1. 子育てのラジオ「Teacher Teacher」
  2. 無料のフリースクール「支援す..
2025-06-17 59:49

無料のフリースクール「支援する / されるからの脱却」 特別編06

spotify apple_podcasts

1年2ヶ月試行錯誤してきた無料のフリースクールの取り組みを振り返りました。


月額1100円以上からスポンサーとして活動に参加いただけます!詳しくはこちらのサイトをご覧ください!配信が遅れてすみません!


【今回の内容】

無料のメタバースフリースクール構想が生まれた背景 / 「待機急増?」応援モデルとキャパのジレンマ / はるかのメンタル低迷期 / コミュニティ内の親同士の“助け合い”が起こしたブレイクスルー / 木村校長の名言「ギブ&テイクからウィンウィンへ」 / “ネガティブ・ケイパビリティ” に救われた話 / CNC矢田さん「課題をみるより希望を描け!」 / 目指すゴール① 孤立せず相談相手がいる状態 / 目指すゴール② 学ぶ権利が保障されている状態 / 目指すゴール③次の一歩へ踏み出せる状態 / 子どものプロジェクト掲示板と地域ボランティアの連携


ペアレンツプログラムにちにちは⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠こちら⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠から!

村にご興味のある⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠月額スポンサー様⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠を募集しています!

Teacher Teacher村の詳細は⁠⁠⁠⁠⁠⁠こちら⁠⁠⁠⁠⁠⁠から!


【法人スポンサー様】

株式会社Co-Lift様は⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠こちら⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

⁠⁠関西国際学園/子育てジャンヌダルク様は⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠こちら⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

ネクストリンク訪問看護様は⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠こちら⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

ワオフル株式会社/夢中教室様は⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠こちら⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

株式会社井浦商会サイト様は⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠こちら⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

kyutech整骨院様は⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠こちら⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

妙法寺様は⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠こちら⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


【番組概要】

世界を回る先生はるかと、ラジオ番組プロデューサーひとしが子育てについて納得するまで考える番組、子育てのラジオ「Teacher Teacher」。第5回 JAPAN PODCAST AWARDS 大賞&教養部門最優秀賞をW受賞。⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠毎週火曜日朝に配信。Xで#ティーチャーティーチャーをつけて感想・コメントをお願いします!


・書籍「先生、どうする!? 子どものお悩み110番」は⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠こちら⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

・Teacher Teacherの⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠webサイトは⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠こちら⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

・Teacher Teacher村の詳細は⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠こちら⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

・お便りは⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠こちら⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

・月額スポンサーのお申し込みは⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠こちら⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

・ペアレンツプログラムにちにちのお申し込みは⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠こちら⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

・Teacher Teacherのグッズは⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠こちら⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


【ひとしの編集後記】

・いつもご協力や応援ありがとうございます!


・第5回と思って話してた第6回でした!


・ちょうど昨日6/16(月)に福岡市から発表がありまして、株式会社Teacher Teacherが福岡市の認定ソーシャルスタートアップに採択いただきました!改めてしっかりお知らせします!(詳細はこちら

サマリー

このエピソードでは、無料のフリースクール「ティーチャーティーチャー」の設立経緯や運営の難しさ、希望や未来への展望が語られています。特に、教育格差をなくすための取り組みや、支援モデルの課題について深く掘り下げています。「コンコン」では、支援する側と支援される側の関係から脱却し、助け合いの重要性が強調されています。親同士の支援やコミュニティの力、具体的な行動についての考察がなされます。「コンコン」は、不登校の子どもたちが希望を持ち、自律的に学ぶ環境を提供します。特に保護者同士の支え合いやコミュニティの重要性が強調され、学びの権利を享受できる場の創出に焦点が当てられています。このエピソードでは、フリースクールコンコンの育成プログラムを通じて子どもたちと関わる楽しさや成長の瞬間が語られています。ティーチャーティーチャー村における互助の文化の醸成と地域との連携が子どもたちの学びを支える鍵であると説明されています。また、無料のフリースクールが助成金や連携企業を通じて財政的な安定を目指し、社会課題の解決に取り組む様子が描かれています。

フリースクールの意義と運営
はるか
ティーチャーティーチャー。
はい、やっていきましょう。
ひとし
はい、こんにちは。
はるか
こんにちは。
ひとし
始まりましたね。
はるか
さあさあさあさあ。
1年ぶりぐらいやね、約。
ひとし
約ね。
はるか
このBGMとともに特別編を録っていきましょうということで、今日は。
ひとし
うん、懐かしい音。
はるか
懐かしい音ですね。
気合が入りますね。
ひとし
収録中はね、まだBGM聞こえてないんですがね。
はるか
頭の中で再生して。
ひとし
というやりとりも、はい、久しぶり。
はるか
これ前もやったよね。
そうね、特別編っていうのは一つの中でどんな位置づけでやってるのかな。
ひとし
今回5回目ぐらいなのかな。
はるか
5回目だね。
ひとし
で、いちおう毎回、僕らの「無料でフリースクール作るぞ」といった進捗とかね、経過とかをそこで話せたらなと思って作って。
で、去年の8月ぐらいが最後、第4回とかをやったから。
だいぶね、いろいろ試行錯誤してきたことを、おしゃべりしようという回だね。
はるか
本編がだいたい子育てのお悩みについて答えてて、番外編はほんと、関係ないこと話してて。
で、特別編は、Teacher Teacherとかフリースクールの活動について、お話をするというところで。
最初が、無料のフリースクール作りたいですっていう発表をして。
なので応援してくださいっていうことを言ったっていうのが一番最初やったね。
ひとし
遠い記憶だね。
はるか
その時はまだ形もない状態で、ただただ思いを話したっていうのが一番最初で。
2回目は帰国して、メタバースのフリースクールを作るってことを決めたのをお話して、
「クラファン始めます」」っていう話をした。
ひとし
2024年の3月ぐらいかな、4月。
はるか
そうね。で、3回目が『株式会社Co-Lift』の『Kanta』さんに、きてもらったと。
法人スポンサーとして応援してもらうようになったKantaさんに、
なぜ、Teacher Teacherフリースクールコンコンを応援したほうがいいのかってありがたい話をしてもらって。
で、実際にフリースクールコンコンが始まって、卒業したお子さんの事例を第4回で話したっていうのが。
ひとし
そうかそうかそうか。
わー、思い出してきた。
はるか
そうそうそうそう。そこから1年弱、なぜこの特別編を録りたかったけど録れなかったのかっていう話も含めて、
今日は、実際コンコンをやってみて1年以上経つけどどうなの?っていう話をしていきたいと。
ひとし
ね、していきたい。
はるか
ということと、実際ムズイっすっていう話とかね。
活動するなかで見えてきた難しさであったりとか。
だけど、諦めず粘り強くやっていくという話も、これからしていきたいなと思っております。
ひとし
しかも、めちゃくちゃすごいことも起きとうしね。
はるか
そうなんよ。もう本当に日々、奇跡のようなことが起きているので、そうね。
ひとし
そうそう、あまり難しさばっかり話す回だと思わないで、ぜひ最後まで。
はるか
そう、希望も見えてきていて。
ひとし
希望に満ち溢れた話もすると。
はるか
希望に溢れてるからね、実際。
それが話したい。
ひとし
そうそうそう、難しさも話しますけどね。
はるか
そう、でもやっぱりきれいなことばっかり話しても勘違いする可能性もあるかなと思ったので、
リアルを話したいっていうのが一番。
なんで誠実にお伝えしたいっていうのが一番で、そのうえで、ぜんぜん諦めてないっすっていう。
まだまだこれからですっていう話をしていきたいというお話であります。
どうぞよろしくお願いします。
ひとし
よろしくお願いします。
はるか
ということで、ここから聞くという方もいらっしゃると思うんよね、特別編を。
ひとし
あー、今回、初めてね。
はるか
そうそうそうそう。
ひとし
特別編1から4聞いてないよっていうかたもね、もちろんいらっしゃいますので。
はるか
そうそうそう、だから1から4まで聞かなくても分かるようにざっと、ほんと一瞬だけこれまでなにを話したのか、活動の経緯を振り返りたくて。
ひとし
はいはいはい、大事。
はるか
そもそもなんでフリースクールを始めたのかっていうところも、簡単に話すと、
僕が小学校の教員をやっていて、学校に行ってない子どもたちがたくさんいることに気づいたっていうのがあります。
5年間教員やっていくなかで、本当に学校中に、学校に行ってない、行きたいけど行けないっていう子たちに会ってきたというのがあります。
その時に実際にその子たちとしゃべってみた時に、ほんと才能と人間性豊かな子どもたちがたくさんいたんだけど、
学校はほんとに合わないんだっていうような話をしていて、
「頑張りたいけど学校にはどうしても体が向かんのよ、先生」っていうふうに言ってくれたのがあって、
もう目の前にそういった学べていない、学ぶ機会を失った子どもたちがいたから、
今すぐどうにかしたいと思って、新しい学びのスタイルを作ることに舵を切ったっていうのが一つあります。
ほんとは最初はね、フリースクール、自分の理想とする教育みたいなのをっていうふうに思ってたんだよね。
ひとし
そうね、福岡でリアルの居場所作ろうみたいな話を、最初しよったもんね。
はるか
そうそうそうそう、最初はしてて、だけどTeacher Teacherでポッドキャスト配信しながら、
実際に困ってる親御さんの声を聞いたときに、福岡で一つ作るっていうよりは、
もっとなにか根本的にアプローチできるところはないのかっていうところを考えるようになって、
メタバースで全国どこからでも通えるようにするということと、無料でするということを決めたということであります。
なんで無料にしたかっていうと、まずやっぱりフリースクール運営がすごく大変だからこそ、
一人一人にあった学びを作るから。だから高額になってしまうということで、
実際に支払えなくて、フリースクールに行けないっていうご家庭にたくさん出会ったっていうのがあったから。
そこに学ぶ機会を作りたいっていうふうに思ったのと、もう一個は教育格差をなくしたいっていう思いがあって、
実際、義務教育期間って教育を受ける権利があるのに、たまたまその学校にマッチしなかったからっていって、
お金かかるのはおかしいなっていうふうに思ったのと、もう一個はこうやって教育が民営化してサービス化していくことによって、
質の高い教育が高くて、そうじゃない教育はそうじゃないとかっていうふうに格差が大きくなっていくのも目指したくないことだなっていうふうに思ったのが一つあるということ。
もう一個が構造上の問題で、そのフリースクールを巣立っていくと収益が下がっちゃうっていう構造が、
学校とかほかの教育機関、フリースクールと連携したいっていうふうに願う自分にとっては、思想がマッチしなかったっていうのがあるっていうこと。
ひとし
ほかのサービスでも、利用者さんが巣立ったほうがいいけど、なかなか収益上そうするとデメリットがあるみたいになってるっていうのは、構造上の問題ではあるよね。
はるか
もともと、初めて出会ったフリースクールの先生がね、最初はがむしゃらに目の前の子たちの学びの機会を提供していたのが、
もうそれでスタッフが必要になって、そしたらスタッフの給料をちゃんと支払わなきゃいけなくなったから、ちゃんと収益を持続させなきゃいけないっていうふうになって、
気づいたら、前までは学校に戻ったりとか、他のところに社会復帰した時に喜んでいたはずなのに、そうなると収益が下がっちゃうんですっていう。
すごくこのジレンマに苦しんでいる様子を見て、違ったスタイルを探求していかないといけないんだなというふうに感じたのが、そこからありました。
そこで全国から通える無料のフリースクールをできる限り頑張ってみようということで、そこから皆さんに「やるんで応援してください」っていうことを話したっていうのがスタートになりました。
ここで必ず補足したいことは、有料のフリースクールとかって、ちゃんと持続可能に回しているポジションがあるからこそ、学べているご家庭はたくさんあるので、そこだけはきちんと抑えておきたいこと。
だけど無料だからこそできるポジションっていうのがあると思っているから、Teacher Teacherフリースクールコンコンは、その役割を担っていきたいっていうのがあります。
フリースクールコンコンについて、よく先に言っておかないといけないなと思うのが、僕ももちろん関わっているんですけど、メインとなる先生は『おのはる』先生という先生がしてくれていて、日々、一生懸命子どもたちと向き合っています。
運営の難しさと課題
はるか
僕ももちろん子どもたちと一人一人関わったりするんですけど、全体の設計とか、思想の部分のアップデートとか、方針を決めたりということをやっていて、ひとしはね、仕組み化の部分とか持続可能性を高めるためにいっぱい助成金申請してくれたりとか、企業との連携をしてくれたりとかやってくれているというところだね。
ソーシャルワーカーの『KUM』Iさんというかたもいて、KUMIさんが保護者の相談とかアセスメントをしてくれたりとか相談会を担ってくれていて、『ゆうさく』先生というかたが、子どもとの関わりの部分を担ってくれていたりとか、『juneboku』さんがシステム面をしてくれたりとか、あとはたくさんのボランティアの方々が力になってくれていて、チームTeacher Teacher、チームフリースクールコンコンでやっていけているというところであります。
っていうのがいまのところのざっくりとした流れと、いまの現状で、やっぱりたくさんのメディアには取り上げてもらっているやん。
ひとし
そうね。福岡のテレビにもけっこう出てるし、はるかコメンテーターとかもね、させてもらったりしててね。
はるか
お願いしてもらった分には全力で答えようとやってきて、そしたらさ、やっぱり周りから見ると、なんかすごい上手くいってるんだろうねっていう。
飛ぶ鳥落とす勢いとか言ってもらったりすることもあるけど、実際、難しい部分たくさんあるなっていうところもあって、その難しさとそれをどう乗り越えていきたいかってお話をしたいなというふうに思っているという感じやね。
ひとし
そうね。難しさね。
はるか
ということで、いま何分ぐらいで話した?いままでの活動を。
ひとし
10分ぐらい。
はるか
ギュッとまとめたね。
ひとし
いいね。今回のまとまってる気がする。
はるか
あ、これまでの歴史というかね。
ひとし
だってこれまでさ、人にコンコンどんなことやってるのってなったら、『この特別編の4話、聞いてください』ってさすがに一旦重いやん。2時間とか聞いてくださいって言っちゃうってさ。
はるか
そうよね。
ひとし
この10分って良くない?
はるか
この10分で紹介できたからね。
ひとし
紹介できるから。今度からこっちの音源、送ろう。
はるか
そうね。特別編第5話の10分だけ聞いてくださいって。
ひとし
聞いたらなんとなく分かりますっていう。
はるか
良かった良かった、それは。
ということで、ここから活動を一生懸命、1年間やってきたなかで見えてきた難しさっていうのを話をして。
なんかこれはもう、この、しくじり先生じゃないけどさ。
ぶち当たった壁をね。
ひとし
言っておくとね。
はるか
素直に紹介することで。
ひとし
大事。
はるか
皆さんがもし同じような活動するときに何か良い材料になってくれたら嬉しいなっていうふうに思っています。
ひとし
そうね。
はるか
だって同じようにさ、Teacher Teacheと同じように、応援モデルで無料でフリースクールしようってしてるところあるやん。ボーダレスさんとかでも。
ひとし
そうなんよね。そういう話をちょくちょく聞いてまして。
確かにそれは難しさをいっておいたら、有益なことになる気がする。
はるか
そうよね。今後クラファンとかを活用して、するかたもいるだろうから。
ぜひぜひお話できたらと思うんだけど。
なんでこれまでTeacher Teacherで、このフリースクールコンコンのことをなかなか話せんかったかっていう話につながるんだけど。
やっぱこの応援モデル。つまり、皆さんに月学制で支援してもらうことによって無料で運営するっていう、応援モデルとフリースクールコンコンのキャパ。
これがすごく相性が悪かったっていうことなんよね。
これほんと、はっきりいって苦しかったんですけど。
どういうことかっていうと、フリースクールコンコンは皆さんに応援してくださいっていうためにTeacher Teacherで一生懸命発信する必要があったんだよね。
情報発信、一生懸命頑張った結果どうなったかっていうと、支援者の増加っていうよりも応援者の増加よりも、フリースクールの利用を必要とするかたの増加のほうが多くて。
だから広げれば広げるほど待機の方が増えるっていう。
この問題はね、想像すればわかったんやろうけど、勢いでね。
やってみやなわからんかったか、実際。
ひとし
やってみやなわからんよね。
やしさ、その。
そう。
待機のかたが増えて助けてほしいとかっていう声を聞くのに対応できないことの辛さとかを、やっぱ体感せんとわからんよねとかも。
はるか
そうね、わからんかった。
えっとですね、これはもうね。
だから要は、フリースクールコンコンに入りたいですって言ったかたが、まず「ちょっと待ってください」っていって一応Discordに案内したっていうのがあって。
その時に、いったら入学できた数人は一生懸命に向き合うことができるんだけど、そうじゃない人は他の子はフリースクールに通えてるという状態が見えちゃうっていうか。
なんか相対的に不幸を作り出しちゃってるじゃんって思った。
一部だけを一生懸命見るっていうのは、通えてない人にとってはちょっと見えた希望がずっと届かない状態であるみたいな感じで。
逆に不幸にしてしまったんじゃないかみたいな感じで。
そういった悩んでるかたの声とかがずっとDiscordで見えるから、どうしようっていうのでけっこう頭がぐるぐるした時期があったんだよね。
未来への展望
はるか
本当にリアルな心情として、マジで心の中が「すいません」とか「ごめんなさい」でいっぱいになっちゃうっていうのが。頭の中がそれだけ、ずっと。
自分は、こんなに人が悩んでるのに楽しんじゃいけん。
ひとし
そのモードもあるよね。
はるか
だから「休まず働けよ」みたいな感じのモードで、ずっと心と体が休まらんみたいな状態に正直なってた。しばらく。
けっこう危ない時期があったんじゃないかなと、自分でも。
ひとし
いつからいつぐらいそれは?
はるか
コンコン始まってしばらくはすごく子どもたちと向き合えて幸せだったんだけど、待機が一方でずっと増えていくっていうのがあって。
正直ね、もう目の前の子どもで精一杯で、待機の方々に心が向いてなかったよね、最初の時期は。
だけど蓋開けた時に、「もう何ヶ月も待ってます」ってなった時に、「何ヶ月も待たせてしまった」っていうのを一気にブワーって自分の中に反省がやってきて。
なおかつ先の見通しもない状態。
自分のキャパ的に、こんな数名しかがっつり関われないっていうのがあって。
どんどん増えていく申し込み、みたいな感じで。
でもお金が安定しているわけでもないから、コンコンのこと発信もしなきゃいけないっていう板挟みで「積んだな」ってほんと思ってた。じつはわりと。
ひとし
俺もね、はるかとほぼオンラインでしか話さんけん。意外と見えてないことが多いんやろうなと思うけどね。
その辺はね。
はるか
だからこれは、なんか同情してほしいとか全くそういうことを言いたいわけじゃなくて。
「僕が支援します!」みたいな。あとから話したいんだけどこれ、じっくり。
僕が支援しますっていう、「支援する」と「支援される側」の構造を作るモデルは
なんかこんな状態になるんじゃないかって思った。支援者といわれる人の感情は、こうなるんじゃないかなと思った。
だからずっと支援が欲しい人ってずっといるわけじゃん。なんにしても。ゼロになることってたぶん難しくてずっと生まれ続けるじゃん。
だから支援を必要としている人がいるのに自分が楽しんじゃいけないんじゃないかっていう心の状態になるんだろうなっていうのを、いまは客観的に捉えてる。
ひとし
それいつぐらいに客観的に捉えられるようになったり、ちょっと心開けたなみたいな感じになった?
はるか
それは俺がもうDiscordのコミュニティで、けっこうやばくて、もう全体に「待機どうしようもなくて
それが頭がずっとグルグルしてます」みたいなことを呟いた日があったんよ。覚えてるかな。
ひとし
それで、なんとかしたいって人が集まってくれたりした時か。
はるか
「ちょっとしゃべりませんか」って言ってくれて、バッと、ひとしと俺がしゃべってるのを、Teacher Teacher村の皆さんがいっぱい集まってきてくれて。
正直その時はどうにかなったわけじゃないんだけど。
ひとし
徐々にね、それをきっかけにね。
はるか
そうそう、しゃべり続けてくれて、本当にそこからたくさんの方々が協力してくれるようになって、
かなり自分が、その時は分からんのよ。自分が、心の状態やばいって。
いま考えたら、あの時けっこうやばかったなって思った。
マジでずっと「生きる意味なんだろう」みたいな感じに。
ひとし
確かにそういう話もしよったし。
けっこうね、はるか寝らな活動できない人。みんなそうか。
はるか
そうね、めっちゃ寝るけどね、いっつも。
ひとし
寝れん日がたまにあるとかもね、あったし。
はるか
ずっとぐるぐる考えてしまうっていう感じ。
あ、いかん。めっちゃネガティブになってる。こんな話すつもりなかったわ。
ひとし
っていうのがもう、いまは元気に。
はるか
俺の心の復活っていうよりは、これちゃんと構造的に伝えたくて。
なにか社会課題に対して「僕が支援します」ていうスタンスだと
こんな心の状態になる可能性があるなっておもって。
ひとし
運営者側がね。
はるか
スタンスの問題として。
で、どういうスタンスになるかっていう話はこれからしていきたい。
実際にもう今回もYahoo!ニュースでこの間たまたま取り上げてもらったことによって
いま申し込みが殺到していて。
だからこれでフリースクールコンコンにきてくださいっていう回じゃなくて
マジでいっしょに応援してほしいっていう回っていうのは改めて伝えておきたい。
応援してほしいって言うだけじゃなくて
コミュニティの力
はるか
それがみんなにとってハッピーなんだってことを
今日、少しでもお話しできたらなっていうふうに思っている。
やっぱりさ、これ行政の支援もそうで、
不登校の関係の行政サービス、実はいっぱいあるんだけど
子育て支援課もそうだし、役所の。教育委員会が色々やってたりするんだけど
マジですぐにキャパがくるんよ。
どこも。
誰かが専門知識を持ってて支援しますみたいな構造って
本当にやっぱり限界があって、
精神科のかたとかカウンセラーのかたとか、すぐ予約でいっぱいになって
医療とか2ヶ月待ちとかいうよね。
この構造って絶対どうにか変えなきゃいけないなっていうふうに思ってて
発想の転換が必要であるっていうふうに思っています。
で、どういうふうに発想の転換が必要なのかっていうところで
いっぱい転機があったから、その話をしたいです。
皆さん分かってもらってると思うけど、いまめちゃくちゃ元気でハッピーなんで、
別に楽観的になってるわけじゃないんですけど
すごく方針が見えてるってことでハッピーになっています。
それは転機がいくつかあったんだけど
一個は、ちょっと以前に番外編で話したんだけど、
『Podcast Weekend』の日に、
終わりにみんなで交流会したんよ。
11月ぐらいの時に交流会して
俺はいろいろ子どもたちとしゃべったりとかいろいろ親御さんとしゃべってたんだけど、
その時に隅っこのほうで、ある親御さん2人がしゃべってて
けっこう熱く涙を流しながらしゃべってて、
どうしたんだろうと思って話を聞きに行ったら
「マジ、村ヤバいっす」って言って。
「村ヤバい!オンラインコミュニティ、ヤバイ」って言ってて、
「あれ作ったのすごい」みたいな話をしてて。
よくよく聞いたら村内で助け合いが起きてて、
それがフリースクールコンコンに待機してたかたやったんよ。
フリースクールコンコンに入れず待機してたかたが、
別の親御さんに助けてもらってたっていうのがあって。
どうしようもない状況だったんだけど
その親御さんも自分の子どもが不登校になった時期があって、
つらかったんだけど
その時にたくさん情報を集めていっぱい知識があったんだって。
その知識を困っているかたへ届けて、
いったら、放課後デイサービスに繋がったり
外の機関に繋がったりとかしてすごく気持ちが楽になったって。
話聞いてもらえたりとか、すごく気持ちが楽になったっていうのを
聞いた時に、
もし自分がこのまま一人でなんとかしようって突っ走って潰れたら
この助け合いの機会まで潰しちゃうんだと思ったら
マジで自分、傲慢すぎてアホすぎたわと思ったんよ。
ひとし
なるほど。
はるか
自分がなにもしなくても、そうやってすでに経験したかた同士で
助け合い起きてるやん、みたいな。
これでこんなに救われるんだと思ったんよ。
そのかたね、この間話した時に
「マジで不登校になって良かったです」言ったんよ。
ひとし
なんで?
はるか
こんな機会があったからこそ
村の皆さんといっぱいコミュニケーション取れて
その子らしさに気づくことができたし、
親子関係もハッピーになったし、
いまようやく親子で向き合うことができてますって言ってて、
こんだけ今の現状を前向きに捉えられるようになったのってやっぱり
この助け合いが起きる村があったからこそだなって思っている。
つまり親子さん同士で助け合ってるっていうのを見た時に、
自分でなんとかしようみたいな
自分が知識持ってるからなんとかしようって思うっていうのは、
すごく自分が傲慢で
ちっぽけな力なんだなってことを気づいたっていうのがひとつ。
ひとし
これがあれやね。さっきの、支援する支援されると
そうじゃなくて助け合いしてるみたいな違いっていう感じか。
課題解決の新たな視点
はるか
そうそうそうそう。
それをバシッと一言で表してくれた動画に出会って
それが『みんなの学校』っていう映画ですごく話題になった
『大空小学校』の『木村康子』先生。
校長先生の動画。
ひとし
校長?そうだ、はるかにシェアしてもらった、
そうだ、めっちゃよかった。
はるか
これも村の方にシェアしてもらったんだけど、本当は。
ひとし
そうなのか。
はるか
その言葉が「ギブアンドテイク」から「ウィンウィンへ」っていう言葉で、
言葉通り、支援するとか支援受けるじゃなくて
みんなで助け合おうよっていうのがすごく大事にしてるんですよ
っていう話をしてて、
これに痺れたよね、あの動画。
ひとし
これ特にさ、「ギブアンドテイクからウィンウィンへ」は
わかる、なんとなくそれ大事だなと思うんやけど、
具体的なアクションとしてさ、
保護者さんは学校に関わるときに
自分の子ども以外と関わることをやってくださいみたいな
言っとったやん。
それが痺れて。その校長先生自身も
学校に関わるときは自分の子ども以外のことを
全力で関わるっていうのをやってるみたいな感じで。
確かにそれを行動指針にするのは
なんかね、助け合いが起きやすいなって思って。
はるか
そうよね。
ひとし
これは痺れたね。
はるか
すべて、みんなが主体者になるっていう言葉やったよね。
親御さん自身も子どもを支える存在として
別の子を見て、
別の子の力になるとかっていう。
で、お互いに助け合うんだっていうようなことを言っていて
ここでもう、雷がビリビリ。
ビリビリじゃないかドカーンか。すごく
衝撃を受けて、確かになと思って。
一生懸命、俺はギブしようギブしようギブしようと思った。
けど結果、それでなんか自分すり減って
逆にみんなに心配されるみたいな。
心配されるってことはみんなの心をちょっと
下向きにしてるわけだからさ。
ほんとみんなで助け合うっていう前提が
マジで必要だと思ったし、
っていうのがひとつあった。
もう一つ衝撃な自分を救った言葉があって、
それがTeacher Teacher村にいる『Kanta』さんがさ、
特別編の3回で出てくれたCo-LiftのKantaさんがさ、
哲学対話の沼によく出ているんよね。
ひとし
説明がいろいろ必要やけど。
テレビ番組かなんかかと思った人いるんじゃない。
オンラインコミュニティの中に『哲学対話の沼』っていう部屋があって、
そこではメタ視点だったり
哲学の話をけっこうガッツリみんなでしてるみたいな
チャットの部屋があるんですけど、
そこに現れるっていうことですね。
はるか
ありがとう、ひとし。すぐメタ視点、抜けちゃうからさ。
哲学対話をよくやってて、
Kantaさんが、文脈はちょっと忘れちゃったんやけど
「ネガティブ・ケイパビリティ大事ですよね」って話をしてて。
なんじゃこの言葉って。知らんくてさ。
調べてみたら「不確実な状況に直面した時に
すぐに結論を出そうとせず
その状況をじっくりと観察し思考を深める力」
答え出ない状況に耐える力みたいな話もいわれるんだけど。
ひとし
なんかね、普通すぐ答え出してアクション起こさなきゃみたいな
ことと違うスタンス。
でも大事やね。
はるか
まさにこういうことっていっぱい起きてるなと思って、
一回ちょっとこれ無理かもしれんと思ったことでも
マジ粘り強く続けてたら、
ふとした誰かのアイディアとか
コミュニティの皆さんの一言とかで
ガラガラガラって変わることが。
ひとし
変わるんよね、マジで。
はるか
変わることがめちゃくちゃフリースクールコンコンあって
「ありがとうございま」みたいなことがすごくあって
「その視点なかったわ」とかで助かる人、増えるとか。
ひとし
そう、マジで一人との出会いとか
一人の誰かのこのアクションとかでマジで変わる。
俺のいまやってる範囲だと
こういうふうな助成金、マッチするんじゃないかみたいなのを
とある出会った人が言ってくれて、
それでいま実際その方向で動き出したりもできてるし。
はるか
そうね、助成金。Teacher Teacher、コンコンだけでは
活動期間が短いから難しかったけど、
そういう協力体制とればできるみたいなアイディアをもらえて。
ひとし
いろいろ、いろいろマジで変わるよね、
一個の出来事で。
はるか
変わって。いまね、また持続可能性が高まろうとしてるけど。
まだ分からんけどね。
だけど本当さっきの助け合いのシーン見た時もそうだけど
もうほんと諦めんで
不登校の課題とかってさ
誰かがね、正解出してて
それをがっつり取り組んで解決するぐらいだったら
もう解決してる話だから。
本当に不確実な世の中で正解なんてない状況で
助かるハッピーな人が
少しでも増えるにはどうしたらいいだろうっていうのを
考え続けた結果、なにか生まれるんだろうなっていうのを
Kantaさんのあの時のあの言葉で、
なんかね、答えがない状況も
「あ、意味あるんだな」って思えるようになってるんよね。
ひとし
なるほどね。
はるか
そう。むずすぎる問いっていっぱいあるやん。
「うわ、またヤフーニュースでいっぱい応募殺到してどうしよう」みたいな。
で、前までやったら「またやばいな」と思ってたけど
今はこの状況も
不登校の子どもたちへの支援
はるか
次のブレイクスルーのために
必要な時期、
状況をじっくりと観察して
思考を深める時期だなっていうふうに思えると、
本当に支えられてる言葉だなっていうのはあります。
ひとし
ほんとそうなんよね。
なんかね、たぶんネガティブ・ケイパビリティって言葉を
はるかが俺らにも言ってくれ始めたのは
割と最近やった気がして、
俺もその辺から
確かに不確実な状況を
試行錯誤してること自体、価値あるみたいな捉え方
いい面白いね、って思った。
最近やったもんな。2ヶ月前ぐらい。そのぐらいだった気がする。
はるか
やっぱスッと出る答えにそんなに価値はなくて、
ほんとコツコツ積み上げて
継続したからこそ出る価値っていっぱいあるなって
フリースクールコンコンやってて思うから、
これには救われたなっていうのと、
すいません。名言いっぱい紹介するみたいになっちゃって。
もう一個だけ、
最後だけ一個だけ紹介したい言葉があって。
それが『CNC』の『矢田明子』さんね。
ひとし
コミュニティナースの。
はるか
コミュニティナースっていう活動を、すごい活動されてる矢田さん。
もし興味あるかた、調べてほしいんですけど、
ここで説明するとまた長時間なっちゃうんで。
コミュニティナースについては。
矢田さんと、たまたま出雲で出会って相談させてもらったんよね、
ひとしといっしょに。
フリースクールコンコンについての相談をさせてもらったときに、
「なんかあんた、課題ばっかり
見とったら課題があふれるよ」って言われて
「ひとし君と2人で
希望を描いてみ」って言われたんよね。
「ピカーン!」みたいな。
ひとし
たしかに。あの時は、なったし、
あの言葉の意味がどんどん理解が深まっていってる感じはあるね、
最近も。
はるか
ほんと、嚙めば噛むほど味が出てくる言葉。
でもほんと、課題に目向けてたら
課題がどんどんあふれてきて
さっきの状態になっちゃう。
「自分は楽しんじゃいけないんだ」っていうふうになっちゃうんだけど、
矢田さんは、「希望を描いて
こんなふうになったらいいよねっていう
ものを目指していたら、
結果、課題解決されてるよねっていう状態を作ったらいいんじゃないの」っていうふうに
言ってくれた時に、
ほんと開けた感じがあったよね。
そこからバッてうまくいってるわけじゃないんだけど、
それこそ、そこに向かい続けてずっと頑張れてるっていうのがありますと。
つまり不登校で困ってる人をゼロにしようとかっていう発想だと、
困ってる人はずっといるから。
流動的な時間の変化とともに、困ってる人はずっといるんだけど、
その人が
この輪に入ったらハッピーになるよねっていう、
この輪のほうを作っていこうっていう。
一人一人の困り感を解消していこうというよりは、
みんながハッピーになれるような輪を作っていきたいなっていうのがあります。
というイメージです。
ちょっと抽象度の高い話なんですけど。
ということで、ここまでで考え方みたいな、
転機と考え方みたいなお話をしたんだけど、
結局、希望希望というけど
具体的になにを目指していくのかっていう話もしておきたくて。
不登校っていう
言葉でひとくくりにいわれるものの、
実際はさ、他の選択をしている子どもたちもたくさんいて、
必ずしもネガティブな選択じゃない場合も
いっぱい増えていると思うんよね。
保護者とコミュニティの役割
はるか
だから、いまいる数十万人の不登校の子たちを
ゼロにするみたいな話ではなくて、
大事だと思っているのは、
学校に行っていない選択をしている子どもたちのうち
相談・指導を受けられていない子どもたちがいっぱいいるっていうのが
ここは明らかに問題だと思っていて、
学びたいけど学べないし、
相談したいけど相談できないっていう状態。
この子たちが38.7%、
13万人以上いるっていうことで、
実際はもっといるんだろうけど
分かっているだけでもこれだけいるということで、
この相談とか指導を受けられない子どもたちとか、
保護者っていうのをゼロにしたいっていうのは
目指していきたいと思っている。
ひとし
希望のほうも描きつつ、実際は。
はるか
具体的に数字は、そこの子たち、
保護者がハッピーになる状態を目指していきたくて。
具体的に大切にしたいことが3つあって、
子どもと保護者が孤立せず
相談相手がいるということ。
だからコンコンに来てもらって、スタッフにもお話し聞いてもらえるし、
ボランティアのかたにもお話しできるし、
友達にも相談できるっていうこと。
あとは保護者が、保護者コミュニティに入ってもらって、
自分の、いまなにが困っているかっていうのを
書き出して、それをいっしょに考えることができる相手がいるということを
大事にしたいというふうに思っている。
で、もう1個は、子どもが学ぶ権利っていうのがあるから
その学ぶ権利っていうものをしっかり享受できる状態があるということで、
その場を
メタバース上で提供している。
こちらからなにか教えるってわけじゃないんだけど、
子どもたちの教材を使って、目標をいっしょに決めて、
わからないことがあったらいっしょに解決していくっていうような場を提供するっていうこと。
学ぶ仲間もいっしょにそこにいるし、
ひとしもそこで、いっぱい教えてくれたしね。
ひとし
なんかさ、
勉強を教えるみたいなことをイメージするとやっぱ、
こっちが算数の掛け算を教えるみたいなのを
イメージしがちだなと思うけど、
意外と目標立てと振り返りをいっしょにやるっていうので
間は、その子たちが自分で取り組めるようにしてるみたいな。
はるか
それがすごく重要なんよね。
インターネット上に教材いっぱいあるでしょっていうふうに
言われるんだけど、教材があるだけじゃやっぱり子どもたちって学習せず、
そこにいっしょに伴走してくれる人が必要で、
どんな目標の立て方が適切なのかとか、
できたときに認めてくれる相手がいるとか、
わからないときに
質問できる相手がいるとか、
そういったところがすごく重要だから、そういう場を提供しているっていうイメージで、
コンコンにきたらなにか教えてもらえるっていうイメージではなく、
希望と支え合いの文化
はるか
あくまでも子どもたちが自律的に学ぶのを
伴走するっていうのが重要にしていることで、
有名な研究でもあるよね。インドのね、
インドの研究でも、子どもたちにパソコンを与えたら学力が上がると思ったら
まったく上がらなかった。
だけどそこに一人、認めてくれる相手、地域の方々がいるだけで
爆発的に伸びたみたいな話は、
学力だったかパソコンのスキルノウハウだったかは忘れたけど、
相手がいるだけでかなり変わるということで、
それはほんと、コンコンの保護者とか子どもたちも感じていることじゃないかな
っていうのは思うね。
ひとし
ボランティアとして参加する場合も、なにか教えなきゃいけないとかっていうよりは、
伴走するっていう立場で大丈夫ってことだ。
はるか
いっしょに「なにしようか?」って考えて、
いっしょに頑張る相手がいるだけで、
モチベーションが変わるっていうところです。
もちろん、わからないところはできる限りスタッフが対応するんだけどね。
最後もう一個大事にしたいのが、
いまあった、相談とか学ぶっていうのを
続ける、継続していくなかで、
子どもたちが自分の進むべき次のステップを見つけて、
それを一歩踏み出すサポートをしたいっていうのが
大切にしたい考えです。
だから卒業前提ってのは、変わらずあります。
始める前までは、
一定期間いっしょに探して、そこまでいけるように
サポートすれば
けっこうなスピードで卒業するんじゃないかっていうふうに
仮説を置いてたんだけど、
やっぱりそもそも、自分がなにを目指しててとか、
自己理解にかなり時間をかけたほうがいいなって思ったのとか、
あとやっぱり時間をかけないと
整理できない気持ちであったりとか、
保護者も含めてね。
だから正解ありきのゴールを目指すというよりは、
なにを目指してるのかっていうこととか、
もっと根っこからいくと、なにに困ってるのかってところを明らかにするのには
やっぱり時間が必要ってことがわかってきて。
だから、子どもたちの学びも止めないし、
子どもたちに合ったかたちでね。
親御さんが相談できる場も提供するし、
だけどその中でじっくり時間をかけて
行き先を見つけて、そこに行くお手伝いをする
っていうようなかたちが、いまとっている
コンコンのスタイルかなと思います。
だからオリジナリティもでもここです。卒業前提であるということ。
だから、うちに行ったら全部OKっていうのではなくて、
あくまでも学ぶ場。学校であったりとか、
フリースクールであったりとか、教育支援センターであったりとか、
あってる場を見つけて、そこに行くための
後押しをする。後押しっていうのは具体的にいうと、
不安解消であったりとか、不安対処スキルを身につけるであったりとか、
モチベーションを保つための相談相手であったりとか、
そういったことをしていくというのがあります。
これもネガティブ・ケイパビリティみたいなことやね。
というところです。だからそこを目指して、
まず孤立せず、相談相手がいるという状態を作る。
そういう場を提供する。そして子どもたちが
一歩踏み出す後押しをするっていうのが、
僕たちTeacher Teacher、フリースクールコンコンが
目指している場であるというところです。
こういったことを
フリースクールコンコン内でも発信していくなかで、
たくさんの保護者とか協力してくれるかたが
出てきていて。
実は、LINEの出欠対応とかも保護者のかたが
作ってくれていて。
すごいよね、これも。
どうなってんの?っていう。
ひとし
プログラミングが必要なシステムらしいしね。
それをゼロから学んで。
はるか
DiscordとLINEを連携させて、
出欠数とか欠席数を自動で
算出するようにしてとか、
すごい、僕には理解できないようなことを
「ChatGPTと相談しながらやりました』とか言って、
やってくれたかたがいらっしゃって。
本当に、助けてもらいながら、いろんなかたに助けてもらいながらのコンコンだっていうことです。
ひとし
ありがとうございます。
はるか
そのかたが、LINEのコンコンの紹介文の最後のところに
思いを話してくれていて、
この思いにすごく僕自身も支えられているし、
皆さんにも伝わってほしいなと思うので
紹介したいんですけども。
LINEのコンコンの案内の最後に書いていることです。
少し紹介します。
「最後に。このページは
運営でなく保護者の有志によって制作しています。
少しでも運営の負担を減らしたい、
そしてなにより、同じ思いを抱える者どうしが
みんなで助かりたいという気持ちから生まれたものです。
現在コンコンにはたくさんの子どもたちが通っており、
これからも仲間が増えていくかもしれません。
その一方で、支える人手や資金は
まだまだ十分とはいえないのが現状です。
運営に全てを任せるのでは、
保護者どうしがつながることで、支え合える場を
いっしょに育てていけたらと願っています。
Discordの操作に不安があったり、人と話すことにためらいがあったり、
運営との一対一のやり取りを希望されるかたもいると思います。
そのような気持ちも、わたしたちはとてもよくわかります。
だからこそ、そんなかたにこそ、
一歩を踏み出して、この場に入ってきていただきたいのです。
子どもたちがコンコンでつながるように、
わたしたち大人もDiscordを通じてつながり、
一人じゃないと感じられる親子が
一組でも多く増えていくことを願っています。
まずは見るだけでも大丈夫です。
できるところから少しずつ。
この場所が安心と支え合いの場となって
広がっていきますように。」
ということで、文章を書いてくれています。
これまで運営の方々に、メッセージを
LINEで個別でやり取りをしていたのを、
Discordでみんなでオープンに相談し合って
お互いに助け合っていく文化を作っていきましょう
ということで、こういう熱いメッセージを書いてくれています。
ひとし
どんだけ理解してくれているのか。
はるか
いっしょに作り上げていっているようなイメージで、
俺がけっこう、頭ぐるぐるしますって言った時から
ずっと相談に乗ってくれて、いっしょに作り上げて
支えてくれているような状況があるので。
ほんと皆さんにも力を貸してほしいなと思っています。
逆にこういう助け合いじゃないと
解決に向かわん気もしています。
ひとし
なるほど。
支援する・されるを超えるというかね。
はるか
何か正解を見つけてみんなで
みんなが助かるというよりはみんなで助け合って
何が正解かわからない中でいっしょに
助け合える仲間と助け合っていくしかないよねって
思っているので。やっていきましょう。
ひとし
やっていきましょう。
輪をね、広げていくようなイメージね。
はるか
輪を広げていく。まさにそうだね。
だからもう、協力してくださいっていう話ですね。
子どもとの関わりの楽しさ
ひとし
この1ヶ月くらいで
おれも、そうとう子どもたちと関わるようになったけど、メタバースの中で。
マジで楽しい。
はるか
楽しいやろ?
これ一生していきたいもん。
子どもたちといっしょにお絵かきとかしたりさ、
工作したりとか。
ひとし、めっちゃ受験勉強、いまいっしょにやってるやん。
ひとし
数学ね。
絶対難しいからできない、みたいな感じに
最初なっとったんやけどね、
実際、例題を手順を追って解いていくと
実は簡単に解けるってことがわかって、
声色も変わるし、自信が超前向きになって
いった時間は良かった。
嬉しかったね。
はるか
たまらんよ。子どもたちが
できるようになる瞬間に立ち会えるって。
ゾクゾクするやろ。
ひとし
そうなんよね。
はるか
こないだ『COTEN RADIO』の樋口さんも言ってた。
「子どもの面倒みて偉いねって言われることあるけど、
俺が楽しくてたまらんのよ」って。
「誰かができるようになる瞬間に立ち会えるのが
楽しくてゾクゾクする」つって。
しかも自分がチャレンジするきっかけにもなるっていう。
ひとし
うんうんうん。やりたくなっとうもんね、俺も。
受験とか、もう一回。
あの頃は分からなかった
国語の問題とかも解けるようになってそうだな、とは思ったりして。
頑張りたいなって。
はるか
自己効力感、湧いてるやん。
良くいるよね。
なんか子どもたちの勉強をきっかけに
また算数やり始めました、とか。
あとはね、
今日、朝やってたのは紙飛行機作り。
びっくりするぐらい飛んだ。
紙飛行機。
工作得意な子といっしょにやったんやけど
いまどきの紙飛行機やばい。
ひとし
違うんやろね、俺らが知ってる紙飛行機とは。
はるか
紙飛行機とか作らんやん、なかなか。
夢中になって紙飛行機作れて、
飛ぶ喜びを、また味わえる。
いろんなね、
社会に揉まれて忘れていた童心みたいなのを
取り戻せる。
若々しくなると思う。
ひとし
あえて逆の話すると、若々しくもなるし、
常にやっぱ子どもと接するうえで
どうヨイ出しできるか、ずっと考える。
成長してる感じもある。
はるか
あぁ、そうなんや。そういう側面もあるんか。
ただただ楽しみに、やってほしいなとも思うし。
いろんな役割があるんよね。
例えば、ヨイ出しを一生懸命しようとする
ボランティアのかたもいらっしゃるし、
ただただ友達みたいに子どもと話しに来る人もいるし、
むしろ自分の仕事、
はかどるみたいな時もあるし。
中学生の子どもたちと雑談しながらね、
「雑談しながらしたら進むわ~」とかいう話もあるし、
いろんな大人がいろんな役割で
接していくっていうのは本当に大事だと思ってるから。
ぜんぜん、俺とマッチしない子どもとかいっぱいいるしね。
だけど、ひとしとしゃべると
めっちゃしゃべるとかも、ぜんぜんあるし。
こういう人が指導するからうまくいくっていうよりは、
マジでみんなで
自分のできることを精一杯やっていった時に、
子どもが成長できるきっかけが増えていくのかなと思ってるから、
自分なんかって思ってる人が
もしいたなら、ぜひぜひ楽しみに
参加しにきてほしいなと思います。
飛び込んでもらえるのが一番、嬉しいです。
協力とサポートの文化
はるか
どんな協力の仕方があるかっていうと、
Teacher Teacher村に入ってもらって、
コンコンのボランティアに参加してもらったら
一番嬉しいですし、
コンコンに参加…
時間上、難しいかた、たくさんいると思うんですけど、
Teacher Teacher村の中で
いっぱいコンコンについての方針を話し合ったりしているので、
それについてご意見もらったりとか。
あと『juneboku』さんたちを中心に
たくさんシステム面で助けてもらってるっていう
いろんな皆さんのポジションで
力を貸してもらってるので。
ひとし
あと普通にオンラインコミュニティの村の中で
楽しく過ごしてくれるとかだけでも、
十分ありがたいことです。
はるか
それがほんとありがたいし。
もう一個、言えるのが
お悩み相談とかヘルプを出してくれることも
貢献よね。
ひとし
その話、ちょいちょい出てくるよね、たしかに。
はるか
マジで思うよね。
「こんなふうに、いまうちの子のことで悩んでるんです」って相談したら、
それについて考えるきっかけになって、
みんながアイデアをブワーって出し合うじゃん。
それを見て学んでる人もいるし、
それを議論に参加することで考えがアップデートされるし、
それを見て同じようにこんなふうに悩んでる人いるんだって思うことも
一つ安心になるし。
だからヘルプを出すっていうだけでも
本当に一つ協力っていうふうに思えるから。
ひとし
あと、村に入る入らないじゃなくても、
このポッドキャストにお悩み送っていただけるだけでも
それでいうとめっちゃありがたいですし。
はるか
本当そうですね。
コンコンのことを応援してますっていう
メッセージもたまにくれるじゃん。
そういったことも本当にありがたいですし、
いろんな形で協力してもらっているので
ぜひぜひお願いしますということですね。
僕らが企画するというよりは
どんどん、村の皆さんが企画をしてくれています。
だからそういう村の皆さんが
例えばキャリア教育、
「職業のお話しします」って言ってくれたりとか、
『聴き合い』っていう取り組みがおきたりとか、
いろんな村の皆さんの力によって
助かっている人が増えているので、
ぜひぜひ参加してほしいなと思います。
ひとし
そんな感じですね。
はるか
はい。
まぁこれからの展開としては、
いま言った助け合いの文化をどんどん醸成していくとともに、
今度は、いまフリースクールコンコンは
オンラインとリアルの融合というものを目指しています。
実際に福岡のアイランドシティっていうところで
居場所を運営していて、
リアルな場所とコラボすることによって
これまではTeacher Teacheとか
フリースクールコンコンを知っている人しかアクセスできなかったのが、
地域の実際のコミュニティの中に入ることによって
地域のつながりであったりとか
スクールソーシャルワーカーさんと連携して
困っている家庭に届いて、
その子たちがメタバースに来たりとか、公民館に来たりとかして、
いっしょに学びを
サポートすることができているというところになります。
地域で居場所を作りましょうっていって
どういうふうに作るのかっていうフローを知ることによって
たくさんの協力者が集まってきている状態があるのと、
今後は子どもたちが
「こんなプロジェクトをしたいです」なおかつ
「こんな人に協力してほしいです」っていうものを
掲示板に貼っていくんよ、公民館の。
貼ったら、それが得意な、
ものづくりが得意な地域の方々がやってきて、
その子たちがいっしょに、地域の方々と学ぶような
姿を目指してやっています。
あと一歩です、これが実現するの。
いま子どものプロジェクトが立ち上がって、協力を仰いでいる状況です。
ひとし
それがね、教員が貼り付いて子どもになにか教える
みたいなかたちじゃなくてね、
地域の人たちといっしょにできるといいよねっていうのを
やってますね。
はるか
だからみんなで子育てっていうのを形作るために
いま一つ一つ事例を作っているところで、
それがまず、Teacher Teach村でいっしょに運営する
フリースクールコンコンであり、公民館で、
いろんな地域住民、巻き込んでサポートしていくというかたちであり、
いろいろいま、事例を作っているところです。
地域との連携の重要性
はるか
僕たちは無料であることによって
いろんな機関と連携したいと思っています。
やっぱり自分たちの活動に対して熱い思いを持てば持つほど、
やっぱり他の団体を批判したくなる気持ちも
わかるんですよね。
だけどやっぱり、なにか一つの正解を出して
解決できる問題じゃないからこそ、
本当にみんながそれぞれの役割で連携して
新しいものを作っていかなきゃいけないと思っているから、
僕たちは無料であるからこそ
学校とも連携できるし、他のフリースクールとも連携できるし、
いろんなポジションの方と新しい形を連携して
築いていきたいと思っているから、
ワンチームでやっていきましょう、というところです。
ひとし
実際ね、訪問看護のかたに繋がせてもらって
僕らのオンラインで関わってた家庭に訪問看護、行ってもらうとかもしたし。
はるか
そうなんです。
もうこれすごいのが、地域に入るっていった時に
まず公民館で居場所を運営してるんですけど、
その地域の小学校で
PTAに、僕が研修に行ったりとかできる。
保護者に対しても、僕の思いを届けていっしょにやっていきましょうって
参加者を増やすこともできるし、
あとは学校の先生に研修に入ることもできているので、
保護者にも学校の先生方にも同じような
目指す部分を提案することができて、
地域全体で子どもたちを見ていくことができるっていうようなのを
いま本当に実現できるかなと思っています。
なおかつ、
民間だからこそ民間の連携もできるから、
そこで訪問看護のかたとか、必要な方々と連携して
やっていきたいなというふうに思っているところです。
ちょっと
伝えたいこと伝えまくったけど、
すみません。ここまで聞いてもらったかた、ありがとうございます。
ひとし
ありがとうございます。
1時間になろうとしている。
はるか
楽しく活動していますので、
皆さんお祭りに参加するつもりで
どんどんどんどん
Teacher Teacheの輪に入ってもらえたらと思っています。
保護者からメッセージもらったので。
昨日ちょうど、
新しくコンコンに入った保護者からメッセージもらって、紹介していいってことなので
紹介させてください。
「本日もありがとうございました。
こんなことが無料で叶うなんていうことが
未だに信じられず、
本日参加させていただき
改めて思ったのは、これは大げさではなく
人の命を救う活動だと思いました。
親の心と体が疲れ切ってしまっており
子どもがSOSを出せないまま
苦しみの奥底に沈んでしまったり、
そういったご家庭が目に見えないところでたくさんあると思います。
フリースクールという言葉は
子どもが学校に行けなくなってから何度か耳にすることがありました。
ですが、毎回その度に聞かれるのは、
お金がかかる。
高い。
そもそもこの辺にそういったものがない。
学校に連れて行っても何もつかめる感覚がなく、
こうやって大切な時間をやり過ごすのはわたしには無理だと。
でもどうしたらいいのかと本当に葛藤で、
とにかく手探りで、様々なものを探し求めていました。
フリースクールコンコンに出会って
こんなに素晴らしい環境がある、
提供してくださる方々がいる、
同じような悩みや苦しみを持っても
頑張ろうと前を向く同志がいる。
自分の生活圏では出会いも発見も学びも限界もあるけれど、
少し視点を変えて踏み出してみるだけで
こんなに世界って広がるんだなってことが
改めて強烈に感じられたところです。
あんなに「あいさつが苦手」「返事が苦手」な娘が、喉をつかえそうになりながらも
声を出している姿を見て、
何年も何年も課題としていることが
少しずつ克服できるようになってきている姿を見て
感動に近いものを覚えました。
普通にしゃべったり笑ったりお返事をしたり
ご挨拶したりしているように見えても、
親子の葛藤は凄まじいものでした。
他のことも含めるともう何とも言葉にできない、
走馬灯のような記憶がよみがえり、
すべての感情が沸き立つ感覚となります。
本当にありがとうございます。」ということで。
ひとし
ありがとうございます。
はるか
メッセージをいただきました。
ひとし
すごい。
これはもう2年間、試行錯誤してよかったなってなるよね。
はるか
やってきてよかったし、
やってきてよかったの一言に尽きるね。
なんか一人でもこう思える人がいるなら、やる価値あるなって本当に心から思えるっていう。
ひとし
そう、なんとか死なないようにさえすればね、自分たちが。やっぱ1,2年は全然、頑張れるよな。
はるか
自己犠牲ダメですよ、でも。自己犠牲しませんが、みんなが助かる場ですから。
ひとし
いちおう俺がね、頑張っていることは、この仕組みによってどのぐらいの人がどんな感じの変化が
あったかとかをちゃんと説明をね、作ることによって、この支援する側も、
なんですか、本当に意味のあるものをできてるんだって実感を、どんどん作っていきたいとかあるし。
なんかやっぱこういうの、自己犠牲みたいな話だったけど、
やっぱ支援をいただきながらやってる活動の人たちで、あんまり生活を豊かにしていけないんじゃないかみたいな
あったりするけど。
なんかそういうのを、費用対効果とかがわかると、じゃあ自治体が
年間1000万円かけて地域に支援しますって時に、30人の子どもに支援が届けられるってなった時に、実はTeacher Teacherがその1000万円
財政的な安定の探求
ひとし
使うと、この400人のセーフティネットできますとかっていう、このちゃんとした数字を作れると、
運営する側も疲弊せずね、ちゃんとお金もいただいていいんだなとも思える環境になるなと思ったり。そのへんは頑張りたいという 。
はるか
マジでありがとうございます、本当。
ひとし
やりたいところね 。
はるか
マジでありがと。本当にありがとうしかないよ。全力でね、子どもとか親御さんに向き合えるのが、マジで幸せやからね。
これを継続できたら嬉しいなと思いつつ、マジで来月どうしよう、
再来月どうしようっていう時期があるから。
ひとし
時期がある。そんな時期あるからね。
はるか
すいません。あの、ここまで言ってなかった。お金もけっこうやばいんで。
けっこうやばいんですけど、パッてひとしが 「ここの助成金応募しといた」とか、
なんかそんな形でやってくれたりとか、
「ここの企業と、いま連携することになった」とかっていうふうに
連携先見つけてくれたりとかしているおかげで、本当に継続できているのがあるので。
それがひとしの探求テーマでもあるんよね。社会課題を一生懸命、解決することが。
ひとし
ちゃんと金銭的な価値にも繋がるっていうのをね、やってみたいなっていうのが、俺らあるけ。
はるか
あと一歩だね。
ひとし
あと一歩って、たぶんずっと思ってそうやけど、でもマジであと二、三歩ぐらいな気はする。
はるか
あと一歩。
あと一歩で、本当に形になりそうな気はしています。
具体的に、こういう資金面どうしたの?みたいな話も、成功した時にお話ししたいなとは思っているので、
今日はここまでで、あと一歩でどうにかなりそうな気がしていますということです。
今後の活動と報告
ひとし
はい、ということでやっていきますので。まだまだ楽しくやっていきますので。
はるか
楽しくやっていきますので。今日は主に葛藤を話したけど、葛藤を語りつつ、今度はなんかこういうことでうまくいきましたって話ももっとしたいと思ってますので。
ひとし
9月ぐらいにやりましょう。
はるか
はい。ぜひぜひ。9月早いな。
はいやります。そうね、9月ぐらいにやりたいね。
ひとし
あとInstagramではもうちょっとライトにね、出来事とか報告しているので。地域の居場所、こういう感じで運営してますとか。
はるか
確かに。Instagram、ぜひぜひ。
ひとし
情報としては、いろいろ更新頻度早く伝えられると思うので、そちらフォローしていただけたら嬉しいです。
はるか
はい。よろしくお願いします。
ひとし
はい。ですね。
はるか
ほんと最後までお聞きくださり、ありがとうございましたやね。
ひとし
本当やね。本当やね。
大丈夫かな。2話に分けるか迷ってるけど、まあいいですね。
はるか
はい。
ひとし
いいでしょう。
はい。じゃあそんなところで。
ありがとうございました。
はるか
ありがとうございました。
59:49

コメント

スクロール