第531回『一人語り回 Vol.190~ポテンヒットを拾う人が評価されない会社は伸びない!自発的なギブを育てる組織論~』
2026-09-11 13:01

第531回『一人語り回 Vol.190~ポテンヒットを拾う人が評価されない会社は伸びない!自発的なギブを育てる組織論~』

第531回『一人語り回 Vol.190~ポテンヒットを拾う人が評価されない会社は伸びない!自発的なギブを育てる組織論~』というテーマで語っていきます。


見返りを求めないギブの姿勢が組織を強くする / おもてなし忍者から学ぶホスピタリティと仕事論 / 情けは人のためならず・ギブ文化の職場づくり / 線上の仕事を拾える従業員を評価する仕組み / 社労士が語る自発的に助け合える組織の作り方 / スピーチ世界大会で学んだ相手を称える心構え


「見返りを求めずに人を助け続ける——それが巡り巡って、自分にも組織にも返ってくる。」


今回のエピソードでは、私が和歌山で出会った"おもてなし忍者"の存在から気づいた、見返りを求めないギブの姿勢と、それが会社・組織を強くする理由についてお話しします。


▼ こんなことを話しています


和歌山城の前で、忍者の格好をした「おもてなし忍者」が、困っている観光客を見つけては自ら声をかけ、写真を撮り、また次の人を探している——その姿に、私は強く心を動かされました。


「助けを求めてくる人を待つ」のではなく「助けられる人を自分から探す」という姿勢。これこそが本当のホスピタリティだと感じました。


私自身、大学時代のマレー語スピーチ世界大会で決勝に進んだものの入賞できず、その時先生から「他の人が選ばれた瞬間こそ、しっかり手を叩いて称えることが大事」と言われた言葉が今も心に残っています。


自分が報われなかった場面でも、相手を素直に称えられるか——それが人としての器であり、長い目で見た時の信頼につながると思っています。


仕事においても同じです。「自分がギブしたんだから見返りがあるはず」という前提で動くと、期待が外れた時にモヤモヤや不満が生まれます。


一方、見返りを求めずに助ける上司の姿を見た部下は「自分もそうしよう」「この人のために頑張ろう」と自然に思えるようになる。そうして助け合いの文化が育つ組織は、じわじわと強くなっていきます。


社労士として多くの会社を見てきた中で感じるのは、「線上の仕事=ポテンヒット」を自発的に拾ってくれる人が、既存の評価基準では報われていないケースが多いということ。


こうしたギブの姿勢をしっかり見て評価できる会社こそ、従業員の熱量が隅々まで届く、本当に強い組織になれると私は思っています。


▼ こんな方におすすめ

✅ 従業員の自発性・助け合いの文化を育てたい経営者・管理職の方

✅ ギブとテイクのバランスに悩んでいるフリーランス・自営業の方

✅ 評価制度や人事制度の見直しを考えている人事担当者の方

✅ 「情けは人のためならず」という考え方に共感する働く人

✅ ホスピタリティや気配りを組織文化として根づかせたい方


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~お知らせ~

サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段の士業という固いイメージから外れ、働き方や働く価値観、働くマインド等と熱く向きあったり、人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、真剣に働き方を考える番組です。



経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。



パーソナリティー:田村陽太



社会保険労務士。株式会社サンキャリア代表。



東京外国語大学外国語学部卒業後、産業機械メーカーでの海外営業、社労士法人での勤務を経て独立。



現在は、国内企業向けの人事労務顧問をはじめ、海外駐在員・外国人社員・外資系企業・スタートアップの日本拠点など、グローバルな組織の人事労務支援を行っている。



ブログやポッドキャストを通じて、働き方・生き方・組織との向き合い方について発信。経営者や働く方の思考整理、キャリアや人生相談を含めた伴走支援にも取り組んでいる。



ポッドキャスト番組の企画・制作・ディレクション、SNSを含めた発信設計など、事業への想いや専門性を社会に伝える為のメディア支援も展開。



サンキャリアのリンク集

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カバーアート制作:小野寺玲奈



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サマリー

本エピソードでは、見返りを求めずに他者を助ける「ギブの精神」が組織を強くする理由を、和歌山のおもてなし忍者や自身の経験を交えて解説します。自発的な貢献を評価する仕組みを持つ会社こそが、従業員の熱量を引き出し、成長できると説いています。また、他者を称える心構えや、線上の仕事(ポテンヒット)を拾う人材の重要性についても触れています。

おもてなし忍者との出会いと日本のホスピタリティ
こんにちは。田村陽太です。このポッドキャストでは、企業と従業員の理想的な働き方について、私自身の経験や日々の気づきを交えながらお話をしています。
今日はですね、以前あの和歌山に行った時に、あの出会ったおもてなし忍者というちょっと面白い存在を見つけましたので、そこがちょっと仕事とも関係があるなっていうふうに思いましたので、今日はそれについてお話をしたいなと思います。
皆さんはおもてなし忍者って知ってますか?和歌山とかに行ったことがないと出会ったことがないかもしれないんですけど、和歌山城の前ぐらいについに忍者の格好をした人がいまして、本当に忍者の格好をしてるんですけども、
そのお城の前とかで写真を撮りたいなって人とか困ってる人がいた時に、自分からこう積極的に声をかけてくれる存在っていうのがこのおもてなし忍者なんですね。
で、私たちも写真を撮ってもらうことがありまして、その時にもおもてなし忍者さんがちょうど目の前で暇そうにというか、助けれるとこないかなって感じで見ててくれて、写真を撮ってくれたんですよ。
その後はありがとうございましたって感じで対応してくれて、他の困ってる方をまた探すみたいな感じで、1日ずっといらっしゃるんですよね。
どういう雇用形態というかボランティアなのかちょっとわかんないんですけど、そういう感じでずっとその城の前とかで助けてほしい人いないかなって感じで探している姿っていうのがすごくいいなって思ったんですよ。
私も海外とかをバックパッカーしてきた中で、日本ってすごい親切な国とか思いやりのある国っていうふうに思われているとこは多いと思うんですけども、
私はそうは思ってなくて、あまり海外とか世界とかで比べると海外とかの方がすごく気が配れるというか、気遣いができる国だなっていうふうに思ってたんですよ。
例えば電車とかバスとか乗る時があると思うんですけど、海外とかだったら、例えば子供連れとかお年寄りとかがいたら、迷わずそういう人が来たらすぐに譲るっていうのが当たり前にやっているわけなんですよね。
でもどちらかというと日本っていうのは席を譲るっていう場面でも、まずは自分でなんとか頑張っているっていうふうにっていうのが当たり前になってて、本当に大変そうだったら周りを助けるよみたいな、
自立することを前提とした空気感があるなっていうのは思っているんですね。迷わず助けてあげるのは当然だっていうような姿勢ではなくて、
様子を見たりとか、自立してるっていうのがわかって、それでも助けてあげようみたいな、そういうどんな場面でも助けてあげようみたいなところではないので、
気遣いができている、思いやりができている国っていうと、世界で比べるとどうなのかなっていうところは正直私自身としてはあるんですね。
「ギブの精神」と「情けは人のためならず」
ちょっと余談ではあるんですけど、私YouTubeも見ることがありまして、好きなユーチューバーで産農物語さんっていう人知ってますかね。
サイゼリヤとかでいつものっていうふうに店員さんに言ったら何日間ぐらいでいつものって言ってきた商品を届けてくれるかみたいな、そういう一見面白い企画をやってる人がいるんですけど、
その人の企画も勝手に1日無人販売機の従業員さんやってみたみたいなっていうのがあったんですね。
自分でお金とか入れて商品を受け取るみたいな無人販売機があると思うんですけど、そういうのを勝手に自分が無人販売機の前に立って営業とか手伝ったり、
お金の入金とかをサポートしたりみたいなそんなことをやってたんですけど、こうやって自分から人を助けますっていう感じで表明しながら生きていくってことはすごく大事ですし、
人からの見返りを求めずに、助けることは当たり前なんだよっていうような感じで、手を差し伸べられる存在でい続けるっていうのはすごい大事だなっていうのを三の物語さんのyoutubeを見ているとすごく思ったりするんですよ。
これ結構前とかの回でもめちゃくちゃ私言ってると思うんですけど、生きてると何かしら皆さん忙しいじゃないですか。
自分がその時間をかけてやったことに対してなんかこう見返りを求めたりすることってあったりするじゃないですか。
なんかそのギブをしたからにはそのテイクは必ずはもらえるんだみたいな、そのギブすることがテイクを前提にしているみたいなことがあるっていうのはどうしても起こりがちになるかなって思うんですけれども、
それで良くないと思ってまして、ギブする側としてはただその人自身が困っているからギブしただけであって、そのギブした相手から何かこうお返しをしなきゃならないんだっていうような返礼を求めるみたいなギブは一切課さないっていうところを心持ちにして生きていくことっていうのはすごい大事だと思うんですね。
途中の情けは人のためならずっていう言葉がすごい好きでして、誰かにかけた情けっていうのはその人から直接お返しをもらうためにやってるんだっていうことじゃなくて、自分がやったことっていうのが巡り巡っていつか自分に返ってくるんだっていうふうに思うことをすごい大事にしているんですね。
たとえ自分が助けてあげることが自分が一見損になること、それやらなくても自分が得になることあるじゃんってことでも、自分が助けてあげたいって思った時に一生懸命助けるってことはすごい大事ですし、それが自分がやったことがすぐ対価として返ってこなくても、そういう人生なんだよなっていうふうにして大らかに受け止めておくってことはすごい大事だと思うんですよ。
いつでもなんかこう自分が主役というか主人公というか自分だけがチャンスをもらうんだっていうような姿勢でいるっていうのは良くないなっていうふうに思っているんですよ。
スピーチ世界大会での学びと組織論
これもどっかで話したんですけど、私も大学時代の時に東京外大でマレー語を専攻してまして、ちょうどマレー語のスピーチコンテストの日本大会優勝して、その後世界大会に出たんですね。
世界何カ国ぐらいかな、70カ国ぐらいの代表がマレーシアのコアラルンプールに集まってスピーチを発表するってやつなんですけど、当時決勝進出5名に選ばれたんですよ、日本代表として。
それが初めての出来事でして、結構大学の人からも田村くんが出るよみたいな感じで言われてて、僕もめちゃくちゃ頑張ってスピーチも先生と練習したりとかしたんで、頑張ったわけなんですね。
当日その世界大会の決勝を迎えてみても、結局1位にはなれず、3位以内っていうところも入れず、ただただの決勝進出みたいな感じで終わったんですね。
その時に大学の先生がちょうどテレビ放映されてたので、その様子を見てた時に、田村くん優勝できなかったっていうのはすごい悔しいことだと思うんだけども、優勝発表の時に他の人が優勝したっていう瞬間の時に、
しっかりと握手して相手を称えるってことはすごい大事だよってことをすごい言われた時に、私の時にはすごいぐさっと心に刺さったわけなんですね。
自分が頑張った結果っていうのがその場ではすぐに報われるっていうことは絶対ありえない限らない言い訳であって、自分よりその場で優れた人がいたんだったら素直にその人を称えること。
そういうことを繰り返していくことによって、いつか自分が報われるチャンスがあった時には素直に嬉しいなって思うのを信じて、日々自分にできることを頑張っていくっていうのが大事だなっていうのを思わされたんですよ。
これって会社とか従業員さんの関係とかでもすごいあるなって思ってまして、会社とかでもやっぱり一人一人の業務内容とか責任範囲で決まってるわけじゃないですか。
自分が何かをしてあげたんだから相手からも当然助けてもらえるはずだみたいな感じで前提で接してしまうと、自分が思ってたような見返りがなかった時に、
なんかこうモヤモヤとか不満とかストレスが溜まってしまうじゃないですか。
一方で上司とかって部下がまだまだ仕事ができなかったりとか意思決定ができなかった時に何か見返りを求めずに時間を割いて教えるみたいなことがあったりするじゃないですか。
そういった見返りを求めずに支えていくんだっていう姿勢を見せるってことはすごい大事だと思うし、
その助けられた側としてもこうやって見返りもなく助けてくれる人がいるから自分もその他の誰かに見返りもなく助けてあげようっていう気持ちもなるし、
その見返りもなく助けてくれた上司に対して自分も頑張って結果を出すんだっていう気持ちも出てきて全体的に組織が良くなってくると私は思ってるんですね。
評価されない「線上の仕事」と自発的なギブ文化
もちろんやっぱりお金が発生していることなんで給与も発生したりとか売り上げが発生したりとかビジネスをする以上何かしらの責任範囲があるわけなので、
全くの見返りなしで仕事が回るわけではないと思うんですけど、ただ自分たちがやっている仕事の業務に対して一個一個一生懸命頑張っていくというか、
今回はまあたまたま自分が与える側だったかもしれないですけども、次はきっとどこのタイミングになるかわかんないけども誰かが自分に何かを与えてくれるチャンスがあるんじゃないかみたいなぐらいの、
そういう大らかな気持ちでいるってことが会社の中で信頼を持たれて仕事をするっていう意味でもやっぱりすごい大事だなと思うし、
その会社で人を雇用するとか従業員さんを雇用する上での良い会社を作っていくためにはそういう見返りのなく仕事ができる。
見返りがなく仕事をしていった中で自然と助けてもらえるような空気になっていく。
そういう職場を作っていくってことがやっぱりすごい大事だなっていうふうに思ったんですよ。
私たちもシャロー氏として人事労務のお仕事をアドバイスさせていただくんですけども、
ギブする人自身が損をする仕組みになってしまっている会社ってあったりするんですよね。
よく私はこの線上の仕事っていうふうに言ってるんですけども、野球で言ったらポテンヒットみたいなどちらが取るかわからないみたいなところにボールが落ちるみたいなところで、
まあいいよ俺が取るからみたいな取ってくれる人自身が本当は偉いはずなのに助けてやってるはずなのにその人自身が報われない。
ちゃんとした評価機関でもって仕事をしていたりとかその評価に基づいて目標を達成したっていう社員だけが報われるみたいな会社って多かったりするじゃないですか。
本来だったらそこの線上の仕事をやってくれたことに対して会社としては褒めてあげて、
そういうことで会社回ってるんだよっていうのを感謝して評価するっていうところができるとその拾ってくれた、一生拾ってくれた社員もすごいモチベーションが上がるのに、
本当にそのあらかじめ決まった評価基準で持ってるしか評価されずに逆に評価がモチベーションが下がってしまう会社って多かったりするんですよね。
せっかくギブしようっていう姿勢が報われずに本人だけの負担であったりとか損になってしまうって風になると、
自分から積極的にギブしようっていう文化が生まれずに無駄にこなそうというか言われたことだけやろうっていう会社が増えてくると思うんですよ。
そうなることってやっぱりその会社全体的にも系層ってやっぱり何もかもこういう売り上げを達成するためにこういう風にしていこうって感じで決めていくことが下系層だと思うんですけど、
やっぱりそれだけでは無理で、従業員さん自身が自発的に頑張っていこうっていう姿勢にやっぱり恩恵に抱こうというか協力してもらうことで初めてその経営っていうのを達成できると思うんですね。
そういった意味でも完全にその従業員さん自身の自立というか積極的にギブする姿勢自体に依存することは良くないと思うんですけど、
会社の経営をより一歩伸ばすためにはそういう自発的にギブできる姿勢っていうのを作っていける会社を作るってことがすごい私は大事だなというふうに思っています。
この数字には現れにくいというか、そういう人がいて自然と助かっているっていうような会社になのでなかなか評価しにくいところだと思うんですけども、
そういう細かいところを見ている会社っていうのは自分自身もしっかり頑張らなきゃなっていうふうに思うし、
自分自身もそういう細かいところを見てくれるんだったらここまで一生懸命頑張ろうっていうところになって、
会社の隅々まで頑張れるような会社が増えるってことが一番会社がうまく回っていくためのすごい大事なことだと思うんで、
そういう姿勢を私もアドバイスしながらいい会社を作っていきたいなと改めて、
おもてなし忍者という存在からたくさん連想させていただき、思うことを思わせていただきました。
お知らせと書籍紹介
最後のお知らせです。私たちの会社サンキャリアは各種プラットフォームで情報発信をしていますので、
詳しくは概要欄のリンクからお好きなプラットフォームで弊社に関する情報をぜひご覧ください。
先日ご紹介しましたKindle4冊目ですね。自分軸で生きる発信論、人のための発信論を執筆させていただきましたので、
まだお読みでない方はぜひ読んでいただけるとすごく嬉しいなと思います。
このポッドキャストで話している内容以外もこういうことを話してみたいなってことを盛り込んで、
まとめて話させていただきましたので、本当にこの6年間、7年間、この情報発信を続けてきた結果っていうのが、
やっぱり成功だけだけじゃなくて失敗したってことも多いなったので、
その酸いも甘いも全てをぶつけた本になってますので、ぜひ読んでいただけると嬉しいなと思っています。
それではまた来週のサニーデイ・フライディーでお会いしましょう。さよなら。
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