先週に続き映画きっかけの回 / 吉田大八『敵』を配信で観た / 筒井康隆原作、77歳の元大学教授の日々をモノクロで描く「老人映画」 / 筒井康隆に特別な思い入れはないが、かなり食らった / 自分も隠居した老人で敵に囲まれているから / 儀助は預貯金が尽きる日をXデーにしている / ていねいな暮らしで『PERFECT DAYS』に通じる / 暮らしの穴は孤独 / 夢や妄想の向こう側に振り回されていく / 敵の答えは映画にも原作にもない / 自分の解釈では外から来る敵と内から来る敵の二つ / 外の敵はお金、体の衰えや病気、孤独、社会不安 / 内の敵は積もった後悔、諦め、恨み、怒り、恥 / 敵のイメージは儀助の脳内なのでとらわれない / 映画はフェイクニュースや陰謀論も描き少し分かりやすい / 儀助とひとまわり少ししか違わないので響いた / 吉田大八監督は同い年 / 自分の最近の敵はAIによる人類滅亡論 / 人類の最後を見届けたいことが生きるモチベーションかもしれない / 「敵」を描いたほかの作品はニュースレターで調べる
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サマリー
吉田大八監督の映画『敵』を観て、77歳の元大学教授・渡辺義介の孤独や、夢と妄想に揺さぶられる暮らしについて語る。預貯金が尽きる日をXデーとする義介の生活は、映画『パーフェクト・デイズ』にも通じる丁寧な暮らしだが、そこには孤独という穴がある。話者は作品の「敵」を、老化や病気、金銭、孤独、社会不安など外から来るものと、後悔や怒り、恥など内側に積もるものの二つに解釈する。自身にとって最近の敵はAIによる人類滅亡論であり、人類の最後を見届けたいという思いが生きる動機になっているかもしれないと話す。
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