NASAの天文衛星の現状
人工衛星にとって一番大事なのは、自分が宇宙のどこにいて、地球からの高さがどこなのか。
今のままでは死んでしまうNASAの天文衛星を民間企業が救う、そんな事例が出てまいりました。
一体どういうことなのか、ぜひ最後まで楽しんで聞いてください。それでは行きましょう。
改めまして始まりました、佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
今日のエピソードが1822話、23話ですね。はい、迎えております。
今日が2025年の10月の11日です。 10月の11日は前回の満月が7日だったので、そこからかけてかけてちょっとふっくらしている
半月よりは大きいという状態ですね。 次の半月は14日になるので、ここからまあもうちょっとかけていく。
そして新月が21日という形になるので、まあ月かけていく姿、ゆっくり見ていければいいんじゃないかなと。
でまぁ今月ぐらいから結構冬らしさみたいなのが出てきてるじゃないですか。涼しくなってきて。 だからなんかこう月がかけていくとその分、夜空、その星空はすごい綺麗に見えてくるんじゃないかなと思うんですよね。
ぜひぜひなんかポッドキャスト聞きながら見上げてみて、あ、めっちゃいいなみたいなの。 感じてくれたらいいなと思います。
でね、1個ね、星の撮影みたいなの俺もやりたいなと思ってて。
で、なんでかっていうと、これ初めて知ったんですけど知ってる人いるかな? アイフォン、僕アイフォンなんですよ。アイフォンなんだけど、
アイフォンのその、録音時間。 写真ってなんかこう、フィルムみたいなのをバーって開いている時間で、
カメラに入ってくる光の量みたいなのを増やせるんですよね。 で、だいたいそういったアイフォンって真っ暗なとこでやっても5秒とかっていうようなのがあるんですけど、
三脚に置くと、録音時間を30秒まで伸ばせるらしい。 で、こないだね、これポッドキャストの収録してる時も僕ビデオポッドキャストで撮ってるんで、三脚とかあって、
で、それで設定しようと思ったらマジで30秒いけて、30秒だよな。そう。 だからその20秒以上みたいな、なんかそういう録音時間って実現したことなかったから、
1回やってみようかなーと思ってる。 まあ10月の中でなんかチャレンジできたらいいなぁと思ってるんで、それができたら多分
すげー綺麗な こう、星空の写真が撮れると思うんですよね。
それをあのXとかでハッシュタグつけて披露したいなと思ってるんで、ぜひぜひ宇宙話、楽しみ、宇宙話のハッシュタグね、追ってくれたら嬉しいなと思います。
はい、そんな感じで。 なんか冬は綺麗に星空を見えるんで注目していきましょう。
それでは本題行きましょう。
人工衛星の運用と技術
今日お話しするのは NASA の天文衛星を民間企業が救っていく流れができている。
そんなお話をしていきたいとおもいます。 僕も自分が研究しているときに結構こう
運用チームレベルで めっちゃ関わりがあったNASA のガンマ線観測衛星スイフトと呼ばれるものがあるんですね。
スイフト。 これは簡単に言うとそのガンマ線バーストを観察するための人工衛星
というところになっていて、ガンマ線バースト 宇宙で一番でかい爆発現象の一つというようなところで、短時間で本当爆発的に
高エネルギーの放射線がブワーッと出るような、まあそんなものなんですよ。 でこのスイフトっていうのはそのガンマ線バーストないしは
そのガンマ線バーストを見つけるためにちょっとこう x 線とかっていうのでも観測できるような人工衛星なんですね。
ガンマ線? x 線?みたいになってる。今頭の中でポカーンってあなたの中ではなってるかもしれませんが、
光の種類っていうのはエネルギーがめっちゃ高くなるにつれて青っぽい光になっていくんですね。 であの
僕たちの目で見えるのは紫色までなんですけど、紫よりもさらに外側、見えないけど確かに存在している紫外線。
紫外線体にずっと当たるとやばいですよね。 でプラスそれよりもさらにエネルギー高くて危ないのが x 線。
そしてそれよりもさらにでかいのがガンマ線というような中で、なので宇宙の中、世の中の放射線の中でも一番トップレベルでエネルギーが高いガンマ線を放出する現象を見つけたいっていうのがこのスイフトの特徴なんですね。
で、こうガンマ線とかを出すときについでに x 線の放射とかも結構あるから、 x 線を観測できるような装置っていうのもついていて、
で僕はこう x 線観測っていうのをメインにやっている研究の分野にいたし、 日本が運用している x 線観測装置だったり、僕がNASA行ってた時はアメリカのその
宇宙ステーション別についている x 線の装置とかで仕事をしていたので、 なんかそこの連携って実は国際的にも結構
股にかけて行われてるんですね。 なんか天文の世界ってそういう国をまたいだコラボレーションとか結構多くて、
それぞれの国がそれぞれの特徴を持った衛星を持っているから、 まあ研究者同士でコミュニケーションとってそこは連携していこうよみたいな。
お互い協力した方がでかい科学の大きい課題達成できるじゃんみたいな。 そういったところですね。
でそれでこうスイフトっていうのは関わりがあったんで面白かったんですけど、 人工衛星っていうのはその
まあ地球からちゃんと外に出て宇宙で活躍しなきゃいけないわけですよ。 で国際宇宙ステーションもそうなんだけど
国際宇宙ステーションって今 地上から見ると上空400キロとかにいるんですよね。
これが結構まあギリギリって感じ。 何がギリギリかっていうと宇宙に入れる、宇宙にずっと居続けられるっていう距離感。
なんか宇宙ってもうすぐに真空何もない場所みたいな雰囲気あるけどそうじゃなくて、 地球の大気が一瞬でなくなるってことはなくて宇宙に
宇宙空間に広がっていくのに合わせてじんわり こう外の宇宙空間にも大気が広がってるんですね。
あ、やばい。アガゴの鳴き声が。でその広がっている大気にぶつかると空気抵抗みたいなのが発生するじゃないですか。
その空気抵抗を受けるとまあ例えば人工衛星とかっていうのは減速してしまって 減速すると地球の周りをなんかその遠心力みたいな形でぐるぐるぐるぐるって回ってるから
そのある程度高さをキープできるんだけど そのぐるぐる回ってるスピードが落ちると高度が下がっていって最終的には大気圏にまた突入し
ちゃうみたいな。そういうのがあるんですよね。 で国際宇宙ステーションは高さ440キロの部分でどうにかやっていて
あの落ちそうになっていることは結構あるんですけど落ちそうになったタイミングで 宇宙ステーションっていうのは地上から来たその補給船だったりとかで高さを上げてもらって
いるんですね。それでギリギリ大丈夫な高さをキープしているみたいな。 でその一方で他の人工衛星ってこの高さを調整する方法があんまりないんですよ。
まあなくはない。そういうのを搭載している人工衛星もあるんだけど まあ例えばスイフトとかそういうのを搭載していない。
だから あの
なんていうんですか スス落ちていく一方なんですよね。
でその中でスイフトっていうのは打ち上げた当初は高さ確かね 高さが高度が600キロとかっていうところで回っていた一方で今は概ね国際
宇宙ステーションと同じぐらいの高さにいるらしいんですよ であのスイフトまだまだ現役で動かせるよねっていう話があるのでスイフトをじゃあ
一定の高さまで持ち上げてもう一回どんどんどんどん 活躍できるような場所にしていきましょうというようなところが今回見込まれている
そんな感じです でどうやってやるかっていうと人工民間企業がねこれ人工衛星飛ばして
人工衛星飛ばしてこのスイフトっていう飛んでる人工衛星にドッキングするんですよ だろうまあ国際宇宙ステーションに補給船が来るのと同じ感じでドッキングしてそれで
スラスターブースターみたいなブワーってその後からついた人工衛星が放出して 高さをグアーッと上げていくみたいな
そんな感じで解決していくっていうなんか アナログな感じだけどそんな空中でキャッチするみたいなことできるんだっていう
これ面白さありますねはいそういったのが実際なさの天文衛星に対して行われるっていう のは
なさが言ってしまえば追加投資したみたいな形になるんでこれはね かなり面白い取り組みだなぁと思って紹介させていただきました
宇宙ビジネスの未来
なかなか天文学と宇宙ビジネス交わるところって少ないと思うので皆さん こう知ってもらえたらいいかなと思ってお話ししました
面白かったらぜひ感想をお寄せください いかがでしたかね今日はんか僕こういうはでめっちゃ好きだなぁと思って
ワクワクしながら喋ってました ワクワク感声に乗ってたらいいですけど最近声疲れてるって言われてるからどうだろう
今もなんか声めっちゃ出しづらくなってる気がするんではい 体調には注意して過ごしていきたいとおもいます
今回の話も面白いなぁと思ったらお手元のポッドキャスタープリでフォローボタン の近くにある星マークこちらでレビューいただけたら嬉しいです
それではまた明日お会いしましょうばいばーい
