1. 子育てのラジオ「Teacher Teacher」
  2. 子どもの口癖が「めんどくさい..

「めんどくさい」が起きるメカニズムをドーパミンの視点から分析しました。

【今回の内容】

優しい嘘はオナラの嘘 / 夢中教室さんの番組はこちら(Spotify , Apple) / 「めんどくさい」の正体は、ドーパミンの出し過ぎ / ドーパミンは足りてなくて良い / エクササイズ・コールドシャワー・ファスティングによって間接的にドーパミンを出す / 「ゲーム依存」の回(⁠⁠⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠⁠⁠ , ⁠⁠⁠⁠⁠Apple⁠⁠⁠⁠⁠) / 「子どものやる気スイッチ」の回(⁠⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠⁠ , ⁠⁠⁠⁠Apple⁠⁠⁠⁠) / 「論理的結末」の回(⁠⁠⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠⁠⁠ , ⁠⁠⁠⁠⁠Apple⁠⁠⁠⁠⁠) /


【法人スポンサー様】

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【お悩み】

夢中教室の講座の後半で「不登校の子にできることとして、新しいことを小さなことからやってみる」とお話されていたかと思いますが、面倒くさいが口癖の息子…が新しいことを始めるための何かアドバイスがあればお願いします。


Teacher Teacherの⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠webサイトはこちら⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

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【参考文献】

⁠⁠⁠【ドーパミン中毒】スタンフォード大学医学部「冷たいシャワーの効果とは」/朝一番のエクササイズが効果的な理由/苦痛と快楽の感情はシーソーのように行き来する【PIVOT GLOBAL】


【お便りはこちらから】

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【番組概要】

世界を回る先生はるかと、ラジオ番組プロデューサーひとしが子育てについて納得するまで考える番組「Teacher Teacher」


はるかの⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠Instagram⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠に届いたお悩みをテーマに語り尽くします。


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💡毎週火曜日、朝6:00に配信!

00:01
ひとし
はいはいはい、今収録しているのが3月30日。
はるか
あーもう今年度も最後やね。
ひとし
4月1日はどんな嘘をつきますか?
はるか
あー、エイプリルフールか。
いかに優しい嘘をつけるかやね、やっぱここは。
ひとし
そうやね、そこがもう問われているよね、今、この世の中。
はるか
そうね、いかに優しくて、人のためになる嘘をつけるかという、本当に優しい嘘。
ひとし
まあでも一番わかりやすいのは、あれかな。
なんか、ぶって誰かがおならしたときに、あ、今のおなら俺がしたっていう。
はるか
ちょっと待って、それは優しいね。
ひとし
これ優しいね。あ、これじゃない?
はるか
絶対それやね。
ひとし
ぜひみなさん、もうエイプリルフール終わっているかもしれないですけど、これを聞いているときは、
ぜひ誰かのおならを自分がしたということを言ってあげる嘘を。
はるか
いいね、誰かが鼻毛でてたら、あ、僕のです。
ひとし
始まりました。
ティーチャーティーチャー。
ひとしです。
はるか
はるかです。
ひとし
この番組は、世界中を回る先生のはるかと、ポッドキャストプロデューサーのひとしの二人で、子育ての悩みを納得するまで考えていくポッドキャスト番組です。
はるか
あ、今世界中って言った?
ひとし
世界中って言ったね。
はるか
あ、それでいいんやったっけ、結局。
ひとし
いいんやったよね。
はるか
世界中を回ったはるかにすればいいのか。
ひとし
そう、ていうか俺がラジオ番組プロデューサーじゃなくて、ポッドキャストプロデューサーって言ったことを突っ込んでくれるかと思ったんやけど。
ぜんぜん無視された。
はるか
ごめんごめん。全然わからんやった。
ひとし
ぜひここの、はるかと僕の名前の前につける言葉、今募集しておりますので。
はるか
はい。
ひとし
悩んでおりますので、ぜひオススメがあれば教えてください。
はるか
はい。なんかいろいろ変わっても面白いね。
ひとし
そこにスポンサーさんを募集するっていうのもあるかもね。
はるか
あ、なるほどね。何々会社さんの。
ひとし
はるかです。
はるか
嘘やん。
あ、優しい嘘かもしれんね、それは。
ひとし
優しい嘘かもね、これがね。
はるか
優しいのかな。
ひとし
はい、ということで。
はるか
ということでですね。
ひとし
今日も行きましょう。
はるか
はい、今日重要ですね。
ひとし
重要ですか。
はるか
はい。
ひとし
どんな。
はるか
経緯としては、夢中教室WOW!っていうオンラインフリースクールがあるんだけど。
ひとし
はいはい、僕ら代表の辻田さんとインスタライブをコラボさせていただきましたね。
はるか
そうそう、行いまして。で、どちらも福岡のオフィスでお話してる。
ひとし
そっかそっか、お会いしてたのか。
はるか
そうそう、福岡のオフィスでお会いしたりとかもして、結構ご縁があるんだけど。
そこで講演をさせてもらう機会をいただいて。
ひとし
そうだ、やってましたね。
はるか
不登校の子たちに必要なことということで。
で、その後に事後アンケートみたいな形で質問をいただいたんだよね。
03:03
ひとし
へー、あ、そうなんだ。
はるか
そうそう、で、その時にはるか先生がこんなこと大事って言ってたけど、
もう何やっても面倒くさいって言うんですよって言っていただいた相談内容ということで。
結構重要な相談が来たので、ラジオでお話ししようと思ってお話をしております。
ひとし
はい。
はるか
はい。
ひとし
ちなみに夢中教室さんもポッドキャスト番組をやってまして、
100人100通りの子育てを応援する夢中教室ラジオというものをやられているので、
概要欄に貼っておくので、興味ある方は飛んでみてください。
はるか
お願いします。
ひとし
いきましょう。
はるか
はい。
ひとし
今回のお悩みです。
はるか
はい。
ひとし
夢中教室の講座の後半で不登校の子にできることとして、
はるか
新しいことを小さなことからやってみるとお話しされていたかと思いますが、
ひとし
面倒くさいが口癖の息子が新しいことを始めるためのアドバイスがあればお願いいたします。
はるか
大事。
ひとし
ということで。
はるか
なんかしようって言ったら面倒くさいって言われる時が一番出鼻をくじかれるというか。
ひとし
おー。
はるか
そうそうそう。
ひとし
でもそういう時に実践していることか、はるかが。
はるか
まあそういう時に実践することとかマインドセットはいろいろあるんだけど、
ここでは背景となる状況があったので、
この状況を踏まえてお悩みにお答えしようと思っていて。
ひとし
はいはい。状況を聞きましょうか。
はるか
その状況っていうのが相談してくださった方がお子様が不登校の子であって、
その時にいろいろSNS上で不登校の支援方法ってたくさんある中で、
一つ大きなこととしてゲームは制限してはいけないとか好きなだけやらせるっていうような主張もあったりするわけなんよね。
ひとし
そうなんだ。
はるか
そうそう。そのお話を守るというか聞いて、
お子様に対していくらでもやっていいんだよっていう風な指導方針でしてきていたみたいなんだよね。
その背景を受けた時にこの状況っていうのがかなりこの子どものめんどくさいっていう言葉の大きな要因になってるなと思ったから、
それについてお話をしようと思っていて。
ひとし
ゲームを好きなだけやると子どもがめんどくさいっていう可能性が高くなる。
はるか
と思っていて、もう一回それについて学んだところ、やっぱりかなり強い関係がありそうだったから、
その話をしたいと思っていて、ちょっと今日の内容はかなり重要だと思います。
ひとし
本当ですか。
はるか
お子様に対してもそうだけど、自分にすごく良かった。
今日の話を自分の生活に取り入れてみたことによって、精神状態がかなり良い。
06:06
ひとし
それはゲーム、でも俺らで言うとスマホの見すぎとかそういうことか。
はるか
そうそうそうそう。
よくお話をするのが、ドーパミンが出ますよっていう話をしていて、
前、前回ゲーム依存の話の時には、ドーパミンがすごく大量に出るから、
これはもう子どもの発達段階上、自分でコントロールすることができないんだって話をしていて。
ひとし
そうだったね。前回お話したのは何の回だったっけ。一応概要欄に貼っておきますね。
はるか
ありがとう。ゲーム依存の話で、スマホ脳っていう本から、
いかに子どもが自分でこのゲームを自律的にコントロールするのが難しいのかっていう話をしたんだよね。
一方ね、最初の2回目ぐらいの回で、3回目かな、子どものやる気を出すためにはっていう話をしていて、
そこでもやる気スイッチの一つとしてドーパミンがありますよっていう話もしたんだよね。
だから俺がドーパミンに対して肯定的な話をしたり否定的な話をしたりとかして、
ちょっと混乱させてしまってるんじゃないかなっていうのも背景としてあって。
そこでちょっともう一深掘りしてみたら、かなりこのドーパミンとの適切な付き合い方みたいなものが見えてきたから、
これはすごく重要な回になるんじゃないかなと思っています。
ひとし
全然普通に俺が適応させていただきたいっていう感じ。
はるか
そうそう、ひとしに伝えるつもりでも原稿を作ってきました。
ひとし
よかったよかった。
はるか
ということで、提案というか結論に入るんだけど、子どものめんどくさいとかっていう言葉を減らしたかったり、
あるいは何か新しいことにチャレンジしたいって思うためにどうしたらいいのかっていうと、
やっぱり正しいドーパミンの出し方っていうのを知って、
スマホとゲームを適切に制限していきましょうっていうのが今回の提案でございます。
ひとし
適切に制限よね。
はるか
適切に制限をしていきましょう。
スマホゲームが悪いっていうことは全く思ってなくて、むしろそれによっていろんな脳の認知機能が向上したりとか、
子どもの楽しい時間を作ったり夢中な時間を作ったりしてるのはあるから、
これは全部制限しようっていうわけじゃなくて、適切に制限していきましょうって話を今日はしていきたいということなんだけど、
スマホゲームの適切な制限っていうよりは、今回このドーパミンの考え方を知ってこのメガネかけるだけで全然世界変わると思った。
ひとし
早く話してくれ。
はるか
前置き長すぎか。
ひとし
話してもらって。
はるか
まずドーパミンの性質として新しい発見がいっぱいあったのよ。今回。
スタンフォード大学医学部教授のアンナ・レンブケさんっていう方が、ピボットっていうYouTubeチャンネルでお話をしていた映像があって、これが超おすすめ。
09:07
はるか
そこでドーパミンの性質の話をしていて、まずドーパミンってのは何なのかっていうのを簡単に説明すると、快楽とか報酬、動機をもたらすために行動を強化する神経伝達物質なんだよね。
ひとし
そうだよね。このゲームがしたいとかっていう動機がすごい強いもんね。
はるか
そうそうそう。気持ちが良くなったりとか、これをしたいとか、これを頑張れば報酬が得られるとかっていうことで行動を強化する。その行動をしちゃうっていうような物質なんだけど、つまりドーパミンが出ると動きたくなる。行動したくなっちゃうってことなんだよね。
で、新しい発見がこれが知らなかったんだけど、ドーパミンっていうのはベースラインっていうのがあるんだって。
ひとし
ベースライン。
はるか
基準となる量があって、普段からちょくちょくドーパミンは出てるんだって。定期的に出ていて、それを上回る量が出たら良い気持ちになる。次が大事で、下を回ると落ち込んだり不快な気持ちになったりすると。
ひとし
はあ。
はるか
今回一番伝えたかったのは、これは徐々に増えたりとかしていくと増えた分ベースラインに戻るっていうだけの話なんだよ。
ひとし
そっかそっか。俺の中ではまだベースラインが何で上がるのかがまだ理解できてないわ。
はるか
そうそうそう。ツイッターでいいねをもらったりとか、知りたいっていう欲求がずっと報酬を満たされたりとかすると、情報量が一気に増えて、このドーパミンの量が急激に増えるんよ。
スマホゲームそうよね。TikTokとかずっとドーパミンが出た状態。ゲームもドーパミンが出るように作られてるから。で、一気に増えるとどうなるかっていうと、これ一気に減るんよ。
ひとし
あ、そうなんだ。
はるか
っていうのが新しい発見あって、上がった分下がってベースラインに戻るっていうのが通常なんだけど、これが増えすぎると、その分ガクーンと落ちると。
で、このドーパミン不足の状態にガーって落ち込むことによって、すごい気分が落ち込んだり、憂鬱な気分になったりとかするんだって。
ひとし
まあでも、皆さん経験あるんじゃないですかね。おそらくSNS社会の今は。
ドーパミンをいっぱい得ることでベースラインが上がっちゃうって思ってたけど、そうじゃなくて、一気に上げすぎた時に、その後一気に落ちちゃうっていうことなのか。
はるか
そうそうそう。で、一気に落ち込んだ後に、まあちょっと気分落ち込みましたと。で、これ本来は時間が経ったら、ベースラインに戻って通常の状態に戻るんだけど、これがね、ゲームとかスマホに制限がなかった場合、またその落ち込みをゲームとかスマホで回復しようとするわけよ。
ひとし
はいはいはい。
はるか
で、またぐわーって気分が上がる。で、ドーパミンの性質上もっともっと欲しくなるから、もっと刺激的なもの、もっと面白いものっていう風に上がっていくわけや。で、もっと上がったらもっと下がるわけよ。で、また下がった分上げようと思って、もっとゲームしてっていう風にこの依存のサイクルができちゃうっていうのが、これをなるほどなと思って。
12:20
はるか
だから何に対してもやる気が起きないとかめんどくさいって思うのは、ゲームによって簡単にドーパミンの量を上げちゃって下がった状態で、この枯渇した状態で新しいことをチャレンジしようとかっていうモチベーションが起きない状態っていうのが生まれちゃうっていうことなんだよね。
ひとし
なるほどね。
はるか
だから本当にめんどくさいっていう状態を改善したかったりとか、何か落ち込んでる状態になってるんだったら、やっぱりそれはゲームとかスマホっていうのが一つの大きな要因になってる可能性があるから、時間とか使い方を見直したほうがいいんじゃないかなっていう風なのはやっぱりここで思ったね。
ひとし
なるほどね。はるかは結構意図的にドーパミン摂取は制限してるの。
はるか
そうそうそう。この話を見たときにさ、自分もやっぱりこのSNS発信とかポッドキャストでいっぱい発信した分、フィードバックがくるじゃん。
ひとし
そうね。
はるか
だからスマホの見てる量って俺めっちゃ前少なかったんやけど、このSNS始めてから格段に増えたわけないよね。
ひとし
まあそうよね。
はるか
そうそうそう。そしたらやっぱりね、今まで自覚したことなかったような気分の落ち込みとかがなんかすごい激しくなった気がしてたんよ。
そうそう。で、この情報を見たときに思い切って断ち切ってみようと思ってさ、朝起きたらアラームとかには使うんだけど、もう電源切ってパソコンでしかもう仕事の時しかこのSNSとか対応しないようにしたら、もうめちゃくちゃモチベーション高い状態で気分もかなりいい状態が生まれてるんよね。
ひとし
へえ。
はるか
なんかひとしとかもある?これの自覚とかは。
ひとし
いや正直まだね、あんまりないんだけど、3月後半の最近はXのアプリは消してみたのよ。そうしたらまあ今はだいぶ穏やかになった気がする。
はるか
これでまたもう一個さらに新しいドーパミンに対する理解の深まりがあって。
ひとし
じゃあ一つ目は?
はるか
急激に上がった分下がっちゃうと。
ひとし
そうかそうか。
はるか
でゲームとかスマホみたいな依存性のあるものだったらそれをどんどん求めてどんどんアップダウンが激しくなっちゃう状態が生まれて、モチベーションが全然保たれなかったりとか気分が落ち込んだりしちゃう状態が生まれるってことが一つ新しい知識としてあって。
もう一個がねこれすごく面白かったんやけど、苦痛と快楽。苦しいと思うものと気持ちがいいと思うものの脳の場所が同じなんだって。
15:07
ひとし
へえ。
はるか
そうそうそう。で、この苦痛と快楽ってシーソーのようにバランスを取り合うみたいなよね。
だからつまり急激に快楽を出すとその苦痛がまた大きくやってくるよね。
ひとし
ああそうなんだ。
はるか
でも逆にちょっとした簡単な苦痛、例えばエクササイズとかコールドシャワーとかファスティングとか若干最初にメンタルとか身体に苦痛があるじゃん。
これっていうのは苦痛を感じたことによって今度は快楽が生まれるようになるんだってね。
この状態っていうのは間接的にドーパミンを出している状態で徐々にドーパミンが出るから長い時間ドーパミンの量が高い状態が維持されてその後緩やかにベースラインに戻るみたいなんよね。
ひとし
ドーパミンの出方として苦痛っていうものが良質であるってことで。
はるか
適切な量の苦痛。
ひとし
でその苦痛っていうのは、でもだから瞑想、エクササイズ。
はるか
早起きもそうって言ってたけど、身体に若干の苦痛を与えることによってその後にその苦痛を感じた分徐々にドーパミンが間接的に出て高い状態を維持するんだって。
その後ベースラインに戻るから苦痛を味わわずに高いモチベーションをキープして緩やかに戻るっていう状態ができるんだって。
ひとし
そっちの方が幸せそうだね。
はるか
幸せそうよね。朝早起きしたらなんとなく1日モチベーション高い状態で幸福感を感じてゆっくり眠れるみたいなのってさ、こういうことかと思って。新しい発見だったね。
ひとし
なるほどね。じゃあこれはお子さんでいうとどうしたらいいんだ?
はるか
そうだね、早起きとかもそうなんだけど、これそもそもね、人間ってずっと狩猟採集時代が長かったわけやん。
狩猟採集時代は獲物を探してとか枯渇した状態が長くて、やっと食べ物にありつけて報酬ドーパミンが出るっていうような基本不足の状態が長かった。
で、たまにドーパミンが出るっていうのが人間のバランス的に取れてたんだけど、簡単にソファーで寝ながらスマホ見てたらドーパミンが出るようになっちゃって、これに処理してきてない状態があるみたいな。
ひとし
なるほどね。
はるか
そうそう。つまり何が言いたいかっていうと、頑張って報酬を得るっていうのが健全なサイクルなんだっていうのがここから言えるっていう。
ひとし
なるほど。
はるか
だからね、順番だけでいいなと思ったんよ。
ひとし
順番か。
はるか
順番が大事だなってことがすごくここでわかったんよね。
18:01
ひとし
ゲームは、やるタイミングはここにしましょうみたいなのがある。
はるか
そうそう。だからさ、ゲームした後勉強するとかって言ってもせん場合って本当に多いんだよね。
ひとし
うん。
はるか
だけど、したいことが後にあって、しなきゃならないことを先にすることによって、頑張って頑張って報酬が得られるっていうこの順番ができるから、すごく健全じゃないかなっていう風に。
ひとし
なるほど。
はるか
ここで感じたんだよね。
ひとし
なるほどね。めちゃくちゃ応用したいしわかる。
はるか
うんうんうん。
ひとし
けど、やっぱ、やりたいことにどうしても飛び込んじゃうみたいな人もいるやん。
はるか
うんうんうん。
ひとし
どうしても自分の強烈にやりたいと思っちゃうドーパミンに従わざるを得ない人たちっていうのが、なんか俺もね、よくその気持ちがわかる側とは思うんやけど、そういう人はどうしたらいい?そういう人も応用できる?
はるか
そうなんよね。やけん、これは特に子供とかってそのドーパミン性のものに対して自分で我慢するっていうのは本当に難しいわけなんよ。脳の発達上ね。
そうやね。だからやっぱりこのゲームとかスマホに関してはきちんと大人が管理しなきゃいけないのかなっていう風に思っていて。
ひとし
そっか。そっかそっか。
はるか
だから子供の意思に任せますって言うんだけど、それは意思じゃなくてやっぱりこのもう作り側の意図でたくさん使うようにできてるから、もうこの時間帯は使わないようにしようってルールを設けたりとか。
ひとし
うーん。
はるか
あるいは頑張った後に使うようにするとか。具体的に言うと宿題終わった後にゲームをするとか。この順番を変えるだけですごく効果的だろうし、あとはこれすごく重要なのが、やっぱり例えばゲームの時間を設定するやん。
これ設定する前と後がすごく重要で、ルール守れなかったら怒るっていう後出しじゃなくて、いつも言うね先に論理的結末って言って、あなたをこういうゲームとか依存性の高いものから守るためにルールを作るよっていう最初に合意形成があって、
もし守れなかったら、一回守れなかったら次の日は無しにしようねっていうペナルティがあったりとか、それでもいいよねっていうふうな合意形成をした上で、このルールはきちんと守れる状態を作るっていうのが大事なのかなと思っている。
ひとし
論理的結末の回も概要欄に貼っておきます。
ということは結論はルール設定をちゃんとやろうっていうことになるのか。
はるか
そうそうそう。ルール設定した時には必ず結末、それを破った時にどうなるのかっていうのを、これは親子によって納得いくいかないはそれぞれ違うだろうから、きちんと話し合ってルールを作ってほしいんだけど、
21:03
はるか
おすすめ前にしたのは使わない時間帯を決めておくっていう。
不登校の子であるんだったら学校の時間は使わないとか、食事中は使わないとか、あとは寝る1時間前は使わないとかっていう具体的なルールにしておいて、きちんと守る。
守るためには場所を決めておく。部屋で使うんじゃなくてリビングで使うようにするとか、時間が来たら親御さんが管理するようにするとかっていうふうに、やっぱりここは徹底して協力する必要があるのかなって思うね。
ひとし
そうね、っていう感じか。
はるか
もうすでにゲームに依存してしまってる子をどうしたらいいのっていう声もあると思うよね。
これはさっき言ったような、なんで制限するのかっていう話を納得するまでお互いにするっていうのは大事なんだよね。
だけど依存してしまってるからけっこう癇癪とか起きる可能性がすごく高くて、暴れるっていう話も聞いたことあるんだけど、
このアンナ・レンブケさんがよく依存症の方と向き合う上で大事にしてる考え方としては、さっき言ったよね、快楽を得てたのにそれがなくなったらすごく落ち込んだ状態が生まれる。
落ち込んだ状態っていうのは必ず時間が経てばベースラインに戻るようになるから。
このベースラインに戻るのが必ず来るってわかってれば、1週間2週間ちょっと子供の様子が荒れるかもしれないけど、耐えることができるっていう。
これから何年間もずっとこのアップダウン激しくて落ち込んだりとかするのを続けるのか、それとも10日とか2週間とかだけでもちょっとお子さんの様子が荒れるかもしれないけど、
ゲームとかスマホから守るっていう意味では頑張って耐える期間になるのかなとは思うね。
ひとし
そうね、確かにそこを耐えるのが頑張りどころですね。
はるか
そうだね、かなと思うけどね。
ひとし
ということですか。
はるか
だから今回はやる気を出すためにこんなふうなことをしましょうっていうポジティブな提案というよりは、ちょっとゲームとかスマホっていうものから子供を守ろうっていうお話をちょっと新しくさせてもらったんだよね。
ひとし
そうね、一方でゲームは制限せずやっていいですよっていう人も確かにいるじゃん。この相談者さんはその方法に従ってたわけやもんね。
なんかそういう方のロジックも気になるなと思って。
はるか
あ、そうなんよそうなんよ。ぜひ教えてほしいです。
ひとし
そうかそうか、はるかもまだそこは理解できてないのか。
はるか
そうめちゃ気になってます。理解してる部分としてはやっぱり学校で落ち込んだりとかすごく辛いことがあったんだから、ゲームっていうもので心を癒してるっていう話はすごく聞いたことがあって。
ひとし
まあ確かにそれはね、体感として理解しやすいですよ。
24:00
はるか
それはしばらくの時間はすごくいいと思うんだけど、これが枠組みがない状態、制限がない状態だったらさっき言ったみたいな依存症のループにはまっちゃって、ゲームがいいっていうご意見があるんだと本当に素直に聞いてみたいので。
ひとし
聞きたいね。
はるか
お願いします。
ひとし
ぜひ名前なしでもいいのでお便りフォームとかに送りいただけると理解させていただきます。
はるか
そうですねお願いします。
ひとし
ということで今回は子供が新しいことにやる気を出すにはどうしたらいいかという話で、どうやってやる気を出すかじゃなくて、まずスマホとかゲームによって得られるドーパミンを適切に制限することで子供がめんどくさいと思ったりっていうのを防ごうっていう話を今回はしました。
はるか
そうだね。ベースラインっていうのはドーパミンが常に出てる状態だから、基本的に何かしらやる気が起きる状態があるはずなんよ、人っていうのは。だからそのベースラインに戻してあげるために適切に制限してあげましょうっていうこと。
ひとし
面白い。
はるか
ありがとう。
ひとし
俺も引き続きXはアプリでは見ないっていうのを僕もやっていきたいと思います。
はるか
そうねそれぞれができる形で制限するといいのかなと思いました。
ひとし
そうね。ではいただいた感想を最後に読みましょう。いつも楽しくポッドキャスト拝聴しています。
はるか
ありがとうございます。
ひとし
ありがとうございます。自分の思いをこうして伝えることは初めてなのですが、子育てに悩むリスナーや学校に行けない子供たちを一人でも多く救いたいと熱く思われているお二人に私からも感謝を伝えたいと思いDMさせていただきました。
はるか
ありがとうございます。
ひとし
インスタにいただいたのかな。私は現在中3男子と中1女子の母親で、思春期の子供との関わり方に悩む日々を送りながら近くの小学校で学校支援ボランティアをやっています。
junebokuさんが言われてたのと同じく、私も地域の子供たちと触れ合うのは楽しくいい刺激をもらっています。
はるか
そうこういう時間こういう時間。
ひとし
また中学3年の息子は去年の春にゲーム依存になり、夏休み中に昼夜逆転してそのまま不登校になってしまいました。
まさに。
はるか
そうそうまさにだね。
ひとし
話し合うことも拒絶され、ゲームを取り上げようとすると死にたいという彼に、私たち夫婦は万策がつき全寮制のフリースクールに息子を入れることを決断しました。
そうか全寮制っていう選択肢もあるんですもんね。
フリースクールの先生に直接会ってこちらに来ないかと言われた息子はすぐに行きますと返事。
正直これほど簡単に家を離れる決断をするとは私も驚きましたが、スクールの先生曰くゲーム依存の子供の多くが心の中では本当はこのままじゃいけないと思っているんです。
はるか
そうなんよね。
ひとし
変わるきっかけを待っている子がほとんどですとのことでした。
一度完全に親と子が離れたことで今までの行動や言動をゆっくり振り返ることができ、スクールの先生方の様々なサポートのおかげで4ヶ月後に家に戻ってくることができました。
27:06
ひとし
生活リズムも整いもちろん学校にも復帰できました。
はるか
すごいなこれは。
ひとし
おめでとうございます。
はるか
おめでとうございます。
ひとし
あれから1年が経ち今は勉強の遅れも取り戻し受験に向けて彼なりに頑張っています。
はるか
これすごい話やね。
ひとし
しかしまた徐々に生活面が緩くなり夜型の生活になっているのが気になりますが、私ははるか先生が教えてくださった愛情と承認のコンプリメントを知ってるじゃないかと前向きになっています。
はるか
すごいなありがたいな。
ひとし
有料で不登校を乗り越えた私が無料のフリースクールの運営をサポートしていいのだろうかと悩みましたが、やはり無料で救われる人もたくさんいるはず。
微力ながらその活動を応援させていただきたいと思います。
はるか
ありがとうございます。
ひとし
また学校支援ボランティアと不登校を乗り越えた親の両方の立場から話せることもあるかもしれないので、近々コミュニティにも入らせていただこうと思います。
はるか
ぜひぜひお願いします。ティーチャーティーチャー村へ。
ひとし
長く拙い文章を最後まで読んでくださってありがとうございました。
はるか
全然拙くない。
すごい。
ひとし
拙くなさすぎる。
はるか
これだけ、この文章でどれだけの方々が勇気づけられるかよね。
まさにさっきさ、ゲームをやめさせないことの一番の大きな要因が、ゲームを取り上げようとすると死にたいっていう。
相当落ち込んでるとこういう発言が出ちゃう。
ゲームを取り上げることが本当にこの子を苦しめちゃうんじゃないかって思うことはすごくあると思うんだよね。
だから取り上げるっていう真っ正面からぶつかり合うような方法じゃなくて、これやっぱりその子のため?
で、これはどんどんどんどん依存性になってしまうんだっていう話とか、あとは順番を変えるだけだとか。
言い方ってすごくいっぱいあると思うんだよね。
だから味方だよっていう前提。
何々くんが元気にまたお幸せになってほしいからこそするんだよっていうことは真剣に向き合って話すと絶対わかってくれると思うから。
全部取り上げるわけじゃなくて、順番を変えるだけっていう。
ひとし
しかもこういう家庭ではどうしようもない時に全寮制のところに行くっていう選択肢があるんだなっていうのは発見でした。
はるか
確かに全寮制はありがたい場所だね、これは。
ひとし
ありがとうございます。
はるか
ありがとうございます。
ひとし
それでは今日はこんなところで、ぜひ感想や質問などありましたらお便りフォームかXのポストでお願いいたします。
はるか
ぜひお願いします。
ひとし
それと僕たちの活動をご支援していただけるスポンサーの皆さんも大募集しておりまして、月額1100円から入ることができます。
Discordコミュニティにご招待いたしますので、ぜひ概要欄からチェックをお願いいたします。
30:00
はるか
お願いします。ついにもう100人を超えましたよ。
ひとし
そうですね。
はるか
すごく楽しいコミュニティになっております。
ひとし
そして3月後半の配信で法人スポンサーさん、すだちさんをご紹介させていただいたように、法人のスポンサーさんも大募集しておりますので、
はるか
大募集しております。
ひとし
ぜひご興味ある方がいらっしゃいましたら、お問い合わせいただけますと。
はるか
一緒に作って参りましょう。
ひとし
一緒に作って参れればと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
はるか
よろしくお願いします。
ひとし
それでは、
はるか
さよなら。
ひとし
ありがとうございました。
はるか
ありがとうございました。
30:48
4 Stars

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