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どうもこんにちは、シン・イクメン育成コーチのひなたです。
ひなたの【シン・イクメン夫婦論】、今日もよろしくお願いします。
本日のテーマは、妻の不機嫌は【空】である、というテーマでお送りします。
このタイトルだけ見たら、仏教のことを全然ご存じない方からすると、なんのこっちゃいっていう感じだと思うんですけれども、
仏教の非常に大切な根幹となる考え方と、
奥さんの不機嫌を掛け合わせて、家事・育児に頑張っているけれども、奥さんからの不機嫌な態度をされると、
ついイラッとしてしまうとか、奥さんの不機嫌な態度にうんざりしてしまう、
そんな男性の夫の方に向けて、ヒントとなるお話ができればいいなと思っております。
ぜひ最後までお付き合いください。
この番組は、夫専門夫婦関係改善コンサルとして活動する私、ひなたが、
夫が自己成長することで、夫婦関係を良くしていくためのヒントをお届けする、そんな番組となっております。
平日の16時50分ごろ毎日お届けをしますので、よろしければフォローをよろしくお願いします。
はじめにお知らせをさせてください。
Kindle、Amazonで電子書籍を出版しております。
本のタイトルは、「育面が夫婦仲を悪化させる本当の理由」というタイトルになっております。
こちらは、私の夫婦関係の悪化から改善までの道のりでしたり、
私が掲げている新育面というコンセプト、これがどういったものなのかということを説明している、そんな本になっておりますので、
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では本日の本題に入っていきます。
妻の不機嫌は空であるということなんですが、これは私もまだまだ理解が及んでいない部分もあると思うので、
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私としてもチャレンジングな放送というか、私自身も自分の知識をより定着させるために言語化していくという作業にもなりますので、
どうぞお付き合いいただければと思います。
ではですね、まず仏教の中で空という概念があるんですね。空、空、空というふうに書くんですけれども、
これがどういったものかというと、ちなみに今日のお話ですね、ビジネス心を生き抜くための仏教思考という本を参考にしております。
この本の中ではですね、空というのはこういうふうに説明されています。
すべての物事は因縁によって生じたものであって、固定的実態がないということ、演技しているということ、意味わかりますかね。
つまり、すべての存在とか物事というのは、固定的実態って実は何もないんだよっていう話なんですね。
これはどういうことかというと、例えば私という存在がいますよね。私、自分。
じゃあその私っていう存在って、例えば、私という存在の一つに夫という役割というか、夫としての私がいます。
でも夫としての私がいるのは、妻という存在がいるから夫という私がいるわけですよね。
だから、私一人では夫にはなれないわけです。妻がいるから夫になる。ここに因が、演技といって関係、関わり合っている関係性があるわけですよね。
例えば私は親でもあります。 でも親って私一人では親にはなれないんですよね。
当然、子供がいるから私は親なわけで。 子供がいなければ私は親ではないわけです。
あと例えば、私は会社員です。本業会社員なんですけれども、会社員も勤めている会社があるから私は会社員なわけで、会社がなければ私は会社員じゃないんですよね。
あと例えば、私は子供です。親からすれば私は子供ですよね。 これも同じで、親がいるから私は子供であって。
そもそも親がいなければ私自身も存在していないということなんですけれども、つまり何が言いたいかというと、細かく私というところを見ていくと、
私単体で、個人、本当に単体で成り立っているものって何一つないんですよね。 つまり絶対的なものって何もないということなんですよ。
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これって、そうである以上、やっぱり絶えず変化をしていくということなんですよね。 その関わりの中でいろいろ変化をしていく。
なので、ずっと同じということもないですし、
絶対的なものは何もない。 つまりこれが
仏教でいう空という概念なわけなんですよね。 例えば、この今私の目の前にスマホがあります。この録音しているスマホという機械。
これもスマホという一つ一つのパーツが組み合わさって、このプラスチックの素材が
組み合わさって、こういう形になって、今スマホとして目の前にあるんですけれども、そのスマホって何でスマホかというと、私がこれがスマホだというふうに認識をしているからスマホなんですよね。
例えば他の、じゃあうちに今犬がいますけど、うちのワンちゃんがこのスマホというこの物体を見たときに、ワンちゃんはスマホだとは認識しないわけです。
だからこのスマホはスマホじゃなくなるわけですよね。 ただの固い物質、食べられないものになるわけです。
つまり、物一つとっても自分の認識がそうさせているわけで、 本質的には絶対的なものって何もない。このスマホであっても実はスマホじゃないということなんですよね。
ここらへんちょっとかなり哲学的な話で、なかなか説明するのも難しいですし、私自身もまだまだ理解できていない部分はあると思うんですが、
というのが空なわけです。 大丈夫ですかね。
ということを考えると、つまり、 今目の前に現れている奥さんのその不機嫌という現象、
これも空なわけです。 奥さんが不機嫌、イライラしている、また嫌なこと言ってくる、きつい言葉を言ってくる、
そういう目の前の現象自体も空なんですよ。 絶対的、絶対性なものではないし、
ずっと同じ状態でもない。 だからその目の前に起こっている奥さんの不機嫌を
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好きとか嫌いとか嫌だとか、 そういうふうに処理するのではなくて、
一回それを空だというふうに認識をして、ちょっと一歩を引いて離れてみてみることが大切なんですね。
この本の中で、その空に対しての
説明がちょっとわかりやすいなと思ったので、これをご紹介したいんですけれども。
空をどうやって悟るかというところの説明になるんですが、まず最初に一つ目。
この世に絶対的なものはなく、すべて空なのだから、自分が直面している苦しみも、 苦痛を認識している自分も空である。
つまり目の前の奥さんが不機嫌だし、イライラしているし、嫌なことを言ってくるというのも空だし。
それを嫌だなというふうに認識をしている。また不機嫌だなぁ、なんでそういうことを言うんだろうというふうに認識をしている自分自身も空である。
絶対性のものは何もない。まずここをしっかり抑えましょうということですね。
次です。2つ目。 目の前の物事は本質が空であるものが、
因果、縁起という作用によって現出した一つの、そう見える何かであって、 それが何であるかということについては、無限の可能性があるということなんですね。
つまり目の前の物事、例えば奥さんが不機嫌だったということは、 本質的にはそれも空だと。
実体はないし、絶対性のものは何もない。 ただ因果と縁起、原因と結果の法則と物事の関わり合い、つながり合いでの作用によって現出した一つの、そう見える何か。
不機嫌に見える何かであって、それが絶対的に奥さんが不機嫌であるかどうかわからないということですね。
そこには無限の可能性があるということです。 3つ目が、つまり何かに絶対性はない。
もしかしたら奥さんが今不機嫌な態度をしているその態度も、 自分がそう見ているだけであって、
実は何か別の理由がある。 だいたいそういう場合が多いんですけれども。
ということですね。 4つ目であれば、今苦しいということは、
苦しみという何かを現出させている因果、縁起を調整すればいいだけなのだ、 ということなんですね。
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つまり今の奥さんのその態度が不機嫌だな、嫌だな、 イライラしちゃうなというふうに捉えているのは、あくまで
それを苦しみというふうに受け取っている、 自分自身がそういう認識をしているだけであって、
その苦しみ、苦しい、嫌だなというそのネガティブな感情も、 自分自身がそれをそう認識しているからそうである。
だったらその因果、縁起を調整すればいい。 つまり、自分がそういう見方をしないようにするにはどうしたらいいかなというふうに考えてみたらいいと思うんですよね。
例えば、よく心理学的にも言われているのは、 怒りという感情の奥には、
一時感情として絶対に弱い感情があるというふうに言われるんですよね。 なので、
怒りは二次的な感情であって、その手前にある一時的な感情、弱い感情を蓋をするために、 怒りという感情を持ち出して自分を守っている。
つまり、怒っている奥さんの本当の気持ちとしては、
悲しいとか、苦しいとか、辛いとか、 もっとわかってほしいとか、
そういった弱い本音が隠れていると思うんですよね。 ただ、それが
私たち男性は、表面的に奥さんの不機嫌に晒されてしまうと、 そこが全てになってしまって、
また奥さんが不機嫌で嫌だなというふうに捉えてしまう。 そういうことって往々にあるんじゃないのかなというふうに思いますし、
私もそのうちの一人でしたし、今もやっぱりそういうシーン、 瞬間というのはあるなというふうに思っています。
そこで、やっぱり大切になってくるのが、 自分自身のこの怒りという、
忌まわしき感情。 仏教でいうと三毒の一つというふうに言われていて、
人を苦しめる煩悩の一つというふうに言われているんですね。 怒りという感情をどういうふうに自分の中で扱っていくか、
どういうふうに処理をしていくか、 どういうふうに手放していくか、
どういうふうに付き合っていくか、 ここが結局はすごく大事なポイントになるなというふうに思っています。
私のクライアントさんでも、今頑張って6ヶ月の 個別コンサルを受けていただいている方のですね、
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6ヶ月後の目標が、やっぱりこの怒りに打ち勝つと。
【電話が鳴る】
ちょっと電話が鳴ったので一回切ります。
すいません、ちょっと電話が鳴ってしまったので中断しました。 ということで、怒りに打ち勝っていくということが、
とても夫婦関係を良くしていくためには、 非常に大切なポイントになってくるなというふうに思っています。
そのためには、今日お話をしてきた、 奥さんの不機嫌は空であると。
そこに絶対的なものは何もないし、
それがずっと続くわけでもないと。 つまりその不機嫌を、そもそも奥さんが不機嫌だなというふうに認識している。
自分自身がそう認識しているだけであって、 他の人から見たらそうとは限らないかもしれませんし、
つまり絶対的なものはこの世に何もないということを理解できると、 また奥さんへの見方が変わってくるのかなと思います。
やっぱりその不機嫌とかっていう状態を、そのまま表面上のまま受け取ってしまっていると、
やっぱり奥さんへの見方もそういう見方になってきちゃうんですよね。 これも私も本当そうだったんですが、
だんだん私のことをいじめてくる嫌な人みたいなイメージとか見方になってしまいますので、そうなると
どんどんどんどんやっぱり夫婦の
溝は深まっていってしまうなというふうに思いますので、 ぜひですね、この奥さんの不機嫌は空である。
ここを一つキーワードに、これからも不反嫌を向き合ってみていただけるといいのかなというふうに思います。
はいどうでしょうか、ちょっとうまく説明できたかわかりませんが、後で自分自身でもこの放送を聞き直して、
より自分でも理解を深めていきたいなというふうに思っております。 こんな形で私は新一面というコンセプトを
育面×仏教思想イコール夫婦関係改善というコンセプトで 活動しておりますので、今後も仏教に関わる仏教ネタをですね、
私自身も勉強をもかねてどんどん発信をしていきたいなと思いますので、 ぜひですね、ご興味を持っていただいた方は引き続きフォローしていただいて、
放送を楽しみにしていただければと思います。 本日も最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
この番組ではコメントを募集しております。 1秒でも聞いてくれた夫を新一面ズ、奥様のことを新一面サポーターとお呼びして、皆さんと一緒に番組を作り、
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一緒に成長したいと思いますので、ぜひコメントやご質問もお待ちしております。 それでは新一面育成コーチの日向でした。
今日も最高の夫婦関係になるように、あなたのことを応援しています。 また来週お会いしましょう。
良い週末をお過ごしください。 それではさようなら。