093 誰かのために動くとき、わたしが生まれる―馬との暮らしが教えてくれる役割とつながりの話(対話集1からの気づき後編)
2025-04-16 13:14

093 誰かのために動くとき、わたしが生まれる―馬との暮らしが教えてくれる役割とつながりの話(対話集1からの気づき後編)

今回のテーマは「他者とのつながりの中で見えてくる“わたし”」。

前回(091回)のエピソードで、スタッフ・いくみさんとの対話の音声をお送りしましたが、その対話からの黍原なりの気づきを深掘る後編となります。

馬との暮らしを通して浮かび上がる、大切な気づきの数々をお届けします。

後編となる今回は、対話集からの学びの続きを深掘り。子どもたちが馬の世話を通じて「誰かのために動く喜び」や「自分の役割」に出会っていく様子、そして、年齢や立場にとらわれず「みんなが対等であること」の感覚について語られます。
馬という存在が、自然と人と人のあいだの壁を取り払い、「ただ一人の人間としてそこにいる」ことの尊さを教えてくれる――そんな時間の中に、静かに流れる豊かな学びがあります。

自分自身を見つめ直したり、子どもたちとの関係を考えたりするヒントが詰まったエピソード。
まるでその場にいるような感覚で、心あたたまる時間をぜひ味わってみてください。
最後には、対話から生まれた一曲もお楽しみに。ぜひ最後までお聴きください。

■対話集1の紹介ページ

馬と暮らす中で、自分とつながり、他者とつながる−大きな命と向き合うことで、もたらされるもの
https://kamakoma.org/booklet/

■関連エピソード
▼010 馬との関わりは、子どもとのコミュニケーションに通じる スタッフ研修に馬が良い理由
https://spoti.fi/3EofuuW

対話集1の「はじめに」より

 三陸駒舎には、毎日のように子どもたちがやってきて、馬や周りの自然と共に過ごす中で、そこでは様々なことが起こっています。それはとても豊かな時間だなぁという感覚はあるのですが、なかなか言葉には成りません。一緒に現場をつくっているスタッフのいくみさんと対話をしながらその感覚を探ってみました。

対話集1から取り上げたテーマ

【3】他者のために動く中で、自分の役割が生まれる

「馬との暮らし」の中に自分たちもいる

  • 馬のために草を集めてるところとかも、 なんか友達とは違う、 みんな仲間だよねみたいな雰囲気が見えて
  • 自分以外の存在に対しての思いだったり、 大事だよねみたいな気持ちだったり…

「ただいるだけ」で力が与えられる

  • 学校だとやらされているって強制感があって… ここでは自然と自分からやりたい という気持ちが出てくる
  • みんな自然と、こう吸い込まれるように動物たちのところに行ってますよね。

【4】ここは対等で、みんな一緒だ

「自分」と「子ども」を分けて…

  • 子どもに対しても同じで 自分の正直な気持ちを、ぶつけてなかった
  • 「自分」対「子ども」みたいに分けて 関わっていた。

ここは対等で、みんな一緒だ

  • 「分ける」って先入観がある感じがします。 馬は、先入観なく、フラットに関わってきます。
  • この馬のあり方が、「この場はみんな一緒」という感覚を生み出している

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三陸駒舎 https://kamakoma.org
お便りフォーム https://bit.ly/4hhsQr1

最後に流れる曲は、本編で話した内容を文字起こしして、生成AIで作詞作曲しました。
(今回のエピソードの雰囲気が表現されているかと)

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同じ風の中で

[Verse]
朝の光に草を摘む手
小さな背中に宿る夢
誰かのために動くとき
心がふっとあたたかくなる

[Chorus]
馬の瞳に映るのは
大人も子供もない姿
役割じゃなく、在ることが
ここでの力になる

[Verse]
「やらされてる」じゃなく「やりたい」
そんな想いが自然に芽生え
ただそこにいるだけで
生まれる居場所がある

[Chorus]
馬の歩みにそっと寄り添い
分けることで見失ったものを
今ここで取り戻すように
ひとつに溶けていく

[Bridge]
誰かを想うことで
巡り巡って 自分も癒される
横も縦もなく ただ隣に
同じ風を感じてる

[Outro]
ありがとう、今日も生きてる
馬と子供たちと一緒に
この優しい時間を胸に
明日へ歩いていこう

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## キーワード

`馬との関わり` `自己理解` `対等な関係`

## 主な学び

1. 馬と向き合うとこちらのすべてがらわになる: 馬と暮らすことで自分と他者とのつながりを深め、大きな命と向き合うことができる。

2. 馬はダイレクトに本当に自分って感じ: 馬との関わりを通じて、自己の本質を直接的に感じることができる。

3. 他者のために働く中で自分の役割が生まれる: 他者のために働くことで、自分の役割や居場所を見つけることができる。

4. ここは対等で、みんな一緒だ: 馬との関わりを通じて、対等な関係性を築くことができる。

## 知識の説明

### 1. 馬と向き合うとこちらのすべてがらわになる

- **キーポイント**

  - 馬との暮らしを通じて自分自身を見つめ直す。

  - 他者とのつながりを感じることができる。

- **説明**

  馬と暮らすことで、自然と自分の内面を見つめ直す機会が増え、他者との関係性も深まる。馬の世話をすることで、他者のために働くことの意義を感じ、自分の役割や居場所を見つけることができる。

### 2. 馬はダイレクトに本当に自分って感じ

- **キーポイント**

  - 馬は先入観なくフラットに関わる。

  - 自分の正直な気持ちをぶつけることができる。

- **説明**

  馬は人間のように先入観を持たず、フラットに接するため、関わる人も自然と自分の本質をさらけ出すことができる。これにより、自己理解が深まる。

### 3. 他者のために働く中で自分の役割が生まれる

- **キーポイント**

  - 他者のために働くことで力が湧いてくる。

  - 自然と自分がやりたいという気持ちが出てくる。

- **説明**

  馬の世話を通じて、他者のために働くことの意義を感じる。学校のように強制されるのではなく、自然と自分がやりたいという気持ちが湧き上がり、他者を大事にすることで自分自身も大事にできるようになる。

### 4. ここは対等で、みんな一緒だ

- **キーポイント**

  - 馬は先入観なくフラットに関わる。

  - 子供と大人の区別なく、一人の人間として関わる。

- **説明**

  馬は先入観を持たずにフラットに接するため、関わる人々も自然と対等な関係性を築くことができる。子供と大人の区別なく、一人の人間として関わることができる。

感想

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00:00
三駒ラジオ地区100年を超える古民家で馬3頭とともに暮らしながら、ホースセラピーの取り組みをしているきびはらがお送りいたします。
さて、今回のテーマは、前回に引き続き、対話集1からの気づき
馬と暮らす中で自分とつながり他者とつながる大きな命と向き合うことでもたらされるものという
対話の小冊子からの気づきをお送りいたします。
前回2つお届けしたのですが,僕たちの三里駒舎の現場でどんなことが子どもたちにもたらされているかなというようなものをお伝えしていました。
続きとして,あと残り2つ大きくあるのですが,1つが他者のために働く中で自分の役割が生まれるというお話です。
この対話,前々回のところでこの音源が出ているので聞いていただけるといいのですが,
子どもたちが馬のお世話を毎回しているのですが,その場面を思い描きながら話しているところです。
あたような相手の育美さんはこういうふうに言っていて,馬との暮らしの中に自分たちもいるということで,
馬のために草を集めているところとかもなんか友達とは違う,みんな仲間だよねみたいな雰囲気が見えてと言っていて,
それがさらにこういうふうに重ねていっているのですが,自分以外の存在に対しての思いだったり,大事だよねみたいな気持ちだったりというものがそこで生まれているのではないかなと言っています。
子どもたちの表情もすごく満たされているように見えるなと言っていたりします。
僕自身はお世話をするというのが,他者のために働く中で自分の役割とか居場所が生まれてくるのではないかなというふうに思っていて,
他の人のためだからこそ力が湧いてくるというようなことがあるなというふうに思っています。
さらに,ただいるだけで力が与えられているというようなことも言っていて,こういうことをいくみさんが話していて,
学校だとやらされているって強制感があって,ここでは自然と自分からやりたいという気持ちが出てくる。
03:05
みんな自然と吸い込まれるように動物たちのところに行ってますよねというふうに言っています。
そうなんですよね。
なんとなく動物たち,何だろうな,他者を大事にすることでめぐりめぐって自分自身を大事にできるなというか,
最近,自己肯定感とかという話がありますけれども,それとはちょっと違う,
満たされていくというか,自分の中から湧き起こってくるようなエネルギーみたいなものが動物たちと関わるとあるんじゃないかなというふうに,
その話をやり取りしていてちょっと思った次第です。
次2つ目,前半1つ,2つと話したので,最後4つ目になるんですけれども,
後半の2つ目は,ここは対等でみんな一緒だというようなことです。
これも対話集から抜き出して話をすると,子供に対しても同じで自分の正直な気持ちをぶつけてなかった。
自分対子供みたいに分けて関わっていた。
自分と子供を分けながら変わってきたような感覚があったなというような感じを話しています。
これはどうでしょうね。
対等,馬自体があまり分け隔てなく見ているというところがあって,
それが自然と自分と子供と分けていたみたいな自分自身のところに違和感が生まれてくるというところがあるんじゃないかなというふうに思っていて,
それに対して,僕こういうコメントをしていて,
分けて,自分対子供みたいに分けて関わっていたというところに対して,
分けるって先入観がある感じがします。
馬は先入観なくフラットに関わってきます。
この馬の在り方がこの場はみんな一緒という感覚を生み出しているというふうに,
対話集の文章を下に,対話集の文章をずっと対話した内容があって,
その上にコメントを僕たちが,僕とゆきみみさんがつけているんですけども,
僕がこういうふうにつけてました。
やっぱり馬は本当にそういう存在としていてくれるので,
06:06
その中に人間のいろんなものを分け隔ててしまうような,
もちろん分けることで分かるっていう,
分ける,分かるって同じ漢字使いますけども,
語源は一緒なのかなっていう,分けることで分かるみたいなことはあるんだけど,
分けてしまうことで見失うものがあって,
それを馬は元の根源的なところに引き戻してくれるというか,
そういうところはあるなという,
よくここの現場では子どもと大人,
横の関係とかって言いますけども,横もクソもなくて,
子どもも大人もないというか,
本当に一人の人間として,相手子どもだけど相手も一人の人間として関わるみたいな,
そういう対等なやり取りが生まれるのも,
馬の中そういう存在感みたいなところから,
自然とそれがなっていくというか,
馬によってそういう形に変わって生かさってしまうみたいな,
刺さる,生かさる,これ方言ですけど,
何ていうか,中等体的な感じですよね,
かかさんないとか,鉛筆が,このボールペンかかさんないとか,
まるまる刺さんないとかって言うんですけども,
これすごくいい,かけないじゃないですかね,
何ていうのかな,やろうとしてるけど自然とそうならないみたいな,
まるまる刺さらないみたいな,かかさんないとかってよく言いますけど,
そういう感じにさせられてしまうみたいな,刺さってしまっているみたいな感じはあります。
それもこっちは望んでいるわけではなくて,
自然とそうなっているというところからそういうものが滲み出していて,
それが自然と染み込んでいるみたいな感じ。
そういうわけで自然とそういう振る舞いができるというのはそういうことからかなと思ったりしていました。
ということで,4つ,前半と含めて,対話集から気づきということで挙げました。
振り返ると1つ目が馬と向き合うとこちらの全てがラワーになる。
2つ目が馬はダイレクトに本当に自分って感じ。
後半が3つ目,4つ目で,3つ目が他者のために動く中で自分の役割が生まれる。
09:04
4つ目最後がここは対等でみんな一緒だというようなところを語ってきました。
ぜひご興味のある方はこの対話集にコメントをつけてあるので,
それを見ていただくともう少し僕が話した内容が,
そういうところから話しているんだとか,
今回取り上げなかったところもいろいろ話として出てきて,
コミュニケーションの,子供たちと測る上での本質というか,
これ大事だよねみたいなところがたくさん出ているのではないか,
そんなにページ数も多くなくてさらっと読めると思いますので,
もしご興味があれば概要欄とかホームページにも紹介してあるページがありますので,
ご覧いただければと思います。
ということで一旦これで対話集その1シリーズ終わりにしたいと思います。
ということで今日もお聞きいただきありがとうございました。
良い一日をお過ごしください。
最後にいつもの最近やってる曲を一曲聴いていただき,
そのままお別れしたいと思います。
この時心がふと暖かくなる
ブナの瞳に映るのは大人も子供もない姿
役割じゃなくあることがここでの力になる
やらされてるじゃなくやりたい
そんな思いが自然そこにいるだけで
生まれる居場所が分けることで
見失ったものここでどこで
12:11
巡り巡って自分も癒される
横も縦もなくただ隣に
同じ風を感じて
ありがとう
今日も生きてる
また子供たちと一緒に
この優しい時を胸に
明日へ
13:14

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