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牛は最高何産できる?48歳・39頭を産んだ牛
2026-10-29 29:59

牛は最高何産できる?48歳・39頭を産んだ牛

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00:04
こちらは、島根県出雲市にある小さな牧場から配信しています。
スーパーやコンビニ、皆さんがいつでもどこでも買うことができる牛乳。
普段飲んでいる牛乳の魅力や、楽能の魅力を、楽能家がお話しする構想となっております。
牧場の日常や、牛の鳴き声を聞きながら、お手元に牛乳、ホットミルクを準備して聞いていただくと、
より美味しい牛乳を味わうことができると思います。
牛乳飲む?牧場配信始まりです。
牛乳で乾杯!
はい、おはようございます。
今日が10月29日の木曜日でございます。
10月29日、肉の日です。
肉をたくさん食べてください。
年末に向けて、お肉の値段も下がってきています。
昨日も話しましたが、畜産農家の廃業が続いています。
国産のお肉は食べられなくなります。
本当に気を付けてください。
今日も張り切ってやっていこうと思います。
今日の天気は最高気温21度です。
晴れ時時曇りという天気になっています。
気持ちいい天気ですね。
もうめっきり冬の雰囲気になっています。
風が入っています。
北海道は雪が降ったというニュースも出ていましたが、そんな天気になっています。
今日のお仕事は、種の販売会社が営業に来られるので、それの対応をして、
対比の注文が来ているので、対比の対達をして、
月末なので、いろいろ支払いとか書類仕事をしていかないといけないので、それをしていこうかなというところでございます。
もうちょっと分泌しそうな牛がいるんですけど、なかなかお乳が張っていないので、不安だなと思いながら、
今日はそんな感じで仕事をしていこうと思います。
今日の配信は、またリスナーさんからの質問にお答えしていこうかなと思いますけれども、
川上牧場、牛のお仕事の中で一番好きなのが遺伝改良とか、牛の交配、繁殖管理が好きなんですけれども、
そういうのをずっと聞いていただいているリスナーの皆さんが、いろいろ質問を考えてきてくださりまして、
今日は、交配、遺伝改良を繰り返すと、
03:01
丈夫な牛、聴明な牛を作り続けると、どれくらい最高齢で絞れることができるんですか?という質問が来ておりますので、
今日はギネス記録の皆さんに驚くと思います。
こんな牛いるんだ!というギネス記録の牛さんを出しながら、
これはちょっと例外なんですけど、こういうことですよ、みたいな、こういうのが大事で聴明齢産になりますよ、というのをお話しできたらいいなと思っております。
今日も10分15分くらいの配信していこうと思いますので、牛乳を飲みながら最後まで聞いていただけたらと思います。よろしくお願いします。
はい、ではでは、今日もですね、皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうと思いますけれども、
昨日ね、営業の方が来られるというお話をさせていただいたんですけど、
無人の販売機ですね、自動販売機の会社さんがですね、
なんかキャンペーンみたいなんで、この島根県出雲市で店舗数を増やしていきたいということで、ちょっとお話ししに来られたんですけど、
本当に面白い会社だったんで、ちょっと新しい試みでね、川上僕にもちょっとチャレンジしてみようかなと思いますんで、
また進捗状況がありましたら、各SNSとか音声配信でお伝えしていこうかなと思いますんで、
また新たな試みになりますんで、また大変なことになれるかもしれませんけども、
ちょっとでも面白いことになったらいいなって思ってるんで、ちょっとやっていこうと思いますんで、
今後期待ということでね、またこれは公式LINEとかでもお伝えしましょうかね、
公式LINE登録してくださいよ、よろしくお願いします。
ということで、今日も皆さんと牛乳で乾杯していこうと思いますので、
皆さんが牛乳を準備している間にですね、ちょっとお知らせをしたいなと思います。
川上牧場noteというですね、ブログとか記事を書いたりするアプリをやっております。
毎日配信しているこの音声配信を文字起こしして再構成したものをnoteの記事として毎日上げておりますので、
ぜひ皆さんアカウント登録してログインしてね、読んでいただけたらと思います。
この記事が面白いなとか、もっとよりよく知りたいと思われる方はですね、
メンバーシップというものを準備しておりますので、ぜひ皆さんこちらの方も検討していただけたらと思います。
皆さんのご支援、応援がですね、川上牧場の活動の原動力となりますので、ぜひこちらよろしくお願いします。
このメンバーシップに入ってくださる皆さんのご支援を活用してですね、
ハッシュタグ未来の牛乳という活動をしております。
子供食堂にですね、牛乳を支援したりだとか、小中高の食育活動に参加した際の活動費にね、
こちら当てさせていただこうと思っておりますので、ぜひたくさんの方、メンバーシップに入っていただけたらと思います。
本当に楽能家さんが減って、本当に専入のね、こう行き先もなくなっていて、もうどうしようもないような状況になってますけど、
なんとかこれを変えていくのは子供たちだと思ってるんで、僕はね。
皆さんそちらに応援いただけたらね、嬉しいなと思いますので、ぜひよろしくお願いします。
あと、川上牧場公式LINEをやっておりまして、365日毎日配信してるんですけども、
なかなか毎日は聞けないという方のためにですね、
週に1回まとめの記事が届くという、そんなお手軽な公式LINEになっておりますので、
ぜひ音声配信を聞いている方はですね、概要欄にあるリンクからですね、お友達登録にしていただけたらと思います。
よろしくお願いします。
はい、ということで、今日もお知らせでございました。
では、皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうと思います。
06:01
乾杯!
いただきます。
今日も牛乳飲んでいただいてありがとうございます。
いやー、美味しい牛乳になっておりますね。
この美味しい牛乳をなんとか、牛乳そのものはね、なかなか販売できないっていうのを、
昨日おとついの配信でお話させていただいたんですけど、
いろいろ加工したりとかね、そういうのを自動販売機で売れていったらいいなと思いますし、
川上牧場の体験とか、あとはこういう牛の知識とかね、そういうところまで、
自動販売機で商品を買ったら、そこからなんか新しいきっかけが生まれるみたいな、
ちょっとそういう試みをやってみようかなと思っているんで、
今までにない自動販売機の使い方、ちょっと模索しているんでね、
そういうのをやってみようかなと思います。
この面白い企業さんがね、ちょっと営業に来てくださったんで、一緒にやってみたいなと思っています。
よろしくお願いします。
ではでは、今日もですね、皆さんの質問・コメントをお答えするお便りのコーナーをやっていこうと思います。
各配信アプリ、SNSに来た質問・コメントをお答えするコーナーとなっております。
今日の質問はスプーンという配信アプリから来ました、スプーンネームケンキチポパセリッティさんの質問でございます。
いつもありがとうございます。
質問です。
後輩を繰り返して丈夫な牛を作り出すと、最高何歳まですることができるものですかという質問が来ております。
ありがとうございます。
はい、めちゃめちゃ面白い質問ですね。
牛乳乳製品のことではなく、牛の品種改良、そして年齢ですね。
単純にね、何歳まで生きるんですか?みたいなね、質問よく配信でも聞かれるんで、
大体日本のね、飼われている産業動物として飼われているホルスタインとかは、
大体6歳から7歳ぐらいが平均寿命で牛乳を絞って、その後にお肉になって皆さんの役に立つんですよ、みたいなね、お話ししてるんですけども、
はい、これ丈夫な牛をですね、何世代も何世代も、今飼われているね、牛さんも品種改良で残っている、牛たちが残っているんですけども、
これ、何歳、何歳まで生きると思いますか?何歳まで生きると思いますか?
はい、10歳ですかね?15歳?20歳?いやいや、牛ってそこまでできるかって思ったりするかなと思いますけど、
今回ね、調べてみましたら、世界にはですね、とんでもない牛がいました。
はい、まあ皆さん大好き、ギネス、ギネスですよね、ギネス記録、ギネスワールドレコーズに掲載されている、
最長寿の牛は、なんと48年9ヶ月だそうです。
しかもアイルランドの国営放送のRTEの記録によると、その牛は生涯に39頭の子牛を産んでいます。
今日はこの牛の話から、牛は一体何産までできるのか?
そして長生きする牛と、ラクドンオカにとって長く活躍できる牛は同じなのか?ここまでね、考えてみたいと思います。
09:06
ではこの最長で生きた、世界一長生きした牛、この子の名前がですね、ビッグバーサという名前になっております。
アイルランド南西部のケリー州で、ジェローム・オリアリーさんという農家に飼われていました。
ギネスワールドレコーズによると、記録された寿命は48年9ヶ月で、1993年に亡くなっています。
ちなみに生年については、現在のギネスのページでは1944年から1993年と書かれているそうで、
アイルランドの国営放送のRTEなどでは、1945年から1993年と記載に違いがあります。
なので今日は、資料の間で一致している48年9ヶ月という最長寿命を使って話していきます。
ハルシネーションというか、ちょっと曖昧だったところをね、正確にお伝えしておりますよ。
そしてですね、39頭の子牛を産んだというお話です。
これがですね、驚くのがですね、長生きしたんじゃなくて繁殖の記録なんですよね。
このRTEが残している1986年のニュースの映像では、このビッグバーサが39回目の妊娠を終えて子牛を産んだことが報道されています。
その後のRTEの記録でも、生涯に39頭の子牛を産んだとされています。
39頭ですよ。本当に。
1年に1回落農家が頑張って繁殖管理をしてやったとしても、単純計算で39年間はかかるわけですよ。
普通の落農家がするとですね、そんなことできるのかってちょっと疑うレベルなんですよね。
これホルスタインではないんですよね。
ここは重要なんですけども、ビッグバーサはですね、日本の落農家が普段飼っているホルスタインではなく、
アイルランド産のドリーマンという牛だったとされています。
このドリーマンはアイルランドの在来品種で、お乳とお肉の両方で使われてきた比較的小型から中型の牛です。
現在のドリーマン牛協会もこの品種を丈夫で聴名性があり、10代になっても分辨できる牛として紹介されています。
つまりビッグバーサの記録を見てホルスタインも普通に39さんできると考えるのは違います。
品種も使用環境も求められる生産性も全然違うということですね。
そしてこのビッグバーサ、地域の有名人ならぬ有名牛だったという話していきます。
この牛単に長生きしただけではありません。地元ではかなりの有名牛だったそうです。
セントパトリックスデイのパレードにも登場し、地域の元研究や事前活動の募金にも貢献したとRTEは記録しています。
12:03
つまり48年間生きて39頭の子牛を産んで、さらに地域のチャリティーにも貢献するとんでもない牛ですね。
牛の一生というよりほぼ一人の地域住民みたいな感じですね。
では牛は最高39頭なのか?
ここで質問の答えですね。牛は最高何頭できるのか?
今確認できる有名な記録としてはこのビッグバーサの39頭という数字があります。
ただし生物学的に牛が39頭生むのが限界ですという意味ではありません。
牛には10頭になったら必ず繁殖できなくなるという明確な回数制限が設定されているわけではありません。
健康状態だったり繁殖能力、子宮や卵巣、足、乳房、歯、栄養状態、病気、すべてが維持できて妊娠できれば産児数は重なっていきます。
なので上限を回数だけで決めることは難しいです。
ただ現実の落納では39さんなんてまず起こりませんね。
では日本の乳牛は平均で何さんくらいなのか?
ここで現実に戻っていきます。
農林水産省が2025年に示した資料では日本の乳牛の平均除籍産児は令和5年度で約3.21さんです。
つまり牛群からいなくなる時点で平均すると3さんちょっとです。
一方農水省の過去の技術資料では乳羊牛が1年1産を繰り返し6さん、7さん、8さんと長命連産できることが理想という考え方も示されてきました。
なので39さんという世界記録と日本の平均3さんちょっとではものすごい差があります。
ではなぜ3さんくらいしか生きられないのか?
牛は3さんしか生きられないのかと思われるかもしれませんけどそれはちょっと違うんですよね。
大きな理由はですね寿命が来たからだけではなく途中で牧場から除籍されるからですね。
農水省が挙げている主な理由には繁殖障害だったり乳房園などの乳期障害だったり
死体つまり足やひずめの問題だったりその他の疾病あとは急な死亡ですね死亡事故などがあります。
例えばものすごく落ち血を出すでも妊娠しません。
次の分泌ができないあるいは乳房園を繰り返す足を悪くして立てなくなる。
そうなるとまだ生き物として生きられる年齢でも乳牛として牧場に残ることが難しくなります。
なので寿命と生産寿命は違うという話ですね。
今日の大切なポイントなんですけども牛には単純な寿命という落脳で寿命と落脳でいう生産寿命とこの2つがあります。
家畜改良センターも乳牛の聴名性というのは単純に寿命を全うする能力ではなく経済動物としてどれくらい落脳生産に貢献し続けられるかという考え方だと説明しています。
15:04
つまり20歳まで生きたけれど5歳からほとんど妊娠できていない。
これを乳牛として最高の聴名性とは言いません。
逆に12歳でも毎年安定して分娩して病気が少なく足も乳房も丈夫でちゃんと食べて牛乳を出している。
こういう牛の方が落脳では価値があります。
今回の質問にある後輩を繰り返して丈夫な牛を作るという考え方これかなり重要なんですけどね。
ただ単純に寿命だけを伸ばしたいわけではありません。
妊娠しやすかったり乳房になりにくかったり足が丈夫だったり分娩で大きく崩れなかったり
暑さにも強くて毎年ちゃんと餌を食べてボディーコンディションを維持できる。
そして難産しても安定して牛乳を出してくれる。
こういう牛を増やしたいですよね。
つまり長生きする牛ではなく崩れずに長く働ける牛を作っていくのが大事ということですね。
実際日本の育所もそこに向かっているというお話していきます。
現在の日本のホルスタインの遺伝評価には乳量だけではなく
繁殖性指数、疾病抵抗性指数、在群能力、そして超明齢酸効果という評価があります。
昔はどれだけお乳を出すかが非常に重要でしたが
もちろん今も牛乳の量、乳量は重要なんですけども
たくさんお乳を出して2、3ぐらいで亡くなる牛と
少し乳量は低くても6、3、7、3まで安定して残る牛
経営全体で見たらどちらが優れているのか簡単には決められないんですけども
長いほうが生産コストが抑えやすいですよね。
長く残ると育成のコストも変わるというお話していきます。
なぜ超明齢酸が大事なのか
例えば100頭の鷺乳牛がいる牧場で
毎年たくさんの牛が3、3ぐらいでいなくなったら
その穴を埋めるためにたくさんの育成牛を育てなければいけません。
子牛を産ませてミルクを飲ませて育成して餌を食べさせる
でもその牛が最初の牛乳を出すまでに約2年かかります。
農水省の試算でも
強要年数、飼われている年数を3.5年から5年へ伸ばすことで
100頭の鷺乳牛を維持するために必要な育成牛を58頭から40頭へ減らし
飼料費餌代を年間330万円から365万円程度削減できるケースが示されています。
長生きするのは牛の福祉だけではなく経営にも直結するということですね。
でもとにかく長生きが正解でもないというお話しています。
ここも重要です。
海外の乳牛の超明性をまとめた研究では
高品乳の牛群の生産寿命は平均するとおよそ3年から4年程度とされています。
そして超明性の研究では
最も長く生きること自体が必ず経済性やアニマルウェルフェアの最適解ではないとも指摘されています。
18:02
例えばですね、高齢になって毎年病気になったり治療が必要だったり妊娠しなかったり歩くのも辛い
それでも超明記録を伸ばすぞと飼い続ける
これは牛にとって幸せなのか経営にとっていいのか
これはですね別の問題になります。
なので目標は最高齢ではなく健康な期間を長くすることかなと思います。
では後輩だけで丈夫な牛を作れるのか
ここもですね質問の核心かなと思いますけど答えはできます。
でも後輩だけではできません。
家畜改良センターは乳牛の在群能力つまり長く牛群に残る能力について
遺伝率の低い形質だと説明しています。
つまり遺伝の影響はあります。
だから聴名性の高い主流牛だったり繁殖性の高い主流牛
疾病抵抗性乳房足指定ですね
そういうものを選んで後輩する意味はあります。
でも遺伝だけでは決まりません。
例えばものすごく足の遺伝評価が高い牛でも滑る床で飼ったりとか
ひずめを管理しなかったり作成をしなかったり
あとは牛床のサイズが合っていないとか
これではですね足を痛めてしまいます。
疾病抵抗性が高くても牛舎が不衛生で初熱採作をしなかったり
過密だったりこれではですね病気になります。
繁殖能力が高くても分娩後に餌を食べられず
極端な負のエネルギーバランスになれば受体しにくくなります。
なので遺伝子は壊れにくさの設計図で
使用管理はその設計図を実現する環境と
そんなイメージで考えていただけたらいいかなと思います。
カワガイン牧場でもですねこの遺伝改良をかなり熱心に取り組んでいて
ゲノム検査もしてますよというお話してるんですけど
単純にですね一番乳量が高い牛だけを残すとは考えていません。
繁殖性だったり疾病抵抗性だったり乳房足聴名性いろんな数字を見ます。
その中で次世代に残したい牛に正反物性器を使って
それ以外の牛は受体率とか産児分娩難易度なども見ながら
ホルスタインを交配するのか和牛の受精卵移植を使うのか
そうやって判断していきます。
つまり今やっている交配はですね
5年後10年後の難産まで元気に残れる牛群になるかに
つながっているということですね。
ではビッグバーサのような39頭の産牛を育種目標にすればいいのか
僕はですねそうは思わないんですよね。
あれは世界記録になるほど極端な個体です。
異常値っていうんですけどそういうのはね
ハズレ値ですねハズレ値
しかもですねホルスタインとは違う在来品種です。
管理環境も牛糧も現在の高貧乳の楽能とは違います。
なので39という数字をそのまま現代楽能の目標にはできません。
むしろ33でいなくなる牛を43へ
43でいなくなってしまう牛を53へ
21:00
53の牛をもう739383
789か間違えた。
そうやってね牛が健康なままもう1回分娩できるというね
この積み重ねの方がですね今の楽能には大きな意味があると思います。
楽能からするとですね7383まで残っている牛はそれだけでいろんなハードルを超えてきています。
何度も妊娠して何度も分娩して
その度に貧乳ピークを迎え毎年暑い夏を乗り越え
乳房炎足も元気で代謝病繁殖性
いろんなリスクをですね何度もクリアしてきた。
だから降産児の牛を見ると単におばあちゃん牛というより
何年も選抜を勝ち抜いてきた牛という見方ができます。
一方で降産児になれば必ず優勝とも限らないとお話していきます。
これも単純ではありません。
高齢になるほど病気や事故のリスクは変わります。
そして牛群を改良していくなら若い世代にはより新しい遺伝的改良が入っています。
なので昔の牛を永遠に残した方が遺伝改良として正しいわけでもありません。
聴名性の研究でも最長寿命ではなく最適な生産寿命という考え方が重視されています。
ここがいく種の面白くてとても難しいところですね。
答えがないというところがちょっとあるんですよね。
聴名な牛を作るなら重視したいところが5つあります。
もし難産もできる丈夫な牛を作るなら何を見るかと聞かれたら乳量だけでは見ず、
まず繁殖性ですね。毎年きちんと妊娠できること。
そして乳房、乳房園になりにくく乳頭配置でも良くて削乳しやすい牛。
次に足ですね。指定です。
何年経っても立って歩いて餌を食べに行けて、そしてさらに疾病抵抗性ですね。
そしてボディーコンディションを維持する能力。
実際日本の長命連産効果も在群能力だけではなく、
足、乳房、ボディーコンディション、体細胞スコアなど複数の形質を組み合わせて評価しています。
つまり長寿の遺伝子が一つあるというわけではないということですね。
ビッグバーサーを見るとどうしても39と48年という数字が目に行きますけども、
面白いと思うのはそれだけではありません。
39回近く繁殖でき、39回近く文明を乗り越えた。
それだけの長期間、足が使えて餌を食べれて体を維持できた。
つまり一つの突出した能力ではなく、体全体が壊れなかったという、
これが本当の意味での丈夫な牛なんじゃないかなと思います。
はい、ということで今日も質問いただきましたスプーンネームケンギチボパセリッティさんの質問にお答えしてきましたけども、
交配を繰り返して丈夫な牛を作ると最高何産までできるんですかという質問に答えてみました。
結論をまとめますと、牛に最大10産までみたいな明確な生物学的上限があるわけではありません。
確認できる非常に極端な記録としてアイルランドのビッグバーサーという牛がいます。
24:00
ギネス記録の最長寿記録は48年9ヶ月。
RTEによると生涯に39頭の甲子を産みましたということですね。
ただしこれは世界記録になるほどの例外です。
現在の日本の乳牛は平均除息産児が約3.23なので、現実の楽能で大切なのは39産する牛を作ることではなく、
3産で崩れる牛を4産へ、4産で崩れる牛を5産へ、その1回を健康な状態で増やしていく。
それが経営にも牛のアニマルウェルフェアにも環境負荷にも大きな価値があると思います。
そして後輩だけでは丈夫な牛は完成しません。
ゲノム検査だったり繁殖性だったり疾病抵抗性、乳房、足、長命性、そういう遺伝的な部分を選ぶと。
同時に餌も大事ですし、牛床も大事ですし、初熱対策、蹄の管理、分泌管理、乳房炎対策、これらを日々積み上げていく。
遺伝で壊れにくい牛を作り、腫瘍管理で壊れないように育てる、この両方が必要ですということですね。
40産する牛を川上が作りたいかというと、そんなにあまり興味はないですね。
でも10年後の川上牧場で、6産、7産、8産になっても、普通に餌を食べて、普通に歩いて、普通に妊娠して、普通に牛乳を出している牛が増えたら、
それはかなり良い牛群になっているんじゃないかなと、良い方向性で改良されているんじゃないかなと言えると思います。
実はその普通にできる、何年も続けることが一番難しいんですよね。
ビッグバーサの48年9ヶ月、39頭という世界記録はすごいですけれども、それを目指すのは本当に大切なんですけれども、
記録を作る牛より、毎年大きく崩れずに仕事を続けられる牛、そういう牛を交配しながら、遺伝改良しながら、使用管理の両方から少しずつ増やしていきたいなと思います。
はい、ということで今日の質問にお答えしてきました。ありがとうございます。
はい、ということで遺伝改良の話で、ちょっと難しい言葉がいっぱい出てきたかなと思いますけれども、
ぜひね、楽能データファンクで検索してもらうと難しい言葉はすぐ出てきますんで。
はい、ポディがね、本当に良くなったんで、ポディで読んでいただくと難しい記事だなとか、音声で聞いてもちょっと分かりにくいなってくる方はですね、文字起こしの方からね、聞いてもらうといいかなと思います。
補足いっぱい書いてあったりね、グラフにしたったりとかして見やすくなってますんで、はい、ぜひ見ていただけたらと思いますけれども。
はい、でもこのビッグバーサは本当に48年で9ヶ月で39頭というね、牛ですけど、これ本当にホルスタインで考えたら、
ね、黒毛和牛1頭が今平均80万で売れるとして、80万×40頭として市販32でしょ。
それだけで3億円でしょ、牛1頭で。夢がある、夢があるよ。
はい、ということで皆さんもね、ぜひね、聴名連鎖を目指して、夢があるね、この楽能の世界に飛び込んできていただけたら嬉しいなと思います。よろしくお願いします。
27:06
はい、ということで今日はこれで終わっていこうかなと思いますけれども、川上牧場のKindle文楽の未経験者のために遺伝改良と使用設計編こちら発売しております。
Kindleの方で購入できますので、ぜひ読んでみていただけたらと思います。
このKindleのデータを読み込ませたAI、ファームエコAIというものを作りまして、この音声配信の概要欄にリンクつけておりますんで、ぜひ触ってみていただけたらと思います。
AI触ってみたいんだけどどうしたらいいかなとか、AIってどうやって使うんだろうって悩んでいる方はですね、ぜひこちらからよろしくお願いします。
あと川上牧場が作りました黒毛和牛の均衡係数が計算できるアプリ、和牛交配チェックというものを作りまして、昨日も増えまして86の牧場で使っていただいております。ありがとうございます。
年内100目指していきたいので、ぜひこちらの方よろしくお願いします。
昨日このアプリから見れる築地レポート、日本の家畜市場とこのアプリ使って利用状況を組み合わせて作ったレポートがありますので、ぜひこちらの方も読んでいただけたらと思います。
ということで今日はこれで終わっていこうと思います。
お仕事の方、学校の方、いってらっしゃい。みんな牛乳飲んでね。バイバイ。
川上牧場ではリスナーの皆様からのお便り、ご感想を募集しております。
川上牧場とやってみたいこと、やって欲しいことなど、ご自由にコメント欄やDMなどでお気軽にお寄せください。
皆さんのご意見が新しい楽能を作っていきます。
最後まで配信を聞いていただいてありがとうございます。
次回の配信もぜひお楽しみに。
29:59

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