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2024-09-24 34:20

「母と離れるたびに癇癪を起こす子ども...」応用行動分析学の4ステップ #65

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今回は応用行動分析学の4ステップによって、望ましい行動を増やして、結果的に気になる行動が減少する方法をご紹介しました!


1:ターゲット行動を定める

2:行動の前後を見て、その行動の機能を知る

3:代わりになる行動を考える

4:望ましい行動を引き出し、定着させる


過去回でも扱ったテーマなので、事例ベースで理解を深めたい方は下記の回をご聴取ください!


・子どもがわざと困らせてくる(Spotify , Apple

・口に物を入れる子ども(⁠Spotify⁠ , Apple

・子どもの遅刻癖が治らない(⁠Spotify⁠ , Apple


村にご興味のある⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠月額スポンサー様⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠を募集しています!


【ご相談内容】

娘さんが小学校1年生の後半から学校に行きしぶり始め、お母さんとだったら一緒に行けると言う。初めは学校まで送るだけだったが、離れるたびにフロア中に響くほどの大泣きをする。

娘の要望はどんどんエスカレートしていき、教室まで送るようになり、午前中は母が教室で過ごすといったように徐々に母がいる時間が長くなった。母が無理やり離れると今度は学校へ行かなくなり、無理やり連れていこうと思っても、癇癪を起こして部屋に閉じこもったりしていた。

そのため、仕事にも遅れて行くようになり、母はぐったりしていた。カウンセラーからは「必要な儀式だ」と言われ、学校からは「お母さんが離れましょう」と言われ、ネットでは母子分離不安、愛情不足であるといった情報が流れていた。

厳しく伝えることもあるし、アイメッセージで気持ちを伝えても、娘さんは分かっていてもできないといった様子だった。

【今回の内容】

望ましい行動とは、本人も周りも不快感を伴わない行動 / 気になる行動とは、本人もしくは周りが不快感を伴う行動 / 「具体的な行動」とは、観察可能であり、再現可能である / NG:だらしない、落ち着きがない、パニック、忘れ物をする、掃除をさぼる、不登校 / OK:叩く、大声を出して泣く / 4つのフレーム(逃避、要求、注目、感覚) / 代わりとなる行動は日々リニューアルする


【参考】

三田地真実, 岡村章司「保護者と先生のための応用行動分析入門ハンドブック」


【法人スポンサー様】

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【お便りはこちらから】

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【別番組「とりおき教育」はこちら】

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【番組概要】

世界を回る先生はるかと、ラジオ番組プロデューサーひとしが子育てについて納得するまで考える番組「Teacher Teacher」


はるかの⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠Instagram⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠に届いたお悩みをテーマに語り尽くします。


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💡毎週火曜日、朝に配信!


【ひとしの編集後記】

・全体像を把握してから聴いてもらえると良いかなと思ったので、こちらのページに記載したペラ一の「使用するシートの例」を見ていただけると構造が理解できてよさそうと思いました!(ご説明しておけば良かったです、、すみません!)


・応用行動分析学の研究と実践が繋がっている感じ、めちゃくちゃ面白いと思いました。僕はインターネットセキュリティの研究をやっていたのですが、実際の社会に接続された感覚を持てなかったのであまり楽しみを見出せない大学時代でした。。それがあれば研究って楽しいよなぁと思うので、今はもう一度やってみたいと思っています。


・kumiさん、noriさん、ご協力ありがとうございます!頑張っていきましょう!

サマリー

今回のエピソードでは、母親と離れる際に泣き出す子どもについて、応用行動分析学を用いたカウンセリングアプローチが紹介されています。特に、具体的なステップを通じて母子分離不安を解消し、親子関係を改善する方法が深く掘り下げられています。子どもが母と離れる際に癇癪を起こす行動について、応用行動分析学の視点から分析されています。ターゲットとなる行動を特定し、その行動の前後を観察することで、行動の機能を理解する重要性が強調されています。子どもが母親と離れる際に癇癪を起こす問題について、応用行動分析学の4つのステップを用いて解決策が提案されています。具体的な行動の設定や契約の重要性、さらにその実践により親子の関係が良好に保たれることが示されています。母と離れることによる子どもの癇癪の問題に対して、応用行動分析学を用いたカウンセリングの効果が語られています。

カウンセリングの取り組み
はるか
OKです。
ひとし
はい、今日はあれじゃない?先週告知してたカウンセリングの話よね。
はるか
はい、そうですね。今日の回、相当がんばって台本作ったんだけど、今回の回が多くの親御さんとお子さんの力になれるんじゃないかというふうに思って、早く話したいという気分です。
ひとし
毎回ね、力になってるような気もしたり。
はるか
ああ、そうしたりね。
ひとし
テーマ的には、あの、なんとか理論よね。
はるか
そうです。応用行動分析学で、ステップに分けて何をどうすればいいのかっていう話までしようかなと思っています。
いま困ってる親御さんとお子さんの力になれるかなと思っているので、ぜひ最後まで聞いていただければと思っております。
ひとし
いきましょう。
はるか
はい。
ひとし
始まりました。
ティーチャーティーチャー。
はるか
よっ。
ひとし
ひとしです。
はるか
はるかです。
ひとし
この番組は、世界中を回った先生のはるかと、ポッドキャスト番組のプロデューサーのひとしの2人で、子育ての悩みを納得するまで考えていくポッドキャスト番組です。
はるか
お願いします。
いや、始まります。いよいよティーチャーティーチャーが新しく始める取り組みの紹介ですね。
ひとし
そうなんよ。
はるか
はい。
ひとし
ぜひ紹介したい。
はるか
そうなんです。
あの、何をするかっていうと、親御さんへのカウンセリングというものなんですけども。
あの、どんなカウンセリングなのかというと、日々子育てをする中で、ちょっとしたお悩みとか困り感っていうのがあると思うんですけど、
子どもの困り感
はるか
それを解消するというのを、きちんとした学問と理論をバックにして、そしてそれを実践積み重ねてきて、ようやく形にできたというもので、日々の困ったこととかお悩みってどういうことかっていうと、
例えば子どもが大泣きしますとか、暴言、うるさいとか言うことがあるんだって、親御さんに対して。
ひとし
うーん、そうね。
はるか
そう、あとは暴力とかっていうのもあったりとか、もう言い出したらキリがないぐらい様々日々のお悩みってあるみたいなんだけど、
あの、聞いてるとさ、まだこのぐらいの困り感だったら相談しないよねとかっていう、なんとなくハードルがあるみたいなんだよね。
ひとし
まあ、そうか。
はるか
カウンセリングに申し込むとか、誰かに相談するっていうのは。
ひとし
あるよね。
いやし、自分自身のメンタルでもそうやん。
はるか
うんうん。
ひとし
まあ、専門家に聞いてもね、どんなこと言ってもらえるのかわからんし。
はるか
あ、そっかそっか、そうよね。結局見てもらっておしまいだったら意味ないよねと思うかもしれんし。
ひとし
うーん。
はるか
カウンセリングって聞くとなんか話聞いてもらうみたいなイメージがあるのかもしれないけど、ティーチャーティーチャーって大事にしてるのは具体的な対応策だよね、その子にあった。
ひとし
うん。
はるか
だからこそ応用行動分析学っていうのを選定していて、親御さんがすぐその日に実践できて、前向きに親子が慣れるようなカウンセリングを行おうとしていて。
ひとし
でも、ポッドキャストで十分発信してるから、それ聞くだけでいいんじゃないですか?
はるか
おお、批判的やね。
あの、もちろんね、聞いてもらって、それでもう活かして十分うまくいきましたっていう方はそれで良くて。
ひとし
そうか、それでもいいね。
はるか
だから今日、僕ぜんぶ話すんですよ。
ひとし
あ、そっか。
はるか
方法と具体的な例まで。
ひとし
うん。
はるか
で、全部話して、それで助かったっていう方が一人でもいらっしゃればもう嬉しいです。
ひとし
うんうん。
はるか
で、それ聞いても自分でどうしたらいいのか分かりませんとか、伴走してほしいって方ってたくさんいらっしゃるよね。
ひとし
うん。
はるか
で、それに対して俺が一人一人答えていくっていうのが限界があると思ってたから今までしなかったんだけど、今回それが形にできそうな仲間を見つけて。
ひとし
そうね。
はるか
で、その方と一緒にカウンセリングを作り上げていくことで、そういった一人一人に合った伴走ができるっていう仕組みを作ったから、是非、もしね、伴走が必要だとか、こんな時どうするのって思った時は頼ってほしいと思っているところです。
ひとし
やっぱ知識はさ、こう、ポッドキャストで知っていても、週一回とか伴走すると変わるんやろうね。
はるか
うん、全く違うね、やっぱり。
ひとし
うーん。
はるか
そう、分かっているんですけどね、そうでした、そうでしたっていうことが毎回親御さんの発言としてあったこととか。
ひとし
まあ、そうだよね。
はるか
あと、そもそも誰かに相談できる相手がいるっていうのは、どれだけそのメンタルの安定に繋がるのかっていうのは実感したことであった。
だからティーチャーティーチャー聞いてくださる方は分かると思うけど、絶対に否定から入らないし、きちんとその状況に踏まえて具体的でポジティブなアクションを提案するっていう形でカウンセリングはしていくので、
もう本当に頼っていただければと思っているところです。
ひとし
うん、数年後に頼ります。
はるか
あ、数年後、そうね。もしかしたら頼ってもらえるかもしれませんし。
絶対に具体的な前向きで効果的なアクション提案ができるので、安心して頼ってほしいです。
ひとし
はい、じゃあその内容を今日で全部言っちゃうってことだよね。
はるか
言います。
ひとし
いや、楽しみ。
はるか
言いますので、本当に実践できる方は実践してほしいと思っています。
今日は具体的な事例をお話ししていいっておっしゃってくださってるので、カウンセリング俺がした方がね。
なので、その事例を元にお話ししようと思っています。
ひとし
なるほどね、いきましょう。
はるか
はい。
ひとし
はい、じゃあこれが、えっと、はるかがカウンセリングした方が最初に。
はるか
そう、相談してくださった内容で、今までみたいにメッセージ形式ではなくて、俺がその状況を記録していたものになります。
ひとし
なるほどね。
はるか
だから俺が言っていこうかな。
ひとし
そうだね、そうしよっか。
はるか
はい、相談内容としては、お子さんが親御さんと離れるたんびに癇癪を起こすっていう。
ひとし
離れるときになんだ。
はるか
離れるときに、とりわけそのときはお母さんだったんだけど、お母さんと離れるたんびに大泣きして大暴れするっていうような状況がありました。
で、詳しく話していくと、小学校1年生の娘さんで、1年生の後半から学校に行き渋り始めたということで、
だけどお母さんと一緒だったらいけるってことで、一緒に登校することが始まりました。
で、初めは学校まで送るだけだったんだけど、もうバイバイって離れるたんびにフロア中に響くくらい大きな声で大泣きするっていうのがあって、
で、だんだん娘さんの要望っていうのはエスカレートしていって、教室まで来てよってなって。
で、教室まで送るようになったら、午前中はもうお母さんがずっと教室にいなきゃいけないとかっていうような状況になったりとかいうふうに、
どんどんどんどんお母さんと一緒に過ごす時間が学校の中で長くなっていったっていうのがあった。
で、ここでよく言われるのが、もうお母さんが離れてくださいとかって学校から言われたりとかもするみたいな。
ひとし
ストレートに言うとそうなりそうな気がするね。
はるか
で、娘さんが甘えてるとかっていうのは見方もされがちじゃん、これって。
だから、お母さんも心を鬼にして、泣こうがわめこうが離れるとかっていうこともしたりもしてた。
そしたらどうなったかというと、今度は学校に行かなくなって。
で、いわゆる無理矢理に連れて行こうとしても、癇癪おこして部屋に閉じこもったりとか。
あとはもう本当に道路に出るんじゃないかっていう勢いで家を飛び出したりとかして。
ここからやっぱ厳しければいいっていうことが通用しないってことが分かってくると思うんだよね。
だから「甘えだ」とか「厳しくせんけんたい」みたいな発言はもうここの中でなくなると思います。
で、だんだんそのような状況が続いて、お母さんは仕事に遅れていくようになったということで。
なかなかお仕事も大変な中だったから、すごいぐったりしてて。「もぅどうしたらいいでしょう」っていうふうに
あのときの表情は今でも忘れなくて。
もう本当に四方八方がふさがってるような状態。
カウンセラーに相談しても「必要な儀式ですねこれは」って言われたりとか。
ひとし
やっぱそうなんだ。
はるか
そうそうそう。で、学校からお母さんが離れた方がいいと思いますっていうのがあったりとか。
で、もっときついなと思ったのが、こういうのでネットとか調べると母子分離不安って言って。
お母さんと子どもが離れる不安って言われて。
あと愛情不足っていうような情報が流れていたりとかするから。
それでなんかもう責めるよね自分を。
ひとし
そうよね。
はるか
そういう情報を見ても、僕はあんまり取り合わなくていいのかなっていうふうに思っていて。
じゃあどうすればいいのって具体的なアクションを提案する前向きな情報に触れてほしいなと思っています。
愛情不足だからしっかりと抱きしめてあげてくださいみたいなことあるんだけど、抱きしめてるよもう。
具体的なステップの提案
はるか
抱きしめてるし、その子に愛情を伝えるような言葉も言ってるよ。
この親御さんは厳しく伝えることも伝えてたし、アイメッセージ自分の気持ちを伝えたりとかもあったし。
だけど状況が変わらないような状態だったということになります。
ひとし
この方にはるかは週1回のZoomでお話しするみたいなことをやっていったって感じなん?
はるか
うん。そうそう週に1回お話をするっていう形で伴走させてもらって。
今回応用行動分析学っていうのを用いて結果的に笑顔でお母さんバイバイっていうふうに自分で登校するようになったっていうお話ですね。
ひとし
どのくらいの期間でそうなった?
はるか
この応用行動分析学を用いて伴走したのは2ヶ月で、最終的に笑顔でバイバイって言うようになったという話ですね。
ひとし
それを具体的なステップを教えてもらえるってことか。
はるか
そう4つのステップに分けて話をしようかなと思っています。
じゃあ提案したいと思います。
今から言う4つのステップでお子さんの望ましい行動っていうのを増やしていきます。
その結果的に気になる行動っていうのが大幅に減少するというものです。
望ましい行動とかって言うと誰から見て望ましいとかっていうふうな批判とかもあるんだよね。
大人にとって都合のいいように育ててないとかっていう話もあるんだけど。
ひとし
確かにね。望ましい行動ってなんなんやろ?
はるか
これは子ども本人も周りも不快感を伴わない行動っていうふうに説明できるかなと思っている。
ターゲット行動の特定
はるか
だから本人もその行動することによって不快感ないし、周りもそれで不快感がないっていうのが一番大事かなと思っていて。
奥田健次さんの言葉で紹介させてもらったように、個性っていうのは自分も周りも困らないような状態になって個性って言えるんだよっていう話があったと思うんだけど。
ひとし
あったね。
はるか
そんな考え方でさせてもらっていて、逆に気になる行動って何?って。
ひとし
じゃあそれで言うともう本人か周りに影響がある。
はるか
そうそうそう。よくない不快感を伴う影響があるっていうのが気になる行動っていうふうに説明できると思っています。
だからあくまで主語は子ども本人でもあるし、周りの大人とか周りの子どもでもあるっていうような形でwe(ウィー)だね。
主語はwe。私たちみんなが困らないような行動を一緒に作っていきましょうっていうようなことになります。
じゃあ4ステップ。
はい。いきたいと思います。まずステップ1。ターゲット行動っていうものを決めます。
ひとし
はいはいはい。わー、昔、口に物を入れちゃう子さんの話でなんか聞いたような。
はるか
そうだよ。実は行動分析学は1回お話をしている。ティーチャーティーチャーで。
だけどそのときは口に物を入れるっていうものに限定してお話をしちゃったから、
うちの子は口に物を入れないねっていう形で聞いてない方も多いと思うんだよね。
ひとし
そうか。一応じゃあ概要欄にはその回も貼っておきますね。
はるか
はい。だけどもう子どもと関わっていく上で相当重要なメガネを話してたから、
今回もう1回整理をしてお話をしたいと思うんだけど。
ひとし
なるほどね。
はるか
ターゲット行動を決めるっていうのはどういうことかっていうと、
まずその行動、気になる行動っていうのが具体的な行動ですかっていうのを見極めなければならないっていうのがある。
ひとし
どういうことだ、具体的かどうか。
はるか
そう。具体的でなければこれは応用行動分析学を用いられない。
ひとし
へー。
はるか
これはもうかなり科学的に数値図を使って表していく話だから、具体的でなければならなくて、
多分ひとしが思ってるのは、なんだ具体的な行動って思ってると思うよね。
ひとし
具体的に言ってよって思ってるかね。
はるか
そうそうそう。
ひとし
口に物を入れるは分かる。具体的やろ。
はるか
具体的です。
ひとし
具体的じゃないは、どういうのがあるの。
はるか
そうそう。今から言うんだよ。まず具体的な行動の定義からいくと、2つあります。
観察が可能である。
ひとし
そうか。客観的にね。
はるか
観察が可能。もうちゃんと見える、行動として見えるものです。
もう一個が再現可能であるってことで、
ひとし
再現?
はるか
そう。誰がその言葉を聞いても、同じようなことができるっていう状態。
ひとし
ああ、そっか。なんとなく分かってきた気がする。
はるか
うんうん。だからNGとしては、観察可能で再現可能じゃないものとして、
例えばだらしないとか、落ち着きがないとか、パニックであるとかっていうのがあるよね。
ひとし
うん。この子落ち着きないとかってね、よくあるもんね。
はるか
うんうん。それは親御さんの中では、なんとなく落ち着きがないっていうようなイメージがあったりとか、
落ち着くっていう理想像がある中での違うっていうパターンだから、再現可能じゃない、子どもにとって。
ひとし
なるほどね。
はるか
うん。落ち着いてって言われても分からない状態がある。
だからつまりこの抽象化されたものっていうのは、具体的な行動ではないから、減らすことも増やすことも難しいっていうのがある。
ひとし
じゃあ、1ステップ目のターゲット行動を定めましょうが、なんとなく理解できたと。
次に入る前に一瞬触れたいのが、具体的な行動を定めたかったのは何でかっていうと、何でだったっけ?
はるか
そうそうそう。これがね、応用行動分析学っていうのは、その行動が増えているのか、それとも減っているのかっていうのを客観的に記録していく必要があるよね。
ひとし
なるほどね。そこが大事になってくるね。
はるか
そうそうそう。だから増えてるとか変わらないんだったら、その手立てっていうのは効果のないものだし、逆にその気になる行動が減っているのであれば効果はあるっていうこと。
逆にポジティブな行動よね。望ましい行動も増えているのかどうかっていうのも確認しながらだから、具体的で観察可能で再現可能でなければ、後に記録することができない。
ひとし
なるほどね。
はるか
その手立ての効果を測ることができないから、この具体的な行動にしていくっていうのが一つ重要なステップになると。
ひとし
なるほどね。じゃあここの前提をちゃんと理解してもらっておかないと、その後が成り立たないみたいな感じになるのか。
はるか
そうね。あともう一個重要な視点があって、これが大人の主観であったり、何々してくれない、この子はぜんぜん勉強しないんですとかっていうような、
ある種の期待を込めてこういうかたちに育てようみたいなコントロール感の強い願いだとしたら、それは観察可能ではないし、対象にするべき内容ではないのかなっていうのはあります。
ただ、自分の身の回りのことを全く整理整頓とかせずにずっとゲームをしているとかっていうのは、結局、親御さんが困ってるわけじゃん。そういうところは改善していくことができる。この応用行動分析学を使っても。
自分の身の回りのことをせずにテレビとかゲームをしているっていう行動を、代わりの行動に変えていくっていう作業はしていくことができる。
ひとし
本人か周りが不快感を伴っているのが、気になる行動か。
はるか
そうそうそう。だからもうまず困ってるんだったらすべてこのターゲット行動に落とし込めるから、ぜひ相談してほしいなというふうには思います。だからここで選別しているっていうよりは、これを観察可能な具体的な行動に書き換えていく。
ひとし
落とし込むっていう感じか。
行動の前後を見る
はるか
落とし込んでいくっていうイメージになります。
ひとし
なるほどね。で二つ目、その眼鏡を手に入れましたと。
はるか
はい、ステップ2です。ステップ2はこれは前の回でも話したんだけど、応用行動分析学の眼鏡では行動のそのものを見るんじゃなくて、どこを見るんでしたか?ひとしさん。
ひとし
「まえ」と「あと」を見るんでしたよね。
はるか
さすがでございます。
ひとし
それは確かに気抜いてたら思い出せんわ。
はるか
思い出せん、ほんと。
ひとし
大事。
はるか
なんで、まえとあとを見るのかっていう話からちょっとすると。
ひとし
そうか、結局そこが理解できてないんだよな。もう一回学ばんと。
はるか
そう、ここのメカニズムよね。
ひとし
そうよね。
はるか
よく言われる原因論的な考え方としては、例えばさっき言ったみたいに子どもが大泣きするっていうのは愛情不足なんじゃないかなっていう考え方。
ひとし
はいはい、そっか。
はるか
これ原因論ね。
ひとし
原因があると考えちゃうパターンですね。
はるか
そう、しかも愛情不足って何がどうなってる状態かわからんじゃん。だからどうしていいかわからんで困っちゃうみたいなことがあるんだけど、そうじゃなくて、アドラー心理学でいうと目的があるんじゃないかっていうふうに考えてたじゃん。
この子は何かを目指してこの行動をしてるんだっていう考え方ね。これがわかればこっちは具体的なアクションを取りやすいっていう見方なんだよね。
ひとし
はいはい。
はるか
それと同じようにこの応用行動分析学でも、この行動には何か意味があるんだと、何かを目指しているんだ、何かメリットを得られているんだっていう考え方をする。
ひとし
そうか。
はるか
用語でいうと機能しているって言うんだけど。
例えばさ、日本人って日本にいる限りあんまりスペイン語とかしゃべらんやん。なぜかというとスペイン語をしゃべったとしても何かを果たすことができないから。
ひとしに突然スペイン語で注文しても、ひとしはハテナ?の顔をするだけじゃん。だから俺はスペイン語を使っても意味ないんだなっていうふうに行動は消えていく。
ひとし
なるほど。
はるか
だからつまり行動は何か機能している、その子にとってメリットをもたらしているから残り続けているんだよね。
だからつまり癇癪っていうのは愛情不足だからやってるっていうよりは、癇癪を起こすことによって何かその子に目的が果たされている状態だから残っているんだという見方。
じゃないと消えるから、意味がないんだったらっていう話になります。
ひとし
なるほどね。これがその行動の前後を見てどうするんだったっけ?ステップ2の。
はるか
そう。で、その行動の前後を見ることによって機能がわかるっていう話ね。
ひとし
その行動がどんな機能をしているかがわかる。
はるか
そうそうそう。まえとあとを見ないとこの子が何を求めてこの行動をしているのかっていうのがわからない。
ひとし
なるほどね。
はるか
癇癪だけを見てもわからないんだけど、きっかけを見てその後どんなものが得られているのかっていうのを見ることによって、この行動にはこの機能があるんだなってことがわかってくる。
ひとし
なるほどね。機能を特定しようとしているのか。
はるか
そうそうそう。機能を特定するために、まえとあとを見るということです。
今の話を具体的に落とし込むと、例えば行動だけを見るとこのお子さんは大きな声を出して泣くという行動をしていました。
行動だけ見たらこの子は何か苦しんでいるのかな、悲しんでいるのかなというふうな見方になる。
だけど、まえとあとを見てみましょう。このお母さんはきっかけは母と離れるというきっかけがありました。
そして大泣きという行動をしました。その結果、何が行われているかというと?
ひとし
お母さんと離れなくていい。
はるか
一緒にいるという機能がここで生まれているわけなんよね。
つまり大きな声を出すということが母との時間は増えるという行動の機能をもたらしていたということになります。
ここまで話すとなんか泣かせないで母と離すんだなみたいな、残酷な結末が見えている人もいて聞くのやめそうになる人もいると思うんだけど、
ちゃんとここはポジティブに提案しますので最後まで聞いてほしいです。
つまりここでわかったことはこのお子さんは大きな声を出して泣くという行動によって
母との時間は増えるというメリットを享受しているということがわかったということになります。
一応どんな機能があるかというと、行動に4つ大きく枠があって
「逃避」。自分が逃げるということが達成できているということと、
癇癪の背景と解決策
はるか
もう一つ目が「要求」。自分の要求を通すことができるという行動。
ひとし
今回はそうか。
はるか
その要求になるね。
3つ目が「注目」という見方。
ひとし
注目されているか。
はるか
この行動を起こすことによって注目が起きる。
例えば下ネタとかを言う子はそういうことが多かったりとか暴言とかも多いです。
ひとし
なるほどね。
はるか
もう1つは「感覚」。
ひとし
これが口に物を入れる。
はるか
その行動によって口に物を入れるとかという感覚的な刺激が得られているというようなことがあります。
これを適切な形で満たしてあげるというのが大事になる。
ひとし
そういうことだったね。
はるか
そうそう。
母と離すためにこれをなくしていくんじゃなくて
適切な形で表出していけるようにサポートするのが今回の話です。
ひとし
いいね。興味ある。
はるか
ということで、ステップ3。
代わりになる行動を定めましょうということです。
ひとし
別のところで要求を満たすっていうことか。
はるか
やっぱ筋がいいですよね。
ひとし
ありがとうございます。満たされています。
はるか
満たされています。
機能が何なのかというのが分かると、その機能を別の適切なシチュエーションで満たしてあげるというのがまず1つ重要な考え方になるということと、
もう1つは、今は大泣きしてバイバイしているというような状況から、大泣きの代わりの行動をまず作ってあげるというのが大事です。
だから大泣きをしているっていうのの代わりに、今回は親子で話し合ってもらったんよね。
「いま大泣きして結局悲しい顔をしてバイバイしてるじゃん」って。
「どんなふうに離れたらお互いハッピーに離れられるだろうね」って話をしてもらって。
そしたら娘さんがハグしたいとか言ってくれたりとか、笑顔だったら嬉しいとか、バイバイって言ったらいいかもしれないとかっていうふうに言ってくれて。
決まった行動が「笑顔でバイバイって言ってハグ」っていう儀式をして離れるっていうような行動を設定したんだよね。
この設定をすることがまず1つ重要になる。設定をして紙に書いて可視化した。
ひとし
泣くんじゃなくて、これをすると。
はるか
そう。そんなことできたら苦労せんわっていう話よね。
でもまず具体的な行動として、代わりになる行動を考えるというステップは絶対に必要なのよ。
ひとし
なるほどね。ここがまず要るね。
はるか
泣かないで離れよっていう否定的な言葉で提案するんじゃなくて、具体的にしてこういう姿が望ましいんですよということを、2人で了解を得るのは絶対に必要なステップだから、ここはまず必要。
行動の設定と契約
はるか
だけどそれをどう引き出すのか、そしてどう定着させていくのかっていうのが今からの話になります。
最後のステップです。ステップ4。望ましい行動を引き出し、そして定着させていこうということになります。
ひとし
そうか。今、一旦考えたっていう状態だもんね。
はるか
一旦決めたということです。ここが最後のステップになります。
契約ですねここからは。契約がスタートします。これは本人子どもにとっても嬉しい状態を作る。そして親にとっても嬉しい状態を作る。もうビジネスの契約と一緒なんよここは。
ひとし
そんな感じなんや。
はるか
そうそうそう。言葉がなんかちょっといきなり。大人の約束とかと一緒やね。
ひとし
そうね約束ね。
はるか
お互いにハッピーな状態を作ろうっていうのはよくね、ビジネスでウィンウィンな関係築いてる方とかはイメージしやすいかもしれないんですけど。
ひとし
そうか。
はるか
でね、どういう契約をするのかっていうと、さっきひとしが言ってくれたようにこの子は本来お母さんと一緒にいたいっていう欲求があったわけじゃん。
ひとし
そうね、それを要求しているという意味で大泣きしてた。
はるか
だからそれを適切なシチュエーションで約束するっていうのがまず一つ重要になるんだよね。
つまりどういうことかっていうと、さっき設定した「笑顔でバイバイって言ってハグして離れる」っていうことができたらここでトークンシステムです。
ポイントをその場でつけます、ポンって。もうね、紙に表持っていってて、笑顔でバイバイってできた瞬間に「嬉しいありがとう」って言ってシールを貼ったりスタンプをここでポチッと押すんよ。
でね、そのポイント例えば10ポイント溜まったら一緒に2人で女子会をしようという約束をしたということです。
ひとし
それで満たせるわ、お母さんと一緒にいるっていうのは。
はるか
そうそうそうそう、そういうことなんよ。本来はお母さんと一緒にいたかったから大泣きしていた、そして悲しいっていう感情が生まれてたのが、笑顔でバイバイってできたら、のちに10ポイント溜まったあとにはもう女子会行ったりしてお母さんを独り占めする時間があるっていうのがここで適切に満たすことができるということで。
で、これも一緒に考えるのが大事、お子さんと。で、お子さんと何があったら嬉しい?って。ママも何々ちゃんと一緒にいたいんだっていうふうに。だから一緒にいて楽しいことしようよっていうふうに話し合ってもらって。そしたらねマックで女子会。
ひとし
かわいい。
はるか
かわいいよね。あとバトミントンを一緒にするとか。で、この時のね結論から言うと、達成したんだよね10ポイント。そしたらその後に送ってくれた写真がさ、もう笑顔はじけててさ、やってよかったと思って。
で、お母さんにとっても娘さんとふたりで、この子妹がいるんだけど。長女の子とふたりで一緒に特別な時間を過ごせたっていうのが本当に大切な時間になってたみたいで、本当にこの取り組みやってよかったですっていうような話をしてたんだよね。
ひとし
なるほどね。
はるか
そうそうそう。
ひとし
なので契約をするっていうのは、笑顔でバイバイしたらハグして離れようね。で、それができたら嬉しいことがあるっていう契約を行って、実際その契約の通りに時間を過ごすことができたの。
はるか
ということになります。この取り組みを聞いてそんなすぐにうまくいかんわって思う人もおると思うよね。
親子の成長と感想
ひとし
そうよね。
はるか
はい、すぐにうまくいきません。だけどうまくいかない時に全く落ち込まなくていいです。で、調子がいい時にうまくいく時があるのよね。
ひとし
うん。
はるか
気分は波だから。今日はこれできそうって時がある。これができそうっていった時にできたらすぐに、「即時効果」っていうんだけど、すぐにスタンプを押す。すぐにシールを貼る。これによってちょっと頑張ったことによっていいことが起きたっていう学習ができる。
ひとし
うん。
はるか
こんなふうにできないときは別に注目せずに、できたら即時でそのポイントをつけるっていうのが重要になってきてそれがちょっとずつ増えていく。
ひとし
なるほどね。
はるか
で、ここからが重要でこれが全くうまくいきませんっていう場合は、その代わりになる行動が適切じゃない可能性が高いです。
ひとし
なるほどね。
はるか
無理がある可能性が高い。難しすぎる可能性が高い。だからいきなり笑顔でバイバイしてハグして離れるっていうのは難しかった場合はこれをすぐに変えなければならない。
だから記録取る必要があって、今どれぐらいの回数で大泣きしてるのかっていうのを記録していって、良くなっていたらその代わりになる行動でいいし、全然変わってないんだったら次の手立てが必要になります。もっとスモールステップが必要になります。
ひとし
なるほどね。それに伴奏するの大事やね。
はるか
そう。だから最も難しいのがこの代わりになる行動を考えることと、適切な契約の方法。そしてこれが効果があるのかっていう測定をすることが必要であって、効果がないんだったらすぐにスモールステップに戻らなければならない。
ひとし
なるほどね。
はるか
だし、その契約の内容も変えなければならない。で、契約の内容もだんだんだんだんステップアップしていくことができるからリニューアルしていかないかんのよ。どんどんどんどん。
最初は学校の前だったのが今度は家になるかもしれない。
ひとし
ああ。家でバイバイって言ってハグして離れることができたら何ポイントみたいな。
はるか
にするとかっていうふうにする必要があって、どんどんどんどん親子でお互いに助かる状態が生まれていくっていう、リニューアルをしていくっていう。
ひとし
そうか、設計し直さなきゃいけないのか。
はるか
だから伴奏が必要であるっていうようなことを思ってる。
ひとし
なるほどね。
はるか
で、もう自分でできるようになっていくと伴奏いらずになるから。で、今回のカウンセリングはもう伴奏いらない状態で自分でできるようになっていくところまで理解してもらって、ノウハウ全部伝えるっていうのが今回のカウンセリングの方法だから、ものにできるっていうふうに思っています。
ひとし
この4ステップを自分でPDCAを回せるようになるっていうのがゴールなのか。
はるか
はい。
ひとし
理解できた気がする。
はるか
ということで、最後このステップをやった結果、親御さんの感想を紹介できたらと思っております。
ひとし
ああ、そこもいただいてるんや。さすがや。
はるか
読み上げたいと思います。
「おかげさまで相談後、わたしの気持ちがずいぶん楽になりました。
いろいろやってみたからこそスモールステップを考えたり、合意形成をしたりうまくいかない日があっても大丈夫だと思えたりここに至っています。」
ここが大事。うまくいかない日があっても大丈夫と思えることが大事なんです。
で「今日何々ちゃんが車から降りて自分で教室に上がりました。」
ひとし
おめでとうございます。
はるか
「7、8ヶ月ぶりに自分で上がりました。
明日も行こうかな、と担任の先生と話したそうです。
おかげさまですが止まりません。
7月に入ってから、終業式まで休むことも遅刻することもなく母子登校もせず、校門まで車で送るとそのまま自分で校舎に笑顔で入っていくことができました。」
ひとし
へえ。
はるか
もう想像もできんのよねあの時の状況からすると。
「担任の先生と話をしながら、大人はこの様子をしっかりと見守りながら何々ちゃんの興味関心好奇心をくすぐるような語りかけや仕掛けを生活レベルでするときっと成長できるというお話をいただきました。
はるか先生をはじめ、たくさんのいい先生に恵まれていると感じています。
今では担任の先生に会いたい、夏休みはいらないとまで言っています。」
ひとし
そこまで。
はるか
「来週ももう一回3泊4日の研修があって家を空けますが、パワーアップした娘にしっかり愛情を伝えつつ、また乗り切ってもらいます。」ということで。
カウンセリングの変化と効果
はるか
だから仕事がままならない状況からすごいお母さん元気になってエネルギーあふれてさ、いろんな研修受けたりとかするようなメンタル状況にまでなってて、本当に変化を感じた今回のカウンセリングでした。
この方は最初の方からカウンセリングを申し込んでもらってて、まだ俺がこの応用行動分析学にそこまで実践を詰めてない状態だったんだよね。
だから2人でめちゃくちゃ悩みながらやってて、でも知見が溜まれば溜まるほどお互いにこうすれば娘ちゃんがうまくいくようになったねとか分かり始めてきて。
どっちも使い手になった同志みたいな関係で。
ひとし
ってかじゃあ、このカウンセリングを一緒に作ってくれたみたいな感じ?
はるか
作ってくれた方だね。本当にありがたい。で、この方と一回福岡でお会いしたいんよ。たまたま来る機会があったみたいで。
そしたらさやっぱお子さん2人いるからこう兄弟喧嘩とかなりかけるんよね。その時に「先生見ててください、今からファンタジーマネジメントします」とか言って。
うまくファンタジーマネジメントしてさ、使いこなしてて。で、そのときに言ってもらったのが、なんかハウツーとかスキルっていうのがここまで親子で笑顔になる時間を増やしてくれてるんですよとかっていう話もしてくれててさ。
こういうやっぱスキルっていうのは大事なんだなっていうのを感じたところでした。
これが広がれば助かる親御さん増えるなと思っています。やっぱ原因論で自分を責めちゃってる親御さんっていうのは多いから。
具体的で肯定的なアクションを起こすこともできるんですよっていうのは、一つ伝えておきたいことでした。
ひとし
じゃあ具体的にカウンセリングのご紹介もしておきましょうか。
はるか
そうですね。詳しくはホームページをnoriさんが作ってくださったので見ていただければと思うんですけど。
僕がするんではなくて、僕よりかなり知見の深い元スクールソーシャルワーカーの方がカウンセリングに入ってくれます。
僕ももちろんテキスト等で責任を持って一緒に伴奏させてもらいたいんですけども。
随時ホームページの方から申し込んでいただければというふうに思っております。
少しでも悩んでいる方とか気になった方はぜひ飛び込んでもらえたらと思いますのでよろしくお願いします。
ひとし
基本的に8回のセッションを想定してるよね。
はるか
はい、全8回です。
全8回で自分でこの理論を使えるようになるところまでできたらと思っております。
ひとし
はい、じゃあ具体的には概要欄に貼っておくウェブサイトを見ていただくと、そこに概要と申し込みフォームまで載せておくつもりですので。
はるか
はい、よろしくお願いします。
ひとし
お願いします。かな?じゃあそんなところで#カタカナ「ティーチャーティーチャー」で感想や質問ありましたら、Xにポストお願いいたします。
はるか
お願いします。
ひとし
また僕たちの活動を応援していただけるスポンサーの皆さんも大募集しておりまして、月額1100円から参加できますので興味ある方お願いいたします。
はるか
お願いします。
それではまた。
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