技術書店でのイベント参加と出版活動
今日もどこかでレジが鳴る。人と物が動き出す。 いらっしゃいませ。リテールスナックアトラスへようこそ。
ここは、小売や流通の話を、ちょっぴり本音で、ちょっぴり緩く語る場所。 今日も売場屋さん、店を魚にだらっと雑談していきましょう。
番組の感想は、ハッシュタグリテールアトラスまでよろしくね。 お店のママを務めるのは私、小売ITライターの鹿野恵子。
そして、今夜のお客様は、このお店の常連、小売民族学、流通考古学の専門家、ルカワ・トールさんです。
ルカワさん、こんばんは。
ルカワ・トール こんばんは。今日もよろしくお願いいたします。
鹿野恵子 よろしくお願いします。めちゃくちゃ忙しかったんですよ、ここのところ。
ルカワ・トール ついにイベントですね。
鹿野恵子 そうそう、ずっとここにしてて。
ルカワ・トール 終わられていかがでした?
鹿野恵子 ものすごい盛況で、イベント自体3000人ぐらい集客があったらしいんですけど、
技術書店というイベントの20回目のオフラインイベントが、先週の日曜日に池袋で開催されて、
そちらに私、株式会社プレンテキストとして、新刊、店舗を読み解く技術実践編というものをもって参加したんですけれども、
いろんな技術書を詰めたイベントで、基本的にITの世界なんですけども、私はそこの中で小売りの本を売るというようなことをしておりまして、
そちらに新刊持って行って、3000人集まって、出口のちょうど真ん前にブースを構えていただいて、ほとんどの人が私のブースの目の前を通っていくんですよね。
新刊が次から次へと売れていき、みたいな感じで、嬉しいことに期間も、店舗を読み解く技術小売業ドメイン知識入門というのと、
店舗を読み解く技術卸売業サプライチェーン入門編という本もあるんですけど、こちらもどんどん買っていただいて、
もう一日中、いらっしゃいます、ありがとうございましたと言いながら本を売るというような日でございました。
本を売るってね、結構大変、今大変だとは思うんですけども、
そこでしか手に入らない、みたいなものっていう、イベント性やっぱり今ね、本とイベント性をすごく繋げ合わせてやって、
そこはもうなんかすごいコアなファンがしっかりいるっていうのが印象ですけどね。
そうですね、発端はもともと日本はコミックマーケットというものがあって、そこで同人誌を売り買いをする文化っていうのがあり、
最近は文学フリマとか結構盛り上がってるっていう話なんで、インディペンデントな本を作って売るみたいなのが、超盛り上がってるんだなっていうのを、
私4回目、技術書店、今の夜行で出るのは4回目なんですけど、盛り上がりが止まらないというのは感じてて、
ありがたい、ありがたい場所に本当に運よく身を置かせていただいているなというふうに思いますね。
でもけいこまんまさん、独自のジャンル切り開いてる感じするよね。
そのテックの世界、技術の世界と工理とか流通の世界をちょうどうまい感じで捉えてるみたいな立ち位置っていうのがすごくいいんじゃないかなと思いましたけどね。
ありがとうございます。その路線ではや15年という感じなんで、恐ろしいことに。
けいこ まあ15年だ。
15年どころか20年かもしれないですね。だって、編集記者始めたのが23歳ぐらいからなんで、今何歳って思ったらちょっと恐ろしいな。
けいこ それ言っちゃいけないね。でもそれ、そもそもでも、何がきっかけだったの?それは何がきっかけだったの?
技術書店に出ることですか?
けいこ いやいや、テクノロジー系のものに関心がありつつ、工理だとか流通っていうものにも関心がある。両端が渡るきっかけみたいなのってあったんですか?
きっかけがあったわけではなくて、これって本当にもともとって、私小学生、これ話すと長くなるんですけど、小学生の頃からMSXプラスっていうパソコンを買ったりとか、ベーシックマガジンという雑誌を読んでプログラミングしたりとか、
あと中高生でパソコン通信やって、草のBBSに書き込みしたりとか、アマチュア無線やったりとか、要は鉄器なものが、憧れがあって、ただその。
けいこ そういう女子だったのね。そういう女子だったんだ。
そうなんです。で、そのまま大学はなぜか法律なんですけど、ASCIIという会社に新卒で入って、そこもコンピューターゴリゴリじゃないですか。でもそこで私はコンピューター書の編集はできない現実みたいな、本当に超ハイスペックオタクみたいな方々が編集部にたくさんいらっしゃって、そこで私は戦えない。
そうですね。で、営業やってたんですけど、その後入ったのが商業界という会社で、立館商業界と食品商業編集部に所属して、そこで流通交流のことを学び。
そこで結合、けいこママの中で結合してたわけだね。テック女子思考がミーツ流通みたいな感じだったんですね。
要は企業の神経系じゃないですか、テクノロジーって。血とか循環器とかではなくて神経系だなと思ってたんですけど、ところがそこに対してあまり注意を払う人が2000年代っていなかったんですよね。
好きで取材しててもあまり評価はされないし、このままだと良くないなと思ってたんだけど、でもやっぱり自分はそこに張るべきだなと思ってずっとそこをやっているっていう感じなんです。
一貫してITと小売っていうのは面白くて、それを本にして最近はちょこちょこ売っているという感じで。
繋がりました、なるほどなるほど、そういうことだったのね。
面白がってくださる。
最近そういう意味でけいこママさんどうですか、電子書記的でもいいんですけど、なんか最近ちょっと気になった、ちょっと面白かった本とかっていうのはあるんですか。
そうですね、じゃあ技術書店で買ってめっちゃ面白かった本一冊ご紹介しようと思うんですけど。
カルチベドーテックブックの紹介とクイズアプリの可能性
結構多分ルカさんも面白いと思っていただける、カルチベドーテックブックっていう本がめっちゃ面白くて、
長島さんっていう方が駄菓子屋さんを東洋町でやってらっしゃるんですよ。
長島さん自体はPMっていうプロジェクトの振興管理をする、すごい開いているとお仕事をやっている方で、
自分の副業としてホルペっていうクイズアプリを作ってるんですね、それは子どもたちの好奇心を引き出しながらクイズを解いていくことで、いろんなことを学びを得られるっていうアプリなんですけど、
そのホルペを普及するためだったりとか子どもたちの居場所を作るためにカルチベドーっていうカルチベディスっていうカルチベーションのカルチベね、お店を作って、それを今広げていますっていうお話が書いてあって、
まあまあまあこれがすごく面白くて、やっぱり実践してる方の本ってものすごく、なんだろう、味わい深いと言うと変なんですけど、子どもたちを。
駄菓子屋の技術論っていうのはすごいね、こんな世界があったんだ。
そうですね、技術といっても私がやっているような陳列がどうこうとか、そういう感じの話ではないんですけれども、クラウドファンディングしてちゃんとお金を集めてとか、ユーザー界じゃないですけど、ちょっと会員制度みたいなのを作ってサポートをしてもらったりとか、そういうことをやっていて、あとデザインはこうした。
面白かったな、このカルチペトっていうロゴデザインを作るまでの話をデザイナーさんが書いてたりとか、なんかすごい面白い、補助金は大事とか。
すごいね、ちゃんとそういうところまで全部カバーしてるっていう本なんですね。ちょっとごめんなさい、クイズアプリっていうのは今すごく引っかかったんですけど、
親子たちが我が家に訪ねてきたときに、みんな親子が全部で4人いて、クイズ大会を始めるっていうふうになって、大人も参加してよっていう話になったんですよ。
そしたらいきなり、スマホから登録してくださいって小学生の親子たちが、もうスマホで登録して、スマホで回答をさせるっていうことをいきなり始めて、生徒率とか生徒率だとか速さ、スピード、答えた一番速かった人とかっていうのが全部ランキングで出て、
なんかめちゃくちゃ盛り上げて、自分でクイズを作ってそれを全部出せる、それかな、なんかそれめちゃくちゃ盛り上がって。
自分の興味を見つけたら、そのキャラクターのハテナちゃんっていうのに話しかけて、そのクイズを関連するクイズをアプリのほうで、これ多分作ってくれるっていうことだと思うんですけど、だんだん自分の、例えばパンダに関する質問を興味があるって言ったら、そのパンダに関連するクイズを出してくれて、で解けば解けば知識も深まりますみたいな。
そうそう、これも使ってたかもしれない、だからね結局おいっこすごい虫が好きで、だから虫のクイズなんですよ、全部。しかも自分でなんか問題を作るんだけど、なんか問題を作ってくれるアプリも利用してて、でしかも最初受けたのが、おいっこがじゃあ虫のクイズやりますって言うから、じゃあみんなおーって盛り上がるわけですよ、大人たちもね、じゃあ何のクイズをやるんだろうと思ったら。
最初はじゃあカブトムシ編行きますとかって言って、かわいいなと思ってカブトムシいいね、カブトムシいいねって行こうと思ったら、全部で何問あるのって言ったら、全部で70問ありますとか言われて。またはね、カブトムシだけで70問もあるのかと。もうちょっと簡単な、簡単な感じで10問ずつぐらいで行こうよっていうふうな話になって。
だから急遽彼がなんか設定を変えて、カブトムシ編10問、テントムシ編10問みたいな感じで。すごい笑話だったんだけど。
触れるみたいな感じなんですか。 触れるみたいな、そうそうそうそう。だから10問であって、だからそれね盛り上がって、今こういう世界なんだなーっていうふうに思ってね。だから。
クイズって今、子供たちのコンテンツの中では非常に、子供もあと大学生くらいまでですかね。やっぱ人気高いし、クイズとか謎解きってすごいですよね。ちょっと話ずれちゃうかもしれないですけど。質問とか解かせることによって、その本人の好奇心も盛り上げていくし、関わりも作っていけるし。
あのノートブックLLMのとこにもクイズっていう項目ありましたよね。結局なんか、クイズを作るっていうあれがあるところですよね。機能があるところですよね、あれね。作るところがないんだけど。
なんていうか、事実さえあればそこにちょっとノイズの入った答えの選択肢を入れればクイズ作れちゃうわけですもんね。
いい本ですね、なるほどなるほど。
これすごいおすすめです。カルチベドブックという本でした。ぜひ、私も東洋町のお店に行ってみたいなと思っている次第でございます。
そうね、お店ね。でもやっぱりね、私はやっぱりずっと本が好きではあるんですけど、やっぱりあれですね、ちょっとかつじ離れって言われて久しいじゃないですか。
でもやっぱり最近ね、昔やっぱり書店のチェーンなんかもしっかりとあったりしたんだけど、やっぱりAmazonが出てきて、やっぱり街の本屋がどんどん衰退していくっていう流れの中で、
やっぱりこのところ、この10年、15年ぐらいで、インデペンデントな本屋さん。やっぱり店主がこだわって、自分の結局セレクトによって、そこでちょっと本読みながらビール飲めたりだとか、コーヒー飲めたりだとか、古着も一緒にやったりだとかっていう、
インディペンデント書店の台頭と新しい本の楽しみ方
なんかこう個人テイストなインデペンデントな本屋さんがやっぱり増えてて、で、やっぱりそういう愛好というか、そういうやっぱり本屋さんの世界、ブックストアの世界が好きな人たちがまたやっぱりSNSの中で、こんな、例えば何々県のこういうとこに来て、この本屋さんようやく来れましたみたいなっていうような、なんかそういう動きなんかもあったりして、
やっぱなんかね、実は今またその、本、活字離れって言われてるんだけど、ある世界では本屋さんの世界、結構今熱いんじゃないかなと思ってるんですが、どうですか?ちょっとけいこままさんの周りでそんな動きなんかあったりします?
けいこ まあそうですね、私は大学時代のお友達が、あれですね、ワープホールブックスという書店をやっていて、あれちょっと今場所をど忘れしてしまったんですけれども、それもやっぱり小さいお店で、地域のお山田居か、お山田居の地域の活性化みたいなこともやりながら、その書店もやってるって、ちょっとこれも言ったことがなくてごめんね黒岡くんっていう感じなんですけど。
なんで、身近にそういうことやってる人がいるっていうのが、なんか嬉しいし心強さみたいなのはありますよね。
だからやっぱり全部Amazon、Amazonももともとは書店から入ったじゃないですか。だからちゃんと本当に本の世界って、もちろんベストセラーが一部にあったりして、定番みたいなもので常に売り続けるものがあったりするんですけれども、やっぱり基本的には思考がものすごい細分化されてて、ロングテールの世界じゃないですか。
だからやっぱりAmazonみたいなプラットフォームとやっぱり親和性があったんだろうなと思うんだけど、やっぱり偶然の出会いを求めて、本屋っていうこの世界、ある種天使の世界観が反映された世界っていうところで、発見だとか出会いみたいなのを求めていくっていう行動がまだまだあるんだろうなっていうふうに思ってて。
私もちょっと最近忙しくてなかなか行けなくなっちゃったんですけど、本屋さん巡るのやっぱりすごい好きで、海外に行った時もやっぱりその都市の一番機関書店というか、例えば東京だったらキノコ屋さんとかね、そういうような、やっぱり昔からのランドマーク的な本屋さんって東京にもあったりするし、
海外にもあったりするんですけれども、そういうのを行くようにしてるんですけど、やっぱり最近だとあれですね、自分の好きな本屋だと、必ずやっぱりイベントやってますよね、どこもね。
必ず本屋さんで、トークショーって言うと変ですけど、もちろん新刊が出て、その筆者を読んで、聞き手がいらっしゃって、新刊記念みたいな感じでトークをするっていうのもあるんだけど、最近は新しく本が出たからっていうだけではなくて、テーマ性を本当に書店でしっかりと持った上で展開していくみたいな。
たとえば、私が巡る中で好きなのは、隣町コーヒーさんとかね。隣町コーヒーってどこだっけな、中延か、中延、品川の方ですよね。これは平川克里さんっていう、内田達郎先生。
はいはいはい。本読んだことありますね、私、隣町コーヒー。
内田達郎先生と、ご盟友の方が書店を経営してて、平川さんつながりの、だからそこってあれライティングの教室だとかもやってるんですよ。編集の仕事を、写真だとかそういうものを勉強したい講座なんかもあったりして。
本屋さんなんだけど、一大情報発信基地みたいなところがあって、本当にいい本屋だなと思いながら。あとは下北沢の本屋B&Bさん、これも有名ですね。千沼健太郎さんでしたっけ。結構本屋プロデュースではすごい有名な方がやってて。
ここもやっぱりいい公演が多くて、時々行ってたんですけれども、本当にここも素敵。あとね、うちの地元の方だと東京の三鷹っていうところにユニテさんっていうのがあって、ユニテさんっていうのも人文系のテーマ設定ではすごくいいなと思ってて。
ちょっと最近なかなかリアルにもいけないんだけど、オンライン視聴もできるので、オンラインでトークの様子とかっていうのを後で見直しさせていただいたりとかしてて。やっぱり本屋との関係性みたいなものっていうのを最近やっぱり自分の中に今入れ込んでて面白いな。
本当にそれはね、いい時代になったなと思いました。今まではいけなかった。やっぱり行ってその空間が好きっていうのも当然あるんだけども、やっぱりそこでやられてるイベントだったとか、このイベントどうしても仕事できないなとか思ってても、アーカイブ見直しとかっていうのがあったりするので、ああよかったよかったみたいなっていうのがあったりするので。
それはすごく今どきの情報をちゃんとフォローしていて、すごく見きたりた本屋ライフが、いわゆる素晴らしいですね。やっぱりいいなと思ってますね、やっぱりね。
隣町コーヒーの栗田さんはね、私前品川区の100人会議っていうのに登壇したことがあって、品川区100人会議か。そこで一緒にお話をさせていただいたのを今思い出しました。店長さんですね。
うちだ達先生って、私はもう何十年前からご本のファンだったんですけども、初めてそこの講演会で、講演会っていうかトークショーで、リアルうちだ先生に会うことができてめっちゃ緊張しました。
もう本当に学生ファンみたいな感じで、サインしてくださいみたいな。ニコニコしながらやってくれましたけどね。そういう気持ちになれたっていうのが本屋さんの空間ならではだなっていう感じでしたね。
やっぱり好きな人が揃ってるから、質問だとか視点だとかっていう、トークショーに参加して質疑応答とかってあるじゃないですか。そういうところもやっぱりこれやべえ、俺質問したかったのにみたいな。みんな同じような思考っていうかテイストで揃ってる人たちだから、これ聞いてほしいこと聞いてくれたみたいなのもあったりして、やっぱり講演会自体もすごくトークショーも充実しますよね、やっぱりね。
大体ビールとかいっぱい頼んでね。そうですよね。飲食が伴うみたいなところもありますよね。そうそうそうそう。すごい本屋さんが楽しいっていう。
滞在して楽しかった本屋さんっていうと、最近だと高輪ゲートウェイに分岐通、日本が分岐通っていう超巨大書店を作っていて、そこなんかは戦書も面白かったし、ワンフロアに銃器が結構いろんな形の銃器があって、そこに本がいろいろ陳列されている様子からして面白かった。
で、たぶんお金払って仕事をしたりとかもできるんですよね、こうワーキングスペースみたいな。正直。
全部のサービスがあるね。
戦書が本当に上手で、もともと早稲田とかにあったアユミブックスっていう書店チェーンの店長さんが、クレイさんっていう方が立ち上げられた書店で、この本と隣にこの本があるのはわかるみたいな。
この本とこの本と隣に置いてくれてありがとうみたいなところがあって、そういう意味が感じられるのが書店の本質なんじゃないかなって思うんですけど。
オシャルトルで、本当そこですよ。やっぱりいい本屋さんだなって思うのが、本当にこの一つピッて閃くタイトルがあった時に、脇に大体関連するものがあるのよね。そこが繋がるね。
クレイさんが書かれたスリップの技法っていう本があって、フランの書店で売られてたから、売られてたから買ったっていうのも変なんですけど、見つけてこれは買わざるを得ないと思った本なんですけど。
どういう本かっていうと、どういうふうに書店っていう現場で、書店員さんがスリップってわかりますよね。短冊って呼ばれてるんですけど、本に挟まれて。あれを使って、先章、お客さんの動向を捉えて、次の仕入れの本を決めて発注していくかっていうことが頭の中がですね、こと細かに書いてあるんですよ。
意外と発注とか仕入れに関して、それをしてる人の頭の中を解説した本って世の中にないよなと思って。めちゃくちゃ面白かったですね。
いいですね、いいですね。でも最近ってわけじゃないんですけど、やっぱり天井高くまで本が大英図書館みたいな感じでドワーって壁面に本が並んでるっていうこの空間作りっていうのが一時流行って、そこすげえって思いながら思ってたんですけど。
もちろんそういう空間は私好きではあるんですけど、やっぱり本が好きで、ものすごいそういう空間も好きなんだけど、やっぱりちっちゃい壺数がすごく少なくて、本当に一間みたいなところではあったり、商店街のうなぎの寝床みたいなところって奥の方にどんどん行かないと。
書店の空間作りと新しい販売手法
そういう本屋もいいなって思ってて、やっぱり本って売り場で言うと空間作りだとか、まさしくスーパーマーケットじゃないけど今のスリップなんかもそうですけど、どうやって本を発注するんだとか、どうやって並べるんだとか、どうやって面を見せるとか。
やっぱり売り方、本の売り方みたいなものっていうのも、やっぱりどんどん、ただ単純に本が置いてあるだけじゃなくて、やっぱりその売り方、業態開発につながるんですけど、そこもやっぱりちゃんとどんどん技法化されていってるような気がします。
それがないと逆に言うと、いくらインデペンデントでいい品それしてるなっていうふうに思われても、やっぱり特徴が出てこないかなっていうふうには思っていて。多分これ、けいこまわさんご存じかどうかわかんないけど、やっぱり本屋さんで、森岡だっけかな。岩手県の森岡で、さわやさんって言ったかな。
申請の書店がありましてね。あるんですけど、ここがもう10年は経ってると思うんですけど、始めたのが文庫Xっていう売り方があった。
そうそうそう。あれはタイトル隠して、もうひたすらこれは自分たちがこういうふうな形ですごいと思ったから売りたいと思ったって言って、あえて表紙を隠して全部自分たちの言葉でやったっていうね。それで火がついたっていう形で。
そういう本の新しい売り方、見せ方みたいなものっていうのが。あとは北海道の、ちょっと名前忘れちゃいましたけども、例えば1万円で、これ昔俺利用したんだけどな。1万円をとりあえず送ってくれたら、とりあえず直近のルカさんが読んだ本を、志向をちょっとお知らせいただいたら、1万円で4冊セレクトして送りますっていう本屋があって。
これもやっぱり自分の志向とか最近読んだ本みたいなのを送ったら、なかなかいいとこついてきたなみたいなっていうのがありましたね。2,3やり取りがあるんですよ。これはもう読まれましたとか、この辺のところって読んじゃったりしてます?みたいな。もし重複があったらすぐお取り換えしますみたいなっていうやり取りがあったんですけど、それもすごいよかったな。1万円セレクトも。
それですかね。岩田書店ですかね。
岩田さんだったかな。ああ、そうかな。北海道ですよね。そうそうそうそう。だからやっぱりスーパーマーケットでやっぱり食品でもなんでも、なんでも食品以外でも、本も結局見せ方とか売り方みたいなものでやっぱり売り行きが変わってくるっていうふうにはやっぱり思っていて。
そういうものがどんどん出てくるなっていうのがあって、あとはやっぱり当然ベストセラーって昔ほどじゃないでしょうけど直樹賞とかね、芥川賞っていうふうな形で、やっぱり出版社側が評価して、プロが評価したものがあるけど、ちょっと前に、ちょっと前からもう全部経ちますけど本屋大賞っていうね、書店のスタッフの方々が選ぶ大賞ってあって。
これも今作り手というか作家さんにとってはここで選ばれるのは本当に光栄みたいな感じになってきてるじゃないですか。だからこれも本当に現場の働いてる人たちから本をもっと、一番愛情を持ってらっしゃる従業員のスタッフの方々が自分たちのベストを作ろうみたいなっていう動きの中で生まれてきたものだから。
やっぱり本の世界もそういう流れをきちっと作ってきていて、やっぱりこれはリアル書店にしかできない一つのやり方なんだろうなと思ってますね。
あとけいこももさんがやってもらって、いわゆる同人誌の世界じゃないですけど、本屋の世界だとジンだとか、フランス語にしてジネとかって言い方しますけれども、やっぱりこういう独自の雑誌を作っていくっていう文化っていうのも、今インデペンデントの本屋さんがやっぱり常設をし始めてて。
街の歴史だとか、例えば地元の大学なんかと組んで、地元の大学の文芸系とかライティングの人たちと組んで、地元の本屋を貸してもらってますとかっていうような、そういう地元連携のあれなんかも増えてきましたね、今ね。
うーん、なんかね、やっぱ紙の本にはね、ロマンがあるんですよね。紙の本が好きだから。ロマンと言いましょう、ロマン。
紙の本のロマンと電子書籍・Webtoonの普及
そうですね。 一方で、やっぱ取材さんとかの決算見てると、確か何十億の赤字みたいな話も今出ていますので、本当に難しいですね、この文化としての本っていうのが形を変えてなのかどうやって残っていくんだろう。少なくとも現状の取材通して大量に全国に本が同じ価格で行き渡るっていう形態は、
そう、長続きはこの先人口が減っていく中で難しいんじゃないかっていうふうに思うし、そこの中で門川さんとかはめちゃ新しい取り組みをしたりとか、もうなんかね、本当、何でしょうね、一本のファンとしてハラハラしながら見守っているっていう感じかな。
そうですね。でもやっぱり、そうは言っても本の文化っていうのは絶対廃れないなっていうふうにやっぱり思っていて、やっぱりまさに今門川さん出て、うちの地元とは言わないけど東所沢に門川さんのミュージアムが新しくできて、あれの初代館長がもう大変尊敬しても亡くなられちゃったけど松岡誠吾さんっていうね、初代館長になられて、彼がプロデュースに関わってて。
あと、私も大好きな、なんだっけ、博覧狂気の荒股碧博さんとか、あれが今またやってらっしゃってますけど、今池上さんか、次の館長がね。
松岡先生なんかは、それこそ東京の丸善のところで松丸本舗っていうね、本当に世の書店主の人たちがこぞって松岡誠吾さんの廃伝を、本伝っていうふうに言ってましたけど、どうやって松岡誠吾さんは、あの人は千夜千札の世界の人だから、本当にどういう本をどういうふうにセレクトしてどうやって並べてて、みんな勉強しに行った本屋さんなんですけど。
まあ期間限定だったんだよね。でもあれが、あの松丸本舗がやった、私は役割ってすごくあったなと思ってて。そういうところから一つ一つインデペンテントの人たちに受け継がれてってんじゃないのかなっていうふうに思っていて。
だから、もちろん葛飾なれはあるし、衰退していくところもあったりはするのかもしれないんだけど、なんか新しい目は確実に出てるんだろうなっていうのは正直思って。ただ新しい目っていうのはやっぱり我々の今までの常識とは違う形にはなってきてるかもしれないなっていうのは思いますけどね。
そうですね。同人誌的なものがこれだけ元気があるっていうところだとか。あとね、今日はちょっとほとんど話せなかったんですけど、この前仕事でラインブックス、ラインマンガさんの取材とかさせていただいて、電子書籍の漫画の世界っていうのもすごいんですよ。本当に。
いっぱいなんか宣伝くるんだけど、なんかちょっと怖くて見れないんですけど、なんかすごい本ばっかりだよね。
でも、自分もその、自分のそのKindleの書棚とか見てみると、漫画ばっかりすごく、本当、多分、すいません、何十万じゃなくてもう一桁ぐらい上の分ぐらい漫画買ってんじゃないかなって、他の方も同じようなことを言ったりしていたから、なんかそれだけ漫画を買う、電子で買うっていう文化も一般的になってるし、
それもご存知かあれですけど、縦読み漫画とか、Webtoonとか呼ばれるようなものが一般的になってたりとか、韓国だとかで作られた漫画が日本に普通に入ってきて、一般市民権取ったりとかもしてるんで、
私が目に見えているところよりも、すごく幅広く文化が生まれてるんだなっていうふうに思いますね。面白いし。
わかりますね。私もやっぱり電子書籍も、漫画というか古い、私も古い人間で、自分が子供のときに読んだ本がデジタルになってて、それを大人買いしちゃうんですよね。まとめて10冊とかですね。自分のあれ言ってもしょうがないですけど、にじって物語っていう名作もあるんですけど、
100巻ぐらいあるんですけど、50巻ぐらいまで一気に買っちゃって。
それは価格が安かったりとかするんですか。
めっちゃ安かったんです。これフリーだったのよ。これフリーで落とせて。
そういうのありますよね。ガッポンとかね。
そうそうそう。だからありますよ。ルカワさん全110巻中50点持ってますってあって、50点までがフリーだったんですよ。そこから先が1冊で100円ぐらいなんですけど。
やっぱり大人、古い自分が子供の時っていうかよく読んでたなっていう本を本当に入れて、時間あるときに読んだりするんだけど、やっぱりなんだろうな、Kindleの時代になっちゃうと、もともと私もつんどく派なんですよ。
だから多分これ今興味があって、パッてAmazonで買っちゃう、書店でパッて買っちゃうっていうのがあって、しばらく読まないんだけど、とりあえず置いてあることだけで満足しちゃって、でもいつか読むだろうっていうところでチョコレートを読み始めたりする、同時にいろんなものを読み出したりするつんどく派なんですけど。
でもKindleって目に見えて物理的に制限がないじゃないですか。つんどくが多くなりすぎちゃって。
そうそうそう。だからあれ、こんなに俺いつの間に買ってしまって、全然これ読んでないんだけどどうしようみたいな。だから家族には迷惑かかんないですけどね。家族に物理本だとつんどくしとくと、やっぱりそれこそ。
読まなきゃって、それが圧になりますよね。読まなきゃ職場とかけちゃうじゃん。 ヤンヤンそう、あと家族からは解敗処理の圧もかかりますので。これ読まないんじゃないの、みたいなね。 ヤンヤンそう、こんなにつんどくんだったらねっていうふうに言われちゃうかもしれないね。
もう必要ないんじゃないのって言って、わかってないなって。必要ない本が大事なんだよっていうことはわかんないんだよね、やっぱり。
っていう、すいません。 わかります、わかります。私も必要ない本をどういうふうに扱っていくかっていうのはまた悩ましいところであるんですけども、そろそろ今日もお時間が来たので。
本のね、本の話になるとちょっといろいろと。 長くなっちゃいますよ、私たちも。 そう、本当はね、もしシリーズが少しできるんだったらね、本当に流通小売に関わってくると、やっぱりその業態とかフォーマット開発になってくるとね。
やっぱり、例えば今本屋さん、本屋さんがホテルやってるのかホテルが本屋さんやってるのかわかんないんですけど、やっぱりこういう、なんだろ、ただ単純に本屋っていうだけじゃなくて、本屋さんがいろいろなサービス系のものとかをつながって、新しいフォーマットを作ろうとしてるっていう動きなんかもやっぱりあるので。
そういう、ちょっとそっちの方面に広げてって今度面白いんじゃないかなと思ったので。 ヤンヤンわかりました。じゃあちょっと次回のネタとして考えておきましょう。ありがとうございます。今日は小売を魚にしたっていうか本を魚にいろんな話をしたような気がするんですけれども。
積読の悩みと本の文化の未来
そうですね。本だけで相当本当はやれますからね。ちょっと消化不良なところありますが。 じゃあもう一回やりましょうか。本の中身を紹介したいんですよ。私はね、どちらかというとこの本が面白いっていうのをやりたいんだけど、これはちょっと流通の話、流通本大会とかいいかもしれないですね。私が好きな流通本。
っていうのもこれもまた一つ大きなテーマだと思います。例えば本当に。 そこ今話し出すと、次回以降。 わかりました。 すみません。ちょっとね、ルカさんを引っ張り出すとドワーって出てきちゃうから、ちょっとそれは次にとって。 申し訳ありません。ドドーンと今脳内に決まって。出ましたよね。それ行けます。次行けます。ありがとうございます。じゃあ締めます。
今日も小売を魚に楽しいひとときを過ごしていただけましたでしょうか。今夜もママの小売ITライター加野恵子が小売民族学流通工学の専門家ルカアトルさんと一緒にお送りしました。また次も盛り上がるといいな。よろしくね。また来てくださいね。