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走る作家・村上春樹の「走ることについて語るときに僕の語ること」
2026-10-12 23:03

走る作家・村上春樹の「走ることについて語るときに僕の語ること」

走る作家・村上春樹と彼の走るエッセイについてお話しました!


・真夏のギリシャを1人で42km走る村上春樹

・一日に100km走る村上春樹

・せみやまへの影響


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サマリー

村上春樹がランニングを始めた経緯や、40年続いたフルマラソン完走の記録、現在も続けているジョギングについて語る。エッセイ『走ることについて語るときに僕の語ること』から、真夏のギリシャで42キロを走った体験や、サロマ湖100キロウルトラマラソンへの参加を紹介する。特に後者をきっかけに、話者自身もウルトラマラソンを目標にトレーニングを始めた。

村上春樹は今も走る作家か
みなさん、こんにちは。 自然を愛するウェブエンジニア、セミヤマです。
今日は、走る作家・村上春樹と彼のエッセイ、「走ることについて語るときに僕の語ること」についてお話ししたいと思います。
今回は、走る作家・村上春樹と僕の愛読書である彼のエッセイについてお話ししていこうと思っています。
このあたりのお話については、過去回でちょっと話したこともあるんですが、 今回はメインテーマとしてお話しできればと思います。
村上春樹が走る作家であるというのはどうでしょう? どれくらい認知されてるんでしょうか?
読んだことはなくても名前は知っている方も多い有名な作家だと思うので、
作家名の認知度に対して走る作家というイメージの認知度は、そこまで高くないような気がしてます。
で、今回ご紹介する村上春樹の走ることについて語るときに僕の語ることというエッセイは、
単行本の初版が出たのが2007年のことでして、もう20年近く前の本なんですよね。
この本が出た当時、毎年欠かさずフルマラソンの大会を完走していると書いていた村上春樹も、
今年でもう77歳になりますから、当時と今ではかなり状況も違うんだろうなと思いまして、
今現在、春樹がどれくらい走ってるか気になって、ちょっと調べてみたんですよ。
で、村上春樹がDJを務める東京FMのラジオ番組
村上レディオという番組があるんですが、この番組の関連ウェブサイトに番組で放送できなかった
リスナーさんからの質問に対しての春樹の回答が文章で掲載されていました。
このリスナーさんからの質問というのは、 村上さんは今もランニングをされているのでしょうか?
という趣旨の質問だったんですけども、それによるとですね、 かつてはフルマラソンの大会に出れば42.195キロを4時間以内に完走していた
春樹も最近はゆっくりとしか走れなくなり、 40年続けて毎年一度は走っていたフルマラソン連続完走の記録も2年前に途切れてしまったそうです。
このウェブページが公開されたのが2025年なので、 2023年に記録が途切れたということだと思うんですよね。
村上春樹が初めてフルマラソンの大会に出たのが、 あとでもお話しするんですが、1983年のことなので、
2022年までは毎年フルマラソンの大会に一度は出て完走していたということで、
ちょうど40年連続でフルマラソンの大会を完走していたということだと思うんですよ。 これってすごい記録だと思うんですよね。
走り始めた理由と作家としての転換点
そして春樹は今現在も毎朝だいたい1時間くらいは音楽を聴きながらジョギングかウォーキングをするようにしている
ということもこのウェブページに書いてありました。 77歳ということで、いつの間にか
90というめでたい年を迎えていた春樹なんですけど、 やっぱり長年ランニングを続けてきた成果で体が出来上がってますから、
高齢者と呼べる年齢になってもなお1時間のジョギングやウォーキングを続けられているんだろうと思います。
フルマラソンの連続完走記録こそ途絶えたものの、 今現在も春樹が走る作家であるということを知れて、僕はちょっと嬉しくなりました。
村上春樹がランニングを始めたのは1982年のことなんですが、 これは僕、蝉山がこの世に爆誕した年でもありまして、
偶然なんですが、そこにも結構運命的なものを感じたりしてます。 以前セミラジオでお話しした大月賢治もこの
1982年にバンド筋肉少女隊を結成してますし、 村上春樹にとっても作家としての一つの転換点になった年でもあるんですよね。
自分の生まれ年が自分に影響を与えたクリエイターにとっても重要な年であるというのが、
ファンとしてはちょっと嬉しかったりします。 で、この1982年というのは村上春樹が初の長編小説
羊を巡る冒険を書き上げた年になります。 この羊を巡る冒険は小説家としてデビューして以来、
しばらく兼業作家をやっていた村上春樹が退路を絶って専業作家に転身し、 全力を注ぎ込んで書いた意欲作で、
彼の代表作の一つでもあります。 そう、村上春樹って専業作家になる前は
ジャズ喫茶をやってたんですよね。 東京の国分寺駅の南口にあるビルの地下でそのお店をやっていて、
村上春樹って早稲田出身なんですけど、 大学在学中の1974年にお店を始めて、それから1981年に
作家業に専念するためにお店を人に譲るまで7年くらい ジャズ喫茶やってたんですよ。
で、お店をやっていた時期はかなりハードに体を動かしてたので、 体重は増えなかったんですけど、
作家業に専念して運動量が減った時、体力も落ちるし、体重がどんどん増えちゃったみたいで、
体重が増えやすい体質みたいですね。 それが春樹がランニングを始めた理由の一つみたいです。
で、このあたりの春樹が走り始めたきっかけとか、 世界中のいろんなところに移り住みながら走ってきた
エッセイと真夏のギリシャ42キロ
これは村上春樹という一人のランナーの個人的体験記が、 走ることについて語るときに僕の語ることという本なんですよ。
僕は村上春樹の本はエッセイや小説を何冊か持っているんですが、 何度も何度も繰り返し読むのはエッセイが多くてですね。
この走ることについて語るときに僕の語ることもそうですし、 旅に関するエッセイの
ウテンエンテンや遠い太鼓という本なんかは、 本当に何度も何度も繰り返し読んでます。
村上春樹の小説もいいんですけど、 僕は春樹自身が現実の物事について感じたことを綴った文章を読むのがすごく好きみたいです。
で、村上春樹が初めて走ったフルマラソンの大会は、 1983年12月のホノルルマラソンなんですよ。
ハワイのホノルルで開催される世界的に有名なマラソン大会ですよね。
初の大会がホノルルというのも、 いろんな国に滞在しながら小説を書いてきた春樹らしい経歴だなぁと思うんですが、
実はその1983年12月のホノルルマラソンの前に、 春樹は約42キロの距離を走ったことがあったんですよ。
これがなんと驚くべきことに、 そもそもマラソンという言葉の語源になったギリシャのマラトンという村とアテネの間を結ぶ42キロの道を一人で走ったんですよ。
雑誌の企画だったんですけど、 もともとは走る作家である村上春樹がオリジナルのマラソンコースの一部を走る。
で、それを写真に撮ったり、 村上春樹が文章を書いたりするという方向で話が進んでたんです。
そしたら春樹がこんなことを言い出したんですよ。 本の文章の一部を引用しますね。
ちょっと待てよと僕は思った。 どうしてそれは一部じゃなくちゃならないんだ。
いっそのこと、そのコースをそっくり全部走ってみたらどうだろう。 と、そんな風に春樹自身が提案して、
それが編集部にも受け入れられて、 春樹は真夏のギリシャを42キロも走ることになったんですけど、
その企画のことをギリシャの人に話したら、 そんな馬鹿な真似はしない方がいい。
それ、まともな人間のやることじゃないですよって、 いろんな人に言われたそうなんです。
春樹は真夏のアテネがどれくらい暑いか知らずに、 距離のことだけを考えて提案してたんですよ。
練習で30キロまでは走ったことあるし、 なんとかなるだろうみたいな感じで。
でも、さすがの春樹も実際、真夏のアテネに行ってみて、 その暑さにビビったそうなんですよ。
でも、自分で言い出して、それについて記事を書くって宣言して、 ギリシャまで来ちゃってますから、もう後には引けなくて。
オリジナルのマラソンのコースって、 マラトンからアテネに向かって走るコースなんですけど、
この時、春樹はアテネから出発して、 マラトンを目指して走りました。
どうして逆にしたかというと、 大都市であるアテネは交通量が多いので、
朝早く、まだ交通量が少ない時間帯にアテネを出発して、 交通量の少ないマラトン方面に向かった方が楽だったからなんですよ。
で、普通のマラソン大会と違って、 給水場とかはないので、
春樹には雑誌の編集者やカメラマンが乗った車が、 ずっと兵装して、
喉が渇いたら水をもらうという形式で、 延々と42キロを走ったんです。
この時の写真が本に掲載されてるんですけど、 上半身裸で短パンと靴下、ランニングシューズだけを身につけた春樹が、
陽炎の立ち昇る、ものすごく暑そうなアテネを走っている様子が映ってます。 とんでもない暑さだったんだろうなと思います。
暑い中で走るのって本当にきついんですよね。
それも尋常じゃない暑さの真夏のギリシャを42キロも走って、 この時、春樹は最終的に乾燥してるんですけど、
それが初めての42キロって、かなりとんでもないと思います。 春樹すげーなって思いますね。
サロマ湖100キロと話者への影響
この話は、走ることについて語る時に僕の語ることの第三章である、 真夏のアテネで最初の42キロを走るという章に収められてます。
こんな感じで、この本は走ることをテーマに書かれた全部で9章の文章が収められてます。
走る作家としての春樹の意外な一面を見ることができて、とても面白いですし、
そういう文章を通して村上春樹という人のこれまでの道のりや内面が割と真に迫ったレベルで描かれているんですよね。
自分がなぜ走るのかを書くには、自分という人間について書く必要があったということなんじゃないかと思います。
いろいろな話が収められてるんですが、
中でも特に僕のお気に入りは、以前も少しお話ししたんですが、
春樹がサロマコ100キロウルトラマラソンに参加した時の話ですね。
この話は本当に何度も繰り返し読んでます。
僕はこの本のこの章を読んで、ウルトラマラソンという競技の存在を知りました。
僕がランニングを始めたのは2023年の10月からなんですけど、
走り始めてすぐにこの本に出会いまして、それ以来ずっと愛読してます。
初めて読んだ時はまだフルマラソンの観走経験もなかったので、
え、村上春樹、1日に100キロも走ったの?
どういうこと?っていう感じでちょっと意味がよくわからなかったんですよね。
意味がよくわかりませんよね。1日に100キロ走るって。
でもなぜか僕は今それを目標にしてます。
人生って不思議ですね。
僕はこの本をきっかけに、プロのスポーツ選手ではない一般の方で、
1日100キロ走ってしまう人が思ったよりもたくさんいるんだっていうことを知ったんですよ。
春樹がサロマコのウルトラマラソンに参加した時、
60キロ地点で70歳くらいの小柄な女性のランナーに頑張ってねと声をかけられて追い抜かれたそうなんですけど、
どういう世界なの?って思うじゃないですか。
以前セミラジオで配信した走る民ララムリ、メキシコ山岳地帯の超長距離ランナーたちという会で、
人は年齢を重ねても持久力はほとんど落ちないというお話を自分でしましたし、
頭では理解してるんですけど、
このサロマコのウルトラマラソンに参加した時、
春樹ってまだ40代なんですよね。
その春樹を頑張ってねと言って追い抜いていく70歳くらいの小柄な女性ランナーという構図で、
なんとも言えない味わい深さがあるんですよね。
面白いなって思うんですよ。
前も何かで言いましたけど、別にやらなくてもいいことを全力でやるって素敵だと思うんですよ。
1日に100キロ走るとか、その曲地だと思うんですよね。
蒸気を逸してますし、圧倒的にやらなくてもいいことだと思うんですよ。
だからこそ、そんなウルトラマラソンという競技にすごく魅力を感じてます。
僕も来年4月に地元山梨県で開催されるチャレンジフジゴコウルトラマラソンの100キロコースにエントリーしようと思ってますが、
果たしてどうなることやらです。
やるからには頑張りたいので、それに向けて2日連続40キロ、計80キロ走ったり、
激坂の峠を隣の島で往復40キロ走ったり、
10月25日には、美都高門マイユーマラソンというフルマラソンの大会にも出場する予定だったり、
自分なりにいろいろなトレーニングをしてるんですが、
村上春樹がこの走ることについて語るときに僕の語ることという本を出してなかったら、
もしかしたら僕もウルトラマラソンという競技について知ることもなく、
そこまでのトレーニングはしてなかったかもしれません。
走ることについて語るときに僕の語ることの魅力
そう考えると僕は走る作家村上春樹にかなり影響を受けてますね。
そんな村上春樹のエッセイ、走ることについて語るときに僕の語ることなんですが、
ランニングを趣味としている人にはもちろんすごく刺さる本だと思いますし、
そうでない方も村上春樹の意外な一面や考え方に触れることができたり、
そもそも書かれている内容がかなりぶっ飛んでいるので、
面白く読めるんじゃないかと思います。
初マラソンが真夏のギリシャとか、
1日100キロ走る村上春樹とか、
それだけでもうドラマ性がすごいですからね。
文庫も出ていてお買い求めやすい本ですし、めちゃくちゃおすすめです。
概要欄にAmazonリンクを貼っておきますので、よかったらチェックしてみてくださいね。
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今日は走る作家村上春樹と彼のエッセイ、
走ることについて語る時に僕の語ることについてお話しさせていただきました。
ご視聴ありがとうございました。
23:03

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