092 馬が映すわたしの姿―スタッフとの対話で見えてきた関係性の変化(対話集1からの気づき前編)
2025-04-10 13:40

092 馬が映すわたしの姿―スタッフとの対話で見えてきた関係性の変化(対話集1からの気づき前編)

今回のテーマは、「スタッフとの対話から見えてきたもの」。

前回(091回)のエピソードで、スタッフ・いくみさんとの対話の音声をお送りしましたが、その対話からの黍原なりの気づきを深掘っていきます。

馬と共に暮らす日々の中で、自分自身と向き合い、他者との関係性がどう変化していくのか。現場で共に過ごすスタッフ・いくみさんとの深い対話を通して、そのプロセスが少しずつ言葉として紡がれていきます。

ホースセラピーの現場で起きる、言葉にならないほど豊かな時間。そのなかで見えてきたのは、「評価を気にしていた自分」から「本気で関わる自分」への変化。そして、馬との関係性が、やがて子どもたちとの関係にも波紋のように広がっていく様子。

「馬はまるで鏡のように自分を映し出す」。
そんな不思議で深い体験のなかで、人はどのように変わっていくのでしょうか。

気づきや変化の種が、静かに、しかし確かに芽吹いていく現場の物語。
あなたもその場に立ち会うような気持ちで、ぜひ最後までお聴きください。

■対話集1の紹介ページ

馬と暮らす中で、自分とつながり、他者とつながる−大きな命と向き合うことで、もたらされるもの
https://kamakoma.org/booklet/

■関連エピソード
▼051 馬は最高の師匠〜スタッフ育成のカギは馬がにぎる
https://spoti.fi/3ErQjrg

対話集1の「はじめに」より

 三陸駒舎には、毎日のように子どもたちがやってきて、馬や周りの自然と共に過ごす中で、そこでは様々なことが起こっています。それはとても豊かな時間だなぁという感覚はあるのですが、なかなか言葉には成りません。一緒に現場をつくっているスタッフのいくみさんと対話をしながらその感覚を探ってみました。

対話集1から取り上げたテーマ

【1】馬と向き合うと、こちらの全てが露わになる

馬と出会えたことは大きな変化

  • 今まで目を背けていたところを突きつけられる
  • いままで人の評価を気にしながら生きてきた
  • そこで向き合っていかないと、 馬との関係も変わっていかない
  • ちょっとずつ馬と関わりながら、 変化していった

馬との変化が、子どもに対しても

  • (人の評価を)気にしなくなったから、 馬との関係も変わった
  • いままでは馬を通して自分と向き合っていたんですけど、次第に馬自身を見つめられるように
  • 正直に向き合う、関わるというか、 子どもと本当に対等に日々過ごせている

【2】馬は、ダイレクトに本当に自分

子どもとの関わりの中で

  • 子どもと関わって、 自分が こうだったから、こういう返しだった
  • 「あり方」よりも「やり方」を意識している

馬との関わりの中で

  • 馬は、ダイレクトに、本当に自分って感じ
  • 馬と関わっていると、 自分のより深いところに触れる
  • 馬の場合は、その人の「あり方・生き方」が 問われてくる

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三陸駒舎 https://kamakoma.org
お便りフォーム https://bit.ly/4hhsQr1

最後に流れる曲は、本編で話した内容を文字起こしして、生成AIで作詞作曲しました。
(今回のエピソードの雰囲気が表現されているかと)

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本気のまなざし

[Verse]
古民家に吹く風の中で
馬と歩いた静かな朝
鏡のように映る心
逃げていた影に出会った

[Chorus]
まっすぐな瞳が問いかける
ほんとの君はどこにいるの?
評価じゃない、形じゃない
今ここにある命の声を

[Verse]
子どもたちの笑いとともに
揺れる木漏れ日が優しくて
本気じゃなきゃ伝わらない
誤魔化しのない日々が始まる

[Bridge]
恐れも迷いも包み込んで
馬の背中に預けたなら
私は私でいいんだって
やっと、やっと気づけたんだ

[Outro]
馬とともに、歩く道は
言葉を超えて響いてく
つながる命、育つ絆
ただそこにある真実だけ

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## キーワード

`馬との対話` `内面成長` `自己認識`

## 主な学び

1. 馬と向き合うことで全てがあらわになる: 馬との日々の対話や関わりを通して、自己や他者との関係、また人間関係全般における真実が表面化し、自身のあり方が変化していくという知識点。

2. 馬はダイレクトに本当の自分を映し出す: 馬との関わりは、自己のあり方や生き方の本質を直接的に反映し、行動や内面的な状態が馬を通じて明らかになるという考え方を示す知識点。

## 知識の説明

### 1. 馬と向き合うことで全てがあらわになる

- **キーポイント**

  - スタッフのいくみさんは、保育士としての経験を持ちつつ、馬と初めて向き合うことで自分自身の評価へのこだわりを捨て始めた。

  - 最初は馬を通じて自分自身と向き合い、次第に内面から外へと意識が広がる変化があった。

  - 馬との関わりで、子どもたちとの対等な関係が築かれるようになった。

  - 対話集として記録された音声は、2024年の9月27日に収録されたもので、スタッフとの対話を深く掘り下げた内容となっている。

- **説明**

  スタッフのいくみさんが自身の過去の保育士や学童の現場から、馬との初めての出会いを通して、今まで避けていた内面の部分と向き合い、本人の評価へのこだわりを捨てる過程が語られている。馬との関係を通じ、ご自身のあり方が徐々に内側から外へと広がり、その結果、子供たちとも対等な立場で日々を過ごせるようになったという事実が強調されている。対話の中には、馬が関係性の鏡のように個人の内面を映し出すというコメントが多数見受けられる。

- **スタッフいくみさんの変化の実例**

  > いくみさんは、もともと保育士や学童の現場で働いていたが、馬と出会ったことが人生の大きな転機となった。最初は馬を通して自分自身の内面と向き合い、評価や見られ方にとらわれる自分を反省。その後、馬とのふれあいの中で、自己の狭い意識が広がり、内側から外側へと意識が変化していくことを実感。これにより、子供たちとの関係もより対等かつ本気で向き合えるようになった。

  1. いくみさんは、これまで人の評価を常に意識して生きてきた。

  2. 馬との関わりの中で、評価ではなく自身の本来の在り方に気づくこととなった。

  3. この変化は、日常の対話やふれあいによって深化し、子供たちとのコミュニケーションにも好影響を与えた。

### 2. 馬はダイレクトに本当の自分を映し出す

- **キーポイント**

  - 馬との接触により、利用者は自分自身のあり方や行動がそのまま馬に反映されることを実感する。

  - 馬は利用者にとって、単なる動物以上の存在であり、自己認識の鏡として機能する。

  - 自己のあり方ややり方が、馬を通して明確になり、具体的な行動変化が求められる。

  - 馬との関わりの中で、表面的な手法ではなく内面的な自己認識が重要であることが強調される。

- **説明**

  この知識点では、馬との関わりがどのようにして利用者の本当の自分を映し出すか、またその結果、利用者が自分自身を如何に認識し、変革していくかが議論されている。例えば、最初は馬との関わりでやり方にとらわれた結果、うまく行かないことがあったが、馬自身が利用者の恐れや不一致な意識をそのまま返してくることで、内面の問題点が浮き彫りになった。こうした経験を通じて利用者は、自分の潜在的な部分に気づき、自己の生き様全体を見つめ直す機会となった。

- **馬による反映効果の実例**

  > 対話中で、スタッフいくみさんは、『馬が自分の本当の状態をダイレクトに返してくる』と語っており、これは自分自身が隠している恐れや内面の矛盾が馬との関係を通じて露呈される現象を指す。例えば、馬が動かず、期待通りの反応が得られない状況は、利用者が自己の内面と向き合えていないことを示すサインとして捉えられた。

  1. 馬との直接的な接触を通じ、利用者は自分の内面のあり方や行動が反映されることを経験。

  2. この現象は、利用者自身が自己の内面に正直になり、本当のあり方を模索するきっかけとなった。

  3. 馬の反応を通じて、表面的な手法ではなく内面的な成長が求められるという教訓が得られた。

感想

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00:00
さんこまラジオ 地区100年を超える古民家で馬さんと共に暮らしながら ホースセラピーの取り組みをしている きびはらがお送りいたします。
さて、今回のテーマは
スタッフとの対話から見えてきたもの 馬と暮らす中で自分と繋がり他者と繋がる 大きな命と向き合うことでもたらされるもの
ということです。
前回の対話集を作りました。 その時の音源を流したのですが
実は対話集になった時に 話している内容なので分かりやすくリライトというか文章を整えてあるのですが
そこにさらにコメントをつけて その対話したものを深掘りしています。
そういったことも含めて この対話から何が見えてきたかなというのを大きく4つ取り上げていきたいなと思っております。
対話集を持っている方はこれを聞いていただくと さらに僕の視点が見えてきたりとか
前回の音源を聞きながら聞いていただいてから もう一回これを聞いていただくと
なるほどというところもあると思いますので お付き合いください。
ということで一つ目。
ちょっと見出しというかがあるんですけども 先にこの冊子の表紙にこうやって書いてあって
三陸駒舎には毎日のように子どもたちがやってきて 馬や周りの自然と共に過ごす中で
そこでは様々なことが起こっています。
それはとても豊かな時間だなという感覚はあるのですが なかなか言葉にはなりません。
一緒に現場を作っているスタッフの井組さんと対応しながら その感覚を探ってみましたということで
収録したのは2024年の9月27日なんですけども そこから見えてきたものをいくつか紹介していきます。
もしかしたらこれちょっと長くなって前半後半 別れるかもしれません。
一つ目が馬と向き合うと こちらのすべてがあらわになるというお話です。
井組さんはうちに来るまでは保育士とか学童とかのスタッフをやっていたんですけども
馬とは全然していなくて そういったものを子ども園にもいたのか
そこから千葉から移住してきて 5年目になるんですけども
初めて馬と出会ってという中で いろんな気づきがあったという話をしていました。
馬と出会えたことはすごく大きな変化ですっていうふうに言っていて
こんなコメントをいくつか残しています。
03:02
今まで目を背けていたところを突きつけられる
今まで人の評価を気にしながら生きてきた
あとはそこで向き合っていかないと 馬との関係も変わっていかない
そういう評価して生きてきたけど
それを向き合っていかないと 馬との関係がいかないっていうのがあって
それでちょっとずつ馬と関わりながら 変化していったっていうことを話しています。
その馬との変化っていうのが子どもに対しても
子どもとの関わりにも影響していたよって話をしていて
まず最初に馬との変化があるんだけど
人の評価っていうのを気にしなくなったから 馬との関係も変わっていったって言っていて
最初は馬を通して自分と向き合っていたんですけど
次第に馬自身を見つめられるようになっていったと
最初はコメントにも入れたんですけど
まず意識が自分自分みたいな感じだったけど
だんだん馬と私の間のところに 関係性のところにいって
最近は馬のことを気遣うというか
外に馬というところに意識が向きられるようになってきたって話をしていて
だんだん内側から外に開いていったっていうことを話されています。
その中で正直に向き合う関わるというか
子供と本当に対等に日々過ごせているっていうふうに
そういう変化があったよって話をしています。
育美さん自身もこれまで子供との現場の経験はあったんだけども
どっかででもこうしていねばならないとか
他のスタッフからどう見られてるんだとか
人の評価っていうのがずっと常に頭の端っこにあって
まず馬と対等に関わることができるようになってきたら
子供との関係も変わっていったって話をしています。
まさに馬のことっていうのが人間同士の関わりにも
本当に直結していくというか
なので馬は子供たちの先生でもあるけども
僕たち大人の先生でもあるなっていうのは
僕自身もよくいつも思ってるし
いろんな人にそういうふうに伝えてるところでした。
2つ目
これコメントから抜き出してもらったタイトルは
06:01
2つ目は馬はダイレクトに本当に自分って言ってて
子供との関わりの中で子供と関わっていて
自分がこうだったからこう誘拐したって言ってるんですよ。
自分自身のあり方みたいなところが
それはそのまま子供からも返ってくるみたいな
だから本気じゃないと子供たちも本気の
関わり方にならないみたいなことがあったなって話をしています。
さらにあり方よりもやり方を意識しているみたいなことを
話をしてて
いわゆる
自分の自身が本当にさっきの1つ目とつながってますけども
どうやったらいいかとか
そういったところばっかり意識が行っていて
なかなかうまくいかなかったっていうのが最初の頃でしたという話です。
そこから馬との関わり方で
馬と関わっているとダイレクトに本当に自分って感じって言ってて
自分のありようみたいなのが本当に馬が返してくるというか
自分のありようが写し鏡のように馬がそこにいて
行動として現れるみたいなことがあって
走ってほしいのに全然馬が動かないとか
そういうちぐはぐなことが意識と
意識っていうか本当のところでは恐れとかいろいろあるんだけど
それを隠しているからうまくいかなかったりするっていうことがあると。
もう1個が馬と関わっていると自分のより深いところに触れるって言ってるんです。
そういう潜在的なものというか
そういうところに触れるような時間だったなっていう。
もう1個言ってるのが馬の場合は
その人のあり方生き方が問われてくるって言ってるんですよね。
なので小手先のこういう子どもとの関わり方とか
言い方をしたらいいよとかそういう話じゃなくって
本当にその人自身の生き様みたいなものが馬を通してアプリ出されて
本当そこまるごと私自身がまるごと変わってくるような経験が馬を飼い主とあるっていうようなことを
言ってたなっていうふうに僕は受け取りました。
ちょっと説明これなかなかうまくできないんだけど
それは台湾の中だからこそこういういろんな話とコメントとして出てきてて
09:08
そういった部分が馬の中で起こってるし
言葉になり得ないようなものがあるので
でも対話だとそういったものがちょっとずつ言葉として出てきてて
最後に対話集はその上に書き起こしたものに
僕も生久美さんもコメントをつけていって
よりそれを掘り下げていくっていうようなことをしています。
ということでちょっと10分近くなったので
ちょっとまだ残り2つほどあるんですけども
今回はこれぐらいにして
対話から見てきたものの前編としたいと思います。
またコメントとか感想などあったら
お便りフォームみたいなのが概要欄にもありますし
それぞれポッドキャストのコメント欄とかにも書き込んでいただいても大丈夫です。
その中を受けて
質問に対してのいろいろそのテーマでお話したりすることもできますので
ぜひ現場でこんなこと困ってるとか
これってどうなんだろうとか
馬ってどうやったら飼えますかみたいな何でもいいです。
そんなことをお答えしながらやっていきたいなというふうに思ってます。
最後に今回も
今回のこのしゃべった内容を元にして
生成愛で作詞作曲した曲をつけておきます。
今回すごく具体というかちょっと感覚的なこともあるので
その中そういう感覚なのかっていう雰囲気が入ってくるような
そんな曲になるんじゃないかなという
これから作るのでどうなるかわかりませんけど
言わんとしたことが空気感で伝わるというか
曲にして作詞にして作詞して曲にすると
そうなるんだなみたいなことが起こってますので
よかったら聞いていただけると
言わんとしてたことが別の角度から入ってくるんじゃないかと
思いますのでよかったらお聞きください。
ということで
今日も良い1日をお過ごしください。ありがとうございました。
本当の君はどこにいるの
12:03
評価じゃない形じゃない
今ここにある命の声を
友達の笑いと共に
揺れる木漏れ日が優しくて
本気じゃなきゃ変わらない
誤魔化しのない日々が始まる
踊れの迷いも包み込む
馬の背中に預けたなら
私は私でいいんだ
やっと見つけた道は
言葉を越えて響いて
繋がる色真実だけ
13:40

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