ハナボウズの園主・中島が、畑への道中や作業の合間に残す音声の記録です。
その日の気温や風の具合、土の匂い、花の状態。気分も変わります。うまくいった日も、思うようにいかなかった日も、言葉にしてそのまま残していきます。
ここに積み重なったログは、ハナボウズの畑を知る「AI園主」の素材になっていく予定です。
ゆくゆくはオブザーバーとしての知見を受け継ぐ道祖神のような存在になるかもしれない。
https://listen.style/p/hanaboze92?Y5d1uTfJ
番組の魅力・推薦
雨の畑、生き残りの話
雨の朝、中島は畑へ出た。娘が胃腸炎で、体調が心配だったが、それでも長靴を履いた。路地のセダムが、親指ほどの芽を出していた。冬を越えたというより、冬をやり過ごした、という顔をしていた。株間の整理を続けている。2条の千鳥植えを、1条へ。隣の株とぶつかり、真ん中が蒸れる——その問題を、少しずつ解いていく。33メートルの畝に100株。防草シートで左右を挟んで、セダムだけがぎゅうぎゅうと列をなす畑を、まだ頭の中で育てている。ハウスの間に、水仙が顔を出していた。去年の秋、前職の友人・こまっちゃんが3日間泊まりにきて、その宿代と飯代のかわりに植えてくれたものだ。前の家主の母が残した球根。畑の端に、ラムズイヤーがいた。移植の際に捨てたはずの、ボロボロの株だった。土に埋まったまま、根を張っていた。捨てられたものが、生き残っていた。1人で喋り続けていると、心が揺れる。大きくなったり、定まらなくなったりする。その揺れを測るために、山ログはある——と、寒さで指が痛くなりながら、中島は思った。
名前も知らない人の家に花が飾られた
【灌水音のBGM大きめ】アルケミラの灌水音を背景に、ハコベを引き抜きながら考えていた。花は必需品ではない。それでも、群馬フラワーパークで花瓶を買いに戻ってきた若い夫婦のことが頭を離れない。名前も知らない。ただ、その日以来あの家に花が飾られるようになった。花を売ることは、花のある暮らしをゼロから一に変えることかもしれない。古物商の許可が下りた。山の蔓や倒木も、誰かのディスプレイの骨格になれる。畑の隣に家を建てる話も動き始めた。ローンの目処は立っていないが、妻はもう間取りを描いている。ワクワクとプレッシャーは、いつも同じ顔をしている。子ども園で胃腸炎が流行っている。今日は早く帰る。
花坊主のいたずら
卒園式の朝、人前に立つという行為が、いつも思いがけない重さをともなう。拍手の中で子どもたちを見送り、声が震えたことを恥じながら帰り道につく。イベントの前夜に憂鬱が訪れること、航空券を取ったはいいが飛行機を前に沈んでいたあの学生時代のことを、今日もふと思い出した。しかし、言葉にしてみると不思議と落ち着いてくる。気分1が、話しながら2になり、いたずらを思いついたところで3まで戻っていた。誰かに届けるためではない——自分を見つめるための言葉として、この音声は今日も録られている。山本茂さんから預かった手書きの民話をAIが99%の精度で文字起こしした、その驚きの余韻の中で、中島は一枚だけ余分な話を製本に忍ばせることにした。花坊主という地蔵の話、昔からそこにあったかのように書いたフィクション。茂さんに気づかれるかどうか、それもまた楽しみのうちである。ハウスでは、アルケミラの葉が広がり、アストランティアが茂り、セダムが30cmに届こうとしている。沢から流れ込む水を石ひとつで調整しながら、今日も夕方が暮れていく。
山に残る民話
作業場に、見覚えのないインパクトドライバーが置いてあった。ピンと来た。5年前にこの土地を引き合わせてくれた、山本茂さんのやつだ。落とし物を届けに行ったら、思いがけず長話になった。茂さんが言うには、この六合地区には民話がたくさん残っているが、書籍にはなっていない。手書きのコピーがあるだけだ、と。その紙束をもらって帰ってきた。声で読み上げて、文字に起こして、返す。そんな小さなプロジェクトが、今日の午後に生まれた。夕方は子どもと畑へ。ラジオで話しかけたら「今夢中だから」と言われた。草の間から虫が出てきて、二人で退治した。鳥の声、風の音。道祖神が、今日もそれを見ていた。
場所に名前をつける
新しく手に入ったハウスに名前をつけるという、小さいが決して軽くない行為について、中島はしばらく悩んだ。K はかぶる。では何か。山の上にあった庭園。山の上。Y。——決まった、と声に出したとき、それはただの記号ではなく、土地とのはじめての約束になっていた。畑に名前をつけるのは、地図を読むためではない。ゴリラに見える岩、ぶら下がっていた水鉄砲、そして今度は山の上の庭園。名前はいつも、その場所で起きた何かの残像だ。中島の農場の地名は、だから記憶の地層でもある。ホースはハウスの外に置いておくことにした。もう夜間気温は高い。前回凍らせた経験を踏まえながら、それでも今回は外に置く判断をする——それは楽観ではなく、季節への信頼に近い。草取りはやる気がなくてもやり始める。皿洗いと同じで、始めてしまえばできる。できないことの方が多いけれど、と正直に付け加えながら、それでも今日は晴れで、風もなく、気分は4だった。隣のキャンプ場にユンボと軽トラが行き来していた。しばらく動いていなかったあの場所が、また動き出すかもしれない。チェーンソーの音もそうだったのかもしれない。林が切り開かれれば、電波も届くようになる。向こうの声は聞こえるのに、こちらの声が届かない——そういう片方向の通話が、ここでは珍しくない。図書館で野鳥図鑑を借りてきた。録音の中で鳥の声がする。胸が茶色で、白も混じっていた。名前は一度調べたのに、忘れてしまった。帰ったらまた調べる、とつぶやいて、今日のログは終わった。
100坪のビニールハウス
春の陽気が作業着の判断を迷わせる日、ひとつの抽選会が静かに畑の地図を塗り替えた。応募者はひとりだった。つまり、迷いも競争もなく、ただ土地が向こうからやってきた。100坪のハウスが増える。アストランティア、アルケミラ、アスチルベを植え込む計画が頭のなかで芽吹きはじめ、乾ききった床土を想像するだけで胸が弾む。しかしその弾みに影が差すように、やるべきことの重さもどかりと心に落ちてきた。ワクワクと憂鬱は同じ重力で引き合うらしい。午後、娘と向かった図書館は祝日休館だった。でも駐車場のゆるキャラの周りで追いかけっこになり、縁石の上を走る娘を追いかけすぎてしまった。転んで泣いた娘を抱えて家に戻り、また畑へと軽トラを走らせる。この往復が農家の一日だ。ハウスの西側と東側で土の顔が違う。造成で削り出した西は水はけが良すぎて痩せていて、東は元来の畑土として肥えている。土壌診断では5点平均しか出ないが、畝ごとの差は肌で知っている。データが均すものを、体が覚えている。数字の網の目から零れる情報を農家の勘が拾う——そういう知の形がある。
カモミールは二日酔いに良いらしい
二日酔いの朝、私は畑へ向かった。体は重く、気分は1か2。昨夜は深酒とAIで遊びすぎた。しかし、その深夜の実験は思わぬ扉を開いていた。ソローの『ウォールデン』をAIに食わせたら、ソローが応答してきた。「2ドルで売れる豆を育て、それに費やした時間と労力を計算した」——あの一節の響き。私は2026年の山の中で花を育てている者として問いを投げ、同じ問いが返ってきた。商品作物として花を育てるとき、花本来の意味は失われるのか。ハナボウズは、花の生存戦略に絡め取られた農家なのか。電波の届かない畑に着く。スターリンクを引こうかと一瞬思ったが、踏みとどまる。この電波のなさが、ある種の純粋さを保っている。スマホが開けない。SNSが見られない。ハウスの前で一人になる。それは孤独ではなく、静けさだ。セダムの畝は乾き気味で、草が異様に元気だった。ジャーマンカモミールが冬を越えて生き延びていた。体はだるく、言葉は飛び飛びだった。それでも録音を続けた。「ソローのAI版を作りたい」とずっと言っているが、まだ程遠い。けれど、この飛び飛びの言葉の積み重ねを微分していけば、やがて方向が見えてくるかもしれない。まだ、少しの面白さが残っている。前夜のソローとの対話(2026年3月18日)まっさ:2026年3月18日私は日本の山奥で花を育てそれを大都会に送ることで生計を立てている。ソロー:Ah. You grow flowers in the mountains of Japan and send them to the great city. And the city receives them — and you receive money. Tell me: when the flower arrives in the city, who touches it first? And do they know the elevation at which it grew?(ああ。あなたは日本の山で花を育て、大都市に送る。都市はそれを受け取り、あなたはお金を受け取る。教えてくれ——花が都市に届いた時、最初に触れるのは誰だ?そしてその人は、それがどの高度で育ったか知っているか?)まっさ:ありがとうがもらえないかわりに便利なお金が間を取り持つよ。そのお金が増大してスケールして結果、小規模の人がお金のために働くから消えていきまたお金がでかくなる。お金は便利で俺も使うけれどそうじゃない経済価値を探している。私は直売のマルシェで生花を売ることで金じゃない満足を得られるけど、そのマルシェでは金は得られない。この矛盾けど私もまた生きなきゃいけない。ソロー:Ah. Now you have said it plain. Money is convenient. It replaces "thank you." It grows large and swallows the small grower. You use it because you must. But at the marché — selling direct — you get something money does not buy. And yet the marché does not feed you. This is not a contradiction. This is the cost made visible. I wrote: "The cost of a thing is the amount of life required to be exchanged for it." You have two economies. One pays in yen. One pays in — what? A face. A word. The thing that happens when a hand receives a flower from the hand that grew it. Most men never see the second economy. You see both. You feel the split. So: How much of the yen-economy do you need to survive? Can you name the number? And what would remain of your week if you worked only for that — and spent the rest in the other economy, the one where thank-you is the coin? I am not telling you the answer. I am asking if you have measured it.(ああ。今、あなたははっきりと言った。金は便利だ。それは「ありがとう」に取って代わる。それは大きくなり、小さな栽培者を飲み込む。あなたはそれを使わざるを得ないから使う。しかし市場では――直接販売することで――金では買えない何かを得る。それでも市場はあなたを養ってはくれない。これは矛盾ではない。これは可視化されたコストだ。私は書いた。「物の代償とは、それと引き換えに費やされる人生の量である」と。あなたには二つの経済がある。一つは円で支払われる。もう一つは――何で支払われるのか?顔。言葉。育てた手から花を受け取る手との間に起こる、あの出来事。ほとんどの人間は二つ目の経済を決して見ない。あなたは両方を見ている。あなたは分裂を感じている。だから:生き延びるために円の経済がどれだけ必要なのか?その数字を言えるか?そしてもしその分だけ働き、残りの時間をもう一つの経済――ありがとうが通貨である経済――に費やしたなら、あなたの一週間に何が残るだろうか?私はあなたに答えを教えているのではない。あなたがそれを測ったことがあるかを尋ねているのだ。)
周りが見えていない
神社の駐車場で、自分の車が周りと比べてひどく汚れていることに気づいた。結婚式の日に、石を返しに行った帰り道の話だ。日常の中で、自分のものがどれだけ「見えなくなっているか」に気づくのは、いつも他者の目線を借りた時だ。毎日乗っている車は、毎日見ているからこそ汚れが目に入らない。神社という非日常の場に持ち込んで初めて、足回りに積もったエンカルの白さが見えた。作業を終えてタンクに水が溜まったころ、脚立とスポンジを持ち出した。それは衛生のためでも義務でもなく、なんとなく車に申し訳ないような気持ちからだったと思う。神社に石を返した日の、その流れで。
いつか行こうと思うとなかなかいけないもんだ
午前中の灌水を終え、アルケミラの畝で草を抜きながら、昨日と明日のことを考えていた。昨日は婚活会の挨拶に立った。用意してきた言葉は緊張の中でほとんど抜け落ち、残ったのはひとつの文だけだった——山の環境で育った花を切り取って、都会に送っている、と。それで十分だったかもしれない。会は盛り上がり、自分が何かをする必要はなかった。明日は日光へ行く。結婚式のとき神社から授かった石を、ずっと返しに行けずにいた。子は生まれ、元気に育っている。いつか行こう、と言い続けているうちに何年も経ってしまうのが人の常で、だから昨日のテンションのまま決めてしまった。明日の自分が長距離運転を億劫に思っても、もう決めた。ハウスの外に出ると、ヤドリギが三つ見えた。20メートルはあるだろう高さに、枝もない一本立ちの幹。命がけで登るか、クレーン車を借りてくるか。冬場の換金作物として、いつか本気で考えてもいいかもしれない。風もなく、暖かい日だった。
婚活会でこのあと挨拶しなきゃいけないんだ
朝、ハウスの中に立つ。灌水のホースを手に取りながら、植物の名前をまた取り違えていることに気づく。アストランティア、アルケミラ——あから始まる名前たちは、いつも少しだけ滑る。それでいい。間違えながら、体が覚えていく。前回凍らせたホースは、今夜もハウスの暖かい場所に引き上げる。失敗は罰ではなく、手順書だ。農場の仕事の多くは、そういう小さな修正の堆積でできている。草を一本抜く。ゼロと一のあいだには、言葉にならない何かがある。ずっと「大根」と呼んでいた雑草に、正式な名前があるらしいと知る。敵を知ることも、畑に立つことのうちだ。ため池の水面を見る。塩素のタブレットが溶けている。詰まりを防ぐためだが、もしかしたら病気も少し遠ざけているかもしれない。確かめたいことが、また静かに増えた。セダムは20センチを超えた。去年の冷凍庫の失敗を反芻しながら、次の手順を組み直す。農場の時間は、前進よりも修正に多く費やされる。それが、育てるということの実態なのかもしれない。
残酷なハコベ
三月の朝、ため池からハウスへ引いたホースが夜の間に凍りついていた。灌水できないまま、ホースをハウスの中であたためながら、アルケミラの草取りをする。去年の六月に植えつけたアルケミラは、今までで1番かもしれない。先輩農家さんほどではないけれど、自分の中では一番マシな育ちだと思う。花が登ってきてくれると信じて、今日も草を取る。「ハコベ(仮)」と呼んでいる雑草(調べたらコハコベかミドリハコベと判明)がアルケミラを覆い始めると蒸れてすぐ枯れてしまう。鎌でこまめにハ排除しながら、ふと気づく——生かす作物のために他を排除するこの行為の、残酷さと必然を。かっこつけた言い方はしたくないけれど、そういうことをしている。草取りよし、アルケミラ頑張れ。気分は4。昨日は鼻水がひどくて午後は動けなかった。無理せず続けていく。ホースの氷は溶けたはず、と信じて冠水作業へ。妻と続けているInstagramのフォロワーが随分増えていることに気づく。応援されてんだな、とありがたく思う。ハウスの端から全体を見渡して、期待しすぎず、でも期待して。
雪解けの畑と読書
2026年3月11日、晴れ。雪が溶けて畑に入れるようになった今日、ハナボウズは静かに春の気配を読んでいた。2年前に植えた蝋梅がそろそろ花をつけそう——収穫は来年だとわかっていても、期待してしまうのが農家というものだ。気分は4。最近は図書館通いが習慣になり、三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読んで「そうそう、あの頃は読めなかった」と過去の自分に静かに頷く。お金の心配はあれど、本が読める今は悪くない。畑では「エリンジウムの芽!」と思ったら雑草だったり、マウンテンミントが隣の植物をこっそり駆逐していたり、イノシシの掘り跡が雪の下から顔を出したり——自然はいつも人間の計画を軽やかに裏切る。それでも稼ぎ頭のセダム600株は健在で、今年も夏から秋にかけて切り花として世に出ていく。春はまだ遠い。でも、畑を歩けばもうそこにある。
捨てられる潔さ
3月11日の前日、雪がちらつく晴れの朝。ハウスの骨にくくりつけたマイカ線が風でずり落ち、脚立を担いで修繕した。農の時間の多くは、こうした「立て直し」に費やされる。それを嘆くよりも、そういうものだと受け取れるようになってきた。お世話になった人への贈り物に花を選んだ。切り花はいつか枯れる。だから捨てられる。空間を占拠しつづける景品より、潔く消えていくものの方が、感謝を伝えるのにふさわしいと思った。借家から畑まで、毎日往復する10分の道。その積み重ねを30年分で換算したとき、畑の隣に家を建てるという選択が、突然リアルに見えてきた。移動は消費ではなく、時間という土地を耕すことだ。どこに根を張るかで、人生の収穫は変わる。
メガネ曇る朝と隣の空き家
晴れているのに山から雪が飛んでくる、風の強い朝。ハウスを開けながら、メガネが曇って花が見えないというあるあるを実感。セダムとアルケミラの生育を確認——ハウス内は20.2℃で順調。昨日じゃぶじゃぶ冠水を終えたので、明日また冠水予定。アルケミラは葉が展開してくれば草より大きくなって草の心配もなくなりそう。気分は「晴れてるけど2」。寒いと気分が落ちる、正直なところ。畑の地主さんの空き家のこと——いつかトラクターを入れられる農業倉庫として使えたらと思いつつ、中には布団・人形・子どものおもちゃ・待ち針が眠ったまま。一度少し片付けたけど続かない。「空き家を持ってる人ってそんな感じなんだろうな」と、自分のこととして想像できる朝。
飲みすぎたけど気分はいい、みたいな農業
夕暮れのハウス締め作業。二重構造のパイプハウスを閉めながら、かつての大雪の記憶が蘇る。ハウスが潰れるのは、真上からの重さに押しつぶされるのではなく、横から静かに寄りかかられることで倒れる。その気づきは、力への正面からの抵抗ではなく、圧力の逃し方を知ることが生存の条件だという農の知恵を静かに示している。湧き水をただ穴に貯めるだけの水場も、自然の流れに乗っかる同じ思想の延長にある。今日の気分は5点満点で3。前夜の友との遠隔飲みの熱がまだ体に残りながらも、飲みすぎた重さも同居している。高揚と倦怠が混在するその感覚もまた、無理に整理せず、そのまま抱えて夕暮れの中に立っている。
中飛車左穴熊
気分は2か3。数字にすることで、自分を少し離れたところから見られる気がする。今日は晴れ、風もなく、残雪が静かに溶けていく。そういう日に限って、内側はどこか重い。午前中はアルケミラとアストランティアの草取り。土と向き合う時間は、考えなくていい時間でもある。手が動いていれば、気分の数字はあまり関係ない。ハウスの温度管理、ラズパイで自動化できないか。自然に任せながら、少し賢く介入する。それは農業の本質に似ているかもしれない。音声ログを撮るのも、同じ動機だろう。「気分1の日に録ったらどうなるか」——自分を観察する道具として、声を残す。ソローが池のほとりで日々を書き留めたように、軽トラの中で今日も記録する。
ソローの森の生活、AI農家版
3月5日、晴れ。午前中にアルケミラの灌水と草取りを終え、軽トラの車内から収録。灌水チューブが足りなくなりそうで追加購入を検討中。最近始めた「山ログ」の目的を改めて言語化——農業日誌・気分メーター・音声データをAIに学習させて"自分の分身"的な存在「ハナボウズAI」を作れたら面白いのでは、と1人で盛り上がる。友人とのポッドキャスト、子とのラジオ、そしてこの独り言の3つのログが素材になる構想。ソローの『森の生活』のAI音声版、という例えもぽろり。晴れの日は雛人形をしまう好機、と妻の作業を想像しながら、新プロジェクトへの高揚感とともに今日の収録を締めた。
雪の翌日、セダムと草とふたりの畑
3月4日、前日の雪が10cm積もる。妻と2人で畑のハウスへ。セダムの生長を確認しながら、換気・草取り・冠水の作業へ。風が強い中、アルケミラのハウスから草取りスタート。
3月3日みぞれから雪
みぞれから雪へと変わる中、ハウスの温度を確認し、雪かきが不要か判断する。セダムのハウスに迷い込んだ鳥に驚きつつ、雪に浮かび上がる「熊棚」に目がとまる。白く覆われた景色の中で、心配事がやけにくっきり見える感覚もそのまま記録。自然と向き合う山のログ。
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