経営者の成功条件とは
はい、それでは、じゅんさんゲスト最終回です。よろしくお願いします。 楊 よろしくお願いします。
前回ですね、スタートアップIPO支援の会社をつくって独立してっていうところをお話しさせていただきました。
今回ですね、数々の経営者を間近で見てきた、このじゅんさんにですね、いろんな経営者と触れ合って出てきた価値観とかっていうのはいろいろあると思うんですけれども、
ちょっと人生の深掘りみたいな話をさせてもらえたらなと思いますので、よろしくお願いします。 楊 よろしくお願いします。
独立して安定するまでが、結局4,5年ぐらいでサービスが忙しくなってきたって話ですよね。
4,5年でじゃあ、今の最初で2,30社みたいな話だったと思うんですけど、大体そんぐらいになったってイメージで大丈夫ですか?
楊 そうですね。ただ徐々に中は入れ替わってきて、比較的大きな会社が増えてきたかなと思いますね。
IPOを目指す会社の中でもやっぱ規模が大きい会社小さい会社はそれは当然あるって感じか。
楊 まあそうですね、人の規模もそうですし、利益の規模とか違ったりとか、あとやっぱりスタートアップなんで、うまくいかずに辞めちゃう会社もありますから、
だんだんその中で成功した会社が残ってると、必然的に規模の大きい会社が増えてくるって感じですかね。
なるほどなるほど、入れ替わる中でもずっと残ってる会社があると。 楊 淘汰されていくじゃないですか。
まだ2,30社常に毎月会って入れ替わりながらって相当の経営者の人と話してきたと思うんですけど、やっぱうまくいく経営者、この人うまくいくだろうなとか、この人ちょっと難しいかもしれないみたいな、そういうのってなんとなくあったりします。
最初の会員の時から出てた信頼されるとか、みんなが助けてくれる、応援してくれる、そういう力を持ってる方がやっぱり一番いいかなと思います。
それは何? 楊 どこ見てわかりますか?なんだろう、なんとなく雰囲気ですかね。
やっぱり社員の方との話の仕方とか、普段の立ち振る舞いというか、いうとこから見える部分はありますよね。
例えば高圧的にバーってなんでも言うような人と、なんでもフランクに柔らかい感じの人とか。
ただ言うべき時はちゃんと厳しいことも言うっていう、そこは必要ですけど。
その辺、キャラクターにも寄り添うですよね。
そうですね、とは言ってもそういうパターンだけじゃないですし、例えばリズム、ロジックがちょっと強めの方とか、
あるいはもうちょっと情であったり感性であったりが強めな方、それは当然濃淡あるんですけど。
この部分は信頼される、助けてもらえるっていうところはあるのか、そういうのが共通してるかなって気がします。
別にフランクに振る舞えばいいっていうわけじゃなくて、どう振る舞うかよりも根っこの部分みたいな。
それと言えば自分に嘘つかないとかそういうのもあるんですかね。
そうですね、やっぱりやりたいことがあるわけですから、それを突き詰めていくためには自分をちゃんと、嘘ついてたらできないですしね。
本気でやりたいと思ってたら正直に言えばそのビジネスやってるっていうのと一緒のことになるんで。
常々貫けるぐらいやっぱりやりたいことっていうのが。
そうですね、やっぱり大変なんで、途中でくじけないために本当に好きで、本当にそのビジネスに価値があると思ってないと続かないですから。
課長もそうですけど、従業員も続かないんで。
経営者のキャラクターによる成功要因
まあそうですよね、大変ですもんね。
それは大変だ。
なんとなくその、第一回でもあったベンチャーとか、私ベンチャーだったんですけど、わいわいみんなでやる感じが好きで、やっぱりそっちの方がいいからうちは上場はいいよねみたいな会社。
いますいます。比較的最近は上場しなくてもお金集められる環境ができてきてるんで、CVCって一般事業会社が作ってるファンドであったり、普通に事業会社がそのままお金入れてくれることもありますし、
昔よりもそういう、必ずしも上場を目指す会社だけじゃなくてどこにもお金が入るようになってきてる。
確かに確かに。
なるほど、そういう外部環境の変化っていうのはありそうですね。
それでも上場を目指す人は男のロマンも少ない。
まあでも達成感はあると思いますよ。
あの我々の方で、例えばIPOをして、例えば東商だと、東商よく経済ニュースとかにくるくる回ってる。
回ってる、なんか電子のやつ。
あれの奥に金があるんですよ。で昔はあそこ株なんですか、リアルで証券会社の人が手でサインして株の売り返ししてたんですよ。
こういうの見たことある。
そうそうそう、手サインみたいな。でそれの始まりと終わりの合図を多分金で打ってたと思うんですけど、今上場するセレモニー、上場日にセレモニーがあってそこで金を打てるんですよ。
でそこをセレモニーやってると一般の見学者の人たちも含めておめでとうって言ってもらえたりしたりするんですよ。
そういうところにもやりたいっていう部分はあると思いますよ。やっぱり行ったら行ったでいいなって思いますからね。
なるほどね。
いや気持ちはわかるけど、大変そうだなっていう方の方が大変だな。
いろいろやっぱり自分の私の部分をどんどん認められなくなってきちゃうんで、例えば経費の使い方一つにしても。
確かに確かに。
個人的な交際費とか、例えばね、非常上だとクルーザーとか税金対策で買ってますみたいな人とか、たまにねいらっしゃいますけど、そういうのは当然できないですし。
IPOと上場の違いや経営者の自己制限
その経営者の自分自身のたぶんお金の使い方とか時間の使い方とかすごい多分制限されますよね。
交際費とかもすごく制限されるというか、必要であれば使っていいですけれども、そんなに毎晩毎晩飲み歩くのが全部経費落ちるかというと、そうでもなくなっちゃったりとかですね。
そうか。そうですね。公の人になっていくわけですよね。怖っ。
多分役員報酬とかも自分で決められない。
そうですね。今はね。
それでも上場したいんかーって思っちゃった。
ただ見てて思うのは、上場の前後くらいから経営者の方って付き合う経営者の方の、そうって言った言い方はちょっと良くないかもしれないですけど、変わるんですよね。
やっぱり同世代の上場企業社長仲間だったりとか、あるいは先輩経営者だったりとか。
そうするとその良い方々がいらっしゃるので、すごく感化されて、成長するって言ったら上からなんですけど、すごい変わるなっていうのは思いますよね。
それは例えばこれからIPを目指そうかどうかっていうのを悩んでる経営者の方がいて、先輩でも上場した社長さんに相談すると、そういうところを含めてやっぱりいいよっていうのを言ってもらえるんじゃないですかね。
なるほどね。
上場するしないって人の性質じゃないですけど、結構世界がやっぱり違う。
目線は変わると思いますよ。
へえ。具体的にそう変わる感じがしますか。人の感じでもいいし。
世の中のことを考えるようになるというか。
親家の人やん。
創業社長の2代目問題
そうですね。自社の利益とかではなくて業界であったり。
そうですね。もともと自分がなくなっていくし、会社だけじゃなくて世の中になっていくみたいな。
それってでも、創業者で創業社長でIPをして上場企業の社長になるっていうのはそうなりそうな感じはするんですけど。
例えば普通の会社、上場企業に入社して、新入社員からずっと勤め上げて社長になった人もそうなるんですかね。
単純な興味なんですけど。
ジューンさんも分からなさそうですけど。
ジューン 割合的にやっぱり下がるんだろうなって気が。
やっぱりIPをした創業社長の会社ってだいたい2代目問題って起こるじゃないですか。
大きなとこから社長が毎回変わったりとかですね。引退するって言って復帰したりとか。
大変そう。
ジューン 大変そうですよね。そこの2代目問題って考えると、自分で事業を作ってきた経験をした方と中に組織に入って上がってきた方ってやっぱりタイプ違うんで。
そうだよね。
ジューン 創業社長が自分と同じタイプを求めてしまうと物足りないってことになると思うんですよ。
本当そこで創業社長じゃなくても回るようなビジネスだったり組織にしてっていうのが多分教科書的な回答だと思うんですけど。
経営者のビジネスアイデア探し
それじゃ多分つまんないし嫌に思うんだろうなって気がしますね。
難しいところですよね。
出来上がった会社をどうしていくか問題みたいな。
そうですね。やっぱり自分がどうしても生身の人間は寿命があるんで。
そうですね。
それをいつ誰にどうやって引き継ぐかっていうのは結構大きな問題だと思います。
難しそう。
ただ維持していくだけでもダメでしょうし、かといって自分と同じように変化をさせられる人っていないじゃないですか。
変化が出来る人はいるかもしれないけど、そこタイプ同じ人ってなかなかいなさそうな会社です。
会社にいたらぶつかってますからね。
そうそう多分そうだと思う。そういう人はすぐ会社辞めるんですよ。
辞めて自分でやってると思う。
確かに嫌だもんね。そんな人に刺身されたりとかも。
自分で動いて自分で仕事取ってくるようなやつがいいなーって多分全経営者思ってるんですけど、そんなやつはもう自分で仕事取ったら自分でやるわってやめるんですよ。
そうね。
永遠にそんな社員はいない説。
確かに。
モデルチェンジを本当はしていくのが正しいんでしょうね。
なるほどね。もう託すみたいな感じなんですかね次の世代に。
ただ人の力量とかにやっぱ左右されない仕組みか組織かっていうところがまあそれができりゃ苦労ねえぜと。
本当におっしゃる通りですね。
あとよくIPをするような会社だった直後くらいとかかな。結構数人で創業メンバーで始めて上場しましたと。
そうするとナンバー2とかナンバー3の人たちって自分でやりたくなるんですよね。ある程度来ると辞めて自分で独立するっていうのは結構あると思いますね。
へえ。
やっぱり自分がトップで今度やってみたいっていうのはどうしても起こると思いますよ。
まあそうですよね。言うたら僕もそうだったし。
ああそうだ。
ってことですよね。やっぱ自分でやってみたいみたいなのはありますよね。
男のロマン?
最近女性の経営者の方もいっぱいいらっしゃいますし。
確かにそうですよね。すごいなあ。
どうですか?あんま興味ないですか?
私?
女性経営者として。
やりたいことそんなないんですよね。
なるほど。
そうなんですよね。なかなか。みんなすごいなって思います。
確かにそうですね。よく皆さんビジネスアイデア探してくるなと思いますし。
だからやっぱジュンさんは自分で起業したとはいえビジネスモデル的にはIPOの支援っていうものを
修行的な観点で始めてそこからやってるっていうところで。
確かに例えばZOZOとかは全く新しいことを始めて立ち上げて
そういうことをオフィスビルの中から出荷してみたいなところから物流センターまで持っていくみたいな
そういうのは確かに違うっちゃ違うか。
そうですね。あくまでサポート側なんで。
やっぱそのサポートするところに魅力をというかやりがいを感じるっていうのこなんですかねジュンさんは。
そこはどうですかね。自分でやるだけの度胸なかっただけかもしれないですし。
例えばZOZOが成長していく様を見て、俺もこれでやってやるみたいな風にはあまりならないんですかね。
確かに。
サポートする側のメリットの一個としてはそこの会社だけじゃないんで
いろんなタイプのリリースモデル見れるんで、それはそれで興味があるんですよね。楽しいと思うんですよ。
でもいろいろ見れるからこそ自分で。
そうそう。こことこことこことここの合わせてでもこの課題はこれでクリアできる。やろうかなみたいな。
ないですか。
これからやりますかね。ついに。
ビジネスの成長と人材管理
思うことはあるんですか。
ありますよ。なかなかでも踏ん切りがそこはつかなかったですね。
あとはあれですかね。一人でやりきれるビジネスがあれば。
確かにね。
なかなかねやっぱり人を使うとなると、経営者あるあるでしょうけど、ビジネスを大きくして人を雇っていくと、
自分の本業じゃなくて人の管理だったりばっかりになっちゃうっていう仕事がすると嫌になる人もいるじゃないですか。
まあ確かにね。
じゃあ最後、今一人会社でIPOのサポートを20社30社やってお忙しいジュンさんですが、
今後どういうふうなことをやりたいとかどういうふうな会社組織にしていきたいみたいなってあります?
それなりに今まで機会に恵まれてそれなりに頑張ってこれたと思うんですけど、なかなかこれ伝えていく方法がないなと思う。
結局芸人さんとかと同じで多分月人みたいにつけてずっと四六時中、自分が何やってどんなこと喋って何考えてたかっていうのを伝えないと多分今無理だと思うんですよね。
会社、例えばマニュアルを作ってそのある程度そのマニュアル通りコンサルしてくださいっていうのはできない類のものだと思う。
そこでもせっかく得させてもらったものを何かうまく伝えていける方法があるといいなっていうのはぼんやり考えてます。
将来の方向性について
なるほど。
仕事の面白さとかピクニックとか。
AIに学習させましょう。
夜な夜なAIと喋ってますね。
夜な夜なAIと喋ってるとか、今までのなんか業務日報とかなんかもしそういう記録とか残ってたりしたら読み込ませるとかするとなんか面白いかもしれないなと思います。
あとは本当に月人つけちゃうかとか。
そうですね。でもそれいいですよね。学生のインターンとかちょっと雇ってみるとか。
そうか学生を考えなかった。それありですね。
1ヶ月カバン持ちしませんかっつって。
いいですね。
めちゃくちゃやりたい人いると思うんだけど。
いると思う。
IPOのサポートをしています。
なのでそういう仕事したい人もいいしIPOを将来目指してる企業家の人もこの1ヶ月の経験でなんかいろんなことができる。
新しい事業に挑戦するための勇気
確かに。
そうですね。
ありがとうございます。
いいよん言っちゃった。
いいよんいいよん。
ちなみに公認会計士の勉強してる学生とかでそういうのを目指してる人っているんですかね。
いると思いますよ。
例えば公認会計士受かって今後キャリアどうしようみたいな人に絞るとか。
そうですね。
とか監査法人入ってみたいななんだかぼんやりしか考えてない人にこういう世界もあるよとかっていうのはいいんじゃないですか。
全然なんか私はあんまりそういう世界に明るくなかったのであれなんですけど、そういうお仕事もあるんだなっていうのを今日初めて本当に知った感じなんですよ。
それはすごい面白そうだなと。なんか監査チェックとかじゃなくて本当にコンサルっていう風に聞くと面白そうだなと思っちゃいました。
ね。
そういう人多いんじゃないですかね。
いやでも多分組織化してやっていくっていうよりかはそういう後継者っていうのもあれですけど。
そんな感じですよねでもね。組織化してやってるコンサル会社はあるんですよ。
まあそうですよね。
いくつか有名なところを含めて。
まあそれはそれですごくいいと思うんですけれども、なんかちょっと違うみたいな感じですよね。
ちょっと違う。
なんか落語のなんだろう。
落語にする?
正復帝なんとかみたいな。
もしも。
たくさん付き人がいてみたいな。
知性制度。
そうそうそう。鞄持ちと運転手とみたいな。
面白そうですね。
面白そうですね。
母体一派。
派閥ができてくるやつ。
母体派出身かみたいな。
派閥ができてくるやつや。
何期生やみたいな。
面白そう。
いやでもそれ面白そうっすね。でもそういう先生みたいなポジション面白そうっすよね。
確かにね。
言うてる言うてる。
親打ち登場ということで。
鞄持ちから。
興味ある方はぜひ。
確かに。
ではお後がよろしいようで。
はいどうも。じゃあ最終回ありがとうございました。
ありがとうございました。
いろんな価値観とか今後やっていきたい話も聞けてすごい良かったです。ありがとうございました。
面白かったです。
日本さんいかがでしたか?
なんかやっぱ世界が違うなって思いました。
情状っていう言葉はもちろん聞いてるし新聞とかニュースでも見るんですけど、
あ、人が公になるってこういうことなんだっていうのを結構今日生々しく実感させていただいたっていうのと、
やっぱ公認会計士でさっきも言ったんですけど、お仕事がなんかぼんやりしてたので、
あ、そういうサポートの仕方があるんだっていうのになんかすごい私はなんかドラマを感じました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。僕はですね、みなさんと同じところはやっぱ公認会計士って言っても何やってんのみたいなのがちょっとわからなかったんですけど、
多分幅広いとおっしゃってたんですけど、いろんなことやってる人がいるんだろうな、その中でIPO関連っていうのはすごい面白いなっていうのと、
やっぱ僕も独立して頑張ってきたくちなので、独立した当時の金がみたいなところはめっちゃ共感しました。
なんか勇気づけられそうだよね、これから独立する人とかも。
やっぱり今うまくいってる人も昔はすごい苦労したんだよというのがですね、勇気づけられるね本当に。
いや本当に。もうあんな思いはしたくないですよね。
したくないです。本当にしたくないです。
本当にしたくない。
エピローグ
一年間の貴重をしまくるみたいなね。
いや本当にね。
人生で一回はやっといた方がいいのかなそういう体験。
あれは何だったんだろうって未だに思いますからね。
確かに僕もなんか謎にログインして。
どっかに何か良いもの転がってないかなってそういう発想になっちゃいましたからね。
そうですね。あとはね、家賃が払えるかなみたいなね、そういう話にもなってくるし。
機会が暗くなりそうですね。
そういう時代を耐えた意味っていうのもあるのかもしれない。
そうですね。リスク取ったおかげで今があるという綺麗なお締め方で終わりましょう。
ありがとうございます。
ありがとうございました。13回にわたってご出演いただきありがとうございました。
ありがとうございました。
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それでは今週もありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。