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「子どもの小さな変化に気づくことを大切にしてきた18年間」
2026-10-10 14:59

「子どもの小さな変化に気づくことを大切にしてきた18年間」

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【ほいくプラスについて】

ほいくプラスは、保育に関わる人が、自分らしい保育を続け、互いに学び合えるつながりを広げるための場です。

このポッドキャストでは、保育士の等身大の声を届けることで、保育者同士の縁を育み、保育に関心を持つ人との新しい接点をつくります。現場で頑張る保育士の魅力と、実践に込められた思いを、より多くの方へ届けていきます。

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こんにちは。保育を語る在宅保育士の声です。 この番組は、保育士がそれぞれの現場で出会った経験や保育を通して大切にしてきた価値観を語り、保育への尊敬や共鳴、気づきを広げていく番組です。
今回のパーソナリティは、在宅保育士ゆうこことゆうこ先生です。 今日は、「子どもの小さな変化に気づくことを大切にしてきた18年間」をテーマに、私の保育感をお話しします。 どうぞ最後までお聞きください。
はい、私は保育士18年目になります。 幼稚園で4年間勤務した後、出産を機に退職しました。 その後、娘が2歳半の時に保育園を復帰し、14年が経ちました。 長いようで、振り返るとあっという間でした。
これまで主に、0、1、2歳児を担当してきました。 入児保育は大変なことももちろんあります。 でも、昨日できなかったことが、今日できるようになったり、少しずつ言葉が増えていったり、先生大好きという気持ち
を表情や仕草で見せてくれたりします。
そんな小さな成長を、毎日そばで感じられることが、入児保育の大きな魅力だと思っています。 できなかったことが、できるようになる。 その瞬間を、子どもたちと一緒に喜べることが、私は大好きです。
保育士としての経験は長くなりましたが、最初からうまく保育ができていたわけではありません。 失敗もたくさんありましたし、わからないこともたくさんありました。
心配症で、何かあると、これでよかったかなと考えることも多いです。 でも、そんな私が18年間保育を続けてきて、今、すごく大切だと感じていることがあります。
それは、子どもの小さな変化に気づくことです。
特に、入児は、自分の気持ちを言葉でうまく伝えることができません。 だからこそ、表情だったり、泣き方だったり、いつもと違う仕草だったり、
例えば、まだ言葉でうまく伝えられない子がいて、何かを訴えるときに泣いたり、手で押したりすることがありました。
どうしてそんなことをするんだろうと考えて、その子の目線や手の動き、直前に何があったのかをよく見るようにしてきました。
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すると、これが欲しかったんだ、自分でやりたかったんだと、少しずつわかるようになってきました。
子供が言葉にできないことを大人が少しずつ読み取ってあげることも大切なんだなと思った経験がありました。
今日は、なんだかいつもと違うな、いつもならできることを今日やりたがらないな、そういう小さな変化を見ることを大切にしてきました。
他にも、泣いている子がいたときに、泣いているから抱っこするだけではなくて、
何が嫌だったのかな、眠たいのかな、お友達との関わりで何かあったのかな、いつもと体調が違うのかな、とその子の背景を考えるようにしています。
もちろん、毎回すぐに答えがわかるわけではありません。
どうしたら安心できるかな、と考えながら関わっていく。
そして、その子が少しずつ表情を戻してくれたり、笑ってくれたりすると、
あ、これで良かったんだな、と感じる瞬間があります。
私は、そういう小さな瞬間が保育の魅力だと思っています。
保育所を長くやっていると、毎日が同じように感じることもあります。
朝、子どもたちを受け入れて、遊んで、食事をして、ごすいをして、おやつを食べて、また遊んで、
でも、子どもたちは毎日少しずつ成長しています。
昨日できなかったことが、今日できるようになったり、泣いていた子が、自分からやってみたい、と動き出したり、
その変化に立ち会えることは、保育士だからこそ味わえる喜びだと思っています。
そして、18年間保育をしてきて感じるのは、保育士の仕事って目に見える成果だけではないということです。
子どもが安心して過ごせたこと、保護者の方が今日もお願いしますと安心して預けてくれたこと、
子どもが少し笑ってくれたこと、そういう一つ一つも保育の大切な仕事だと思っています。
他にも、いつもはお友達と一緒に遊ぶことが多い子が、
今日はなんとなく一人でいる。どうしたのかな?とすぐに声をかけるだけではなくて、
少し離れたところから様子を見てみる。すると、眠たそうだったり、ちょっと疲れていたり、
何か気持ちを切り替えられずにいることもあります。
入児期の子どもたちは、まだ自分の気持ちを上手に伝えられないことも多いですよね。
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だからこそ、表情や動き、遊び方、食事の様子など、いつもとの違いを見つけることを大切にしてきました。
小さな気づきが、その子を理解するきっかけになることがあります。
大きな変化だけじゃなくて、ほんの少しの変化に気づけること。
それも、長く保育をしてきた中で身についた、私の大切な保育の力の一つだと思っています。
そして、何より、その小さな変化を見つけたときに、
あ、こんなことできるようになったんだ、って、
昨日と今日で大きく変わるわけじゃなくても、
毎日の中に少しずつ成長があって、その瞬間に立ち会える、子どもと一緒に喜べることが、私は保育の大好きなところです。
もう一つ、私が保育士として大切にしてきたのが、保護者支援です。
子どもを預かるだけではなくて、保護者の方の気持ちにも寄り添うことを大切にしてきました。
子育てって楽しいことばかりじゃないですよね。
これでいいのかな?うちの子大丈夫かな?
家では全然できてなくて、そんな不安を抱えている保護者の方もたくさんいます。
だから私は、できていないことを伝えるだけではなくて、
今日こんなことができましたよ、こんな表情をしていましたよって、
縁での子どもの姿をできるだけ伝えるようにしてきました。
保護者の方が少し安心して、明日も頑張ってみようって思えるような関わり、
それも保育の大切な役割だと思っています。
私自身、保育士として働くのは好きです。
子どもたちと関わる時間も好きですし、保育士として今まで経験してきたことは、
自分にとって大きな財産になっています。
一方で、長く働いているからこそ、体力的な大変さや仕事と家庭との両立、
そして収入について考えることも増えました。
これまで、乳児クラスを担任することが多かったんですが、
乳児保育って本当に体を使うんですよね。
子どもを抱っこしたり、おむつ交換をしたり、子どもたちの目線に合わせてしゃがんだり、
そして立ったりしゃがんだり、また抱っこしたり、
これを一日の中で何回も何回も繰り返します。
だから腰や膝を痛めることも結構ありました。
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これって保育士あるあるじゃないですか。
私は仕事が終わる頃には足がパンパンだったり、足の甲が黒くなったりして、
今日も一日頑張ったなぁなんて思っていました。
でも、笑いバランスだけでは済まないこともあって、
実際に朝から腰を痛めてしまって動けなくなってしまった先生もいました。
私自身もぎっくり腰を経験したことがあります。
あ、これ以上動いたらダメだって思うくらい体が動かなくなってしまって。
保育士って子どもたちと楽しく遊んでいるイメージを持たれることがあると思うんですが、
実際には体への負担もかなり大きい仕事なんですよね。
特に入児クラスは子どもを抱っこする時間も長いですし、床に座って遊ぶことも多い。
毎日の積み重ねってやっぱり大きいなと思います。
そして、若い頃は多少無理をしても、次の日にはなんとなく回復していたんですよね。
でも、40代になってくると、
あれ?昨日の疲れがまだ残ってる。
とか、腰が痛いまま次の日になってる。
とか、体の変化を感じることが増えてきました。
それでも、子どもたちは待ってくれません。
先生、抱っこして。先生、一緒に遊ぼう。って来てくれる。
もちろん、子どもたちは本当に可愛い。
でも、自分の体やこれからの生活のことを考えたときに、
保育士として働く以外の選択肢も知っておいた方がいいんじゃないかなって思いました。
自分の体も大切にしながら、無理なく働き続けられる方法を、
私はシングルで子育てをしながら保育士を続けています。
仕事だけを頑張ればいいわけではなく、家事や子育てもあります。
だからこそ最近は、保育士を辞めるか続けるかという二択ではなく、
今までの保育経験を生かしながら、
これからどんな働き方ができるんだろうと考えるようになりました。
そこで今、私は新しい働き方にも挑戦しています。
まだ分からないこともたくさんあります。
今までやったことないことなので、私にできるかなと思うこともあります。
でも、保育の現場でも最初から全部できたわけではありません。
分からないことがあったら調べて、先輩に聞いて、やってみて、失敗して、また考える。
それを繰り返して18年目になりました。
そう考えると、新しいことも同じなのかなと思っています。
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今まで積み重ねてきた経験は、保育園の中だけしか使えないものではありません。
子どもを見る力、相手の気持ちを考える力、保護者の方とのコミュニケーション、周りと協力する力、責任を持って仕事をする力、保育士として当たり前にやってきたことの中にもたくさんの価値があると思っています。
だから、今これを聞いてくださっている保育士さんに伝えたいのは、今までやってきたことをもっと自分の自信にしていいということです。
毎日子どもたちと向き合って、悩んで、考えて、頑張ってきた時間は絶対に無駄ではありません。
もし今、このまま今の働き方を続けていいのかな、もう少し収入に余裕が欲しいな、
将来のために何かしたいな、そんなふうに思っているなら、すぐに答えを出さなくてもいいと思います。
まずは、こんな働き方もあるんだな、と知ってみる。
知ることで、これからの選択肢が一つ増えるかもしれません。
私自身もまだ挑戦の途中です。
だからこそ、これからも保育士としての経験を大切にしながら、自分らしい働き方を探していきたいと思っています。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
今日、私から持ち帰ってほしい言葉は、今まで積み重ねてきた保育の経験は、これからの自分の可能性にもつながっていく、です。
保育士として頑張ってきた自分に、少し自信を持って、そしてこれからの働き方も、自分で選んでいけたらいいなと思っています。
今回は、子どもの小さな変化に気づくことを大切にしてきた18年間についてお話ししました。
私が保育で大切にしているのは、子どものやってみたいを大切にしながら、一人一人の気持ちに寄り添って、その子らしく安心して過ごせる保育をしていきたい、です。
この番組では、これからもいろいろな先生が登場し、それぞれの保育の経験や価値観をお届けします。
今回の内容に共感していただいた方、保育についてもっと聞いてみたい方は、ぜひこのポッドキャストをフォローして、これから登場するいろいろな先生のお話も聞いてみてください。
それでは、次回の配信でお会いしましょう。ありがとうございました。
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