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バーニング公演のアウトプット読書術、本日の一冊は
子どもの地頭とやる気が育つおもしろい方法
こちらの一冊を紹介させていただきます。
著者は篠原誠さん、1971年生まれ大阪府出身
大学入学と同時に塾を主催、不登校児や学習障害児、飛行少年などを積極的に引き受け
悪戦苦闘しながらも10年間およそ100人の子どもたちに向き合う
現在は大学の教員となって学生や大学院生を指導しつつ
市民講師などを務めて学習指導を行っていらっしゃる方でございます。
いやー、地頭とやる気が育つ、やりたいですよね。
こういう件の本は僕もよく読みますけどもね、いやまあ親としてはやっぱり願いですよ、子どもたちにね
心配しない未来を、明るい未来をね、お届けしたいなと、いやまあそういう未来を作っていってほしいな、自分の手で掴んでほしいなっていうのはすごい願いですよね、ありますよね。
それに関しての、脱マニュアル思考で行こうっていう、はい、こんなお話なんですよ。
だたちゅうゆうてもた、かわいい噛み方しもた、あるがままに行きましょう、もうそうやってこう噛むのも全部ね、あるがままなんですよ、もうそのままを受け入れていこうねっていうお話
はい、うまいことつなげた、はい、こうしようああしようじゃないんです、従っていきましょう、その感情のあるがままに、子どもたちの行動あるがままにっていうことなんですよ、結果を求めすぎるからそこに至らなければがっかりしてしまうっていうことなんですよね。
一つエピソードを紹介されているんですよ、中国の宗治という書籍に記載されているエピソードで、昔皇帝という料理の名人がいらっしゃったと、
その料理人、皇帝は王様の目の前で牛一頭を踊るように解体して、その様が本当に素晴らしい見事だっていうことで王様に評価されたんですけど、どういうふうに切るんだいっていうのを質問王様がされたときに驚く回答をした。
私は切ろうとしていませんっていうことなんです。切ろう切ろうと思うから他の料理人は筋とか骨に当たって刃こぼれがしてしまってうまく切れないんだ。
私はその牛があるがままの姿、それを見て骨と骨の間に包丁をスッと通すから、はらりと身が解けて踊るように切ることができるんです。
だから私の包丁はこの何年も研いでいませんというようなエピソード。
ほんまか嘘かは分かりませんよ。でもこれは教訓なんです。子育てもあるがまま足をこうしようってやるからそこの圧力、ずれが生じたことによってしんどさを感じてしまって、
イライラを子供も受け取って、イライラがたまっての悪循環、これを抜け出すためにはすべてをあるがままに受け入れようぜ、子育て楽しんじゃえよ、今何見てるの、何に興味があるの、さっきあっって声出したのは何、何に興味があったの、一緒の目線で楽しんでいこうぜ、こういうお話をされてるんですね。
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そんな地頭のやる気が育つというヒントになるような、この質疑応答形式で進んでいきます。5つのテーマで取り上げてお話をさせていただきます。
1つ目、思春期の子供は親の言うことを聞かないですよね。
この質問に対しての回答、特に思春期の子供、男の子は聞かないんですよ。
こういう時は、親以外の大人に協力をしてもらおう、こういうことです。
仕方ないんですよ。どんな育ち方をしたって思春期、来るものは来ると拒めないことはあるんです。
それはもう理屈じゃないんですよ。子供だって親の言うことが正しい、正しいってわかってるからこそ、どうにもできないっていう感情との葛藤があるわけですよね。
でも意外と自分の親、ずっと自分のことを見てきてくれてる親だからこそ反発したい気持ちが生まれるんだけども、自分の親以外の大人からのことって意外とスッと聞き入れることがありますよ。
だから自分たちでは、お父さんお母さんだけではどうしようもないなということは、他人の力も借りましょう。
自分たちのジージーバーバーとかでもいいですし、学校の友達のお父さんお母さんでもいいんですよ、こうやって心許せるお友達に協力してもらいましょう。
逆にそういう他のお友達のお子さんが困っていることがあったら声かけをしてあげられるような関係でありたいよね。
お互いに助け合っていく、そんな関係性築ける仲間を増やしましょうね。それが大事ですよ。
親の言うこと、これだけに固執しないでね、みんなの助けを借りようねっていうお話です。
そして2つ目、子供は勉強は嫌い、でも学ぶのは大好きっていうことですね。これも気づきですね。
こういうの好きなんですよ。漢字ってこういう風にできてるよねっていうこと。
勉強って勤めて強いるって書くんですよ。
いやいや思いっきりやらされてるって感じ、そりゃ楽しいわけないよねっていうこと。
でも学ぶってね、マネルから来てるでしょ。マネル、マネブ、マナブっていう考え方。
子供ってマネるの好きですよね。うちの長女ちゃんも妹もね、お兄ちゃんのことをよくマネしてます。お母さんのメイクとかもよくマネしてます。
こうやってね、今まで知らなかったことをそうやるんだって自分が興味持ってやってみたら、やれなかったことができた、こんなことができたっていうことが楽しいってなるんですよ。
だから学ぶは好き。今までできなかったことができる。知らないことを知る。それが楽しいんです。
大人だってそうでしょ。パズルを想像してみてください。ジグソーパズル。
このピースはそこに入るね。これ角をまず埋めていって、それは見てみ、ここに入るね。
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全部言うなよって思うでしょ。自分で試行錯誤してみてここにピタッとはまった瞬間の快感、あれがあるから楽しいんですよ、パズルって。
全部1から10まで、はいこれはここですって教えられたこと楽しくないんですよ。
試行錯誤して自分で見つけるからできなかったことができたから楽しい。
学びの姿勢、これを。だから何でもかんでも教えてあげちゃダメ。フォローしてあげましょう。
やれるような環境を整えてあげてできた、やった、それを一緒に喜ぶ、これをやりましょうということです。
3つ目、5分間のティータイムを楽しめ。
はい、これどういう場面の時ですか。
皆さん、親なら絶対通ってくる道、赤ちゃんがなんで泣いてるのかわからへんって言う時ですよ。
いろいろ試すでしょ。ミルクをあげるとかご飯あげるとか、抱っこしてほしいの、抱っこしても全然泣きやまへんやん、おむつは?
さっき変えたとこやもん、なんで泣いてるのかわからへん、もうどうする、全然泣きやまへん。
こういう時は、赤ちゃんは泣くのが仕事や。
はい、5分ください。ティータイム、楽しみましょう、おっときましょう、そういう覚悟も大事。
泣いといてください、5分間はごめんなさい、もう楽しみます。
ティータイム、ゆっくり楽しんで、好きな動画とか見て、音楽聴いて、リラックスしましょう、たった5分でもいいんです。
切り替えが大事、そしてそれが終われば、はいお待たせしました、お勤め、ご苦労様でした。
この一礼をしてね、向き合っていきましょう、それでいいんですよ、その切り替えが大事。
もうね、できないことたくさんあります。泣いて疲れて、もう泣き止んでくれないけど、もういいや、もういい。
今日はあれとこれは諦めよう、掃除かけよう思ってた、洗濯しようと思ってた、まだまだ畳まなあかん洗濯もたくさんあるけど、もういい、ぽい。
明日やる、諦めることも大事です。
自分で切り替える時間を意識的に作りましょう、というお話です。
4つ目、褒めすぎたらつけやがるんじゃないんですか?
はい、こういった疑問に対しても回答されてるんですよ。ここでの著者の回答、興味深いですね。
褒めちゃダメです。 えー、褒める方がいいんじゃねえの?って思ってたんですけどね、ノンノンのちょっとした捉え方の違い。
褒めるではなくて、できたことに対して驚き、面白がりましょうって言ってるんですよ。
これなぜなのか、褒める。例えばねテストで良い点取れたとか、お手伝いができたとかね、何かできたことに対してすごいって言うのって、
子供もね、頭いいから理解してるの。その良い結果が出るためには、自分の実力だけじゃなくて、運の要素もあったよねっていうことに気づくんですよ。
だから、常に再現性があるわけじゃない。その結果だけをフォーカスして褒めてしまうと、やる気が伸びない。
深いなあ。じゃあどうしたらいいんですか。家庭を褒めるっていうか驚き、面白がるってことですね。
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どうやってそこできたの?すごいねえ、教えて教えてっていうその家庭です。行き着いた家庭を褒めてあげたら、この努力を怠らない、努力を続ける、継続することによって親はしっかりその姿を見てくれてるんだ。
だからこれからも努力を継続しようという思考にたどり着くらしいんです。
塾講師の著者ならではの目線ですね。この家庭を驚いて一緒に面白がってあげるっていうことが大事ですよ。こういう目線ですね。気づかせてくれます。
そして最後5つ目。
叱っても全く聞かないんですっていう親御さんへの質問回答、これもよくある。
なんでそんなことばっかりするの。妹に嫌がらせばっかりして、やめてって言ってるでしょって言いたくなりますよね。
これはしたことを叱るのではなくて、しなかった時に褒めてあげましょう。
その目線なかったなぁ。いつもやったことに対してコラッとか、もうって言うんじゃないんです。
何もしなかったことに対して今日は嫌がらせしなかったね。ありがとうみたいな。
驚いて面白がってあげてください。何もしない状態に意識的に親は目を向けてあげるんです。
そしてそこを評価してあげる。すると子供も怒ってる僕じゃない。怒ってる私じゃなくて普段の僕、私を見てくれてるんだっていうことがわかるんです。
気づくんです。子供自身もそこが自分のいつもの穏やかな自分を評価してくれるんだなっていうことに気づけるんですね。
そういうことなんだ。だからもう一度言いますよ。したことを叱るではなくて、しなかったことを褒めてあげてください。
こういうことですね。目線の違いや気づきがたくさんある一冊でございました。
これ他にもいろんなエピソードね質疑応答興味深いです。僕の中では結構刺さった一冊でございます。
親子の皆さんにはぜひとも読んでいただきたいこの一冊。
本日は子供の地頭とやる気が育つ面白い方法。こちらの一冊を紹介させていただきました。
というわけで明日もワクワクと楽しく元気にいきましょう。それではまた明日。