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スピーカー 2
こんばんは、石田衣良です。小野寺美咲です。早川洋平です。大人の放課後ラジオ、この番組はYouTube、ポッドキャスト、ほか各プラットフォームでお届けしています。チャンネル登録、番組フォローよろしくお願いします。
スピーカー 1
さっきは348回です。そうですね。秋になったということで、今年ももう後半になってしまったところで、実はね、僕これ、Amazonで何か面白い本ないかなと思って探しているときに、タイトルがあまりにも強くて、そのタイトルがこれなんですよね。
人生後半の戦い方について書いた本なんです。人生後半の戦略書。アーサー・C・ブルックスさん。ソフトバンククリエイティブの本だね。こういう本ってさ、大概地獄やつもんでダメじゃない?
スピーカー 2
ところが、この本はね、冗談抜きで本当に素晴らしかった。これでも、伊賀さん結構前に、これいいんじゃないかって言ってたじゃないですか。
やっぱり、それはそうおっしゃると立体的なビジネスで僕らが一番軽視そうなんだけど、伊賀さんこれはってことは、やっぱりタイトルが強かったってことですね。
スピーカー 1
やっぱりこの本にも書いてあるけどさ、ここです。全ての肝は。全てのスキルは30代後半から50代前半のうち、ここのどこかで必ず落ちていく。これなんだよね。
スピーカー 2
まあ今までオトラジでもね、小説家の人もそういう傾向があるとか、いろんな話してましたよね。
スピーカー 1
そうなんだけどさ、そこを徹底的に調べていくの。で、ノーベル賞をもらっている研究は、実際にはみんな70とか80でもらってるじゃん。
だけど、あの人たちはみんな30代後半から40代の頭ぐらいにかけてやった研究が、30年40年経って一般に広まって役に立つようになって、ノーベル賞をもらってるの。
だから肝心の研究成果は30代後半に集中してるんだって。
スピーカー 2
30年40年差があったってことですね。
スピーカー 1
そう。で、もう当然ね、誰もがわかるスポーツの世界は、いわゆるスポーツでピークって27歳って言われてるじゃん。
で、そこからいかにピークを落とさないようにして30代前半まで持っていくかで、30代半ばを過ぎれば引退です。
スピーカー 1
で、正直作家業とか作曲家とか数学者とか、あらゆる知的スキルの仕事には、ピークと落ち込みがかなり早いうちに来るんだよね。
なので、そこに関してはね、僕たち人のことだとわかるじゃん。
黒沢明の代表作って四肢の侍ってまだ40歳ぐらいだもんなとかさ。
スピーカー 2
あの40歳の超定説みたいのやりましたもんね。
スピーカー 1
なのでね、そこに関しては、例えばピーク、作家の場合は40歳から55歳で来る。
毎日切ったり貼ったりするトレーダーとか投資家は、36から40で来る。
だからこれ今見てる人で、投資とかやってる人で、切った貼ったで株とかね、FXのトレーダーやってる人は、40歳がピークですよ。
スピーカー 2
ちょっと怖いですね。
スピーカー 1
ピークいくつだっけ?
スピーカー 2
46歳ですよ。
スピーカー 1
作家しか残ってない。
作家と、残ってないね。
美咲さんまだね、30歳だもんね。
いわゆるテック企業の創業者は、もうやっぱりノーベル上級だったの。
スピーカー 1
創業するのはだいたい20歳から34歳の間なんだって。
で、いわゆる普通の会社の一般事務員でさえ、ピークは35から44歳だって言うんだよね。
スピーカー 1
なので44くらい、40の半ばになると、余裕くらいの歳でみんな現場を離れて幹事職に移っていくじゃん。
だからよくできてるのよ、今の社会の会社のシステムみたいなのも。
スピーカー 2
実はね。
スピーカー 1
そう、だから余裕くんもいつまでもこうやって、カメラのセッティングして、演出にして、司会とかしないで、
そろそろ部下を数十人使ってさ、これやってくれよって言って投げるっていう順番なのよね。
スピーカー 2
だから今日はいっぱい出てくると思いまして、僕ら3人と年齢も違いますけど、
本当に個人的にはドンピシャ!リアルタイム過ぎましたね。
スピーカー 1
ただね、なんでこんなことをそんなに早くやったんだろうっていうね。
この人ね、人生の早いうちにすごい挫折してんの。
このアーサーさん、アーサーシーブルックスさん、
アーサーさんはね、もともとはクラシックのホルムソーシャルを目指してたんだって。
だから珍しいよね。
普通さ、楽器をやってソリストになりたいっていうのは、バイオリンかピアノじゃない?
せいぜいチェロじゃない?クライメイトとか。
スピーカー 1
ホルムでさ、いつかソリストになりたいなんて思う人っていうのは、
オーケストラの中でもかなり変わり者なのよ。
オーケストラってそれぞれ選ぶ楽器によって個性がすごく出るので。
この人の場合は、でもものすごい練習して頑張って、
いいところまで行って、プロのオーケストラに入るんだよね。
バルセルナの公共楽団のホルムソーシャルになるんですね。
それだけでもすごいことなんだけど、ところがプロになった後、
30歳ぐらいから突然内院できたことができなくなっていったんだって。
死ぬほど練習したり先生についたりするんだけど、
自分でホルムが下手になってきてるのがわかる。
20代後半から30歳にかけて。
そりゃビビるよね。
ようやく自分の夢が叶ってオーケストラに入れた。
で、ワールドツアーなんかにも行っているのに、
自分の腕は密かに落ちていっている。
でもホルムってさ、オーケストラの中でも地味な楽器で、
スピーカー 1
超絶技巧的なところがたくさん出てくるような楽器ではないから、
たぶん周囲の人には普通の曲を普通に押したらわかんないんだよね。
スピーカー 2
じゃあ本人だけ。
スピーカー 1
そう、でも本人ではあれ?前吹けているこの難しいパッセージができなくなっている。
なんとか誤魔化しているけどやばいっていう。
たぶんプロとしたらものすごい怖い段階だよ。
だから今こうやってややくんがさ、僕とこうやって喋ってて、
昔の事実とかさ、本の名前とかが一切出てこなくなるっていうのと近いと思う。
汗かくでしょ。
あの作家誰だっけ?ってなるわけだから。
スピーカー 2
かなり聞きって感じしますね、基本的にはね。
スピーカー 1
で、このアーサーさんは、著者は31歳でもう負けた。
自分はフォローストーシャーとして音楽が私の人生はもう終わった。
負けたんだってわかっちゃうんだよね。
でもそれを31でさ、思い切れてスパッと人生を変えられてすごくない?
スピーカー 2
すごいです。今同じ歳ですけど絶対無理ですね。
スピーカー 1
そうか。
スピーカー 2
31って若いよね、全然まだ。
だって31なんてもう夢の塊の時期じゃん。
スピーカー 2
少年少女からちょっと毛も生えてる。
スピーカー 1
31って何してた?
スピーカー 2
31、起業して3年なんで。
スピーカー 1
じゃあもう無理のりに頃。
スピーカー 2
まさに小さい自分で恐縮ですけど、ここに出てくる第一の波みたいなのをまさに乗ってた感じ。
何も考えてなかったです。
スピーカー 1
イケイケでね。
スピーカー 2
イケイケでした。
スピーカー 1
でもそういう歳だよ普通は。
でもこの人の場合は31歳で人生の夢、今まで全部をかけてきた夢を諦めて、
自分は負けた、もう音楽はできないし才能がないって一度諦めるんだよね。
諦めた後にもう一回勉強して、やっぱね頭がいいのもともと。
ハーバード大学の教授になるの。
すごいよね。
で、教授で学生をいろいろ教えた後でワシントンのシンクタンクに転身してシンクタンクの会長になるの。
だからその頃はすごかったと思う。
国の予算を分取ってくるのがシンクタンクの仕事じゃん。
なので政治家の接待、業界の大物の接待とかで、
それこそ一晩10万円のレストランで高級ワインを飲んで、
で、ワシントンからヨーロッパ飛び回ってっていう仕事をしているんだけど、
でもそれを10年でスパッと辞めるんだよまた。
スピーカー 2
華やかな仕事なのに。
スピーカー 1
超華やかな仕事だし、まだ若い50歳ぐらいだったんだけど、
その仕事を投げ打って、人生後半はまた別の生き方を選ぶんだといって書いたのがこの本なんだよね。
その生き方かっこいいよな。
スピーカー 1
めっちゃかっこいいし。
ちょっとあれじゃない?
スピーカー 1
だってさ、普通音楽家になりたいって言って大袈裟に入ってプロで給料もらうとかって言ったら成功じゃん。
大学教授になるって成功じゃない。ハーバードの教授だから。
で、ワシントンのシンクタンクの会長っていうのも大成功じゃん。
で、3回やって、この人生後半の戦略書もこれすごい売れるの。
ってことは、人生のピークをもう4回作っているという。
スピーカー 2
一心四生です。
そうだからね、それを考えるとちょっと参考にならないかなっていうところもあるんだけど、
スピーカー 2
すごい人過ぎて。
それでも参考になります。
スピーカー 2
なんかね、本編でいっぱい出てくると思いますけど、本当に伊賀さんおっしゃってた通り一見ビジネス書の形してるんですけど、
まあなんか、伊賀さんが多分は経験したなってこともあるし、僕は今まさに。
で、美咲さんこれからっていうところは、すごい深いというかね、
人間のシーンみたいな部分がいっぱいありますよね。
スピーカー 1
でも予約も考えるでしょ、46だと。
スピーカー 2
いやいや考えますよ。
スピーカー 1
次の3年4年を考えるよね、50歳になった時何をするかって。
スピーカー 2
でもなんか、やっぱりこの中でも後でその話出てくると思うんですけど、流動性知能と結晶性知能。
そこのところで自分がやっぱり流動性でやってきたところから、結晶性でこういうのやりたいなみたいに、
ちょうど今かなり明確化したところだったんで、
この本読んで、あ、いいんだっていうのが起こって、すごい勇気づけられましたね。
スピーカー 1
あるね、しかもこれ終わりがかっこいいじゃん。
かっこいい。
もう最後の最後は成功するかどうかなんて誰にもわかんないんだけど、
何も考えずに飛べって言って終わるんだよ。
そりゃ勇気もらえるよね。
なんか残酷な天使のテーゼみたいな。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
正面披露、神話になると。
スピーカー 2
確かに予想感は良かったですね。
ちょっと私の世代からしたら、これからのことも結構書いてあるもんだったんで。
どんな感覚だった?
やっぱりなんか、これってまず前半と、あとはその後、結晶性知能という、やってきたことを結晶にする。
これが結晶にできるの?っていう不安はちょっと感じました。
あ、そう?
今はちゃんとやってこないと波に乗ったりもできないし、結晶というかグッと固めていくっていう時期に乗りたい。
スピーカー 2
けど乗れなくなっちゃうかもしれないから、ちょっと説示が伸びる気持ちもあったんですけど。
でも最終的に希望的に終わったんで。
スピーカー 1
そうだね。
でも考えたらさ、今これから好きなことやって、50歳くらいになった時に、日本BLヒストリーみたいな。
結晶化。
スピーカー 2
結晶化します。
スピーカー 1
BLで言えばあの人っていうさ、そういうのもできるじゃん。
スピーカー 2
そうですね。だから今持ってるものを、やったらめったら捨てなくていいんだなっていうのはすごい感じた。
スピーカー 1
基本的に、今までの経験とか知識とかは捨てる人は全くないんだよね。
それをベースに、ただ別なことをやろうっていうのがメインの本なので。
スピーカー 1
この番組を見てくれてる人って、30代、40代、50代の、特に男性が多いじゃない。
みんな仕事の壁に当たってると思うんだよね、今。
どう切り替えていこうか、これから。
もう昔みたいに、馬力で頑張って残業と徹夜で片付けるなんてことはできない。
人を使っていかないといけない。
しかも自分の頭の能力ってさ、みんなちょっとやばくなってる感じないですか。
スピーカー 2
あります。
スピーカー 1
思い出せないよね。あの作品なんだっけ、あの作家誰だっけっていうのすごいあるじゃん。
そういうのは基本的に40代を過ぎたらどんどん力が落ちていくのよね。
スピーカー 1
だからその落ちていく中で、いかにうまくごまかしつつ、
ところがその落ちていく中で、逆に人間に乗ってもものすごく可能性があるんで、
その中でも上がっていく知能もあるのね。
それに関してのアドバイスなんだよね。
スピーカー 2
いやー、ほんと素晴らしいですね。
スピーカー 1
そう、なんかアメリカの一番いいところを久々に見たね。
スピーカー 2
思います。
スピーカー 1
だからトランプとかさ、見てさ、もうとんでもないな。
あとなんだっけ、ヘグセス?ヘグセスみたいなクズ国防長官を見てさ、
とんでもないなと思うんだけど、
やっぱりこういう人がいるからまだアメリカってしてたもんじゃないよなっていう気はしたかな。
スピーカー 2
確かに。
ランチの時も早川さんと衣良さんでお話ししてましたけど、
日本人には書けない本っていう。
結構論理立てて、章に立ててっていう。
そういうのがすごいわかりやすかったんで。
でも信仰とかの話も出てくるし。
スピーカー 1
まあね、信仰ははっきり言ってこの本の信仰の部分は飛ばしちゃっていいんだけど、
ただ日本人にこれ書けないっていうのはさ、
日本人って権力にいつまでも固執するとかあるじゃん。
スピーカー 1
そういうところをスパッと捨てられるところが、
実はなかなか偉いなと。
これやっぱり欧米人で強いとこあるよね。
スピーカー 2
日本だとそういう若い人ね、もちろんそういう企業家もいると思いますけど、
テックの企業家とかでも、なんかこうスパッとみたいな感じするけど、
でもやっぱり今見てた日本の中でやっぱり凝り固まったままみたいな。
アメリカでは本当にスパッとね。
スピーカー 1
いつまでも権力に忠着してさ、
これ誰とは言いませんけど、社外で自分の後継者としてこんな優秀な奴がいるって言って、
連れてきては何癖つけて首切って辞めさせて、
やっぱり自分じゃなきゃできないって言って、
また何年かすると誰か連れてきて、
スピーカー 1
こいつは天才だって言った後、また2,3年で捨てて新しいの入れてくるっていう、
ダメ経営者が某大企業でもいくつもいるじゃない。
俺じゃなきゃダメだと言っている、本当に老害経営者が、創業者でもね。
なのでそういう人たちは本当にこの本を読んだ方がいいと思うよ。
スピーカー 1
某すごく安い洋服屋さんとかさ、某柔らかい銀行とかさ、某なんだろうな。
スピーカー 2
ヒントがいっぱい出てきました。
でもアメリカでも例えば名誉会長とか、何とか総代とかあるのかもしれないけど、
やっぱり日本はね、今衣良さんおっしゃってる会長とかやっても実はそこに名誉がついてて結局いるみたいなのありますよね。
スピーカー 1
しかも人事の支配をするじゃん。
それはできないからね、やっぱりアメリカではさすがに。
なのでそういう点では日本人ほど、その人生の後半に今持っているものとか今の成功とか仕事とかを、
どこかでスパッと諦める覚悟がいるんじゃないかな。
スピーカー 1
その覚悟が決して悪いもんじゃないし、また別な形での成功が次に待っているんだよっていう勇気をくれるのがこの本だよね。
スピーカー 2
そうですね、久々に。
なんかその衣良さんが今言ってくれたことの念押しじゃないですけど、
多分今の日本の推奨されている若者の生き方みたいなのをしたら、全然この発想には至らないと思うので、
なんかこういう本を読んで、どうしようかなって迷ってるのを吹っ切ってみるのはめっちゃいいと思います。
スピーカー 2
自分の中にはない考えがいっぱいだったんで。
スピーカー 1
でもさ、人間ってその時得意なことを知るほど頑張ればいいので、楽しいことを。
だから若い人は思考力だったりオリジナリティだったりクリエイティブな力をどんどん発揮して、
スピーカー 1
バンバン頑張ってさ、歳を取ってそれが苦手になって、
ああもう力が落ちたなと思ったら今度は別のところで勝負をする、知恵で勝負をするっていう、
スピーカー 1
その何て言う夢幻的な生き方をね、本当に考えた方がいいね。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
それと一つ言えるのはさ、AIとかのおかげで知識を総合するとかさ、
確かに。
何かを思い出すみたいなことってもう問題なくなったじゃん。
なのでそういう部分は逆に機械に投げてしまって、
人間は知恵を使うんだっていうのもありだと思うんだよね。
スピーカー 2
まさになんか個人的にはそれが今まさに助かりましたね。
なんかクリストライズされたものがあるんだけど、
それをこそイラストしてまとめたりちょっとメイリ化するのちょっと今時間ねえよっていうのが今まさに助けてもらってるから。
スピーカー 1
だからね、なんかみんなも自分の好きな作家のここを見て、
40歳から50歳、多分どの作家もここに傑作が集中してるから。
スピーカー 1
当然僕も今もう60過ぎて描いてるけど、やっぱこの頃の方がキレがいいんだよね、全然。
だからそう考えるとね、なかなか怖いよね。
会社の事務系の社員でさえ44歳でもうピークアウトだからね。
スピーカー 2
でもこれはね、オトラジの視聴者とかもちろんいろんな年齢層の方いらっしゃると思いますけど、
でもやっぱりこの辺の僕よりちょっと下とかぐらいの人が多いと思うので、
だから今日そういう意味ではドキドキかもしれませんけど、かなり有意義なテーマかなと。
スピーカー 1
いやこれはね本当に役に立つし、この本はいいから探して買うといいんじゃないかな。
ソフトバンク理由でこれさ、文庫本の権利売ればいいのに。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
ソフトバンクって文庫無しだっけ?
スピーカー 2
なんかあるイメージないですね。
あるのかもしれないけど、一般の書店にほとんど並ばないから、
これ版権権利を新書社とか文春に売ればさ、ずっとロングセラーで文庫で回る本だと思うよ。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
ぜひぜひしていただきたいです。
スピーカー 2
ニューヨークタイムズで話題を振った全米をベストスラーですね。
言っててよくね、あれ?みたいな本が多いけど、これは本物の本でしたね。
スピーカー 2
これはすごい面白かった。
はい、ありがとうございます。