はるか
Teacher Teacher
ひとし
はい、特別編の第4回。
はるか
さてさてさて、始まりましたね。
ひとし
前回は何話したっけ?
はるか
前回は、クラウドファンディングを始めましたという話をしまして。
ひとし
そっか。
はるか
で、実際に開校しますという話をさせていただきました。
ひとし
そうだ、開校しまして。
はるか
なので、開校してから初めてのお話になりますね、今日は。
ひとし
そうですね、今日はどんな話をしましょうね。
はるか
はい、実際にありがたいことに、クラウドファンディングで支援をいただいたおかげで、
走り始めることができていて。
ひとし
ありがとうございます。
はるか
ありがとうございます。
実際に、コンコンで子どもたちを支援したりとか、親御さんを支援したりしていく中で、かなり意義を感じている。
で、これを1年、2年続けたときに、本当に救われる親御さんとかたくさんいるだろうし、
これを取り上げてくれる行政とかメディアはたくさんいるだろうなと、本当に思えるぐらい意義を感じている状態がある。
で、そんな中で、今無料でやっていて、短期卒業っていう、継続していくことが本当に難しいモデルだから、
このコンコンってものを持続可能にするために、どうしていくかっていう話を皆さんに相談させていただきたいということでございまして。
ひとし
そうなんですよね。
実際、コンコンの具体的な話は、今通っている子どもたちが卒業したら、詳しく話していければいいかな。
はるか
はい、そうですね。実際に事例をピックアップして、お話できる限りでしようかなというふうに思っておりますので、そのときに詳しくお話をさせていただければと思っております。
ひとし
で、今日は、この後ゲストにご登場いただくんですよ。
はるか
はい、そうなんです。
ひとし
で、収録はもう終わってまして、僕とはるかは話した後という状態でございますが、
法人スポンサーとなって僕らを応援してくれている方がおりまして、
はるか
はい、ありがたいことに。
ひとし
Co-Liftという会社のカンタさんをお呼びしてお話を聞いております。
はるか
で、結構難しい用語とかワードとかは出てきていて、
なので、先に何の話をしているのかというのを聞いていただければと思うんですけども、
何の話をしたかというと、僕たちティーチャーティーチャーとティーチャーティーチャーが運営しているコンコンは、
これから株式会社と連携して力を合わせて運営していきたいというふうに思っていて、
その理由となぜ株式会社がティーチャーティーチャーに連携できるのかということについて、
カンタさんがいろいろと論理を考えてくださって、それを僕たちが学んでいくという会になっておりますよね。
ひとし
そうなんですよね。
カンタさんが法人スポンサーになってくださったんですが、一緒に他の法人スポンサーを探してくれているという状態になっていて、
はるか
つまりどういうことかっていうとコンコンを1校成立させるということは、ただその人数そこに入ってくる数人の子供たちが助かるっていうよりはこのモデルを発信することによって
提案することによって不登校支援の構造自体にインパクトが与えられるんだ。だから投資対効果はかなり大きいんだっていう話もあったからこの話もしようと思っていたんだよね。
ひとし
その山口に旅行行って何の話をしてる。
はるか
松下村塾の前でそんな話をしたりもして。
で、不登校の問題を解決するっていうのがどういうことかっていうと困っている人、例えば選択肢を選びたいのに選べないとか、
学校に戻りたいのに戻れないって困っている状態の人がいかに少なくなっていくのかっていうところに焦点を当てて活動をしているんですけども、
そのためには今の不登校支援の構造的なところに目を向ける必要があると思っていて。
どんなふうな構造かというと、今まで不登校の親御さんからお金をいただいて支援をするっていうモデルだと、
子どもたちを長く留めようとした方がビジネスモデルとしては成り立つっていうことがあるんですけども、
一方でそこの中継地点として無料であって短期卒業であって、
どんどん他のフリースクールとか学校と連携していくポジションが必要なんじゃないかっていうふうに考えているんですよね。
そのポジションっていうのは一見ビジネスモデルからするとすごく難しい。
ひとし
誰からお金をいただくんだってなるよね。
はるか
本当に困ってる人を助けようとしたら無料であって短期卒業であるポジションが必要であると思ってるものの、
それをビジネスとして成り立たせるのはすごく難しい。
そんなの行政がしたらいいじゃんっていうふうに思う方もいると思うんですけど、
行政っていうのはなかなか先行事例がないと予算を出しにくいっていうところがあるので、
だったら僕たちが先行事例を作っていこうというところでやっているということなんですよね。
その時に自分たちだけでこれを成り立たせるっていうのはかなり難しいことなんですけども、
この社会課題解決に共感してくださった株式会社とか個人の方々が応援してくださって、
力を貸してくださって一緒に連携していくことでそれが可能になるんじゃないかっていうふうに考えているので、
連携していきたいなっていうふうに思っているというのが思いの部分。
ひとし
実際そこに価値を感じてくださった法人の方が2社おりまして。
はるか
いらっしゃいまして。
ひとし
そのうちの1人がこの後ご登場いただくカンタさんでございます。
はるか
カンタさんでございまして、そうなんですよ。
連携したいという思いがあっても、前の信頼と信用の話みたいに思いがあったとしてもそれはできなくて、
はるか
僕も結構、最近経営者の方々とお話しする機会が多いんですよね。
僕たちこんなことしてますってプレゼンさせてもらう機会も多くて、いろんな方とお話しするんですけど、よく言われるのが、いい活動してるよねって言われて、そこからなかなか連携みたいなのができないんですよね。
応援したいんだけどどうしてもできないんだよっていう、なぜならそういうロジックが社員に説明できないからとかっていうのがあって。
だけどかんたさんは僕たちに純粋な応援としてしてくださったので、それについてどうしてできたのかってことについてまだ僕実はあまり理解できてないんですよね。
ぜひ教えていただければと思います。
Kanta
ありがとうございます。
はるか
お願いします。
Kanta
今日はティーチャーティーチャーコンコンの法人営業のつもりで来てますので。
ひとし
一緒に法人スポンサーさんを増やしていただけるということですね。
Kanta
そうですね。なぜお金を渡せるのかを一緒に営業していきたいなと思っております。
ひとし
ありがとうございます。
はるか
ありがたい存在ですね。
ひとし
まず、その個人スポンサーにも最初になっていただいたじゃないですか。
Kanta
そうですね。
ひとし
そこの経緯とかからお伺いしてもいいですか。
Kanta
そうですね。ティーチャーティーチャーを知った経緯は多分ツイッター、今Xですかね。
タイムラインに多分アワードにノミネートされた時に誰かのリツイートとかで流れてきてたまたま知ったみたいな形で。
この時こういう感じで知りましたっていうのはあまりよく覚えてないんですけども。
もともと子育てとか教育の分野でメタ認知みたいなキーワードで何かこう自分の知識だったりとか子供との関わり方に役立つコンテンツがないかなということは思っていて。
で、一話二話聞いてみるとすごくぴったりだなというところで全部聞きましたという流れでした。
ひとし
ありがとうございます。
Kanta
純粋に続いて欲しいなと思ったっていうのが個人スポンサーにはなった理由で。
僕は子育てしていてすごく子育てって楽しいし面白いなって思っているんですけど、
その子育てを面白がろうとした時に単純に子供が可愛いなとか成長が嬉しいなっていう話は当然それはそれであるんですけど、
それだけじゃなくて、例えば子供と関わる上で自分が困った時にいろんな視点があるともっと子育てを楽しくというか面白く取り組める、取り組めるという変ですけど関われるなというふうに思っていて、
それがティーチャーティーチャーを聞いているとすごく感じているので、ぜひ続いて欲しいなという気持ちで個人スポンサーの方にはならせていただきました。
ひとし
ありがとうございます。
はるか
ありがたいです。続いて欲しいという感覚で支援してくださるの、ちゃんと聞いたのは初めてだね。
Kanta
そうなんですか。
ひとし
そうなんですよね。
はるか
僕たち一応フリースクールしたいんでっていうことで、無料のフリースクール実現するためにっていうふうに掲げてきたんですけど、
Kanta
セーフティーネットが張り巡らされている状態になるっていうことは
結局この自分の子だったりとか従業員のお子さんとかが不登校になることが起きた時に貢献するっていうことですよねって考えると
ビジネスっていう観点でも合理性あるよなっていうふうに思ってるんですね
ひとし
なるほど確かに
ティーチャーティーチャーはコンコンっていうところのスポンサーになってるんだよねって言ってくださってるだけで
確かに社員さんは発見できるなって思うので
Kanta
そうですね、たしかに
ひとし
ティーチャーティーチャーが届いてない社員さんにも個人スポンサーになっていただけることで
セーフティーネットになるんだなと思ったらすごい意味があるなって
Kanta
実際コンコンでお世話になるっていうだけでなくてもティーチャーティーチャーで発信されている内容ですとか
あとあれですよねコンコンに申し込んだらすぐに入る入らないという話じゃなくて
いろいろ情報提供とかされているんですよね
はるか
はいまず説明会があってその説明の中で大きな概要を説明して
それで実践した上でも困ったら相談会があって
相談会でも難しい部分をコンコンが担うみたいなことをやっていて
本当に必要な方に必要な支援を届けられるように
その数を最大化させられる仕組みをこれからも作っていこうとしているところですね
Kanta
そうすると親の観点から見た時にはコンコンに子どもを預ける預けないだけじゃなくて
それが存在してくれることで子どもが不登校になった時に
自分が仕事をセーブせざるを得ないとかやめざるを得ないことになるっていう
リスクを軽減するっていうことにダイレクトにつながっているなというふうに思っているんです
はるか
確かに
Kanta
というところで不登校の支援に対してある程度この企業がお金を出すっていうことが
別にそんな突貧な話ではなくて割と合理性の中でも説明し得るなというふうに思ってはいて
はるか
思ったのが僕たちに確かに株式会社さんが支援してくださらないと
僕たちで継続できない状況なんですよね
だからカンタさんが支援してくださることによって
僕たちの寿命が長くなっている継続されている状態があって
それが実際にもしカンタさんの従業員の方のお子さんが不登校になった時に
セーフティネットとなれば直接的なリターンを感じるっていうのはすごく理解できたんですよね
ただそれカンタさんの会社がやったとしても
おそらく他の会社の従業員さんも受けられるし
それってかなり直接投資したからカンタさんのとこだけにサービス届けますみたいな話じゃないから
相当懐の深い話だと思ってて
だから僕からしたらカンタさんもかなりパッションを持った
爆発的にパッションを持った方なんだなと思って
Kanta
っていうのもやっぱり一つ大きいなと思っていて
コンコンが継続して拡大していくということは
ティーチャーティーチャーのコンテンツとしての質も上がるっていうことですよね
ひとし
まさにそうしていきたいというところなんですよね
Kanta
そういう意味でさっき1個成功事例ができると
どんどんよく展開していくみたいな意味での
ティーチャーティーチャーコンコンのファーストペンギンみたいなところもありつつも
それの発動自体がスケーラブルだなというところは
ビジネスという観点でも
効率の良いコスパの良い投資先なんじゃないかなというふうに感じています
はるか
僕たちはフリースクールを作るっていうと
「居場所を作るんだね」とか「困ってる子どもたち救うんだね」
「慈善活動なんだね」とかっていうふうに捉えられがちなんですけど
けっこう、僕たちは不登校の問題を解決したいっていうふうに思っていて
困ってる子どもたちが増え続けている状況を何とかしたい
社会的にインパクトを出したいっていうふうなのを本気で考えている結果
今短期卒業で無料でオンラインというふうになっているので
そういうふうに社会的なインパクトっていう意味では
そうですね
ひとし
頑張りたいと思っている
はるか
頑張りたいところで
Kanta
期待をしています
はるか
投資先と思っていただければありがたいですねそれは本当に
Kanta
同じように考えている人は経営者でも多いんじゃないかなと思うんですけど
会社で稼いだお金って社会から預かっているっていう感覚がすごくあって
はるか
どういう感覚だろうそれ
Kanta
自分たちは自分たちが得意なことに労働力を投下して価値を生み出して
その価値の対価としてクライアントさんお客様からお金をもらってますよねと
ということは逆に言うとクライアントさんがお金を出してくれるということは
自分たちがお金に対する見出せる価値の効率が高いと評価してくれているから
それが起きるわけですよね
ということは自分たちがお金を使う時っていうのも
誰かの別の人たちの得意なことに投下して
社会の価値の相和が増えていくよねみたいな感覚
そうするとお金を稼ぐ時だけじゃなくて
使う時も結局社会に対して価値を作っていくっていう感覚は
多分結構な経営者の方が持っているんじゃないかなというふうに思っていて
はるか
なるほど
すごいなその話
Kanta
この感覚っていわゆる西洋のノブレス・オブリージュとか
ギブアンドテイクみたいな考え方ともちょっと違ってるんじゃないかなと思っていて
これ良くも悪くも村社会の延長線上なんだろうなっていうふうに感じているんですね
どういうことかっていうと
自分っていうものの一部に社会が組み込まれている感覚っていうのは