2025-06-13 14:16

#1475. 『英語語源ハンドブック』の用語解説欄を覗き見

▼緊急告知! 2025年6月18日に本が出ます


📙唐澤 一友・小塚 良孝・堀田 隆一(著),福田 一貴・小河 舜(校閲協力) 『英語語源ハンドブック』 研究社,2025年.


- ぜひ Amazon よりご予約ください:https://amzn.to/4mlxdnQ

- 詳しくは研究社のHPをご覧ください:https://www.kenkyusha.co.jp/book/b10135166.html


▼パーソナリティ,堀田隆一(ほったりゅういち)の詳しいプロフィールはこちらの note 記事よりどうぞ.


- https://note.com/chariderryu/n/na772fcace491


▼heldio のビデオポッドキャスト版を Spotify で始めていますので,そちらのフォローもよろしくお願いします.


https://open.spotify.com/show/0xOyOIXBUrIZbnwSLeJsSb?si=zH5V2CjkS0ekqNz5ro7caw


▼helwa リスナー有志による月刊誌「Helvillian」が2024年10月28日に創刊しています.第4号まで公開されています.


- 創刊号(2024年10月28日):https://note.com/helwa/n/ne2b999d5af72

- 第2号(2024年11月28日):https://note.com/helwa/n/n94e9d9a74706

- 第3号(2024年12月28日):https://note.com/helwa/n/na7394ab1dc4c

- 第4号(2025年1月28日):https://note.com/helwa/n/nb6229eebe391


▼2024年12月30日に『英語史新聞』第11号がウェブ発行されています.


khelf(慶應英語史フォーラム)による『英語史新聞』第11号がウェブ公開されています.こちらよりアクセスしてください


- 第11号:https://keio.box.com/s/kk0jss15l22pz1rpuysa0ys4nkpc3lwr


第11号公開については,khelf 公式ツイッターアカウント @khelf_keio (https://x.com/khelf_keio) を通じても案内しています.

リツイートなどを通じて「英語史をお茶の間に」の英語史活動(hel活)にご協力いただけますと幸いです.


▼2024年第3四半期のリスナー投票による heldio 人気配信回


- 第1位 「#1219. 「はじめての古英語」第10弾 with 小河舜さん&まさにゃん --- 「英語史ライヴ2024」より」 https://voicy.jp/channel/1950/6049608

- 第2位 「#1212. 『英語語源辞典』の「語源学解説」精読 --- 「英語史ライヴ2024」より」 https://voicy.jp/channel/1950/6052858

- 第3位 「#1139. イディオムとイディオム化 --- 秋元実治先生との対談 with 小河舜さん」 https://voicy.jp/channel/1950/1298775

- 詳しくは hellog 記事「#5645. リスナー投票による heldio 2024年第3四半期のランキング」をどうぞ http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2024-10-10-1.html をどうぞ


▼2024年9月8日(日)に12時間連続生放送の「英語史ライヴ2024」を開催しました.英語史界隈では前代未聞のイベントとなりました.詳細は以下の配信回,あるいは khelf の特設ページを! イベント後は,数ヶ月間かけて各番組をアーカイヴで通常配信していきました.


- heldio 「#1119. 9月8日(日)「英語史ライヴ2024」を開催します」 https://voicy.jp/channel/1950/1296042

- khelf 特設ページ: https://sites.google.com/view/khelf-hotta/英語史ライヴ2024特設ページ


▼2024年8月26日より特別企画「helwa コンテンツ for 「英語史ライヴ2024」」が始まっています.ぜひ特設ホームページに訪れて,ライヴ当日まで毎日1つか2つずつ公開される helwa メンバーによる英語史コンテンツをお楽しみください.


- http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/etc/helwa_content_for_hellive2024/


▼X(旧Twitter)上で「heldio コミュニティ」が開設しています.


Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」のリスナーさんどうしの交流と情報発信の場です.heldio やそこで配信された話題を「待ち合わせ場所」として,英語史やその他の話題について自由にコメント・質問・議論していただければ.heldio が広く知られ「英語史をお茶の間に」届けることができればよいなと.今のところ承認制ですが,お気軽に申請してください.

https://twitter.com/i/communities/1679727671385915392


▼「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む」シリーズ(有料)を展開しています.


英語史の古典的名著 Baugh, Albert C. and Thomas Cable. *A History of the English Language*. 6th ed. London: Routledge, 2013. のオンライン講座です.毎回1セクションンずつゆっくりと進んでいき,内容について縦横無尽にコメントしていきます.シリーズについて自由にご意見,ご感想,ご質問をください.皆さんで議論しながら読んでいきましょう.1回200円です.

https://voicy.jp/channel/1950/570931


▼プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) も毎週火木土の午後6時に配信しています


「英語史の輪」にこめる想い


1. レギュラー放送は,これまで通り,最大限に良質な内容を毎朝お届けしていきます.プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」のための課金の余裕がない方々(例えば中高生や英語史を真剣に学びたい苦学生など)は,無料のレギュラー放送のみを聴き続けていただければと思います.レギュラー放送では,皆さんに最良の放送をお届けし続けます.


2. プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」で得た収益の一部は,レギュラー放送の質を保ち,毎日円滑にお届けするための原資とします.


3. また,収益の一部は,Voicy 以外でのhel活をさらに拡大・発展させるための原資とします.


4. ときに khelf(慶應英語史フォーラム)やプレミアムリスナーにも協力していただき,hel活の新機軸を打ち出していきたいと思っています.企画本部としての「英語史の輪」です.

5. ぜひとも「英語史の輪」のプレミアムリスナーになっていただきたい方


 ・ hel活を応援したい方(資金援助,広報支援,盛り上げ係りなど.研究者,学生,一般の社会人など職種や専門は問いません.)

 ・ 毎日もっともっと英語史に触れたい方,レギュラー放送では足りない方

 ・ 私(堀田隆一)の話をもっと聴いてみたい方

 ・ レギュラー放送のような一般向けの話題にとどまらず,もっと専門的な英語史の話題も聴いてみたいという方

 ・ レギュラー放送で言えない/配信できないような「低い」話題(対談のアフタートークや飲み会での雑談など)も聴きたいという方

 ・ パーソナリティおよびリスナーさんどうしで,もっと交流したい方


以上,よろしくお願いいたします.

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おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語詩ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語詩の著者、そして、2025年6月18日に発売予定の英語語源ハンドブックの著者のほったりゅうちです。
英語の語源が身につくラジオheldio。英語詩をお茶の間にをモットーに、英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。
本日は6月13日金曜日。 英語語源ハンドブック発売まであと5日です。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。 あと5日。
これだけ迫ってきますと、もうそわそわ感しかないですね。 著者陣も
ギャギャ騒いでいたんですけれども、これぐらい迫ってくるとですね、 ちょっと神聖な感じになるんですかね。
ちょっとしたサイレンスの状態なんですが、まあ私は騒いでいますけれどもね。 これですね、なかなか感慨深いですね。
カウントダウンを始めたのが30何日前からやっているので、 だいぶんですね、あの疲れてきたというところがあるんですが、
いや、疲れたって言ってる場合じゃないですね。 あと5日まで来ました。
ということでですね、 今日は
英語語源辞典の中でもですね、 刊末に用語解説がついているんですね。
399ページから411ページ。 この13ページですね。
あい上を順に用語が並んでるんですね。 用語はですね、なるべく少ない方が良いということでですね、
厳選されておりますが、 やはり品質するものについてはしっかりと説明しておかなければいけないということで、 これくらいのサイズにはなっているんですね。
ただですね、それほど多いわけではありません。 しかもですね、このヘルディを定期的にお聞きいただいている方には、
もうほとんどですね、7、8割ですかね。 もう理解できる用語ばかりが並んでいるんですね。
ですので日々の繰り返し、やはり重要でして、 このヘルディをお聞きの方はですね、
多分この用語解説、それほど難しくは感じないんではないかと思うんですね。 ということは、この英語語源ハンドブックも
読みこなせるということです。 ある意味ですね、これを読みこなすために、
このヘルディを長らく聞いてきていただいたと、 そういう言い方すらできるのではないかというふうに思っております。
03:07
今日はですね、この用語解説欄の全てをもちろん読み上げるわけにはいかないんですが、
ちらみせ、のぞき見ということでですね、いくつかこんな用語が解説されているんですよ、 ということを紹介したいと思います。
それではどうぞよろしくお願いいたします。 来週の水曜日、6月18日に発売予定の英語語源ハンドブック。
あと5日となりましたが、 この英語語源ハンドブックにはですね、
端末にいくつかのセクションがあるんですね。 その中で今回は、
用語解説。 英語誌の用語が解説されているセクションがありまして、
399ページから411ページまでですね、 IEO順で数十の用語が並んでいるんですね。
これについて今日は、のぞき見してみたいと思います。 どんな用語があるかということでですね、
これはまあ読み上げてみましょうか。 すべて読み上げることが時間的にも十分可能なぐらいの数ですね。
それでもまあ13ページはありますので、そこそこの量なんですけれども、 このヘルディオを
レギュラーでお聞きの方はですね、 ほぼこれから読み上げる英語語源ハンドブックに挙げられている
用語ですね。専門用語。これだいたい理解できているんではないかと思うんですよね。
すべてではないかもしれませんが、多くのものをすでにこのヘルディオでも、 そこそこの頻度で繰り返し、私、口にしております。
皆さんとしてはですね、耳にしているはずなんですね。 ですので、「ああ、あのことか。」とかですね。
少なくとも、「そんな用語あったな。」というような印象を受けるんではないかと思うんですね。
もちろんこのヘルディオをお聞きになってですね、日が浅いという方もいらっしゃるかもしれませんが、
毎日のようにお聞きいただいていると、ちゃんと対応できるようになります。 そんな用語ばかりが並んでいるということで、今回はですね、
中身をじっくり紹介することはできないんですけれども、 どんな用語が上がっているか、これを読み上げることはですね、
しても許されるんではないかなというタイミングになってきましたので、 用語解説欄。
06:01
あから順にですね、読み上げていきたいと思います。 あ行からですね、ら行まであるんですけれども、これすべて読み上げたら、
用語だけでも読み上げたら結構時間かかるんですかね。 ちょっとわからないんですが、あの今日はですね、もうそれだけの回かもしれませんが、
言ってみたいと思います。皆さんどれくらい、 あの用語かというふうに認識、理解できるでしょうか。
これまでのヘルディをお聞きいただいた成果をですね、 ある意味テストするような回になるかもしれませんが、
まあ気軽にお聞きいただければと思います。どんどん読み上げていきたいと思いますね。 それでは用語解説399ページから上げられている用語です。
日本語と英語があるんですが、まあ日本語だけにしましょうかね。 日本語の用語で読み上げていきます。
異分析 意味の悪化
意味の一般化 意味の特殊化
意味変化 無言法
ウムラウト ヴェルネルの法則
遠心化 音移転感
次、科行です。 核の水平化
愚覚 グリムの法則
第一次心音推移 逆性
語中音脱落 語頭音脱落
コノルド語 語尾音脱落
根性 あるいは根性語
根種語 次、作業です。
三文字規則 思想時
自然性 死ねく時
釈養 省略
除覚 節備時
窃盗時 次、他行です。
大覚 大母音推移
単音化 短縮
単純副詞 同音異義語
同化 同根語
いかがでしょうかね? 次、那行です。
二重語 二重複数
次、派行です。 派生
品詞転換 複語あるいは複合語
副詞的続覚 副詞的対覚
09:04
分析的 文法化
文法性 母音交代
補充法 翻訳釈養
いかがでしょうかね? 次、麻行です。
メタファー メトニミー
目次 野行です。
予覚 そして最後に羅行
累積 ルネサンスつづり時
理副詞 LI副詞ということですね。
これが厳選された英語使用語ということになります。 もちろんですね、他にも
用語として含めたかったものというのは多数あります。 ですが、本書の都合上、
絞る必要があるわけですね。 そこで絞られたのが、今読み上げたものということなんですが、いかがでしたでしょうか?
レギュラーでこのヘルディオをお聞きの方は かなり聞き覚えがある
用語多かったのではないかと思いますね。 聞いたことのないものももちろん含まれているかもしれませんが、やはりですね、これ日々の
繰り返しなんですね。 このヘルディオ、朝の10分、15分、20分くらいなんですが、これを毎日聞いているということはですね、
本当に英語詞リテラシーが上がるっていうことなんですよ。 毎日の継続、これ大きいですね。
ということでですね、今回は用語を読み上げただけということなんですけれども、いかがでしたでしょうかね。
あと数日、このそれぞれの用語についてもちろんしっかりとですね、説明が加えられておりますので、
今からですね、 復習していただいたり期待していただければと思うわけですね。
学びにおいて用語、これは避けて通ることができません。 そしてこの用語はですね、
非常に便利であるとともに危ういものでもある、 ということは実はこのヘルディオでも話してきたことなんですね。
このチャプターに貼り付けておりますが、 1367回
用語とは助けにもなり欺きもする。 この回をですね、ぜひ聞いていただければと思うんですね。
12:03
用語とは賢く付き合っていきましょう、というのがメッセージです。
エンディングです。今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。 英語語源ハンドブック発売まであと5日となりました。
様々な広報活動、発売前にもしてきましたが、 ここに来てですね、ちょっと神聖な気分になってきました。
ですが、実際発売の前後からまたですね、 エンジンを吹かしてこちら広めていきたいと思っております。
私の思いは、 英語字をお茶の間になんですね。
このチャンネルの冒頭で毎日コールしている通りのことで、 そのための起爆剤としてこの英語語源ハンドブックが機能するだろうというふうに
思いまして、そして望みまして、 皆さんに手に取っていただきたいという、そういうことなんですね。
主目的は英語字を広げることです。 そのための手段、道具として英語語源ハンドブック、こちらを押しているという、そういう順番で私は捉えております。
ヘルディオお聞きの皆さんにおかれましては、 この点をご理解いただきまして、
ぜひ英語字をお茶の間にこの目標を叶える活動にご協力いただければと存じます。 よろしくお願い致します。
このチャンネル、英語の語源が身につくラジオヘルディオでは、 あなたからのご意見ご感想をお待ちしています。
Voicy のコメント機能を通じてお寄せいただけますと幸いです。 SNS でのシェアもよろしくお願い致します。
それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように。 英語字研究者のほったり打ちがお届けしました。
また明日!
14:16

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