番組の魅力・推薦
[第8夜] ホーム・デポ、ドン・キホーテ、ユニクロの「売り方」を発明した人たち——小売の“古典”を読む
第8夜は、流通・小売の“おすすめ本”を肴に語る読書回。冒頭では、関東初進出のラ・ムーや長野の人気スーパー・ツルヤの話からスタートし、そこからホームデポ、ドン・キホーテ、ユニクロの“おすすめ本”を紹介しながら創業物語へ。『ホーム・デポ 驚異の成長物語』では、DIY市場そのものを創り出した業態発明の力を、『安売り王一代 私の「ドン・キホーテ」人生』では、安田隆夫さんがナイトマーケットを見出し、ドン・キホーテという異形の店を育てていく人間臭さを語ります。さらに『ユニクロ!監査役実録: 知られざる増収増益の幕開け』からは、世界企業になる前のユニクロと柳井正さんの葛藤も。小売業は、誰かが売場を発明するところから始まる。そんなことを改めて感じる回です。
[第7夜] 書店は「売る場所」から何に変わろうとしているのか?
第7夜は「書店」をテーマに、業態の変化がどう起こりつつあるのかを語ります。トークイベントやコミュニティ機能を持つ書店、1万円選書のような体験型サービス、そして店主の思想が色濃く反映された選書空間。従来の「本を並べて売る場所」から、「出会いを設計する場」へと進化する本屋の姿が見えてきます。さらに電子書籍やWebtoon、同人誌文化の広がりにも触れながら、本がどのように流通し、読まれていくのかを再考。小売としての本屋の現在地と可能性を掘り下げます。
[第6夜] IKEA・バロー・ワイズマートに見る「グローバルとローカル」
第6回は、IKEA、バロー、ワイズマートを題材に、「グローバルとローカル」の違いを語りました。IKEAに見るグローバル標準化とハック文化。バローの“市場のような売り場”と食文化の打ち出し。そしてワイズマートのファンブックに象徴される“人を主役にした経営”。同じ小売でも、何を中心に設計しているのかで、売り場の表情は大きく変わる。商品なのか、体験なのか、それとも人なのか。チェーンストアの合理性と、ローカルスーパーの温度感。その両方を横断しながら、ゆるく小売について語ります。
[第5夜]食品スーパーについて語ろう!ベルクとヤオコーとマミーマートの話をしていたら埼玉の歴史の話になった
第5回は食品スーパー特集。ベルクの新業態「クルベ」を入り口に、ヤオコー、マミーマートといった“埼玉三大スーパー”を読み解きます。効率と標準化を極めたベルク、商品力と編集力で魅せるヤオコー、旬と発見で楽しませるマミーマート——それぞれの強さはどこから来ているのか。話はやがて、江戸への供給拠点としての埼玉、そして渋沢栄一へと遡り、「売場の地層」を掘るような流通考古学的視点へ。スーパーを“歴史と文化の積み重なり”として見ると何が見えるのか。小売の面白さが一段深くなる回です。
[第4夜]100円均一のその先へ:大量消費の次に、小売は何を目指すのか
第4回は、100円均一の“その先”をテーマに、ママの鹿野恵子と流川通が語ります。ワンプライス業態は、単なる低価格から一歩進み、品質・体験・ブランドへと進化し始めています。スタンダードプロダクツに見る「ストーリー性のある商品開発」や、無印良品との関係性。さらに話題は、SNSによる購買促進や、「パトロール」文化、そして大量生産・大量消費のその先へ。これからの小売は「売る」だけでなく、「長く使う」「直して使う」世界へ向かうのではないか。100円均一から始まった議論が、小売の未来像にまで広がる回です。
[第3夜]入口は100円均一に、沼は専門店へ——ワンプライス業態の面白さを語ろう
第3回は、100円均一/ワンプライス業態をテーマに、小売・ITライターの鹿野恵子と常連客の小売民俗学、流通考古学の専門家流川通がたっぷり雑談。お風呂でスマホを楽しむ防水ケース、おにぎりメーカー、虫ゴム、自転車修理キット――身近なヒット商品を手がかりに、なぜこの業態がここまで生活に入り込んだのかを考えます。話題は、失敗しても許される価格の強さ、瞬間的なニーズを拾う売場、ホビーやアウトドアの“入口”としての役割、専門店との違いへ。さらに鉄道グッズや推し活用品、季節催事の売り場づくりまで広がり、100円均一が単なる安売りではなく、生活提案と文化の入口になっていることが見えてきます。便利で楽しくて、ときどき沼の入口でもある。そんなワンプライス業態の魅力を語る回です。
[第2夜] アプリで「楽に」、人で「好きに」なる—小売はアプリでどう優しくなれるのか?
今回も、小売アプリの“いい使われ方”を雑談します。クリスプ・サラダワークスの気持ちいいモバイルオーダー、「くすりの窓口」やマツキヨココカラの調剤受け取り機能、レジゴーの便利さやセルフレジのちょっとした怖さまで、生活者目線で話します。省力化や時短は大事。でも、それだけでは店は好きになれない。では、人間らしい接客や店らしさはどこに残せるのか。アプリが広がる時代の小売の魅力を、やさしく掘り下げます。
[第1夜] 発見は売場に、通知はほどほどに。そして“土足で踏み込まない”小売アプリの話
リテールすなっく「あとらす」記念すべき第1回は、小売・ITライターの鹿野恵子と常連客の小売民俗学、流通考古学の専門家流川通が、最近気になった売場を起点に小売の今をゆるく、でも本音で語ります。3COINS+plusの古着売場、トライアルの多層階店舗、ボンボンドロップシール売場の熱気――店に行くからこそ生まれる「発見」の楽しさとは何か。一方で、小売アプリやプッシュ通知、リテールメディアは、生活者の注意をどこまで奪ってよいのか。話題はやがて、薬王堂の肌診断アプリや“押し付けない接客”へ。お客様の領域に土足で踏み込まないこともまた、これからの顧客体験なのではないか。そんな気づきが、最後は「対話」の価値へとつながっていきます。売場、アプリ、接客、そしてスナック。小売を考える入口にふさわしい初回です。
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