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【オトラジ#347】幽霊、呪い、スプラッターetc.名作揃い!日本の最恐ホラー小説とそのブームを徹底解説
2026-08-27 22:54

【オトラジ#347】幽霊、呪い、スプラッターetc.名作揃い!日本の最恐ホラー小説とそのブームを徹底解説

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【空前のホラーブームに送る!日本のモダンホラー小説トップ7】
ホラー小説大好きな石田衣良が選んだ7冊を徹底解説
日本人はずっと幽霊と呪いとスプラッターが大好きだった
科学で全て割り切れる時代に皆が求めるのは
楽しくて怪しい心の闇
いやあ、角川ホラー文庫ってすごいね……衣良

 

【チケットプレゼントのお知らせ】
朗読劇『池袋ウエストゲートパーク』より、番組をご覧の皆さまへチケットのご提供をいただきました。抽選で3組6名様(1組2名様)にプレゼントいたします。

▼公演日
2026年9月26日(土)・27日(日)
▼会場
ひらしん平塚文化芸術ホール
▼応募締切
8月27日(木)

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▶石田衣良の書籍情報
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【石田衣良】いしだ・いら
1960年東京生まれ。84年に成蹊大学を卒業後、広告制作会社勤務を経て、フリーのコピーライターとして活躍。97年『池袋ウエストゲートパーク』でオール読物推理小説新人賞を受賞し作家デビュー。
2003年『4TEEN』で直木賞を受賞。06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、
13年『北斗、ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。『アキハバラ@DEEP』『美丘』など著書多数。
■Webサイト https://ishidaira.com/

 

【早川洋平】はやかわ・ようへい
1980年、横浜生まれ。中国新聞記者等を経て2008年起業。 羽生結弦、吉本ばなな、髙田賢三、ケヴィン・ケリーら各界のトップランナーから市井の人々まで国内外分野を超えてインタビューを続ける。 13年からは戦争体験者の肉声を発信するプロジェクト『戦争の記憶』にも取り組む。 『We are Netflix Podcast@Tokyo』『横浜美術館「ラジオ美術館」』『石田衣良「大人の放課後ラジオ」』等メディアプロデュースも多数。 インタビューメディア『LIFE UPDATE』配信中。
■プロインタビュアー早川洋平Webサイト https://yohei-hayakawa.com/
■『会う力:シンプルにして最強の「アポ」の教科書』(新潮社) https://amzn.asia/d/cakhSAh

 

【小野寺美咲】おのでら・みさき
1995年、横浜生まれ。吉本興業勤務等を経て2023年よりWEBライターとして独立。スポーツ選手、経営者、市井の方への取材や、記事制作、電子書籍の原稿執筆を行う他、企業研修のファシリテーター等も務める。2025年より、神奈川・北九州の2拠点で活動している。
■Webサイト https://onoderamisaki.themedia.jp/

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サマリー

このエピソードでは、石田衣良氏が選んだ日本のモダンホラー小説トップ7を紹介し、ホラーブームの背景と魅力を深掘りします。科学技術が進歩した現代において、人々が求める「楽しくて怪しい心の闇」がホラー小説への関心を高めていると分析。特に角川ホラー文庫の功績に触れ、その人気を支える要因を探ります。また、ホラー小説の歴史的背景として、江戸時代の怪異小説からの流れや、現代ホラーの礎を築いた鈴木光司氏の『リング』、そしてその後の日本のホラー界を牽引する作家たちについても言及します。さらに、読者からのメールでは、作品に対する率直な批評の難しさや、特定のジャンルを深く学ぶための書籍の選び方についても議論が交わされます。ホラー小説の持つ「安心できる怖さ」や、作家たちが直木賞などの文学賞で評価されにくい現状についても考察し、日本のホラー文学の奥深さを伝えています。

ホラーブームと石田衣良選定のベスト7
スピーカー 1
こんばんは、石田衣良です。 本村美咲です。
大人の放課後ラジオ、この番組はYouTube、ポッドキャスト、各ブラットフォームでお届けしています。
チャンネル登録、番組のフォロー、よろしくお願いします。
スピーカー 1
さあ、8月も最後ですが、今回は、
8月といえばね、やっぱり怪談で、この2、3年、圧倒的なホラーブームで、
いろんな諸説ジャンルあるじゃない、ミステリーとか、歴史物とか、恋愛物とか、
スピーカー 2
あるけど、今一番たくさんの本が出ているのは、ここのホラーのジャンルなんだよね。
そうですね。
スピーカー 1
もうね、単純に冊数が多い。
うん。
スピーカー 2
で、あの、玉石根高で、正直ね、面白くないのもたくさん出てる。
はい。
なので、今回はですね、日本のホラー諸説のベストオブベストをですね、紹介していこうと思います。
おー。
スピーカー 2
ちなみにここに書いてある7冊は僕が選んだやつですけど、
今回のガイドは、朝宮運賀さんの現代ホラー諸説を知るための100冊。
スピーカー 1
うん。正解者、正解者。
正解者ですか。
うん。
へー、でもまだ若いね、1977年前なんだ。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
いやでも面白かったよね。
スピーカー 1
面白かった。もう幸せな気持ちになりました、読んでるだけで。
スピーカー 2
そう、読んでるとね、これを読みたい、あれを読みたいってなっちゃうんだよね。
スピーカー 1
この伏線見てください、これ張りすぎだろって。
あのね、動画で見てる人は。
伏線のほうが多いだろみたいな。
ホラー体験の原点と『リング』
スピーカー 2
え、でもさ、あれ?ホラー諸説って昔から読んでた?
スピーカー 1
いや、やっぱり僕は映画見てその後原作たまに読むからみたいな、映画から戻ってみたいな。
スピーカー 2
そうなると、最初のホラー映画でこれ怖いっていうのは何だった?
僕はもう本当にずばりリングですね。
スピーカー 2
リングか。
スピーカー 1
高3の時にみんな見てたみたいな。
確かに。
社会現象になってましたよ。
スピーカー 2
リングはさ、みんなクラスの友達が見て、その後文庫本も読んでた?
スピーカー 1
読んだと、僕も読んだとおかえりあんまり覚えてなかったですけど、
みんなやっぱりそのサイクルに当時からなってた。
だから本も相当売れたんじゃないですかね、やっぱり言うまでもなく。
そうなんですか、たぶんちょっと時代回った後に。
ちょっとってか随分ね。
いや、違うんですよ。
私は映画からなんですよ、昔からホラー読んでなかったんですけど、
このぐらい水の底からが時代としてのベスト、これにして。
スピーカー 2
それも鈴木さんだっけ?
スピーカー 1
と、組んだんですよね、監督の同じコンビか。
日本セットではなかったか。
そう、これ2002年ですね、こっちは。
そっか、リングで当たって。
スピーカー 2
これ面白かったね、映画。
スピーカー 1
いや。
スピーカー 2
あんまり作ることないんだ。
スピーカー 1
なんかちっちゃい時だったんで、怖さも相まってワーッとなってたけど。
監督がそっか、中田さんか。
そうそう、リングの方がって感じかもっていう。
岩井志摩子と『ぼっけぇ、きょうてぇ』
スピーカー 2
それ以降、大人になってからというか、ホラーソースって面白いなと思ったのはなんだった?
あんまないか。
スピーカー 1
かなり最近で、ここ数年ぐらいで読んだボッケ協定からです。
スピーカー 2
これか。
スピーカー 1
そう、すいません、私らで早速ネタバレっていうか、ベストで選んだんですけど。
スピーカー 2
岩井さんは本当に面白いよな。
スピーカー 1
好き。
スピーカー 2
このボッケ協定は本当に素晴らしいの。
うん。
スピーカー 1
これはあんまりコマーズに気持ち悪い。
スピーカー 2
僕は今回入れてないけど、でも僕ね、岩井さんって言うとね、もう北方さんと岩井さんのことしかもう。
スピーカー 1
なんすか、なんすか、補足お願いして。
いや、ある周囲者の文学者のパーティーで、岩井さんと僕が立っておしゃべりしてたんだよ。
はい。
スピーカー 2
そしたら後ろから北方さんが岩井さんのところに来て、いきなりおっぱいを揉み始めたんですよ、後ろからガバッと。
時代ですね。
スピーカー 2
で、それを岩井さんはまた北方さんか、チェーンみたいな感じでガン無視しながら僕と喋っていた、その時の絵が楽しそうな北方さんとふんざりした岩井志摩子さんの、その絵がもう目に焼き付いて笑えてしょうがないんだよね。
スピーカー 1
まずそこなんですね。
すごいなあ、なかなか例は言わないでしょう。
もう20年前だね、これ。21年前か。
そうか、この本自体はね、ただ今年中半してる。すごい、まだまだ売れ続けてる。
スピーカー 2
てかね、本当にこの本は画期的に良くて、何だろうな、あっという間に山本周五郎氏を撮るんだよね、デビュー即。
だからなんか不思議に、なんていうのかな、思いっきり振ったらさ、バンって当たって本物が飛んじゃったっていう、岩井さんのそれよりもいっぱいあるけどやっぱりベストだもんね、これが。
スピーカー 1
本当にそうです。
スピーカー 2
凶体はすごいよ。
スピーカー 1
で、なんかこの本ってホラーの怖さもあるんですけど、そこそこお話が面白いってなって、
スピーカー 2
ロマンチックなのよ。
スピーカー 1
ホラーじゃあ読んでみるかって、そっからいろいろ岸さんとかね、読み始めた感じですね。
いくら本が値上がりしたとは言え、これが720円ってありがたいですね。
スピーカー 2
その面白さがね、当たったもんだね。
そうだね。
スピーカー 2
そうか、ボッケー協定か。もうつい最近って感じだな。
スピーカー 1
そうなんですよ。
スピーカー 2
それが何年?
スピーカー 1
2005年です。
スピーカー 2
2005年か。でもそれでも20年経ってるのか。
スピーカー 1
でもゲームスルーって1999年だ、最初。この文庫が2005年ってだけだ。
まあ確かに3年前。
じゃあやっぱりリングとか、でもリングもっと前だもんね。
スピーカー 2
全然違う。
スピーカー 1
1991年ですよね。
スピーカー 2
そっか、1999年か。
じゃあデビューした頃あんま変わらないんだな。
スピーカー 1
アイラさんとね。
スピーカー 2
だからあの頃よく会ってたんだな。
いや面白いよな、岩井さんって。
キャラクターも。
ホラー小説が流行る理由
スピーカー 2
でもホラー小説ってさ、なんでこんなに今流行ってんだろうね、逆に。
スピーカー 1
ね、そんな話はね。
スピーカー 2
不思議だよね。
スピーカー 1
YouTubeでも開案チャンネルとかめちゃくちゃありますもんね。
でもさ、今YouTubeでもってまさに言った通りさ、ほらなんかね、おとなしくこれ見てる方は本も読む。
だけど実際もう電車の中行けば一人も読んでない人がほとんどって中でさ、
まあとにかくなんか入ってきやすいよね。
もう簡単に読める、見れる、聞ける。
でなんか前提条件、なんか本をそれなりに読んでないとかあんまないじゃん。
スピーカー 2
そうなんだよね。
なんか個人的に思ったのは、他のミステリーとかファンタジーとかありますけど、
スピーカー 1
ホラーが一番現実世界に近いところで話もかけて、
ミステリーとかサスペンスほど考えなくても、結構年代変わらず子供も読めるし、
近いところにもあるから。
スピーカー 2
なんかもうさ、来る来るとわかっているものが来る安心感ってない?
まあお化け来るなとか、来る来る怖いし面白いねみたいなさ。
スピーカー 2
なんか今未知のものをさ、本気で学ぼうみたいな人っていないじゃん。
スピーカー 1
ほんとそうですね。
スピーカー 2
もう慣れ親しんだところで遊びたいみたいなさ。
スピーカー 1
怖いんだけど、それももう箱の中でのお化け屋敷みたいな感じですよね。
スピーカー 2
ただ日本自体は、そのウゲツ物語、江戸時代のものじゃないけれど、
怪異の話とかさ、幽霊物とかさ、まあそれは歌舞伎とか能でもそうだけど、強いよね。
昔からホラー小説っていうよりは、怪異小説のなんか分厚い伝統があると思う。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
だからなんかみんな離れないもんね。
これ100冊だからさ、ずっとこうやって見てるけど、あれ?
1冊目がね、これちなみにモダンホラーなので、91年の鈴木浩二さんのリングなんですよ。
で、それで去年かおととしの深淵なテレパス、神城さんのこの本で終わるんだけど、
ずっとホラー小説って書かれ続けて出続けてるもんね。
スピーカー 1
ほんとですよね。
スピーカー 2
で、あとはやっぱりなんといってもこれです。
この門川ホラー文庫がすごい。
すごい。
スピーカー 2
今回僕が挙げた本の中で、1、2、3、4、半分以上は門川ホラー文庫。
いや、門川はすごいもん見つけたよね。
スピーカー 1
なんか本屋さん行って、そこ棚また見たくなっちゃうね。
黒い表情がわかったもん、その感。
スピーカー 2
なんでだろうな、でもホラーって確かに親しめやすいっていうか入りやすいんだよね。
もうこれが来るもんなっていう、その感じかな。
よく昔言ってたじゃない、西村京太郎さんの鉄道サスペンスみたいなのはわかっているからいいんだと。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
もう安心だから読めると。
ホラー小説もただある意味怖いって言いながら、安心、安全の怖さなのよね。
スピーカー 1
じゃあちょっとホラー読んどくかみたいなね、気軽に行けるよね、市民権得てるよね。
スピーカー 2
そう、またお化け川でいいんだもん。
スピーカー 1
お化け出ますし。
日本のモダンホラーの礎と角川ホラー文庫
スピーカー 2
でもそうはいつつ、これ前半のところでやるけど、
この日本のモダンホラーを作ったのはここだよね、鈴木浩二さんのリング。
鈴木さんももう亡くなっちゃったもんな。
ちなみにね、これ91年で門川から単行本に出てるんだけど、
僕この時は覚えてるんだけどね、全く話題になってなかったの。
スピーカー 1
え、そうって言いますよね、実は。
93年に文庫本になるのよ。
スピーカー 2
で、文庫本になった時に口コミで、鈴木浩二のリングが面白いよっていうのが流れてきて、
僕はそれで読んで、これは面白いと思ったんだよね。
へー、なんでそんなラグボットが。
スピーカー 1
ちょっと時間かかってるよね。
スピーカー 2
で、映画になるのもまたその後だから。
スピーカー 1
そう、98年だから。
スピーカー 2
そう、5年もかかるんだよ。
へー。
スピーカー 2
だから本当に口コミで買った珍しいパターンだよね。
スピーカー 1
そしてね、そこからもうめちゃくちゃ広がったもんね。
スピーカー 2
ていうかあのパターンが本当に上手かったよね。
要は絶対に解けないのよ、しかもビデオを見た人に広まる。
まあ今でもビデオはないからね。
そうですね。
でもその代わり今例えば、スマホのアプリで広がって死ぬ、ある映像を見たら死ぬ、ある記事を読んだら死ぬ、
あらゆるパターンで解けない呪いはこの後書かれたから、本当にモダンホラーの大元を1個作ったよね。
スピーカー 2
で、僕の第2位は、これ順番じゃないよ、これ時代順だから。
ガダラの豚。
これはね、本当に面白いから。
読んで。
正直言って今のね、モキメンタリーで売れてる人いっぱいいるじゃん。
家の話とか関西の話とか口が何とかとかあるんだけど、こっちのがおもろい。
ガダラの豚読んで。
スピーカー 1
この本に出てて、僕今オーディブルで見つけて半分ぐらいですけど、ちょっとドギも抜かれて、
いわゆるシンプルに推移寄せられる力、もうやめらんない。
スピーカー 2
入っちゃったら。
ガダラの豚はね、
スピーカー 2
渡辺博文さんってこういうエンタメを書く必要じゃなかったんだけど、
1作だけ本当のエンタメを書いて、それが抜群に良くて、
しかも前半どんどん盛り上がって大活劇になっていくじゃん。
普通さ、スティーブンキングの方もそうだけど、最後のところでシュシュシュシュシュってダメになるじゃん。
ガダラの豚はクライマックスが素晴らしい。
スピーカー 1
あ、言わなきゃいけない。
言わないけど、もう全部言っちゃいたいけど。
スピーカー 1
やだ、楽しみなんだけど。
スピーカー 2
クライマックスも面白いから、こんなに良くできたホラーもないよなっていう。
アフリカの鬼闘士、呪術師と戦うんだよ、日本人が。
スピーカー 1
戦うんだ。
スピーカー 2
どんどんどんどん負けて殺されていくの。
最後の最後に日本人が戦って、何かを使って勝利するっていう。
スピーカー 1
でもなんか、リンもそうだけど、ガダラの豚は今93年だから、
まだインターネットとか、テクノロジーがまだそんなにないところだから面白いですよね、それ一つとっても。
スピーカー 2
なので、ここがね、ヴィンテージイヤーなんです。
93年、モダンホラーが本当に始まった年はここです。
リン部の文庫、ガダラの豚を見読んで、
うわ、日本のホラーやべえぞってなったね、93年。
贅沢な年だね。
スピーカー 1
最高だよな。
スピーカー 2
本当に贅沢。
ついでにちょっとやっちゃうと、
僕、キッスさんの本だからこっちの方が好きだからこっちをあげてるけど、
実はここなんだよね。
97年に黒い家でホラー大使をとって、キッスさんがデビューする。
で、キッスさんはその前にリンを呼んで、
こんなに面白いホラーとミステリーのところでは新しいことができるなと言って、
黒い家を書いて、ここでデビューをする。
だから影響はあるんだよね。
リンのお父さんだ。
そうは言ってもオススメ、今年の夏休み読むならこっちの方が面白いから。
これちょっとSFなんだけど、こっちを読んでほしいかなって感じ。
面白いよね。
ただ中島さんがもういないので、ここはもうカッコでこうなって、
で、与一、常川幸太郎さん、05年の門川なんだけど、
ここで僕の考えるモダンホラーの3Mです。
スピーカー 1
常川さん、キッスさん、鈴木さん。
スピーカー 2
そう、この人たちがもうビッグ3。
スピーカー 1
常川さん結構ね、結構もう経ってるんですよね、時間ね。
スピーカー 2
いやー、経ってるね。
スピーカー 1
若いからあれだけど。
スピーカー 2
常川さんだから05年でしょ、今のは50歳ちょいだから、全然若いんだよね。
これ20年前だからこの時30ちょいで書いてたんだね、与一を。
スピーカー 1
すごいですよ。
スピーカー 2
だから常川さんの本は本当にハズレがないから、
僕は与一よりも本当にいくつかある長編を押したいんだけど、
今回はやっぱりデビュー作だし完成度すごい高いんで、
こっちを一応出しておきましたって感じかな。
で、この3人がさ、結局門川なんだよね。
なのでやっぱりモダンホラーは門川が完全に制した。
スピーカー 1
これ、門川ホラーができたのって最近ですか?
スピーカー 2
いや、最近じゃないよ。
スピーカー 1
結構前ね。
30年くらい経ってましたから。
じゃあ、近年っていうか30年も経ってますけど、
スピーカー 1
これが金脈だって言って出して。
スピーカー 2
じゃあないんだよね。
だからもうずっと門川は例えばさ、早川がSFをずっとやってる、
東京創源者が3小説やってるみたいなもんで、
うちはホラーでいくぞっていうのをどっかで決めたらしくて、
それ以降ずっとホラー大賞みたいなのやってるじゃん、パラサイトイヴの頃から。
スピーカー 1
別に当たったからそのジャンル作ったわけじゃなくて、
ちょっと作っていた時に宝のような方たちが出てきたっていう。
スピーカー 2
そうだね。
で、ホラー小説の賞ってなかったのよ。
もちろんちょこっとあったんだけど、それは例えば雑誌でちょっとチマチマやってるとことかで、
門川みたいな大資本で、ちゃんと俺たちはホラーを押すぞっていうので賞を作ったのはやっぱりそこが戦犬の銘だった。
なので今までの賞と全く経緯の違いが入ってるよね。
だから逆に言うと、こんなに力があるのに、ここもここもここも直しようとか入ってないのよ。
モダンホラーのビッグ3と文学賞
スピーカー 1
ちょっと考えられないですね、その力的に考えて。
だから僕はこの3人に関しては、ちゃんと評価して直しようぐらいやっていけばよかったのにと思うよね。
スピーカー 1
もうなくなっちゃいましたからね、鈴木さんはね。
スピーカー 2
正直鈴木さんは難しかったかもな。
リングが妥当的に良くて、実はその次の螺旋とかループがいろんな文学賞の候補に上がるんだけど、
スピーカー 2
あの2作はさ、リング読んだ後だとちょっとこれじゃダメだよなって本だったので。
ただガダラの豚とかさ、新世界とか黒い家とか与一は何回の賞に使ってもよかったよな。
スピーカー 1
鈴木さんこれだけコンスタントに出してからちょっとね。
スピーカー 2
そう、鈴木さんは何回もなってるし、山州の候補にも入ってる。
だけど正直申し訳ないけど山州の候補の時に僕が先行員で落としたな、鈴木さん。
昨年何だったんですか?
スピーカー 2
金色機械か。
金色機械とは2本くらいあったよ。
スピーカー 2
まあ読むのは楽しかったんだけど、うわーなんか賞とは違うなっていう。
スピーカー 1
うーん、困っちゃう。
スピーカー 2
ただその時同じように山州の候補に入っていた残影はちゃんと追ってるんだよね。
なんだろうね、賞で評価される本当、すごく面白いのに賞では評価されにくい。
常川さん、岸さん、鈴木さんっていうこのビッグホラーの3人は。
何なんだろう、何が違うんだろうなって本当に思って。
スピーカー 1
平等ポピュラー感がないってわけじゃないですもんね、別に。
全然同じだよね。
スピーカー 2
なんだけど何かしようとは合わないんだよね。
スピーカー 1
やっぱ縁がないって一言で言っちゃうとあるよね。
いやなんかもったいない気がするし、ちょっと評価漏れだと思う。
スピーカー 2
もっとつまんない本も何本しか撮ってるからさ。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
なんだそれもう忘れたじゃんみたいな。
まあこれ前半ね。
だからここでビッグ3が出揃ったのが大きいよね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
今回はその作品もあるんだけど、作家で選んでるんで。
この辺は本当に外さないから。
スピーカー 1
本当に。
もう何か読みたいものがあったらそこから選んでおけば。
その話してるだけで幸せになるもんだって。
ホラー読みたいのがあったらっていう。
スピーカー 2
そうだね、この3人はやっぱ強いよね。
スピーカー 1
じゃあちょっと話はつけないですけど、ホラーが盛り上がるとすぐ時間が過ぎちゃうのでここまでにしておいて、お便りとご相談お願いできますか?
読者からのメールと批評の難しさ
スピーカー 1
お便りからいかせていただきます。
ねんねさん、20代女性の方からです。
いつも楽しく見させていただいております。
早貴さんの新作、花譜を読み解く会で、こんなに率直に感想を述べていると聞いて感動しました。
SNSや公の場で人の作品をマイナスに批評すると、それに対して反撃が来るイメージがあり、
ただの一般人ですが、普段の生活でも人からの反価が怖くて、思ったことを正直に言うのって難しいなと思っているので、
今回こうやって率直な感想を述べているのを聞けて嬉しかったし、これからも楽しみにしていますという思いを込めて初めて感想を送りました。
そして動画を見て、HQ84を買い見事にハマりました。
青豆の声援の積極性はこれも素直に書かれてきて面白いです。
スピーカー 2
ありがとう。ただ心配になってきた。
僕そんなひどいこと言ったかな?
スピーカー 1
いやいや、思ったことを口にしただけですよね。
率直ってことですよね。
スピーカー 2
有料部分で言ったんだよね。
スピーカー 1
絶対そうです。
スピーカー 2
心配になるわ、最近。
何をしても構わないんだけど。
やだな、本当にコンプラの時代って。
スピーカー 1
でも言い方はあれですけど、こういう方が言うのは結構普通だと思う。
僕ですらっていうのもあれですけど、今イラさんと長いですけど、最初にイラさんが普通に話している時でもこんなに言っちゃっていいんだって思っちゃいました。
本当?
今でも僕はイラさんに比べるとたまに書き込みを見ているとあいつはひよってるみたいにもちろん言われるし。
そんなの言われるんですか?
スピーカー 2
面白くないっていうのはみんな拍手喝采なんだ。
変な家の設計図とか、関西のある山の話とか、口が何とかとか、ああいうの全然面白くないもんな。
スピーカー 1
ここ無料部分ですけどね。
スピーカー 2
だって関西のある山の話だから。
スピーカー 1
そうか、別に特定はしていない。
ある地域っていう。
スピーカー 1
でもマジマジなのは批評批判っていう言葉自体が、とにかくネガティブでそれ言ったら攻撃されるみたいなイメージがある。
スピーカー 2
でもなんかさ、最近の人たちってそこらへん優しすぎない?
一生懸命書いたんだから評価してあげましょうよとかさ。
偉い先生が書いたんだから優しくしましょうよって。
いやそんなこと求めてないよ作り手はって思わない?
スピーカー 1
思うし、なんか変なバランスの取り方、なんかそういうのもありながらも、白黒しかない批評が多いから。
スピーカー 2
多いね。
スピーカー 1
他心はありつつ。
スピーカー 2
みんながダメだと認められたものに関してはめちゃくちゃに高いくせに、ある程度の権威になってしまえば、
はるきさんもそうだけど、もうなんかスルーされてよく書きましたねみたいなさ、批評にもなってないような批評でごまかしてるじゃん。
書評家も全員批評家も。
ちょっとひどいよね。
今回のカホンゲンもそうだけど。
それを言ったら前回のマチもそうだし、その前々回の騎士団、騎士団長殺しもだけど。
スピーカー 1
騎士団って言っちゃって、騎士団長ね。
騎士団はね。
スピーカー 2
騎士団の歌なんだっけ?
スピーカー 1
ワンナイトカーリバーグ。
スピーカー 2
ワンナイトカーリバーグ。
スピーカー 1
全然別物になっちゃいましたけど。
そこはもう素直に言っていくという。
批評批判ってのはちょっと勘の良いからね。
スピーカー 2
でもね、ちょっと良くないと思うよ。
そういう感じで、お互いに褒め合うばっかりだと、どんどんダメになっていくので。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
ありましたね。
スピーカー 1
ありがとうございます。今のお便りだっけ?
ジャンルを学ぶための書籍の選び方
スピーカー 1
じゃあご質問。
質問もやらせていただきます。
ナマケモノさん、34歳、男性の方からです。
スピーカー 1
興味のあるジャンルの新書を読み始めています。
人によって違うと思いますが、そのジャンルの本を何冊も読み続けていくと、初心者の状態からでもある程度話がわかるくらいになるのでしょうか?
ちなみに、脳の話、脳死、脳死サイロンなどを買っています。
この質問、申し訳ありません。
どうでしょう?わかるようになるものでしょうか?
スピーカー 2
もちろんなるよ、そのジャンルの本を読んでいけば。
その時代、今流行っているトピック、例えばAIの本を読み続けていると、
今はAIはこういうところがネックになっているんだなとか、ここがテーマだなとか、
次のテーマはこれが来るなみたいなことがちゃんとわかるようになるので、
例えば脳の本をずっと読んでいれば、その脳科学の新しいところはちゃんとわかるようになると思う。
スピーカー 1
その時の選び方のコツっていうのは、まずは売れているものとか評価高いものを選んで、
そこからそこに出てまた類書を選んでいくというコツってありますか?
コツは、僕がまず考えるのは、一つは外国人の著者の本。
スピーカー 2
やっぱり総合的に何かをまとめて表現するとか、ロジックを組んできちんと説明してくれるみたいなのは、西洋人はやっぱり上手い。
なので、できるんだったら外国人の著者の本を読んで、
総論でそのジャンルのことが大体がわかるようになっているようなものを買う。
スピーカー 2
それはもう何でもいいんだよ、第二次世界大戦時代調べ隊のAI、何でもいいんだけど、
その歴史化、始まりから今の状態までを外論でちゃんとまとめてくれているような、
外国人の著者の本を探すっていうのが一番いいと思う。
それを読むと、こうやってなーってある中で、これが面白そうだなとか、これが面白そうだなとかあるじゃない。
まずわかりますよね。
スピーカー 2
そう、だからAIの本だったらディープラーニングっていうのが気になったら、
そしたら今度はディープラーニングにいくっていう感じで増やしていくの。
ディープラーニングでもAIをどう育てるか、しつけるかみたいなところ。
でもそういう個別のテーマで今度はそこに関するものを読んでいくというのがいいかな。
でもどちらにしても、ただね、そうやってやるのって結構大変じゃない。
特に外国人の書いた本って分厚かったりするので、
スピーカー 2
なのでその前に日本人の書いた新書のソロみたいなものでもいいです。
そこに入ってから外国人のソロを読んで、個別のテーマに入っていくっていうのが一番何かを勉強するときはいいかな。
スピーカー 1
それでよくおっしゃってますよね。それはちょっとまた大きな話になりますけど、
自分の中に何個かそういう2,3年かけてテーマでその本を読めばそれなりのとこまでって言ってました。
スピーカー 2
それも全然いける。
だから橘隆さんなんかが、脳だったり教育だったり明治時代だったりっていろんなテーマで本を書くじゃない、フィクションで。
そういうのも個人が調べれば、現代の先端のどこまでは楽にいける。
スピーカー 1
まさに橘さんの方が壊れてるみたいな。
書き手としてのチャンスですね。
スピーカー 2
面白いよね。でもいいんじゃないかな。
すごくそういうことをやってるっていうのが偉いですね。
そうですね。ありがとうございます。
本編への導入
スピーカー 1
さあということで、この後いよいよ本編ではホラー小説より深く入っていきたいと思います。
続きは4通りご視聴ございます。
YouTube、Apple Podcast、オーディオブック、ニコニコ動画、いずれかの方でご視聴ください。
詳しくは概要欄からご覧いただけたらと思います。
それでは本編で。
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