1. ハナボウズの山ログ
  2. 100坪のビニールハウス
100坪のビニールハウス
2026-03-20 09:00

100坪のビニールハウス

春の陽気が作業着の判断を迷わせる日、ひとつの抽選会が静かに畑の地図を塗り替えた。応募者はひとりだった。つまり、迷いも競争もなく、ただ土地が向こうからやってきた。100坪のハウスが増える。アストランティア、アルケミラ、アスチルベを植え込む計画が頭のなかで芽吹きはじめ、乾ききった床土を想像するだけで胸が弾む。しかしその弾みに影が差すように、やるべきことの重さもどかりと心に落ちてきた。ワクワクと憂鬱は同じ重力で引き合うらしい。

午後、娘と向かった図書館は祝日休館だった。でも駐車場のゆるキャラの周りで追いかけっこになり、縁石の上を走る娘を追いかけすぎてしまった。転んで泣いた娘を抱えて家に戻り、また畑へと軽トラを走らせる。この往復が農家の一日だ。

ハウスの西側と東側で土の顔が違う。造成で削り出した西は水はけが良すぎて痩せていて、東は元来の畑土として肥えている。土壌診断では5点平均しか出ないが、畝ごとの差は肌で知っている。データが均すものを、体が覚えている。数字の網の目から零れる情報を農家の勘が拾う——そういう知の形がある。

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

サマリー

語り手は春の訪れを感じながら、作業着選びに迷う。そんな中、100坪のビニールハウス1棟を月3000円で借りられる抽選会に参加し、幸運にも当選。新年度からハウスが増え、アストランティアやアルケミラなどの花を植える計画に胸を躍らせる。しかし、同時にやるべきタスクが増えたことへの憂鬱さも感じている。午後は娘と図書館へ向かうも休館日。その後、娘が転んで泣くという出来事もあったが、再び畑へ戻り、土壌の違いを肌で感じながら作業を進める農家の一日を描く。

春の訪れと作業着の選択
今日も山ログを撮っていきます。
今日はね、
2026年3月20日、
20日、晴れです。
あったかい。気分は、まあまあいいですね。
サンです。
ぽかぽかして、
冬用の、
この作業機。
作業機、えーと、
何だろう、今来てる作業機。
結構車も来てるな。
春だから、ドライブ日和なんでしょうね。
フリースの作業機を冬場はずっと、
アウターとして使ってて、
まあハウスの中でも着る、
寒い日も着る。
で、寒い時は、
中にね、ユニクロで買った薄手のダウンとか、
ロングTシャツ、肌ジュバン、
そういったのを着込んで、だんだん脱げるようにして、
作業してます。
でもこのもう、アウターいらないかな、そろそろ。
今日はいらないね。
100坪のビニールハウス当選と新たな計画
そんな用機、見てたのは、
昨日、僕の畑近くの唐倶の里、
そこの隣に町所有の、
二重の、約1棟あたり100坪のハウスが8棟あって、
それのね、1棟空くっていうことで、
抽選会に行ってきました。
それでね、抽選する人、
ハウス使いたいよって人が僕一人だったので、
なんと、新年度から、
100坪のハウス1棟増えます。
素晴らしい。
畑が広がった。
月3000円で100坪借りられる、
施設を使えるっていうのは本当ありがたいんで、
水も十分に使えそうだし、
そう、換水設備も残してってもらえたんで、
今から、アスチルベとか、
アスチルベと、アストランティア、
あとアルケミルあたりは入れようかなと思って、
全部単一じゃなくて、
その中でミックスが作れるような形の、
お花畑みたいにできたら、面白いなと思って、
今、中がすごい何も作物なくて、
草もなくてね、乾ききってるんで、
日中の間、ジャブジャブ換水して、
だんだん土作りをね、始めていこうかなと思って、
ワクワクしてます。
嬉しい。
と同時に、ちょっと憂鬱だな。
やるべきこと、やらなきゃいけないタスクが増えたので、
あれもやんなきゃ、やんなきゃっていうのが、
心にのしかかってる感じ。
ワクワクしてるのと同時に。
図書館への訪問と娘との出来事
午前中は、
ハウスで草取りして、
アルケミラの草取りをして、
景のね、場所は景の草取りをして、
お昼に帰って、
昼食べて、
娘と図書館に行ってきました。
図書館に行ったんだけど、
今日祝日で、
休みだっていうのは分かってたんだけど、
祝日感覚が完全にもう、
抜けちゃっててね、
畑ついた。
長野原の図書館の、
書いてた本を返却して、
駐車場の長野原のゆるキャラの周りで、
娘と追いかけっこをして、
遊びました。
水筒飲んで。
何して遊んだかっていうと、
ちょうど植え込み、
ブンゲンソホプシーかな、
それが植栽されている花壇の周りを、
円石を、
ぐるっと囲まれてる円石を使っての追いかけっこをね、
してね。
僕がちょっと楽しくなって追いかけすぎたら、
娘が円石から転んでしまって、
泣いたっていうところで、
家に戻ってきて、
そしてまた僕は家から畑に来てます。
畑の土壌の違いと農家の勘
そんな感じ。
いいね。
今アルケメラも、
葉っぱがだいぶ大きくなった。
今日はあれだな。
どっかで山仕事してる音が聞こえてきます。
チェーンソーの音がブンブン鳴ってる。
で、またちょっと、
これで草取りしてやって、
少し草取りして、
よいしょ。
明日またアルケメラ完成かな。
コハコベすごいね。
よいしょ。
少し取った。
あとこのハウス、
1棟目のハウスにアルケメラが入ってるんだけど、
このハウスね、
大体東西に伸びてて、
その土地を造成してもらったんですよ。
斜面なんで。
造成したらね、
こっち、西側?
西側と北側を削って、
平らに、
あ、ちょっと1%ぐらい傾斜かかったのかな。
建設屋さんにやってもらったんだけど、
そしたらこの西側がね、
結構削ったんで、
東側のもともと畑になってた土と、
西側の新しく削った深い土が
あらわになったところだと、
結構生育が違って、
下の西側の削り出したところは、
水はけがやたら良くて、
肥料も、
もともと畑として回ってなかったんで、
肥料も少ないのかな。
なんで、植え替えのごとにね、
西側にはちょっと厚めに大皮を巻いてあげてます。
土壌診断もしたんですけど、
5カ所取ると結局平均になるから、
この明らかな差っていうのを、
ポイントポイントでも見れないからね。
だから、それは肌勘、
職人…職人じゃないけど、
農家の勘として、
奥側は多めに寒水、
ちょっと多めに肥料を入れるっていうことをしてます。
これね、そこがいきなり、
データにしちゃうと見えないものもあるんだなという、
気づきですね。
あ、なんかちょっとかっこいいこと言おうとしてないか。
大丈夫か?
一日の終わり
あ、クモがいる。
で、いいね。
もう今日は少し風があって、
暖かいけど少し風があるんで、
早めに締めようかな。
締めても大丈夫だな。
うん。はい。
あ、そうそう。
それで昨日、友人のにわくんと、
昨日は…あ、いいや。
にわくんの話は。
はい。ではまた。
09:00

コメント

スクロール