あの、やっぱり多分ね、私、自分が宝塚ファンだったっていう、そのファンダムの中にいた経験もあるし、あと一応、昔だけどテレビ局にいたっていうことで、私の周りがマスコミ関係者がめちゃくちゃ多いんですよ。
だから、アイドルの運営やっているとか、なんかVTuber関連の仕事をしているとか、いるんですね。詳しくは言えないけど。
だから、どっちの立場もわかるわけ。だから、よりね、ああ生々しいなあ、でも面白いなあ、結構現実に近いんだろうなあっていうのは感じながら、あっという間に読めちゃいましたね。2日ぐらいで。
で、もしかしたら、たまたま初めてこのポトキャストにたどり着いた方もいらっしゃるかもしれないので、説明すると、私、高校1年生の時に、宝塚歌劇団に出会ってね、あの女性ばかりの劇団ね、に出会ってから、そう宝塚に入りたいって熱烈に思うという期間がありまして。
だから、高校の1、2、3年生。宝塚ファンでありながら、仲の人になりたいって思ってた期間と、で、落ちてしまって悲しみに暮れてから、まあしばらく見ないようになってたんですね。
20代の時、ちょこちょこは行ってたけど、でもやっぱり行くたんびに、ああ、私は見る方じゃなくて、中に入りたかったなあって、落ち込んでたわけですよ。
で、地方局のアナウンサーを辞めて、東京に、ふるさとに戻ってきたっていう時に、まあ同時に結婚するんですけど、で、その時、ひょんなきっかけで、10年ぶりぐらいに、なんか連絡してくれた友達がいるんですよ。
まっこちゃん、私、宝塚に最近はまっちゃって、みたいな。で、しかも東京に戻ってきたなら、東京で会おうよ、みたいに連絡くれた友達がいるんですね。今でも仲いいんだけど。
で、そのきてに、いろんな塚太を紹介してくれたわけ。で、さらにその紹介してくれた塚太から、こう、紹介、また紹介、また紹介っていって、どんどんどんどんファンの友達、ファン仲間が広がってったっていう経験が、31歳、2歳ぐらいかな。
まあ、そういう経験があるんですよ。で、10代の頃と違ってさ、あの、社会人だから、ちょっとは自分で自由に使えるお金が発生してるじゃない。なので、高校生の時に買えなかったものとか、その、いい作品、楽しい作品を1回だけじゃなくて、なんか3回、4回見に行っちゃう、みたいなのも、30代だったらできると思って、はまってったわけ。
で、友達もね、仲間もどんどん増えていくし。そう、だからまさにね、ファンダムの中にいたんですよ。30代の頃、約10年ぐらいかな。そう、でもなんか、ファンにもやっぱりこう、濃淡あるわけですよね。まあ、人のことはあんまり濃いとか薄いとか言っちゃいけないのかもしれないけど。
例えば、私の周り、濃いファンが多くって、すごいですよ。私、30代の時に出会ったファン仲間で、宝塚が好きすぎて、兵庫県に引っ越したっていう人。なんと、4人も出会ったことなんです。すごくないですか。そう、だし、親子3代で宝塚ファンです。
宝塚って今ね、2026年で112年かな、の歴史があるから、親子3代とかね、正直珍しくないんだよね。だからファン歴10年、20年っていうのも、全然子さんじゃないわけ。まあ、親存者とは言わないけど、そんなに私、長く見てんだよねって言えないの。もう10年、20年じゃ。
50年とか見てる人、劇場にいっぱいいるからさ。でまたね、元気なのよ、塚青田のおばあちゃん達。おばあちゃんって限定するの悪いけど、まあ、だいたい女性だよね、ファンの人。最近だと、令和になってちょこちょこ男性ファンも増えてきたかなーっていうのはね、いますけど、もう昔なんて全然男性ファンいなくって、その奥さんにいやいや連れてこられた人みたいなのが圧倒的だったの。
今だと1人とかね、男性2人、男性3人で感激してるみたいな姿も見るから、なんかみんなフリーダムで、いいな自由でっていう感じなんです。
とかね、あとごめん話戻すけど、そのファンの濃淡の話ね、全通ってわかります?全部通うこと。私なんかアイドル業界のファンの人で、全通の人がどうたらこうたらみたいなのを見た時に、え、全部通う人なんてそんな無理じゃない?って思ってたわけ。
それがさ、そのいろんな人にね、紹介から紹介から紹介で出会った中に、全通する人がさ、2人ぐらいいたのよ。すごくない?と思って。
共通してるのは、あるトップスターさんが好きで、もうその人を毎日見たいっていうか、毎日会いたいっていう感覚でね、会いに行くっていう感覚で、自分の推しがいる組は全部見る。文字通り本当に全部。
貸切公園とかを含めて全部見に行っているっていう友達が2人いて、全部じゃないにしても本当8割9割見てますっていうお友達も、その2人以外に全然パッと思いつくだけで3人いるから、すごいなと思って。こんなに経済回してる人がこの世に存在するんだって。
あの、SNSとか漫画の中の話だけじゃないんだってびっくりしたんですよ。30代の頃。そう、だからまさにあれですよ。浅井亮さんが注目するファンダム経済ですよ。私もさ、気になっちゃって、初期の頃ね、初めましての頃聞けなかったけど、仲良くなった後聞いたんですよ。全通ってさ、どうやんの?って聞いたら、まずお金とか皆さん気になるでしょ。
で、宝塚って、そう説明してなかったけど、5組ありましてね。花、月、雪、星、空っていう5組あって、人によってはその、全部をまんべんなく見たいっていう人もいるんです。ま、っていうかそっちの方が圧倒的に多いかな。1回ずつチケット取れたら見るわーみたいな感じね。
だけどその全通する人は、ま、他の組は置いといて、自分の応援している組だけを、とにかくお金つり込むんですよ、みたいな感じでしたね。で、もちろんお仕事もしてるし、自分で全部稼いで、で、ボーナスとかお給料を、もうほとんどそっちにつり込むっていう感じね。
ま、若い子はね、20代とか学生さんとかで、ま、全通じゃないにしても8割9割通ってたりすると、そうそう、いろんなものを切り詰めてやってんだなっていう感じはしたけど。でもそうするとさ、あのー、宝塚ファンってさっき言ったように、ほんとに年齢層をね、幅広くって、ほんとおばあちゃん世代。
ま、自分の母親とか、おばあちゃんぐらいの世代の人いっぱいいるから、お金ないんですよ、とかいう若者にね、みんなさ、あのー、おごってあげるとかいうのもあるけど、食べ物をね、あげるのよ。あ、これ、あのー、帰ってレンジでチンして食べるだけだから、あげるわ、みたいな。公演中これで頑張ってね、みたいな。
そう、お菓子あげたり、ほんとなんか、あのー、ゆでて食べられるスープとか、なんかお粥とかあるじゃない?とかなんかね、すごい人は、あのー、博多座公演行ってきたから博多飲み上げ図って公演の前に、あのー、明太子配ってる人いましたよ。すごいでしょ?いや、ありがたいけど、明太子、みたいな。現物至急と思ってね。そうそうそう、面白かったなー。
で、まあ注意していただきたいのは、宝塚界隈で行われてことが他でも行われるかっていうと、まあちょっとね、形も違うしね。やっぱり宝塚って生の舞台を見に行くという応援の仕方でしょ?
でも他ってさ、例えばこう、テレビに出ます。ラジオに出ます。なんかYouTube公開されました。とかね、新曲公開されました。CD買ってね。とかあると、まあ全通するとかではなくね、YouTubeの回数を回すみたいな。まさにインザメガチャーチにそういうシーンあったんですけど。
そう、再生回数を1でも多くするんだってね。一生懸命こう回してあげるみたいなことをね、するんですよね。で、それをさ、周りにお願いするんだよね。これ私の推しなんだけど、新曲出たのね、このMVの動画ちょっと見てくれる?みたいな。
そうやって布教活動をしていくわけですよね。そう、だから本当よく宗教に似てるって言われるじゃない?星勝って。それはどこも一緒かもね。宝塚とか、本当ブロマイドっていうの?スチール写真か。そう、販売してるんですけど、それを持ち歩くっていう人がやっぱり本当に多くて、これはアイドル業界もそうだけど、それってやっぱり信仰してるのと一緒だよね。
で、お金に余裕ある人はそれも何十枚って買ってさ、これ私の推しなんですってさ、配ってんのよ。で、私も何枚ももらったことがあるわけ。あげる?つって。すごいでしょ。で、これは純粋な布教活動もあるし、あと、インザメガチャーチにも出てくるけど、なんかそのグッズとかそういう写真って、誰が何個売れた、何枚売れたっていうのを絶対数で比較してんのよね、データとして。
もうこれはファンダム経済でビジネスだからさ、その運営側からすると、そりゃどうしても数字で比較されてしまうって、もうしょうがないことなんでしょうね。
稼ぎたい人からしたらさ、6人とか7人グループだったらもう可視化するの早いじゃない。たとえグループだとしても、多分何百人いても、多分1位から400番、ババババって簡単に出ちゃうんだよね。
で、私さ、ランダムってのが嫌いなんだよね。知ってます?ランダム。まさにさ、キーホルダーとかさ、シールとかさ、アクスターとかさ、AさんのファンだからAさんのものくださいっていうのが、
まあ、なんていうの、すごくシンプルで正しい。正しいというか、商売の仕方だと思うんだけど、多分、そういう誰々さんは売れて、誰々さんは売れないっていうのを避けるために、ランダムにして見えないようにね、パッケージ化しちゃって、自分の推しが出るまで買うとか、大量に買っていろいろ交換するみたいなことが発生しちゃってんだよね、どの界隈でも。
中にはさ、そのいわゆるスチール写真っていうの、昔で言うブロマイドですよ。あのブロマイド写真ですらランダムっていう団体、なんか珍しくないらしいですね。いやー、それしんどくない?それがなんかさ、3人グループとかだったらまあいいけどさ、なんか10人、20人とかのグループとか、それ以上だと、まあしんどいよね。
で、そのインザメガチャーチじゃないけど、運営側のさ、コンタンとかしちゃうと、なんかもうランダム買いたくないよ、そんなのって思っちゃうんだよね。あれはずるいよね。でも、好きっていう気持ちにはみんな抗えないんだよね。
自分たちの押し傘、長く楽しく活動してもらえるようにって言って、お金を落としていくんだよね。そう、でもその気持ちはわかるから、私はね、バカにできないかな。
そう、なんかね、宝塚ファンとそのインガメザーチャーチ読んだ後、他にも読んだ子がいたから話してたんだけど、搾取されてるって、わかってて搾取されてたよね、私たち。みたいなことを言ってたわけ。
偉そうに聞こえるかもしれないけど、なんか私の周りとかもさ、ついついチケット増やしちゃうとか、もうあまり使わないかもなーって思っててもグッズ買っちゃうっていうのは、わかってたよ。搾取されてんなーって思いながら。そう、でもそうやってさ、うちら搾取されてるよね、あははーって笑い飛ばしながら、押し傘できてたっていうのは、まあ楽しかったかな。
あとさ、よく帯にもなってる、なんかいろんな広告にもなってたんですけど、作中に出てくる言葉として、神がいないこの国で人をやつるには物語を使うのが一番いいですよっていう文言があるんです。
これはファンタム経済を増そうとする運営側の人間なんですけど、セリフの主ね。で、SNS見てたらこれにゾッとするみたいな人が結構多数いらっしゃったけど、あれはね、誇張してるでもなんでもなく運営側ってああいうマインドだと思いますよ、たぶん。
そう、だけどその物語を扱われて、で、搾取されてるなってわかってるなら楽しいと思う。押し傘って別に悪いことじゃないしね。だって幸せとかさ、楽しい充実感っていうのが感じられるなら良くない?だし、私はね、私の場合なんだけど、30歳になってからまた宝塚をね、見始めたことによってすごくね、友達の輪が広がったんですよね。
で、私この番組よく出てくるスメリコザポイズンレディーさんっていうね、お世話になってるお姉さんがいるんですけど、あて口の屍を超えてっての最近の回でも、大人になってから友達ってどうやって作るんだっけ?みたいなテーマで語ってらっしゃったんですよ。
で、お便り募集してたから、私、宝塚のこの経験をね、送ったっけ?で採用されたから、ぜひ聞いて欲しいんですけど。そう、楽しかったですよ。普段生活してたら絶対会えないようなお友達とか知り合いできたしね。
だって親子で宝塚ファンやってるお友達とかさ、その当時小学生だったわけですよ。ね、誰のファンなのー?とか、あのショー楽しいよねー?ってね、見ず知らずの小学生ですよ。10歳ぐらいの子と、私が友達、まあ友達って言ってもおかしいけど、ファン仲間として宝塚というワードを通して会話できるってすごくないですか?
いや、だってその子だってね、びっくりしちゃった。今、大学生になったんだって、その子。えっ、小学生だった子が?みたいに。びっくりしちゃったんだけど、まあでもそうだよね、大学に行く頃だよねって思いながら。そうそう。しかもなんか、関西の大学に入ったから、宝塚見放題って喜んでるって言ってて、あ、よかったわなと思って。ね、幸せだよね。
なんか、本の感想って言いながら、私のなんか、おたかず話になってきちゃった。ごめんなさいね。匿名記録さん大丈夫かな?あのお便りくださった方。なんか、真面目に本の感想をうんぬんかんぬんってより、どうしてもおたかず話に繋げちゃったんですけど。
あと、脱線ついでに言っちゃうと、私の友達で、触動がんになった子がいるんですよ。で、一番と言っていいほど、宝塚ファンとして仲良かった子だから、すっごいドキッとしたし、ショックというか、大丈夫かなって心配してたけど、もう治療も効いて、今なんとか普通の生活にね、戻ってるんですよ。
髪の毛全部抜けたけど、戻ってるっていう状況ね。で、定期的に検査受けて、再発してないかとか、チェックしてるんだけど、今のところ大丈夫なんですよ。で、そのことも、このね、インザメガチャーチの感想を言い合ってて、言ってたのが、お医者さんにこう言われたんですって。
ときめきとか、笑いをもたらしてくれるものは、どんどん摂取してくださいと。いいですね。どんどんおかけした方がいいですよって、担当のお医者さんに言われたんですって。だから、人様に迷惑をかけていくとか、この本の中で言ったらさ、お父さんに留学するって嘘ついて、送ってもらったお金を、お仕方に使っちゃうとかは、やっぱりダメだけどさ。
自精神は必要なんだけど、人に迷惑をかけないんだったら、お仕方って楽しくて幸せなもんなんだよね。そう、問題はそこでしょ?浅井涼さんが言ってんのは。どこまでつぎ込むか。それはお金もだし、あと人生もだよね。人生をどこまでその推しに注ぐんですか?って話じゃない?
さっきさ、全通の話したと思うんですけど、なんか宝塚ファンはこれを聞いてないと思うけど、全通した人が偉い。1回しか見てない人が偉くないっていうのは、私は本当に不健全だと思うんです。
全通する人はすごいね、だし、1回見る人だって、なになにさん素敵だよねってさ、一緒にときめきを感じる時間っていうのは、それはさ、まあ同じなんだよ。だから元オタクからすると、他人と比べないっていうのがティーワードなんだよね。
で、私ツイッター大好きだからXをしょっちゅう見てると、いろんな界隈でね、オタク同士、ファン同士揉めたりしてるの見るけど、やっぱさ、他人と比べるっていうのがティーワードのような気がすんだよな。でも、あれか。他人と比べないってのは頭でわかってても、それでも冷静になれないのが推し活なのか。
まあそうなんだよな。てか、マイペースに応援してるより慣れてれば、ね、こんな現代社会の問題だなんて言われないよね、推し活がね。
そう、あの、最近、2026年、今年ね、お母さん、母親のお金を推し活に使っちゃって、それがバレて、母親殺してしまったっていう事件、あったの知ってます?で、その娘っていうのが54歳なんですよ。
1000万円ほどあったね、母親の口座から投げ銭をしてた。で、それがバレちゃった。バレたから封印するっていう。
こういうのを問題だとしてるわけでしょ。うーん、そう、どこまでつり込むかね。でもこれって個人の問題だからさ、どんなに偉いどっかの教授とかさ、社会学者があれやこれやって、なんか問題提起して、討論したところで、オタクの耳には1ミリも届いてないと思うよ。
あ、そうで、笑われて終わりだと思うよ。なんか冒頭にそういうシーンあったもんね。そう、テレビでさ、ファンダムとかファンダム経済について語っている人のことを見ながら、誰だっけ、あのあれだ、綾子だ。
そう、会社の先輩とね、一緒に同じ俳優を応援しているっていう綾子が、2人で先輩と一緒にね、2人で部屋でさ、こう、何言ってんのこの親父、アハハみたいな感じで見てるシーンがあるんです。あれすごい生々しいなと思って。
あれね、まさにみんなやってると思うよ。何偉そうに語ってんの。こっちはそんなつもりで推してるわけじゃないんです、みたいな。言ってるだろうなぁと思って。
まあそのね、語ってる人はさ、テレビ局に呼ばれたから、なんかこう、説明してるだけだと思うんだけど、まあファンからすると偉そうに、うっさいなぁこのおじさんとしか思ってないんだろうね。
そうだよ、問題はどこまですり込むかなんだけど、私は無責任なことが言えるからさ。だって私、別に運営やってないし、社会学者でも何でもないから言えちゃうけど。
うーん。借金とかしなきゃいいんじゃないの。だけど現にね、そうやってお母さんのお金勝手に使っちゃったっていう現実問題あるし。
この作品の中でお父さんから、お父さんあれよ、娘に頼られたと思って嬉しくなっちゃってさ。
留学資金そうか、必要なのか、結構かかるなぁとか言いながら、ひょいひょい入金してるじゃない?って仕事を頑張ろうみたいになってるけど、それが実は推しに回されてた。
しかもその推しっていうのが、実は自分が携わっていたアイドルグループだったっていうね。
そこがね、お上手でしたね、浅井涼さんの描き方。
ちょっとなんか宝塚ファン話が長くなっちゃったけど、作品の感想としてはまあ面白いなんだけど、
一個ね、なんだかなーって引っかかった。引っかかるじゃないんだよな、もやもやっていうのかなっていうのが、久保田っていう40代の男性ね。
浅井涼さんのなんかインタビューとか聞いてると、中年男性の孤独っていうのに関心があるらしくて、
多分だけどこの久保田という男性は浅井さんの関心がそのまんま描かれた人物なんだなーっていう風に私は受け取ったわけ。
で、女性ってさ、結構友達同士ってもうダラダラとオチもない喋りをさ、カフェとかでキャッキャしたりするじゃない?
で、あれが10代でも20代でもできるけど、30代40代50代60代70代80代90代ってずーっとできる生き物っていうのは、同じ女性である私としてはすごく理解できるのね。
今もそうだし、昔もそうだった。多分この先もそうなんだろうなってこと。で、男性はなかなかそのお茶する相手がいない。
友達がいないみたいな話ね。でね、うちね、実の父親、定年後を見てると、ああそうだろうなって浅井涼さんの心配はそうですよって言いたくなるぐらい、なんかね、絵に描いたような友達のいない人なんですけど、これはディスってるとかでもなく現実だからね。
で、趣味が囲碁なんですよ。で、前は外に行って、なんか囲碁仲間の人とね、あの会合じゃないけど、なんか集まりがあったのに、行かなくなっちゃった。
あと、もっと数学教師だから、なんかこう数学にまつわるイベントだったり会合も行ってたのよね。で、一番のきっかけがコロナの前あたり、コロナじゃなくてコロナの前ね。
コロナの前あたりから年齢的に、だんだんね、60代70代って、自分の持病もしくは家族の介護、まあ主に自分の両親だよね。
自分の親がさ、80代90代それ以上になって、介護が必要になっちゃった。だから自分はなかなか外出できない。やっぱ目が離せないってやつね。
で、デイサービスとかに預けたとしても、なんかそのポッと空いた5、6時間を、男友達とお茶をしに行くっていう感覚は、女性だとあるけど、なんか男性ってあんまりないみたいね。
全員じゃないよ。全員じゃないけど。うちの父親がそう言うのね。
お友達誘ってみたんだけど、みんなやっぱ親の介護があってとか、自分もなんかちょっと病気になっちゃってね、ちょっと歩けないんだよね、足腰がとか。
あと物を食べられないから、飲食店行ってもね、とかお酒飲めないし、とか甘いもの食べらんないし、みたいな。
家から出ないっていう人がほとんどなんだって。
で、うちの父とその周りね、例外もいると思うよ。別に男だからとか女だからとか関係なく。
いや、うちのお父さん、うちのおじいちゃんは外に出て仲間と一緒に飲んだり食べたりベラベラしてますけどね、とか。
でもあと確かにね、夫のお父さん、ギリのお父さんね、もう同じこと言ってましたね。
どんどん友達が減ってくのは、やっぱりそう、親の介護と自分の治病。
で、昔はゴルフ仲間がいて、1ヶ月に1回ゴルフ行ってたんですって、そうすると生活の張り合いになるじゃないですか。
で、外に出るとかね、運転するのも生活において刺激だし、ゴルフ場行ってね、眺めのいいとこに行けるとか。
で、おしゃべりするとか、最近の近況報告とか、あと運動にもなるしね、ゴルフだと。
なんだけど、そう、やっぱり1人2人とね、介護と治病理由になくなり、あと悲しい話すると、ご本人が、ゴルフ仲間ご本人が亡くなられたとかね、なっちゃって、会えなくなっちゃったんだよねって寂しそうにおっしゃってたんだよね。
そう、だから今これを聞いてるのが何歳でしょうね。
そうだ、私のポッドキャストってね、私とね、同世代が一番多く聞いてるんですよ。40代とか50代とか。
で、次がね、20代なんですけど、20代の人はピンとこないだろうな。
まあ、おじいちゃんおばあちゃんを見てるとわかるかもね。
だから同世代の人はなんとなく、ああそうそう、うちの親もそうだわーって人いらっしゃるんじゃない?
ね、全員じゃないよ、全員じゃないけどね、傾向だからね。
で、私このインザメガチャージの影響でか、最近さ、その、なんていうの、中年男性の孤独みたいな特集のコラムとかをやたら目にすんだよね。
テレビでもなんか特集コーナーやってて、もしかしてインザメガチャージをきっかけに注目の話題なんでしょうかね。
で、また脱線しちゃったよ。で、久保田のモヤモヤね、あの、冴えない経緯文の日々なわけですよ。
昔は俺だって洋楽の部署にいて、どうのこうのとか冒頭出てくんです。
あとね、同期の活躍を眩しく感じたり、孤独が色濃く感じられるみたいなシーンもあるし。
で、そんな中さ、同期に呼ばれてシーンプロジェクトに加入して、ま、ルンルンするわけですよ。
それは気持ちはわかる。ね。ようやく、ようやくまた現場に行けるっていう。
多分ね、ああいう音楽業界の人もそうだと思うよ。現場がね、一番楽しいのよ。
ね、それはね、私の周りのマスコミの人を見ててもよくわかる。
で、その久保田はね、男性アイドルグループと触れ合っていくうちに、なんかね、羨ましいみたいな感情が出てくるのよね。
仲間っていいなーみたいな感情が芽生えていくんですよ。
ま、本当のネタバレしちゃうとさ、面白くないから言わないんだけど。
そこで一人のメンバーと、ちょっとね、距離が縮まったかなって勘違いする出来事が起きるわけ。
読んだ人は、ああって思うでしょ。そう、あそこキモなんだよね。
多くの人は、あそこになんていうんだろう、キュンとするのかな。キュンとするっていうか、あ、このアイドルの子優しいなって思ったりするのかな。
これ、同世代の40代後半の男性とかが読んだら、分かる分かるってなるのかな。
私ね、そこにね、ちょっとね、イラっとしたというか、もやっとしたというか、なんかね、プロ意識の低さにイラっとしちゃったんだよね。
いや、そのプロ意識の低さがないと、このインザメガチャーチって話が進まないからさ、ね、転換がないからダメなんだよ。
わざとやってるのよ、さゆりおさんもそうやって書いてるんだけど。
なんか、運営側にいる人がさ、アイドルにちょっと優しくされたことに勘違いして、まるでなんか僕も仲間みたいになったかのような振る舞いをしちゃうって。
いや、そういうとこだよ、久保太。だから経理に活かされたんだよって思っちゃうわけ。
で、なんかその、経理部に移動になった経緯って書かれてないんですけど、え、書かれてないよね。確か書かれてないんですけど。
なんかね、そういうプロ意識の低さっていうのがね、たぶん、たぶん仕事っぷりに出てたんじゃないかな、久保太さんと思っちゃうの。
そう、なんか、出世が全てとは言わないよ。そう、現場にいられる人が一番偉いとは言わないけど、
花形部署でやりたいんだったら、頑張らないといけないし、プロ意識を持って働かないとダメじゃん。
いやー、もう何やってんだよ、久保太。って、イラついちゃったの。だって、せっかく花形のさ、新プロジェクトにさ、自分も加えてもらってさ、はしゃいじゃダメだよって。
何をはしゃいでるかっていうと、あ、ネタバレしよっか。ネタバレするよ。今更だけど。だいぶネタバレしてるかもしれないけど。
ネタバレいくよ。ネタバレするから、これから読もうと思ってたのにって人は、ここでやめてください。すごい中途半端。
中途半端だけど、ここでやめて。いくよ、いくよ。めっちゃめっちゃ肝となる、一番のびっくり、あ、一番じゃないか。
久保太に関しては、一番のびっくりなネタバレするよ。いきますよ、ネタバレまで。3、2、1。
久保太が、そのちょっとね、優しくしてくれたアイドルさんが、ちょっとこう、メンタルがやられたのか、お休みしますって発表したんだよね。
で、その発表したことに、久保太はちょっと動揺しちゃって、しかも心配しちゃったわけ。運営のスタッフとしての心配とかだったらね、いいんだけれど。
もう違うの、久保太はその境界線がおかしくなっちゃってて、それはなぜなら優しくされて嬉しくなっちゃったから。仲間ができたって嬉しくなっちゃったから、
やばい振る舞いをしたっていうのは、その怖な運営しか知らないようなメンバーの住所を調べて、その子の家まで行っちゃったわけ。
で、要は多分、「大丈夫か。俺が支えるぞ。」みたいなことを言いたかったんだろうね。でも結果はピンポーンって言ったら、「えっ、なんでここにいるんすか。」みたいになって、久保太は大やらかしをするわけですよ。
ね、大問題になるわけ。それはそうよ。皆さん自分がアイドルとか俳優になってみてくださいよ。有名人ね。
勝手にスタッフの人が、もうコア中のコアしか知らないような情報を元に、家に来てピンポーンってしてくる。ホラーでしょ。怖すぎでしょ。
いやだから一線踏み込み過ぎ。一線どころか一線二線踏み込み過ぎなのよ。久保太は。そういうとこだよっていう、なんかプロ意識の低さに、私は久保太がね、本当に最初からなんかモヤモヤイライラしてたけど、大嫌いになりましたね。
やっぱ嫌いだなーって思いましたね。そうじゃないと、この小説は、作品は進まないから、浅井亮さんもね、わざとそういうふうに描いてんだよ。そういうのがテーマだからさ。
キレッキレの仕事ができる第一線の男性を描くわけがないよね。だってそういう人にはさ、常に周りに人がいるから、人に囲まれているからさ、孤独とか感じないわけよ。
いや、感じるかもしれないけど、とりあえず仕事では感じないじゃない。久保太はさ、家庭でも孤独。離婚して、月に一回は娘とオンラインのね、なんかズームなのかな、なんかこう顔を合わせて、元気?みたいなやりとりするけども、それはなんか、業務的というか、娘さんももう嫌々だろうなっていうのが丸見えなわけ。
で、どうやらお母さん、要は奥さんね、元奥さんとはほぼ会ってないみたいね。その娘を介して、お互いがお互いの現状を知る、みたいな状況。そう、だから家庭でも孤独。仕事場でも孤独。
っていう男性な。だから大やらかしをして、またその経理部に戻ってくるんだけど、で、まあ晴れ物扱いされるわけですよ。社内でね。そりゃそうだよね。やらかしたんだから。よくグビにならなかったねって思ったぐらいなんだけど。
そう、だから私はね、久保太が嫌いだね。本当に。そう、プロ意識の低さ。いやなんか、仕事で失敗するとかさ、なんかこう、ついついトラブルを起こしちゃうってのは、もうしょうがないじゃん。人間だからさ、完璧じゃないから、そりゃしょうがないと思う。みんなね、これは全員、世界中全員、人類全員だと思ってるんだけど、にしてもだよ。にしても久保太のプロ意識の低さはどうなんて。
もうそっちが気になっちゃって。イライラして久保太のシーンは終わりましたね。もう久保太が一生うだうだ、なんか多色っていうか人のことを羨んでさ、自分の理想を頭の中で妄想してさ、その理想は娘さんのこともあんだけど。娘にはこうなってほしいとか。娘は他の子と違う。
ファンダム経済に流されるような、あんなチャラチャラしたお仕事やってることは違う、みたいなことを頭の中で妄想してるけど、実はその娘もそのファンダム経済のど真ん中にいたんだよっていうのがオチなわけ。そこも浅井涼さんのお上手さなんだけど、もう久保太という男というか、ああこういうお父さん嫌だなとか、こういう旦那だったら本当に嫌だったなと。申し訳ないけど思っちゃったね。
なんか小説だとこうやって堂々と嫌って言えるからいいね。現実の人間じゃないからさ。そう、プロ意識にかけるね、業界人ってほんと嫌いなんだよね、私。たぶんね、私、過去の誰かと投影しちゃってんだろうね。たぶん。
それは具体的に言えないね。言っちゃうと、ほら失礼でしょ。失礼だけど、でもなんか同じような人いたかもなーと思って。アイドルの本当の家に突然訪問しちゃう、ピンポンしちゃうような、そんな大やらかしはしてる人はいないけど、なんか久保太って決して偉そうにしてるわけじゃないけど、家に行っちゃったのも一生なんか証人よっていうのように感じるんだよな。
俺はそういうコア中のコアな情報を手に入れられる人物なんだぞ。こうやって、相似てちゃう距離なんだぞっていう、なんていうの、鮮明意識つうかなんつうか。こじしたかったんだろうなって思っちゃって、ああ残念な人だなっていう。