1. 子育てのラジオ「Teacher Teacher」
  2. 「我が子へのからかいが辛い....
2025-02-11 32:48

「我が子へのからかいが辛い...」WEメッセージで共同の課題に取り組む! #78

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アドラー心理学で良く使われる「課題の分離」の目的に立ち返って「共同の課題は何?」というメガネを手に入れようという回です!


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【今回の内容】

アドラー心理学でも注目されている「課題の分離」 / 「課題の分離」は責任の所在をはっきりさせて気持ちの整理をするものではない / 共同の課題を見つけて良い関係を築く / 自分で答えを出せるようWEメッセージで関わる


ラジオネーム:肉まんさん

 9歳の娘が1年ほど前から男の子達にはからかわれ、女の子達にはできない事を注意されたりします。

娘は昔から空想する時間が長く、人の動きや指示を見聞きしていないことが多いので、団体行動で迷惑をかけたりすることが理由になっているようです。

 男の子のからかいに強く反応したりするので、向こうも益々からかってきます。 親の私には他の子達が意地悪に見えて仕方ないです。

娘はそういう子達も家に招待したがりますが、私はそんな娘を見るのが辛いので一緒に遊ばせたくないという気になってしまいます…私がもっと強くあればいいのだと思いますが… もしお二人の意見を聞かせて頂けると幸いです。


【参考】

八巻 秀 , 「課題の分離」を再考するー包括概念としての「課題の分担」の提案

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【番組概要】

世界を回る先生はるかと、ラジオ番組プロデューサーひとしが子育てについて納得するまで考える番組「Teacher Teacher」


はるかの⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠Instagram⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠に届いたお悩みをテーマに語り尽くします。


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💡毎週火曜日、朝に配信!


【ひとしの編集後記】

・冒頭の雑談+オープニング後の雑談って長いか!?というか、もはやなしで良いか?という葛藤がある。ポッドキャストの作り方の定石では即本題に入る方が良いとは思っている。が、MCの雰囲気が伝わる感じは良いと思っている。ので難しいため、引き続き検討します!

サマリー

九歳の娘が男子からからかわれ、女子からは注意される中で、親の気持ちについて議論されています。子どもの視点と親の気持ちのズレを理解し、共同の課題を見つけることが重要であると考察されています。このエピソードでは、子どもが友達にからかわれる状況で、親と子どもが共に課題を特定し、それにどう対処するかが探求されています。からかいに対する対処法では、Iメッセージの重要性や親子間の信頼関係を持ちながら解決策を見つけることが強調されています。親子のコミュニケーションでは、共通の課題を見つけ、一緒に考えることが重要とされています。また、Weメッセージを通じて、お互いの気持ちのズレを解消する方法についても議論されています。

新年の目標と味噌汁
はるか
そう、今年目標があってさ。やっぱりすべての質を上げていきたいなっていう目標があって、今日も味噌汁をさ、昆布の出汁から取ってきたんよね。
やっぱ美味しいよね、やっぱり。全然違う。
ひとし
俺らだけなんよ。
はるか
何が?
ひとし
まだ年始気分なの。
はるか
え、なんでなんで?
ひとし
1ヶ月半ぐらい、リスナーさんはこの新年の目標に付き合ったんじゃない?
ちょいちょいなんか、書初めの話題がさ、
出てきたりとか。
はるか
もう無理か。よろしくお願いします。
ひとし
始まりました。ティーチャーティーチャー。
はるか
よっ。
ひとし
ひとしです。
はるか
はるかです。
ひとし
この番組は、世界中を回った先生のはるかと、ポッドキャストプロデューサーのひとしの2人で、子育てのお悩みを納得するまで考えていくポッドキャスト番組です。
はるか
よろしくお願いします。
ひとし
お願いします。
はるか
いやー、いいねやっぱり。玄米と、出汁で取った味噌汁を食べて。いいですね、やっぱり気分が。
ひとし
ほんとにいいみたいね、玄米。
はるか
玄米いいですね。でも若干ちょっとね、お腹がびっくりしてるのかもしれない。今。
ひとし
あーそうなんや。
はるか
玄米に対して、急になんかすごい荒々しい炭水化物が入ってきて。
ひとし
荒々しいなん。
はるか
ごめんなんかあれやね、言い方が。きゅうにこう、栄養たっぷりな炭水化物が入ってきて。
なんかお腹がいまびっくりして、ちょっと若干お腹がゆるめです。
ひとし
すごい、すごい報告がきましたね。
はるか
お腹がゆるめでございます。はい。
ひとし
そうよね、だって胃からするとね、こう「よー!」みたいな感じで。毎日、白米に会いよったらさ。
はるか
そうそう、「オッスー」
ひとし
「オッスー」みたいな感じで。
そしたら急になんか元気モリモリの人が来て。
はるか
そうそう、ちょっとね日焼け、真夏のお米みたいなね、感じのが来てですね。
ひとし
びっくりということで。
はるか
はい。
ひとし
びっくりということで、今日は何のお悩みですか?
はるか
どういうスタート?はい。
ひとし
はい。えっと、『肉まん』さんからです。
はるか
はい。
ひとし
「 9歳の娘が1年ほど前から男の子達にはからかわれ、女の子達にはできないことを注意されたりします。
娘は昔から空想する時間が長く、人の動きや指示を見聞きしていないことが多いので、団体行動で迷惑をかけたりすることが理由になっているようです。
男の子のからかいに強く反応したりするので、向こうも益々からかってきます。
親の私には他の子たちが意地悪に見えて仕方ないです。」
はるか
確かに。そっかそっか。
ひとし
「娘はそういう子たちも家に招待したがりますが、私はそんな娘を見るのが辛いので一緒に遊ばせたくないという気になってしまいます。」
いや、そうよね。
「私がもっと強くあればいいのだと思いますが… もしお二人の意見を聞かせて頂けると幸いです。」ということですね。
課題の分離と共同の課題
はるか
もうでもね、自分の娘がからかわれたりっていうのを見たということを想像してみると、つらいね。
遊んでほしくないなと思う気持ちもあるね、やっぱり。
ひとし
そうね。思う気持ちあるよね、これは。
はるか
うーん。この認識の違いみたいなのはたまに聞くんよ、親御さんから。
ひとし
その、娘さんはそんなに重大に捉えてないという。
はるか
そう、息子・娘は別に気にしないんですよねって。
けど親御さんがちょっとつらいなと思ってるような、この認識のズレがある状態はけっこう聞くんよね。
一般的には、娘さんがつらくないんだったら放っておけばいいんじゃないっていう結論づけをすることも、できるっちゃできるかもしれないし、
だけどこの番組では、納得いくまで考えていきたいっていうのがあるので、
2人ともハッピーになれるような状態を目指していけたらというふうに思っているんですけども、
ひとしやったらどうしますかっていう。
ひとし
うわー、難しいね。
はるか
どうする?この状態。自分がパパで、娘が、女の子にはできないことを注意され、男の子たちにはからかわれています。
ひとし
うわー。
はるか
娘さんがそうやってからかわれているのを見るのが、つらい。
でも娘さんは家に招待したい。
ひとし
うわー。難しい。
はるか
皆さんだったらどう対応するでしょうかね。
ひとし
うわー。なんか距離を取らせたくなってしまいそうやね。
はるか
なるよね。「あんま遊ばんほうがいいんやない?」とかね。
ひとし
一時的にはね。
はるか
うん。
ひとし
むずっ。
はるか
難しいね、これは。
ひとし
えっ。これに対してはるかはなにを答えるのかも、まったくわからんわ。
はるか
いやこれ2つ考えたんよ。からかわれているという状況をどうにかしなきゃいけないなっていうのと、
もう1個はこの、親御さんとお子さんの思いがずれてるところだなと思ったんよ。
ひとし
あー。
はるか
娘さん気にしてないんだから。
ひとし
確かに。
はるか
だけど親御さんはつらい、みたいな。この状態のほうに俺はフォーカスしてみた。
ひとし
なるほどね。
はるか
うん。
ひとし
そうか。
それでいうと、子どもは嫌と思ってない。嫌と思ってないのに、なんか「それって嫌な状況なんだよ」ってアドバイスするのとか、なんかむずいやん。
はるか
うん。
ひとし
やけん、どうするんやろ。
はるか
でもまあ1つそれはね、客観的に見て「これってどうなの?」って考える機会を作るのは良さそうだと思った。
ひとし
あー。
はるか
例えば子どもって主観的な世界でね、生きてることが多い。子どもは、人間はそうなんだけど。
ひとし
うん。
はるか
子どもは特に、主観で見ることが多くて、事象を。
ひとし
うん。
はるか
だから自分の置かれている状況だと全く感知できないものが、例えばドラえもんの世界に入って、
ひとし
うん。
はるか
まあ「のび太くんがこういうことをジャイアンにされてるよ」って。「どう思う?」って聞いたら、客観的にいまの状況のおかしさを認知できるかもしれない。
ひとし
なるほど。それはうまいね。
はるか
そう、なんかそれはなんか教員時代に教えてもらった手法だった。
ひとし
あー。なるほどね。
はるか
その、棒人間を描いて、「こういう状況なんだよ。これどう思う?」っていう。
ひとし
あー。
はるか
っていうのは、1つあるかなと思ったんだよね。
ひとし
うん。
はるか
でもやっぱこれ、教育というより子育ての文脈でいくと。
ひとし
うん。
はるか
課題を分離しましょうみたいな話って、よくやっぱり子育て界である話題なんよ。
ひとし
あー。
はるか
『課題の分離』
ひとし
課題の分離。誰の課題?娘さんの課題?
はるか
娘さんの課題は娘さんの課題だし、親御さんの課題は親御さんの課題だから、ここは分離しましょうよねっていう話はよくあるんよ。
宿題とかもそうだし。
ひとし
うん。
はるか
これいったらね、「娘さんの問題なんだから、娘さんに任せたらいいじゃん」っていう意見を聞いた時に、俺は若干違和感を持つ。
ひとし
うん。その心は。
はるか
から、その違和感を探りにもう1回この、課題の分離についていろいろ探ってみました。
ひとし
あー。なるほどね。
はるか
結論、「課題の分離はするんだけど、共同の課題を見つけましょう」と。
ひとし
おー。
はるか
課題の分離はするんだけど、親子で共同の課題を見つけましょうっていうことで。
ひとし
うん。
はるか
ちょっと課題の分離から説明していい?
ひとし
はい。課題の分離ね。
はるか
今回、参考にしたのが『八巻秀』さんという方の論文なんだけど、『「課題の分離」を再考するー包括概念としての「課題の分担」の提案』ということで。
ひとし
むず。
はるか
はい。
ひとし
え?
はるか
えっと、テーマは難しいけどいまからね、解きほぐしていきたいんですけども。
ひとし
M-1グランプリ2024の『バッテリィズ』の「全部聞き取れたのに〜〜!」やん。
まあいいや。すいません。
はるか
「課題の分離さえ分かれば~~!」ってやつやね。
ひとし
ということですけど。
はるか
ということですけども。
ひとし
はい。
はるか
ということですけども、便利やね。
ひとし
そうね。繋がるね。ごめんなさい。脱線しました。M-1グランプリ2024を見てなかった方もすいません。
はるか
ということですけどもね。
はい。えっと、課題の分離という概念は、よくアドラー心理学の『嫌われる勇気』っていう本がすごい流行ったやん。
ひとし
はいはいはい。よく聞くね。
はるか
そうそうそう。嫌われる勇気の中で取り上げられてた、課題の分離っていう考え方がね。
他人の課題は他人の課題、自分の課題は自分の課題って分けて考えることで、わりと気持ちが整理できますというような話があったのかなと思うんですけども。
ちょっと正確には覚えてないけどね。
で、その時に課題の分離をゴールにしてしまうことが多いという指摘があって、この論文の中でも。
ひとし
なるほどね。
はるか
課題の分離っていうのは、これ誰の課題なのかっていう視点から、自分の課題と他者の課題を分けていくことだから、
例えばひとしがなんか俺のことを嫌いと思っているっていう状態があるとしても、ひとしの気持ち自体はひとしの課題であって、
自分が介入してどうにかできる問題じゃないから、自分の課題、自分ができることにフォーカスしようみたいなことがあると思うんだけど。
ひとし
人の課題には介入できない。
はるか
そうそうそう、「介入せずに自分のできること、影響のある部分のところだけにフォーカスすることがいいよね」っていう話もあって、なるほどなと思った部分があるよね。
で、アドラー心理学でも、これ厳密にいうとアドラーさんが提唱したわけじゃないらしいんやけど、
アドラー心理学では「他者の課題に干渉せず、それぞれが自分の課題に向き合うことが健全な関係を築く鍵とされてますよ」っていう話があったんよね。
で、この話だけ聞くとさっき言ったみたいに、娘さんの課題は娘さんの課題で、親御さんの親御さんの課題だからもう気にしないでおこうというのが、ひとつあるのかなと思ったんだけど、
この論文では「課題の分離に関する勘違いがあるよね」っていう話があったんよね。
それは、課題の分離っていうのは「お互いの責任の所在をはっきりさせて気持ちの整理をしましょう」っていうふうに誤解されている部分が多いけども、
じつは課題の分離っていうのは、協力的な人間関係のためのマインドスキルであると。
ひとし
協力するための。
はるか
協力するというゴールがあると。「課題の分離をして終わりにしましょう。それぞれの作業ね」じゃなくて、協力的な関係を築くために課題の分離をして、
そして共同の課題を見つけていくという、こっちのゴールもあるんですよっていう話もある。
ひとし
真逆やね。
はるか
だから分離。お互いできることはできる。だけどやっぱりお互いに助け合わなければならない部分を見つけることが重要ですよっていう話があって。
まさに今回のお悩みは分離するだけじゃなくて、いっしょの課題を見つけていくことで同じ目線でがんばれるんじゃないかな。
共同の課題を見つけることが重要なんじゃないかなってことを思った次第であります。
ひとし
なるほど。なんになるんやろ、共同の課題。ちょっと待ってね。だから、娘さんは嫌がってないかもしれない。
でも、からかわれたり注意されたりしている。
なんか、からかわれているあれやね。エスカレートしていってこういう状態になるのは娘さんにとっても良くないし、親御さんも嫌だから、それは防ごうみたいなこととか。
はるか
まさにそうやね。娘さんも嫌だし、親御さんも嫌であるという共通の部分を見つけようっていうところが、ひとつ重要になるのかなって思ってるし、
それを嫌じゃなくて望ましい状態にするためにどうすればいいのかっていう、共通の部分を見つけるのが重要になるということなんだと思うよね。
どうやって見つけていくのかなって考えたときにステップがいくつかあるかなと思って、まず最初は娘さんの気持ちを確認した方がいいよねっていうのがあるよね。
娘さんの気持ちをまず知りたい。そのうえで親御さんの気持ちも伝えたい。
共同の課題っていうものを見つけて、お互いが納得して一緒に取り組む部分を見つけられたら、もっといい方向に向かうんじゃないかって思うという話を、ここまで理想を話してきました。
ひとし
理想を。どうやっていくんだろうね。
はるか
ここで終わるとね、やっぱりじゃあどうしたらいいの?とかっていう話があるので、ここからはやっぱね、ひとし君に考えてもらいたいなと。
ひとし
はいはいはい。何を考えましょうか。
はるか
まずはやっぱり分離する。共同の課題を見つけるためにはファーストステップとしてね、まず課題を分離する必要があって、だから娘さんの課題と親御さんの課題っていうのを分けてみるんだけど、ここでいう娘さんの課題っていうのはなんだろう。
ひとし
娘さんの課題。友達にからかわれたり注意されたりしている。男の子のからかいに強く反応したりするって言ってるから、まあ一定、嫌だったり負の感情があるっていうところで。
はるか
確かにそうよね。ただもう1個視点があって、だけど友達を家に招待したいっていう。
ひとし
したいよね。
はるか
想いもあるわけだよね。なんかこんな経験ってある?
ひとし
あるかな。
はるか
まあちょっと自分の子どもの頃を思い出してみよう。皆さんありますか?こういう、嫌なんだけど結局一緒に遊びたいんだよなみたいな経験とか。
ひとし
ああ、なるほどね。いやそういうシーンは見てたかもしれない。
はるか
ああ、自分じゃなくて友達がってこと?
ひとし
自分じゃなくて。あの友達めっちゃ嫌がらせされて、遊んでる場ではめっちゃ嫌がってるのに、めっちゃみんなと遊ぶやんみたいな。
はるか
ああ、なるほどね。確かにそういう友達いたかもしれんし。逆に自分はさ、なんかからかってたわ。
ひとし
あら。
からかいの現状と親子の課題
はるか
あのなんか好きというか気になってる子に。そんな記憶あるわ。で、仲良くなりたいんだけど、いま思えばね、そのときはそういうふうに明確に思ってたわけじゃないけど、わざわざさその子のとこ行ってさ、ちょっとやいやいって言ってみたりとかしてたわ。
シンプルにうざがられてたわ。
ひとし
おるね。
はるか
シンプルにうざがられてたから。
ひとし
待って。ぜんぜん、これは娘さんの課題が俺わからんわ。なんなんやろ。何になるかというと。
はるか
うんうんうん。親御さんはさ、娘さんが友達と遊んでからかわれてる様子を見るのが嫌なんよね。
ひとし
うん。
はるか
で、そこで、もう友達と遊ばないでっていうのは、これは娘さんの課題に介入してるわけなんよね。
ひとし
入っているか。
はるか
なぜかというと、娘さんの課題として、友達と遊ぶかどうかっていうのは娘さんの課題であるし、
ひとし
ああ、そういうことか。
はるか
友達のからかいに対してどう対応するかっていうのは、娘さんの課題なのかなっていうふうに思うよね。
ひとし
うんうん。そうやね。
はるか
だから、課題の分離したから、じゃあ娘さんを信じて待つっていう。
ひとし
そうよね。「家に呼ぶかどうかはあなた次第だよ」って言って、切り分けるっていうのもあり。
はるか
うんうん。
共同の解決策を見つける
はるか
主張としてあるのかなと思うけど、今回の回の内容は、実は共同の課題を見つけるっていうステップもあるんだよっていうところで、
ひとし
うん。なんだろう。
はるか
ここでいう娘さんと親御さんの共同の課題ってどこなんだろうっていうのを考えたい。
ひとし
うん。考えたい。
はるか
どこが共同だと思う?
ひとし
えー。
はるか
みなさま、どう思いますか?
ひとし
からかわれるのが嫌だ。
はるか
うんうん。
ひとし
お友達にこういうふうなコミュニケーションとってほしいよねっていうのは、二人とも一緒ですか?
はるか
うんうんうん。
ひとし
そういうことですか?
はるか
確かにそうよね。お互い共通して、からかわれるの嫌よねって。わたし、からかわれるの見るの嫌よねって。
ひとし
そうやね。
はるか
ここ共通してるよねって。だから、からかわれないための対応は一緒に考えれそうだねっていう共同の課題も、ひとつあるよね。
ひとし
うんうんうん。
でも、はるかが思ったのはそうじゃないっていう感じの雰囲気やね。
はるか
いやいや、そんなことないそんなことない。いや確かにからかいに対して、どう対応したらからかわれんかねっていうのは、なんか自分も親と一緒に考えた記憶あるし。
ひとし
ああ。
はるか
で、それを一緒に考えてくれたのは嬉しかった記憶はあるんだけど。一方、その友達と遊ぶときに、「あの友達と遊ばんほうがいいよ」って言われるのはめちゃくちゃ嫌やった記憶もある。
ひとし
うん。
はるか
それは母に言われたことはないんだけど、祖母とかに、なんか「あんなお友達と遊ばないほうがいいよ」って言われたことがあって、なんかそれはめちゃくちゃ嫌だった。
ひとし
うん。
はるか
なんで嫌かっていうと、それ自分が決めることやんって思った記憶はあるし。
ひとし
なるほどね。
はるか
だからそういう意味で、どこが娘さんの課題で、どこが親御さんの課題で、どこが共通してるのかって見つけることは、相当子どもの気持ちを考えるうえでとか、一緒に生活するうえで重要なのかなって思った。
ひとし
うん。
確かに。
大事よね。だって、いやそれ俺の勝手やんって思わない部分よね。あ、確かにそれいっしょに解決できたらお互いハッピーになるなっていうやつ。
はるか
うんうんうんうん。そうよね。で、大事なのはやっぱりさ、これもIメッセージで伝えることがすごい大事やなと思うのが、
からかわれてるのって異常なことなんよっていうふうに理解させて、娘さんに解決させるっていうのがひとつの手なんだろうけど、
もうシンプルに、からかわれるの見るのつらいっちゃんって。
ひとし
ああ、はい。
はるか
うん。つらいっちゃんって気持ちを伝えたうえで、で、「からかわれるのってどうなの?」って言ったら、「嫌だ」って言ったとしたら、じゃあそこを一緒に解決しようよっていうふうに見つけるのもいいと思うし、
実際に家に招待してるんだから、母さんの目の届く範囲に入っているんだから、嫌だからいっしょに解決策を考えていくのがいいのかなって。
こういう考え方で接すると、ちょっと対立っぽいのはなくなるのかなとは思った。どこが共通してるのかなっていう。
ひとし
なるほどね。
はるか
っていうのを思ったけど、こんなさ、ある?ひとしが自分の課題に対して介入されたなとか、そんな経験とか。
ひとし
なるほどね。自分の課題に対してね。いや相当、敏感に嫌がりそうやな、俺。
はるか
うんうんうん。
ひとし
それは俺の自由にやりたいな、みたいなものに対してけっこう敏感に反応しそうやけども、もうあんまり自由にしすぎてるのかな最近は。なんなんだろう。
はるか
昨日、子どもの伴走勉強会してたときにテーマにあがったのが進路やったんよ。これ相当、課題の分離のいい題材になりそうやね。
ひとし
なるほどね。進路はあるね。
はるか
そう。ちょっとすいません。この今日のからかいの部分から外れちゃうんですけど、子どもの進路は子どもが選ぶからあんまり言わんほうがいいみたいな。それこそ課題の分離でしょっていう考え方もあると思うよね。
ひとし
そうやね。
はるか
皆さんどう思いますかっていう。例えば子どもが、前あったよね。通信性高校に行くって言って、それに対して子どもの道なんだから子どもが選ぶようにしましょうっていう話もある。これこそ課題の分離として捉えるのか、それとも今日みたいにどこか共同の課題を見つけて、一緒にできる部分を探してできることをやるのかっていうところは超重要なテーマだなって思った。
ひとし
確かに。いや俺、課題の分離をされてきたかもしれん、進路に関しては。親に対しては大きい会社じゃなくてこういうとこ就職しようと思うとか。最初はね「え?なんで?大丈夫なん?」とかっていう反応をされるけど、なんか最終的には「もう選んだんやったら好きにしたら」みたいな感じになって、あんまり共同の課題っていう感じで向き合ったことはなかったかもしれない。
はるか
じゃあ自分が父親になったときに、例えば昨日あったケースはね、まったく自分の子どもが勉強しようとしない状態であって、例えば進路についても、まったく知ろうとしてない状態があって、とにかく一番楽な道を選ぼうとしてるように見えてる状況ね。これは本当にそうかわからんけど。
そう見えてる状況の時に、子どもの道だから子どもの道で選ばせたらいいかなっていうのか、どうしそう?ひとしだったら。皆さんだったらどうしそうですか?
ひとし
いや俺はどうしそうかな。まあいろんな職業を知ってほしいみたいなのはあるかもしれないね。いっしょに将来のこと考えてみる時間を、将来のこと考えようではなく、なんか、はるかと話してもらうとか、なんかぶどう屋さんの人と話してみるとかさ、なんかそういう職業を知る機会を作るとかっていう、ちょっと妄想ね、できたらいいなって、いま思うけど。
ありがとうございます。めっちゃいいねって言いそうな顔しとった。俺が答えようときから。
はるか
それはあれやね、いい表情だね、それ。教師としては。
ひとし
いい表情。うん、いい表情。
はるか
そう、子どもの話を聞いてる時に、めっちゃいいねって顔しながら聞くの大事。
ひとし
安全な表情。
はるか
いや本当にいいねと思ったんやけど、昨日の伴走勉強会でも結論がそこになってね。
ひとし
ああそうなん?キャリア教育的な?
はるか
結局、決めるのはもう子どもっていうのはたぶんね、リスナーさんも思ってる人が多いんじゃないかなって思うんだけど、最終決定は子どもに委ねるっていうのはそうだけど、
親としてはいろんな選択肢を知った中で選んでるのか、それともいま楽だから選んでるのかっていうと、たぶんいっぱい知った中で選んでほしいなっていう思いはあるわけやん。
子どもにとっても目の前のことを選ぶのか、それともいろんな選択肢ある中で選ぶ、「どっちがいい?」って聞いたら、もしかしたら「いろんな選択肢を知った方がいい」って言うかもしれん。
だからそこがどこで共通するかわからんけど、結局その、子どももそうしたいだろうことと大人もそうしたいだろうことを見つけて、
昨日の結論としては、めっちゃいろんな選択肢を知るとか、いろんな大人の話を聞くとか、大人はそれができるやん。いろんな大人を呼んできてお話をしてもらうことは大人のできる課題で、
子どもの課題としては自分で決定することなんだけど、そこのミックスする部分を見つけたらいいっていう結論に至って、
自分が子どもできて進路選択を迷ったときは、自分のできることとしては選択肢をいっぱい知ってもらうための大人としての努力かなっていうふうに思って。
実践的な対応法とアイディア
ひとし
なるほどね。
はるか
ちょっと腑に落ちたとこやったんだね。
ひとし
いいね、ちょっとそうやね。
はるか
機会を作る、つなぐっていうのが親にとってできることなんかもしれんなって思って。
っていうのもさ、伴走勉強会で勉強になったのは、俺たち第三者が子どもに伝える言葉と親が伝える言葉って、ぜんぜん伝わり方が違うっていうのを、
ひとし
違うみたいやね。
はるか
あらためて感じて。先生もそれ言ったよって。
ひとし
そのことは言ったけど。
はるか
言ったよって言ったけど、やっぱり響き方違うんですよねっていうのを聞いて、やっぱり本当にいろんな人とつなぐ、しゃべる機会を作るっていうのが、ひとつ子どもと関わるうえで重要やなっていうのを感じているところで。
ぐーっと話を戻すと、今回の娘さんはからかわれるの嫌だ。親御さんはからかわれてるの見るのは嫌だ。
だから遊ぶかどうかっていうのは娘さんの課題なんだけど。
ひとし
任せる。
はるか
そう。だけど、からかわれるのはもう嫌よと。
だからそこの部分だけ一緒に考えん?っていうアプローチだったら、WEメッセージ、
ひとし
そういうことね。
はるか
その、目線がいっしょに揃うのかなっていうのは思ったね。
ひとし
確かに、どこをWEメッセージにするとお互い心地いいか、みたいな探り方か。
はるか
うんうん、探り方。
もうなんかいいまとめしてくれるね。
いや、これこっからが大事やなと思って。
ひとし
こっからが大事なの?
はるか
じゃあ結局どうすんのっていう話をね。
からかいをなくしたいという共同の課題ができたときに、ひとしやったらどういうふうにこのからかいをなくしていくかっていうのは。
もうこっから正解ないし、俺もよくわからんとこやけど、どう考える?
ひとし
うわー、確かに。子どもがからかわれてる。
はるか
うんうん。
ひとし
からかわれるのは、あれだよね。
ここまでの1年半の知識をふりかえって。
はるか
あらすごい。自分でハードルを上げてる。
ひとし
お友達に「こういうふうに伝えたらやめてくれるかもね」っていうのをどこに落とすかよね。
そっかそっか。
そういうのされたら嫌なんよっていうのを、Iメッセージで伝えてみるっていうのを一緒にシミュレーションで練習する。
はるか
おー、めっちゃ良さそう。
ガーって言い返す。やめてって言い返すとか。
ひとし
「先生に言うよ」っていうとかじゃなくて。
はるか
むしろ暴言で返すとかよりも、「本当に嫌なんよね」っていう悲しそうな表情で言ってみるとかは、ひとつ練習してできることかもしれないね。
ひとし
そうね。
はるか
なんか俺、からかったことのある経験者からすると、ちっちゃい頃ね小学校2年生の時に。
あのすごいくらったのが、「先生、はるか君からなんかからかわれました」って言ってたんよね、先生に。
その時点までは全然くらってなかったんやけど、先生が「あー…好きなんじゃない?」って返しとったんよね。
それ聞いてなんか、やべえみたいな。
ひとし
バレるみたいな。
はるか
バレるっていうか、好きって思ってたかは知らんけど、からかったらそういう捉えられ方するんだみたいなので「ウッ」てくらったこともあったっていう経験を引っ張り出すとか。わからんけどね。
ひとし
だからそこも1個のやり方かもしれんね。
はるか
で、トンチで返すとか。「そんなにわたしのこと気になるの?」って言ってみるとか。なんかいろんな角度から多分こういうアイディアはね、いろんなアイディアがあると思うんだけど。
WEメッセージで考えるっていうところで、そこでさ、ひとり味方がいるって思ったりとか、あとは親子を共通してからかわれるのは嫌なんだっていう目線ができるのはすごくいいのかなって思ったり。
ひとつは、あと反応しないのがやっぱり行動分析的には一番よね。
ひとし
そうやね、強く反応したら余計におもしろがるみたいなのをもう、サッとスッと避けるというか。
はるか
そう、その場は離れる。一番、子どもにとって嬉しいのは注目されること反応してもらえることだから、それがない状態を作れば絶対なくなるっていうのは行動分析的にはあるので、からかわれたらもうその場をすぐ離れて反応しないっていうのを徹底するっていうのは、一応そのアンサー的な部分としてはあるけども。
まあここを教えるっていうよりは、一緒にWEメッセージで考えるのが俺的にはいい結末かなと思ったりしてる。
あと遊び方?この子は空想にふけって遊ぶのが好きとかだから、なんかこうドッジボールみたいなスポーツ系で遊んでこうけっこうねアドレナリンが出る系の遊びするとね、からかいが起きるのだとしたら遊び方を変えて、この子の得意分野である絵を描いたりとかそういう空想系の遊びで
なんか一目置いてもらえるような遊び方をするとまた雰囲気が変わるのかなとか、もういろんなアイディア湧いてくるけどね。それをね、いっしょに考え続けるのがいいのかなとは思ったね。
ひとし
なるほどね。
はるか
考えることじたいになんか意味ありそう、いっしょに。
ひとし
いっしょに大事やね。
はるか
うん。
ひとし
そうなんよ。そうなんよね。
共通の課題を見つける
ひとし
いやー。あの、人にアドバイスする時とかさ、アドバイスされるときさ、なんか純粋なアドバイスをどんって受けても、例えば「早く寝たらいいよ」みたいな。
はるか
うん。
ひとし
したら「まあ確かに」と思って受け入れることもあれば、あんま受け入れられづらいこともあるけど、いっしょにどうやったらいいか考えてみようでいろいろ話し合った結果、「あ、待ってこれ。俺もしかしたら早く寝たらけっこうその根本的な解決になるかも」みたいなのを導き出せたら、納得度めっちゃ増すんよね。
はるか
めっちゃわかるー、それ。ありそう。
ひとし
WEメッセージでいっしょに導き出すみたいなのが、最終的にこの辺の着地になるかもなって思ってもあえて最初からアドバイスとしては言わないみたいなのはいいよね。ちょっといいと思う。
はるか
本当いやちょっとそれやね、ひとし。超究極の結論に至ったかもしれない、俺の中で。
ひとし
うそ。
はるか
いま、やけんさ、あえて反応しないとかっていう行動分析的なアンサーをここで親が持ってたらそっちに導こうとしちゃうけど、実はそのアンサーが、いいアンサーを教えるっていうよりは、子どもが「なんかそれならいけそう」って思えるかどうかの方が重要やなと思ったけん。
ひとし
そうやね。
はるか
いっしょに考えるスタンスで向き合うの、やっぱ大事。
ひとし
大事やね。そうなんかのプロジェクトとかでも、うまくいく時ってだいたい誰かが一方的にアイデアを持ってきたっていうよりは、みんなでアイデア出し合って「あ、ここならみんなできるんじゃないか」みたいなのがこう、みんなで燃えてる感じのときあるやん。
はるか
確かに確かに。
ひとし
これ伝わるんかな。
はるか
今日の朝のミーティングで感じたわ。
ひとし
そうね。なんかね誰か一人だけがいろいろ戦略を握ってるというよりは、みんなで出し合って導くみたいな。なんか正論よりもそのみんなで導くみたいな方が、むしろ再現性があるんじゃないかっていう。
はるか
コスパ悪いけどね。コスパ悪いけど、結果的にそっちの方がなんか行動が変わるって考えたら、コスパいいのかもしれんね。
ひとし
ね。
はるか
結論、うわー。ちょっとよかった。よかったね。
ひとし
よかったね。これは。
はるか
いい気づきです。
ひとし
これ誰に対しても、わりとその側面あるな。
はるか
うんうんうん。
ひとし
大事。ということで、いいですか?結論で。
はるか
ありがとうございます。はい、結論が出て。今日もひとしとはるかのWEで結論が出たのが嬉しかったですね。
ひとし
はいはい、まとまりましたね。ということでまとめると、親子間だったりチーム間でお互いの気持ちにズレがあるときは、まず課題の分離はするのですが共通の課題を見つけてWEメッセージでできることを考えていくっていうのが大事だよね、という話でした。
感想とコミュニティについて
はるか
ありがとうございます。
ひとし
ありがとうございます。
はるか
今日は感想を久々に『X』から読んでみようかなと思って。
ひとし
ああいいですね。じゃあ1個ずつあげますか。
はるか
はい、じゃあピックアップしましょうかね。
ひとし
ああ。直近のやつは『abas🪻kigi.』さんから。
はるか
はい。
ひとし
「焦らされひとしくんめっちゃ笑いました!」
はるか
あははは。
ひとし
これはあの『将来の収入を上げるためには』の回、前編やね。
はるか
そうですね。
ひとし
ぜんぜん言わんっていうやつね。
はるか
いやもうこれさ、台本作ってる段階でも、話してる段階でも
そんなにさ、じらしてるつもりなかったんやけど、聴き直したら
マジでしつこかったね、はるか。
ひとし
あれたぶんね、もうちょいあったしね。
はるか
もうちょいあったしね、本当はね。たぶん。
ひとし
ぜんぜん言わんやんっていう。
はるか
え、でもなんかね、怖かったんよ。そのスポーツしたら収入上がりますとか
リーダーしたら収入が上がりますという、単純な結論になるのがどうしても
危ないなと思ったけん、前提を置きすぎてしまった部分
ありましたけど。
ひとし
いやいや大事よね。俺もこの タイトル
「将来収入上げるためには」っていう タイトルつけて発信してることも
ちょっと怖さあるもんね。
はるか
そうね。単純なもんじゃないっていうことを学ぶ
ポッドキャストやもんね。
ひとし
そういうことよね。
はるか
そういうことだと思うよ、本当に。ということで、いま探してるんですけども。
皆さんぜひ、Xのほうでも呟いて ください。
ひとし
お願いします。
はるか
『オッス!オラ慶應卒専業主婦!』の方
ひとし
そんな方。すごい特徴のあるお名前で。
はるか
オッス!オラ慶應卒専業主婦!の方がいらっしゃるんですけども
「ティーチャーティーチャーってポッドキャストがおもしろい。」
ひとし
ありがとうございます。
はるか
「コンプリメントは、ベビーシッターしてる子の完了報告に役立つ。
あと、はるか先生の話し方もすごく参考になる」
なんかこれ自分で選んだのちょっとミスったけど、
「子どもの自我が芽生えてきていることをポジティブに親御さんに捉えてほしいから、
伝え方を大切にしたい」と。
ありがたいね。ベビーシッターをしてる方にも
届いて嬉しいですね。
ひとし
嬉しい。ありがとうございます。Xのポストも日々チェックさせていただいておりますので
ぜひお願いいたします。
はるか
お願いします。
ひとし
はい。ということで、お聴きいただき
ありがとうございました。
はるか
ありがとうございました。
ひとし
月額1100円以上から、僕らのスポンサーになることができまして
オンラインのDiscordコミュニティ に招待しますので
ぜひ興味ある方お願いいたします。
はるか
ぜひお願いします。
ひとし
そして親御さん向けの、オンラインで1on1の伴走プログラム『にちにち』というものができましたので、
もし興味ある方はお問い合わせください。
ということで、また。ありがとうございました。
はるか
ありがとうございました。
32:48

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