「保育士にしかできないこと」
2026-10-16 16:29

「保育士にしかできないこと」

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こんにちは、保育を語る在宅保育士の声です。 この番組は、保育士がそれぞれの現場で出会った経験や、保育を通して大切にしてきた価値観を語り、保育への尊敬や共鳴、気づきを広げていく番組です。
今回のパーソナリティは、ミイです。 今日は、「保育士にしかできないこと」をテーマに、私の保育感をお話しします。 どうぞ最後までお聞きください。
はい、私はミイです。 現在は現役保育士として働いていて、今年で3年目になります。 主に保育園で1から3歳児に関わってきました。
これまでに1から3歳児の子どもたちと関わる中で、一人一人の気持ちや成長に寄り添う経験を重ねてきて、今は子どもにとって安心できる存在でいること、そして成長の瞬間を一緒に喜ぶことを大切にしています。
今日、「保育士にしかできないこと」についてお話ししようと思ったのは、子どもたちと日々関わる中で言葉にならない気持ちを表情や仕草から感じ取ったり、小さな成長の瞬間に立ち会ったりする経験があったから
です。
その時私は、「子どもと毎日関わる保育士だからこそ、できることって何だろう?」と改めて考えるようになりました。
私は、ただ子どもを見守るだけではなく、一人一人の気持ちに寄り添い、その子らしさや成長を一緒に見つけていくこと、そこから保育士だからこそできることや保育士として大切にしたいことについて考えるようになった
のでお話しします。
以前担当していた子どもとのある出来事がきっかけです。
その子は朝の遠縁時にお家の人と離れるのがなかなか難しくて、毎日のように泣いていました。
ママがいいと泣きながら、玄関から動けなくなってしまうこともありました。
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最初の頃は、どうしたら安心してお部屋に入ってくれるんだろう。
どうしたら泣かずに過ごせるんだろう。
私自身もいろいろ考えていました。
でも、無理に気持ちを切り替えさせるのではなく、
寂しいよね。ママと離れるの嫌だよね。
その子の気持ちをまず受け止めることを大切にしました。
そして、その子が少しでも安心できるように好きな遊びを一緒に見つけたり、
そばに座って過ごしたり、毎日同じようにおはようと声をかけ続けました。
するとある日の朝、いつものように少し不安そうな顔をしていたのですが、
私のところに自分から近づいてきて、小さな声で先生と呼んでくれたんです。
その瞬間すごく嬉しくて、この子にとって少しずつここが安心できる場所になってきたのかなと感じました。
もちろん、保育士じゃなくても子供に優しく声をかけたり、遊んだりすることはできます。
でも、毎日同じ場所で子供たちと過ごして、
昨日との違いに気づいたり、言葉にならない表情や仕草から気持ちを感じ取ったり、
その子の成長を長い時間をかけて見守ること、
それは保育士だからこそできることの一つなのかなと思います。
今日は昨日より少し笑ってくれた。
昨日できなかったことが今日はできた。
そんな小さな変化に気づけることも保育士の大切な役割だと思っています。
この経験を通して、私は保育士の仕事はただ子供を預かる仕事ではないんだと改めて感じました。
子供の気持ちに寄り添いながら、その子のできたを一緒に喜び、
その子らしく成長していく姿をそばで見守る、
そこに保育士しかできないことがあるのではないかと思っています。
そして、保育士3年目になった今だからこそ、
1年目の頃には気づけなかった子供の小さな変化にも少しずつ気づけるようになったと感じています。
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1年目の頃は泣いている、笑っている、できた、できないといった目に見える変化に目が向きがちでした。
でも経験を重ねる中で、
今日はいつもより少し声が小さいな、いつもよりお友達との距離が近いな、
今日は自分から遊びに向かっていったな、など本当に小さな変化にも気づけるようになってきました。
そうした変化に気づけるようになったことで、
子供をよく見ること、そしてその子の気持ちを考えることの大切さをより強く感じるようになりました。
だからこそ、今は目に見える成長だけではなく、
子供の小さな変化にも寄り添える保育士でありたいと思っています。
この経験を振り返ってみると、私は子供に何かをしてあげることだけが保育ではないんだと感じました。
泣いている子を泣き合わせること、できないことをできるようにすること、
もちろんそれも保育の一つだと思います。
でも、それ以上に大切なのは、今この子はどんな気持ちなんだろうと、
その子の立場になって考えることなのかなと思います。
子供は自分の気持ちをうまく言葉にできないことがあります。
だからこそ、表情や仕草、遊び方などから、
今日はいつもより元気がないな、今日は自分から遊びに行けたな、
という小さな変化に気づくことが大切なんだと思います。
そして、子供たちと関わっていると、私たち保育士も子供たちからたくさんのことを教えてもらっていると感じます。
昨日までできなかったことに、今日突然挑戦していたり、
うまくいかない日があっても、次の日にはまた笑顔を見せてくれたり、
そんな姿を見ていると、できるようになるタイミングは一人一人違うんだということにも気づかされます。
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だから私は、早くできるようになってほしいと焦るのではなく、
その子がその子のペースで進んでいくことを、そばで見守れる保育士でありたいと思っています。
保育士の仕事は、毎日同じことの繰り返しに見えることもあります。
でも、そのいつも通りの中に子供たちの小さな変化や成長がたくさんあります。
その瞬間を見つけられること、その瞬間を子供と一緒に喜べること、
それも保育士という仕事の大きな魅力なのではないかと思います。
今振り返ると、私が保育で大切にしているのは、
子供の気持ちを受け止め、一人一人のペースやその子らしさを大切にすることです。
なぜなら、子供が自分の気持ちを分かってもらえたと感じることが、
安心して自分らしく過ごすための土台になると考えているからです。
私は日々、子供の表情や仕草、言葉の一つ一つをよく見て、
今この子はどんな気持ちなんだろうと考えながら関わることを意識しています。
先ほどお話しした、遠縁寺に泣いていた子との経験からも、
すぐに泣きあませようとするのではなく、
その子の寂しい不安という気持ちを受け止めることが大切なんだと感じました。
そして少しずつ心を開いてくれて、先生と呼んでくれたあの瞬間に、
日々の関わりはすぐに結果が出なくても、
ちゃんと子供の心に積み重なっていくんだと気づきました。
私にとって保育の価値とは、子供の小さな変化に気づき、
その子の気持ちに寄り添いながら、一緒に成長を喜べる存在であることだと思っています。
保育士として働く中で、これでいいのかな、
もっと子供のためにできることがあるんじゃないかなと迷うことがあると思います。
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私自身も子供への関わり方に悩んだり、なかなか思うようにいかなくて、
自分の保育に自信が持てなくなることがありました。
だからこそ伝えたいのは、完璧な保育をすることだけが
子供にとって大切なことではないということです。
子供の気持ちを考えて悩みながらも、その子と向き合った時間は決して無駄ではないと思います。
もし今、自分の保育ってこれでいいのかなと悩んでいる方がいたら、
まずは目の前の子供の小さな変化に目を向けてみてください。
昨日より少し笑ってくれた。
自分から遊びに向かってくれた。
先生と呼んでくれた。
そんな小さな変化の中に、保育士としての関わりの意味があるかもしれません。
皆さんは、保育士にしかできないことって、どんなことだと思いますか?
私はこれから、これまでの保育経験を生かしながら、保育士としての可能性を広げていく働き方を目指していきます。
そこには、今までとは違う働き方に挑戦することへの不安や、
本当に自分にできるのかな、と迷う気持ちもあります。
ですが、これまで子供たちと関わる中で身につけてきた相手の気持ちを考えることや、
小さな変化に気づくこと、そして一人一人に寄り添うことは、
これからの私にとっても大切な力になると感じています。
だからこそ、これまでの保育経験を生かして、保育士として働くことに悩んでいる方や、
これからの働き方を考えている保育士の方に、少しでも新しい選択肢やきっかけを届けられる存在になりたいです。
今日の話を聞いてくださった方に、ぜひ一度、
私はどんな働き方をしたいんだろう、保育士としてこれから何を大切にしていきたいんだろう、
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と自分自身に問いかけてみてください。
そして、いきなり大きなことを変えなくても大丈夫です。
まずは自分の気持ちを書き出してみる。
誰かに話してみる。
気になっていることを少し調べてみる。
そんな小さな一歩から、自分らしい未来につながっていくかもしれません。
今回は、保育士にしかできないことについてお話ししました。
私が保育で大切にしているのは、子どもの気持ちに寄り添い、一人一人のその子らしさを大切にすることです。
この番組では、これからもいろいろな先生が登場し、それぞれの保育の経験や価値観をお届けします。
今回の内容に共感していただけた方、保育についてもっと聞いてみたい方は、
ぜひこのポッドキャストをフォローして、これから登場するいろいろな先生のお話も聞いてみてください。
それでは、次回の配信でお会いしましょう。ありがとうございました。
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