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スピーカー 2
でもホラー小説ってさ、なんでこんなに今流行ってんだろうね、逆に。
スピーカー 1
ね、そんな話はね。
スピーカー 2
不思議だよね。
スピーカー 1
YouTubeでも開案チャンネルとかめちゃくちゃありますもんね。
でもさ、今YouTubeでもってまさに言った通りさ、ほらなんかね、おとなしくこれ見てる方は本も読む。
だけど実際もう電車の中行けば一人も読んでない人がほとんどって中でさ、
まあとにかくなんか入ってきやすいよね。
もう簡単に読める、見れる、聞ける。
でなんか前提条件、なんか本をそれなりに読んでないとかあんまないじゃん。
スピーカー 2
そうなんだよね。
なんか個人的に思ったのは、他のミステリーとかファンタジーとかありますけど、
スピーカー 1
ホラーが一番現実世界に近いところで話もかけて、
ミステリーとかサスペンスほど考えなくても、結構年代変わらず子供も読めるし、
近いところにもあるから。
スピーカー 2
なんかもうさ、来る来るとわかっているものが来る安心感ってない?
まあお化け来るなとか、来る来る怖いし面白いねみたいなさ。
スピーカー 2
なんか今未知のものをさ、本気で学ぼうみたいな人っていないじゃん。
スピーカー 1
ほんとそうですね。
スピーカー 2
もう慣れ親しんだところで遊びたいみたいなさ。
スピーカー 1
怖いんだけど、それももう箱の中でのお化け屋敷みたいな感じですよね。
スピーカー 2
ただ日本自体は、そのウゲツ物語、江戸時代のものじゃないけれど、
怪異の話とかさ、幽霊物とかさ、まあそれは歌舞伎とか能でもそうだけど、強いよね。
昔からホラー小説っていうよりは、怪異小説のなんか分厚い伝統があると思う。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
だからなんかみんな離れないもんね。
これ100冊だからさ、ずっとこうやって見てるけど、あれ?
1冊目がね、これちなみにモダンホラーなので、91年の鈴木浩二さんのリングなんですよ。
で、それで去年かおととしの深淵なテレパス、神城さんのこの本で終わるんだけど、
ずっとホラー小説って書かれ続けて出続けてるもんね。
スピーカー 1
ほんとですよね。
スピーカー 2
で、あとはやっぱりなんといってもこれです。
この門川ホラー文庫がすごい。
すごい。
スピーカー 2
今回僕が挙げた本の中で、1、2、3、4、半分以上は門川ホラー文庫。
いや、門川はすごいもん見つけたよね。
スピーカー 1
なんか本屋さん行って、そこ棚また見たくなっちゃうね。
黒い表情がわかったもん、その感。
スピーカー 2
なんでだろうな、でもホラーって確かに親しめやすいっていうか入りやすいんだよね。
もうこれが来るもんなっていう、その感じかな。
よく昔言ってたじゃない、西村京太郎さんの鉄道サスペンスみたいなのはわかっているからいいんだと。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
もう安心だから読めると。
ホラー小説もただある意味怖いって言いながら、安心、安全の怖さなのよね。
スピーカー 1
じゃあちょっとホラー読んどくかみたいなね、気軽に行けるよね、市民権得てるよね。
スピーカー 2
そう、またお化け川でいいんだもん。
スピーカー 1
お化け出ますし。
スピーカー 2
でもそうはいつつ、これ前半のところでやるけど、
この日本のモダンホラーを作ったのはここだよね、鈴木浩二さんのリング。
鈴木さんももう亡くなっちゃったもんな。
ちなみにね、これ91年で門川から単行本に出てるんだけど、
僕この時は覚えてるんだけどね、全く話題になってなかったの。
スピーカー 1
え、そうって言いますよね、実は。
93年に文庫本になるのよ。
スピーカー 2
で、文庫本になった時に口コミで、鈴木浩二のリングが面白いよっていうのが流れてきて、
僕はそれで読んで、これは面白いと思ったんだよね。
へー、なんでそんなラグボットが。
スピーカー 1
ちょっと時間かかってるよね。
スピーカー 2
で、映画になるのもまたその後だから。
スピーカー 1
そう、98年だから。
スピーカー 2
そう、5年もかかるんだよ。
へー。
スピーカー 2
だから本当に口コミで買った珍しいパターンだよね。
スピーカー 1
そしてね、そこからもうめちゃくちゃ広がったもんね。
スピーカー 2
ていうかあのパターンが本当に上手かったよね。
要は絶対に解けないのよ、しかもビデオを見た人に広まる。
まあ今でもビデオはないからね。
そうですね。
でもその代わり今例えば、スマホのアプリで広がって死ぬ、ある映像を見たら死ぬ、ある記事を読んだら死ぬ、
あらゆるパターンで解けない呪いはこの後書かれたから、本当にモダンホラーの大元を1個作ったよね。
スピーカー 2
で、僕の第2位は、これ順番じゃないよ、これ時代順だから。
ガダラの豚。
これはね、本当に面白いから。
読んで。
正直言って今のね、モキメンタリーで売れてる人いっぱいいるじゃん。
家の話とか関西の話とか口が何とかとかあるんだけど、こっちのがおもろい。
ガダラの豚読んで。
スピーカー 1
この本に出てて、僕今オーディブルで見つけて半分ぐらいですけど、ちょっとドギも抜かれて、
いわゆるシンプルに推移寄せられる力、もうやめらんない。
スピーカー 2
入っちゃったら。
ガダラの豚はね、
スピーカー 2
渡辺博文さんってこういうエンタメを書く必要じゃなかったんだけど、
1作だけ本当のエンタメを書いて、それが抜群に良くて、
しかも前半どんどん盛り上がって大活劇になっていくじゃん。
普通さ、スティーブンキングの方もそうだけど、最後のところでシュシュシュシュシュってダメになるじゃん。
ガダラの豚はクライマックスが素晴らしい。
スピーカー 1
あ、言わなきゃいけない。
言わないけど、もう全部言っちゃいたいけど。
スピーカー 1
やだ、楽しみなんだけど。
スピーカー 2
クライマックスも面白いから、こんなに良くできたホラーもないよなっていう。
アフリカの鬼闘士、呪術師と戦うんだよ、日本人が。
スピーカー 1
戦うんだ。
スピーカー 2
どんどんどんどん負けて殺されていくの。
最後の最後に日本人が戦って、何かを使って勝利するっていう。
スピーカー 1
でもなんか、リンもそうだけど、ガダラの豚は今93年だから、
まだインターネットとか、テクノロジーがまだそんなにないところだから面白いですよね、それ一つとっても。
スピーカー 2
なので、ここがね、ヴィンテージイヤーなんです。
93年、モダンホラーが本当に始まった年はここです。
リン部の文庫、ガダラの豚を見読んで、
うわ、日本のホラーやべえぞってなったね、93年。
贅沢な年だね。
スピーカー 1
最高だよな。
スピーカー 2
本当に贅沢。
ついでにちょっとやっちゃうと、
僕、キッスさんの本だからこっちの方が好きだからこっちをあげてるけど、
実はここなんだよね。
97年に黒い家でホラー大使をとって、キッスさんがデビューする。
で、キッスさんはその前にリンを呼んで、
こんなに面白いホラーとミステリーのところでは新しいことができるなと言って、
黒い家を書いて、ここでデビューをする。
だから影響はあるんだよね。
リンのお父さんだ。
そうは言ってもオススメ、今年の夏休み読むならこっちの方が面白いから。
これちょっとSFなんだけど、こっちを読んでほしいかなって感じ。
面白いよね。
ただ中島さんがもういないので、ここはもうカッコでこうなって、
で、与一、常川幸太郎さん、05年の門川なんだけど、
ここで僕の考えるモダンホラーの3Mです。
スピーカー 1
常川さん、キッスさん、鈴木さん。
スピーカー 2
そう、この人たちがもうビッグ3。
スピーカー 1
常川さん結構ね、結構もう経ってるんですよね、時間ね。
スピーカー 2
いやー、経ってるね。
スピーカー 1
若いからあれだけど。
スピーカー 2
常川さんだから05年でしょ、今のは50歳ちょいだから、全然若いんだよね。
これ20年前だからこの時30ちょいで書いてたんだね、与一を。
スピーカー 1
すごいですよ。
スピーカー 2
だから常川さんの本は本当にハズレがないから、
僕は与一よりも本当にいくつかある長編を押したいんだけど、
今回はやっぱりデビュー作だし完成度すごい高いんで、
こっちを一応出しておきましたって感じかな。
で、この3人がさ、結局門川なんだよね。
なのでやっぱりモダンホラーは門川が完全に制した。
スピーカー 1
これ、門川ホラーができたのって最近ですか?
スピーカー 2
いや、最近じゃないよ。
スピーカー 1
結構前ね。
30年くらい経ってましたから。
じゃあ、近年っていうか30年も経ってますけど、
スピーカー 1
これが金脈だって言って出して。
スピーカー 2
じゃあないんだよね。
だからもうずっと門川は例えばさ、早川がSFをずっとやってる、
東京創源者が3小説やってるみたいなもんで、
うちはホラーでいくぞっていうのをどっかで決めたらしくて、
それ以降ずっとホラー大賞みたいなのやってるじゃん、パラサイトイヴの頃から。
スピーカー 1
別に当たったからそのジャンル作ったわけじゃなくて、
ちょっと作っていた時に宝のような方たちが出てきたっていう。
スピーカー 2
そうだね。
で、ホラー小説の賞ってなかったのよ。
もちろんちょこっとあったんだけど、それは例えば雑誌でちょっとチマチマやってるとことかで、
門川みたいな大資本で、ちゃんと俺たちはホラーを押すぞっていうので賞を作ったのはやっぱりそこが戦犬の銘だった。
なので今までの賞と全く経緯の違いが入ってるよね。
だから逆に言うと、こんなに力があるのに、ここもここもここも直しようとか入ってないのよ。
スピーカー 1
じゃあご質問。
質問もやらせていただきます。
ナマケモノさん、34歳、男性の方からです。
スピーカー 1
興味のあるジャンルの新書を読み始めています。
人によって違うと思いますが、そのジャンルの本を何冊も読み続けていくと、初心者の状態からでもある程度話がわかるくらいになるのでしょうか?
ちなみに、脳の話、脳死、脳死サイロンなどを買っています。
この質問、申し訳ありません。
どうでしょう?わかるようになるものでしょうか?
スピーカー 2
もちろんなるよ、そのジャンルの本を読んでいけば。
その時代、今流行っているトピック、例えばAIの本を読み続けていると、
今はAIはこういうところがネックになっているんだなとか、ここがテーマだなとか、
次のテーマはこれが来るなみたいなことがちゃんとわかるようになるので、
例えば脳の本をずっと読んでいれば、その脳科学の新しいところはちゃんとわかるようになると思う。
スピーカー 1
その時の選び方のコツっていうのは、まずは売れているものとか評価高いものを選んで、
そこからそこに出てまた類書を選んでいくというコツってありますか?
コツは、僕がまず考えるのは、一つは外国人の著者の本。
スピーカー 2
やっぱり総合的に何かをまとめて表現するとか、ロジックを組んできちんと説明してくれるみたいなのは、西洋人はやっぱり上手い。
なので、できるんだったら外国人の著者の本を読んで、
総論でそのジャンルのことが大体がわかるようになっているようなものを買う。
スピーカー 2
それはもう何でもいいんだよ、第二次世界大戦時代調べ隊のAI、何でもいいんだけど、
その歴史化、始まりから今の状態までを外論でちゃんとまとめてくれているような、
外国人の著者の本を探すっていうのが一番いいと思う。
それを読むと、こうやってなーってある中で、これが面白そうだなとか、これが面白そうだなとかあるじゃない。
まずわかりますよね。
スピーカー 2
そう、だからAIの本だったらディープラーニングっていうのが気になったら、
そしたら今度はディープラーニングにいくっていう感じで増やしていくの。
ディープラーニングでもAIをどう育てるか、しつけるかみたいなところ。
でもそういう個別のテーマで今度はそこに関するものを読んでいくというのがいいかな。
でもどちらにしても、ただね、そうやってやるのって結構大変じゃない。
特に外国人の書いた本って分厚かったりするので、
スピーカー 2
なのでその前に日本人の書いた新書のソロみたいなものでもいいです。
そこに入ってから外国人のソロを読んで、個別のテーマに入っていくっていうのが一番何かを勉強するときはいいかな。
スピーカー 1
それでよくおっしゃってますよね。それはちょっとまた大きな話になりますけど、
自分の中に何個かそういう2,3年かけてテーマでその本を読めばそれなりのとこまでって言ってました。
スピーカー 2
それも全然いける。
だから橘隆さんなんかが、脳だったり教育だったり明治時代だったりっていろんなテーマで本を書くじゃない、フィクションで。
そういうのも個人が調べれば、現代の先端のどこまでは楽にいける。
スピーカー 1
まさに橘さんの方が壊れてるみたいな。
書き手としてのチャンスですね。
スピーカー 2
面白いよね。でもいいんじゃないかな。
すごくそういうことをやってるっていうのが偉いですね。
そうですね。ありがとうございます。