【2月16日】ロシア軍、ウクライナ国境付近から一部部隊を撤収と発表
2022-02-16 04:04

【2月16日】ロシア軍、ウクライナ国境付近から一部部隊を撤収と発表

News Connect(ニュースコネクト)あなたと経済をつなぐ5分間

1日1つ、5分間で、国際政治や海外のビジネスシーンを中心に、世界のメガトレンドがわかる重要ニュースを解説。朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聴きいただけるとうれしいです。今日のテーマは「ロシア軍の一部部隊撤収」です。

▼出演:

野村高文(音声プロデューサー/Podcast Studio Chronicle代表) https://twitter.com/nmrtkfm

▼参考ニュース:

ロシア軍、国境から一部撤収と発表 ウクライナ外相は懐疑的(ロイター)

https://jp.reuters.com/article/russia-ukraine-troops-idJPKBN2KK0Q3

Putin Says Russia Is Partially Pulling Back Troops From Around Ukraine(NYT)

https://www.nytimes.com/live/2022/02/15/world/russia-ukraine-news

独ロ首脳、協議継続で一致 軍一部撤収「良い兆候」(日経)

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR14BCB0U2A210C2000000/

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00:05
おはようございます。2月16日水曜日、ニュースコネクトパーソナリティの野村貴文です。
この番組では、1日1つ5分間で世界のメガトレンドがわかるニュースを解説していきます。朝の支度や散歩、通勤、家事の時間等にお聞きいただけると嬉しいです。
さて、このポッドキャストでは、月曜日にウクライナから各国の国民が退避しているというニュースを取り上げました。
このウクライナ情勢はですね、今の国際政治の中で最も注視しなければいけないことの一つだと思うんですけど、
昨日ですね、また大きな動きがありましたので、今日はそちらを取り上げたいと思います。
ウクライナの国境付近で起きている緊張は、ナトーに加盟したいウクライナと、そのナトー入りを阻止したいロシアとの間の対立が主な争点なんですが、
ロシアの国防省は昨日15日、ウクライナとの国境付近で軍事演習を終えた軍の一部部隊が基地に帰還を始めたことを明らかにしました。
依然として国境付近で大規模な演習は続いているのですが、南部と西部の一部部隊が訓練を終え、基地に向かっているということです。
その直後には、ドイツのショルツ首相とロシアのプーチン大統領がモスクワで会談をしまして、
ショルツ氏はロシア軍の一部撤退について緊張緩和に向けた良い兆候だと評価しました。
またプーチン氏も、戦争を望んでいるかという質問に対して、望んでいないと強調しました。
ただですね、ロシアは今後も東欧におけるNATOのプレゼンスの交代と、ウクライナのNATOへの不参加を保障するという要求を続けるだろうと述べました。
このウクライナ問題をめぐっては、ドイツのショルツ首相が積極的に両国の仲介役として動いています。
昨日はプーチン氏と会談をしたんですけど、おとといはキエフでウクライナのゼレンスキー大統領と会談を行いまして、
ゼレンスキー氏はその後の共同記者会見で、NATO加盟を取り裂けない方針を鮮明にしました。
またドイツ以外にもですね、フランスのマクロン大統領はすでにプーチン氏と会談をしていまして、イタリアのディマイオ外務大臣も近くロシアを訪れる予定です。
なぜ欧州がこのように積極的に動いているかというと、欧州はロシアとの経済的なつながりが強くてですね、特にエネルギー面でロシアに依存をしています。
ドイツはその典型例で、発電の大部分をロシアからパイプラインが控えている天然ガスに依存していることもありまして、もしこれで軍事振興が起きてその供給が止まった場合、国内経済に与える影響がすごく大きいことになります。
またロシアもロシアでですね、ヨーロッパとのこれ以上の関係悪化は避けたいという見方もありまして、ロシアにおけるEU諸国との貿易額は全体の36%を占めていまして、かなり経済的なつながりが強い状況にあります。
そうした文脈の中で起きたロシアの一部部隊の危機感なんですけど、マーケットはすぐに反応しまして、まず欧州とアメリカの株式市場が値上がりしました。
一方で現有価格は値下がりしました。
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これによってですね、このウクライナ問題の緊張が一時緩和されたのかというとですね、まだそこまで断定することはできなくてですね、アメリカやNATOは慎重な姿勢を崩していません。
現にアメリカ当局はロシアの発表を精査している最中だと明言していまして、NATOのストルテンベルク事務総長も緊張緩和の兆候を確認していないと述べています。
このですね、一部部隊が撤退したとはいえ、相変わらず大部分はウクライナ国境付近に残っているということで、これはですね、欧米側の情報を引き出すロシア流の外交手法とも言えそうです。
これも何度も繰り返しているんですけど、もし仮に侵攻が起きてしまった場合はですね、間違いなく死傷する方も出てくると思いますので、とにかくこの侵攻が回避されることを願ってやみません。
ニュースコネクト、お相手は野村孝文でした。
もしこの番組が気に入っていただけましたら、ぜひフォローいただけると嬉しいです。
それでは良い一日をお過ごしください。
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