こんばんは、5月25日、DogsorCaravanのIwasaです。
実は、今回からこの番組、名前を変えます。
これまでMonday Morning Runとしてお届けしてきたんですけれども、
今日からMonday Night Run、月曜夜の番組としてリニューアルしたいと思います。
その理由をですね、少しお話しさせてください。
Monday Morning Runは、前の1週間に世界で起きたトレイルランニングのニュースを
月曜日の朝に皆さんにお届けするというコンセプトで始めたんですね。
ただ、週の始まりにコーヒーを飲みながら、あるいは通勤の電車の中で聴いていただけるような
そんなイメージをしていました。
ただちょっとシーズンがですね、だんだんハイシーズンに入ってきました。
世界中で同時多発的にレースが行われて、話題が一気に豊富になってきました。
今週もまさにそうなんですけれども、ヨーロッパ、アメリカ、アジア、それぞれでですね、注目のレースがあります。
そこにポッドキャスト、ギアの話題、いろんな業界の動きもありますよね。
これを土日のうちにきちんと整理して月曜の朝に間に合わせるというのが、
ちょっとハイシーズンの間で厳しくなってきたんですね。
間に合わせることを優先して内容を薄くするというよりもしっかり調べて皆さんにお届けしたいなと思います。
そこでこれからは原則として月曜日の夜21時、プレミア公開の形で配信したいと思います。
リアルタイムでご覧いただくこともできますし、ポッドキャストとして後からゆっくり聞いていただくこともできます。
番組名もですね、それが分かりやすいようにマンデーナイトランとしたいと思います。
というわけで今夜が新しいマンデーナイトランの紹介です。
5月25日お届けいたします。
先週末もですね、世界中で大小様々なレースが行われました。
今週はその中から日本勢にとって意味の大きい大きな結果を2つピックアップします。
一つは弘前市で行われたIAU24時間総アジアオセアニア選手権。
中田美穂選手の圧倒的な活躍、そして男子の表彰台をですね、インドが独占するという2つの驚きが同時に起きた大会でした。
もう一つはオーストリアヨーロッパですね。
モーツァルト100宮崎君野選手が女子3位に入りました。
UTMBワールドシリーズのチケットをですね、手にしました。
それからですね、今週は2つポッドキャストのエピソードをご紹介したいと思います。
一つは海外のシングルトラックですね。
こちらでダートバックドリームスという本を書いたカールモリスさんがこのアメリカのウルトラランニングの歴史を語っているんですね。
非常に面白かった。
もう一つは私の独裁キャラバンのポッドキャストランザワールド。
こちらでフランスのトレードランニングジャーナリストフレッドボッソさんにですね。
30年にわたってトレードランニング業界を見てきたフランスのトレードランニング界を見てきたフレッドボッソさんに現在のトレードランニング事業について語ってもらったエピソードを公開したんですね。
この2つのポッドキャストを並べて聞くと、今世界のトレードランニングが置かれている場所が少し違う角度から見えてくる気がするんです。
このエピソードの今回のマンデーナイトランの後半でじっくり扱いますのでお楽しみにしてください。
それではマンデーナイトラン始めましょう。
まず最初は毎週恒例のリスナーの皆さんから届いたDCリザルツのコーナーからお届けします。
今週はですね3つご紹介したいと思います。
一人目はですねN2XavierさんからTGT100マイルA2でDNFされたというメッセージいただきました。
先週末にこの東京グランドトレイルですね開催されました。
250キロというとホームラインカテゴリーもあってこれはもう本当に吉田晴彦さんという方がですね一人だけが完走されたという凄まじさでしたけれども
200キロのカテゴリーでは女子2名男子6名と非常にハードなレースだったということなんですね。
100マイルもですね奥多摩で行われた非常に東京のあるいは関東のですねランナーにとっては非常に身近なトレイルですけれども非常に厳しいリザルト大会だったのかなと思います。
ちょっとですねこれからまた私もいろんな状況でまた調べてみたいなと思っています。
お疲れ様でした。
そして二人目はTatsuoさんいつもメッセージありがとうございます。
土曜日にステアクライミングの未来タワー、日曜日に小物4ピークストレイルを連戦されたということなんですね。
これは中部地方で多分Tatsuoさんお住まいなんだと思うんですけれども初開催のですね鈴鹿山脈のふもとにある小物町で開催された小物4ピークストレイル。
そしてこれはですね鈴鹿山脈の小材庄岳、釈迦岳、釜岳、国見岳の4座を結ぶ38キロ累積3000のコースで行われた今年初開催の大会だったんですね。
ライブ配信も私ちょっと少し拝見しました。皆さん盛り上がってましたよね。
ステアクライミングはこのビール、足で登ってトッペンまで行くという未来タワーの階段を登られたということだと思います。
この新しいレースも含めてこういう風にですね感想を感じになったかなというようなことですね。
また私でも結構いろんなソーシャルメディアとかでですね共有していただけると盛り上がるのかなと。
次回の小物4ピークストレイルも盛り上がるのかなと思います。
そしてもう一方はゆうきゆき5さん。
代々木公園という風にお知らせいただきました。いいですね。週末のトレーニング落ち着いてトレーニングということかと思います。
私も以前は代々木公園ホームと言いますかよく走ってたので親しみを感じますけれども最近代々木公園の周辺もですねランニングステーションって言うんですかね。
荷物を預けたりとかシャワー浴びられたりとかそこでカフェで少し食事できたりとかいうところが増えてきましたよね。
ますますランナーの聖地という雰囲気になってきた代々木公園だと思います。
ゆうきゆき5さんメッセージありがとうございます。
DCリザルトを投稿していただければと思います。
皆さんありがとうございました。
皆さんのこういったレースの結果だったりとか週末どんなことされたかというようなことを
DCリザルトの質問スタンプインスタのストーリーズで毎週日曜日に投稿してますのでそちらに答えて投稿していただければと思います。
このマンデーナイトランの中でご紹介していきます。
それでは本題に入ります。
1本目のヘッドラインはIAU24時間走アジアオセアニア選手権となります。
5月の23日から24日にかけてですね土曜日日曜日にかけて青森県の弘前市で開催されました。
アジアとオセアニアの9つの国と地域から男性が42名女性が39名合わせて81名の各国の各地域の代表選手が集まったという大会なんですね。
まず女子の方では日本の中田美穂選手が26170キロメートルという大記録こちらで個人金メダルとなりました。
2位の選手におよそ20キロという大差をつけての独走でした。
20キロですからねマラソンのフィニッシュタイムで言えば1時間ぐらいは差ありますよね。
本当に勝負というよりは別のレースを走っていると言ってもいい。
日本のウルトララリング界の宝中田美穂さんの活躍がこの弘前でも見られたということなんですね。
団体の分もありまして日本女子チームが金メダル合計7003人の合計757キロメートルということで金メダルを獲得されました。
女子の2位と3位はですね2位はですねオーストラリアのジェニーホワイト選手と同じくオーストラリアのキャリーギーソン選手がですね。
241.229キロということで同時にフィニッシュされたということなんですね。
ウルトラマラソンの世界でもね。
24時間走の世界でこうやって2人でメダルを分け合うというのは珍しいことだと思うんですけれども。
あの非常に貴重なシーンが現地では見られたのかなと思います。
私もね見たかったですけれどもね素晴らしい結果でした。
そして男子なんですけれども男子の方もですね非常に衝撃的な結果でした。
なんとですねインド勢が大活躍したんです。
表彰台を手に立ったのは個人金メダルがアマルシングデバンダ選手ですね282.881キロメートル。
そして銀メダルがジーノアントニー選手272.894キロメートル。
そして銅メダルがサウラブクマールランジャン選手260.58キロメートル。
インドはこのメダルを独占しましたので当然団体金メダルでした。
日本男子チームは団体で銀メダル獲得ですね。
銅メダルはオーストラリアという結果でした。
まだこの結果を聞いて皆さんどう感じになったでしょうか。
24時間走という競技はですねトレイルの100マイルとはちょっと競技の構造が違いますよね。
同じウルトラという言葉で行くくらいがちなんですけれども走るのは今回まあだいたい1.25キロのフラットなコース地形に振り回される要素はないですよね。
勝負を分けるのはペース配分補給戦略足元と胃腸のトラブルの管理そして眠気との戦い。
だから非常にシステマティックにやることを固めておけるような要素が多いのかなと思うんですね。
こういう体系化しやすい競技であるということがですねこの後発国今回で言えばインドですけれども
ナショナルチーム単位で戦略的に取り組むことによって短期間で結果を出せるということなのかなと思うんです。
インド勢の表彰台独占というのはたまたま強い選手が3人いたということではないと思うんですね。
国としてチームとして準備をしっかりしていたことの表れなんだというふうに私は見ています。
日本男子チームは日本ではこのウルトラランニングウルトラマラソンというのはですね。
ロードのウルトラマラソンというのは言わば追い上げみたいなところあって世界でも競合国の一つなわけなんですけれども。
団体銀メダルこそを手にしましたけれども個人では同省代に手が届かなかったという現実があるんですね。
これは健闘ではありますけれども冷静に受け止める必要があるのかなと思います。
女子の側では中田美穂選手という絶対的なエースに支えられているという面もあると思います。
中田選手の素晴らしさというのはですね。
疑う余地ないですけれどもただこの次の世代をどう育てるかという問い。
またこれは男子女子ともに同じ課題がですねあるかとは思うんですね。
24時間相当100マイルトレイルというのはちょっと違う競技として扱うべき段階に入っているんだろうとは思うんですね。
日本のこういうウルトラ界大きく見たウルトラランニング界として見たときにどういうふうに強化していくかということをですね。
この追い上げと言われていたロードのウルトラマラソンであってもこういう状況だということが示しているのかなと。
新興国インドの登場が日本のこれからのこの競技力強化というところに大きな問題意識を感じさせてくれるきっかけになった。
そんなふうに見れるんじゃないかなと私は思うんです。
アメリカのウルトラランニングが社会の改装や経済とどう関わって発展してきたかという歴史の話、非常に骨太な話題だったんですね。
私もちょっとざっと聞いてみて驚きましたけれども、その個市だけですね、皆さんにご紹介したいと思います。
19世紀のアメリカやイギリスにはペデストリアニズムという競技があったそうなんです。
日本語にすると歩行競争とか徒歩競技という感じですね。
それが当時最大級のスペクティタースポーツを見て応援するスポーツだったって言うんですね。
室内のトラックを6日間歩き続けるとか、そこに観衆がワンサが集まってきて、選手はそこで買ったら得られる賞金で整形を立てていたということがあったそうなんです。
驚きですよね。つまり今の言葉で言えば立派なプロスポーツだったということなんですね。
そういう選手をされていたのはいわゆる労働者階級ということだったんですね。
ところが19世紀の後半から20世紀の初頭にかけて上流階級がアマチュアリズムというある種の美学を持ち込んだわけなんです。
スポーツは金銭のためにやるもんじゃないと純粋な競技と人格を養うためにあるんだというそういう思想なんですね。
これが標準になっていく過程でお金を稼ぐということはスポーツでお金を稼ぐということはスポーツの世界から排除されていったと。
つまり労働者階級が稼ぐ場としてのプロスポーツがここで一旦消えてしまったということなんだそうです。
その時代を下って1980年代のアメリカでウルトラランニングというのが今我々が知っているようなものになり始めたとき
ウェスタンステイスやレッドビルといった老舗の100マイルレースを作ったパイオニアたちも商業化というのを強く拒否する文化を持っていたと。
これはアマチュアリズムの系譜の延長線上にある思想なんですね。
それに対してこの著者のモリスさんが指摘するのは現代のプロ化商業化は19世紀の時代とも80年代の理想主義ともまた違う形で進んでいるということなんです。
何が違うのか。
現代のトレイルランニングウルトラランニングのプロ化は一般ランナーとエリートが同じスタートラインに並んで同じコースを走るという参加型の構造を維持したまま進んでいるということなんですね。
エリートだけの閉じた世界にはなっていない。
かつてのスポーツが暗黙のうちに排除していた様々な背景の人々。
それは女性であったり有色人種だったりあるいはLGBTQの人たちだったり。
今そうした人たちも現在進行形でこのスポーツの担い手として参加することが当たり前になっているんですね。
モリスさんの整理が面白いなと思うのは工業化イコール悪アマチュアリズムイコール善という単純な二項対立をやめて
アマチュアリズムの理想は美しく見えるけれども働かなくてもスポーツに時間とお金使える人つまり特権階級の発想だったというふうにまとめていることなんですね。
商業化はある面ではスポーツを労働者階級にとっても職業として成立する場所に戻しているという見方もできるんですよね。
これはですね皆さんどう感じになるでしょうか。日本のトレーニングランニングコミュニティで起こっている議論にも非常に刺さる議論だと思うんですね。
UTMBのグローバルな展開プロチームの誕生賞金レースこれらに対して反射的に商業化はなんか
良くないよねと言いたくなる気持ちこれは私にもわかります。そんな気持ちがしますよね。
でもモリスさんが言うように誰がそのスポーツに参加できるか誰が職業としてそれを続けられるかという視点を入れるとまたちょっと議論の形は変わってくるのかなと思うんです。
もう一つこのポッドキャストで面白いなと思ったのはアメリカにはこのモリスさんみたいな方がいてウルトラランニングの歴史を社会の歴史として書く人がいるってことなんですね。
日本のトレイルランニングは誰がどうその歴史を記述するのか。
これは例えばターザン編集部の内坂さんのような方が始めてらっしゃる作業だと思うんですけれども。
これもですね例えばヨーロッパだったり今お話したアメリカのトレイルランニングウルトラランニングをどういうふうに日本で受け止めてきたかということをですね。
比較して考えると異常にまた違う面が見えてくるような気がするんですよね。
非常に大きな話題になってしまって社会史というか歴史学みたいな話になってきたので風呂敷が広がりすぎてる気もしますけれども。
私もですねこういったメディアみたいなことをやっている以上はこういったことに関心を持ち続けていたいなというふうに思っています。
シングルトラックのですね公開されたばかりのエピソードなかなかそういう意味で面白いのでぜひ聞いてみていただければと思います。
概要欄にリンクを貼っておきたいと思います。
そしてもう一つの話題。
もう一本のポッドキャストのことです。
これはですね何を隠そう私の独裁キャラ版のポッドキャストランザワールドで週末に公開したばかりのエピソードです。
今回のゲストはですねフランスの私の友人であるトレイルラ人界の応募書ジャーナリストフレッドボッソーさんです。
フレッドさんはですねフランスのトレイルラ人業界を30年にわたって取材してきたという人物なんです。
フランス国内のメディアでの仕事はもちろんUTMBをはじめとするヨーロッパ広いヨーロッパでのメジャーレースの現場を継続的に見続けてきている。
その視点からですねこの業界の現在地を語っていただきました。
アメリカもヨーロッパもトレーラーニングが成熟期の悩みに直面しているプロか商業かコミュニティの分断と統合そしてその成熟したマーケットの次のフロンティアそこはアジアなんだと特に中国なんだというふうに特にフレッドさんはそう見ているということなんですね。
モリスさんの議論の中でもそれはお題は出てきました。
そうした中で日本はどう位置づけられているのかとフレッドさんの話を逆面通り受け取るなら日本は次の爆発の主役ではないということなんですね。
ちょっとね日本でやっている私たちにとって聞き心地のいい話ではないんですけれどもただ冷静にその目の前に起きていることを見るのが独裁キャラバンの方針です。
正面からこうして使いたいと思うんですね。
ちょっとそういう視点から考えると面白い偶然がありますよね。
フレッドさんのエピソードを紹介したその同じ週末に宮崎君野さんがUTMBの出場権を取ったということもある種の引っかかりというかですね。
縁を感じるじゃないですか。
偶然以上の意味がもしかしたらあるかもしれないなと思うんですね。
フレッドさんの予測通りその日は来るのかもしれない。
来るとしてそれはどんな選手でどんな国の選手なのか日本の選手にだってまだ可能性はあるのじゃないかというふうにも感じてるんですよね。
私はというわけでポッドキャストランザワールドのフレッドボッソさんのインタビュー回ぜひ聞いてみてください。
先ほどのシングルトラックのエピソードをつけて聞くと欧州とヨーロッパそれぞれのトレイルランニングの今という話がですね立体的に見えてくるんじゃないかなと思います。
おすすめです。ここからはフラッシュニュースとして短めにグローバルなニュースを2件ご紹介します。
まずですね一つ目はライブ配信のビジネスモデルという話題です。
先日モアスに行われたあのココドナ250ですね。
こちらの125時間連続でYouTubeで無料ライブ配信されて累計視聴回数が142万回だったというですね非常に爆発的な注目を浴びました。
一方でゴールデントレイルワードシリーズの開幕戦のセガマですね。
こちらはHBO MAXとかユーロスポーツとかそういったいわゆるペイチャンネルっていうんですかね。
有料の配信プラットフォームで見ることができるいわゆるペイウォールが形式が取られたということなんですね。
お金払わないともちろん見れないということなんですけれどもこのファンの間では賛否両論が起きているということも事実なんですね。
これの話題について先週配信されたフリートレイルディランボーマンさんがやっているポッドキャストですよね。
メディアなんですけどもそちらの配信番組レストデイの中でですね。