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  2. ルックバック】実写映画を見て..
2026-09-25 47:19

ルックバック】実写映画を見て解像度がさらに高くなったぞ!!▶▶ネタばれあり!この作品は...事件だ!

ノルオブ&"よしもと漫画研究部部長" 吉川きっちょむが

まんがの図書館 ガリレオ からお届けするコミックアトラス!!



今回は…藤本タツキ先生『ルックバック』をピックアップ!

実写版映画を見た2人が作品の魅力を語り合います!

感想

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サマリー

藤本タツキ『ルックバック』の原作、アニメ版、実写映画版を、映画を観た2人がネタバレありで語る。実写版は藤野だけでなく京本にも強く焦点を当て、方言や家族、学校から遠い住環境などを加えることで、2人の孤独や生活を立体的に描いていたと評価される。ドルビーシネマで体験した雪を踏む音や絵を描く音、祭りの音など、音響と美しい風景も映画の大きな魅力として挙げられた。藤野を演じた子どもの存在感や、京本の家の描写、2人が出会う場面の自然さについても具体的に盛り上がる。作品が描く「なぜ漫画を描くのか」という問いは、東日本大震災後に藤本タツキが抱えた無力感や、創作を続ける意味と結びつけて語られた。藤野が積み重ねを止めず、描くことへ戻っていく姿から、好きなことを続けることへの肯定と希望を読み取っている。『ルックバック』という題名には、過去や互いの背中を振り返り、出会いと歩みを背負う意味も重ねられる。後半では、幼い頃の親友との再会が期待どおりにはならなかった個人的な経験を通して、人生で一時的に並走した人々が別々の道へ進む不確かさを考える。最後に、漫画を人へ届けることを使命のように感じる吉川きっちょむと、楽しいからラジオやDJを続けるのろぶが、自分を動かす表現について話し、原作・アニメ・実写が異なる表現で同じ希望を伝えていると締めくくる。

『ルックバック』と実写映画の第一印象
FMヨコハマ
PODCAST
どうも、のろぶです。
どうも、漫画大好き芸人の吉川きっちゃんです。よろしくお願いし、漫画...
FMヨコハマの漫画ポッドキャスト番組、コミックアトラスでございます。
どうしました?
いや、なんでもない。
バックが気になるってことですか?
ルックしちゃったよね。
はい、ということで、映画を公開中、あの作品を今日は話したいと思います。
今日もよろしくお願いします。
コミックアトラス
吉川さん、今回取り上げる作品の紹介をお願いします。
はい、今回は藤本辰樹先生のルックバックでございます。
ルックバック
はい、ということで、コミックスこちら。
まあ、象徴的なね、背中の絵でございます。
あの、まあ、藤本辰樹先生、チェーンソーマンね。
もう代表作ですよ。
そうですね、ファイヤーパンチもいいし、反ペンシュもいいし。
全部いいんですけど、ルックバック、まあとにかく2021年なんだね。
そうです、だからコロナ禍だったんですよね。
ああ、そっか。
そうそう、全然まだまだって感じで。
一応だからさ、薄いんだ。
そう。
でもさ、最高の一冊なんだぜってことでね。
いやもうこれ、10年に1回出るかどうかレベルのもう傑作だよね。
傑作。
いや、もっと言っていい?
もっと言っていい?
35なんだよ、なるわけか。
この人生の中で、俺初めて触れたわ。
この、この分量をリアルタイムで、ほっみたいな感じで見る。
しかもこの短行本が出るっていうのが。
確かに。
俺だって初体験があったから、34年に1度かもしれない。
34年に1度です、皆さん。
間違いないです。
個人史です、完全に。
はい、ということで、まあアニメ版もね、素晴らしくて、とにかく良かったよねっていうのもありつつ。
僕も何回か見に行って、びちゃびちゃになってきましたよ。
はい、で、実写映画コレーダ監督で今公開中、出口なつきさんだったな。
出口なつきさん、良かったね。
ということで、あらすじに関しては、さすがにもう良いでしょうという。
もう皆さんご存知でしょう。
さすがに。
はい、という前提で話します。
はい。
コミックアトラス見に来てるみんなはさすがにマジリュックバック。
あの、マジでさ、読んでそうじゃん。
まあそうね。
うん。
まあ一応、本当に軽く言うと、小学4年生から、そっから13年間ほどの女の子2人の漫画家人生、青春物語というかね。
そうね。
うーん。
ある種バディもんでもあるのか。
そう、その中で息統合し、そっから別離もあり、後にいろんなことがありというね。
というね。
短編なんでね。で、ネタバレありありですよね。
ネタバレありありありありありです。
さすがに。
映画に関するネタバレもあるんで、今から映画を見に行くんだよって人は実写版、ちょっとストップ。
まあでも内容、内容知ってたらね。
初見の感動を味わって欲しいんだよ俺は。
まあそうね。
だって我々はさ、もう本当、もっと薄くないから読んでんじゃんこって。
あ、そうねそうね。
で、アニメも最高だったって人間が、実写映画で言うときに、うわーって。
これ、やる意味あるぜってなったよね。
なったよね。
だから、ちょっとマジ見てない人は一旦ストップ。
で、それでもなお、この扉を開ける人はいらっしゃいませ。
はい。
はい。
まあもう、一回見ずに感想聞いてみたい、それでも見に行くぜって人は聞いてもいいと思います。
はい。
ということで時間稼ぎを終えました。
はい。
6部目、話していきたいと思います。
ドルビーシネマで際立つ音と映像
まずは実写映画、最高だったな。
最高ね。あれさ、
最高だった。
音がいい映画館に行くといいかも。
ドルビー、ドルビー、
シネマ。
シネマ。
我々、ドルビーシネマに、なんかその時間調整の結果、そこになってたんだけど、結果的に。
なんかさ、キッチンもさ、ドルビーシネマに驚きすぎて、なんか、え?なんか、最初さ、ドルビーシネマって、どんだけドルビーシネマはすごいかっていう説明があんだよ。
そうね。
最初の5分ぐらい。
アイマックスとかと一緒で、音と映像の良さをね、伝えるやつがあんだよ。
ドルビーシネマの時に、俺とあれでキッチンもが、え?すごい。なんか、ちっちゃい壁で言ってて。
うお!って言っちゃった。
あの、黒が美しいんですね。びっくりした。
そうそうそうそう。
なんか、今まで黒だと思ってたのが、いや、これは黒じゃありませんみたいな。
そう。
もっと黒いんですみたいな時に、うーんってなって、うお!って言っちゃってね。
初めてじゃないでしょって言ってた。初めてだよ!とか言ってて。
ドルビーシネマ初めてでした、僕。アイマックスはね、よく行くんだけど。
だから、とにかくね、やっぱすごくいい環境で見れました。
そうね。平日の夕方頃だったんで、ちょっとお客さんもあんまりまだ入ってない時間帯だったんで、もう特等席、ど真ん中。
ど真ん中だったよね。
ね。いい環境で見れましたね。
めっちゃ良かった。
あー、携帯が鳴る人もいないし。
いない。
良かった。
本当に良すぎたかも。
そう、だから、音が重要って言ったとこが本当に重要なんですけど、書く音。書き書き書き書きとか、まあちょっと先の話入っていっちゃうけど。
京本が書いた絵で呼び起こされる音っていうのがあるんだけど、やっぱその音、音映画なんですよ、結構。
これね。
あー、そう、それもだし、お祭りの絵描いて、お祭りの音が聞こえてくる人が。
ねー。
うん、すごく音映画なんだよ。音がいい劇場に見に行くのがかなりおすすめです。
おすすめだね。やっぱり、まあ本当に短い作品じゃない?でも映画にするにはたぶんちょうどいい尺なんだろうなって最初は想像したの。
ね。アニメだと約60分ですから。
うん。
逆に言うと、アニメ実写版の方はかなり中立だなって思っていて、あの、尺感っていうか。
うん、アニメ版ね。
ちょうど160分だよなって思うんだよ。
なんか、フルフルちゃんとやってくれたって感じだったよね。
実写版が広げた京本の背景
それが、実写版はやっぱり映画って面白いって思ったのは、解釈なんだよなって改めて思ったの。
思ったねー。これを、これが監督が撮るからこうなるっていうね。
なんかね、まあもちろん美しい。絵がずっと美しい。これは、すごく作品における、キョウモとフジノ。この2人にむちゃくちゃフォーカスを当てきってるっていうか。
それを感じたかも。ものすごいフォーカスを当ててるなっていう。
えっと、ルックボック本編、もしくはアニメ映画版だと、基本的にはやっぱフジノの物語なんですよ。
フジノが背負う物語なんだけど、実写版は、やっぱね、2人なんだよね。
ちゃんと2人だよね。
そう、2人がそこに生きて、息づいてて、生存、存在感がある。
2人の物語で、キョウモとにもちゃんと下の名前がついてるし、そこに生活があるし、おばあちゃんがいるし、みたいな。
そこなんだよ。
そう、そこのバックグラウンドをちゃんと作ってるから、より立体的に浮き上がってくんだよね。
まさに。なんか、キョウモとって何年生まってんだろう、あんなにって思ってたの。
それは、おばあちゃん子だったんだって、まず最初はそれじゃん。
で、徹底的にキョウモとのお母さん出てこないじゃん。
そうなんだよね、父親、母親が出てこない。
出てこない。なんかそれとかも含めて、ものすごい、キョウモとの対する回答がめっちゃ上がったみたいな。
で、やっぱり、多分、俺はすごく想像しちゃったんだけど、おそらくお母さんとお父さんは離婚してんだろうなとか。
で、実家に帰ってきたんだろうなみたいな、お母さん。
で、お母さんは働いてんだろうなとか。
だから、なかなかキョウモとに接する時間っていうの作れなくて、だから絵を描く。
おばあちゃんと一緒に時間長かった。
一人遊びも多いし、おばあちゃんもきっと絵を褒めてくれるしね。
で、やっぱり育ってくると、やっぱりあの場所だからさ。
多分、キョウモとの住んでる地域はさ、あの地域でも相当多く地じゃん。
そんな気はするよね。一応、秋田県三ヶ穂市っていう、本当に藤本敦さんの出身地をモデルに元々介してたけど、実際の撮影もその辺でやられたみたいですね。
それで、やっぱり方言の濃さみたいなのがさ、多分、いろんなことも相まってただろうけど、やっぱり藤野とのさ、藤野ってめっちゃベッドダウンっていうかさ、新しく作られた住宅地の子だと思うんだよ。
そうね。隣の家とかもよく見えたりとかするし。
俺、田舎で会ってさ、ある地域に同じ形の家が二、三十軒ぶわーって作られてるってのあるんだよ。
あるんだ。
田舎あるあるっていうか。
その地域一帯を、一帯でもう子供がめっちゃいるみたいなのがあるわけ。
で、その感じの家っぽい家なんだよ。
ちょっと新しい家で。
標準語っぽいしな。
で、各家族でみたいな。なんか、お父さんお母さんいて、みたいな感じの街の子っていうか、もうめっちゃわかるわけ、あの感じ。
家の内側の風景?もう全然やっぱ雰囲気違ったよね。
そう。学校から徒歩10分、15分っぽいのよ、藤野の家って。
はいはいはい。
で、京本の家って学校から60分かかる家なの。
あ、マジ?
その解像度あるもんね。
超ある。
出身がかなり。
俺は京本側なの。むちゃくちゃ奥地に住んでたから。
はいはいはい。
むっちゃ田舎の人間だったから。だから、友達と遊ぶことさ、大変なんだよ。
あー。
ちょっと。だから家にいる時間も長いし。
そこは確かに、あの一人の時間っていうものの孤独感っていうところの描き方はものすごいし、
あそこで遊びに来てくれる友達って、相当友達なんだよ。
なるほどね。
マジで。家遠いと。だって行き帰り超めんどいもん。
そもそも同年代が近くにそんな住んでないし、みたいなところもあるわけだ。
みたいなコントラストをめっちゃワッとか思って見てて。
だから、京本の方言の濃さとか、彼女が抱えてる孤独みたいなところの元、大元、環境っていう部分をものすごく感じれて、
あー、なるほど、みたいな。そういうキャラ設定だったんだって。
これ多分会話してんじゃん。きっと藤本先生と。
そうだね。
きっとさ、分かんないよ。
監督がね、多分ちゃんと話した上でどうですかっていうのやってるやつ。
と思うんだけど、すごくそれがクリアになって、めっちゃ京本の方が見やすくなった。
そうだよね。今までやっぱ京本側、掘り下げられてなかったっていうか、
なんかやっぱ純粋なテーマを描く上で、極力多分ね、いろんなものを排除してシンプルにシンプルに描いて突き詰めたのがこの漫画なんですよね。
そこを実写にする、リアリティを持たせる、実写にして違和感を持たせないように描いていく、人間を作る、人間を描くっていうのにおいて、
やっぱその小枝監督のそういったディテールをいかに膨らます、本物っぽくする、乗せていくっていうのが、なんかすごく光ってた気がしますね。
なるほどね。小枝監督の先はあんま知らないからさ、どんな特徴なのかっていうのは正直分かんないんだけど、
でもやっぱとにかく美しい絵、この美しい絵作りが小枝監督の特徴なのか知らないよ。
ただ、今日もどのとっての世界ってそう見えてたんじゃないかって思っちゃう。
それは彼女が描いてる絵と、影響を受けた、トトロのBVD見てさ、
小川和夫。
そうそうそう。で、やっぱり背景を見てるっていう描写のときに、やっぱりあの三日星なのかな、あの町における各自然の風景っていうのはとにかく美しいじゃん。
そうね。
さあ、みたいな。
見えてたんだよね、京本には。美しいものを美しいものとして、背景、世界として。
この世界を。
そのまま切り抜きたい、切り取りたい、自分の絵として描き起こしたい。
なんかそれがすごく、やっぱそこよりはさ、藤野の漫画を描きたいっていうモチベーションと違うじゃないですか。
そうなんだよね。似て非なるものなんだよね。
だからなんか今回の映画で、もちろん二人を描いてるんだけど、やっぱそういう意味で、めっちゃ京本の比重を強く感じてしまったのは、
多分これまでの作品の中で、そこは表現できなかったからなんだよなっていう、ある種のね。
だってやっぱ、雪のさ、雪を踏みしめる音とかさ。
あれはすごかったね。
キッズムって雪めっちゃ積もってる地域に行ったことある?
あー、えっとね、ベルギー住んでたとき、そんな雪降る地域ではないんだけど。
オーバーシーズだったな。確かに。海外の人、海外の情景もあんだよな。
そうそう、まあ、編成風の影響でそんな雪降る地域ではないんだけど、北海道よりは一応。
そっか、井戸が高いのか。
だからまあ、めっちゃ降るときは降ってた記憶もあるな。
とか、あとアメリカ住んでて、なんか大雪だった時期があって、ニューヨークだったんだけど、
とんでもなく積み上がって、そこで、なんか近所で遊んだ記憶もあるね。
なんか、あれだね、そのニューヨークの雪とは違うもんだ、今回な。
全然違うと思う。
言ったらさ、雪1個でさ、我々にとって思い出は違うじゃん。
うん、全然違うね。
で、なぜかわかんないけどさ、あの風景までさ、俺らは雪体験したことないはずなんだけどさ、なんか懐かしかったよね。
そう、なんか知ってる気がしてしまう。
そうそうそう、もう音が全部吸収されて、シンッみたいなさ。
そうそうそうそう。
で、そこに光がポンってあって、2人が歩む。
で、そこで踏みしめるあのギュッギュッって音。
で、もう早朝よ、早朝のコンビニにジャンプを見に行くってさ、たまんないよね。
ジャンプよく届いてましたねって感じ?
いや、あの大雪の中ね。
いや、ほんと運送業者の皆さん、ありがとうございます。
何日か前以下にも届いてて、で、まあその日出してますみたいな感じはあるかもしれないけどね。
あるかもしれないけどね。
で、ちょっとなんかその情景の描き方みたいなところに、やっぱり食らっちゃって。
うーん、美しかった。
やっぱ定期的に入っていくんじゃん。
うん。
この美しさなんだみたいな。
そうね、近所、近所の神社の石段のところで見上げる、この木々の隙間からの木漏れ日みたいな風、光。
あれってさ、なんかわかるってあっちゃって。
藤野と京本を演じる子どもたちの存在感
で、俺その時感じたのが、この風景を確かに大事な人と一緒に見たいかもと思った。
何かしらの原風景。
この自然っていうのを、美しいなこれって圧倒的なものっていうのを見たいなって思わせるぐらい美しかったけん。
で、そこになんでそんな大事な人のことを思い浮かべるんだろうと思ったら、彼女らにとってお互いの存在がやっぱ大切な人。
そうね、唯一無二。
じゃない。で、どっちもさ、欠けたものを長所と補いやっていう。
で、最高だったのはさ、藤野。藤野の、何て言うんだ、絵描き方っていうか。
やっぱあの小生意気なさ、小学生というか。
そうよ、最初の先生とのやりとりとかさ。
もう可愛くてさ。
え、そんな軟弱者に漫画なんて描けますかねーって言って、描けますかねーって。
先生も、先生もよかったわ、駆動感。
駆動感な。
ね。
駆動感ってすげーな。
あそこもやっぱ、漫画と実写に起こす上で、大人がちょっと冗談まねりに返してあげるという会話にしてくれてんだよ。
コミュニケーション。
先生がいたからでもあんだよな。
そうそうそうそう。
それをやっぱさ、映画になると全然、描くキャラクターの役割がもっと明確に見えるっていうか。
うんうんうん。
いやー、すごかったな。基調どこに一番グッてきたの?
いやー、僕はね、もう、小学生時代の藤野が走り回ったりしてる時点で、正直最初もうヤバッと思って、いるって思ったの。
あーなるほどね。
ここに、おいおいいるじゃんって思ったの。もうすっごい存在感。
うん。
あの天真爛漫さ、明るさ。
役者さんの凄さはあるよな。
ね。もう、なんか生々しいというか。
生々しかった、めっちゃわかる。
なんか、いるんだよ。
わかるわかる。演技って感じじゃないもんな。
そう。
マジ藤野じゃんっていう。
で、多分そのカリスマ性があって、クラスの中でも目立つ存在で、運動もできて漫画も描けて、すごいっていう。小学校4年生で、多分その辺の尺度なんだよね。
うんうん。
で、すごく人気者。みんなからすごくこう、もてはやされてる。で、まあ調子にも乗ってるけど、ちゃんと本人も努力してる。
うんうん。
っていう、いるって思うんだよね。
で、なんかその小学生なりの、小生いきさの、なんだろうな、ある種のセリフを言ってる感。
うんうん。
ってあるじゃん。小学生のさ。
はいはいはいはい。
なんかセリフ考えて、こう言いたいみたいなさ。
わかるわかるわかる。
言ってる感も出てて。
言ってやるぞみたいなね。
そう。それが、なんか成立してるんだよね。棒読みとかじゃなくて、演技が下手とかじゃなくて。
わかるわかる。こういうこと言ってやろうって思ってるときもね。
演技をしている演技なんだよね。
わかるわかる。
とか、なんかもうその辺で、やばーと思って、ずっと鳥肌立ってて。
やばい、いるいるいる。やばいやばいやばいって。
え、じゃあさ、あれなんじゃない?この、藤野と京子とか会うさ、あそこなんかやばかったね。
やばかった。
ね。
そんならもう、家の作りに。
あー。
もう本物の家使ってんだよ、どうやら。
で、その、多分ああいう地域の、ああいう家。だから二重玄関みたいな。
ドマがあってね、一回。
そうそうそうそう。
わかるわかる。
で、もうスケッチブックが見えてる。
あの漫画だとやっぱ、奥の方まで行って、曲がり角曲がったら異常な量のスケッチブックが重なってるっていう、その描写なのね。
うんうん。
うわーっていう、そこにパーッと広がってる景色。でももう玄関の時点で異常なのよ。
で、なにこれって引かれて奥まで行ってしまうみたいな感じだったりとか、二人のその四股のシュルシュルシュルとか。
あれね。
よかったよ。
いやでもその、京本役のこのさ、正しい感じも可愛いっていうか。
そうね。
なんかもう、そこで俺も泣きちゃったよなんか。
うんうんうん。
もう俺は本当に中年だなと思って、もう一生懸命な子がさ、なんかお前らさ、出会ってよかったなーみたいな。
創作を続ける意味と震災後の問い
出会ってしまったんだよな。そこでついに。
でもさ、ここだよね。この二人が出会ったことって、よかったんだっけ悪かったんだっけっていうことはさ、藤野が後に考えるわけじゃん。
そうね。
でも圧倒的によかったんだよって俺は、第一最初に言いたい。
もう出会うべきだって、運命で。
でもこれも結果的に言ってしまうと、藤本さつき先生を二人に割ってるから、最終的に一人になる話なのよこれってある意味ね。
なるほどね、なるほどね。
だから出会うべくして出会ったし、出会ってくれてよかったっていう、どうやったって出会う世界でもあった。
そうだよね。
っていうのがもう。
それで会ってんだよな。
痺れるよな。ありがとう、ありがとうって思った。
だから自伝的な作品でもあんだよな。
そう、なんか本人のやっぱ体験エピソードっていうのが随所に入ってるんだよ。
なんか、小学校6年生ぐらいになって、もう周りの女の子と結構ずれ始めちゃって、ずっと藤野がもう教室でも絵を描き続けてる。
でもそんなんじゃオタクって思われちゃうよ、他の子は言わないけどさみたいな。
あれね。
でもあれ、実話。
実話なんだ。
実話で、なんか言われたんだって。
オタクって思われちゃうよみたいな。
だって、2000年くらいだな、その時代のオタクって今みたいな感じじゃないもんね。
そう、もっと今よりもオープンにできなかったというか。
俺もめちゃくちゃど真ん中だから、ケロの軍曹持ってること知られたくなかったもんね。
マジで。
兄貴か言われたもんね。
何をそのオタクみたいなもんかって言われて。
うわー。
そうだよ、めっちゃ体育科系だったから兄貴は。
なるほど、田舎の感じの。
俺はケロの軍曹面白えぞってだけ言った。
面白えぞみたいな。
でもマジそうだと思う。
だからそのぐらい当時はあんまりオタクっていうのはメインじゃなかったじゃん。
こんなみんな姉みたいになかったし。
そうね、だからライト層がもっと少なかったもんね。
少なかった少なかった。
だからめっちゃわかるなと思いつつ。
それが実体験だとしたら、でも貫いてくれてよかったなってシンプルに思うよ。
この、なんて言うんだろう、チェーンソーもそうけど。
アイデアが面白いとか、もちろん作品がすごいとかもあるけど、
こういう人間が育ったっていうか、こういう人間がちゃんと自分の好きなことを全うし、
この場所に生きてるってこと自体が、俺はちょっと感動的だよなって思うわけ。
そうだね。
それって希望でもあるっていうか。
なんか生き方の一個のさ、なんて言うんだろう、サンプル1じゃん。
いろんな生き方があるうちの。
それって認識したいよなって思ったの。
ファンタジーじゃないっていう、もう藤本敦という存在がいるよっていう。
いるいるみたいな。
それだけで、今もしかすると小学校6年生ぐらいで絵描きまくってるやつが、
この間全然関係ないけど、飯食ってたら隣のテーブルで中高生ぐらいの女の子がお母さんに一生懸命藤本敦のすごさを話してたの。
かっけえ。いいぞ。
なんかみたいな。頭の中で連載しててみたいな。
そのエピソードあるよね。
中学校高校ぐらいの時に頭の中で7本ぐらい連載してて。
連載してて、やってたんだよみたいな。
そう、なんか1個が完結したんだよ、頭の中で授業中に。
授業中だけどもう泣いちゃってみたいな。
みたいな、まさにこの話をお母さんに一生懸命してて。
これ見ながらさ、ニュースターなんだなと思った。藤本敦という存在はちゃんと。
我々はさ、ある種の同時代性を持ってる同じくらいの年代の大人だから、最高で終わるんだけど。
この10代、20代からすると、超スーパースター。こいつやべえみたいな。
マジでやばい。
見たことじゃん。
そういうことよ。
庵野秀明的な。そういうことじゃん。
出たみたいな。
とんでもないものを作る人だってなってるっていうのを感じて、わっつって思ったの。
それはやっぱりこのルックバックとかにはあふれてるなと思うけどね。
そうなんだよね。このルックバックさ、かなり重たいテーマ自体もやっぱり描いてるじゃない。
最後の方で、じゃあ藤野ちゃんはなんで描いてるのっていう。
これがまあ、ある種人生のテーマというか、だとも思うんだけど。
これはクリエイターみんなにずっと突きつけられてるし、
問われずに。
どっかで足を止めてしまう人にも突きつけられてるテーマだと思うんだよね。
で、これがじゃあどういうところから藤本達喜先生に、なぜそのテーマが来たかっていうのがある場所でなんか語られてて、
それがやっぱ震災だったと。
311で東日本大震災からずっと自分に何かできることはなかったのか。
秋田県も東北だから被害もあったりとかっていうので、何かできるんじゃないか、できることはないか。
自分は漫画を描いてていいのか、漫画を描くことで何かできるのかっていう、自分に問い続けていたんだよね。
で、それがやっぱ震災から10年ほど経って、ようやく自分なりに吐き出すことができたみたいなことがこの漫画でもある。
漫画のテーマでもあるっていうところがかなりすごいな。
で、これを描くことで、これを描かないと次に進めなかったでもあるっていうことなのよ。
で、これを見たまたみんなが、これを見ることで次に進めるようになるんじゃないかとも思うわけね。
すごいことだよなって。
確かに。これはさ、コロナ禍もそうじゃん。
コロナ禍も、言ったら我々の力でどうにもならないこと。
みんなが足を止めてしまった時期、もう一回歩み出せるのかみたいな気持ちになってたりしたよね。
だから無力感を感じた時の自分への問いだよな。
だってやっぱ、キッチンもさ、僕もさ、正直さ、生活における必需品的なことの対する仕事じゃないじゃん。
そうね、ある意味試行品だよね。
生活成り立ってて、その上にある娯楽じゃん。
そうですね。
俺がやってることって。
そこを通っちゃうじゃん。通ってしまうじゃん、あれの時期って。
必要なのかと。これは。
でもさ、このラストの問いの後っていうか、問いの後の解釈はさ、いろいろあんじゃん。
俺はやっぱりなんか、この作品の中でずっと描かれてることは、やっぱりやり続けてることっていうか、
マジでさ、ワープしてないじゃん、一回も。この藤野は。
そうだね。
もちろん、今日も友達。マジで圧倒的積み重ねじゃん。
血に足ついてね。
これやっぱ、見逃しちゃいけないポイントだと思うんだよね。異常な積み重ねでしか、やっぱさ、華やかじゃん。
中学生で伝才?みたいな、なんとなくそのキャッチコピーは。
でも、彼女らは、漫画歴、絵描き歴、もう何年だっていう、そこに至るまで。
小学校からずっと描いてるよっていう話なわけで。
いろんなことを犠牲にして、その時間使って。
しかも逆に言うとさ、犠牲まで思ってないっていう。
そう。やりたいから描いてる。
だから続けれるっていう話で。
口では生意気に、漫画なんてさ、描くの大変だし、本当大変だよね、もう読んでる方が斬然楽だよね、みたいなこと言ってるけど、それでも描く。
描くんだ。
描きたいんだ。
ないと進まないし。
自分は描くことで生きてられるんだっていうね、強い力を感じる。
それを自覚的なのかわかんないが、ずっとやってきた人間たちが、ある種、このラストのところによって、ちょっと自覚する部分でもあると思うんだよ。
なんでやってんだっけとか。
『ルックバック』という題名と二人の背中
なんかそうやって俺、ルックバックの意味合いが、振り向くというかさ、後ろ向くみたいな話じゃない?直訳で言うとよ、これはどういうあれかわかんないけど。
それって積み重ねてきたものに対する認識なんじゃないかと思ったわけ。ある意味の。自分の道のり?童貞というか、それをちゃんと認識するというか、振り返ってみると。
なんかずっと前にいるときはどうなってるかわかんないわけじゃん。積み重ねなんて。
そうだね。
そういうことなのかなとか思ったりして、ラストのところで。いいタイトルだなみたいな。
いろんなところにかかってるよね、ほんと。ルックバック、背中を見ろっていうね、4コマもあったわけだし。だからその、お互いの背中を追っていた部分もあるわけじゃん。
やっぱ藤野は、自分より絵が上手い存在なんていなかったんだよね、周りにね。それがやっぱいて。
で、実写版の良かったところが、漫画では田んぼの中かなんかのシーンで、自分より上手い奴がいるなんて許せないみたいになってるの。
それやっぱ、実写だと違和感が出てしまうのを文房具屋のおじさんに言いつけてるんだよね。
うんうんうん、わかるわかる。
いつも多分学年新聞見せてるのか、許せないんだよねみたいなやつ。それすげえ良かったなと思ってさ。
動かしとってね。
なんか関係性、コミュニケーションの中に会話がちゃんとあって、だからこそやっぱ存在感が出ているみたいなのもなんかすげえ良かったな。
で、それやっぱお互いの京本の背中を見て、こう、もっとやるんだってなってるし、京本はやっぱ藤野先生っていうカリスマ。
ずっとね、追いつけない存在だもんな。
ずっと呼んでますって。背中にサイン書いてくださいなんだよね。
ぶっといような顔でさ。
で、そのサイン書いた、自分の書いたサインをずっと部屋に飾り続けていて、で、それをまた自分で振り返って、ルックバックして振り返ってみて、この背中を京本はずっと見続けていたんだっていうのをまた自覚して、
で、自分はその京本ごとを背負って、その二人で歩んできた道、この二人で来た道を書き続けることによって、なくさないんだ。感じ続けるんだっていう風にも僕は思うわけよ。
はいはいはいはい。
背中であり、過去であり、すべて背負い続けるんだ。で、二人分なんだよね、やっぱね。
うーん、なるほどね。
合体してるというか。
はいはいはい。
最後のとことかはさ、なんかほんとにこっち側の想像していいよってポイントなんだろうなって感じはして。
そうね、投げかけてくれてるというか。
ものすごく好みな終わり方なんだよ。
じゃああなたはって言われてる感じするよね。
もうここの話っていうのはここの話でっていう感じがして、いいなと思うつつ。
それで言うとあのさ、やっぱサイン書いた後のさ、藤野のさ、歓喜の帰宅あんじゃん。歓喜の帰宅はさ。
最高だよ。
いやーちょっと映画もよかったね。
あれ、天気どうやってんだろうね。雨降り待ちなのか。
撮影の話ね。
確かに。いやでもほんと素晴らしい。
いや素晴らしかった。
ほんとに素晴らしかったなって。
雨の中の田んぼのね、あぜ道は。
そう、やっぱりこの漫画のハイライトではあるじゃん。
その喜びが爆発した藤野っていう。
なんなの一回、心折れてるからさ。
うんうん。
あのタイミングでは。
うん。
それをやっぱ、やりたいわ、書きますってなったわけじゃん。
うん。
やっぱ一番好きだったものを取り戻す瞬間っていうか。
うん。
空手とかにちょっと浮気はしたけれども。
そうそうそう。
お姉ちゃんの影響でね。
それでもやっていけたんだろうなっていうのはさ、
イフの未来ってさ、見えるじゃん。
そうだね。
でもやっぱ戻ってくる人なんだ。
戻ってきちゃうんだっていう。
あの感覚ってさ、すごくいいなと思って見せて。
また書いてるよみたいな。
救急車のさ。
そうそうそう。
あそこで言うんだよな。
あれ、ワンサポーンタイムインハリウッドのオマージュなんですけどね。
そうだよね。
タランティーの映画。
でもなんか、やっぱ作品全体通してすごく希望にあふれてる作品で、
もちろんそのラストのところは心苦しいところもあるんだけど、
なんか続けていくことに対する肯定っていうか、
やっぱり夢中で何か、別に漫画クリエイションするだけじゃないって思うっていうか、
パン作りとかもいいし、なんか全部違うんだなとか思う、
なんか強烈に、何て言うんだろう、前向きになるかな。
そうだね。
うん。
そうなんだよな。
うん。めちゃくちゃ良かった。
もしもの世界と、別々の道を歩く人々
なんか、この裏話なんですけど、
イフの世界の方の救急車の後、あの二人ってどうなるかってやっぱ考えちゃうじゃない。
考えちゃう。
あっちの世界線の二人、じゃあその、
アシスタントやってよみたいなね。
そうそうそう。
漫画じゃあ描いてって、アシスタントやってっていう世界が存在するのかな、
そんな幸せな未来、そんななんか理想的なというか、見たかった未来。
うん。
ないらしいです。
え?
これが、あの二人はその後会わないらしいです。
いや、最高。めっちゃいいじゃん。
そう。
むっちゃ色気あるわ。
そうなんだよ。
そうで会ってほしいっていうか、そうだよな。
あそこから会わないんだって。
いいね。あっぱれ。
何かのインタビューで話してて、
あっぱれすぎる。
それ聞いて、また一個痺れちゃって。
色気があるね。
あの二人は会うべくして、あそこで会ったんだけど、イフの世界でも。
会ってお互いを救うんだけど、その肉体的に命的にもだし、そのやる気的にも、
藤野先生っていうことで、なんかまたやるよみたいな感じで、救うんだけど、そこからまた二人は関わらない、違う世界、違う道を歩んでいく。
めっちゃいいな。超いい。
これはさ、いいよ。
めっちゃいいわ。
いや、そうなんだよな。てかこれって、どう?人生でもあるんじゃない?我々の。
あると思う。
この感じって。
いろいろ思い出すんだよ。
振り返ってみて一回。
本当に。
ロックバックしてみて。
僕ね、ちょうど同年代で、小学校3,4,5年生、僕広島県で過ごしてるのね。
いろいろ転勤族なんで、いろんなとこ行ってるんですけど、そこで、もうなんか、当時、これはもう一生もんだぜって親友がいたの。
で、もう、彼とほんと毎日遊び回って、自転車で遠くまで一緒に行ったりとか、もうなんか超危険なんだけど、ほんとなんかマンションの雨漏りを登って行って、屋上まで行って、管理人に超怒られてみたいな。
とか、二人で結構無茶して。
冒険だ。
山ん中走り回ったりとか。
大冒険やん。
してたのよ。なんかもうある意味のノスタルジーというか、そこに対する、もう彼に対する気持ちっていうのは僕も結構やっぱ大きくて。
で、僕がベルギーに行かなきゃいけなくなっちゃって、引っ越すんだけど、やっぱずっと忘れないというか、僕は。
一生の親友だと思って。
で、いつか連絡取りたいって思ってたのね。
で、大学入学が決まって、ミクシーをやってたわけよ。
ミクシー。
で、そこで元の小学校のコミュニティーがあって、広島県の。
はいはいはい。
で、僕はこういうもので、ちょっとベルギーに引っ越すことになっちゃったんだけど、同年代の人で、こういう人たちいないですかみたいに言ったら、いたのよ。
で、なんとか連絡取って、で、僕今東京に住んでて。
そいつが東京に遊びに行くって機会があって、会うことになったのね。
で、会ったんだけど、なんか違ったんだよね。
当時の小学校のあの時の僕たち、それぞれやっぱ違う道を行ってしまってて。
で、さらに言うと、引っ越した時点で僕は、その時が止まってんのよ、彼との記憶。
ただ彼は彼で、広島に住み続けてるから、そこで更新され続けてるの。
だから、僕はそこで彼との記憶止まってるけど、彼はなんか。
進んでるもんね。
違う先に進んでる。僕はもう、僕は僕で確かに違う先に進んでるもんね。
進んでるもんね。
っていうので、びっくりするぐらい話合わなくて。
わかるよ。
なんか、思い出話しようにも、彼は広島県での先の記憶がもう更新され続けてる。薄くなってんの、当時の。
僕だけ濃くて。
そうだよな。
そこのなんか温度感の差もあって。
会えたことでもゴールだもんな。
そう。
喋んなくてもいいかもしんない。
なんか、一個ゴール迎えちゃって、なんかすごくある種の残念な感じというか。
わかるよ。その期待感に対するってことでしょ。
そうそう。
このさ、そのイフの方のさ、藤野と京本の出会いぐらいがちょうどいいじゃん。
すごい。
あれ、藤野先生ですか?みたいな。
うん。
いや、ちょっとまって漫画家よろしくね。パターン。ぐらいだと、たぶん最高じゃん。
ね。
ってことだよな。
そう。だから、あの時連絡先交換してたけど、もしかして打ち間違えてるかもしんないし。
あーいいね。それもまたいいね。
交換できてなかったかもしんないよねとか思っちゃうわけよ。
素晴らしい。
いや、このさ、人間のさ、この世界のさ、とんでもない不確かさというか、とんでもないさ、全員の選択が絡み合ってさ、いろんなことが起こってんじゃん。
うん。
なんか、そういったものに対する色気の中で、このロックバックは、やっぱ出会って、絡み合って、これは、この二人は何かが絡み合ったぞ。で、それがずーっと一緒にはいられない。
うんうんうん。
ここの表現とかも、これものすごいいいなと思ったけど。
そうなんだよな。一時は並走するんだけど。
できるんだよな。
それでも、違う道に進むし。
ちゃんとしかも京本が自分のさ、したいことで。
そう、やりたいことがある。で、背景美術って、まあその漫画にも必要だけど、やっぱアニメーション映画、そのジブリの小川一夫さんとか、っていうところにあるから、じゃあ藤野のアニメ化したときに、本来京本が生きていたら、そこで。
もう一回ね。
っていうことがあったかもしれなかったんだよな。
これがあったかもしんねぇんだよな。
そこでね、アシスタントじゃなくてっていう。
そうだよ。きっと見てるさ、人も、あんじゃないだろ、こうルックバックしたらさ、もしもあのとき、こいつがあってなければ、あっていれば、みたいなことってさ。
そう、威風の世界よ。
そうだよ。
ね。
威風の世界だらけだからね、我々なんて。
そう。でも、ずっと一緒にいても、それは違ったとも思うのよね、やっぱね。
そうなんだよな、わかるわかる。だってやっぱ、今さ、あのとき仲良かった奴と俺は会ってねぇもんな。それは別に会いたくないんじゃなくて、そういうもんなんだっていう。
わかる。で、逆に、なんか僕大学ぐらいで、仲良かった奴と、年に一回、もう二年に一回ぐらい会うけど、昨日会ったぐらいの感じでいけるしね。
はいはいはい。
そういう関係もあるし。
あるよね。
とかね。
不思議なんだよな。
不思議なんだよな。
漫画を届ける使命と自分の表現
ちなみにキッチムさんは、なんで漫画を好きなの?なんで語るの?って聞かれたらどうすんの?
そうだな。
だってやっぱさ、そうじゃん。今さ、もう、キッチムは当たり前のようにさ、俺すごいたまに思うんだよ、やっぱ、当たり前のように漫画を愛し、漫画を語るじゃん。それがもう、人生のど真ん中があるじゃん。
そうだね。
マジで当たり前のように。
本当にね。
それってさ、元々お笑い芸人としてキャリアが始まってって、その自分の表現を持ってんじゃん、お笑いという。それと自分の好きな漫画が接合して、それが多分真ん中になってんじゃん、自分の。これ何なんだろうね、一体。
でも多分、ちょっとした使命感もあるんだけど、漫画をなくさせないっていう気持ちは一個ある。
ほー、なるほどね。
すごい大きいから、これ言うのも恥ずかしいけど、2010年代とか、結構出版不況とか、今も全然言われてるよ、紙の漫画が売れなくなって、紙が高騰してって。
でも、そこに読む人がいて、その物語を感動して楽しむ人たちがいるんであれば、その届くべき人たちに届かせるべきだと僕は思ってて。
で、こんな漫画をいっぱい読んでる僕は発信してって、そこにどうにか接続させるべきだと思う。ある種の傲慢だけど、使命感みたいなの持ってるのね。
そういうことはあれだよな、つなぐ役割ってことだよな。
そう、だから、どこかにそれで救われる人がいるし、絶対に。で、僕も救われて感動してるし、で、困ってる人がいるはずなのよ。
うんうん。
この、これこそが自分の物語だって思える物語に出会えてない人たちがいるはずなのよ。
なるほど。
そこにどうにかこう、行きたいわけ。
そうだよね。だから本当に僕もさっきも話したけどさ、こういう生き方もあるし、こういう表現もあるしっていうのを、作品によって、僕らがそんな言っても入ってこなかったりするんじゃん。
そうね。
なんか人に言われて入ってこないことも、漫画なら入ってくることもあるじゃん。絶対そういうことでしょ。
そういうこと。
で、やっぱそれで救われてる人たちがいるから、救われてる人だから、超本人だから、たぶん自分と同じ奴らいるよなみたいな。
どこかにいるはずなんだよ。
で、その自分の喋る能力とか、培ってきた力っていうものを活かして、それを生業にするじゃないですか、もうど真ん中に連れてってことなんだな。
そう。で、まあ、漫画が売れてくれなきゃ僕が楽しめないしね。
うん。生きてもいけないしな。
そうそうそう。
だからもう本当運命共同体だよな。マダカという存在と。
もう漫画で生きしてるみたいなもんだからね。
そうだよね。
漫画呼吸してるから。
漫画の呼吸だ。
漫画の呼吸です。鬼滅の刃。
でもそういうことだよな。面白い。
でもそのさ、結局最後の問いかけっていうのは、こういうあなたはなぜっていう、ちょっとなんつってんだろう、哲学的な話っていうか。
だから一個人生の柱になるものが本人にあったときに、それを無視せずに、それに向き合ってる人たち、向き合った上で、じゃあなぜ向き合ってるの?なぜやり続けるの?って問うものなんだよね。
野郎くんは、なんでラジオパーソナリティだったりとか、DJだったりとか、そういうのをやり続けてるの?みたいな。
楽しいからで終わっちゃいました。
ワオ。浅いぜ。
でも楽しいからっていうのはマジででかくて。
ほんとにね。
それがないと進まないからね。
楽しいからしか、今俺にはないから。今こうやって喋ったら楽しいやっぱ。
やっぱキッチンのことを話しながら知れるし、作品通して、なんか思い馳せれんじゃん。
原作・アニメ・実写がつなぐ希望
やっぱこのルックバックって作品は、作品、漫画としてのやっぱり光が強すぎて、どうなるんだろうってみんな心配したかもしれないけど、こうするようにアニメーション、実写版、ものすごい熱量で全員作ってるんじゃない?
これとかでも感動するわけよ。すげえなみたいな。
すごい、だからもう感化された人がまた新しい作品を作りたい。
連鎖連鎖。
これ公開された初日、そのウェブで公開された初日、その光に当てられて、やる気が出る人と心が折れる漫画家さんいっぱいいたのよ。
このルックバックというね。
もうある種の漫画の頂点の表現というか。
今この2021年に、しかも少年ちゃんプラスでっていう、あれだよな、最先端であり、
最高峰。
最高峰、最高峰、いいね。だったわけじゃん。
すごい、だからそれを今回、なんか分かんないけど、映画でものすごい光をもう一回見たなみたいな。
この映画マジでヒットしてほしい。
すごいよ。
すごすぎるわよ。
ロングランしてほしいし。
ロングランしてほしい。
本当にすごいと思ったのが、漫画で本当に絵とセリフに集中して見てほしいがために、効果音とかセリフもだけどかなり排除してんのよ。
でも空気感すごく感じるじゃん。
で、空気感感じるものを音がすごくいい映画にしてんのよね。
全然違う表現だよな、逆の。
違う表現でだから、でも咀嚼してこれが実写の表現だにしてるから、その違いなのに同じなんだよね。
違うのに同じっていうもの。
ありがとう。
実写映画見た後にまた漫画読むと、なんかダイジェストのようにすら感じるというか。
感じしまう。
でもある種の真髄というか、まじで凝縮してる。
一番カルクシーの現役だよな。
そうそう、超現役の恋。
すごいぞ。
ちょっとマジで頼む。
あの、マジで頼む。
見た人はもう一回見に行こう。
なんかシャークキックなんかもらえるらしいぞ。
そう、なんか特典、しかもあれボリューム1って書いてんだよね。
見てー。
ボリューム2、ボリューム3があるはずなんじゃないかみたいな。
めちゃくちゃその特典目当てじゃなくとも、頼む。
見てくれ。
見て、見た人もコメントくれ。
ちょっと気持ち分かち合おうぜ。
少なくとも僕は原作読んでアニメ見た上でも、すげーな実施にやる意味が本当にあるなと思いました。
ある。
この世界に存在してくれるっていうことの希望、それが同じ地続きで同じ人間がそういったもので書き続ける、やり続ける、何かを表現し続けるんだっていうものを描いてる。
それがやっぱその漫画とアニメからやっぱ次元が違うところにあったから、これは地続きなんだよって本当かなり思わせてくれる。
希望のある作品だと思う。
3次元の中で展開しております。
はっきり言って最高。
ということでぜひ皆さんコメントよろしくお願いします。
見に行ってくださいね。見に行きましょうね。
あなたのちょっとルックバック体験も教えてほしい。
教えてほしいね。
コミックアタラス、そろそろお時間でございます。
毎週金曜12時頃YouTubeボードキャスト最新回配信中。YouTubeはもちろんSpotify、Appleボードキャストも動画配信中でございます。
チャンネル登録、高評価、コメントお願いします。
2000人突破!
あ、そうだ!2000人突破しましたー!ありがとう!みんなー!これ何回やるんですかね?
考えます。
はい、考えますんでぜひぜひチェックしてください。
この場所東京都瀬戸川区三原寺でございます。漫画の図書館ガリレオ。お昼12時から営業中。みんなぜひ来てください。
次回、久しぶりだねー!やっと会えました!
かぐや鉢ー!
お!かぐや鉢!ちょっとやってなかったですね。
そうだよ。俺制約と制約かけてるからさ。読んでねーんだよ。
読み返してないってことね。ジャンプでは読んでるけどね。
京都広範都神奈美衆議県の前半ぐらいまでやるか。
はい。
はい、ということでコミックアタックスここまでの相手はノエルと、
漫画大好き芸人のヨシカキッチョマでした。ありがとうございます。
なんかさ、須田まさきがさ、編集者に出てくるんじゃん。
いいよねー。
いいよね、なんか。
いい。
あのー、みたいなトーンも。
須田まさきってセクシーですよね。
なんか大人たちの目線がみんな優しい。
優しいね。
最高ですよ。
シャーク結構取っとくんだよな。
ま、一旦これ置いとこでしょ。
あのセミの方やりましょ、みたいな。
あの感じとかも。
これ光るものがあるから。
これいいぞ、連載に持ってくぞの温度感ね。
駆動感が、やっぱ一番駆動感がすごかったな。
野のかよさんもね。
野のかよさんよかった。
ほんとに大人たちの子供たちへの目線がやばいなよ。
アウトロとは思えないシャークです。
47:19

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