044 東日本大震災から11年目を迎えて〜三陸沿岸の子どもの状況
2022-03-15 17:18

044 東日本大震災から11年目を迎えて〜三陸沿岸の子どもの状況

東日本大震災から11年目の3月11日は、三陸駒舎では、馬のお世話をしたり、子ども達のセラピーの受け入れをしたり、いつもと同じ日常の時間が流れていました。


子ども達が幸せに過ごせる日常を積み重ねることも重要ですが、3.11の節目として、11年目の状況、今感じていることを残しておきたいと思います。



▼Yahooニュースに掲載〜馬が自然が子どもを癒やし成長させる 毎月延べ200人が利用する岩手・釜石市の三陸駒舎

https://kamakoma.org/yahoo-news311/


▼ふるさと納税で馬や子どもを応援!〜地域に根ざした仕事づくり「福祉×パン×馬」プロジェクトも開始

https://kamakoma.org/furusato-nouzei/


▼子供ストレス「要支援」増  県教委調査 沿岸部児童割合高く 「震災10年」やコロナ影響か

https://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20220302-OYTNT50149/


▼震災、直接の記憶ない子の心にも影響 被災地で調査

https://www.asahi.com/articles/ASL2N3CGQL2NUNHB001.html


▼合わせて聴きたい

035 ある男の子の成長ストーリー「ここに来ると障害があるのを忘れます」〜誰とでも平等に接する馬が、障害という概念を溶かしていく

https://anchor.fm/kamakoma/episodes/035-e1cmrf5


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さんこまラジオ、築95年の古民家で馬3頭と共に暮らしながら、ホースセラピーの取り組みをしている三陸駒舎のきびはらが、馬との暮らしや子どもとの関わり方などについてお話ししております。
さて今回のテーマは、3.11から11年目を迎えて、というテーマでお送りしていきます。
収録している今日は、2022年3月11日なんですけども、東日本大震災からちょうど11年目の日にあたります。
三陸駒舎は馬がいて、毎日子どもたちが来てというような場所なので、今日も子どもたちが来たりとか、馬のお世話をしたりとか、日々淡々と日常を積み重ねているわけですけども、
3.11から11年目ということもあって、今の被災地の状況とか、これから必要なことなどについて、今考えていることを残しておきたいなということで、今日お話ししています。
昨年は10年目というちょっと大きな節目でもあったので、新聞での取り上げも多かったりとか、うちもヤフーニュースに記事を掲載していただいたりとかっていうこともあったんですけども、そういうこともなく淡々と日々を重ねているなという感じもありますけども、
あ、ちょうど昨日、岩手日報にも子どもたちの状況、こうだよというような記事が掲載されていたりしたので、そういったところから現状というか、僕の今感じる裸みたいなものも含めてお伝えしていきたいなというふうに思います。
昨日、新聞、岩手日報に掲載されていたのが、心と体の健康観察と言われている、これ県の教育委員会が震災直後から毎年行っているアンケート調査というか調査結果が先月公表されて、それをもとにした記事が出ていました。
それの中で子どもたちのストレスの状態どうかなということで、いくつか20項目くらい答えていくようなアンケートと問診票みたいなものがあるんですけども、
その中で、この子はトラウマの反応が出ているなという子については、要サポートというような括りに入って、いろいろ相談につなげたりとか、カウンセリングを受けてみましょうかというふうに支援につなげていくみたいな、その基礎調査みたいなものがあります。
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その要サポートという割合というのが毎年メインの数値として出ていて、全県の小中高校生になるので、内陸も沿岸も含めてやっているんですけども、実はこの要サポートの割合というのが、震災直後から、今まで今年までずっと沿岸部の方が高い割合というふうに考えられています。
しかも、ずっとちょっとずつ下がっていったのが、今年になったらちょっと上がったというようなデータが出ていて、細かい、なぜ上がったかそこまでわからないけれども、考察として新聞でもいい、新聞の中でも書かれていたのが、
あと岩手大学の先生もそういうふうに書いてたんですけども、いわゆる新型コロナウイルスの影響があるんじゃないかというふうに書かれていました。
確かにいろいろ子どもたちに大きな影を落としているんだなというのが、この調査でもわかりましたし、
あと内陸と沿岸部の差というのが、どれくらいの割合かというと、震災直後、平成23年、2011年にとったときは14.6%の子どもたちが要サポートに当たるとなっていて、今年は12.1%。
ちょっと下がっているんです。1年目はすごく高くて。翌年、2012年は12.6%ということで、その後11%だよとずっと言っていたのが、今年になったらぴょこっと上がったということがあります。
下がっていたのに上がったというのがあるのと、沿岸と内陸を比べると、沿岸部のほうがずっと1%から2%くらい高くて、
今年は平成、平和3年、2011年度になりますけれども、の調査だと沿岸部は14.3%、内陸のほうが11.6%ということになっていて、非常に差があるというか、
ずっと上がらないですね。初年度も1.5%くらい下がるかな。その後2%ずつくらい開いているような状態で、今年特に開きましたね。
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これを見て思ったのが、10年目を節目に、釜石でも居場所学習支援をやっていた団体が活動を閉じて、その役目を終えたということで閉じたりとか、
いろんな事業とかも撤退していくというか、国々の事業も含めて減っていったりとかしていったことがあるので、10年目過ぎてからが、僕たちこの地域に残って活動している団体としては、踏ん張り時だよねって話はしていました。
コロナの影響があるにしろ差がさらに開いたということは、すごく重く受け止めているところです。
そもそもこれを見て思ったのが、そもそも沿岸部と内陸部では、いろいろ地域で子どもたちに関わる団体とか取り組みとかっていうのが圧倒的に少ないなというような実感がありました。
それがやっぱり今回の結果にも表れていて、これまでは支援ということで、いろいろな外から応援が入っていたから保っていたけれども、だんだん減っていく中で元に戻っていくと、こうやって差がより出てくるというような状況になるので、
それが震災から11年経って、その結果が出てきたんだなというふうに思います。
ますます三陸駒舎でやっている子どもちゃんセラピーの事業というのが本当に大事というか、地域の中で困っている、困難を抱えている子どもたちに向けて手を差し伸べていけるような取り組みに広げて、続けていきたいなというふうに思います。
子どもたちも、小学校4年生の子たちは震災後に生まれた子たちになるんですけれども、震災そのものは経験していないんだけれども、被災地の大人たち自身がそういう大変な状況で暮らしていて、そういった影響も子どもたちにも出ているというふうに思います。
これにはまた全然違う調査で、震災後に生まれた子どもたちの状況をずっと追跡調査している事例があるんですけれども、保育園に幼稚園に入っている子どもに入っている時の様子なんかで、即落ち着きがないというか、震災後に生まれた子どもたちが、そういうのが数年間続いたみたいなのがデータとしても出てきています。
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それは、親のメンタルヘルスの値が良くないと、子どももそういう状況がよく見られるというような、因果関係は分からないけれども、本当に原因と結果が繋がっているかどうか分からないけれども、データとしてそういう相関が繋がっているようなことが見られたというのもありました。
じゃあ、大人の今の様子ってどうなのかというところで、これも岩手日報に出ていた記事だったんですけれども、遺族の方にとったアンケート、岩手日報が独自にやった調査、アンケート調査ですけれども、300人対象にして行ったものです。
その中で分かっていたところで、特徴的だったことが、これは主に大人の様子というかなんですけれども、健康面と経済面に対して震災前に比べてどうですかという質問があるんですけれども、
そこの中で悪化傾向にある、悪くなった、やや悪化、悪化というふうに答えた方を足すと、半数を超えていたということがあります。
11年、申請が経って、年齢も重ねたということもありますけれども、大人の様子もあまり良くなっていないというか、マイナス面を抱えているということが向こうからも見れるかなというふうに思います。
そんな子どもたちや被災地の大人たちの様子があるんですけれども、その中で三陸マシャは今後どうしていこうかなというときに、前もちょっと話したかもしれませんけれども、来年度からまず一つは不登校の子たちの受け入れを定期的に行っていこうかなというふうに考えています。
ちょうど311と前の日に毎月1回、子ども支援とかに関わっている団体個人の方たちの情報交換の場を毎月やっているんですけれども、その中でも先ほどの話に出ていた、震災から10年過ぎていろんな支援が減っているよねという話が他の方からも出ていたりとか、
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あと不登校の子たちの居場所というか選択肢が少ないなという縁願部はという話があって、今までも三陸マシャで口コミというかいろんな紹介で、人伝で不登校の子が時々来るということがあったんですけれども、
ちゃんとそういう子たち受け入れしてますよというようなチラシのようなものを作って、定期的に毎日は今すぐには難しいんですけれども、週1回とか2回とか開設というか受け入れできるようなことをやっていこうという話をしています。
もう一つが森の幼稚園、牧場の幼稚園というのはうちの馬だから、未就学の子たちと主にお母さんたちだと思いますけれども、いろんな馬の体験とか自然遊びとか森の中で遊んだりとか川遊びしたりとかしながら過ごす。
それもただ体験だけじゃなくて、大人同士の親御さんお母さん同士のつながりが持てるような場を、これも月何回か月2回ぐらいかな、できる範囲でスクイーズですけれども、やっていこうという話をしています。
これは先ほどの後半の大人の健康面、経済面が悪化しているという話がありましたけれども、少しでも地域内でのつながりを作って、お母さん同士がつながることで安心して子育てできるようなサポートにもしていけたらいいなというふうに考えていて、そんなことも考えたりしています。
あとは今受け入れしている、主に発達障害を持っている子たちの放課後とか週末のセラピーの場も継続しながらという感じで、まずできることから少しずつ広げていきていって、
今後地域内でこういう人とつながりながら子どもたちを支えるような取り組みを広げていきたいなというふうに考えていました。
今日いろいろ紹介したアンケートのところとか、新聞記事でネット上に上がっているものがあればそういうリンクとかも概要欄につけておきたいなというふうに思いますし、
震災後に生まれた子どもたちの落ち着きがないとか、そういったお母さんたちの影響があるというのも、昨年書いたヤフーニュースのところでもちょっと取り上げたりとかしてあるので、そのリンクとかもつけておきますので、もしよかったらご一読いただけると嬉しいなというふうに思います。
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あと、いろいろ取り組みしていく上で、まずうちのセラピーでやっていくところで、活動のベースはまず持続できるような収益というか、さらにそういったことを広げていく取り組みの原始として、
今、釜石市が昨年度から取り組み始めたふるさと納税の制度を使って、釜石市が窓口になっているんですけども、そこから地域のいろんな、いわゆるSDGsとかっていう話がありますけども、持続可能な地域を作っていく上での取り組みに対して指定して、
この団体取り組みに私のふるさと納税を使いたいという形で、うちも三陸駒社も手を挙げて取り組みの一つとして入ってますので、もしよかったらそういういろんな不登校とか困難を抱えている子どもたちのための原始にもさせていただきますので、もしよかったらそちらの方もご支援いただけると嬉しく思います。
ということで、今回は311で東日本大震災から11年目を迎えて、今現状はどうなのかなというところと、それに対して今後こういうことができるんじゃないかなという三陸駒社でやっていこうというお話をしていきました。
はい、ちょっと長くなりましたけれども、またぜひ被災地でだいぶハード面とか見た目のところが復旧というかしていまして、雰囲気もだいぶ震災直後と違いますので、機会あればぜひよかったら来ていただければというふうに思います。
ということで、今回長くなりましたけど、最後までお聞きいただきありがとうございました。それではまた。
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