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【Monday Night Run】ポムレとドウォルター、ハードロックで自身の記録を塗り替えた週 ― 伊豆トレイルジャーニーが山門前を退いた理由【powered by Goldwin】
2026-07-13 55:48

【Monday Night Run】ポムレとドウォルター、ハードロックで自身の記録を塗り替えた週 ― 伊豆トレイルジャーニーが山門前を退いた理由【powered by Goldwin】

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トレイルランニングの世界で起きた1週間の出来事を、背景にある力学とともに深く読み解くDogsorCaravanのニュース番組。毎週月曜夜にYouTubeプレミア公開+ポッドキャスト配信。Monday Night Run powered by Goldwin。


今回はまずハードロック100。記録的少雪の影響でコース上に雪がまったくない異例のサンファンで、50歳のルドビック・ポムレと41歳のコートニー・ドウォルターがともに自身のコースレコードを更新しました。ドウォルターは今年、ペーサーをつけずに走り切っています。優勝候補のトム・エヴァンスは高所に苦しみ58マイル手前でリタイア。


中国では崇礼168が創設10周年。台風の雨の中でジャオ・ジアジューが終盤に10分差を消し去る大逆転でコースレコードを更新し、新設の万龍50kmでは髙村貴子が女子2位、小笠原光研が男子3位と日本勢が揃って表彰台に立ちました。同じ大会のEXPO会場でASICSが中国選手3名との契約を発表した一方、スタートラインで数えられたシューズは、カイラス461足に対してASICSは13足。この非対称性が何を意味するのかを考えます。


後半は伊豆トレイルジャーニー2026。KEENが史上初のタイトルスポンサーに就任し初心者向けプログラムが始まる一方で、昨年好評だった修善寺山門前のフィニッシュは安全上の懸念から総合会館駐車場へ戻されます。開くことと、退くこと。同じ日に発表されたこの2つの決定を、山火事で中止となったOuray 100、そして熊の出没で登山道が閉鎖されたハセツネCUPのコースと並べて考えます。

Photo: Hardrock 100, 崇礼168, Photo © ZZAM Agency / JACOPO GREPPI


オープニング

#DCResults — 皇居、SWCP、福王山、野沢の最終調整

Hardrock 100 — 雪のないサンファンで、50歳と41歳が記録を消した

【Analyst View】積み重ねは裏切らない/雪のないハードロックが問うもの

崇礼168 — 10周年の大逆転、髙村貴子と小笠原光研が表彰台

ASICSの中国選手契約と、カイラスの「461足」

ヨーロッパ・アルプスの週末 — 猛暑と、雨と、雹

業界トピック — TUDOR × UTMB/Altra「TORIN 9」

伊豆トレイルジャーニー2026 — KEENの参入と、山門前フィニッシュからの撤退

今週末のレース・エンディング


【訂正】

〜 ドウォルターのフィニッシュタイム 26時間03分10秒は、従来のコースレコード(26時間11分49秒)を「1分余り」ではなく「8分余り」縮めたものです。

〜 Living on the Trail with KEEN の選考結果発表は「7月22日」ではなく「7月20日」です(一般エントリー開始の前日)。

〜 崇礼が会場となったのは北京「冬季」五輪です。

〜 The 4100D 野沢温泉の種目は 65km/37km/14km/7km です。


【今週の登場人物・大会ガイド 📝】

※動画を見ていて「誰?」「どの大会?」と思ったらここをチェック


■ 海外①:Hardrock 100(米国コロラド州シルバートン)

・大会概要 … 102マイル/獲得標高10,060m・平均標高3,350mの高所100マイル。今年は時計回りの年。記録的少雪でコース上に雪がまったくない異例のコンディションとなった

・ルドビック・ポムレ Ludovic POMMERET (FRA) … 男子優勝 。50歳。自身の総合コース記録を約22分更新して3年連続優勝。レースの1か月前からコロラドに入り、コースを2周半試走していた

・コートニー・ドウォルター Courtney DAUWALTER (USA) … 女子優勝 。ペーサーをつけず単独で走り切り、自身の時計回りコース記録を8分余り更新。ハードロックは4戦4勝

・カレス・アーノルド Careth ARNOLD (USA) … 女子2位 。2025年TDS優勝者。長年このレースのボランティアを務め、今年が初出走。キャニオンズ100Kで得たウエスタンステイツのゴールデンチケットを辞退してハードロックを選んだ

・タラ・ダワー Tara DOWER (USA) … 女子3位 。13日前のウエスタンステイツで6位

・トム・エヴァンス Tom EVANS (GBR) … 2025年UTMB・2023年ウエスタンステイツ優勝者。優勝候補だったが高所に苦しみ58マイル手前でリタイア

・ジミー・エラム Jimmy ELAM (USA) … 男子2位

・デイヴィッド・アヤラ David AYALA (USA) … 男子3位


■ 海外②:ACG 2026崇礼168超級越野賽(中国・河北省張家口市崇礼)

・大会概要 … 9カテゴリー約12,000人が参加する中国最大級のトレイルイベント。創設10周年。Nike ACGがタイトルスポンサーとなって2年目。台風「巴威(バウィ)」の影響による雨に見舞われた

・ジャオ・ジアジュー 赵家驹 ZHAO Jiaju (CHN) … 168km優勝 。終盤の雨の中で約10分差を消し去る逆転劇。自身のコース記録を約27分更新し、崇礼通算4勝目

・ルオ・ツァンホア 罗灿华 LUO Canhua (CHN) … 168kmで終盤まで先頭を争ったが、体を温められず残り14kmで棄権

・チェン・リン 陈霖 CHEN Lin (CHN) … 168km女子優勝 (総合8位)。崇礼3勝目

・小笠原光研 Koken OGASAWARA (JPN) … 万龍50km男子3位

・髙村貴子 Takako TAKAMURA (JPN) … 万龍50km女子2位 。崇礼初参戦で表彰台


■ 業界①:ASICSの中国選手契約とシューズシェア

・ASICS … 崇礼168のEXPO会場で、何富軍 HE Fujun・伍二清 WU Erqing・王愛麗 WANG Aili の3選手と契約したと発表

・シューズブランド調査(越野看台/跑野RUNYEAH、168km組の序盤で目視カウント、参考値)… 1位 凯乐石 KAILAS FUGA 461足/2位 Salomon 100足/3位 HOKA 98足/8位 ASICS 13足


■ 海外③:ヨーロッパ・アルプスの週末

・Trail Verbier St Bernard by UTMB(スイス)… スイス最古のウルトラトレイル

・モード・マティス Maude MATHYS (SUI) … 43km女子優勝 。総合4位

・リュシアン・メルミヨン Lucien MERMILLON (FRA) … 43km男子優勝 。本命シモン・パカールは足首を捻挫しリタイア

・Restonica Trail by UTMB(フランス・コルシカ島)… 猛暑を避けるため67kmのスタートを午前4時30分から午前2時へ2時間半繰り上げた

・Gran Trail Courmayeur(イタリア)… 豪雨と、区間によっては雹に見舞われた

・リサ・ボルツァーニ Lisa BORZANI (ITA) … GTC100女子優勝 。2023年から4連覇、通算5勝目

・DoloMyths Run(イタリア・ドロミテ)… ゴールデン・トレイル・ナショナルシリーズの一戦

・ロレンツォ・カニャーティ Lorenzo CAGNATI (ITA) … スカイレース男子優勝 。2位と9秒差

・マルコ・デ・ガスペリ Marco DE GASPERI (ITA) … 同レース14位。1977年生まれ


■ 業界②

・TUDOR … UTMBワールドシリーズと3年間のグローバルパートナーシップを締結。世界67のイベントで展開

・Altra … ロードシューズ「TORIN 9」を発表。Vibramの新しいアウトソールを最初の6か月間は独占搭載


■ 国内:伊豆トレイルジャーニー2026(12月13日/70K・Around Alone 28K)

・KEEN … ITJ史上初のタイトルスポンサーに就任(3年契約)

・フィニッシュ地点 … 昨年の修善寺山門前から、以前の修善寺総合会館駐車場に戻す。歩行者・観光客・車と選手の交錯による安全上の懸念が理由

・ハセツネCUP関連 … 東京都檜原村・都民の森からの登山道が、熊との遭遇リスクを避けるため当面7月いっぱい立ち入り禁止に


この「Monday Night Run」は、DogsorCaravanのポッドキャスト『Run the World』としても配信しています。SpotifyやApple Podcastで「Run the World DogsorCaravan」を検索してフォローしていただくと、通勤中やランニング中にもお聴きいただけます。

感想

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00:03
みなさん、こんばんは。DogsorCaravanのIwasaです。【Monday Night Run】powered by Goldwin、今日は7月13日月曜日、今週も始めていきます。
7月の第2週、今週は正直話題が多すぎて構成に困るぐらいの1週間でしたね。
週末にはハードロック100、そして中国のビッグな大会、チョンリー168、そしてヨーロッパ、アルプスの週末レース、そして伊豆トレイルジャーニーの2026年の大会発表もありましたね。順に見ていきたいと思います。
ただですね、一つだけ言っておくと、今週は経験豊富なベテランが時間をかけて積み重ねてきたことは決して裏切らない、そういうことを感じさせくれた週末だったと思うんですね。
私と同世代のベテランランナーの皆さんにとっては勇気づけられる結果だったんじゃないでしょうか。
では、今週の【Monday Night Run】powered by Goldwin、始めていきましょう。
まずは恒例のDCリサルツからお送りします。
日曜日にインスタグラムのストーリーズで、週末どこを走りましたかというふうにお尋ねしています。
今週もたくさん回答いただきました。ありがとうございます。
まずお一方目は、じゅういちみどりかあさん、いつもありがとうございます。
イベントで公共を走りましたということでいただきました。
この時期の公共、来週のランナーはですね、正直結構暑いですよね。
でもこうイベントというところが良くて、一人で走るのがしんどい季節こそ、みんなで集まって走るという理由があると、またちょっと違うものになると思うんですよね。
みどりかあさん、いつもありがとうございます。
そしてお二方目は、まっち00183、奥津泉山スカイレースのミドルコース試走しましたというメッセージいただきました。
これは私も知らなかったんですけれども、岡山県で開催されているレースというこのシーズンで3回目の開催で、秋の9月に開催されるんですけれども、スカイランナージャパンシリーズのレースにもなっているということなんだそうです。
本番に向けてコースを一度やっぱり走っておくというのはですね、大事なこと、特にテクニカルな区間があるコースではですね、効いてくると思います。秋のレースに向けて、まっち00183頑張ってください。
そして久々にいただきました、マナ・バナナ・ランさん、いつもありがとうございます。
イギリスにお住まいのマナ・バナナ・ランさんからいただきました。
いつもですが、SWCPですね、The Dune of Dome、運命の砂丘と呼ばれるセクションを走ったと、逆走すると迷いますというメッセージをいただきました。
どんなところか、こっちの方にですね、ビデオを出しておこうと思うんですけれども、
SWCPというのは、South West Coast Pathというですね、イギリスの海岸線を走るロングトレイルのことなんですけれども、そこに運命の砂丘という名前がついたセクションがあると、迷ってしまうような、ちょっと不思議な雰囲気があるということなんだそうですね。
03:11
これはやっぱり地元で走られたマナさんじゃないと、なかなかわからないようなお話。
このね、こういう土地のローカルなお話、ご報告いただけるのはすごく臨場感があって、私の好きなレポートです。
マナ・バナナ・ランさん、いつもありがとうございます。
そして達王達代さん、いつもこちらもありがとうございます。
達王達代さんは、コモノトレランクラブさん主催、天狗伝説で有名な福往山5時間周回練習会に参加してきましたというメッセージです。
5時間周回ですか。この夏の時期のね、周回練習っていうのは、ちょっとなかなか熱さ対策としても、理にかなっているのかな。
非常に熱いと思うんですけれども、けど、周回にすることによって、吸水の場所を常に置いておいて、補給がしやすいですよね。
いつでもそうやって切り上げることもできますし、仲間のお互いに頑張り合って支えることも、応援し合うこともできますし、
真夏のこのロングトレイル、ディスタンスの練習の一つとしては、非常にいい、理にかなった練習の方法ですよね。
達王達代さん、いつもありがとうございます。三重県からのね、レポートいただきました。
そしてもう一方は、kzn1653ですけれども、野沢65キロの最終調整で欧米に行きましたというメッセージいただきました。
そうですね、今週末はですね、今日今話してる月曜日なんですけど、この週末はですね、
The 4100D Mountain Trail in Nozawa Onsen開催されます。
その中の65キロが一番長い距離カテゴリーのレースで、毎年熱さとの戦いというのがね、決まりになっているんですけれども、
それに向けての調整されているということですよね。
私も実は今週末、野沢で行く予定をしていますので、楽しみにしています。
kzn1653、ありがとうございます。
こういった感じで、今週もこの独裁キャラバンのコミュニティの中で、それぞれの目標に向けて準備されているというご報告をいただきました。
秋以降の目標に向けて準備されている方もたくさんいらっしゃると思います。
これから梅雨が明けてますます気温も上がってくると思います。
どうぞ熱中症に気をつけて楽しんでいきましょう。
さて今週の本題の一つ目参りましょう。
それはハードロック100です。
これはですねコロラド州シルバートンを発着してサンファン山脈をプルっと一周してくるという102マイル164キロですね。
獲得標高がおよそ1万と60メートル。
平均標高がなんと3350メートル。
とにかく高所高所のレースなんですね。
最も高いところはですね中盤のハンディスピークの4281メートルとなっています。
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制限時間はなんと48時間ということになってまして、
フィニッシュはゴールラインを駆け抜けるというおなじみのスタイルではなくて、
フィニッシュ地点に置かれている大きな石にキスをして時計を止めるという独特のお作法でも知られている大会です。
今年はですね時計回りのコースだったんですね。
毎年方向が時計回り半時計回りで入れ替わるんですけども、
今年は時計回りということになってまして、
7月10日金曜日の午前6時に147人の選手がスタートしました。
今年のコンディションなんですけれども、これがですね今年のレースの大きな前提になりました。
なんとですねコース上に雪が全くなかったそうなんです。
ハードロックの標高が4000メートルまで行くコースですから、
ハードロックといえばもう高山エリアに残る設計がですねもう有名なんですけれども、
過去には雪が多すぎて中止になったという年もあったんですよね。
けど今年2026年のコロナ度は記録的な雪が少ない冬だったそうです。
雪どけも例年よりもずっと早く進んで、
レース当日選手たちは一度も雪を踏むことなくこのサンファン山脈を一周したそうなんです。
その代わりといってはなんですけれども、
今年の課題、選手を試す課題となったのは煙なんですよね。
この幽霊近郊、幽霊という町がですね、
このコースが南側のシルバートンがあってそのぐるっと回った北側にあるわけなんですけれども、
その幽霊近郊のゴールドマウンテンというところが山火事が起っている。
そして他にも複数の山火事がレースの週を通じてくすぶり続けているそうなんですね。
ただこのレース開催の直前の週の半ばに降った雨が煙の流入を抑えて、
これなら開催できるだろうという判断がされて、
金曜日のスタート当日の早朝に主催者が協議をしてレースを予定通り実施することが決まったということだったんです。
さてそんな今年のハードロック100、まず女子のホールレースから展開を見ていきましょう。
女子のレースの結果だけ見ればですね、コートネイドウォルターの独創、
もう全く火の打ち所のないレースだったという一挙で片付けられてしまうということになるのかもしれません。
けどですねそのレースの様子を細かく追っていったところではですね、
全く楽なレースでは彼女にとってもなかったんです。
まず最初18キロ地点のですねチャップマン、こちらには4時間切りで到着しています。
あのアイランファーのレポートによりますとこの時点でこのコートネイドウォルターさんですね、
この日走っているどの選手よりも力強く見えたというふうにレポートしてたんですよね。
そして33マイル地点となるクローガーズキャンティーンというですね山の上にある山の中にあるエイルステーションが2位の選手に差をつけていたということなんです。
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タイム自体で見てもご自身コートネイドウォルターさんが持つコース最速タイムのペースをすでに30分上回ってたというんですね。
さらにコース進んで73マイル地点のシャーマンこの時点ではコースレコードペースを47分上回るというですねハイペースできてたんですよね。
でもこうなると自分のコースレコードを更新できるかどうかじゃなくてもうどれだけ上回ることができるだろうかというふうに見られてみんなが期待してたところだったんですね。
ところがここからコートネイドウォルターさんにとっての苦難が始まるということなんです。
記録と距離がですね縮んでいくんですね87マイル地点のマギーガルーチってですねこの貯金は25分まで減ってました。
理由はですね胃腸のトラブル伝わってきているところではもうコースの終盤では何を口に入れても飲み込んでも体が受け付けないという状態だったと言います。
もうすべて吐き出してしまうような状態。最後のエイドのカニンガムガルーチもうあと78マイルというところですよね。
ここではもう静かにエイドを後にしている。その様子はまるで彼女コートネイドウォルターさんがよく口にするペインケイブというやつですよね。
痛みの洞窟の中に入ってひたすら耐えるというモードに入っていたのかもしれないですね。
それでもカニンガムガルーチからの残り9キロ奪って26時間3分10秒でフィニッシュしました。
女子優勝です。これは2年前に自分で打ち立てた時計回りのコースレコード26分11分49秒1分余り縮めました。
ハードロックはこれで4回出て4回優勝という素晴らしい結果でした。
そして今年の彼女の挑戦については一つ触れておきたいことがあるんですね。
今年コートネイドウォルターさんはペーサーを一切つけずに走りました。
エイドのサポートはこのご主人夫のケビニさんがですね担当されていました。
100マイル高所のトレイルハードロック100でペーサーなしで最後まで一人で走るという決意をしてそれを成し遂げたということなんです。
女性の2位で続いたのはカレスアーノルドですね。
30時間32分31秒でした。
このカレスアーノルドは長年このレースのボランティアをした経験を持っているそうで今年が初めて走る選手として走るハードロックだったそうです。
しかも今年の春のキャニオンズ100Kで2位に入ってウェスタンスエースへのゴールデンチケットを手にしてたんですよね。
だから6月の末にあったウェスタンスエースで選手として走ることができた。
それを辞退してこのハードロックを選んだということなんです。
実はこのカレスアーノルドさんは昨年2025年のUTMBのレースTDSのチャンピオンでもあります。
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ですからランナーとしても本当にもう相当の経験と実力を持っているということがわかると思います。
そして女子の3位はタラダワー選手。
33時間2分4秒でした。
タラダワー選手はハードロックのわずか13日前、先ほど話題にも出たウェスタンスエースで6位でフィニッシュしています。
今回はただ序盤に転倒して足から血を流して、それでもなんとかかんとか刻み続けて3位でフィニッシュするという
ウェスタンスエースの6位も素晴らしかったですし、このハードロック3位も素晴らしいんですけれども、なかなかにタフな経験となったということだったそうです。
続いて男子のハードロックの男子のレースについてもご紹介しましょう。
ルドビック・ポムレが勝利しました。
レースの2週間後には51歳を迎えます。
レース前のインタビューではなんでまた今年戻ってきたのと聞かれて、なぜダメなんだ、ビブは持ってるよという風にですね、応じて笑ったそうなんですけれども、
こういうひょうひょうとした答えの裏にあるのは徹底した準備だったんですよね。
彼は今年もレースの1ヶ月前からコロラドに入ってコースをパートに分けて試走してた。
結局ですね、全体ではトータルでコースを2週半も踏んでたっていうんですよね。
あとこの事前の下馬表レースプレビューではですね、このポムレ・ルドビックに加えて、
2025年昨年のUTMB、それから2023年にウェスタンスエースで優勝しているトム・エヴァンス、
それからこの自分自身出ているレースでもロック連勝中だというジミー・イラン、
それから昨年のこのハードロックで4位だったデイビッド・アヤラといった選手がですね、本命に挙げられていました。
ただレースが始まってみるとほぼスタート直後からもうポムレがリードしてたということなんですね。
クロガーズ・キャンティニの通過ですね、こちらは6時間51分だったんですけれども、
これはこの自分が持っているコースレコードのペースをすでに18分上回るというハイペースです。
ここでルドビックはボランティアにYour Awesomeって書かれた、あなた最高っていうステッカーを手渡して走り去ったということなんですね。
それくらいの余裕があったということなんでしょうか。
少し遅れて到着したトム・エヴァンス、それからジミー・イラン、このエイドの名物であるテキーラのショットを一緒に飲み干して、2分の滞在で一緒に出ていったということなんですね。
けど次の大きなサポートが受けられるエイドとなるユーレイですね、声の下りのセクションでレースは動き始めるんです。
ルドビック・ポムレが記録のペースを23分上回って、エヴァンスとの差は29分まで拡大しました。
一方そのエヴァンスはですね、エンジニアのエイド、このユーレイの手前ですね、エンジニアパスのエイドセーションでエイラムに送りを取って、ちょっと疲れた表情をしていたということなんです。
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そして58マイル地点のグラウス・ガルーチ、これはコースの後半に入りますけれども、そこを前にしてエヴァンスはレースをリタイアすることになります。
その直前にあるハンリー・スピークを越えてくるところなんですけれども、この高い山を越えてきた後で体調をやっぱり維持できなくなってしまったというふうに伝えられています。
一方、階調に飛ばしていくルドビック・ポムレですけれども、87マイル地点で2位に2時間近い差をつけてたっていうんです。
最終エイドの通過は19時間03分で記録のペースを30分上回ってた。
そこからはもうすでにもう夜になってます。深夜になってますので、暗く険しい下りを飛ばしていって、2600メートルフィートの上り返しと最後の下りというのが最後に待っている。
2600フィートですから、やっぱり数十メートルのバーティカルゲインがあるというところなんですけれども、そこを2時間余りで駆け抜けて、
このキス・ザ・ロック、フィニッシュゲートにも設けられたロックにキスをしてフィニッシュしたんです。
そのタイムは21時間と11分36秒、自身のコースレコードを約22分縮める時計回りコースの史上最速タイムになりました。
そして彼にとっては3年連続のハードロックでの優勝です。
男子の2位にはジミー・エラムが23時間48分56秒、そして3位にはデイビッド・アヤラ、こちらは24時間28分17秒でした。
さて、このハードロックについての私の感想をお話ししたいと思います。
まずは、ルドビック・ポムレ。50歳でのハードロック優勝、しかも3連覇。本当にこれは素晴らしい結果だと思います。
ただ、このことから、ベテランは100マイル強い、長距離はベテランが強い、年齢上がっても強いというような一般論として引き出すことはちょっと私は無理があるとは思うんです。
やっぱりこのような成果を生み出すことができたのは、ルドビック・ポムレがしてきた準備、そこにあると思います。
そしてその決意ですよね。それは多分勝ちたいということではないんだろうと思うんです。
この山を楽しもう、トレイルランニングで自分がどこまでやれるかを試したい、こういう思いがあるから、あれだけの時間を準備に費やすことができたんだと思うんですよね。
そういったインタビュー、レース後のライブ配信でのインタビューを聞いていて、私はそんなふうに思いました。
ルドビック・ポムレはすでにUTMBの優勝も経験しています。それでも彼にとって挑戦のフィールドはまだまだ続いているということだと思うんです。
フィニッシュ後のインタビュー、今お話ししたライブ配信の中で行われたインタビューでも、ハードロックはまた来年も出るというふうに話していましたので、これからもルドビック・ポムレとハードロックの物語は続いていくんだと思います。
18:00
そしてコートニード・ウォルターさんですよね。彼女は男女を通じてトレイルランニング界、ウルトラランニング界のレジェンドと言っているというふうに言って、誰も疑いはないと思います。
でもどうでしょう。今回の彼女の経験から見えてきたのは、勝敗やコースレコードにこだわっているわけじゃないということだと思うんですよね。
自分で自分をどこまで追い込めるのか、自分に何ができるのか、それを追求したいという強い決意がコートニード・ウォルターさんを動かしている。そんなことが伝わってくる今回のハードロックだったと思うんです。
今回彼女はペーサーをあえて付けずに走ると選択をしました。もちろんペーサーというのはルール上付けられるもので、それは何のルールにも反しないわけなんですよね。レースを安全に走り切るためのアメリカのトレイルランニングの仕組みです。
ただそれすらもあえて使わないという条件の下で彼女は挑戦した。どんなに他のランナーから仰がれる存在になったとしても挑戦することはやめないという。
これがコートニード・ウォルターさんの強さであり意思なんだと思うんです。
あともう一人トム・エヴァンスのリザイアこれは衝撃でしたよね。去年のUTMBでどうやって勝てるのかどうやれば勝てるのか徹底して突き詰めてシャモニーに滞在して独自のトレーニングを積み上げていくということをやり遂げて彼は勝利をつかみました。
これはトレイルランニングというスポーツで勝つにはプロとして何をすべきなのかということについて世界中のトレイルランニングのアスリートにインスピレーションを与えた出来事だったんですね。
けれども今回このトム・エヴァンスの努力は結果として通用しなかった。
後所順の彼にとってのチャレンジでありそこに課題があったんだろうということは推測できますよね。
でも私はトム・エヴァンスこれを克服してくると思います。
上手くいかなかったレースから何かを学んで次に必ず活かす無駄にはしないそういう強い意思を彼からは感じるんです。
次のハードロックが来年なのかあるいはまたその先なのかは分かりませんけれどもきっと彼はハードロックに戻ってくるでしょう。
そしてトム・エヴァンスは勝利をつかむと思います。
私はそう確信してるんですね。
あとハードロックの話題のもう一つ雪がないということなんですけれども冬に雪が少なかったことから夏の雪残雪も少ないということはある程度予測できたことではあります。
でもいざ雪のないハードロックからの映像を見てみると地球の環境変動気候危機について改めて意識させられるハードロックになったと思うんです。
グランドスワンプパスのような急な斜面を残雪をお尻で一気に滑り降りてくるあのシーンはハードロックの名物でありレースの重要な戦略の一つでもありました。
それがもう砂利のトレイルを駆け降りるシーンになってたということでこれはちょっと衝撃的でしたよね。
こういった象徴的な光景がなくなったとしてもハードロックはハードロックとしてこれからも愛され続けていくと思います。
でもだからこそ私たちはハードロックの映像や写真を通じて今の自然環境のあり方を感じ続けていくことになるんだろうと思うんですね。
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このハードロック100についてはドクサキャラ版のウェブの記事で詳細にレポートしています。
5時間半の大休憩から静観したというジェイソン・シュラーブのお話ですとか、
今日は話しきれなかったドラマも入れてますので概要欄のリンクからぜひご覧ください。
そして続いては中国です。ACG2026ルートラトレイルチョンリーです。
これは中国のレースなんですけども下北省長河甲市のチョンリー区というところで行われました。
北京の東京五輪の会場になったエリアということなんですね。
この大会9つの距離カテゴリーに合わせて1万2000人が参加するという中国国内最大級のトレイルランニングのイベントです。
今年はレーススタートから10周年という節目を迎えたということです。
Nike ACGがタイトルスポンサーについて昨年について2年目ということになりました。
そしてこの10周年を彩ったのが台風であったんですね。
パウビーという名前がついた台風の影響ですごい雨が降ってかなり厳しいコンディションだったんですが
それを跳ね返すようなドラマチックな展開が続出した大会になりました。
まずはですね168キロのレースのお話をしたいと思います。
これは金曜日にスタートしたレースです。距離が168という名前のレースですね。
距離はですね172.8キロメートル、累積標高差が7944メートルとなっています。
10日金曜日の午前8時にスタートしました。
このレース事前の予想通りにですね2021年から2023年まで3年連続でこのレースを制覇している
三冠王ことチョージャージュ選手がですね優勝候補の一人です。
そして昨年このレースを制しているルーマニアでスペイン在住のヨーネルマノーレ選手ですね。
そして中国の兵庫であるロッサンファ選手。
この3人がスタートから終盤までほぼパックになって走っていくという非常に激しい展開になったんです。
そういう厳しい激しい展開の均衡が崩れたのはレースの後半に入ってCP8を過ぎたあたりの上りです。
ここでマノーレがですね1時10分のリードを築く10分差を2人につけてしまったんですね。
しかしこの後直後にですね激しい雨が現地を襲いました。
そしてその雨の中でチョージャージュが驚異的な追い上げを見せたんですね。
終盤のチェックポイントとなるCP10こちらの公園にですね到達する時には10分の差を完全に消し去って逆転してたって言うんですね。
そこから先約5分のリードを築いて19時間1分30秒でフィニッシュして優勝したんです。
24:08
このチョージャージュ自身がですね2020年に出したコースレコードが19時間28分41秒なんですけれどもこれを27分更新しました。
このチョンリーでは4回目の優勝となります。
2位にはクリスチャンマノーレがヨネルマノーレがですね19時間16分55秒。
3位には10Kから来たダークフォースウーチョン君がですね21時間9分20秒で続きました。
そしてロートサンファーはどうなったんだということなんですけれども彼は残り14キロという地点でDNF帰還することになりました。
防寒装備を全て引き込んでも体を温まらないとそれが結局胃の不調につながったということでリタイアを決断したそうです。
そして一方女子のレースです。女子のレースではチェンリンがですね22時間46分17秒で優勝しています。
昨年の自身の優勝タイムを1時間近く更新してこのチョンリーでは3度目の勝利です。
このタイムは男女総合でも8位に相当する高成績になりました。
そしてもう一つ注目されたのが今年初めて設けられた50キロのレースです。
こちらは土曜日にねスタートした土曜日の朝にスタートしたんですけれども距離が53.2キロ。
そして累積獲得標高差が2466メートルというなかなか手応えのあるレースですよね。
こちら男子の優勝はヤンチュンロン選手です。4時間24分47秒。
このヤンチュンロン選手はですねトレーラーニングではまだ新しい名前です。
雲南省の陸上のマラソンチームに所属していたプロの労働のマラソンの選手です。
マラソンの自己ベストは2時間11分23秒ということだったんですけれども
今年3月にこのマラソン選手としては現役を退いてトレイルに転向しました。
その直後にですね地元である雲南省で行われたゴールデントレイルナショナルシリーズの55キロのレースでですね
初めて出て優勝しているということで非常に話題になりました。
今シーズンのね注目選手がこのヤンチュンロン選手なんですけれどもね
男子優勝をまたこのチョンリーの大きな大会でも手にしたということなんです。
そして2位はチングイリュ選手。4時間28分18秒です。
チングイリュ選手はですね2024年のウルトラトレイルマウントフジ
改めマウントフジ100の100マイルで準優勝した経験を持っています。
今年はですね1月の香港100の100キロで優勝しているというですね非常に実力のある選手です。
このチングイリュ選手が2位になりました。
そして3位に入ったのが日本の小笠原光謙。4時間30分38秒でした。
27:03
小笠原選手にとってはこの中国でのスマッシュヒットというレースだったと思います。
そして50キロの女子のレースではワンミン選手がですね5時間19分12秒で優勝しました。
そして準優勝は高村孝子選手です。5時間37分18秒。
高村選手はですね2024年のアジア太平洋トレーラーニング選手権のショート距離で
ショートディスタンスで金メダルを取っていたりするのでアジアではもうすでにその存在は知られている選手ですけれども
このビッグなレースチョンリーでですね参戦して表彰台に立つ会長となりました。
ここからこのチョンリーに絡めた中国のトレーラーニング会のお話で私が気づいたことをですねちょっとご紹介しようと思います。
このチョンリーの168というビッグイベントのエキスポの会場で
7月10日の午後にこのASICSがですねイベントを開催してそこで中国のトレーランナー3人との契約
サポート契約を発表したスポンサー契約を発表したんですね。
フージュン選手はですね2010年からマラソン選手としてASICSのシューズを履いていて
2024年からトレイルに専念するようになった選手。チョンリーも5度目の出場です。
そしてもう一人がウーアーチン選手。彼は2022年のマラソントレーニングキャンプでASICSを初めて履いた経験の持ち主だそうで今回50キロのレースに出ました。
そして3人目は女性のアスリートでワンアイリー選手。
このワンアイリー選手は今年の初めにプロのアスリートに転校したということで仕事を辞めてプロの選手になったということなんですけれども
このチョンリーは4度目ということで初めての100キロを走ったそうです。
ただこのASICSの進出ですねサポートアスリート契約の発表に合わせてちょっと面白い数字があるんですけれども
同じ大会のスタートラインでですね中国のトレイルシートライヤーというメディアがあるんですけれども
そこが168キロの選手のシューズをですね目で見てどこのブランドかということをですね数えたそうなんです。
最初の方のエイドステーションで数えたそうなんですね。
ある種の視野調査なわけなんですけれどもその結果はカイラス・フーガが461足ということで約半分を超える数字だったということですね。
2位がサロモンで100足、3位が他で98足、4位が中国の都会特攻っていう37足、
5位がアルトラで24足、6位がACGで19足、7位がアリダスで15足、そして8位にノーマルとASICSが並んで13足ということなんですね。
この数字を見てどういうふうに考えればいいかなんですけれどもこれだけの規模の大会でASICSが中国のトップ選手と契約を結んできたということで
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中国市場ではASICSが本気で市場を取りに行こうとしているシェアを取ろうとしているという強い決意を感じさせるニュースなんですよね。
正直現状シェアということでいえばまだまだ小さい。
中国のカイラスが半分を取っている市場でまだASICSはまだ出てきたばっかり。
トレイルランニングシューズではですねまだまだ小さいです。
ただこれから中国市場でもこのASICSがカイラスだったりサルモンだったりそういうものに対抗するブランドになっていく可能性は十分にこれからあると思うんですね。
この中国の動向が日本の市場にどう影響してくるかこれは何とも言えないところがありますけれども
ASICSは日本ではトレイルランニングシューズの展開はヨーロッパなどに比べると大人しい感じがしますよね。
でも日本にも熱心なこのASICSのトレイルランニングシューズのファンがいることは皆さんご存知の通りだと思います。
そして一方ではカイラスのような中国で圧倒的なリソースを持っているブランドがですね日本に入ってくるのもおそらく時間の問題だと思うんです。
これから一気にいろんな選択肢が日本のトレイルランニングファンの皆さんの間で増えてくるそういう時期がもう本当に近づいてきているということだと思うんですね。
あとこのチョンリーのお話でお話ししておきたいと思ったのが高村孝子選手と小笠原孝健選手のトップ3入り表彰台に立ったことですよね。
これはですね今の中国のトレイルランニングの存在感を示す出来事かなと後で振り返って思うことになると思うんですね。
これだけ大きなイベントでですね表彰台に立った2人はこれから中国のトレイルランナーの間でも日本のアジアのトップクラスのランナーとして知られることになると思うんです。
そこから中国で日本人選手として活躍するチャンスがですね増えてくることがですね大いに期待できると思うんです。
もちろんUTMBや今話題に出たハードロックそしてウエスタンステイツこういったヨーロッパアメリカの大会は重要であり続けると思います。
ただ中国にも挑戦しがいのある非常に大規模で様々なストーリーの舞台となる大会があるんです。
トレイルランニングでチャンスを求めているランナーの皆さんにとって中国にこれだけ大きな大会が開催されているということをぜひ知っておいていただきたいなと個人的には思うんですね。
このチョンリー168についてもですねドクサキャラバーに詳しい地図を掲載していますので、概要欄からぜひご覧になってください。
さてまだまだ話題は続きます。ヨーロッパです。ヨーロッパはこの週末アルプスの各地でレースが集中しました。
もう紹介していると時間が足りなくなっちゃうんですけれども、この気象条件ということとベテランの活躍という2つの軸でお伝えしたいと思います。
まずはスイスで行われたトレイルベルビエサンベルナールbyUTMBです。
これはスイスでは最古のウルトラディスタンスのトレイルランニングと言われている大会なんですね。
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実はこれUTMBライブでですねライブ配信も行われました。
43キロのベルビエマラソンに私は注目したんですけれども、女子はモードマティス選手がですねスタート直後の長い登りで先頭に立ってそのまま独走しました。
無時間42分2秒でフィニッシュして総合でも4位に入る活躍です。
2位には28分余りの大差をつけての圧勝でした。
男子のレースはですねこのUTMBインデックスで最も高いスコアを持っていたシモン・パッカールという選手がですね序盤からレースを引っ張ってたんですけれども、
テクニカルな下りのセクションでリュシアン・メルミオン選手がですね彼を捕らえて抜き去ります。
その後ですねこのパッカール選手は足首を念座したということだそうでリタイアすることになりました。
勝負はメルミオン選手が4時間26分59秒で優勝しました。
そしてこのイベントの中で最も長い距離となる140キロのXアルパインという競技があります。
こちらは男子がバスティアンフルーリ選手。
こちらが19時間42分29秒で優勝。
3位までフランス勢が独占しました。
女子はL.N.ダシー選手が23時間17分31秒。
こちらも総合10位に入る高成績での優勝となりました。
続いてこちらはちょっとアルプスとは変わるんですけれども地中海に浮かぶコルシカ島の話題です。
レストニカトレイルバイUTMB開催されました。
これはねレースの結果というよりもね運営の方にちょっと注目したんですよね。
67キロのスタートの時刻が猛暑を避けるために7月11日の土曜日ですね。
午前4時30分に予定されていたものを午前2時に前倒ししたんです。
2時間半の繰り上げですね。
当然シャトルバスも観光時刻もすべて2時間半繰り上げるということだって開催されました。
このレースの110キロのですねウルトラトレイルリクシカはですねオルレアン・デュランパラス選手。
これはUTMBでもですね準優勝したことのある強い選手ですけれども14時間41分21秒で優勝しています。
女子はマノンボアール・カイエこれもねフランスの強い選手でUTMBでもね上位に入って優勝台に立ってます。
20時間28分59秒で優勝でした。
次は今度はまたアルプスに戻りましてイタリアのグラントレイルクールマイユールです。
これはですねいわゆるトルデジアン・トールXと同じ主催者であるVDAトレイラーズが運営する大会です。
こちらの大会はですねまた打って変わってなんと雨だったんです。
連日の猛暑の後に雨が来て金曜日夜のGTC100キロのレースのスタート時にはですねものすごい豪雨だったということなんですね。
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もう上位の選手がフィニッシュに帰ってくる頃にはまた雨がほんぶりになって区間によっては氷まで降ったということなんです。
このGTC100キロのコースで履席格闘標高が7400メートルなんですけれども男子はポーランドのカシュ・スム選手が15時間20分8秒で優勝。
女子はヴァルレダオスター地元ですねに住んでいるリサ・ボルツァーニがですね序盤から独走17時間44分51秒で優勝総合11位に入りました。
なんと彼女2023年からですねこのレースでは4連覇しているところで2019年にも1回勝っているので通算でこれで5回目の優勝ということなんだそうです。
同じくイタリアではですねドロミテのドロマイスランを開催されました。
こちらのゴールデントレイルナショナルシリーズイタリアシリーズの一戦です。
男子はロレンゾ・カニアーティがですね2時間8分49秒で初優勝。
昨年2位のティティアノ・モイヤとの差はわずか9秒差ということで非常に近差でレースを制しました。
このレースですね14位にあのレジェンドマルコ・デ・ガスペリの名前もありました。
1977年生まれ2000年代のスカイラーニング界を席巻したアスリートが2時間21分50秒でこのレースをフィニッシュしました。
見てきた通りニュースを見ているともうヨーロッパはもう猛暑猛暑ということでフランススペインイタリアイギリスドイツどの国も同じように非常に高い気温になってたんですけれども
歴史上なかったような暑さに襲われているということになってるんですね。
夏の天気が変わりやすいのは元から以前からそうだと思うんですけれども気候変動の影響もそこに加わって
このヨーロッパの伝統的な夏のトレーラーニングレースのあり方が大きく変わらざるを得ない状況まで来ていると
そのことを今週のいろんなレースのニュースを見るにつれて思い知らされることになったと思います。
ただそういうコンディションが非常に厳しい変動がある中でボルツアーにマティス・デイ・ガスペリーといったベテラン選手の活躍のニュースも入ってきているというのはですねファンにとってはちょっとね心強いことだなというふうに思います。
まだニュース続きます。業界の動きを2つお伝えしようと思います。
一つ目はチューダーとUTMBワールドシリーズが3年間のグローバルパートナーシップを発表したというものです。
スイスの高級時計メーカーであるチューダーがですねシリーズ全体のオフィシャルパートナーということになって世界67のUTMBワールドシリーズイベントでブランドを展開していくということなんだそうです。
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ちょっとね驚いたニュースですよね。
とはいえチューダーはすでに6月に4人のトップアスリートとの間でですねアスリート契約を結んでいましたのでそのこと自体はもうすでに聞いていたことですけれどもあのUTMBと組むのかというのはねちょっと少し驚きがありました。
時計という分野ではですねこの世界にはすでにガーミンだったりカロスといったものもありますしUTMB自体はスントと契約スポンサーシップ契約もしてますよねただそれとは全く違うカテゴリーの時計としてチューダーが入ってくるということは新鮮だと思ったんです。
もちろんこのプロスポーツということの文脈で言えばロレックスがテニスにサポートしているとかですねそういったこともありますしチューダーは日本でオーズモーともスポンサーシップを結んでいるということですからそういったことを考えればトレイルランニングとチューダーの組み合わせも珍しいことではないのかもしれませんけれども
それでもこれだけトレイルランニングというスポーツがエリートクラスの人々の共感を生むスポーツというして認められてきたということにこの大きな進歩一歩をですね感じるんです。
もとよりスカイランニングの方ではですねノルケインという独立系のスイスのプレミアムウォッチのブランドとのスポンサーシップ契約が成立してますのでそこと並ぶような話になるというふうに言えるかもしれませんね。
あともう一つブランドの話で言いますとアルトラです。アルトラがロードシューズトーリン9を発表しました。先週東京でメディアイベントが開催されまして私も参加してきました。
このトーリン9はですねアルトラのゼロドロップのシューズでしかもロードのシューズということでもうまあご存知の方アルトラファンの方にとっては定番モデルですよね。それがまあリニューアルされたんですが一番大きいのはあのビブラムのアウトソールが作ら使われたということなんです。
このプレスイベントに参加されていたこの創業者のブライアンデックステッドさんアメリカから来られていてそこでも私もちょっとお話し聞きましたけれどもこのグリップ力をロードのシューズであっても提供するということを今回考えていたそうなんです。
でこのビブラムの新しい素材これはロードのシューズのために使われた素材なんですけれどもこのコンパウンドを使ったシューズの発売につながったとでこの新しい素材は6ヶ月間アルトラがエクスクルーシブに独占的に使うという契約になっているそうなんですね。
このロードシューズにビブラムのアウトソールということでも初めて先駆者ということになりますよね。またこれからこのしばらく半年後にはなりますけれどもビブラムのアウトソールを積んだロードランニングシューズっていうのはですね他のブランドからも出てくるかもしれませんね。
それがこのロードランニングのロードのランナーの皆さんの間でどういうふうに評価されていくのかここはちょっとね業界の構造として注目したいところがありますね。
42:05
このトーリン9についてもドクターキャラバンでレビュー記事を掲載していますのでぜひご覧になってください。そして今日もう一つ時間をかけてお話ししたいと思っていることがあるんです。
それはですね昨日の夜12日の日曜日の夜にですねイズトレイルジャーニーからライブ配信があってですね大きな発表がされましたよね。
えっとこれこの配信の番組自体がアミノバイタルプレゼンツITJライブということになってこのライブ配信スポンサーとしてアミノバイタルを迎えられたというお話もこれも大きいんですけれどもこの配信の中で2026年大会の全容が発表されました。
今週中にですねいろんなことをちょっと募集みたいなものはじまるっていう話もあるんでぜひねこの今回の今日の番組の中でご紹介しておこうと思ったんです。
いくつか話題があるんですけどもまず一つ目はITJの市場をはじめてタイトルスポンサーがついたんです。
それはKEENですね3年契約となることが発表されています。
KEENって言うとですねサンダルのイメージっていうのは誰もが思うところだと思うんですけれどもこのKEENは2004年頃からサンダルの技術を取り入れたハイキングシューズトレッキングシューズを展開されているそうで山との関係というのはですねかなり長いんですね。
このトレールランニングのカテゴリーにシューズを出したのは去年の8月からそしてこのKEENというのはアメリカオレゴン州のポートランドの会社でこれはランナーの聖地と言われる土地にある会社ですから何か遠藤言うように聞こえるけれどもKEENとランニングコミュニティの距離はかなり近いということが言えるんですね。
エントリーに関する情報も発表されました。ここもしっかりごお伝えしていこうと思います。
エントリー受付開始はですね7月21日の正午です。そして今年からはエントリーシステムがスポーツエントリーに日本化される完全移行するということだそうです。
ですので過去3年参加した方であってもスポーツエントリーに新しくアカウントを作ってからエントリーをすることになりますので忘れないようにしていただければと思います。
一般エントリーの期間が7月21日から8月3日ということで定員を超えた場合抽選というルールになってますがITJは定員を超えない募集という年は一度もなかったということですので抽選は必須だというふうに考えていいかと思います。
当選の発表は8月17日となっています。一方でですねふるさと納税枠は8月31日までということで期間は長いんですけれどもこちらは先着順ということになっております。
70キロの定員が1500人28キロのアラウンドアローンが250ということになっています。実はこのアラウンドアローンは定員が少ないんですけれども人気はどんどん上がっているそうで倍率はもうすでに3倍ということになっていてふるさと納税枠は初日にほぼ埋まるということなんだそうです。
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もし人気の28キロの出場枠をふるさと納税枠で決めたいという方は7月21日の正午をマークしておいて確実にエントリーする必要がありますね。
そしてもう一つ大きな皆さんに注目の話があるんですけれどもリビングオンザトレイルウィズキーンプログラムというのがですねスタートするそうです。
これはトレイルランニングに興味あるけれども補給の仕方がわからないシューズの選び方がわからないという初心者の方に向けたレース当日を含む全5回のシリーズプログラムなんだそうです。
その第1回が8月21日から22日に予定されていて伊豆修善寺のITJベースですねここで修善寺の花火大会を屋上から見ながら参加者の皆さんと交流するというですね
粋な企画キーンのシューズ3種類を全部試すこともできるそうです。
第2回はタカオベースでアミノバイタルのサポートで補給の講座があります。ラウンディングをしてその後バーベキューを予定するということです。
第3回は10月17日でビーウィズユーというですね思想プログラムですね初めてアラウンドアローン28系のコースを実際に走るということになっています。
サポートカーも搬送するので安心ですね。
第4回はトレイルメンテナンス実際に走るコースの近くで道を整備する活動を学ぶ機会も設けられます。
そして第5回が本番アラウンドアローン28系12月の本番となります。
定員が15名で参加費が3万円ということだそうです。
この3万円の中にITJアラウンドアローン28系のエントリー券も含まれているということですので。
このエントリー料はですねそれだけで1万2000円するということでプログラム期間中の宿泊とか飲食とかITJベースのフリー宿泊チケット5枚ついているとかっていうことなのでかなりお買い得という感じがしますよね。
募集は7月15日までで先行は死亡動機の期日による先行性発表は7月22日で一般エントリーの前日。
なのでこの配信を聞いていただいたら忘れなく今週水曜日は募集ということですので忘れないようにしていただければと思います。
あとですねちょっとね大事な話題も触れられていました。
えっとですねこのライブ配信の中で出てきた話題なんですけれども去年好評だった終前時の3問前のフィニッシュをですねそれ以前のフィニッシュ地点である終前時総合会館の駐車場に戻すということもアナウンスされました。
48:04
ライブ配信ではその中で理由も語られています。
去年ですねこの3問前のフィニッシュに向かう選手たちが一般の歩行者の方々観光客の方々そして行き交う車の合間をかなりハイペースで駆け抜けていくという光景があったそうなんですね。
レースの終盤で選手も興奮しているのでどうしてもスピードを出してしまいやすかったということらしいんですね。
でそれを見ていらっしゃった観光客の方車のドライバーの皆さんから見ていてすごく危ないんじゃないかという声がいくつも寄せられたそうなんですね。
この終前時の終前時の周辺はですね普段から地元の方々が生活して観光客もたくさん行き来をされる場でしかもそのインバウンドの方もね最近海外から増えているというそういう場所です。
こうなってくると主催者側もこの危ないというふうに地元の皆さんに心配をかけたままこの3問前でのフィニッシュを続けることは地域に愛される大会づくりという理念にですね反するというふうに判断されたそうです。
このライブ配信の中では次のようなお話がされていました。
そして自分たちのフィールドは自分たちで作っていくんだという気持ちでルールを守ることにご協力いただきたいとこんなお話を主催者としてされていました。
ここからは私のちょっとね見方をご紹介したいと思います。
ITJがキーンというですね新しいタイトルスポンサーを迎えるというのはこのITJが日本でもっている存在感を示していると思うんですね。
このキーンが日本での展開を図るにあたって有数のビッグイベントであるITJをパートナーに選んだことはすごく大きなニュースだと思いました。
一方でこの修善寺の3問という歴史ある伊豆を象徴するランドマークがフィニッシュ地点となったというのはですね去年非常に画期的な取り組みだったと思うんですね。
ただそこには固執せず何か問題があるなら一旦は引くとこの姿勢を見せられたことに変化を恐れない主催者チームの姿勢が見えるなというふうに思ったんです。
あとこれに関連して思い出すのがもう一つトレーラーニングの大会での判断の話題なんですね。
コロナ禍では今週末に開催される予定だった幽霊100という100マイルのレースがあったんですけれども、それが先週1週間以上前になりますけれども山火事の影響で中止とすることが発表されました。
一方でハードロックは同じ山火事のリスクを検討した上で予定通り実施されました。
それぞれの判断はもちろん合理的なものだったと思います。
ただ大事なのはエリアが山火事だからということだけで判断するのではなくて、実際にそこで何が起こっているのか自分たちのコースにどういう影響があるのかということを冷静に判断した上で結論が分かれたということだと思うんです。
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これは我々日本のトレーラーニングコミュニティでも思い出す話題がよくあると思うんですね。
何か聞こえてくるからといって一律で止めてしまうということではなくて、実際に何が起こっているのか正確にリスクとして判断していく。
これからはこういう姿勢がこれからも必要になっていくんだろうなというふうに思うんですね。
日本でも記録的な熱さがこれから迎えることになります。
あともう一つ最近の大きな問題として熊の出没ですよね。
これが人の危害につながる可能性というのが現実的なものとして語られるようになっています。
こういうことが以前と比べると非常に現実的なものとして考えられるようになってきているということなんです。
ただだからといって一律にトレーラーニング大会は中止しようというにはまだちょっと距離があるんじゃないかと私は考えてはいます。
ただそういう中でどう線引きをして大会運営の方法を変更すべきなのかそれがこれから問われるところだと思います。
ハセツネカップのコースタブも重なっている東京の日野原村の都民の森からの登山道が立ち入り禁止ということになりました。
これは熊と遭遇するリスクを避けるためとされています。
当面は7月いっぱいということになってますけれども今後ハセツネカップの開催の判断にも影響してくるとするならばどんな影響があるのかこれも見逃せない話題になってくると思うんです。
長くなりました。最後に今週末のレースを駆け足でご紹介します。
まずは国内です。OSJ温滝100こちらは長野県の大滝村で開催されるイベントですけれども7月18日土曜日の午後8時に100マイル19日日曜日の午前0時に100キロがスタートします。
制限時間はいずれも20時間。普段は閉鎖されている林道が特別に開放される国内屈指のロングトレイルレースです。
そしてザ4100Dマウンテントレイルインノザワ温泉7月19日の日曜日開催65キロ37キロ14キロ7キロそのレースが開催されます。このうち37キロそのレースが日本トレイルランニンググランプリシリーズのポイント対象レースとなっています。
そして九州では桐島海老野高原エクストリームトレイル日曜日に開催されます。宮崎県です。ロング62キロショート34キロ国立公園内を走る大会です。海外も見てみましょう。海外ではアイガーウルトラトレイルバイUTMBが7月15日から19日に開催されます。
スイスのグルンデルワルト250キロのE250から15キロまでのレースが複数開催されます。アメリカではバーモント100米国最高の100マイルレースの一つでグランドスラムの一戦となります。馬のレースと同時に開催されるという珍しいレースです。
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その他にもアメリカでは100マイルのレース開催されます。カスケードクレストハイロンサムそれからタホリムトレイルエンディアランスランと集中していますね。今週のマンデーナイトランは以上となります。
今週の番組内容を振り返るの難しいところありますけれども、私としては大きな山に挑戦するトレイルランニングでパフォーマンスを決めるのは年齢が若いということだけではないということを改めて教えてくれた週末だと思いました。
そして同時に山と街がトレイルランニングの運営にどう影響してくるのか参加するトレイルランナーに何を求めているのかそのことについても考えさせられる週だったなというふうに思います。中身の濃い週末でした。
来週はアイガーウルトラトレイルそして国内のオンタケ100そして野沢温泉の結果満載でお伝えすることになると思います。
この番組A Night Run Powered by Goldmanはポッドキャストでも配信しています。スポーティファイやアップルポッドキャストでRun the World by Dr. Caravanというふうに検索してフォローしていただければ通勤中でもランニング中でも聞いていただけます。
そしてDC Resultsの方もよろしくお願いします。毎週日曜日にインスタグラムのストーリーズで週末どこを走りましたかという質問スタンプを投稿しています。ぜひご参加して回答していただければと思います。毎週の番組の中で紹介させていただきます。チャンネル登録と高評価もよろしくお願いいたします。
Monday Night Run Powered by Goldman。今週もお送りいたしました。またお目にかかりましょう。ドクターキャラバン岩澤でした。
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