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日本のPost-IPOスタートアップの成功事例について考える
2020-09-25 17:46

日本のPost-IPOスタートアップの成功事例について考える

「スタートアップ実践放談 シニフィ談」
この番組ではスタートアップや上場企業の経営にまつわる、やや玄人好みのテーマについて、シニフィアンの小林賢治、村上誠典、朝倉祐介の3名が解説、考えをお届けします。

シニフィアンはレイターステージ・スタートアップを対象としたグロースキャピタル『THE FUND』の運営などの産業金融事業、上場企業・未上場スタートアップに対する経営アドバイザリー事業、上場株式投資事業などを行っている会社です。  
なお、こちらでお話しする内容は、何らかの投資行動をとることを勧誘するものではなく、いかなる意味においても特定の有価証券、金融商品の売買の申し込みを推奨するものではありません。

お話しした内容は加筆修正を加えて、随時以下のホームページにも掲載しています。

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https://signifiant.com/

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スタートアップ実践砲弾 シニフィ弾
こちらの番組では、スタートアップや上場企業の経営にまつわる、少しクロート好みなテーマについて、グロースキャピタルを運営するシニフィアンの小林、村上、そして私はさくらの3名が、解説、考えをお届けします。
はい、こんにちは。シニフィアンの朝倉です。 シニフィアンの小林です。 こんにちは。シニフィアンの村上です。
今日はですね、我々よくシニフィアンとして、上場以降のポストIPOのフェーズが大事であると、少なからぬスタートアップが順調に上場したはいいものの、上場以降のステージで挫折というか、
トンザすることが少なからず起こり得るので、そこのケアというか、上場後にどれだけ成長できるかといったことを重視して、経営に取り組んでいくことが重要だといったことをよくお話をしていますが、
じゃあ、理想型となる会社、上場以降も継続して成長したポストIPOスタートアップというのが、一体どういう会社なのかといったことをですね、
実際、具体的な事例を出しながら、確認してお話をしてみたいと思います。
で、今これで準備をしてますが、出てますかね。
ここに出てるのは、ちょっと我々の方でピックアップした会社群ですけれども、何かというと、1995年以降に上場した日本の会社。
この際、スタートアップの定義とは何ぞやみたいな議論はいろいろあると思いますけれども、とにかくひとまずは、1995年以降に上場した日本の会社という切り。
これは甘いにも昔すぎると参考にもなりづらいし、なんとなくWindows95が出た後というふうに、キーの良さというところで、そこはどうしても恣意性が入るんですが、95年で切っています。
95年以降に上場した日本の会社で、なおかつ現在の時価総額が1000億円以上、2020年9月時点の時価総額が1000億円以上、なおかつ非常に上場以降も株価が成長し続けている会社を挙げています。
これは何の順番に挙げているかというと、倍率ですね。IPO値の時価総額と現在の時価総額の倍率の掛け算であると。
注意しなければいけないのは、このIPO値というのはデータ取得の関係で、公募価格でも発値でもなく、上場した月の月末の数字ということなんですけれども、
ただただ上場した前後のフェアプライスとしては、そんなに外れた数字ではないと思いますので、厳密に1倍2倍の差が意味あるというよりは、ざっくり大きく成長している会社がどこなのかといったことを示した。
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見てみると、トップ40社に関して見たとおりなんですけれども、1位M3、2位日本M&Aセンター、3位ワークマンというふうにずらずらずらと並んでいます。
上場して以降、時価総額が1000億円以上で、なおかつ倍率としては店場が10倍以上になっている会社という意味でいうと、27位のGMAOペイメントゲートウェイ株式会社ということになりますけど、
この27社があえて言うならば、ポストIPOでも継続して成長しているスタートアップのある種理想型のような会社として捉えてもいいんじゃないかなというふうに思っているというところですね。
結構見てみると、意外というか、こういう会社なんだという印象ですよね。
世の中でいうと、例えばナッツダックの上位メーカーって基本的にテックだったりバイオウだったりがずらーっと並ぶのに非して、トラック物流とか食品スーパーとか、担当設備とか、制服、作業服をかなり多岐に渡った
なという印象がありますね。
何か特徴的なことって言えるんですかね?
少なくともこの95年からいくと、アメリカだと明らかにドットコムバブルとかあって、おそらくもっとITとかソフトウェアとかネットの会社が多いことからすると、日本のこの25年って圧倒的にこの求来型のビジネ
スの人が多いっていうのは明確に思いますよね。
プラス、その中で直近の動向で株価が大きく上がりやすかったやつが少し多少の補正があった可能性がありますね。
ドラッグストアとかはその傾向があるのかなと思いますし、IR JAPANさんも直近の資本市場のプレッシャーが高まってくる中でのニーズの高まりっていうのは非常に大きいのかな。
急激に直近に上がってきたところというのも何者かありますね。
確かに2020年前後のトレンドっていうところで大きく跳ねているところ、具体的にはワークマンだとか、今あがったIR JAPAN Holdingsと思うでしょうけど、ここはひょっとしたら2年後、3年後どう
なっているかというのは正直よくわからないので、ややちょっと注視しなければいけないかなと思います。
ただ少なくともM3とかは確かに日本を代表するスタートアップだという感はありますよね。
上場時確か400億弱ですからね、時価総額。すごいですよね。
IPO時の月末が570億だったのかな。
まあいずれにせよ、そこからの伸び図が。
170億円ですね、株。
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これ時価総額なんじゃない?
時価総額。
これ億円なんじゃない?
億円だと思うよ。
この後でも地味な方から先に話すと、例えばこの星崎とか、知る人ぞ知る有料名柄みたいなものが逆に言うと、この2008年に上場して、その時は500億しかなかったんやというのが驚きでありますけども、
やっぱり非常に安定性の高い業界というか、すぐになくならない業界の裏かたけで着実にグロースしているような、業界トップティアの会社がポツポツ入ってきているのかなと思います。
ドラッグスターも再編効率化で、一部の会社さんが上に来ているというのもそういうケースかなと思いますけども、
結構地味にB2Cって目立つような企業がバンバン入っているというよりは、比較的地味に着実に磨いてきてスケールしてきたような会社さんは、いわゆる我々が言うようなグロース系の会社さん以外では特徴として目立つ
のかなという気がしますね。
僕はてっきりもう少しYahooとか楽天とか、ああいう規模感もあって日本のIT協会におけるUみたいな会社が上位に出てくるのかなと思ってたんですけど、案外そこは出てこなかったですね。最初から高かったのかな
それは。
サイバーさんが入っているぐらいですかね。
そうですね。楽天は79位で3.7倍ですよね。
なので最初から少しIPOのタイミングが楽天2000年なので、ちょっとドットコムの高い時に出ているとは影響してますよね。
あとは最近少し株価が下のところで推移してしまっているので、それもあって低いですよね。
その意味で言うと、スタートアップの文脈の人たちがわかりやすくイメージするような日本の有料スタートアップ的なところというところで言うと、この中だとM3、SMS、ZOZO、価格コム、あとサイバーエージェ
ント、GMOペイメントゲート、10倍ちょっと切っちゃってますけど、デジタルガレージとSHIFT。
弁護士ドットコムか。弁護士ドットコムはコロナ影響を多分に受けているところもあるので、流報ありですけども。
もうちょっとそういった会社が上位を占めるものなのかなというふうにこれを見る前は思っていました。
あとモノ太郎か。
そうですね。
これ逆にどういう学びがあるのかという話ですよね。
そうですね。隅だとちょっといくつかね。
例えば、モノ太郎とかM&Aセンターに関しては結構長い間授業をやってますよね。
M&Aセンターは確か90年ぐらいだったと思います。
モノ太郎も95年だったかな、97年だったかな。それぐらいだったと思うんですけども。
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かなり長い期間かけて連続的に成長しているという会社が入っているのかなと。
ただ、それぞれの会社の特徴を見てみると結構最初、PLも含めてあまり加速度的に成長しているというよりは、
最初の5年10年というのはある種地道に成長されて、この5年10年で急速に延べているようなそういう軌跡を描いています。
まさにカーブでエクスポネーションですね。こういったところが一つ特徴としてありますよね。
あとは、よく我々も話したりしますが、小型上場と呼ばれるような規模感の上場して、
LINEの主要単位にハマってしまうというのが、ある種の日本のスタートアップの世界における一つの課題点なんじゃないかといった問題提起を我々もよくしていますが、
ただ実際見てみると、これ倍増で相当しているから当たり前っちゃ当たり前なんですけど、
中には確かに小さく出ているんだけれども、その後成長している会社というのも多々あるということですよね。
M&Aセンターも200億弱、物太郎だって2,300億という規模感だったことを思うということですよね。
ここ1,2年で一番株価が伸びた会社の一つであるSHIFTさんも実際ね、この時点で1ヶ月後だとね、185億。
非常に小さかったですよね。
ファクトと見ると面白いですね。
大きく上場することによるメリットというのはそれはそれであると思いますし、
そういう方法を狙える人たちというのはそれはそれでオプションの一つとして考えればできたと思いますけれども、
同時にどうしても小さい単位で出ざるを得ないというような方々であれば、
こういったところから何か資産を得るところはあるのかもしれないという、
そういうリストとしての意味があるのかなと。
そういう意味だともう一点思うのは、先ほど時間が結構長い間やっているということでいくと、
例えば日本M&Aセンター、30年前のM&Aって、
いやいやいや、マーケットちっちゃいですねーっていうところですけど、
今まさに拡大しているし、これからもきっと拡大するだろうというビジネスだったりとか、
物太郎さんも多分やり始めた20数年前に、
FAXでやってたような、ああいったものの取引をECでやるっていうのは、
いつ爆発性に広がるんでしょうねっていう中、地道にやってきて、
でも今はもうこんだけEC化が進んだ中では、
こういうニッチなところをECでコツコツやってきて、
もう独占的だねってポジションを取れてるっていうのは、
長期的にあるトレンドを結構早い段階からやってきている。
マーケット自体が多分、創業した時と今と比較して圧倒的に広がっているようなマーケット、
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そこで勝負している人が、やっぱりIPを5年、10年、20年前にした会社でも、
今なお上場来高め、高い倍率をつけているのかなとは、
それは明確な特徴としては感じますよね。
なので、今はまさに成長し続けている産業に、
いかに早くスタートして投資を開始できたかというところも感じますね。
面白いですね。
あともう一つ僕が面白いと思うのは、3番につけているワークマンなんですけども、
制服、作業服って書くと、
創業はそうで、実際それ今もなお引き続き強い事業なんですが、
株価が急激に上がり始めたのって2018年ぐらいなんですね。
2018年ぐらいに彼らがPBを貸して、
しかもそこからワークマンプラスという高機能商材、
例えばゴアテックス対抗のレインレイヤーとか、
そういったものとかを非常に安価な、リーズナブルなものを展開していくようなことをやって、
いわゆるシティユース、タウンユースの部分というのを大きく取っていったんですね。
ある意味これは、ピボットっちゃピボットに近いんですけども、
実は彼らがもともと持っていた製造に関するネットワークだったり、
みたいなのを最大限レバレンチして、うまくピボットした例だと思います。
これはそういう意味では非常に面白いビジネス展開を見せた会社なんじゃないかなというふうに思いますね。
そうですね。あとは地味に思うのが、金融系ってなんだかんだ多くないですか。
金融情報なのか、リースなのか、フィンテックなのかは別にして、
やっぱりポツポツポツと金融とかコマース決済みたいなところの領域のプレイヤーが多いな。
広く見ると金融コマース決済みたいなところでいくと、
このリスト40社の中でもこの3つのどれかに入っている会社が一定いるなというふうには感じていて、
やっぱりこの20年間で日本でも確実に変化が起きた中で、
かつ安定的に伸びてマネタイズしやすいというところでは、そういったところも多く残っていますね。
ただ20年前は多分ECも決済も金融もボロボロだったんで、
そこは明らかに大きなマクロのうねりを受けた会社ですよね。
考えてみたら95年って金融ビッグバン以前ですからね。
そうです。そこから落ちて落ちて落ちて2003年にそこを打ちするような業界だったんで、そこからですよね。
金融業界時代。あとECも同じですよね。そこでどんどんEC自体も広がっていったと思いますし、
すごい特徴だなとふと見て、トラストホールディングスとかすら入ってますからね。
三井トラストすら。
確かに。
こんなビッグでネームが入ってるわけですね。
一応注意事項として、今回個別の銘柄の話、名前がどんどん出てきてますけど、
これ決して個別銘柄の売買を推奨するものではないので、
そういった参考情報としては利用しないでくださいというのと。
あと一応これリストの方はですね、我々スピーダの機能データからベースに抽出したものですけれども、
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一部スピーダのデータに欠損があるみたいで、オラクルジャパン等々が含まれていないということだそうなので、
その点は完璧ではないですよといったことはご承知くださいと思います。
逆に入ってないなと思う業界ないですか?
僕明確に感じるのは、モバイル系少なくないですか?
普通この25年の変化で見たらモバイル系のトレンドによった会社がもっといてもいいのに、
それが入ってないなっていうのはすごく感じるんですよね。
他なんかあります?
なるほどね、そう言われると。
モバイルって普通入るよね。
あともう一つは、シフトさん今そういう風に入っていると思うのであると思うんですが、
いわゆるIT化っていう意味で言うとSI系プレイヤーってもうちょっと入ってもいいのかなと思ったんですね。
これの中で言うとオービックさんとか入っているんですけども、
日本で言うとIT投資ってバーっと伸びてたはずなので、
そこですごい勝ち組みになったっていう人がもうちょっと入ってもいいのかなっていう感覚がありましたね。
そうですよね、だからWEBのところはまだ、WEBECのところはまあまあ残ってるけど、
やっぱりモバイルのところで勝ちきれなかったね、上位に来てないのかなっていうのと、
あと小林さんが言ったところもそうですよね。
IT全体が勝手ないんで、そんなにSaaSやITやERPでも何でもあんまり上に来てる会社が多くはないですよね。
もともとデカかった会社、NRIとかNTDとか、あとオービックはデカいですけど今は、
一部の巨大プレイヤーいますけど、小さいところからガンガン乗し上がってきたっていうのはちょっと少ないなっていう感じですかね。
それで言うと、例えば今のモバイルって言うと象徴的なDNAとグリーがたまたま今リストに出てるかなと思いますが、
DNAの場合は1000億前後だったのかなこれ、リストによると。
そうですね、最初はそのこと。
グリーも1000億前後だったということで、かなり最初から大きく出てるということなんでしょうね。
であるがゆえにそういった状況を非常にうまく活かせたという傾向もきっとあったんでしょうけど、
倍率でそうとすると、どうしてもそういう意味で言うと小型の方がよりアップサイドが大きく見えるところもあるのかもしれないですね。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
こちらでお話した内容は何らかの投資行動をとることを勧誘するものではありません。
いかなる意味においても特定の床証券、金融商品の売買の申し込みを推奨するものではないことをご理解ください。
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