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おはよう、こんにちは、こんばんは。
薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。
このラジオでは、原液薬剤して薬局を経営している私、うっちーが、薬のことや健康のことなどで、
ラジオを気になっていただいた方の質問や、日々の業務で患者様からいただいた質問などを紹介しながら、
質問に答えたり、薬や健康についてのお話をしていくというラジオです。
どうぞ皆様よろしくお願いいたします。
2023年、初の配信となります。
2022年もコロナでバタバタの1年でしたし、
年末には3年ぶりぐらいにインフルエンザ流行の兆しが見られる、など暗いニュースも少なくない1年でしたが、
サッカーワールドカップでの日本の活躍など明るいニュースもありました。
2023年、明るい話題へニュースが多い1年になればなぁと思っております。
まだ個人的には良い話題になりますけども、
2022年末に、くすけんラジオ視聴回数が合計500回を超えることができました。
本当に皆様ありがとうございます。
また、最近ではラジオに関しての質問へご意見いただけるようになってきておりまして、本当にありがとうございます。
薬剤市内での勉強会や、他職種との勉強会絡みなどでも、
ラジオに関しての話をすれば、もういただけるようになってきております。
本当に重ね重ねありがとうございます。
2023年も頑張っていければなぁと思っております。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年1回目の放送ですが、
年末に患者様からいただいた質問がちょうど時期的にいいかなと思いまして、
そのテーマで話をしようかと思います。
早速ですが、本日の質問はこちら。
やる気を持続させるには?
質問をいただいた患者様ですが、
毎年新年になったりすると気分が良くなるよって、そういう感覚がありまして、
仕事にしろ、家事にしろ、やる気が続いていく。
でも、あの感覚がいつの間にか時間とともになくなっていって、
結局何をするにも三日坊主とかになってしまうし、
何をするにもやる気がなくなっていく。
この年が明けたばかり、フレッシュな気持ちですね。
持続させてやる気とかを保ちたいっていうことでした。
やる気、またはモチベーションといいますか、
こういったものは仕事とか周りの環境でも左右されやすいものですし、
波があるのは正直仕方ないかなと思っているのが本音です。
が、それでもやる気を持続させるとか、気持ちをすっきりした状況、
長く続けるような生活習慣について、今回三つ話をしていこうかと思います。
まず一つ目、朝に日光を浴びる。
これ前回の休みボケ対策の時にも触れているんですけども、
朝起きて30分以内に日光を浴びるのは、
体内リズムを調節するなど本当に体に良いです。
交換神経を刺激することで体にスイッチを入れてくれるというのも、
やる気を出すには大事なことです。
また、日光を浴びることで体内で作られやすいセロトニンというものが大事です。
このセロトニンなんですけども、人間の心のバランスを整える働きがありまして、
精神的な安定を得られやすくなります。
ストレスやイライラ感、こういったものを感じにくくします。
精神的に落ち着き、イライラに邪魔をされないことで、
何かをした際の達成感を得られやすくなるとも言われます。
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達成感、感じやすくなることはモチベーションの維持に本当に大事ですし、
セロトニンを増やすことはやる気を上げるのに大事なことと言えます。
このセロトニンを生み出しやすくなるようにするためには、
朝起きて30分以内に日光を浴びる、これはお勧めのことですので、
今回、朝に日光を浴びるは一つ目に挙げさせていただきました。
また、ちなみにの話になるんですけども、
一般的に言われる鬱病とか鬱状態と言われる状態、
症状の状態にもよるんですけども、
こういった方にはセロトニンを脳内で使いやすくするようという薬が処方されることが本当によくあります。
なので、鬱対策としてもセロトニンは本当に重要です。
次に2つ目、野菜や肉、魚を食べる。
野菜に含まれるビタミンとか、肉や魚に含まれるアミノ酸、
これはすごい脳に良いと言われております。
先ほど話しましたセロトニン、
実はこれ、脳の中で作るにはビタミンの特にB6とか、
あとアミノ酸が必要と言われます。
他にもドーパミンというものを聞いたことがありますでしょうか。
ドラマや漫画とかでも、このドーパミンという言葉、
聞いたことや見たことあるんではないでしょうか。
やる気とか意欲、そういう時に出す時に脳の中でドーパミンが出るという描写、
見たことありませんか。
このドーパミン、ビタミンB6やアミノ酸が原料と言われております。
なので、セロトニンだけでなくドーパミンも作るのに、
このビタミンB6やアミノ酸が重要と言われております。
ドーパミンが少なくなると、意欲が出ないとか、
やる気が出ないという状態になりかねないです。
セロトニンで精神を落ち着かせるためにも、
ドーパミンで意欲を上げるためにも、
ビタミンやアミノ酸を取るようにしましょう。
普段の食生活でなかなか難しいなという方は、
サプリメントやプロテイン、そういったものを活用して、
ビタミンやアミノ酸を取ると良いと言われております。
そして最後に3つ目、糖質を控える。
糖質とか糖分、これ脳に良いよとよく言われるんですけども、
実際やっぱり脳の栄養素はグルコースだけなどと言われておりますし、
ブドウ糖はよく販売されております。
スーパーやコンビニ、ドラッグストア、ありとあらゆるところで見かけます。
確かにブドウ糖とかグルコースといったものは、
脳の栄養源になります。
が、近年ではこの脳の栄養素がグルコースだけという考えが
間違っていると言われるようになってきました。
グルコースだけでなく、例えば血糖帯とか乳酸、
そういったものが脳の栄養素になるよと言われるようになってきました。
脳が疲れた時には糖分をよく摂れと言われます。
実際糖分摂ることで血糖値が上がると、
脳が幸せを感じて脳がリラックスをしますので、
一時的には糖分は脳に良い働きをします。
脳がリラックスできるから、
すごい糖分はやっぱり大事なんじゃないかと思われるかもしれませんが、
この糖分を摂った後、一時的に血糖値が上がった後、
これを下げるように働きます、人間の体はですね。
そうすると今まで感じていた幸せがなくなり、依頼が強いようになります。
これは一度上がった分の血糖値が元に戻るだけでも生じやすくなる、
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この依頼が出やすくなると言われます。
例えばの話をします。
甘いものを食べる前は血糖値が100だったとします。
甘いものを食べて一時的に血糖値が120とか130になり、
それで幸せを感じますよ。
これは血糖値が下がって元の100に戻る。
この元の100に戻っただけでも今まで脳が当たられた幸せ感を失ってしまうので、
イライラするようになります。
なので実はこのように糖質というのは精神の安定が崩れやすくなるとも言われております。
またこのイライラが出たので、
このイライラを何とかしたい、リラックスしたいということで糖分をまた取りたくなるということも出ます。
また糖分を取ることで血糖値が下がってイライラするという、
この糖質の依存性にも繋がりやすくなります。
グルコース以外にも脳は栄養を活用できますので、
脳のためといって糖質を取る習慣、
やりすぎはやめましょう、
やりすぎてしまうと精神の乱れが起きてしまいますし、
やる気とか意欲の低下を招くとも言われております。
また糖分で脳をリラックスしすぎるのも、
これ実は問題だったりします。
リラックスしすぎてぼーっとするようになってしまって、
眠くなったりすることがあります。
なので、おやつとか甘いものを食べた後に眠くなる方っていらっしゃいませんか、
リラックスするために眠くなったりぼーっとしやすくなっています。
結果的にぼーっとすることで集中力の低下を招きやすくなるので、
糖質、実は取りすぎは脳に良くないよとも言われております。
それと糖分が脳に大事なんだっていう話をする際に、
よく例えば将棋とかチェスのプレイヤーの話をされる方がいらっしゃいます。
将棋の方とかで、テレビとかでもありますけども、
今日はこの騎士がこういうおやつ食べましたよとかよく出ますよね、
脳を使う仕事をする人はブドウ糖が大量に必要なんだって言われることがよくあります。
ただこれ最近の研究では、考えことをしていてもそうでなくても、
脳のエネルギー消費量ってあまり差がないなって言われるようになりました。
将棋とかチェスのプレイヤー、トッププレイヤーってあれ、
1回の対局で体重がすごい減るじゃんって言われるのは、
例えば極度の緊張感から呼吸が荒くなることとか、長時間同じような姿勢をとることとか、
そういう肉体的な消耗から体重が減っているのではないかという研究も出てきております。
今回モチベーションとかをなるべく維持しやすい生活習慣として3つ挙げさせていただきました。
朝に肉を浴びる、野菜や肉、魚を食べる、そして糖質を控える、この3つですね。
そしてここからは本日のワンポイントです。
本日のワンポイント、太らないためには筋肉を。
先ほど糖質の話をさせていただきまして、その流れにもなるのですが、
太りにくくするには筋肉が大事だという話をしようかと思います。
糖質などを摂り、糖が高くなると、人間は血糖を下げようという働きが体内におきます。
この時、血糖を下げるものとして、インスリンと呼ばれるものが水蔵から出てきます。
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このインスリンという名前、聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ドラマや漫画なので、糖尿病の子供が自分で注射をするシーン、
ただそういうのを見られるのではないかなと。
あれは、自分の体内のインスリンだけでは足りないので、
体の外からインスリンを補充しているということで、
体内のインスリンと注射のインスリン、実は同じものです。
話を戻しますと、このインスリンが糖をどうやって下げるかと言いますと、
糖を中性脂肪という脂肪に作り変えて、脂肪細胞の中に取り込ませます。
つまり、インスリンが出て血糖を下げようとするほど、脂肪がつきやすくなります。
なので、糖質などを取りまして血糖が高くなって、
インスリンが出れば出るほど、人は太りやすくなります。
また、この脂肪が増えてくると、脂肪がインスリンの働きを邪魔するようになります。
脂肪がインスリンの働きを邪魔することで、インスリンを効きにくくします。
なので、前は少ない量のインスリンで血糖値を下げたのが、
どんどんどんどん脂肪が増えるほど、インスリンを大量に必要になります。
インスリンが大量に出ることになりますと、
中性脂肪もどんどんどんどん作られやすくなりまして、脂肪が増えていきます。
そして、またインスリンが効きにくくなっていくという負のスパイラルを生み出します。
糖質の高いものなどを取ると太りやすくなっていくというのは、
こういった理由からもあります。
では、この負のスパイラルを止めるためにはどうしたらいいのか。
糖質を控えまして、そもそも血糖を上げないようにするというのも大事なんですけれども、
他に重要なのが何かというと、筋肉です。
実は筋肉は脂肪よりも優先的に糖を蓄えてくれるという性質があります。
なので、筋肉が糖を蓄えてくれれば、脂肪で糖を蓄える必要がなくなるので、
脂肪を増やさないで済むようになります。
よく血糖値が高い方や脂肪が気になる方なので、
食事だけでなく運動も大事だよと言われる理由の一つが、この筋肉です。
一般的な体型の方で、筋肉には300から500gぐらいの糖分が蓄えられると言われております。
カロリーにすると、1200から2000kcalぐらいありまして、
よく1日分の食事で摂取する大半のカロリーは筋肉に蓄えることができます。
この筋肉で糖をしっかり蓄えるようにすれば、太りにくい体づくりができるようになります。
では、より効率よく筋肉で糖を蓄えるにはどうすればよいかというと、
筋トレなどの無酸素運動と呼ばれるものです。
無酸素運動は筋肉の中にある糖をエネルギーとする運動のため、
筋肉の中の糖を消費してくれます。
筋肉の中の糖が減れば、その分、筋肉が減った分を補うように糖を蓄えていきます。
筋肉が糖を蓄えることで、脂肪が糖を蓄えなくていいので、
糖が増えて脂肪になるという手順を邪魔してくれるようになります。
筋肉が増えれば、より糖質を貯蔵しやすくなりますし、
普段から筋トレなど無酸素運動をする習慣のある方は太りにくい体質になっていきます。
また、普段の生活で筋トレなどが難しい方もいらっしゃると思います。
そういう場合、普通のウォーキングなどの有酸素運動でも運動することは大事です。
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有酸素運動でも運動しない人に比べれば筋肉がつきやすくなるというのもあるんですけれども、
有酸素運動の場合は、酸素を体内で活用しまして、
体内の脂肪を燃やしやすくする、燃焼させるという効果が期待できます。
ので、今体についている脂肪などを減らすには有酸素運動が有効です。
これから脂肪をつけたくないという方は無酸素運動、
今ある脂肪を減らすなら有酸素運動など目的にあった運動をしていくのが大事です。
ただ昨今、無理に痩せる必要がないという風潮があるのは事実ですし、
確かに無理なダイエットなどは必要ないと思います。
が、脂肪などの蓄積はインスリの大量に使う必要があるといったデメリットもありまして、
インスリの大量に出していると水蔵が疲れてしまう、
そしていずれは水蔵に何かしらの障害が出るなどもありますので、
水蔵以外にも他の体への不具合も生じやすくなります。
なので無理なダイエットはいらないにしても、脂肪のつけすぎは健康のためには要注意です。
今回はこんな感じです。
改めまして2023年となりました本年もクスケのラジオどうぞよろしくお願いいたします。
ラジオに関するご質問やご意見などいつでもお待ちしております。
今回のラジオも最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。
それでは皆様またお会いしましょう。
このラジオで話す内容はあくまで一つの説であったり一つの例です。
医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違いますので、
自身がかかっている医師や看護師、薬剤師などの話を優先するようお願いいたします。