1. 子育てのラジオ「Teacher Teacher」
  2. 無気力な子どもには "語り" で..
2024-10-08 41:57

無気力な子どもには "語り" で種を蒔く! #66

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今回は子どもが無気力の3つのシチュエーションで、どのような語りをすると良いかを考えました!


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【今回の内容】

たがわ教育フェス / 「心を育てる語り」とは「価値の種まき」 / ①子どもが周りへの不平不満を人生楽しくないと言った時の「スペースの話」 / ②子どもが友達との人間関係がうまくいかなくて悩んでいた時の「LINE社特別授業」 / ③子どもが挑戦するかしないかで迷っている時の「死ぬ瞬間の5つの後悔」 / メキシコ人漁師とアメリカ人ビジネスパーソンの話


【参考】

渡辺 道治 (著) , ⁠⁠心を育てる語り


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【番組概要】

世界を回る先生はるかと、ラジオ番組プロデューサーひとしが子育てについて納得するまで考える番組「Teacher Teacher」


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【ひとしの編集後記】

・色々な情報に触れたり、自己啓発本を読み漁ってしまった後の僕たちには、語りで心に衝撃が走ることはもうレアな体験ですが、初めて聞いた時には衝撃が走ったのだった、ということを思い出した回でした。自分にとっては何度か話したことでも自信を持って語るのは大事ですね。

サマリー

無気力な子どもに対するアプローチとして、語りの重要性が取り上げられています。このエピソードでは、『たがわ教育フェス』での経験に基づき、子どもたちに情熱を持って話す意義や具体的な語り方の提案がなされています。無気力な子どもに対して「スペース」を意識し、前向きな反応を促す方法について探求しています。また、松下幸之助の成功秘話を通じて、自己の選択が人生に与える影響が強調され、価値観の違いやコミュニケーションに関する考察も行われています。無気力な子どもに対して、親や教育者が語りを通じて学びの種を蒔くことの重要性が語られています。特に、異なる価値観や挑戦を理解し、自己表現を促すことで、子どもたちの成長過程について深堀りされています。無気力な子どもに対して語りを通じて育むことの重要性が強調されており、教員の復帰を目指す方が自身の経験を通じて子どもたちとの関わりの楽しさを再発見する過程が描かれています。

『たがわ教育フェス』の体験
はるか
いやー始まりましたね、今日。エンジンかかるのに40分かかりましたからね。
ひとし
朝ね。朝7時半に収録しようとしているからね。 うんうんうん。
はるかはね、5時起きやからいいけど。 そうそうそうそう。
俺7時半に収録で、7時40分起きやったから。申し訳ありません。
はるか
エンジンかかるの時間かかりますよね、そりゃね。
ひとし
8時半頃にね、今なってますから。 行きますかね。
やっていきたいと思います。始まりました。ティーチャーティーチャー。
はるか
よっ!
ひとし
ひとしです。
はるか
はるかです。
ひとし
この番組は、世界中を回った先生のはるかと、ポッドキャスト番組のプロデューサーのひとしの2人で、
子育ての悩みを納得するまで考えていくポッドキャスト番組です。
はるか
はい、よろしくお願いしまーす。
いやなんでこんなにチューニングに時間をかけたのかっていうと、
ひとし
あー理由があるんだ。
はるか
そう、今日の話がね、とにかく火の玉ストレート。熱い熱い話だから、ひとしのエンジンをかけとかんと、
ちょっとギャップが生まれて、引かれそうだなっていうところがあって。
へー。『『たがわ教育フェス』』っていうところに行ってきて、
田川って福岡のね、けっこう、市内から離れたところにある場所で教育フェスをしてて、
どんな感じなんかなっていう、まずは参加してみようぐらいのテンションで最初行ったんだけど、
もう、あっつあっつ。 あー。
もう、あっつあっつで。
ひとし
教育分野に意思がある人たちが田川に集ってたって感じなんかな。
はるか
そうそうそうそう。教育について関心の高い先生たちもそうだし、
あとは行政、教育委員長まで来てて、あとは企業の方も来てて、
だから、現場と行政と企業で、みんなで教育を変える一歩にしていこうということで、
提言までしてしまうという、あっつあっつのイベントだったんだよね。
で、2日間泊り込みのイベントだったんだけど、スケジュールで1日しか行けなくて、
いや、もう来年は絶対泊り込みできたいと思ったイベントだったんだよね。
ひとし
提言って気になるな。
無気力と語りの重要性
はるか
そうそうそう。詳しくは『たがわ教育フェス』で調べていただければ、いっぱい情報は載ってるんだけど、
なんで今日この話をしようかなと思ったかっていうと、
けっこう、最近お便りフォームでいただく文章が、
本当にいろんなことでたくさん悩んでるんだろうなっていう分量のものがすごく多くて、
特に一番共通してるなと思ったのが、子どもの無気力やったんよね。
ひとし
無気力ね。
はるか
で、これに対していつも通り、前回話した、脳科学ではとか、
ひとし
トークンシステムでとか。
はるか
トークンシステムでとかっていう、科学チックに話すのもいいなと思ったんだけど、
『たがわ教育フェス』に行ってね、
ああ、そっか、この方法を忘れとったなと思ったことがあって。
そう。
ひとし
なんやろ。
はるか
子どもたちの無気力に火をつけるような手法として、“語り“。
ひとし
語り。
はるか
そう。で、語りっていうものを自分の教師時代を振り返っても、相当重要にしてたっていうのを思い出したし、
一番重要なポイントでは語るっていうところをポイントにしていたなってことを振り返って、
だから理論とか科学的とか大事だけど、結局パッションみたいな部分ってどうしてもあるとは思ってて、人と関わる以上ね。
で、今日はこの熱々の気持ちのまま皆さんにお伝えしようと思っているから、ちょっとひとしにも引かれるかもしれんし、
リスナーの皆さんもそういうもんだと思って聞いてもらえたらなと思っているところです。
ひとし
だから子どもに熱々の話をするのいいよねっていう話か。
はるか
そう。熱々の話をすることが大事な場面もあるよねっていう話で、
ひとし
確かに。
はるか
そこで語りって言われても、なんかその熱々しく語られても困るよとか、そんな段階じゃないんだよとかね。
ひとし
語れんよって思う。
はるか
そこだよね。今日は何百って語りをしてきて、子どもたちの心をつかんできたレジェンド的な先生がいて、
その先生の語り、15年間磨いて200以上ストックがあるという先生の最も反響の大きかったものを厳選してまとめた本っていうのがあって、
その中からちょっとずつ紹介したりとか、リスナーの皆さんにも自分はこの話しましたとかっていうのを『X』で上げてもらったりとかしながら、
ひとし
いいね。
はるか
なんかそうやってみんなで知恵を出し合う、アイディア出し合うような会にできたらなと思っているところです。
具体的な語りの方法
ひとし
はい。ちゃんとやっぱ本は読んでから来たんやね。
はるか
一冊分しっかり読んできました。
はい。
ひとし
はい。いきましょう。
はるか
はい。
ひとし
ということで。
はるか
ということで。
ひとし
めちゃくちゃ子どもに語りをしてきた人の本から抜粋だね。
はるか
そうそうそう。『渡辺道治』先生っていう。
ひとし
あ、道治先生。
はるか
前回『なしなしルール』とか。
ひとし
いつもお世話になっております。
はるか
口が悪い子にどうするかみたいな話をしたときにお話した先生なんだけど、
俺は学級経営この人のずっと真似をしてきた部分があった。
ひとし
なんか言ってるね。
はるか
バーベキュー型学級経営って言って、保護者巻き込んでみんなで子ども育てていくみたいな学級経営をしてたんだけど、
言ったら俺の中で心の中の師匠みたいな。
3年前に、僕は10年後あなたの姿を目指してますってツイッターでメッセージ送った人なんだけど。
で、そんな人で『心を育てる語り』っていう本を出しているんだよね。
で、非認知能力とか人間力とかいろいろ言われるけど、語りっていうのがそれに対して重要な鍵となるよねとかっていう話もある。
で、この人は200以上のエピソードを話していて、その中でも子どもたちの様子を見て、これ響いたなっていうものが厳選されているということです。
ひとし
すごい、そんな本があるんだね。
はるか
だからなんかね、今までみたいにロジックが云々っていうよりは心に響いたかどうかっていうところが軸だから、
もしかしたら好みじゃない人もいるかもしれないけど、好みのエピソードもあるかなと思うから気になる方は読んでいただければなと思っています。
ひとし
何個ぐらい紹介する?
はるか
3つぐらい紹介しようかなと思っていて、で、この本の中では語りっていうのが時に言動を変えて生き方にまで影響するんだっていう話があるんよね。
ひとし
なんとなくはね、わかるけど。
はるか
それはもう俺も教師をしながらすごく実感しているところで、卒業生の文集とかにあの時のあの先生の言葉が今でも残ってますとかっていうのは本当によくあるんよね。
だからそれを踏まえてもやっぱり言葉で語ることは重要だなっていうふうに思っていて。
で、もう一個はね、渡辺先生は心を育てる語りっていうのを"種まき”っていう表現してるんよね。
で、皆さんもこの種まきっていうイメージで話をするとだいぶ違うのかなと思って。
ひとし
子どもに種を蒔いてる。
はるか
そうそうそうそう。これどういうことかっていうと語ったらすぐ人が変わりますみたいなニュアンスではなくて、その語りっていうのは確実に種として植えられると。
ひとし
はいはいはい。
はるか
で、種が蒔かれているかどうかが重要で。
種が蒔かれていなかったらこれ花咲くことはないんだけど、蒔かれていると日の光とかタイミングによってはひょっこりと芽を出していくので、このイメージがすごく重要であるということ。
ひとし
そうか。語りをするとすぐに全員に影響があると思っちゃうと違うのか。
はるか
そうそうそうそう。一人一人顔を出すタイミングは違うんだけど、これを蒔いてることがすごく重要であるということなんよね。
ひとし
うわー、なるほどね。
はるか
ということで、今から3つぐらい紹介しようかなと思っています。
ひとし
楽しみ。それをさ、もう覚えて自分の子どもに話すこともできる。
はるか
うん、そうやってしてもらってもいいし。今回はね、最近のいただくお便りの中で多かった3つのお悩みに対して子どもがこういうふうに悩んでるときにこんな話できたらいいよねっていうのを3つピックアップしてきました。
ひとし
へー。
はるか
その3つ何なのかっていうと、1個目が子どもがすごい周りの人とか環境に対して文句を言っていて、楽しくないとか面白くないとかっていう後ろ向きな発言が多いときっていうのをどうしたもんかなっていうふうに悩まれるみたいです。
で、このときのどんなお話したらいいのかなっていうのを、蒔いたほうがいい種っていうのをお話できたらなと思っています。
ひとし
そういうシチュエーションごとにあるわけね。
はるか
そうそう、これはそういうお悩みを持ってる方がいらっしゃったからこういう形にしてるんだけど。で、2つ目が子どもが友達と人間関係がうまくいかなくて悩んでいますと。
ひとし
うん、喧嘩しちゃったときとか。
はるか
そうそう、まあ友達関係ってのもすごく子どもは悩むんだよね。で、そのときにどんな話、前提があるのかいいのかっていうのをこの語りの中から紹介しようかと思っています。
で、最後もう1個はこの本の中ではないんだけど、子どもが挑戦するかしないかで迷っているときっていう。
ひとし
だからピアノの習い事やってみたいけど踏み出せないみたいな。
はるか
ああ、そうね、踏み出せないみたいなところがまさにそうかもしれない。
例えばピアノの発表会出るか出ないかとか。
ひとし
ああ、ある。
はるか
うん、あるよね。ダンスでもあったんじゃない?
ひとし
まあ、あったかな。あったわ。あったし俺ピアノもね、やりよったっけ。
はるか
ああ、そっかそっか。
ひとし
小学校のとき、ピアノの発表会はね、緊張したね。
はるか
ああ、でも乗り越えたんやそれは。
ひとし
乗り越えたけどなぜか失敗体験になってる。何でやろう。
はるか
ああ、そうなんや。
ひとし
全然ね、どこミスったとか覚えてないよ。ただ、いい印象がない体験になってる。
はるか
へえ。
ひとし
これはちょっと何でかわからんね。
はるか
それを紐解く回もしたいね。
ひとし
のもいいね。
はるか
それめちゃくちゃ気になるな。何で失敗体験になってんだろうな。
ひとし
成功体験じゃないんだよな。もしかしたら何個かミスしたところを誰かに指摘されたとかなんかもしれん。
はるか
かもしれないね。
ひとし
し、家からけっこう遠かった会場やったけん、疲れたとかっていうのかもしれん。
はるか
何かしら自分にとってのデメリット要素があったんだろうね。
ひとし
あったんかもね。
はるか
まあ、ちょっとそれはおいおい。
ひとし
おいおい。
はるか
紐解いていきたいんですけども。
ひとし
はい。
はるか
だから3つまとめると1個目が文句ばっか言って楽しくない面白くない後ろ向きな発言が多い。
2つ目が人間関係がうまくいってない。
3つ目が挑戦するか悩んでいる時っていう、けっこう人生において大事な局面、場面かなっていうふうに思っていて。
ひとし
そうやね。
はるか
これに対してどの種を蒔いておくと、今後その子を支えていくものになるのかっていうのをお話ししようかなと思っています。
これね、たぶん3つともけっこう聞いたことあるっちゃあるのかもしれない。
特に1つ目とかがっつり聞いたことある人多いと思います。
1個目が子どもがブツブツ文句言ってます。
「またなんとかだよ。もうほんと面白くない。楽しくない」って言ってます。
なんかイメージ思春期ね。
ちょっと今イメージ作るから待って。
娘がね、中学校3年生になって。ちょっとね、ギャルになって。
ちょっとそっけなくなってきて。
ひとし
そっけなくなってきた。
はるか
そんな時かな、文句を言っていますと。
その時にしたい話がこのテーマ。動物的か人間的かという話です。
ひとし
なんかちょっと難しい気もするけど、いけるんだ。
はるか
いけますね。これは俺ね、小学校2年生にも話したなこの話は。
目が変わる子はいたね。この話をして。
太鼓を叩くとドンと音が出ます。音が出る。
太鼓を叩くという刺激があったら音が出るという反応がある。
風船を針でつくとパンと割れるよね。
刺激があったら割れるという反応があるっていうふうに。
こんなふうに刺激があったら反応がある。
自然界にあるものでもそうで、植物も動物もすべて刺激があって反応があるんです。
ただ唯一当てはまらないものがあります。
それが人間です。
例えばショーウィンドウに並んだ美味しそうなケーキを見たとします。
思い浮かべてください。ケーキがありますね。
あなたの大好きなケーキがずらりと並んでいます。
ひとし
ロールケーキがあると。
はるか
ロールケーキが好きなんですね。ひとしさん。、
脳内に美味しそうなケーキがあるなという刺激がきました。
しかしいくらケーキが好きだとしても
全員が全員衝動を抑えきれずにケーキを買うわけではありません。
通り過ぎる人もいるだろうし、その日は我慢して翌日買いに来る人もいるでしょう。
あれ?食べたいのになんで食べないのか、ということが起きてくる。
人間の反応のスペース
はるか
これどういうことかというと、ここからが重要で黒板に書きます。
つまり我々人間は刺激に対する反応を選ぶためのスペースが存在するということです。
ひとし
スペースっていうことなのか。
はるか
だから刺激っていうものがあって、反応ってものがあって
動物とか植物とか一般的なものはこれがつながってるんだけど
人間にはここにスペースがあります。
ひとし
面白い面白い。
はるか
っていう図を書くわけね。
これを私は人間的反応、つまり主体的反応って言っていますと。
いうのが説明としてまずあるわけね。
人間にはスペースがあるんだ。
この話って聞いたこと?
ひとし
なかった。
はるか
本当?
ひとし
今まかれてる、種を。
はるか
誰しも一回は自己啓発本に読み浸る時期って来ない?
ひとし
来るけど。
はるか
もうこれ自己啓発本の代表作品。なんでしょう?
ひとし
そうなんや。
はるか
皆さん何かわかるでしょうか?
ひとし
『嫌われる勇気』
はるか
『嫌われる勇気』もだいぶ代表作品だね。
ひとし
分かった。
『先生どうする?子どものお悩み110番』
はるか
それ今度出る本やないかい。
それティーチャーティーチャーの本やないかい。
すごいね自分たちの本を。
ひとし
宣伝をね。
はるか
宣伝を挟みましたというところで。
ひとし
何?
はるか
『7つの習慣』です。
ひとし
あぁ。『7つの習慣』
はるか
『スティーブン・R・コヴィー博士』の『7つの習慣』なんだけど。
このスペースっていうね。
表現が上手いなと思っている。
これ書けるじゃん。
刺激、反応の間にスペースがあるっていうイメージが持てるわけやない。
ひとし
そうやね。
はるか
ちょっとこれ脱線しそうだけど。
人間ってこの法則と事象があって、
それに接続用知識っていったモデルが重要なんだよね。
ひとし
モ、モデル…
はるか
ちょっとごめんやっぱりややこしいからやめとこう。
理解するためにモデルが必要っていうふうに言われてて。
このスペースっていうモデルがすごく理解を促進するっていう話なんだけど。
ひとし
そういうことね。図にして理解すると。
はるか
君たちは刺激があって、スペースがあって反応してるんだという話がある。
つまりどういうことかっていうと、
どんな刺激があっても、それに対する反応は自分の心が決めてるんですよっていう話なんだよね。
ひとし
うん。
そうやね。そのスペースの部分で自分で決めてるんだよと。
はるか
で、ここまででスペースがあるんだねっていう話で、やっぱり重要なのは具体的なエピソードなんだよね。
ここにエピソードが1、2、3、4。4つあるんだけど。
ひとし
ここからさらに4つある。
はるか
そう4つあるんだけど、一番いいなと思ったお話で、
経営の神様って呼ばれてる『松下幸之助さん』っていう人がいるんだけど知ってる?っていう。
ひとし
はいはいはい。
『松下幸之助さん』はパナソニックの方か。
はるか
うん。そうそう。パナソニックの経営者の方で、
で、経営者として成功の秘訣をインタビューされた際に、自分が成功したのは3つのことがあったからだって答えたんだって。
ひとし
うん。何やろ。
はるか
で、それが1個目が家が貧乏だったこと。
ひとし
うん。
はるか
で、もう1個が学校へ行ってないこと。
ひとし
うん。
はるか
で、3つ目が病気がちで体が弱かったこと。
ひとし
へー。
はるか
で、小さい頃から自分の家は貧しかった。
ひとし
うん。
はるか
だけどそのおかげでお金の大切さを誰よりも感じることができました。
ひとし
うん。
はるか
他の人が高校大学へ行く中、自分は小学校しか出ていません。
だけどそのおかげで人一倍勉強しようと思いました。
ひとし
うん。
はるか
体が病弱で、めいっぱい体を動かすことができません。
だけどそのおかげで人に頼り、人を大切に育てることを学びました。
ひとし
はいはい。そのおかげで、がなんかスペースの部分な感じがしてきたね。
はるか
あらあらあらあら。鋭いですね。
そう。で、このように経営の神様は、貧乏も学校に行っていないことも病弱だったことも全て環境要因であって外部からの刺激だ。
ひとし
うん。
はるか
でも『松下幸之助さん』はそれによって自暴自棄になるわけではなくて人のためにひたむきに働きました。
ひとし
うん。
はるか
で、病弱であることもお金がないことも言い訳にすることせずむしろそれを逆転の発想で考えて人を大切に育てることを学ぼうとしたのです。
ひとし
うん。
はるか
だから貧乏だからほにゃららできないとか、頭が悪いからほにゃららが難しいとかじゃなくて『松下幸之助さん』はこういう動物的な反応、刺激的な反応をするんじゃなくて主体的に自分でどうするかを選んで生きてきたんだという話をしていました。
で、これってさ長年生きてきたら多分どこかで触れて、自分で主体的に生きるとか楽しいは意思であるとか、なんかそういった言葉ってけっこう触れられたりとかもあるかもしれないけど、
ひとし
うん。
はるか
で、それをそういった適切なタイミングでお話をして、このスペースっていうものを意識して自分でどう反応するのか行動していくのかを決めていこうねっていう話をしておくと、今後それを前提で意思決定がしていくことができるからかなり影響を及ぼしていくっていう話なんだよね。
ひとし
なるほどね。それをもう子どもにもしていいんだ。
はるか
そうね。小学校2年生とかもしてたし。
ひとし
2年生のね。
はるか
まあ言い方はその子にあった言い方するんだけど、空白とかスペースとかっていうのは分かりやすい。うちのクラスの子もさ卒業文書の時にやっぱこれが響いてたみたいで。
ひとし
へえ。
はるか
うん。なんか楽しいではなく楽しむっていうことを学びましたみたいな。
ひとし
大事。スペースの話でした。
はるか
スペース。主体的に生きるとはどういうことか。
ひとし
いやーいいね。
松下幸之助の成功秘話
はるか
で、これおすすめというか、えっとね、説教でせんで欲しいんよね。
ひとし
あーはい。そうやったね。
はるか
そう、これを。
ひとし
そうか。
はるか
いや、いいと思う。それで響く人はいると思うんだけど。
ひとし
うん。
はるか
例えば文句ばっかり言ってる子がいる。
ひとし
うん。
はるか
その子に対しておいでって。人はスペースがあるんだよ、みたいな話をすると説教なんだよね。これって。
ひとし
そうか。それじゃないのか。
はるか
だから俺は絶対、次の日の朝に話してたよ。俺は。
ひとし
へえ。
はるか
今こんな状態があるねってその場で話すんじゃなくて、次の日の朝こんな話をして。
ひとし
大事。
はるか
で、それで何かポジティブな言葉が出たりとか、前向きな行動が出てたら、「あ、そんなふうに自分で行動を選択できたんだね」とか。
ひとし
うん。
はるか
「そういうふうに君は行動を選んだんだね」みたいな声かけをすると、これが肥料となって水となって行動が増えていくっていうのはあるね。
ひとし
なるほどね。ということで今のが子どもが不平不満ばっかり言ってたと。
はるか
うんうん。
ひとし
いうときの。
はるか
いう現状に対して、自分で楽しいは作っていくんだよ。自分は人生、主体的に生きていくんだよというお話でした。
価値観の違いとコミュニケーション
ひとし
はい。じゃあ2つ目。
はるか
はい。
ひとし
友達関係かな。
はるか
そうそうそう。これはね、はい、イメージしたら。
ひとし
友達関係に悩んでいる時。
はるか
まあ、スマートフォンとかをね、子どもたちに買う時に話すかなって思ってる。
ひとし
ああ。でももう早いよね多分。
はるか
早いかもしれんね。
ひとし
俺ら中学生、高校生ぐらいで持ち始めたけど。
はるか
どんどん早くなっていってるもんね。
ひとし
小学生でも持つんやろうね。
はるか
まあ当たり前になるだろうからね、そういうデジタルでコミュニケーション取るのはもっと。
で、これがねLINEっていう会社があるじゃん。
ひとし
はい。
はるか
で、LINEっていう会社が作ってる特別授業みたいで。
ひとし
へえ。
はるか
これが面白くて普通に紹介したくてお話をするんだけど、これ俺はまだしたことなくて子どもたちに。
でも子どもがスマホを持つ時とかにはお話したいと思っています。
ひとし
うん。
はるか
えっとね、何の授業かというと、人の価値観の違いについてのお話なんだよね。
ひとし
へえ。価値観の違い。
はるか
そうそうそう。
で、まず導入として、「皆さん子どもに人気のある辛い食べ物と言えば何ですか」っていう質問する。
ひとし
うーん。
カラムーチョ。
はるか
うん、オリジナリティ高そうやね。
ひとし
あ、そう?
はるか
カラムーチョが一発目で出るか。
ひとし
ああ。
何やろ。
はるか
カレーとかね、あるし。
ひとし
ああ、そっちか。
はるか
キムチとかもあるし。
ひとし
ああ、そっちか。
はるか
麻婆豆腐とか担々麺とか出てくるかもしれない。
ひとし
確かに。
はるか
じゃあ続けて質問です。
ひとし
はい。
はるか
夜遅い時間と言えば何時頃ですか?
ひとし
おお、23時。
はるか
はいはいはいはい。ひとしくんは23時。
ひとし
うん。
はるか
なるほどね。7時っていう子もいるかもしれないし、8時っていう子もいるかもしれないと。なんかいろんな回答が出てくる。
ひとし
うん。
はるか
で、5枚のカードを配ったんだって。
ひとし
うん。
はるか
1番、真面目だねっていう言葉が書かれたカード。
ひとし
うん。
はるか
2番、おとなしいね。
3番、面白いね。
ひとし
うん。
はるか
4番、個性的だね。
5番、マイペースだね。
ひとし
うん。
はるか
で、全員にカードが行き渡った時点で、次の指示がありました。
ひとし
うん。
はるか
この中で、言われたら嫌だなと思う順番にカードを並べてみてください。
ひとし
ああ。
真面目、マイペース。
はるか
おとなしいね、面白いね、個性的だね。
ひとし
ああ、言われたら嫌な順。
はるか
うん。
ひとし
ちょっと5つが覚えれんけど、マイペースだねはなんか嫌かもね。
はるか
ああ、そうなんだ。
ひとし
うん。
はるか
とかっていうふうに並べていくわけよね。
ひとし
うん。
はるか
まあ、お父さん、お母さんとかと一緒に並べてみてもいいかもしれない。
ひとし
うん。
はるか
で、その時に重要なのが、全然違うということになる。順番が。
ひとし
そうだね。
はるか
意外と子どもたちって、「え、違うの?」みたいな。
ひとし
えー、あ、そうなるんだ。
はるか
なる。え、真面目だねが嫌なんだとか。
ひとし
うん。
はるか
え、真面目って褒め言葉じゃないの?みたいな感じで、わーってなる。
ひとし
うん。
はるか
つまり、自分にとって全く平気な言葉でも、人によってはその言葉がとても嫌だと感じる場面があるんだよってことが一つ言えてくる。
ひとし
ああ。
はるか
実感を伴って理解できる。
ひとし
確かに。
はるか
で、ここでLINEならではのカードがもう1個あって、それがまた違うカードを5枚渡しました。
ひとし
うん。
はるか
次は言葉ではなくてコミュニケーションです。
ひとし
うん。
はるか
1番、すぐに返信がない。2番、なかなか会話が終わらない。
ひとし
うん。
はるか
3番、知らないところで自分の話題が出ている。4番、話をしているときに携帯スマートフォンを触っている。
ひとし
うん。
はるか
5番、自分が一緒に写っている写真を公開される。
ひとし
うん。
はるか
で、これを見たときに、並び替えた後、この中で絶対に嫌だということを1つか2つ選んで、他のカードと分けておいてくださいっていうふうにするわけよね。
ひとし
なるほどね。
はるか
そしたらもう教室中、うわーってなって。
ひとし
うん。
はるか
もう自分が絶対嫌だと思っていたことを、それは全然平気だよっていう子がいたとか。
ひとし
うん。
はるか
「なんでそれ嫌じゃないの?」とかっていう声がやっぱ上がってくるわけだよね。
ひとし
うん。
はるか
「えー私全然大丈夫なんだけど」とかっていう話があって。
ひとし
うん。
はるか
で、そのときに違っていて当たり前なのに、自分と違うという理由だけで人を攻撃してしまう人もいますと。
ひとし
あー。
はるか
で、それにインターネットが使われることもある。既読スルー、グループ外しなどLINEによるいじめも同じようにあります。と。
ひとし
あーそうか。
はるか
っていう話があって、ここでシーンと真剣な表情になるわけだよね。
ひとし
うん。
はるか
で、最後にLINEの先生の決め台詞をね。
「包丁は料理の材料を切るために作られています。」
ひとし
うん。
はるか
「スコップは土を掘るために作られています。
どんな道具でもそこには作り手の思いが存在します。
LINEというアプリは東日本大震災をきっかけとして誕生したものです。
震災直後現地では電話がほとんどつながらなくなりました。
そのとき、たとえ電話がつながらなくても大切な人と連絡を取り合えるようなアプリを作りたいと考えました。
そして皆さんが楽しく連絡を取り合い、絆がより深まるようにとの思いでこのアプリを作りました。
無気力な子どもへのアプローチ
はるか
皆さんにはそのような思いで作ったものだということを理解していただき、楽しくLINEを使っていただきたいと思います。」
という話で終わるんよね。
ひとし
めちゃくちゃいい話やん。
すごい。
はるか
めちゃくちゃ良くない?
ひとし
そのワーク、家でもできるしね。
はるか
したくない?
ひとし
人の特徴に関する5枚用意してやるやろ?
はるか
うんうん。
ひとし
真面目とかせっかちとかわからんけど。
はるか
うん。
ひとし
で、次5枚コミュニケーションに関するカードでやる。
はるか
うんうん。
ひとし
できる。
はるか
これって大人にとっては当たり前のことかもしれんけど、子どもにとっては、「え、それ嫌なん?」とか、「知らんやった」って純粋に学ぶ子ってやっぱり多いと思うよね。
ひとし
大学生の時、俺知らんやった気もするしね。
はるか
そうよね。みんな同じ価値観で生きてると思ってる。
ひとし
そう。サークルとかね、学科とか属性が近いところにしかおらんやったら、その辺わかってなかった気がするな。
はるか
わからんと思う。あ、価値観全然違うんだっていう。
嬉しい、嫌って全然違うんだっていう学びが得られることと、もう一個これいいなと思ったのが、作り手の思いを知るって大事やなと思って。
ひとし
あー、確かに。
はるか
うん。なんかLINEって、あ、そういうふうに大切な人とのやりとりに使ってほしかったんだとかって思いを知るとさ、これでグループ退会させていじめ、とかじゃなくて、こういうふうに使いたいなっていう思いが少しでもね、持ってもらって。
ひとし
うん。
はるか
で、それが芽生えて、なんか行動に移ってくれるといいなっていうのはあるよね。
ひとし
いいね。これはいいね、実用的やね。話したい。
挑戦と後悔
はるか
これ相当いいよね。ぜったい話したいな、とは思うよね。
ひとし
うん。
はるか
なんか、どうしてもさ、嫌なこと言う子に対して、なんでそんな嫌なこと言うんって、やっぱ言っちゃうよね。
ひとし
うん。
はるか
大人は当たり前の感覚だから。
ひとし
うん。
はるか
なんか嫌なことって人によって違うんだよとかっていうのがあるけど、それは実感を伴って理解するってこういうことかなっていうのは、
ひとし
確かに。
はるか
思いますね。
ひとし
ということで最後。
はるか
最後です。
ひとし
最後は子どもが挑戦するかしないかで迷っている。ピアノの発表会出るか出ないか。
はるか
そうそうそう。これはね、『柴山先生』っていう30歳で校長先生になった方が話をしてた話で、この本の中に載ってたわけじゃないんだけど、
ひとし
あ、そうか。
はるか
これは実は俺は小学校の教員の頃も話をしてた。2年生にも5年生にも6年生にも。
ひとし
へー。
はるか
『ブロニー・ウェア』さんっていう方が、『死ぬ瞬間の5つの後悔』という本を出していて、これって聞いたことある?
ひとし
なんか、死ぬ瞬間の後悔の話はなんとなく出会うことはあるけど、これかはわからん。
はるか
やっぱさ、俺、コロナの時期にこういう自己啓発系の本とか、要約動画、読み過ぎたり見過ぎたりとかしてたから、
なんか全部が繋がってて、みんなが知ってる前提で話しちゃうけんいかんね、これ。気をつけよう。
ひとし
はいはい、今じゃあ価値観の違いが理解できたと。
はるか
違いを見つけました。まだね、種は植えてあったけどね、まだ未熟でございました。
そう、死ぬ瞬間、俺、興味深いのが、すごい何千人っていう患者さん、言ったらもう死ぬ直前、死を覚悟した患者さんに対してずっとインタビューしてったんだって。
ひとし
すごい。
はるか
すごい研究じゃない?これって。
ひとし
すごいね。
はるか
で、どんなことに後悔していますかという話をインタビューで聞いたんだって。
で、5つ大きく分けて後悔があるという話だったんだけど、その中でもっとも多かった後悔、何だと思いますか?みなさん。
ひとし
何だろう。大切な人との時間をもっと作ったらよかった。
はるか
なんかそういう後悔があるんですね。
ひとし
いや、ありそう。
はるか
ありそうね。
ひとし
ちょっと頑張りすぎたらそういう後悔出てきそう。
はるか
ね、ほんと。定期的にその反省来るよね。
ひとし
来る。
はるか
もっと家族の時間を増やした方がいいなとか来るよね。
ひとし
ではない。
はるか
ぜひその後悔を生かしてね、後悔する前に行動してほしいんですけども。
これも実は5つの中にあったりしたんだよね。
ひとし
そうか、だからなんかね、たぶん聞いたことあるよね。
はるか
聞いたことはあると思う。
ひとし
お金をもっと使ってくればよかった。
はるか
お金の回答もあったあった。
働きすぎたなとかもあったんだけど、最も多かった回答が、自分に正直な人生を生きればよかったと。
ストーリーの力
ひとし
やりたいことをやるっていうことか。
はるか
そう、これのニュアンスとしては他の人の目を気にしすぎていたと。
で、本当に挑戦したかったことができなかったっていう話をしてた。
こんなことの連続やない。
あの時本当はこれしたかったけど、あの友達のあの目線気にしてしまったわとか。
ひとし
あるね。
はるか
ちょっとできない自分恥ずかしいかもしれないとか、周りにできないって思われるの嫌だからなとか。
そういったことで挑戦してこなかったことが、死ぬ直前になって後悔するんだって。
ひとし
うわー怖いねそれは確かに。
はるか
そう、だから死ぬ直前に後悔しない選択をしようねっていう話をして、
はい、じゃあ今から代表委員の立候補を取りたいと思いますって言ったら、みんなブワーって手を挙げる。
かわいいやろ。
ひとし
情報操作しとるやん。
はるか
情報操作とかじゃないよ別に。
ひとし
やる気がね出たっていう。
はるか
そうそう。
ひとし
一個挑戦したかったけどできてなかったよね。
はるか
まあなんだかんだやりたいけど、自分なんかじゃできないんじゃないかっていうのを周りの目を気にしてブレーキかけてたことが、
いやもう挑戦していいんだっていうふうに思えるようなお話だったかなっていうふうに思います。
ひとし
確かに。
死を覚悟した人の話は種植えられるなこれは。
はるか
種植えられるよねこれは。
俺も世界出るときとかは完全にこれで出たしということもあって、
死ぬ直前に後悔しない生き方をしましょうっていう話をここで種ぽつんと植えられたら、
今本当にやりたいことできるんじゃないかなと思ったところで、
この本の中にもこの挑戦系の話はめちゃくちゃある。
ちょっとコテコテだったかもしれないんだけど、
本当に想像以上に効果のあることで、
俺これ学級通信とかにこのまま載せたりしてたよ。
しゃべったことを。
そしたらその後の子どもの感想も載せるし、
それに対する保護者の感想とかも載せたんだけど、
もう反響がすごくて、
で、忘れないよその言葉とかっていうの。
今もあの時のあの言葉が支えてますみたいなことを言ってくれるから、
なんかコテコテのように聞こえるし、
よくある話ねって思うかもしれないけど、
一回話してみたらかなり変わることもあるし、
どの話がどう刺さるかもわからないから、
ぜひ子どもが無気力だなって感じているときは、
こういった話をゆっくりしてみるのもいいのかなと思いました。
ひとし
なるほどね。
はるか
なんかある?ひとしこの話で目覚めたわみたいな。
ひとし
うわー、そうね。
メキシコ人漁師とアメリカ人エリートの話っていうのがあって、
知ってた?
はるか
知らない。
ひとし
知らない?これも全員が知ってるものと思ってた。
はるか
偏ってるな。
LINEの授業は必要な人だこの人。
ひとし
必要です。
メキシコ人の漁師が田舎の漁師をやってる方、
アメリカ人エリートがゴリゴリのシティでお金を稼いでる方よね。
アメリカ人のビジネスパーソンが観光客としてメキシコに来ました。
そしてその漁師さんに尋ねました。
今日は大量ですね。
どのぐらい海に出て漁をやってたんですか?
昼の数時間だけだよと答えました。
だから3時間とかかな。
で、それに驚いたアメリカ人。
いや、もっと長い時間漁をしていっぱい捕まえたらいいじゃん。
はるか
あー、なりそうなりそう。もっと稼ごうぜって。
ひとし
そうすると漁師さんは、
いや、なんでそんな必要があるんだよ。これで十分食べていけるじゃないか。
確かに。
それだったら、漁をしてない時間は何をしているんだいとアメリカ人の方が言ったと。
そうすると領主さんは、ゆっくり起きて家族と過ごしているかなと。
で、夜は友達と飲んだりギターを弾いたりして過ごしているんだと。
そうするとね、やっぱりね、アメリカ人は驚くよね。
いやいやいや、僕はビジネスをしっかり学んできたんだと。
もっと漁をして、もっといっぱい魚を捕ったら、それで大きな船が買えるようになると。
で、その大きな船を買うと、もっとたくさん魚が捕れて、会社が設立できたりするんだよと。
はるか
いいよ。
ひとし
で、漁師さんが聞きました。
それってどんぐらいの期間頑張ったらできるの?と。
まあ20年とか。
会社の経営がうまくいったら、もうそれで上場もしたり、会社を売却したりしてお金持ちになれるんだとアメリカ人の方が言ったと。
そうするとメキシコ人の漁師さんは疑問に思いました。
その後ってどうなるんですか?会社売却した後。
そうするとアメリカ人の方は、引退して小さな島でゆっくり暮らせばいいんだよ。
朝はゆっくり起きて家族と遊んだり、少しの時間釣りをしたり。
夜は友達とお酒を飲んだり音楽をしたり楽しい時間が過ごせるんだよと。
そうすると漁師さんは言いました。
もうすでにそうしてるじゃありませんかと。
はるか
あります。
ありますね。
ひとし
だから何のために頑張るんだっていう話よね。
はるか
そうよね。
ひとし
経済活動だけがゴールじゃないよねっていう話かな。
はるか
ちょっとかなりくらってますけども。
ひとし
知らんやったこの話。
はるか
いやいややっぱり改めて聞くと、限りある時間の中でも同じような話があって。
ひとし
出てきたか。
はるか
ちょうど先週LINEで母が家族でキャンプしようよって言ったのに対して、ちょっと待ってと言ってしまった自分を振り返っちゃうよね。
ひとし
とかもね。
あるよね。
はるか
ありますけども。
ほんと今、身近にいる人を大事にできたりとか、そこの足元を見れるようにしてはいきたいね。
ひとし
このストーリーを人に話すっていう目線だといろいろまた新しいことが見えてきた今。
はるか
どうしたどうした。
ひとし
子どもに話したい話ありますかって聞かれても別にそんななかったんだよ。
でも絵本一緒に読むとかがあったら出てくるなと思ったよね。
うさぎとカメの競争とかさ。
あれを読んだ後にノロマのカメがコツコツやることもいいんだねみたいなのを意味づけるとかやりたいなと思ったよね。
はるか
あー確かにね。ストーリーテリング。
ひとし
そうそう。ストーリーテリングは絵本に頼るとかは俺は現実的にできそうだなってけっこう思った。
はるか
大事やねやっぱり。絵本を読んだりするのは。
ひとし
絵本大事やね。
はるか
そう言われると大事やね。
ひとし
だいたい全部に教訓があるけんさ。その教訓を言語化するのは絵本読んだ後に一緒にするとかはいいよねと思った。
はるか
大事。種植えよ。いっぱい絵本で。
でも漫画とかにもだいぶ種植えられてるな。
ひとし
いやそうだよ。
はるか
スラムダンクとかさ。
ひとし
ヒロアカとか俺マジでけっこうくらってるんだよ。
はるか
ヒロアカもか。
ひとし
あれ人の個性による活躍の社会やから。
大事やね。
はるか
大事やね日本のアニメ文化、漫画文化。種植えられてるよ。
最近もさ、学校行く気がなかなか起きない子たちがスクールライフの話をアニメで見て、学校とか学び場の良さをすごい感じて行き始めたとかもあるらしくて。
いろんな形でなんか目覚めることあるんやねと思って。
ひとし
そっかじゃあ今日話した話もね、誰かの種になってたらいいね。
はるか
何かの種になったら嬉しいね。
ひとし
じゃあ全部入れるか話した話。
はるか
ほんと?
ひとし
全部カットせず使おう。誰かの種になるかもしれない。
はるか
そう言われたらそうやね。
ひとし
ちょっとねお互い話した後、いやこれちょっとコテコテすぎてカットした方がいいかもってなっちゃったけど。
はるか
なっております。
ひとし
もう入れよ。
はるか
じゃあほんとね、どの話がどこで刺さるかわからんからね。
ひとし
そうやね。
はるか
そのタイミングもあるからね。
ということで。
ひとし
まとめると、種を植えましょうと。
はるか
適切な時期に植えて日の光を当てて水を肥料を撒きましょうという。
ひとし
めっちゃ抽象的やなほんと。
ストーリー持っとくの大事と。
語りの力
ひとし
漫画とかアニメもいいよねという話でした。
ということで、感想最後読ませていただきましょうか。
はるか
はい勇気づけられた感想です。
ひとし
「いつも心のこもった配信ありがとうございます。」
はるか
ありがとうございますこちらこそ。
ひとし
「はるか先生ひとしさんと同年代で2人の娘のママをしています。
もちもちほっぺと申します。」
同年代なんだ。
はるか
2人の娘さんすごいな。
ひとし
「私は東京都の小学校教員で現在は第2子の育休中です。」
先生。
「独身時代は土日も出勤したり朝早くから遅くまで仕事をして何とか学級担任を務めていましたが。」
はるか
分かる〜
ひとし
「第1子の育休明けに仕事と育児の両立がうまくいかず、心と体の調子を崩して年度途中から病休に入ってしまいました。」
はるか
もう俺あの生活で子育てとか想像もできんね。
ひとし
難しいよね。
はるか
すごいわ。
ひとし
「教員という仕事はやりがいがあって好きだけれど、自分のキャパシティでは育児との両立が難しく、やめようかどうしようか悩んでいる時にティーチャーティーチャーのポッドキャストに出会い、今ようやく最新回まで追いつきました。」
はるか
すごい。
ありがとうございます。
ひとし
ありがとうございます。
はるか
全部聞いていただいて。
ひとし
「子どもたちのために一生懸命なお二人の話をほっこりしたり涙したりしながら聞くうちに自分は子どもの成長する瞬間に立ち会えることが大好きだったと、自分の原点を思い出しもう一度教員という仕事にチャレンジしてみようと思いました。」
はるか
うれしい。
すごい。
ひとし
教員の増加に貢献している。
はるか
ちょっと構造的に見過ぎやね。
ひとし
「無知で指導力のない私なので少しでも知識をつけて復帰しようと、家事育児の合間にティーチャーティーチャーの各回の内容を小さなノートにまとめています。」
はるか
ちょっとなんかねたまらんわこの文章。
ひとし
「きれい事だけではやっていけない教育現場なので、またきっと壁にぶつかることもたくさんあるでしょうが、このノートがある人私のお守りになってくれると思っています。
復帰まで数ヶ月、夫とたくさん作戦開業して育児と仕事の両立をできる道を探りたいと思います。
教員としての再挑戦
ひとし
勇気をくれてありがとうございます。」
はるか
すごい。
ひとし
すごい。
本当に。
はるか
これは天性の語り手だねこの方は。
ひとし
この語りでまたね種が植えられたと。
はるか
種が蒔かれました僕も完全に。
自分たちが子育てするときには、この今日の種で支えられそうな気はするね。
この方は自分自身のエピソードで自分のチャレンジする気持ちの大事さとかを語ってくれてるやん。
天性の語り手やなっていうふうに本当に改めて思うね。
小さなノートにまとめてますとか、お守りとして持ってますとかさ、表現も素敵やし。
ひとし
確かに小さなノートって可愛いね。
はるか
そう。で、最後にこういう語りをしたときってたまに刺さったら猛烈なモチベーションが出たりするんよね。
特に俺とかそうだったんだけど。
でもやっぱり猛烈にモチベーション持ったところで急激な変化はできないわけで人間って。
着実に一歩一歩変化するしかできないっていうふうに思ってるから。
モチベーションを上げる話ってセットでやっぱり、ありながらを大事にせんといけないなってのは思ってる。
ひとし
上がらないときも、ありながら。
はるか
ありながら、っていうのを大事にしないといけないっていうのがあります。
この自分のイメージと実態にギャップを感じてむしろモチベーション下がっちゃうときってあるから
こんな頑張れないときもありながら、一歩一歩進んでいこうっていうふうに思うのが大事かなとは、セットで思ってますのでよろしくお願いします。
ひとし
モチモチほっぺさんありがとうございます。
はるか
モチモチほっぺさんありがとうございます。
ひとし
名前もオシャレ。
はるか
オシャレ。
ひとし
ということで最後までお聞きいただきありがとうございました。
はるか
ありがとうございました。
ひとし
番組の感想ありましたらハッシュタグティーチャーティーチャーカタカナ(#ティーチャーティーチャー)でつけて
『X』にポストいただくか概要欄のお便りフォームまでお願いいたします。
はるか
お願いします。
ひとし
また僕らの活動を応援していただけるスポンサーの方を大募集しておりまして
月額1100円から入ることができますので、興味ある方いましたら概要欄のURLからお願いいたします。
はるか
お願いします。
ひとし
それではまた。
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