#1934. bank 「長椅子」を深掘り--- 『英語語源辞典』読み解きシリー
2026-09-15 18:51

#1934. bank 「長椅子」を深掘り--- 『英語語源辞典』読み解きシリー

【今日のひとこと】

khelf 寺澤志帆さんとヘルメイト lacolaco さんによる待望の『英語語源辞典』読み方解説シリーズです.複数の "bank" のややこしい関係に迫ります.

【ハッシュタグ】

#heldio #hel活 #英語語源辞典 #英語語源辞典読み解き #研究社 #寺澤志帆 #lacolaco #khelf #2重語 #同音異義語

【参照URL】

https://sites.google.com/keio.jp/s-terasawa/contents/英語語源辞典でたどる英語綴字史/b/b-ball-base/343-3つのbank-同音異義語で3重語


▼パーソナリティ、堀田隆一(ほったりゅういち)の詳しいプロフィールはこちらの note 記事よりどうぞ。

- https://note.com/chariderryu/n/na772fcace491

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📕堀田 隆一 『英語史で解く 英文法の謎 --- なぜ「3単現の s」をつけるのか』 NHK出版〈NHK出版新書〉、2026年。

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6. 「#1474. ゆる言語学ラジオの『カタルシス英文法』で関係詞の制限用法と非制限用法が話題になり…」 https://voicy.jp/channel/1950/4w2kl8zgfl
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9. 「#1581. 歯科医学×英語史 with 無職さん --- 『英語史ライヴ2025』より」 https://voicy.jp/channel/1950/4th1404k03
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おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語史、英語語源ハンドブック、言語学ですっきり解決英語のなぜの著者の堀田隆一です。
去る6月10日、NHK出版新書、英語史で説く英文法の謎、なぜ三単元のSをつけるのかが発売されました。
発売前増殺がかかりまして、今第2釣りが全国つつ裏裏の書店に並んでおります。大変ご好評いただいております。ありがとうございます。
英語の語源が身につくラジオヘルディオ、英語史をお茶の間におもっとうに英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく毎朝6時に配信しています。
本日は2026年9月15日火曜日。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
さあ本日は、つい先日お届けしました、英語語源辞典読み解きシリーズの続編となります。
英語語源辞典通読者であります、通読挑戦者ですね。ケルフの寺沢志穂さん、そしてヘルディオヘルワコアリスナーのラコラコさん。
このお二人による対談シリーズということでですね、実際に誰よりも英語語源辞典を読みこなしているお二人による解説ということで非常にですね、
丁寧かつ正確で、しかも聞きやすいトーンでですね、前回も私痺れましたけれども、前回に引き続きバンクを取り上げています。
銀行土手、そして第3のバンクが実はありまして、これが長椅子という意味なんですね。
話の中にも出てきますが、これはいわゆるベンチと関連の深い単語なんですけれども、バンク3、この部分を前回の銀行土手ともちろん合わせての議論には結局なっていくかと思うんですけれどもね、こちらについて紹介しながらじっくりとその項目を読んでいくとそんな内容になっております。
英語語源辞典、お持ちの方はぜひ該当の項目を開いてお読みいただきつつ聞いていただければと思いますし、お持ちでない方はですね、画像でバンク3つの部分ですね、項目画像を貼り付けておりますので、こちら研究者さんの許可を得ましてね、このヘルディオのために許可をくださいまして、
このシリーズ成立しているということも一言添えておきたいと思います。
ぜひ皆さん、英語語源辞典、しっかり読むとこれだけ面白くなるんだという体験をですね、してみていただければと思います。
03:09
それでは今回もお二人にたっぷり語ってもらいましょう。
バンク、長椅子を深掘り。英語語源辞典読み解きシリーズ by 寺沢さん&ラコラコさんです。どうぞよろしくお願いいたします。
ということで、ここまでバンク2まで読んできました。
この中でバンク3に進んでいこうと思います。
バンク3、これも名詞ですね。名詞で一つ目の意味が会語義になっています。
A、1200年にハテナがついています。
ラヤモンっていう、これ何かというとラヤモンっていう人が書いた、おそらくこれブリテン年代記のことを指しているものですね、時期的に。
中英語記の主要作品の中に入っているラヤモンのブリュットといわれるもの、これに対応しているものです。
これが始まりで、終わりが1680年以前ぐらいまでで終わっている。
これはラガイス演説台という意味です。
これはもう会語義として終わっているもので、2番目の意味が1614年から。
ガレイセンなどで上下に重なるオールの列の層。
ちょっとイメージつきにくいですが。
3番目の意味が1884年、オルガン、ピアノ、タイプライター、鍵盤、キーなどの一列に並んだものというような意味になっているようです。
始まりは1200年代と早そうですけども、今の残っている意味とはだいぶ違うし、時期がだいぶ空きましたね。
バンクに出し語が3つあると言われた時に、土手と銀行とあとなんだっけと思われた方もいるかと思うんですが、
確かにあまり聞きなじみのない語彙がバンク3には多いですね。
辞書によってはどちらかに吸収されて、地味な扱いを受けてそうな感じがしますね。
日本語の辞書だと。
問題はこれの語源がバンク12と何がどうなっているのか見てお願いします。
黒ダイヤの先を読んでいくと、中英語MEのバンケ、バンク。
これがベンチの意味、現代英語のベンチの意味だと。
いわゆるおそらく長椅子のことを指しているのかなと思います。
これが高フランス語からのバンクの釈入であると。
ENCですね。さっきのQUEとは違う別の高フランス語からの釈入です。
06:07
そしてそれもまたGMC括弧フランク、高フランク語あたりの釈入であると。
バンコーンですね。さっきも出てきてまたバンコーンですね。
バンコーンから先ほど見たのでここで終わりになっています。
つまりバンク2とバンク1と同じくバンコーンから生まれてきていると。
しかもバンク2とバンク3はどっちも一旦ロマンスの言語を踏んで
中英語で英語に釈入されているというそこまで一緒ですね。
特に高フランス語の中では分裂したんですね。
同じ語を釈入したのに型や銀行、型や長椅子に分裂して
そこでは違う形ですね。BANCの形とBAQUEの形、別単語だったはずなんだけど
英語に入っていたときに綴りが同じになっちゃったということですね。
ここで矢印バンク1あるいはCFバンク2ということで戻って
この3つの関係性が全部見えてきましたねというような解説になっています。
これなかなかないタイプの面白い語源の関係なのかなと思います。
同音異語の。
ゲルマンソ語なので実際にあった形ではない、理論的に作られた語形ではあるんですが
3つともこの同じゲルマンソ語にかかのぼるって意味は全然違くて
現代では綴りは全く同じで発音も同じっていう不思議な関係性ですね。
そうなんですよね。だしバンク音が直接小英語に残らなかったんだっていうことも不思議に感じますね。
この関係を見ると全部釈用でしかないんですよね。
で、バンクさんの解説ですね。白ダイヤの時には小英語OEには
ホーバンカ、ナガイスなど合成語の例があるが、本語との関係は不詳。
これは小英語にホーバンカっていうものがあって、そのバンカの部分がこのバンク3と関係するのかが不詳。
難しいことを言ってますね。
もしかしたらゲルマンソ語から小英語にそのまま受け継がれたものがあったのかもしれないけどわからないということですね。
そうですね。このホーバンカの、特に後ろのバンカの部分がもしかしたらゲルマンソ語が直接小英語に発達したものかもしれないが不詳だと。
ゴギーにはガレー船のコギての座席のイから生まれたってことなんで、もともとナガイス?
長い椅子っていうことの意味から派生して、それがある船から大の列の層のことを、
09:05
多分長い椅子がいくつも並んでいるっていうところが、それ自体をバンクと呼ぶようになったんでしょうね。
っていうことでした。
でですね、今回テーマとしては、このバンク123って単純に同音異義語っていうだけじゃなくて、語源的なつながりがあるということでして、
まず2と3についてですね、銀行と長い椅子については、これ不詳のマークがついてなかったので、裏付けが取れているような語源的関係という中で、
バンコーンを高フランス語、イタリア語の方に尺入して、それがまた中英語に尺入されたバンク2と、
高フランス語バンクに尺入されて、もう一回中英語に尺入されたバンク3は、いわゆるこれ二重語と呼ばれるものになっているかと思います。
同音異義語かつ二重語ですね。
寺沢さん、二重語ってどういうものでしたっけ?
一つの言語で同じ単語だったものが、例えば別の言語に釈用されて、異なる語形になったものがそれぞれ英語に入ってきて、
英語の中ではあたかも別の語のようであるんだけれども、実は同じ言語の一つの単語に集約されるというか、同じ単語に遡ることができるというものが二重語という形成で、
よくあるのは、例えばラテン語が語源になっている単語があって、フランス語に尺入されたときに、フランス語の中央の方言と北部の方言で形が変わったものがそれぞれ英語に入ってくる。
例えば、シェフとチーフのような、これはもともとそれぞれフランス語の異なる方言から英語が借りてきた形なんですが、
実は同じ一つの単語に遡ることができるようなものが、よく例として取り上げられますね。
ありがとうございます。いわゆる二重語の例って、よくシェフとチーフみたいに英語の中で違う形になっちゃったものが例に挙がりますけど、
このバンク2とバンク3は英語の中で綴り同じになっちゃったんですよね。
なので、古フランス語の中では綴りも違う、分かりやすい二重語だったということですね。
同じバンク音を尺入したけど、2つに分裂しちゃったっていうのが古フランス語の中ではあったんだけど、
英語になったときにそれぞれ尺入されたけど、結果的に綴りが近代英語以降同じになっちゃったので、分かりにくくなっているが、これは二重語ですね。
あるのはラテン語のように記録がちゃんと残っている言語が元になっている二重語っていうのは、よく語源辞典の中でも出てくるんですが、
今回のバンクはゲルマンソ語という、実際に形は残っていない、理論上作られた形が同じ一つの語源となっていて、そこから分かれているタイプの二重語っていうのも珍しいかなと思います。
12:16
しかも、はてなマーク付きではあるけれども、もしこのはてなマークが正しければ、バンク1も高ノルド語を経由してバンク音が尺入されてきているということで、もしかするとこれは正しければ三重語とまで言えるわけですね。
はてと銀行は全然違いそうに見えるけれども、実は現状あるいは意味上、何らかの関係性がある同域語だったってことですよね。
ただの同域語ではなく、二重語あるいは三重語の可能性もあるというふうに極めて密接な単語でしたというのが、このバンク1、2、3を読むことで分かってくるわけでした。
二重語の中で、二重語、三重語って英語語字典を読んでいるといっぱい出てくるんですけど、その中でも結構特徴的なものだったかなと思いますし、
だいたい綴り変わっちゃってて、シェフとチーフとかもちょっと離れるところにあって並べて見づらいんですが、このバンクは縦3つ並んで三重語があるので読みやすいんですよね。
そういう意味で、二重語ってこういうこと、三重語ってこういうことなのかっていう読み解きをするのに一例としていいのかなと思って今回取り上げてみました。
というわけで今回はバンク1、2、3について読んできました。
実はこの先まだベンチもあるんですけども、そこまで読んでいくと結構なまた深掘りがいがあってしまうので、そちらはぜひ手元にある方はベンチも続けて読んでみてください。
実はね、ドイツ語のバンクの方は、こっちの方とバンク1、バンク2の銀行とは、ドイツ語のバンクは実は違いそうだという謎とかがまたあります。
手元にご用意いただいて、午後現時点の沼にハマっていただければと思います。
というわけで今回はバンク4できました。
また次回別の単語でやっていけばと思いますので、引き続きよろしくお願いします。
ではお聞きいただきありがとうございました。
ありがとうございました。
エンディングです。
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
これでバンク、3つのバンクをしっかり読んだ、制覇したということになりますが、
いやーそれぞれ微妙な関係ですね。
結局は同じ語源に遡りそうということなんですが、
15:05
ここまで、現代英語のこのバンク3つに行き着くまでの経路はそれぞれ異なっている。
ただやっぱり最終的にはですね、同じ発音、そして綴りになっている同音異義語ということですね。
すべてバンク音に遡りそうなのに、実は異なる経路。
そして最終的にはまたまた同じバンクに集約されたという、
なんともですね、英単語の語源っていうのは複雑だな、面白いなというふうに思いますね。
ラコラコさんの目と言いますかね、鋭い角度、随所に今回も現れていましたね。
直接OE、小英語にはたどり着いたものがなかったということになって、
確かに経路を見るとそうだよなというふうにこれ感心しましたね。
面白いですよね。
さらには二重語の解説にも及んでいますね。
関連する用語も丁寧に解説してもらいました。
ただですね、この二重語といっても典型的な例はチーフ、シェフみたいな例が出されていましたけれども、
今回のバンクはなかなか厄介な例であると。
理論的な再建された語に最終的に遡るという点でもですね、
典型的なラテン語とフランス語の二重語、これ英語には多いわけなんですけれども、
これとはちょっと違ったタイプということでやはりですね、
少し妙な単語群ということになりますよね。
こちらバンクをあえてこの英語語源字で読み解きのためにですね、
選んだラコラコさんあるいはお二人のですね、このメキキ力といいますかね、
なかなか通読挑戦者だけにですね、黒と黄のみのところついてくるなと思いました。
素晴らしい戦語、語の選び方だったと思います。
お二人とも今回もありがとうございました。
さあこのシリーズまだまだ続いていきます。
次はですね、寺沢司夫さんが選ぶある単語に注目して語源辞典を読んでいくという、
こちらもですね、すでに収録済みです。
近日中にまた配信することになると思いますので、
ぜひ皆さんそれまでにですね、お持ちでない方、英語語源辞典、
こちら入手をご検討いただければと思います。
さあ最後にですね、絶賛発売中の新刊書、
18:01
なぜ三単元の目撃マップ企画、展開中ですというお知らせさせてください。
全国のリアル書店でなぜ三単元を見つけましたら、
町と書店の名前を添えて本が置いてありましたよとお知らせください。
私がGoogleマップにピンを立てていきます。
日本地図をなぜ三単元で埋め尽くす、
英語史をお茶の間に広めていくというのが企画の趣旨です。
また、独立された方はAmazonレビューなど各種のプラットフォームで、
本書のレビューやご感想もお寄せいただけますと、
著者として大変嬉しく思います。
それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように、
英語史研究者のほったりうちがお届けしました。
また明日!
18:51

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