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おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。
このラジオでは、薬剤師である私、うっちーが薬のことや健康のことなどで、ラジオ置きの方や患者様からの質問などを紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。どうぞよろしくお願い致しまーす。
今回第170回、また10の倍数の回迎えられました。本当にありがとうございます。
いつも聞いていただいているようという皆様のおかげでモチベーションを保てておりますし、また、ご意見やご感想など、主にXからいただいておりますが、本当に励みになっております。
また、テーマをいただけていることは本当に助かっております。
過去のエピソードでも触れているかもしれませんけども、このテーマで話をしろと言われれば、話をするのは僕は比較的できるんですけども、そもそも何で話をしたらいいのかとか、テーマを考えるので色々迷ってしまうというのが僕です。
なので、これで話してくださいねといったテーマをいただけると、迷わなくて済むので本当に助かります。
なので皆様、どうぞ今後ともご意見やご感想、テーマなどどうぞよろしくお願い致します。
また最近ですけども、様々な番組さんと交流する機会も増えております。
もともとマンラジという僕の別番組では、このクスケンラジオ以上に色々な方と話をさせていただいているんですけども、最近ではクスケンラジオの方でも他の番組さんとの交流が増えております。
先日ではヤクトレラボさんとコラボ企画をさせていただきまして、僕の番組にヤクトレラボさんのお二人出ていただいたりとか、また僕がヤクトレラボさんに出させていただいたり、そういうのもありました。
ヤクトレラボさん、改めまして本当にありがとうございました。
またそれ以外にも、No Delicacy Channelという番組さんにも最近ゲストで出演させていただきました。
そちらでは普段この番組では話さないような、まさに番組のタイトル通りでありますけども、デリカシーないなという話をさせていただきました。
本当に楽しかったです。
おじさんことおじまさん、本当にありがとうございました。
また今話をさせていただきました2番組さん以外にも、近日中に配信できるかなという予定でコラボ企画を進めている番組さんがいらっしゃったり、その他にもこのクスケンラジオにゲスト出演してもいいよと言っていただいている番組さんもあります。
またその他にも、とある科学系の番組さんから企画の一つで僕用のコーナーを設けてもいいよという話もいただいているんですけども、こちらは特に話が進んでいないのでどうなるか分からないですけども、そういう話をいただけたということでとても嬉しかったです。
誰かと交流したいというのも僕はポッドキャストを続けている目的の一つなので、こういった他の番組さんと交流できるのは非常に嬉しいですし、もう光栄でございます。
本当に皆様ありがとうございます。
また今後とも続けていきますように、とりあえず見えてきました第200回配信という大台を目標に頑張っていこうと思います。
まず目の前のと言いますか今回の第170回。
最近他の番組さんとの交流の影響もあってか、新しく聞いてくださっている方が増えておりますので、改めて話をさせていただきますと、僕は10の倍数の回ではいつもの健康や薬とは少し違った話をすることがあります。
今回の第170回も少し健康とか薬の話と違うかなという話をさせていただきます。
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今回なんですけど、とあるリスナー様から10の倍数の回とかで扱ってほしいというようなテーマをいただきましたので、それで話をさせていただきます。
かなり前置きが長くなっておりますので、ここでタイトルコールをさせていただきまして、テーマいただきました経緯と内容に入らせていただきます。
それでは今回のタイトルはこちら。
源頼朝が源義経を排除したのは糖尿病のせい?
ということで今回、源頼朝と糖尿病で話をします。
なぜこのタイトルで話をするのか、今回いただきましたメッセージ読ませていただきますと、今回テーマいただきましたのは流しのムーミン様。
ムーミン様からは過去にもいくつのテーマをいただいております。いつも本当にありがとうございます。
ではメッセージ読ませていただきますと、いつも楽しく聞かせていただいております。
先日の配信1日2食と1日3食どっちがいいの?の中で、源頼朝が源義経を排除したのは糖尿病のせい?といった話をされておりました。
その部分がなぜかということが気になりました。
一応自分で調べてみたものの具体的な話があまりなかったので、せっかくなので番組さんの方で話を聞いてみたいと思いました。
健康ネタとは少し違うかもしれませんので、おまけのような配信をするタイミングでも話していただければなと思います。よろしくお願いいたします。
というメッセージをいただきました。流しのムーミン様本当にありがとうございます。
流しのムーミン様からのメッセージがありましたけれども、先日第164回の1日2食と1日3食がどっちがいいの?という配信の中で、歴史上の人物で糖尿病だった人がいるんだよ。
例えば、織田信長、徳川家康、藤原道長、この方は光源氏の元ネタになった方ですね。
そして今回話をします、鎌倉幕府の誕生において超重要人物である源頼智。
源頼智は糖尿病だったと言われている話がありまして、また源頼智が糖尿病だったということは、源頼智の確実を生む原因にもなったとも言われたりもしております。
その他にも源頼智の死因には糖尿病が関わっているんじゃないかなという話もありまして、こういったのを今回話をさせていただきます。
では内容を入らせていただきますと、源頼智のことを記した文書の中には、源頼智が飲み水病であったと記されています。
飲み水病、とにかく喉が渇き水を大量に飲むという病気です。
糖尿病の食症状として喉がひどく渇いて水を大量に飲む、口渇、堆飲なんて言うんですけども、これがありまして、この飲み水病は現代で言う糖尿病であるんじゃないかと言われております。
また源頼智は糖尿病以外にも歯の悩みもあったと言われておりまして、虫歯とか刺繍病で悩んでいたのではないかと言われております。
ここら辺も歯磨きのケアであるとか治療ができる現代と違って当時ではかなり悩ましい疾患でございました。
源頼智が糖尿病ということなんですけども、鎌倉時代前後、当然と言えば当然ですけども、現在に比べたら食糧事情は良くないです。
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作物とかは天候不良とかで出来が悪くなることもよくありましたし、食べるのも困るという方も大変多い時代でした。
天候次第では飢饉、本当に多くの方が亡くなってしまうということもよくある時代でございました。
ただそういう時代ではあったんですけども、偉い人とか富のある方、こういった方はやはり財力に物を言わせたりとかして、長く生きるためにも食糧が集中的に集まっていました。
食糧が貴重品ということもありまして、お菓子とか食糧自体、こういったものが貴重なものでもありました。
なので相手をもてなすとか仲を取り持つ際、よく外交とかで仲良くするためにもお菓子とか食糧がよく使われましたよ。
そういうのが源頼朝のように権力のある方ではお菓子や食糧が集まってきやすいという状況でした。
そして現在のような食糧の保存技術、冷蔵庫とか冷凍庫とかがなかったことからも、集まった食糧はすぐに食べられるという傾向が高かったです。
なので権力者の中では糖尿病になっていた人が多かったのではないかと言われています。
そういった背景から時の権力者、源頼朝も糖尿病だったと考えられております。
では糖尿病になったことでどのような弊害が生まれたかと言いますと、糖尿病になった際、精神疾患になりやすいと言われます。
理由としてはいくつかありますけれども、今回2つ主に挙げさせていただきますが、まず1つ目。
血糖値が上下することから起こるイライラやストレス。
血糖値が高い場合、糖分が脳にも行き渡りやすくなります。
この糖分が脳にある状態ですと、脳はとても幸福感を感じやすくなります。リラックスした状態になります。
ですが、食事をしないなどで血糖値がだんだん下がってきた場合、脳の中の糖分も減っていきますので、脳が幸福感を感じなくなります。
それがやがて、脳としては今まで感じていた幸福感を奪われたという感覚に陥りまして、脳がとてつもなくイライラを感じやすくなります。
こういったところから血糖値が高い方、糖が脳にある方は、血糖が下がったタイミングでとてもイライラしやすくなります。
こういった面から糖尿病の方、血糖値が高い方というのは、イライラやストレスから精神疾患を招きやすいと言われております。
これは厚生労働省のデータになりますが、糖尿病になった場合は約30%の方にうつ症状が現れると言われております。
なので糖尿病は精神状態に良くないと言われております。
また、源頼朝の場合は刺繍病だったんじゃないかと言われていますが、刺繍病も糖尿病も脳梗塞などのリスクを高めます。
糖尿病の場合ですと血管の中に糖が溜まりやすくなります。
その糖が血管の中で溜まってしまうので血液の流れを悪くしてしまいまして、血管をいずれは詰まりやすくしてしまいます。
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また刺繍病に関しましても口の中で刺繍病菌とその刺繍病菌を抑えるための白血球が戦いを起こします。
そのうち刺繍病菌が傷つくことで刺繍病菌の中にある毒性物質が外に出てきてしまいます。
そしてこれがいずれ体の中に入ってきます。
この毒性物質は糖尿病や肥満、血管を固くするなど体に良くないという状態を引き起こしやすくなります。
なので糖尿病や刺繍病を疑われている皆元によりとも、血管が詰まりやすくなるリスクが高かったと言われています。
これが糖尿病になった再精神疾患を生みやすくなる理由の2つ目になるんですけども、
血管が詰まりやすくなってしまうことで脳への栄養素がうまく行き渡らなくなります。
そうしますと正常な考えができなくなってしまうとか、以前に比べて脳の働きが悪くなるこれを自覚します。
それによって自分に対して苛立ちを感じてストレスが溜まりやすくなったりします。
このストレスが脳に良くない状態が起きますよと言われています。
このストレスによって脳が良くない状態になります。
糖尿病になりますとアルツハイマー型の認知症リスクが1.5倍、脳血管性認知症リスクが2.5倍になるのはこういった脳の血管が詰まりやすくなるからだと言われております。
源頼朝に関しましても脳血管が詰まりやすくなっていたなどで、正常な判断ができなくなっていたのではないか、またはストレスを感じやすくなっていたのではないかと言われております。
そういったことが原因で、源義経や、また、源則頼などの自分の兄弟を自分から処分するよう指示を出したのではないかという説もあります。
このことは糖尿病が原因で源頼朝が源義経を処分したんだと言われております。
また、源頼朝は落馬をしたことが原因で亡くなったとも言われているんですけども、糖尿病なので脳の血管が詰まりやすくなっていると、一過性の脳拒絶を発作という、一時的に脳への血流が悪くなる状態が起きやすくなると言われます。
これによって一時的に脳への血流が悪くなった、めまいやふらつきを起こしやすくなったのではないかと言われまして、それによって落馬したのではないかという説もあります。
この落馬の時に脳を打ったのではないかという考えられますし、頭を打ったのではなくても怪我をしてしまったのではないかとも言われているんですけども、糖尿病の場合はこういった怪我を治すという能力を抑えてしまいます。
怪我が治りにくくなって、破傷風とかになってしまったのではないかという説もあったりもします。
怪我が治りにくくなったにしろ、めまいやふらつきが起きていたにしろ、糖尿病が原因で源頼朝は落馬したのではないかなどとも言われております。
というように、糖尿病が源頼朝が自分の兄弟を排除し、また自分自身の人生も終わらせる原因を作ってしまったのではないかと言われております。
今回はこんな感じです。テーマをいただきました長島文明様、本当にありがとうございました。
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今回は源頼朝と糖尿病ということで話をさせていただきました。
今では病名がついている病気も、昔は病名がついていなかったので、どういう症状だったかという記述があるだけなんですけれども、そこからこの人はこの病気だったんじゃないか、いろいろな考えが現代では生まれております。
今回もありましたけれども、よく水を飲む病気、糖尿病だったんじゃないかなとか、どこどこにしこりのようなものがあった、これがんだったんじゃないかなというふうにいろいろ予想がつけられています。
当然と言えば当然なんですけれども、昔の記述だけの予想なので、この病気だったんだという確定ではないんですけれども、確定ではないからこそこうだったんじゃないかとかロマンがあると言われております。
確定ではない予想の一つとしては、例えばトクガイアス、トクガイアスは糖尿病だったであろうと予想はされておりますけれども、その他にもこの方が亡くなった理由としては食中毒だったという考えもあれば、がんだったんじゃないかとも言われております。
食中毒とがんって全然違うじゃんと思うかもしれませんが、今ほどの正確な記述やデータがあるわけではなく、いろいろ考えられる余地があるからこそ、全然違うもの、食中毒とがんがある人物の死因だったんじゃないかと同列に語られたりもします。
なので、異人たちの病気というのは調べてみると面白かったりします。
またこの番組でも何かタイミングなどあれば話をしたいなと思いますけれども、皆様、よろしければ昔の方の病気などを調べてみるのをお勧めいたします。
改めまして、今回いた170回を迎えられました。200回が見えてきておりますけれども、まずは次の10の倍数である180回を目指して続けていこうと思います。
また、僕のモチベーションであったり、僕の考える作業を減らしていただけるというボランティア精神などの観点からも、ご意見やご感想、質問やテーマなどいつでもお待ちしております。
今回も最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。それではまたお会いしましょう。
