当たり前を軽く考えない
皆さんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は、日常成長モデルGDWは当たり前だからこそ流されやすい、というテーマでお話をします。
皆さんの周りにも、こんな人はいませんか?
あなたが、こういう方法を取ったら上手くいったよ、とか、そういう成功事例を共有してあげた時に、
それは知ってるよ、と口にする人です。
でも、その人が実際にやってみるとうまくできないことが多い。
この知っている、とできている、の混同こそが、成長を妨げる原因の一つです。
混同というのは、もうマゼコゼにしてしまう、知ってるから自分ができていると考えてしまっている人のことをお話ししています。
そして、このような人ほど多責にしがちです。
あいつは卑怯されている。あいつは運がいい。俺の上司は見る目がない。
こうした言葉を口にしながら、自分の行動を振り返らない。
本当は自分にできる小さな改善や工夫があるのに、それを見過ごしてしまうんです。
一方で、社内で成長を続け、地位を上げていく人たち。
その人たちは、一発の大きな成功で評価されたわけではありません。
むしろ、小さな工夫、小さな成功をコツコツと積み重ねてきた人たちです。
やはり継続的に成果が出せないと、社内での地位というのは上がっていきません。
地味かもしれませんが、その積み重ねが信頼を生み、結果として役職につながっている。
実はその小さな成功の積み重ねこそがキャリアの土台になっていくと思います。
もちろん、社長や会長のように大きな成果が必要とされる立場もあります。
でも、その大きな成果を支えている者。日々の積み重ねです。
いきなり大きな成功をつかんだのではなく、日常の中で鍛えられた基礎があるからこそ成し遂げられる。
よく聞くのは、新しく社長になった人は、なぜ社長になったかというと海外事業で成功したとか、
そういう大きな成功が語られますが、その大きな成功のもとにはやはりコツコツと積み重ねてきた基礎があるからこそだと思います。
つまり、日常成長モデル。GDWは特別な人だけができるものではありません。
誰もが実践できる当たり前だからこそ、流されずに意識して取り組むことが大切です。
今日の仕事の中でこれはできているだろうと思っていることももう一度見直してみてください。
その中に小さな工夫や改善のヒントが必ず隠れています。
社長になりましょう、会長になりましょうということではなく、自分自身の成長のためにできることがあるということに気がついて行動を起こしていただきたいと思います。
小さな積み重ねが未来の大きな成長につながります。
今日も最後までお聞きいただきありがとうございます。それではさようなら。
