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はるか
はい、押しました。なんと、うちのフリースクールの顔であるカウンセリングさんと、
顧問になってくれる不登校支援の専門家さんが決まりました。
ひとし
よっ、おめでとうございます。
はるか
やったー。
ひとし
大きい出来事だよね、これは。
はるか
すごい方々に入ってもらいますので、発表が楽しみです。
ひとし
楽しみです。
始まりました。
ティーチャーティーチャー
はるか
よっ、ひとしです。
はるかです。
ひとし
この番組は、世界中を回る先生のはるかと、ラジオ番組のプロデューサーをやっているひとしの2人で、
子育てのお悩みを納得するまで考えていくポッドキャスト番組です。
はるか
よろしくお願いします。
ひとし
で、今日は、あの、認知行動療法の2回目ですよ。
はるか
はい、2回目ですね。
ひとし
前回はね、恐怖心が倍増していくところの認知の話を。
はるか
そうね、身体症状に対する誤解。
そうか。
このままじゃどんどん苦しくなるんじゃないかとか、大丈夫かなって思うこの不安に対する誤解を解くことで、
まあその体に対する不安とかは少し軽くなるよねってお話をしたんだよね。
ひとし
しましたね。
はるか
なんかひとし、それになんか助けられたみたいな話してなかった?今日朝。
ひとし
しましたね、今日の朝。
最近クラクラッとめまいがしちゃう時があって。
結構そのストレスから来るめまいみたいなのが初めてだったんだよね。
はるか
はいはいはいはい。
ひとし
まあストレスから来たのかわからんけど。
はるか
ストレス、疲れとかかもしれんね、ストレスか。
ひとし
そうね、それでお腹痛くなるとか、手がしびれるとか今までもあったけど、
こうめまいがするって初めてだったよ、クラクラクラって。
はるか
えー。
ひとし
で、その時に。
はるか
大丈夫?
ひとし
まあまあ大丈夫なんで。
はるか
ちょっと心配なんやけど。
ひとし
はい大丈夫ですが、めまいっていう症状が初めてだったのに対して、
あ、これが恐怖心かって思った。
あーなるほどね。
うわもうこんばんは俺、もうめまいがまた起きて倒れるんじゃないかな。
あれ?これが恐怖心かってなって。
はるか
はいはいはいはい。
大丈夫だっていう風に思えた?それは。
ひとし
そうそう、一瞬したけどすぐ正常になったし、また来てもまた戻るだろうという認知を無理やりしたね。
はるかの教えに従って。
はるか
あーそうなんだ。
それはあるよ、前提として病院に行って、病気じゃないことを確認してからっていう話だったけど。
ひとし
確かに、従ってないのかじゃあ。
はるか
大丈夫かな。
ひとし
でもね、あのちっちゃいはるか先生が頭にいて言ってくれたね、それを。
はるか
大丈夫かな、なんか気合だ、根性だって言ってなかった?
言ってない言ってない言ってない。
あ、大切かね。
まあそれで少しでもね、軽くなったならいいけど。
いいけどね。
ぜひ体を休める時間もとっていただけたらと思っておりますね。
ひとし
まあ20代のね、頑張るぞっていう時はありますよ。
はるか
頑張るぞって。
ね。
ひとし
じゃあ今日はその認知コード療法のままもうちょっと深くいくってことよね。
はるか
そうね、今回そもそもストレスの根本になっているところにアプローチするという方法を。
ひとし
はいはいはい。
はるか
まあプロの専門家の方がすることは専門家の方しかできないと思うんだけど、
セルフでできることっていうのを紹介しているものがあったから。
それを紹介しつつ、今回も何が大事かというとその見方を知ることで少し心が楽になったり、何をすればいいのかが明確になったりするからさ。
そこが大事かなというふうに思っているところです。
はいはい。行きましょう。
ひとし
はい。
はるか
で、大前提としてなんやけど、今からね、対話、質問を何回もしたりとか、
お互いに自分の考えを言ったりするっていう、対話を行っていくんだよね。
ひとし
はい。で、対話を行うよね。
はるか
このコラム法で。
ひとし
あ、コラム法でね。
はるか
そうそうそうそう。
ひとし
あ、ポッドキャストの話をしてるかと思って、それを改めて言ってくれてるのかと思って。
はるか
そう。今からひとしとも対話するし、コラム法で親御さんと子供がね、対話すると思うんだけど、
その時にね、すごく前提として大事にしてほしいことがあって。
うん、なんだ。
今からね、子供の認知のね、癖を、考え方の癖をこう、慣らしていくとか、偏りを慣らしていくっていう提案を今からしていくんだけどね。
これ一歩間違えたら、子供をこう、否定するとか反論するとか、子供のことを受け入れないみたいな形になりかねないなと思って。
なるほど。
まず大前提をお話しさせて欲しくて。
ひとし
コラム法で対話をするので、対話をする時の前提を話したい。
はるか
うんうん、前提をまず話しておきたくて。
で、これはもうカウンセリングの基本の基みたいなんだけど、自由に話せる安心感っていうのがすごく大事ですよって。
はいはいはい。
まあ心理的なね、こう安全な状態がすごく大事ですよって話をしてて。
まあ心理的に安全が大事だよって言われてもわからないと思うから、まあこの3つ。
方法があるの?
うん、3つ大事にしてくださいっていうのがあって。
まあこれはよく言われるんだけど、3つは敬長と共感と受容。
ひとし
敬長と共感と受容。
はるか
まあ敬長ってのはどういうことかっていうと、ひとしみたいにね、よく話を聞くんだということなんよね。
ひとし
今話したのが受容?
はるか
全然敬長できてなかったね。
敬長をよろしくお願いします。
はい。
ちなみにひとしに聞きたいんだけど、敬長するのが大事ってのはみんなわかってると思うんだよね。耳を傾けるって書いて。
これ、なんかポイントとかある?
ひとし
うわ、敬長についてのポイント初めて言葉にしようとしてるけど、あるな。
はるか
おお、聞きたい。
ひとし
えーっとね、自分の特性も踏まえてね、俺の特性も踏まえて言うと、やっぱ自分の中でロジックが通っていないことに対してすぐ批判的な見方をしてしまうみたいな自分がいるのよ。
はるか
その自分を消すっていうのが俺の中では敬長。
ひとし
えー面白。
よく聞こうよく聞こうじゃなくて、本当にその批判的な自分とかがいっぱい出ちゃうから、それを消すっていうのが自分の中では敬長ですね。
はるか
えー、ちょっとそれめちゃくちゃわかりやすくない?
わかりやすい?
いや、俺はそれを意識できてなかったんだよね。
ひとし
はるくはやっぱ相手の思想を深く理解しようと寄り添ってくれるイメージなのよ。
はるか
あー本当?それはよかった。
ひとし
でも俺はそれができんからね。
はるか
いやいや、ひとしがめっちゃうまいけん。今聞いたんやけどさ。
何この褒め合う時間。いいけど。嬉しいけど。
嬉しいやん。
まさにひとしが言ってくれたからそうだけど、やっぱ親御さんはさ、自分の中で答えみたいなものを持ってたりとかさ、それは違うよって思ったりする部分あったりするやん。
それをこうね、話し聞きを途中に、はい、そのパターンね、じゃあこうアドバイスしようみたいな、こっちで考えちゃったりとかするやん。
ひとし
はいはいはい。あーなるほどね。アドバイスを先に思いついちゃうもあるな確かに。
はるか
もう相手が話してる間に自分が何を言うか決まっちゃってるみたいな状態?うんうんうん。
それをひとしみたいになるべく一旦自分の主張みたいなのを抑えて、相手の話に耳を傾けるっていうのがすごく大事だよってことを言ってて。
ひとし
その時に自分の見えてるものを一旦捨てて、ではるかが見える範囲のネクストアクションっていうのが俺は大事なんじゃないかなと思っていたの。
はるか
はいはいはい。
ひとし
こっちから一方的に何かをこうしたらいいやしたらいいってんじゃなくて、今はるかが見えている範囲の改善案がいいのかなと思った、さっき。
はるか
それはもう共感と需要じゃない。
あ、そうなんだ。
俺の感情に寄り添ってくれて、俺の考えを一旦受け止めてくれたってことやろ。
うん。
一方的にこっちの見え方で指示するんじゃなくて、相手の見え方とかを想像しながら一緒に考えを出し合うっていう感じよね。
ひとし
そっか、それ確かに言われたらあるかも。
はるか
そっかそっか。
ひとしできるわ、もう前提揃ってます。
前提が揃ってますね。
ひとし
なんか、傾聴共感需要の話をこんなに言語化させてもらう機会ないからなんか嬉しいな。
はるか
いいね。これが本当に大前提みたいで、重要なの。これがないとね、やっぱり自分の話聞いてくれないってなると、自分の気持ちを話そうともしないし、やっぱりそもそも解決に向かおうっていう意欲が出ないんだって。
うん。わかる気がする。
だけど、よくしっかり耳固めてくれて、共感もしてくれて、一旦自分の考えを聞いてくれるっていう状態が揃って、初めて認知を変えようという風な意欲が出てくるっていう話なんだよね。
ひとし
じゃあ今めっちゃ時間使っちゃったけど、ここが大事だからいいのね。
はるか
使ったけどめっちゃ良かった。ただよただよ、これが難しいのが、需要だけで終わったら、たまにそれで勝手にメタ認知してくれて、すっきりして解決に向かうこともあるんだけど、それも多いんだけどね。
それが多いんだけど、認識の偏りを直すっていうのは、この需要を受け止めると同時に一緒に理性的に解決策を探していくっていう側面があるから、受け止めながら相手の認知が変わらなきゃいけないっていう作業だよこれ。
ひとし
なるほど。
はるか
だから難しいし、だから効果があるっていう感じだよね。で、さっきひとしが言ってくれたけど、一方的に指示出しても変わらんっていう。
だけど相手の見える範囲でっていうのがすごく今ひとし良かったと思うんだけど、そんな風に相手が見えてる側面から認知を正していくっていうことだから、やっぱり問いかけっていうのがすごく重要になってくるんよ。
いろんな角度から問いかけられることで、自分のこの側面ではこう思ってるんだ、こっちの側面ではこう思ってるんだっていう風にだんだん慣らしていくイメージ、偏りを。
この考え方さえ分かっとけば、今から言う7個も別にいらんちゃいらんのやけど、だからひとしが今言った一番重要な本質の部分ね。相手の見える範囲でとか、相手が考えられる範囲でどんどん認識を慣らしていって、で、その偏りがなくなった結果、相手がすっきりしたりとか、相手が解決策に向かえるっていう状態を作り出すのがこの方法なんだよね。
でもこれそもそも自分でできる方法なんよ。
ひとし
あー、なるほどね。
はるか
そもそもセルフカウンセリングだけ自分でするんだけど、やっぱり人と一緒に対話しながらやったほうが、もちろんいろんな側面が出てくるから。
ひとし
確かに子供だけだと難しいよね、たぶん。
はるか
そうね、子供だけだと難しいから、アシスト、いわゆる伴奏をしてあげるといいのかなっていう風に思ってて。
はー。
これね、実際にこの間個別面談でさ、やったのよ、子供に。
ひとし
おー、お子さんにやったんだ。
はるか
そう、お子様がね、カメラの前に来てさ、いろんなこと話してくれたけん。
これ、まさに発表嫌いだっていう子がおったけん。
まさにやってみたところやったんよ。
ひとし
えー、どうだった。どうだったというか、まず方法を紹介してもらおうかな。
はるか
そうそう。で、それを今からね、もうその事例を元にしながら話ができればなと思っていて。
あー、はいはいはい。
えーとね、まず7個質問がありますと。
で、1個目、まず何がありましたかという出来事を聞きます。
ひとし
あー、出来事。
はるか
うん。ま、子供に会わせるんだったら、いつ会ったの?とかね。
うん。
ま、どこで会ったの?とか。そこに誰がいた?とか。
うん。
何をしたの?今、いわゆるいつ、どこで誰が何をしたっていうのを聞くと、ま、出来事が事実として並ぶ状態ね。
はい。
ひとし
うわ、もうすでにさ、
うんうん。
あの、前提の傾聴、共感、需要がないとさ、取り調べみたいになるなと思って。
はるか
あー、そうね、確かね。
ひとし
やっぱ大事やね。
はるか
そうね。何があったん?と聞いて、もう最初から否定してくる人だったらね、なんか上手くごまかしたりするかもしれんもんね。
うん。
そう、出来事。どうしたの?何があったの?って聞く。
うん。
あ、それいつ会ったの?とか。あ、どこで会ったの?あ、学校だったんだね。とか。
うん。
誰がいた?とか。友達がいた?とか。何をしたの?って。その時発表したんだ?とかっていうんよね。
うん。
で、その子は、ま、授業参観で、みんなの前で発表したっていう。
ひとし
はいはい。あ、でもこのご相談していただいた方もそうだったね。
はるか
そうそうそう。発表だったよ。だから、あ、すごいタイミングだなと思ったんだけど。
うん。
はるか
はいはいはい。
あらゆる角度から質問したり考えを伝えることで鳴らすイメージでやっていくんだけど。
ひとし
あー、こっからはこれを鳴らしていく質問をどんどんしていくのね。
はるか
そうそうそうそうそう。鳴らしていくっていう。
はー。
で、4つ目が考えの根拠で。
あら、どうして恥ずかしかったの?って。
うーん。
なんで恥ずかしかったの?って聞いてみて。
うん。
そしたらみんなが見ていてそれが恥ずかしいと思ったっていう。
ひとし
なるほどね、そうだね。
はるか
はい、ここからです。大事なのは。今から鳴らしていきます。
はい。
もうみんなが見ていて99パー恥ずかしいっていう子を鳴らしていきます。
うん。
皆さんだったらどんな質問をしていきますかっていうところなんやけど。
ここが面白くて難しい。
ひとし
難しいな。えー。恥ずかしかったんやもんね。
はるか
もう一回いくね。皆さん。
うん。
偏りを鳴らしていってください。
ひとし
はいはいはい。
はるか
いくよ。今から言う言葉ね。みんなが見ていて99パーセント恥ずかしかったっていう。
ひとし
わかった。
はるか
はい、偏りまずどこからいく?どこからでもいい。いくらでも質問あるから答えはないからね。
ひとし
うん。
えーと、ほんとにみんなが注目してたかな?
はるか
あーいいねいいね。みんなって言葉やっぱ偏ってるよね。
ひとし
偏ってるよね。
はるか
なんか漠然としてて偏ってるよね。
ひとし
えーたけし君は他のお友達の発表いつも聞いてる?覚えてなかったりするよね。
うんうん。
じゃあもしかしたら聞いてなかった人もいるかもしれないねっていう。
はるか
あーいいねいいねいいねいいねいいね。めちゃくちゃいい。
やっぱみんなって言葉にまず一個偏りポイントがあるから。
俺もね、みんなってどれくらいいたの?って聞いてみた。人数にしてみる、ちゃんと。
40何人くらいだったとか。
ひとし
あー数にするんか。
はるか
うんうん。で、ちょっと似てたんだけどひとしが言ったことと。
友達が発表頑張ってたら何々ちゃんはどう思う?って聞いてみた。
おー。
そうそうそうそう。だから自分が見る側だったらっていう立場を変えてみる。
ひとし
はいはいはい。
はるか
だから今主観だからね。自分目線しか見てないからちょっとね客観視させてあげる。
友達がこんなことしてどう思う?って言ったらその子がね、うん頑張れって思うっていうの。
ひとし
おー。
はるか
かわいいやろ。頑張れって思う。でもひとしはさっきね聞いてないんじゃないかとか言ってたけど、そういう子もおるかもしれない。
でそれで、頑張れって思うんだねってここ大事。頑張れって思うんだねって。
でさっきは恥ずかしいって言ったけど頑張れって思うんだねってこの今認識の変化が少し起きてるっていうのはこっちで持っとく札として。
でこの子がね前まで発表できなかったって言ってたんよ。
ひとし
あーなるほど。
はるか
でこれ二つ目のポイントなんやけどこれね勝手に俺のポイントやけどね。
俺がほんと子供とよく対話してた中で使ったのが、前まで発表できなかったんだけど今回はできたんだねっていう。
はいはいはい。
このポイントはやっぱ前の自分と比べた今の成長を見るっていうのがすごく子供気づかないポイントなんよこれって。
ひとし
なるほどね。視点をいろんな視点を与えていく。
はるか
そうそうそういろんな視点からいく。いろんな視点から質問を投げかけるっていう。
でまあいろんな視点って言われたら難しいと思うけど今言ったように他者視点から自分視点だけじゃなくて他者視点から質問を投げかける。
でもう一回時間。前からの今っていう。でこれは逆に自分視点なんよ。
ひとし
そうやね。
はるか
そうほんとやったらなんかテストでみんなに比べて悪かったっていう子もえ前は何点だったよね前と比べてどうって2点上がってるやんとかっていう話ができるっていう。
はるか
でこんな風に凝り固まったのをどんどん慣らしていくんよね。で友達どんな顔をしてたとかって言ったら覚えてないけどって嫌な顔してたって聞いたらいや嫌な顔はしてなかったと思うって。
パパとママはどんなこと言ってたって聞いたらすごい頑張ったねって言ってくれたって言うんよ。でここでもうだいぶ慣らされとんよ。
たしかに。
そうそうそうこのいろあらゆる質問によって。
ひとし
80点ぐらいにはなるかもね。
はるか
そうそうかもしれんし。でそこでもう一回今さ友達だったら頑張れって言ってくれたよねとか。で前に比べて成長してるよねって。
でパパママも頑張ったって言ってくれたよね。で周りの人も嫌な顔してなかったんだよねって。で改めてもう一回発表してどうだったって。これ良い思い出だった悪い思い出だったって聞いたんよ。
そしたら1ミリだけ良い思い出だったって言ったんよ。結構難点とかやな。素直な一面もあるし素直じゃないとこもあるやん。
ひとし
たしかにね。1ミリだけは良かったかなーって。
はるか
1ミリだけなんだよって言って。簡単にいかないよって感じなよ。
で最後にもう一回心の変化を聞きます。さっき恥ずかしさが99%って言ってたよねって。今もう一度考え直したら何パーセントぐらいに変わったって聞いたらこの子は98ぐらいって言って。
ひとし
あーでも変わったね。
はるか
ここも大事で1下がったよねって。これが慣れていくってことよって。次は97なるかもしれないしって。どんどん慣れていくからねって。確実に成長してるんだよって言ったらこれを繰り返していくとさ。
この1回の話だけで発表大好きとはならんけど明らかに最初にさ発表ダメだったって言った時よりは認識は慣らされてるよね。
ひとし
そうね。
はるか
そうそうそう。今の7つの質問が一応コラム4なんだけどどう?
ひとし
いやこれはかなり実用的なんじゃない?って思ったね。自分で点数を子供に定義してもらいそれをいろんな視点から考えることで慣らしていく。面白い。
はるか
子供いろんなこと言う。今めちゃくちゃさ俺と初対面だったのもあってお利口さんにしてくれたんだろうけど、俺の生徒とかやったらさ結構どうでもいいとか言ったりするんよ。
その時どうでもいいとか言ったりした時にこっちもムッとなってそれを否定したりとか怒ったりするともう話してくれないけど、どうでもいいと思ってるんだねっていう風にどんな言葉が来てもそう思ってるんだねは授業できる。
その授業した上でさっき言ったように他の人がしてたらどう?とか過去の自分から見たらどんどん成長してるとかっていう風に他者視点と時間軸の視点を元にしながらいろんな側面から質問していくっていうのは結構おすすめというか。
誘導していくっていうよりは一緒に違う認識を発見していくっていう対話。
ひとし
なるほど。面白いね。これはよいんじゃない?かなりお役に立てるんじゃない?
はるか
どう?人種とかさ、例えばなんかきっつみたいなことがあった時に7つの質問とかしてみたら。
ひとし
自分に?確かにね。点数にするのね、その気持ちを。
あーでもこれはね、なんか前にも出てきたの。この考え方が確か。
はるか
うんうんうん。
ひとし
あの子供の認識をほぐしてあげるのが大事みたいな話を前にしたよね確か。
はるか
そう、実はこれ、この反射を考えるって一個だけ言ってたんだけど、今丁寧に説明したっていう。
ひとし
そうだ前出てきたよね。なんかの回で。
うんうんうん。
なんかその考えを結構することがあって。
うーん。
ほんときついわみたいな時に、でもこん時って楽しくなかったとか。
はるか
えー、すごーい。めっちゃ自分でやってるやんやっぱり、セルフで。
ひとし
自分というかここにあの、はるか先生がいるんやけど。
はるか
あははは。
ひとし
ちっちゃいはるか先生がいて、することがあるのよ。
はるか
マジで?えー、そっかそっか。
ひとし
え、結構やるよそれ。
はるか
俺もめっちゃ最近だから、嫌なことがあった時は、バンってまず書き出して、はい今悲しみ67ですみたいなことから始まって。
でまずなんで悲しいんだっけ。はいこれ書きました。
ひとし
うん。
はるか
で今別の見方考えた時に、あれ違う部分もあるなみたいなこと書いていって、最後に少し数字が減るようなことをすると少しねやっぱり落ち着いたりとかするんよね。
ひとし
心はね、良くなるよね。
はるか
そうでこれ結構あの子供がさ、よく先生何々されましたみたいなこと言うんよね。
ひとし
あー上靴投げられました。
はるか
あーそんなんもあるし、また喧嘩しましたみたいな。
もうあの人どうにかしてくださいみたいなこと言うことある。
その時の対話はよくやってて、あーそうなんだ聞かせてって言って、で必ずメモするよね。
いつどこで何があったかメモして、でそれであー何々くんはどんな時にそんなこと言ったのっていう風に言ったり、
あー何々くんはその時どう思ったんだろうねっていう風に相手下に質問したりとかして、
そしたら最初はさ、もう被害者マックスだったのが、だんだん確かにこっちも直さない感覚があったなとかっていう風にこう慣らされていくんよね。
その慣らされた状態でお互いに話し合いをすると結構うまくいくことが多くて。
ひとし
へー。マジ特殊スキルやね。
はるか
これ?
ひとし
学校の先生。それをさパッと現場でやれるってかなりの特殊スキルと思うなマジで。
はるか
いやーでもぜひそう、俺もね学校の先生してる時はあの怒らないって言った時があったよ。もう怒らないようにするって。
ひとし
言ったっけ?
はるか
そうそう、叱らないみたいなことに決めてた時に、じゃあどうしようってしたらやっぱ対話をしてこのメタ認知、今まさに言ってる認識の偏りを慣らすようにして、
新しい気づきを終えて話し合いが終われば少しでも成長かなっていう風に思いながら話をしてたんだよね。
ひとし
なるほどね。
はるか
というのが、認識を慣らすための7つの質問で、これがね一応ね、もちろん専門家の方に頼りながらするのが一番なんだろうけど、これを練習できるサイトがあるんだよね。
ひとし
へー。練習?
はるか
ココレンっていうサイト。ココレンっていうサイトはね、さっき言ったような質問を打ち込んで、誘導してくれる質問が揃ってるから、ぜひそれを使ってみてもいいかなと。
ひとし
ほんとだ。あなたの悩みやストレスは何がどうなっていることですかを点数に、数字にしてくださいとかがあって、どのくらい辛いですかとかがあって、これを誘導してくれるのか。
はるか
うんうんうん。これがでも大人用だと思うから、子供用に紹介してる神神部先生とかいたり。
あ、そうなんだ。
YouTube、これもリンクをここに貼らせてもらってるので。
ひとし
はい、下に貼っとこう。
はるか
で、最後に一個だけ紹介していい?
ひとし
うん。
はるか
で、認知行動療法についてどこまで紹介しようかなっていうのがあって、ほんとはね、具体的な療法の部分もあったんよね。このコラム法以外にも。
ひとし
へえ、具体的なっていうと。
はるか
えっとね、今認知行動療法の認知の部分の話したの分かったかな。ずっと。
ひとし
あ、はい、そうだね。認知を変えていくね。
はるか
1回目2回目。もう考え方にアプローチしましょうって言って。で、認知行動療法のすごいところは、行動にもアプローチしていく。
ひとし
うん。
はるか
そう、感情と身体症状は変えれんけど、認知と行動なら変えれるっていう風に、この2つからアプローチすることで、どんどん身体症状とか感情を軽くしていきましょうっていうようなことをしてって、これがすごい色んな方法があるんよ。
ひとし
へえ。
はるか
ただ勉強すればするほど、分からないことも増えていって、それをね、素人の俺が説明したら、良くない部分もあるなと思って、この行動療法についてはもうプロの方にお願いした方がいいと思うんだけど、1個だけ紹介できる大切な考え方があったから、そこだけ紹介したくて。
はいはい、あるんだ。
うん。これはエクスポージャーっていう考え方なんだよね。
うーん。
エクスポージャーってのはもう、その不安に立ち向かっていくっていうことなんだけど、
エクスポージャーは。
そう、自分がストレスを感じる部分、自分がすごいドキドキしちゃうとか、これ苦手だなって思う部分に立ち向かうっていう考え方なんだけど、
うん。
これってなんか、一歩間違えると、発表が嫌いな子に発表させようとか、学校嫌って言ってるのに学校に無理矢理行かせようみたいな、一歩間違えるとそういう考え方になりそうなんだけど、
ひとし
うん。
はるか
やっぱり大事なのが、同じこと書いてたのが、スモールステップの大切さなんよ。
ひとし
おー、はるかがよく言ってるね。
はるか
よく言ってることなんよ。それに対する不安をバーって書き出して、一番自分にならできるって思えるところ。
うん。
もうなんならイメージするだけでもいいし。
そうか。
そう、イメージするだけでもいいし、発表で言うなら、信頼できるお家の人だけにはやってみるとか。
うん。
いう方法でもいいし、俺のクラスの中にはさ、もう一切発表しない子がいて、なんなら子供たちとかもさ、この子の声聞いたことないぐらい。
えー。
喋らない子がおったんよね。
うん。
この子が、俺のクラス、小学校2年生だったんだけど、チャットを使ってガンガン、はいじゃあこれについてどう思いますか?で、はいはいはいやったらさ、発表できることできん子が分かれるやん。
ひとし
なるほどね。
はるか
チャットだったら全員平等に発表できるわけね。
ひとし
へー。
はるか
で、そこでチャットをする時間を作ったら、その発表全くせんかった子が、ガンガンチャットやったら発表してくれる。
へー。
そうそう。で、そしたらさ、何々さんの考えめっちゃいいやんとか、そこでいっぱい勝ちづけられるわけない。
ひとし
はいはいはい。
はるか
で、チャットやったら自分の表現ができて、で、今度は何々さんめっちゃいいやんって勝ちづけることによって、隣の子とペアで会話する時間とか取ったらさ、その子に会話するようになって。
ひとし
へー。
はるか
で、グループだったら話すようになって、やっぱ最後発表したもん、その子は。
ひとし
あ、口で?
はるか
口で。はいはいってあげて。
へー。
そうそうそうそう。だからこの時にやっぱスモールステップとか、その子の得意なもので表現するっていうのはすごく大事やなと思って。
うん。
まさにこの考え方が結びついたんだよね。