、
我々もいろんなアワードの審査に関わったり、うちは主催もしたりもしてますけれども、
もしこれから、数多アワードがある中、カンヌみたいな王座もある中で、
あえて新しいアワードを作るんだったら、一体何のために、何が必要で、
どんなテンションで作ろうかっていうのをちょっと企画会議っぽく話したいなと思っていて、
そもそも、必要と思いますって言うと破綻しそうですけど、
クリエイターが元気になるアワード、なんかまだちょっと余地ないですかね。
一個確実にあると思っているのは、オフィスですね。
なんか、これから先ってオフィスってすごい重要になると思ってて、
人間が集まる理由がなくなっていくじゃないですか。
リモートでいいよとか、だけど集まったほうが絶対強いじゃないですか。
でも、集まりたくなる場所を設計するってすごい大変だと思ってて、
コネルもこうやってラボみたいな空間を作ってたりとか、
GOだったら元アザブっていうめちゃめちゃ土地代の高いところ一等地に、
メンバーが集まりやすい空間、駅からちょっと遠いんだけど、
メンバーが集まったら結構気合が入るような空間を作っていたりとか、
あるいはクランチさんだったら国余さんとか、スターバックスさんとか、
いろんな工夫を凝らしたオフィスがいっぱいあるじゃないですか。
オフィスこそがこれからはクリエイティビティの源泉になると思っていて、
オフィスを称える、いけてるオフィス、工夫されてるオフィス、
事業を伸ばせるオフィスを評価するアワードは、
俺、あってもいいと思うんですよね。
良さそう。僕、それの工場、ファクトリー版は結構、
やっぱり物を作る現場にどれだけ誇れる場所があるかっていうのはあるんですけど、
確かにオフィス、金かけてますよね。
かけてるからこそ、もっとアピールしたりとか、
もっとどやりながら発展したいですよね。
そうそう。オフィスに対して評価はこれからどんどん高まっていくと思うし、
さらにそういう市場を伸ばしていくためにも、
オフィス、クリエイティブオフィスアワードは、
俺、あってもいいと思ってます。
同じ流れで、オフィスだけじゃなくて、企業の記念館とか。
ミュージアムとか。
そうそう。そういうのも多分これからどんどんできていって、
日清カップヌードルミュージアムとか、あるじゃないですか。
ああいうのも含めて、リアル空間、リアル建築に対する価値が高まっていくので、
そこを評価する体系みたいなのあってもいいかなって思ってますね。
いや、ちょっとやりたくなってくる感じがあるし、
いいオフィスに行きたいですよね。
いろいろ見たいですね。
行った中で、ちょっと心を打たれたのが、
カメラとかレンズを作っているSIGMAという企業がいて、
川崎の方なんですね。工業団地的なところにあるんですけど、
そこだけ完全に森なんですよ。
県境の森を切り開くことなく、いい感じに隣接させながら、
入った途端、ものすごく精緻に陳列された自分たちの製品を
ライブラリー的に眺めつつ、息を呑んで自然の中で仕事するみたいな環境に、
ちょっと危うく転職したくなったみたいな。
普通にこんなところで毎日働きたいなって思える。
やっぱり作っているものがかっこいいっていうのもありますけれども、
いつか何かお連れしたいなって思いますし、
そういうところを紹介し合いたいっていうのも、なんか良さそうですよね。
僕だったら、ザ・ソリューションズってYouTubeでも紹介しましたけど、
タマディックのオフィスとかすごいですよ。
バン・シゲルがゴリゴリ作ってて、バン・シゲルが作ったサウナとかあるんですよ。
そこがめちゃめちゃ気合い入ってて、ほとんど大人のテーマパークみたいになってるんで、
これもおすすめですね。
いいですね。ぜひ視聴されている方からも、そんなおすすめあったら寄せていただきたいなと。
オフィスアワードをやってみたいなと思います。
ということで、今日もかなりいろんなところにいい感じに脱線もしながら、
すごいあっという間に時間が過ぎましたけれども、ちょっとじゃあ締めていきますね。
今日のゲストは、ザ・ブレイクスルー・カンパニーGO代表の三浦隆一さんでした。
ありがとうございました。
発明前夜、最後まで見ていただいてありがとうございます。
今日お話しした事例、もっと詳しく知りたいという方は、概要欄のリンクからチェックをいただければと思います。
実はGOのクリエイティブディレクターの富川さんの記事も地財図鑑で。
ファンヌコラム、地財図鑑でやってますので、ぜひ読んでください。
よろしくお願いします。
発明前夜はYouTubeと各種ポッドキャストで配信しておりますので、
チャンネル登録、フォローの方よろしくお願いします。
学びになったよという方は、コメントと評価もいただければと思います。
MCはKONELの出村光雄でした。
次回もお楽しみに。ありがとうございました。
ありがとうございました。またね。
01:05:26

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