ハナボウズの山ログ
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ハナボウズ 90 Episodes
なかじままさひろ

​群馬県中之条町、標高1000mの山の中ハーブや宿根草を育てる「ハナボウズ」園主(中島)が、日々の農作業の合間に、山の音と言葉を記録しています。
ステレオ録音で、山の中にある畑の環境ごと、カエルの声、鳥の声、風の向き、遠くのチェーンソー音、この山に生きているものたちの気配

いつか誰かがこれを聞くとき、朝の空気が伝わったら面白いなと思っています。

ハナボウズ圃場コード:たびたび登場する、畑の定義です。
​K = 湿地・開放農地・森林が接するエッジ環境
​A = アトリエ(現在の作業場の隣)
​G = ゴリラ形の岩がある枝もの畑(Aから100mくらい)
​M = 開拓時に水鉄砲がぶら下がっていた畑、標高1030m・北向きの最高地点の畑(Gの隣)
​Y = 100坪のビニールハウス(町から借りている)
ハナボウズの様子(Instagram):
https://www.instagram.com/hanaboze92


https://listen.style/p/hanaboze92?Y5d1uTfJ

https://podcasters.spotify.com/pod/show/masahiro-nakajima

番組の魅力・推薦

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見る側に回った

見る側に回った

Oct 27, 2026 07:15 なかじままさひろ

10月の半ば、Kの露地に霜が降りた。最後まで切り続けたアマランサスは、それで役目を終えた。季節は誰の都合も待たない。妻の体調がよくない、このところ中島の日々は畑よりも家の側にあった。娘と遊び、買い物に出かけ、室内の遊び場や図書館へ足を運ぶ。家事仕事の多い日々である。それでもハウスの中には、まだ霜を知らない花が残っている。エキナセア、狂い咲きのアストランティア、咲き続けるアンモビウム。中島は切れるものをその都度拾い、数箱ずつ市場へ送る。ミックスの注文はもう終えた。来年は11月まで花を出せるよう、妻と植え替え予定表を作った。ソフビ人形で物語を紡ぐ娘を見ていると、「見ないで」と言われた。その一言で、中島は5歳の自分に戻った。アンキロサウルスで遊ぶ姿を、両親にニヤニヤと見られて苛立ったあの日。かつて見られる側だった者は、いつのまにか見る側に回っている。山ログは、山の子育てログでもあるのだろう。虫の声が消え、山は静けさの中で冬を待っている。

思いついたらやってしまう

思いついたらやってしまう

Oct 15, 2026 10:01 なかじままさひろ

十月の昼過ぎ、風の強い日。中島はKのハウスでアルケミラに灌水しながら、新規就農の仲間たちを待っていた。それぞれ別の師について学び、独立して五年ほどになる者たちが、互いの畑を見て回る。人が他人の畑を見たがるのは、自分の畑を知るためである。待つあいだ、中島はヘリアンサスとヘレニウムを支えていた紐と支柱を外した。花の季節が終われば、支えも用を終える。町内の役員会で、中島は人々が争わないことに驚いた。規格と量と品質が各自の利益に直結する六合の花部会では、議論はたびたびぶつかる。近くに住む者どうしは、なるべく戦わないことを選ぶのかもしれない。あるいは町内会とは物事を決める場ではなく、すでに決まったことを調整する場なのだろう。表の静けさは、裏で何も動いていないことを意味しない。その日は人からの便りが重なった。関東農政局の取材記事が掲載されたという知らせと、アメリカ海外農業研修の同期、彰人君からの電話である。彼はいま沖縄でカボチャを作っている。前日、勢いで送った誕生日の祝いが、遠く離れた二人をふたたび結んだ。思いついたことをひとつやってみる。事態はそうやって動き出すのだと、中島は記した。気分は三。体が温まり、また走りたくなっていた。そこへ仲間がやって来て、中島は録音を止めた。

何をするのか分からない町内会

何をするのか分からない町内会

Oct 13, 2026 04:27 なかじままさひろ

10月13日、夕刻。この日、畑ではなく、町営住宅の坂道。団地の班長として、地区の役員会に出るため、集会所まで歩いて向かう五分ほどの道のりの記録です。すれ違う人と「こんばんは」を交わし、迎えを待つ中学生の背丈に、過ぎた年月を見る。秋のせいか気分は少し沈み気味で、思いのほか早く着いてしまった集会所の前では「やだなー」と本音がこぼれます。髪を刈り、汗を流し、Tシャツに作務衣を着て出かける。受け入れてもらえるかは分からない。何をするのかも分からない。それでも、話を聞けたらいいと思って扉へ向かう。エイリアンが地域という土壌にも足を踏み入れる、その手前の四分半です。

中之条花マルシェ10月10日㈯その2【環境音】

中之条花マルシェ10月10日㈯その2【環境音】

Oct 10, 2026 05:13 なかじままさひろ

中之条花マルシェ10月10日㈯その2園主がぼーっと店番をしながらただ録音。言葉発さずに録音しました。2026/10/10中之条ガーデンズ、ハナボウズの店テント内

中之条花マルシェ10月10日㈯その1

中之条花マルシェ10月10日㈯その1

Oct 10, 2026 01:53 なかじままさひろ

中之条花マルシェ10月10日㈯その1

ハナボウズの色

ハナボウズの色

Oct 4, 2026 13:59 なかじままさひろ

十月四日、日曜の午後。中島は午前の出荷を終え、昼食のあと娘とキーボードのドラムモードで騒ぎ、そのまま植え付けに向かった。曇り空の下、朝はTシャツにシャツとマウンテンパーカーを重ねていたが、土を掘るうちに暑くなり、いまはシャツ一枚。Kの石のベンチで汗を引かせながら、マイクを回している。先週金曜に、関さんちから、もういらないと言われた苗をもらってきた。アイアンウィード、ユーパトリウム・チョコレート、ブラキトリカ。根がタコのように張っていて、掘り上げるのも植えるのも骨が折れる。グラス系は市場に送っても値がつかず、関さんちも減らすのだという。それでも中島は一株もらって割り、造成した畑の入り口の縁に植えた。畑の周りは、強いものをちょろちょろと足していくうちに、少しずつナチュラルガーデンの顔になってきた。まだ隙間だらけだが、秋になれば道が浮かび上がるだろう。一方で、アマランサスは思うようにいかなかった。ホットビスケットは「ボリュームが小さすぎる」と市場で事故扱いに、廃棄した。中島の腹の六十センチと、買い手の思い描く六十センチが違っていたのだろう。九月の日照の短さに加え、西に山を負う畑では西側ほど背が低く、東へ行くほど伸びている。暑い夏を見込んだ読みは外れたが、小さくても可愛い、とは思っている。十月十日の土曜は、菅谷農園さん主催の花マルシェ。初回からほぼ毎回出ている。農家がマルシェに出ること自体が妙で、その変さが刺さったのだろうと中島は笑う。出展ブースの色にも、ハナボウズの色というものがあるらしい。会場で見かけたら、一緒に写真を撮ってほしい。シーズンは終わりに近づき、植え替え、片付け、採種、種の購入が続く。ハウス一棟目には、まだ出せるものが残っている。

褒められると嬉しい

褒められると嬉しい

Sep 25, 2026 11:00 なかじままさひろ

K圃場の石のベンチに座り、露地アルケミラの草取りをしながらの収録。ここ最近、畑への来客が増えているという。前日には、群馬県農業共済組合が発行する会員誌の取材が入り、来年1月の新年号表紙をハナボウズが飾ることに。カメラマンや職員が数名訪れ、中島と妻の写真を撮影していった。「可愛いですね」と花や自分を褒められ、中島は素直に嬉しかったと語る一方、ある発見もあった。しゃがんで花を見る自分の目に映るのは季節終盤で傷んだ葉や病害虫の跡だが、カメラマンの目にはただ美しい花だけが映っている。同じ花でも、立場によって見え方がまるで違うという気づきだ。今週から収穫を始めたアマランサス「ホットビスケット」は、渋いオレンジと茶色の色合いが玄人向けすぎるのか、市場によっては値がつかなかったという。産地が高齢の生産者一人の体調ひとつで突然途絶えてしまうという話も交えつつ、需要はあるが手がける人が少ないものに前向きに取り組みたいと考える。前日に軽トラで畑に着くと猿の群れが待ち構えていて、爆竹片手に追い払う様子を妻がスマホで撮影しており、後で見返して自分の戦闘態勢ぶりに笑ってしまった。

全部嫌だから走ることにした

全部嫌だから走ることにした

Sep 20, 2026 05:44 なかじままさひろ

すべてが嫌になった。中島は突如として走ることにした。中学時代の部活のように、と思ったが、体は従わない。歩くことに切り替えて、対岸の集落を目指す。道中、先輩の畑、岩崎さんの畑を見守るように通り過ぎた。だがそこで足が滑る。受け身も取れず、右肘を打つ。痛みは走行中も続いたが、なぜか心地よさが勝った。橋を渡り、住宅に戻る。気分スコアは走行前の1から3へ上昇していた。距離は1キロにも満たなかっただろうか。帰宅して、冷蔵庫のビールを開ける。「全部嫌」という状態の正体は、また別のときに、一人で考えようと思う。

秋色

秋色

Sep 18, 2026 09:15 なかじままさひろ

いかにして発散、放出するか。昨日のランニングがそれを教えてくれた。出荷に身体を預けたまま、心だけが置き去りにされていたのかもしれない。体を動かすこと—それはシンプルなようで、人間の内部に溜まったものを一掃する魔法なのだ。気分は急転直下、4へと上昇した。三千円のランニングシューズをAmazonに注文した。それは単なる運動靴ではなく、来たるべき季節への決意である。日曜の畑見学会に向けて、妻と草の中に身を入れた。ひめひまわり、丁字草、セダム、フジバカマ—秋の花たちはまだ切り手を待っている。アルケミラは乾燥に晒されていた。一晩の灌水に預ける。そうして畑を見守っていると、いつしか畑は虫の声に包まれていることに気づく。青いピカリする小さな存在—ウリハムシ—が、アマランサスの葉を静かに食べ続ける。山側に蜂の危険があるなら、自分が入ろう。霜が降りるまで、セダムとアマランサスを切り続けるだろう。初年度よりも、確かに進んだ。褒めてくれる人がいないなら、自分で自分を褒めることだ。

長雨、最近のできごと

長雨、最近のできごと

Sep 10, 2026 20:46 なかじままさひろ

雨の中、久しぶりに山ログ。気分は低かった。フラワーなおきさんのYouTubeドラフト版では、花より中島が映っていた。見る人によって面白さは変わる。そう受け入れることにした。8月末の六合の花部会での産地見学会、ハナボウズの畑見学はあいにくの雨で中止。その代わり花楽の里でのランチミーティングで、自分たちの花を何度も買い直してくれている花屋さんがいるという話を聞く。気分が少し明るくなる。翌週、大田市場での「六合の花フェア」に参加した。他産地の花を見て、自分はまだまだ未熟だと思い知る。商品とは思い入れではなく、見た目と荷造り。その場で、ずっと聞いていたポッドキャスト「友達は農家」の齋藤さんと偶然出会う。初対面なのに、もう友達のような感覚がある。音声配信とは不思議なものだ。東京の花屋さんを訪ねると、自分が出荷した小ロットのセダムが店頭に並んでいた。月曜に切った花が金曜の店頭に。その繋がりに、少しの喜びがある。だが雨は続く。朝3時半の仕事の朝早さ。肉体的にも精神的にも、少し崩れていた。話しているうちに、気分は1から2へ上がった。9月20日の畑見学会が迫っている。積み花が足りないかもしれない。ぐちゃぐちゃになった畑も、自分の生態も、ありのままを見てもらおう。

サラリーマン花屋なおき "FLOWER NAOKI" 【環境音】

サラリーマン花屋なおき "FLOWER NAOKI" 【環境音】

Aug 23, 2026 35:05 なかじままさひろ

2026/8/23㈰午前。マイクを持つのはサラリーマンなおき。昼間はサラリーマン、休日は花屋として活動する。花の世界の魅力を日本中に広げることを使命とし、YouTubeやInstagramで発信中。花の産地へ足を運び、生産者を掘り下げる活動を展開している。マイクとカメラを手に、ハナボウズを訪れた。初のゲスト回【環境音】

道が封鎖された日

道が封鎖された日

Aug 15, 2026 05:02 なかじままさひろ

2026年8月15日13時33分、中島は自宅の前で録音を始めた。前夜の祭りで酒を飲みすぎ、疲れを残したままの声である。この日の記録は畑ではなく、住宅の前から始まった。午後から畑に出て、草取りと防除を少しやっておこうと考えていた。しかし昨日から今日にかけて異常な雨が降り、大雨のために畑へ通じる道が封鎖された。予定は道の封鎖という一点で崩れる。山の農地は、天候ではなく道によって断たれることがある。この日はインスタグラムで知り合った岡田花屋さんが六合地区に遊びに来ており、ハナボウズにも立ち寄る約束になっていた。中島は封鎖の旨をメッセージで送り、他の場所を見ていってほしいと詫びた。妻と子は明日のバーベキューの買い出しと日常の買い物へ出かけ、中島は家に一人残された。やらねばならないことを数えるうち、産地見学会に来る人のためのハナボウズの概要資料を、画像を入れてもっと固めようと思い立つ。畑に行かなくとも、やることはあった。最後に雑記として、中島は人に言っていなかった話をひとつ語った。

セミの鳴き声

セミの鳴き声

Aug 9, 2026 14:57 なかじままさひろ

八月九日、曇り。中島はKのハウスを歩きながら、しばらくぶりの記録に取りかかった。アルケミラとアストランティア・ローマのマルチの穴から出てきた雑草を抜きながら、義母とおばに贈った花に喜びの電話をもらった出来事を振り返る。お金のためだけでなく、感謝そのものが価値の交換になるという気づき。二棟目のセダムハウスでは自身の背丈近くまで伸びた雑草と、こぼれ種から育ったアマランサス・ベルベットカーテンの観察。鳥の声からセミの声へと、いつの間にか変わっていた環境音も記録に残る。ルドベキア・リトルヘンリーの生育不振、ユーフォルビア氷河の開花、アマランサスのピンチ試験区画の経過報告。8月28・29日には市場経由の来場者を迎える準備として、圃場の草取りを進めていく。

園主は疲れている

園主は疲れている

Aug 6, 2026 06:29 なかじままさひろ

お盆前の出荷を控えた午後、圃場Aの作業場にて一人での作業。娘と妻がともに体調を崩し、いつも二人で行う切り花の選別・調整をこの日は中島一人でこなした。ヘレニウムとセダムは調整を終え、残るは直送便の仕上げとミックス箱、そしてソリダゴ・ファイアワークス。朝は冷え込み、昼は27〜28℃まで上がる寒暖差に体は応え、気分は2。蝉の声とウグイスの地鳴きが、疲れた一日の記録に重なる。

猪の爪痕、M(ほぼ環境音)

猪の爪痕、M(ほぼ環境音)

Jul 27, 2026 14:28 なかじままさひろ

曇り、雨のち曇り。7月27日の朝、M圃場は猪に掘り上げられた畑。注文分のファイアワークスを切りながら、雨が来る前に今日の分を仕上げる。気分は3、平常運転。明日はA圃場の草刈りと防除が待っている。

先輩にピックアップしてもらうまでの一分

先輩にピックアップしてもらうまでの一分

Jul 24, 2026 01:09 なかじままさひろ

中島は六合地区の自宅から支所へ向けて徒歩で移動していた。これから花に関する勉強会(部会)、お弁当付きの会に参加する予定である。会議に向かう道すがら、中島は不安を感じ、ビールを何本か飲んできたことを口にした。良くないことだと自覚しながらも、そのまま歩みを進めている。勉強会への参加を前に、中島は「責任を持って黙って席についていよう」と語った。録音は「あれ?」という短い発話で終わっている。この後、録音は停止されたが、花農家の先輩が後ろから来て中島をピックアップしてくれたとのこと。

暑さ対策どうしてる

暑さ対策どうしてる

Jul 21, 2026 10:52 なかじままさひろ

七月二十一日、火曜日。九時三十一分。中島はセダムとフロックスの防除作業を終えた。週に一度の作業である。あわせて、市場向けの箱詰めも済ませた。Kの石のベンチに腰掛け、山ログを録っている。今朝は出発が早かったため、朝食はバナナとコーヒーのみで済ませた。先ほど、妻が買ってきてくれたフルーツスティック——湿ったフルーツの入った、カロリーメイトに似た菓子——を口にし、いくらか力を取り戻した。今日の気分は五段階中四。空は曇りがちで、今は日が陰っているが、晴れ間も見える一日である。一昨日ほど前から、草刈り用にバートルのエアークラフトという空調服を導入した。装着して電源を入れると、涼しさがすぐに感じられる。

取材の振り返りとイノシシ災害

取材の振り返りとイノシシ災害

Jul 21, 2026 16:25 なかじままさひろ

父・シンジの誕生日、曇り空の下で始まった一日。注文取りこぼしへの対応、セダムとフィリペンデュラの調整を終えた夕方、今年Mの畑を襲ったイノシシ被害を振り返る。モナルダのピンクをはじめクガイソウやマウンテンミントまで無防備のまま掘り返され、拾えたピンクはわずか五本。毎年注文をくれる花屋への申し訳なさと、暑さと重なる落ち込みの一日。数日前の関東農政局の取材では、公務員と花屋とで響く語り口の違いに気づかされた——ハイドパークやアメリカ研修の実体験が、感性や哲学よりも届いたという独り言。ハナボウズ圃場コード:たびたび登場する、畑の定義です。K|湿地・開放農地・森林が接するエッジ環境A|アトリエ(現在の作業場の隣)G|ゴリラ形の岩がある枝もの畑(Aから約100m)M|開拓時に水鉄砲がぶら下がっていた畑、標高1030m・北向きの最高地点(Gの隣)Y|100坪のビニールハウス(町から借用)

ナチュラルガーデントゥンクトゥンク

ナチュラルガーデントゥンクトゥンク

Jul 17, 2026 10:22 なかじままさひろ

小雨の朝、Kの一棟目のハウスで中島は録音を始めた。鎌を手に作物の脇の草を刈ったところだ。一時間後には取材が来る。それだけの理由で、畑は少しだけ人に見せる顔をする。しかし人が数えようとしなければ気づかなかった数字がある——枝物を除いてなお九十種。中島自身、七十のつもりでいた畑だった。雨が弱まるにつれ、体は自然と動き出し、気分は一から二を経て三へと上がっていく。植物と同じように、人もまた環境に応じて姿勢を変えるのだと、この朝は静かに教えている。草に負けたAの畑、そこから生き残った株だけを掘り上げて作った新しい場所へ。量は去年に及ばないが、来年への期待はすでに芽吹いている。畑はきれいに管理されているというより、草より花のほうが元気に生きられる場所のように管理している。中島はそれを、ナチュラルガーデンと呼んだ。

畑を歩きながら畑にある花を数えてみた

畑を歩きながら畑にある花を数えてみた

Jul 14, 2026 21:02 なかじままさひろ

前夜、妻との会話の中で、ハナボウズが何種類の花を育てているのか数えてみようという話になり、中島が数えることになった。三年前に数えたときは五十種類だった。今回、取材を機にあらためて正確な数を数え直そうと、出荷準備を終えた後、録音機を手に畑へ向かう。一番下の水道のそばから数えは始まり、シュウメイギク、クレマチス、ブルーベリー、セダム、ネペッタ、ロシアンセージ、モナルダ、アキレア、ジャーマンアイリス、マウンテンミント、サンゴミズキ、アリウム数種、水仙……と続いていく。路地に出てからは、沓掛さんからもらったレイセステリア、移住当初からよくしてくれた山本さんの奥さんがくれたチョウジソウ、花楽の里のヤスエさんから譲り受けたバーベインやジョーパイウィードなど、人とのつながりを伴う株も次々と現れる。フジバカマの草取りが追いついていないことも、率直に語られる。K圃場をひと通り数え終えた後、頭の中で整理しながらM、G、Yへと移動し、それぞれの圃場の株を加えていく。数え終えた時点で、確認できた品目は聞き取り不明瞭なものも含めて合計104件。三年前の五十種類とは数え方の前提が異なるため、単純比較はできないが、この日思いつく限りの株はひと通り記録された。晴れて暑い日、体を動かして気分は良い。午後は植え付け、草刈りへと続いていく。

私より先に丁寧に暮らすな

私より先に丁寧に暮らすな

東京の歌人・上坂あゆ美と、京都の僧侶・鵜飼ヨシキによる雑談配信。人生の呪いからファミレスの好きなメニューの話まで幅広くお届け。 【初めての方におすすめ回】 #30 お菓子が人間だったら誰と付き合いたいか真剣に考える https://open.spotify.com/episode/751EzuNXjpgP2i53P7OtX7?si=XxN2eddURsas_JWE6KFu-A #163 恋愛ってマーージでクソだと思っている人の話 https://open.spotify.com/episode/1WgeglhRT5GQfqzkBO2bNF?si=1l0b2OBlTJq 📩おたより宛先 https://forms.gle/E6oFMLDcrJhUH2g57 番組公式SNS https://x.com/yori_suna (インスタもある) 🚗🚥番組公式コミュニティ  https://rooom.listen.style/p/ 📨その他、番組へのお問い合わせはコチラまで yorisuna24@gmail.com

IBUKI STATION

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ここはアウトドア向けGPSトラッキング「IBUKI」にまつわる人々が集まる場所。 トレイルラン、登山、冒険、ランニング、自転車、ロゲイニング、、 スタイルは数あれど、共通しているのは自然を楽しみ、そして人とのつながりも楽しむ姿勢。 自然を目一杯楽しみ、苦しみながら、人と接する喜びにも気付く。 アウトドアを満喫するみなさんが、ほっとできるIBUKI STATIONです。 IBUKI https://ibuki.run/ 近藤淳也 IBUKIを提供する株式会社OND代表。ポッドキャストプラットフォーム「LISTEN」も展開 桑原佑輔 OND所属。IBUKI事業担当営業・テクニカルディレクター 中川和美 OND所属。IBUKI担当。トレイルランナー

jkondoの朝の散歩

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ポッドキャストプラットフォーム「LISTEN」や、GPSトラッキングサービス「IBUKI」、物件メディア「物件ファン」、京都の宿とコワーキング施設「UNKNOWN KYOTO」を運営する近藤淳也(jkondo)が、朝の散歩をしたりしながら、日々の出来事や考えたことを語ります。

LISTEN NEWS

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LISTENは、AI文字起こしとコミュニティで、ポッドキャストを「聴く・配信する・つながる」ためのプラットフォームです。 公式番組「LISTEN NEWS」では、開発の裏話や近況も交えつつ、最新情報をお届けします。 LISTENはこちら→ https://listen.style/

近藤淳也のアンノウンラジオ

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株式会社はてな創業者であり現在もITの第一線で働く近藤淳也が、京都の宿UNKNOWN KYOTOにやって来る「好きなことを仕事にしている人」を深堀りすることで、世の中の多様な仕事やキャリア、生き方・働き方を「リアルな実例」として紐解いていきます。 . 【ホスト:近藤淳也】 株式会社OND代表取締役社長、株式会社はてな取締役、UNKNOWN KYOTO支配人、NPO法人滋賀一周トレイル代表理事、トレイルランナー。 2001年に「はてなブログ」「はてなブックマーク」などを運営する株式会社はてなを創業、2011年にマザーズにて上場。その後2017年に株式会社ONDを設立し、現在もITの第一線で働く。 株式会社OND: https://ond-inc.com/ . 【UNKNOWN KYOTO】 築100年を超える元遊郭建築を改装し、仕事もできて暮らせる宿に。コワーキングやオフィスを併設することで、宿泊として来られる方と京都を拠点に働く方が交わる場所になっています。 1泊の観光目的の利用だけではなく、中長期滞在される方にも好評いただいています。 web: https://unknown.kyoto/ . こちらから本文を読んだりコメントが書けます! https://listen.style/p/unknownradio

歴史を面白く学ぶコテンラジオ (COTEN RADIO)

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歴史を愛し、歴史を知りすぎてしまった歴史GEEK2人と圧倒的歴史弱者がお届けする歴史インターネットラジオです。 歴史というレンズを通して「人間とは何か」「私たち現代人の抱える悩み」「世の中の流れ」を痛快に読み解いていく!? 笑いあり、涙ありの新感覚・歴史キュレーションプログラム! ☆Apple & Spotify Podcast 部門別ランキング1位獲得! ☆ジャパンポッドキャストアワード2019 大賞&Spotify賞 ダブル受賞! ※正式名称は「古典ラジオ」ではなく「コテンラジオ」です ーーー COTEN RADIO is an entertainment radio talk program for history , published by the crazy history geeks group "COTEN" in Japan. ☆Apple & Spotify Podcast in Japan category ranking No.1 ! ☆Japan Podcast Awards 2019 Grand prize and Spotify prize !