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2024-06-24 12:21

第171回「ストレスでの胃痛に良い胃薬は❓」

テーマをいただきました「働くひとのたち話」「物欲インサイト」のコジマさん(https://twitter.com/@tonari_kojima)本当にありがとうございました😭

今回の主な内容
・ストレスで胃酸は増えない、胃の粘膜が弱まるのが良くない⁉️
・胃酸を抑えるファモチジン、制酸剤の炭酸水素ナトリウム、水酸化アルミニウムゲルが効果あり⁉️
・胃の粘膜の働きを高めるためにはテプレノン、スクラルファート、ソファルコン⁉️
・胃の緊張を和らげるならロートエキス、ブチルスコポラミン⁉️
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おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。このラジオでは、薬剤師である私、うっちーが、薬のことや健康のことなどで、ラジオ機の方や患者様からの質問などを紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。どうぞよろしくお願い致しまーす。
今回、とあるポッドキャスター様からテーマをいただきました。誠にありがとうございます。テーマをいただきましたのは、「働く人の立ち話」と、「物欲インサイト」を配信されております、こじまさとしさんです。こじまさんからはいくつかのテーマを過去にもいただいております。その説も、本当にありがとうございました。
こじまさん、2番組されておりますけれども、まず1人でされております、「物欲インサイト」。この番組は、消費行動大好きなこじまさんが、様々な商品を購入したときや、購入してはいないけど気になっているなという商品、そのときにどんなことをこじまさんは考えているのかというのを話されている番組でございます。
自分が気になっている商品なのかもし出てきたときは、この商品ってこういう見方もあるのねというふうに自分が買い物するときの参考になりますし、こんな商品あるんだと様々な商品を知るきっかけになる素晴らしい番組だと思います。よろしければお聞きくださいませ。
また、「働く人の立ち話」。この番組は、E職10のコンサル担当されておりますこじまさんと、店舗運営のブランディングにこだわりのある船田さん、この2人で立ち話、働いているときに同僚の方とかと仕事とかプライベートの話を何気ない化するあの立ち話をイメージして、仕事のこととか仕事でないことなど様々な話をされております。
最近では、プレゼンをする際にどういうふうにこじまさんの中でポイントがあるかとか、仕事においてライバルの必要性などいろんな話をされております。どのエピソードもお勧めですので、皆様よろしければお聞きくださいませ。
また、こじまさん、ご自身の経験などをもとにして、アパレル勤務、私は明日30歳という本を出されております。
Amazonなどの電子書籍で読むことができます。本の中では、アパレル業界の事情を書かれていたりとか、そこからどう考えて転職に至ったかなと書かれておりますし、転職直後に考えたこと、こういったことも考えております。
転職のことなど、仕事など、悩みのある方にお勧めしております。そんなこじまさんから今回いただきましたテーマについてですが、タイトルコールをしまして早速、経緯と内容に入らせていただこうかと思います。
それでは、今回のタイトルはこちら。
ストレスでの胃痛に良い胃薬は?
今回、ストレスに対する胃薬ってどんなものがあるのかというテーマで話をさせていただきます。
今回、テーマをいただきました経緯としましては、先日、働く人の立ち話しのエピソード83で、不穏な空気を断ち切るにはというタイトルの配信をされておりました。
そのエピソードでは、仕事の際にその場の空気が不穏な感じになることありませんか?その時、どのようにして不穏な空気を断ち切っているのかという配信をされておりまして、そういった場面が多い方など、とても参考になる話をされておりました。
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その配信を聞かせていただきまして、感想コメントをXインでポストさせていただきましたところ、小島さんから返信いただきまして、その中で不穏だと胃がキリキリしてくるんですけども、何か良い薬はありますかねというメッセージをいただきました。
そこから今回のテーマをいただきました。小島さん本当にありがとうございます。
不穏な空気、仕事場でも家庭でもそういうストレスがかかるような状況って思わず胃が痛くなるようなことってありますよね。
このストレスによって胃の痛み、なぜ起こるのかという話をまずさせていただきますと、ストレスがかかると交換神経という体の中で活性をつかたどる神経が働きやすくなります。
この交換神経には血管をぎゅっと収縮させることで血液の通りを悪くするという部分がありまして、血液の通りが悪くなることで胃の粘膜が弱くなります。
胃の粘膜というのは胃の中に入ってくる刺激物だとか胃酸から胃を守ってくれるものなんですけれども、胃酸、これは食べ物を消化する酸なんですけれども、塩酸とか硫酸のように酸です。
なので、この胃酸が刺激となって胃を荒らす原因になったりすることもあります。
胃の粘膜がストレス、交換神経が活発になることで弱まってきてしまいます。
そうすると、その胃酸から胃を守るものが少なくなるので、胃が荒れやすくなって、胃が痛くなりやすくなります。
少し話が逸れますけれども、たまにストレスで胃酸が増えて胃が荒れるという意見もちらほら見ますけれども、交換神経が活性化してきますと血管の収縮が起きますので、それで胃の粘膜が弱くなりますけれども、同じように胃酸の分泌も減ったりします。
ストレスで胃酸は増えるというよりは、むしろ減る傾向にあったりもします。
なのでどちらかというと胃の粘膜が弱まるから胃が荒れやすくなるというのが実情だったりします。
こういったところがストレスで胃が荒れやすくなるところなんですけれども、これを踏まえましてではどういう胃薬がいいのかと言いますと主に3つあります。
それは胃酸を抑える薬と胃の粘膜を保護する薬、それと胃の緊張をほぐす薬です。
まず胃酸を抑える薬、ストレスがかかりますと胃酸は減る傾向になるって今話したばかりじゃないかと思われるかもしれませんけれども、
胃酸が減ると言っても胃酸自体が胃を荒らすものです。
で、酸を減ると言っても胃酸を全くなくすということはできないです。
胃酸が全くなくなればそれは物が消化できないとかになってしまうので、やはり胃の中に胃酸は残ることになります。
ただ、さらに胃酸を減らすとか、そうすることで胃を刺激するものを減らそうというのが胃酸を減らす薬です。
また、胃酸を弱める薬、生酸剤なんて言い方でもしますけれども、こういった薬もあります。
生酸剤というのは酸を制限する薬ということで生酸剤なんですけれども、こういったものも市販であったりします。
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生酸剤ですと市販薬では炭酸水素ナトリウムとか水酸化アルミニウムゲルと呼ばれる、こういった成分のものが市販薬ではあったりします。
ここらへんは胃酸の強さを弱めてくれます。
胃酸の量は変わらないけれども、胃酸の強さを弱めることで胃を荒れにくくするというのが生酸剤です。
また、胃酸を減らすとなりますと、市販薬では有名なものですとガスター10に入っておりますハモチジン。
この成分は胃酸を抑えること、胃酸の量を減らすことで胃が荒れるのを抑えてくれます。
こういったところが胃酸を抑えるとか胃酸を弱める薬でして、胃が荒れにくくしてくれます。
次に話しますのが胃の粘膜の働きを高める薬。
胃の粘膜とかあと粘液とかもあるんですけれども、体に入った刺激物とか胃酸から胃を守る働きをしてくれるものです。
ストレスで胃の粘膜が弱まってくると胃が荒れやすくなるので、胃の粘膜の働きを高めてあげれば胃を荒れにくくなるというのが、胃の粘膜の働きを助ける薬です。
ちなみになりますけれども、痛み止めで胃が荒れるというのも、胃の粘膜の血液を悪くするというのが主な理由ですので、
そこを補うために胃の粘膜の保護する薬を痛み止めと一緒に処方されるというのは、実際の医療現場ではよくあります。
話し戻しますと、胃の粘膜の働きを助けてくれる薬、市販薬でどんなのがあるかなと言いますと、
テプレノンという成分が入っているセルベール、スクラルファートという成分が入っているスクラート、他にソファルコンが入っているアバロンなどが主にあります。
こういったものが胃の粘膜の働きを助けてくれる薬です。
そして最後になりますけれども、胃腸の緊張をほぐす薬。
先ほどは触れてきませんでしたけれども、ストレスとかで胃腸の動きがおかしくなることがあります。
ストレスがかかって筋肉が固くなるような感じになってしまう。
軽電していくような感じになってしまうことがあります。
胃腸が動こうとしてもうまく動かないという状態です。
胃腸でなくてもよく体が硬い状態でありませんか。
体が硬い状態で動こうとすると、硬くて痛いとか動けない、そういう感じになりませんか。
あの体が硬いと同じようなことがストレスによって胃でも起きてしまいます。
なので胃が硬くなって動きにくい、痛いという状態になります。
そこで胃腸の緊張をほぐす薬、ストレスで胃がキリキリとした痛みが出る方には有効だよと言われております。
市販薬ではどんなものがあるかと言いますと、ロートエキスという成分が入っているアバロンであるとか、
ブチルスコポラミンという成分が入っているブスコパンなどが良いよと言われております。
こういったところがストレスによる胃痛に対する薬の主なところでございました。
ただこういった薬の中でそれぞれ注意があるとすればどんなものがあるのかと言いますと、
胃腸の緊張をほぐす薬は特にキリキリした痛みがあるとか、胃の動きが悪いように効くよと言われているんですけども、
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この薬は緑内障とか全身被害の引き方にはよろしくないよとか、たまにかすみ目になる方もあったりするので注意が必要だったりする薬です。
なのでこういった薬を飲みたいなという方は薬剤師とかに相談いただきたいなと思います。
その他、胃酸を抑える薬と胃の粘膜を保護する薬。
この2つでは即効性があるのは胃酸を抑える薬と言われています。
理由としましては、胃の粘膜を保護する薬の場合は、胃が荒れている状態で粘膜を回復させようとしても、
胃酸というものが邪魔をするせいで、なかなか粘膜を強くできないと。
粘膜を強くしている途中でも胃酸が粘膜を剥がしてしまうということがある。
なので、粘膜を十分に回復させるまでは時間がある程度必要と言われています。
一方、胃酸を抑える薬の方は、薬が吸収されて、
早い段階から胃酸の量を抑えたり、胃酸を弱めてくれます。
荒らす原因となるものを早めに抑えるので、効き目を早く感じやすいと言われています。
では、胃酸を抑える薬の方がいいのかな?と思いきや、
胃酸を抑えすぎると食べ物の消化がうまくいかない、消化不良のようになって下痢をしてしまう方もたまにいらっしゃいますし、
刃持ち人は体質によっては眠気が出たりすることもあります。
速攻性の低い胃の粘膜保護の薬の方が副作用は少ないと言われたりもします。
なので、すぐに効かせたい時は胃酸を抑える薬、長期的に治療していこう。
胃の粘膜の働きを保って、そもそも胃をアレニックしたいよという方であれば、胃の粘膜保護の薬がいいよと言われています。
ただ、この2つのどちらかというわけではなくて、
胃酸を抑える薬と胃の粘膜保護の薬、胃薬と言っても効き方が異なるので、併用ができることが多いです。
なので、胃に不安がある方は併用してもいいと思われます。
といったところが主に止汗薬中心で対応できる胃薬ですけれども、
こういった薬で改善しない場合、医師の指示の下、処方箋でもらえる薬に関しては止汗薬よりも効果が高いものが多いです。
なので、止汗薬で改善しない場合は受診することをお勧めいたします。
今回はこんな感じです。
改めまして小島さん、本当にありがとうございました。
小島さんはコンサルタントという立場で様々なストレスがかかる場面で仕事をしていらっしゃるでしょうし、今回のテーマはまさに小島さんっぽいなと思います。
ストレス社会の現代では胃薬、本当に重宝されやすいかなと思います。
今回話しました薬以外にも、胃薬や止汗薬でも数多くありますし、また漢方が好きな方では漢方での相談などもあると思います。
ただ今回は多くのドラッグストアとかで見かける商品中心に話をさせていただきました。
これ以外のものもありますし、そのお店の方に相談して、このお店ではどんな胃薬があるのか聞いてみるのもいいかと思うんですけども、もしもお店で聞きにくいなど気になることがあれば、いつでもこちらまでご連絡くださいませ。
今回も最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。それではまたお会いしましょう。
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このラジオで話す内容はあくまで一つの説であったり一つの例です。
医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違いますので、自身がかかっている医師や看護師、薬剤師などの話を優先するようお願いいたします。
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