新しい人工衛星の形状
人工衛星の新たな形として提案されている、ディスク型の小型人工衛星。
まるでフォルムはUFOみたいになっている。 そんなお話をしていきたいとおもいます。
NASAが打ち上げたUFOみたいな形。 これが結構理にかなっている。
ちょっとここから、もしかしたら主流になってくるかもしれない、面白い内容になっているので、ぜひ最後までお付き合いください。
それでは行きましょう。 改めまして始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
はい、ということで今日のエピソードが1896話目ですね。 基本的には1話完結でお話ししているので、気になるトピック、気になるタイトルからぜひぜひ聞いていただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。 昨日はちょっとオシャレなタイトルとして、太陽の雨っていうね。
まあリクエストもいただきながら紹介した内容になってたので、こちらもぜひぜひチェックしてみてください。
まあその前が、日曜日は日曜特集っていう、その1週間の宇宙のトピックを宇宙話で取り上げた内容をピックアップしていくような、そんなものになっていたので、こちらもぜひ注目してもらえたらいいですね。
何から聞いたらいいかわからないみたいな、 そんな授業にはぴったりなんじゃないかなと思います。
はいぜひ宜しくお願い致します。 はいじゃあもう早速行きましょうかね本題。
今回お話しするのは、UFOみたいな見た目の円盤型の衛星ディスクサッド。 これが結構面白そうだな、理にかなっててすごいなぁと思ったので紹介していきたいと思います。
今日お話しする内容は、これ宇宙ビズっていうサイトで掲載されていたNASAのリリースがですね、 これも面白そうだったんで紹介するという形ですね。
ぜひぜひオリジナルの記事も見に行ってもらいたいんですけど、 どんなものかっていうと、
簡単に言うとUFOみたいな、というよりもうちょっとイメージしやすくすると、 マンホール。
マンホール型の人工衛星の新たな形っていうのが提案されたところですね。
今回NASAの援助、NASAの開発支援を受けてアメリカの宇宙軍向けの衛星の技術実証が行われました。
こちらの名前がディスクサッドですね。 アメリカの企業エアロスペースコーポレーションがNASAの資金援助を受けて開発した人工衛星になっていて、
本当にマンホール型の形なんですよ。 幅が102cm、円盤が102cmの大きさで厚さが2.5cm。
めっちゃマンホールっぽいですよね。 マンホールよりちょい薄いぐらいのものを今回宇宙空間に4つ打ち上げたっていうような形ですね。
でこの形、まあ結構比較的小型の人工衛星の大きさではあるわけで、 体積とかで考えるとね。
体積は
どのぐらいだ? まあ結構あるか。頭で計算するのめんどくせえってなっちゃった今。
102cmの幅だから、半径が51cm、まざっくり50cmで、50×π
3.14だから3.1、50×3.1で150。
で150が2.5なので、304,350とかですかね。
まあようなイメージのもので、人工衛星、最近だとキューブサットっていう形のものですね。
が主流になってきてて、これが10cm×10cm×10cmっていう形なので、10×10で100
100×10で1000みたいな感じか。
でその体積のものをどれぐらい持っていくか、みたいなところになってくるわけですね。
3つやっていったら、それかける3だし、みたいなところがなっていると。
でこれだと、結局はロケットで人工衛星を打ち上げていくってなった時の、その形を
四角っていうところをどういうふうにロケットの筒の中に最適に組み上げていくかっていうところが重要になってきて、
道々にその四角い箱をくっつけるわけにはいかないので、運搬の最適な組み合わせみたいなところが一定重要になってくるわけですよね。
でえーとまあそういうバランスを見ながら打ち上げていたと。 一方でディスク型になっているこのディスクサット
ディスクサットですね。になるとこの円盤を、まあなんか積み上げていくと
円柱型で格納できるんですよ。
でロケットって円柱型じゃないですか。 だからこのロケット円柱型なんだったら
そこの積み上げていっただけでそのペイロードって言われる トラックでいうところの荷台、ロケットでいうところの先端の部分
ここに格納しやすいっていうメリットがあったりするというようなところでこのディスクサット 運搬にまず非常に向いているだろうと
でしかもこれ面白いのがあの キューブサットってその10cm×10cm×10cmっていうものですね
でこの形 の中に電源系だったりとか
その通信系の機能っていうのが搭載されている形ではあったんですけど その能力っていうのをそのまま継承したような形
というかそれをそのまま横転できる、流用して 作ることができるっていうのがまず
メリットですねつまりディスクサット型に中のコンポーネントというか パーツっていうのを開発する必要がない
平面のその形に埋め込むだけで実は使えるようになるっていうのが結構 メリットとしては大きい技術的なメリットですね
加えて ディスクをフリスビーみたいに投げるような形で
宇宙空間を飛んでいくんですよ それの何がかっていうと空気抵抗がめちゃめちゃ減るっていうところがポイントですね
人工衛星ってまあ地球のギリギリを回るんですよ でそこって結構空気抵抗があるから思ったよりね
宇宙って真空だと思いつつも地球に近いと地球の空気っていうのが一定 宇宙空間にもグラデーションで染み出てるから
空気抵抗を受けるっちゃ受けるんですよ でそれの影響で人工衛星ちょっと周回する
速度が落ちてそれで落ちてしまうのでちょっと高めに設定するか軌道を するのかはたまたちょっと落ちてきたらうちあのその高度を上げていくのか
みたいな対策を実は取ったりもするんですよね そういった対策とっている中でこのディスク型にすると空気が例えば漏れ出していたとしても
ですね その漏れていた空気の影響を受けづらい
つまり高度の調整だったり落ちる心配っていうのをしにくくなる っていうところで超低高度の地球観測ミッションができるようになる
可能性があるわけですよね 人工国際宇宙ステーションよりもさらに100キロぐらい低い場所
高度でいうと300キロぐらいのところっていうのを飛ばすのにもこの空気抵抗を 心配ないから結構いけるんじゃないか
みたいな目線もどんどん出てきていてこのディスクサットっていうところ形にかなり 注目が集まっているというようなそんなコンセプトですね
実証実験と今後の展望
まだまだ今回4機打ち上げられたけどあくまで実証実験という段階 この実証実験がどういうふうに動作していくのか
っていうところが今回注目になってくるポイントかなと思います ぜひぜひ皆さんチェックしてみてください
ということでじゃあ今回は以上にしていきましょう アフタートークでーす
はいということで 結構面白いニュースだったかなと思うんですがいかがでしょうか
さっき 喋りながら頭の中で考えたら僕円の面積の求め方ミスりましたよね
半径かけるパイでやつだけど半径かける半径かける パイ
ですよねやっぱりアグビティじゃなかった だから幅が100センチだから50かける50かける3.14で計算しないといけなかった
なんか通りで体積がキューブサットに比べてちっちゃいなぁと思ったんですけど そこですね原因は
初期初歩的な公式まで頭から抜けてるのは結構これは 重症な気がするんですけど
ちょっと 頑張っていかないといけないですね
もう収録はしちゃったんでしょうがないんでいいわけもせずにそのまま出そうと思います もし気になるところあったらぜひぜひ聞き直してみてください
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こちらでレビューいただけたら嬉しいです それではまた明日お会いしましょう明日はH3ロケットの打ち上げ失敗に関するお話を
していきます バイバーイ
