00:05
どうもこんにちは、シン・イクメン育成コーチのひなたです。 ひなたの【シン・イクメン夫婦論】、今日もよろしくお願いします。
本日のテーマは、なぜ仏教思想が夫婦関係の改善に役に立つのか③
【自分にこだわらない】というテーマでお送りします。 前回に引き続き、なぜ仏教思想が夫婦関係改善に役に立つのかというところを
仏教の根本的な考え方である司法院のうちの一つ、 今回は諸法無我ということについて、
夫婦関係とのつながりをお話ししていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。 この番組では夫婦専門夫婦関係改善コンサルとして、個別コンサル、講座開催、
電子書籍出版などの活動をする私、日向が夫が成長するためのヒントをお届けする番組となっております。 平日の16時50分ごろ毎日お届けをしますので、よろしければフォローをよろしくお願いします。
はじめにお知らせをさせてください。動画セミナーをリリースしております。 セミナータイトルは、悩む夫が今すぐできる
夫婦関係を2ヶ月で改善する方法となっております。 この動画は評価5点満点中、4.92点という高い評価をいただいている
オンラインセミナーを録画した1時間44分の動画となっております。 価格はなんとランチ代以下の550円です。
ランチ代以下の価格と2時間弱の時間の投資で、あなたの夫婦関係が変わるチャンスをぜひこの機会に手に入れてください。
詳細は概要欄のURLをチェックしてください。よろしくお願いします。 それでは本日のテーマ
なぜ仏教思想が夫婦関係改善に役に立つのかパート3 自分にこだわらないということをお話ししていきたいと思います。
仏教には根本的になる、 根本的になっている考え方というのが
4つあるという話を前回もしました。 諸行無常、諸法無我、一切皆苦、涅槃若浄。
このうちの今日は2つ目、 諸法無我についてお話をしていきたいと思います。
諸法無我とは漢字で書くと諸々の諸ですね。 法は法律の法で諸法、これがやっぱりすべての物事において、すべてにおいてという意味になります。
で無我、無しの無に、我がですね、と書いて無我、つまり我はないと書くんですね。
03:09
つまり、すべてにおいて自分はない、我なんてないんだというふうに考えるのが仏教のスタート地点になっています。
この諸法無我は個人的にもすごく哲学的だなというふうに思っているので、もしかしたらちょっと考え方的にわかりづらい方もいらっしゃるかもしれませんが、
諸法無我についてもですね、古立一郎さんがわかりやすく解説をしてくださっているので、古立一郎さんの解説動画も概要欄にURLを貼っておきますので、ぜひそちらも合わせてご覧いただければと思います。
私の方からもざっとまず諸法無我についてご説明をさせていただくんですが、すべての物事において自分はないんだ、自分という存在は実はない
というふうに考えるのがこの世の中の真理であるというふうにお釈迦様は説かれたわけですね。
どうでしょうかね、皆さん。自分がないと言われると、何か全く意味わかんないですよね。
私も完全につかめているかといったら、ちょっとつかめていない部分も非常に多いと思うんですけれども、
考え方としては、皆さん、自分は何?というふうに聞かれたときに何て答えますかね。
あなたって何ですか?というふうに聞かれたら、自分って何?って答えられますか。
例えば、自分の体が自分というふうに考えるのであれば、それって自分ですかね。
体は何でできているかといったら、分解していくと非常に小さな粒になるわけですね。
原子、今、量子力学の世界ではさらに細かい素粒子なんていう言葉もありますけれども、
そういった一つ一つの粒が積み重なって体ができているわけなんですね。
じゃあ、自分というのはその粒の一つのことを言うのか、よく分からないですよね。
じゃあ、自分の意識が自分なんじゃないですか、というふうに考えた場合、
じゃあ、その意識ってどこから来ているんですか、というふうに考えたら、
その意識を生み出しているのは自分の脳みそなわけですよね。
自分の心と言いますけれども、心も結局目には見えないものじゃないですか。
じゃあ、その心ってどこから生まれているのって聞かれたら、
やっぱりそれっておそらく脳になるわけで、
じゃあ、その脳って自分ですかって聞かれたら、それもよく分からない。
06:03
先ほど言ったように、結局すべて分解していくと小さい小さい粒になるので、
じゃあ、その粒の一つ一つが自分なのか、その粒の集合体が自分ということなのか、ということですよね。
私たちの心臓は今動いているから生きていますけれども、
その心臓も自分で動かそうと思って動かしているわけじゃないですよね。
勝手に動いていますよね。
私たちの細胞は、前回の放送でもお話ししたとおり、3ヶ月に1回は生まれ変わる。
つまり細胞はどんどんどんどん進化して退化して生まれ変わる。
というふうに考えると、自分でありながらも自分の思い通りになっていることって多分何一つないんですよね。
じゃあ、私は日向という名前があって、
今この物質の集合体がたまたま日向というふうに、
これはビジネスネームなんですけれども、本名の名前があって、
親から名前を授かって、三王子は勝手に引き継がれて、本名があって。
じゃあその名前があるから自分なのか。
そこも、自分のようで自分。
じゃあ別に名前が、自分の名前が授けられたから自分なのかって考えると、
まあそうのようで、そうじゃないようで、というふうに科学的に見てもそんな感じになってくるわけなんですね。
それをまだ全然科学も何も発達していない2500年前のお釈迦様が、自分なんてないんだというふうに説かれたわけです。
じゃあ家族の中では私は父であり夫でありっていう役割がありますけど、
これも家族という繋がりの中で生まれている、父としての自分、夫としての自分がいるんですけど、
それって本当の自分ですかって言われたら、そうじゃないような気もします。
例えば仕事をしている時の自分は会社員の自分だし、上司の自分、部下の自分になりますし、
親と一緒にいるときは子供の自分になりますし、つまり諸行無常と繋がるんですけれども、
すべては変化をしている中で、自分という存在も実は確固たる存在って実はないっていうふうにお釈迦様は説かれたわけです。
自分なんて本当はないんだよ。
09:01
ただ、一般人である私たちは、自分というものはあるというふうに思って、自分はだって自分でしょうと。
あるというふうに思って生きていますので、なので人生の中で苦しみが生まれてくるということなんですね。
本当はない自分というものに自分は執着しているということです。
例えば夫婦関係で言えば、これも私も未だによく思ってしまうことなんですが、
例えば私ばっかり、俺ばっかり、俺ばっかりこんなにやっているのに、
っていうそういう気持ち、これって自分という本当はない自分にすごく執着していると思いませんか。
俺ばっかり、俺、自分のことを言っているわけですよね。
一方、例えば、
そうですね、奥さんからひどい言葉を言われた、きつい言葉、冷たい言葉を言われた、そこに傷つくわけですね。
その傷ついた自分というのもまた自分なわけです。
自分というものがあるから傷つけられちゃうわけなんですよね。
で、苦しくなる。
それも自分が大切で自分を守りたい、自分がある意味大切、自分が一番だと思っているから、
そこに反する言葉を奥さんから言われたときにぐさぐさ、傷ついて悲しくもなるし、怒りとして反応してしまう。
これも要は自分というものに執着しているから起こる苦しみなんですよね。
なので無我、諸法無我の無我の反対は自我。自我ですね。
エゴイズム、私。
自我に対して執着をすればするほど人間は苦しくなるんですよというのがお釈迦様の教えなわけです。
本当は自分なんて本当はないはずなのにその自分というよくわからないものに執着しているから自分は苦しくなる。
本当それと夫婦関係も一緒で、パートナーとうまくいかなくなるのってパートナーの気持ちよりも自分の気持ちを優先して相手にそれをぶつけるからだと思うんですよね。
俺はこんなにやってるのになんでそんな言い方するんだよとか、俺ばっかりこんなに我慢するのにとか、私ばっかりとか、あなた本当何もやってくれないとか。
全部こうやっぱり自分に対してフォーカスしているからそれが結果的に苦しみに生まれ変わってしまうということです。
なので私なんかもう全然まだ本当にまだまだなんですけれども、
12:07
自分というものをいかに自分というものからの執着から出して自分というものを手放せるような感覚になるとおそらく相手との関係もうまくいくということなんですよね。
だってこの自分という執着がなくなればもっと相手の言うことを素直に聞けるはずですし、相手の気持ちを受け取ろうとできるわけなんですけれども、
そこに自分の我が入ってくるから素直に聞けないし、相手の言うことも相手の目線にも立てないし、自分の目線ばっかりで考えてしまって不満をどんどん募らせてそれが爆発して夫婦喧嘩に発展していくということなので、
この諸法無我、自分なんて本当はないんだというこの感覚、私もまだまだなんですがこれを身につけていきたいなと思うわけです。
これがその諸行無常、前回放送した諸行無常ともつながっているわけで、常に物事は変化をして何一つ同じものはない。
それは自分もしかりで自分だって常に変化をしているし、それは相手も同じですよね。相手も常に変化をしている。
そういう変化の中で自分は生きているのに、変化をしていくはずの自分にいつまでも固執して執着していると、
やっぱりそれって世の中の真理、物事の道理から外れるので苦しみが生まれてくるというふうに仏教は考えるわけです。
なかなかこの境地に達するのは本当に難しいですし、ここを達したからこそお釈迦様という非常に敬意な存在がいるわけなんですけれども、
そこを意識しておくだけでも、私ばっかりという感情が芽生えたときに、本当はこういうことだよねっていうのが自分の振り返りの材料になるだけで、
いつまでもその感情に引きずられなくなる、引っ張られ続けなくなるという状態が作れるかなと思いますので、
なのでこの諸行無常と諸法無我、ここはセットで意識していきたい大切な考え方というふうに感じております。
いかがだったでしょうか。諸法無我と夫婦関係の関係についてお話をしていきました。
自分の存在という話になるとかなり哲学的になるので、ある意味私はこういうところが仏教の面白いところだなと思いまして、
15:04
神様仏様といって神様に全てを委ねますみたいな、神様次第ですみたいな感じの宗教ではなくて、
いかに自分と向き合って自分との向き合い方を学んでいくかというのが仏教、しかも初期仏教、原始仏教の中にはありますので、
そういったところが仏教の面白さだなというふうに感じております。
私自身は夫婦関係の改善は生き方の改善というふうに思っていて、結婚生活は最高の自己啓発の道場だというふうに思っているんですね。
それぐらい自分自身が成長できる場というふうにも考えているので、
ぜひこの仏教の考えを夫婦関係に照らし合わせると、自分がさらに成長していくヒントが得られると思いますので、
ぜひ今後もそういった発信を私もしていきますので、楽しみにしていただければなというふうに感じております。
本日も最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
この番組ではコメントを募集しております。
1秒でも聞いてくれた夫のあなたを、新育免図、奥様のことを新育免サポーターとお呼びして、
皆さんと一緒に番組を作り、一緒に成長していきたいと思っておりますので、
ぜひコメントやご質問もお待ちしております。
また、いいねもフォローも大変励みになりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
それでは新育免育成コーチの日向でした。
今日も最高の夫婦関係になるように、あなたのことを応援しています。
またお会いしましょう。さようなら。