なので栄養ドリンク、取りすぎには注意をした方がいいと思われます。
結果的にはタウリン、確かに肝臓の働きを良くするとか、肝臓の働きをサポートするという効果はあるかもしれませんけども、
栄養ドリンクとかで取りすぎはなるべく注意をしてくださいね。というのがタウリンのまとめでございます。
そして最後の3つ目、フェルビナクについて。
これはよく言う痛み止めなんですけども、痛み止めの成分というのは本当数多くあります。
有名なところではロキソニンのロキソプロフェンとか、ボルタレンのジクロフェナクとか、インドメタシン配合とかもよく聞きますね。
痛みというのは辛いものでありまして、痛みを抑えるというのはとても需要があります。
需要があるということはそれだけ商売のチャンスということもありますし、そもそも多くの方が様々な研究をしてまして、痛み止めに関してはデータも豊富です。
なのでどんどん研究が進んでいる分野とも言えます。そんな痛み止めですけども、いろんな特徴があったりもします。
例えば痛み止めの研究としましては、痛みを抑える効果がとてもある薬があるよ。でもこの薬は胃を荒らしやすいんだ。とか、
疾風とか塗り薬って本当は副作用が少ないよ。胃とか腎臓への負担少ないよ。かぶれちゃったりはすることあるよ。
でもそんな疾風の中にも効果が強すぎるが故に、疾風なのに胃が荒れやすくなるとか、腎臓への負担も懸念されているものもある。とか、
痛み止めとしての効果はイマイチだけど肌荒れの肌の炎症を抑える効果はとても優れているものがあるよ。とか、
痛み止めの中には胃とか腎臓への負担が少ないものの研究をされている。そんなのもよくあったりします。
本当に痛み止めというのは数多くあります。そんな痛み止めの中でもベルビナク配合というのは確かに最近よく目にするなぁと思われます。
先ほど挙げましたボルタレンのジクロフェナクと少し名前が似てますよね。ジクロフェナクとベルビナク。
これ理由としましてはベルビナクもジクロフェナクも同じ系統の名前です。フェニル酸系と言われる痛み止めの仲間です。
そのフェニル系の痛み止めですよというのをわかりやすくするためにこういった名前が付けられております。
薬の成分の中にはこういうふうに自分はどんな系統ですよ、この分類に入りますよというのを名前に盛り込んでおくことで医療従事者にわかりやすくしているというそういったものもあったりします。
そんなフェルビナクですけども特徴としてはどんなものがあるのかなと言いますと、実はこの成分自体は飲み薬としての痛み止めとしては効果が薄いと言われていました。
さきほど挙げましたロキソプロフェンとかジクロフェナクとか比べて効果が落ちると言われています。
で、かといって別に胃とか腎臓への副作用が少ないわけじゃないと。
ということで、あれこの痛み止めってあんまり良くないんじゃないかと思われておりました。
が、このフェルビナク優れた特徴もあります。肌への浸透性が高いという点です。
肌への浸透性、要は軟膏とか湿布としては効果が出やすいという特徴があります。
痛み止めは飲み薬だけではないです。腰痛とか肩が痛いとかでは、むしろ飲み薬よりも湿布の方が優れているとかそういうこともよくあったりします。
飲み薬は全身に効果が出てくれます。が、痛み止めの成分が体の中を巡ることで胃とか腎臓とかの副作用も起きやすくなったりもします。
一方、湿布や軟膏の場合、全身を巡るわけではないのでどこにでも効くというわけではないです。
あくまで軟膏や湿布というのは体の表面から近い部分までしか効果がないようと言われております。
血液という奥の方までは薬が浸透していかないと言われております。なので全身に効果は出ないと言われております。
ですが、この全身に乗らないということで、胃や腎臓とかの副作用を抑えられるという点が軟膏とか湿布にはあります。
残念ながら頭痛とかですと湿布や軟膏とか使いにくいです。頭蓋骨が分厚くて薬が浸透しにくいとか、
あとは薬もやっぱり張りにくいとか使いにくい部位というのもありまして、そういう場合は飲み薬じゃないと辛いということはありますけれども、
腰や肩、手や足など特定の部位が痛いとか、また表面部分の痛みということであれば、湿布とか軟膏で対応できるものはその方が副作用が少ないですし、
使い勝手がいいようと言われております。 ということで、痛み止めの中でも湿布とか軟膏の需要というのはとてもあります。
そういう点からフェルビなく飲み薬ではダメでも、軟膏とか湿布としての効果が優れているのであれば、それで販売は良くされております。
痛み止めとして他の成分と比べて強くはなくても特徴によっては活躍できる分野があるとも言えます。
ということでフェルビなく飲み薬で市販薬で見ることはほとんどないと思います。でも軟膏や湿布だとよく見るよというのはこういうことだったりします。
今回はこんな感じです。今回は薬の成分についての話をさせていただきました。
改めてテーマいただきました、働く人の立ち話の小島さん、本当にありがとうございました。
今回のように何かの成分のことを知りたいよとか、何かの薬について聞いてみたいといったこともいつでもご連絡お待ちしております。
次回は第90回の時、簡単なダイエットの経過報告をするとともに、今回テーマをいただきました小島さんからもう一つテーマをいただきまして、薬剤師あるあるそんなことを話してみようかなと思っております。
今回も最後のお聞きいただきまして誠にありがとうございました。また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。それではまたお会いしましょう。
このラジオで話す内容はあくまで一つの説であったり一つの例です。
医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違いますので、自身がかかっている医師や看護師、薬剤師などの話を優先するようお願いいたします。