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ゴールの錯覚。それは本当に現実なのか、それとも今のあなたにはそう見えているのか。 今日も一つ自分の認知を紐解いていきましょう。
こんばんは、フユコです。さあ前回は知識を増やしても自分がわからなくなる理由というお話をしました。
自分を知るために本を読む。講座を受ける。新しい知識を学ぶ。 でも、その知識を使って私はこのタイプに当てはまるのかな?
私はまだここまでできてないのかな? そう自分を判定し始めることがある。
そんなお話でした。 今日は第2章の最終話になります。テーマは
自己理解まで正解探しになってませんか?です。 例えば
あなたがこんなふうに思ったとします。 私って何がしたいんだっけ?
本当の自分を知りたいなぁ。 そこで自己理解について学び始めました。
自分の強みを調べたり、価値観を書き出したり、
やりたいことを探したり。 最初はね、新しい発見があって面白かった。
ところがある日、あなたの心の内側から見投げるピュアな本当のWANT TO、これは何ですか?
そう聞かれたとします。 そうすると
えっと、ピュアなWANT TO、なんだろう?
そう答えに詰まってしまった。 そしてこんなことを考え始めます。
これかな? でもこんな普通のことでいいのかな?
もっと自分らしい答えがあるはず。 これって本当にWANT TOで合ってるのかな?
さてここで一度止めてみましょう。 最初あなたは何をしたかったのでしょう?
自分のことを知りたかったですよね。
でもいつの間にか本当のWANT TOとして正しい答えは何だろう?という問いに変わっている。
ここが今日見つけたいところです。
自分を理解しよう、そうしようとしていたはずなのに、自分の中にあるどこか一つの正解を探し始めているということです。
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例えば先ほどの人が、私歌うことが好きなんです、そう思ったとします。
でもすぐにやったけど、プロほど上手なわけじゃないし、仕事にできるわけでもないし、これが本当にやりたいことなのかな?
そう考え始めます。 そしてもっと意味のあることじゃないとダメなのかな?と別の答えを探しに行く。
ここで起きていることを少し分けてみますね。
歌うことが好き、これはその人が自分について感じていることです。
では、上手じゃないから違う、仕事にならないから違う、もっと意味があることでなければならない、これは何でしょう?
自分の中から出てきたものを、何らかの基準で判定していますよね。
そしてその基準に合わなかったものを、これは違うと除外している。
つまり自分を知ろうとしているのに、実際には自分の中にあるものを正しいか間違ってるかで選別しているの。
そんなことが起きている。
ここで大切なのは、歌うことが本当のワンとツーですって決めることではありません。
もちろんそうかもしれないし、まだわからないこともあるでしょう。
ただ歌うことが好きだと思った、そういう自分に実際に起きたことをすぐに正解か不正解かで判定してしまうと
そこから先を観察する機会がなくなってしまいます。
例えばどんな時に歌いたくなるのか。
一人で歌うのが好きなのか。誰かと歌うのが好きなのか。
歌っている時、どこに夢中になっているのか。
こうしたことは自分の経験を見ていくことで少しずつわかってくるよね。
でもこれが本当のワンとツーかどうかっていう正解を急いで求めると、
目の前にある自分の経験よりも正しい答えを出すことの方が重要になってしまう。
ここに自己理解が正解探しに変わる瞬間があります。
そしてこれはワンとツーに限った話ではありません。
私の強みって何だろう?
そう考えた時も人から認められるような強みじゃないとダメ。
そう思ってないですか?
私の価値観って何だろう?
そう考えた時も立派な言葉で説明できないとダメ。
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そんな風に思ってないですか?
自分を知るために始めたことなのに、
いつの間にか自分について正しい説明ができる人になろうとしている。
そんなことが起きているかもしれません。
ではここで第2章を振り返ってみますね。
第9話ではどうしたい?
そう聞かれているのにどう答えるのが正しい?
を考えてしまうことを扱いました。
第10話では自分で判断するための情報を集めるということと
判断そのものを誰かに預けるということは違うよっていうお話をしました。
そして第11話から第13話では
他人の評価や普通という基準を使って
自分を判断していることがあるという話をしました。
第14話第15話では学んだ言葉や知識まで
自分を判定するための基準になってしまうということを見てきました。
ここまでをつなげるとね一つのことが見えてきます。
私たちは自分のことを考えているつもりでも
何が正しいかを確かめようとしていることがあります。
そしてその正しさを判断するために
他人の評価やこれまで教わった基準や
新しく学んだ知識これを使っている。
だから自分のことを一生懸命考えているのに
なかなか自分で決められない。
そんなことが起きる場合があれですね。
ではどうしたらいいんでしょう。
ここでまた正解探しをやめることが正解です。
っていう風にしてしまったら同じことの繰り返しですよね。
だから今日も何かを直そうとしなくて大丈夫です。
ただ自分を理解しようそうしようとしているときに
一度だけ見てみてほしい。
私は今自分に何が起きているのかを知ろうとしている?
それとも自分について正しい答えを出そうとしている?
例えば私は人の評価が気になる。
そう気づいたときにまた他人塾だ直さなきゃ
と判定することもできます。
でも私は誰のどんな評価が気になったんだろう
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で観察することもできますよね。
この2つでは自分に向けている問いが違います。
1つは自分が正しい状態かどうかを確かめる問い。
そしてもう1つは自分に何が起きているのかを知る問いです。
今日は持って帰ってほしいのは
自己理解とは自分について正しい答えを出すことだけではないということです。
自分が何を感じ、何を考え、何を基準に判断し
どんな選択をしているのか。
まずはそれを見ていく。
そしてここで1つ疑問が生まれます。
そもそも私たちはなぜ
同じような場面でいつも似たようなことを考えるのでしょうか。
なぜある人は失敗してはいけない、そう思いやすいのに
別の人はまずやってみよう、そう思うのでしょうか。
なぜ自分では当たり前だと思っている考え方が
人によってこんなに違うのでしょうか。
さあここから第3章に入ります。
第3章のテーマは
なぜ私にはこの世界がこう見えているのかです。
次回第17話は
ビリーフシステムとは何か。
私たちが何を当たり前だと思い
何を正しいと判断し
世界をどのように見ているのか。
その背景にある認知の仕組み
これを次回から一緒に読み解いていきましょう。
ゆう子でした。