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2022-12-12 09:15

#140 【セルコン】身体とセルフコンパッション(理想とのギャップに悩む私たち)

#心理 #心理学 #メンタル #メンタルヘルス #セルフケア #身体 #コンプレックス #セルフコンパッション #理想の自分 #優しさ #労り #ねぎらい
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こんにちは、心理師のはるかめです。この放送では、あなたが自分に優しくして、人生をより良くしていくために、セルフコンパッションや心理学、人生に役立つ情報をお伝えしています。
今日は、セルフコンパッションデーということで、自分の身体に向けるセルフコンパッション、特に理想とのギャップとか、実際に私たちがやってしまっている悪い生活習慣とか、そのあたりに向けて、身体のことを考えていきたいと思います。
どうでしょうか?皆さん、理想の体型とか、理想の自分の容姿とか、そういったものってありますか?これを持っていない人ってのは、なかなかいないかなと思うんですね。私もやっぱりありますよね。
私はどちらかというと、身体はがっしりした作りだと思います。なので、どれだけ痩せても、すごいスタイリッシュなヨーロッパの男性みたいなのにはなかなか慣れないんだろうなっていうふうに思ったり、そういうふうに理想とのギャップを感じていたりするんですよね。そういったところは、多かれ少なかれ人にはあるかなと思うんですね。
特にインスタグラムとか、画像系というか視覚を刺激するSNSにはそういったものがあふれてますし、テレビをつけるとかっこよかったり、美しかったりする芸能人の方とかたくさん出てると思いますけれども、あの方々はだいぶ自分の身体を作るために相当な厳しい努力をされている方が多いので、
あれを理想としてしまうと、なかなか現実はあの通りにはいかないですよね。
たぶんあれを目指して普段の生活を行ってしまうと、結構不具合が出やすいのかなと思ったりはします。
同時にそういった理想がありつつも、実際の生活の中で運動をしなかったりとか、飽飲飽食をしてしまったりとか、体を不健康な方に追い込んでしまうという状況もあると思います。
理想が高すぎてもいけないですし、かといって現実のものが低すぎてもやっぱりいけないんですよね。
ちょうどいい塩梅で生きていく必要があるかなっていうところなんですよね。
それがやっぱり体の健康とか、ウェルビーングって呼ばれるね、よりよく生きるとかね、生活の充足感を持って生きていくっていうことにつながっていくわけです。
なので、理想というか、こうあった方がいいよという答えとしては、非現実的な美貌のイメージと自分を比較してしまうのでもなく、自分の体を痛めつけてしまう生活習慣をするのでもなく、その間くらいを狙っていきましょうということになります。
今日はですね、そのあたりの方法、自分にどういうふうにセルフコンパッション向けていけばいいのかっていうことをお話ししていきたいかなと思います。
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今日はですね、ちょっと書き出してほしいと思いますので、紙とペンがあるとよりいいかなと思いますが、なければね、サイカーのスマホとかに書き込んでもいいのかなと思ったりします。
まずはですね、自分の体について優しい気持ちを持って、でもね、ここがポイントなんですけど、正直に評価をしていきたいと思います。
まず最初に、自分の体で気に入っている特徴っていうのを書き出してほしいんですね。
例えば、そうだな、私の例でいきましょうか。
私の場合ですと、まず身長が高いなっていうところと、運動すると筋肉は割とつきやすいなっていうところ。
で、結構免疫も高いなっていうところと、回復力が結構高い方かなっていうところ。
まあ、いいくない時もあるんですけど、食欲が旺盛なところとか、そういったところでしょうか。
もちろんね、ぱっと思い浮かぶやつだけでなくて、せっかく書き出しているので、少し時間をとって、
普段自分では自分に対してイメージしていないようなところに何か良いことがないか、満足できる面はないか、そういったものを考えてみてほしいかなと思います。
次にですね、今度逆に自分の体であんまり気に入っていない特徴っていうのを書き出していきます。
また私の場合でいってみましょうか。
そうですね、まず太りやすいっていう体と、あとはそうだな、直毛の髪の毛。
これはね、私にとっては結構大変なんですよね。
あとはそうだな、目がひとええなところとか、足が大きすぎるところとか、あとは胃腸があんま強くないですね。
そういったところになるでしょうか。
こんな風にね、書き出していただきたいかなと思うんですけれども、
この自分の体の特徴であまり気に入っていない部分を書き出すっていう風な時には、
とても注意してほしいところがあるんですけれども、
誰しもが理想の体っていうものには到達できないということなんですよね。
満足できないっていうのが当たり前なんですよね。
そして同時に自分の欠点について必ず偏りがないように評価するように努めてほしいんですね。
例えば人によってはそうですね、若いのに白髪が多いなっていうのは実際にそれほど問題なのかとか、
自分の理想としている体重よりも4キロ、5キロ、6キロ多い。
これが本当に問題なのか。
気分よくもし暮らせてるんであれば、体が健康であるっていうことも考えるなら、
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今まで気にしていたことは本当に問題なのかなっていうことを、
ちょっとフラットな第三者の視点になったつもりで見ていただくといいのかなと思います。
欠点っていうもの、それは軽く見てもいけないんですけれど、逆に大げさに見る必要もないっていうことなんですよね。
さて、ここでセルフコンパッションですね。
非常に強くて強くて、しかも量も膨大な社会的圧力、外見に対する社会的圧力ですよね。
これを感じているってことがどんだけ辛いかっていうことを思い出してほしいんですね。
そうやって普段、いつもいつも自分の体と理想のギャップ、
そういったことで考えながら苦悩している自分に対して思いやりを向けてほしいんですね。
思いやりの気持ちをもって優しく接して支えになろうとしてあげてほしいんです。
例えば私の場合だったらそうですね。
そんなね、あんまり気にしなくていいんだよ。
自分の体が健康に動いているし、ちゃんと運動もしているんだから、
そんな理想の体の形にならなくたって、自分の体のまんまのいい状態っていうのが必ずあるはずだよ。
体に対する悩みっていうのはみんな多かれ少なかれ個人個人でもっているからさ。
そんなふうに声をかけていただくといいのかなと思います。
最後にですね、他の人はどうかというのは全然置いておいて、この場では忘れてしまって、
あなたがあなた自身で変えたいなって思う体の特徴、
そしてやった時に気分が良くなりそうなことっていうのはないかっていうのを考えてみてほしいんですね。
例えばさっきちょっと白髪の例を出したんですけれども、
その白髪をね、ただ憂いているだけじゃなくて、
例えばその髪を染めてみるとか、どうせやるんだったらね、
気持ちよく美容院であの好きな色にしてもらうとか、
体重を落とすために何かできることはないかなって感じた時に、
例えば運動は苦手な方が多いかもしれないですけど、
運動だっていろいろ種類があるので、
ヨガやってみようかなとか、対極拳やってみようかなとか、
本当に自分にとってそんなに嫌じゃなくてむしろ楽しめそうだなっていうものを探してみるとかね、
そういったことをちょっと考えてみてほしいんですね。
そういった計画を立てる時に自分は太ってるからとか、
もう年をとっちゃったからとか、そういうことで考えて、
自分を批判するんじゃなくて、あくまで自分のケアをするので、
そしてそのケアをするのは自分自身なので、
どうしたらね、そんな厳しく自分を批判して傷つけるやり方をするんではなくて、
いつもお伝えしているようにセルフコンパッション、
自分への思いやりとかいたわりとか、
そういった気持ちでね、計画も立ててほしいかなと思うんですね。
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全然それで動けるようになりますし、全く問題がないので、
そういったふうに試してみていただくといいかなと思います。
それでは、今日もあなたが自分に優しくあれますように。
心理師のはるかめでした。
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