破門したところで虫に破門だから出てけって言っても出ていかないよね。
要はね神が作った世界から除外するって感覚なんですよ。
ああそういうね。
でこれ面白かったのがどうやらねこういうさ豚が暴走するとか虫が作物食べ荒らすとかあとはじゃがいもみたいなやつですね。
こういう人知を超えたものこれに抗うすべがないんですよ。
ああそうなんだ。
もうここは神の領域なので神様の力にすがるより他ないんですね。
はいはい。
この当時の裁判ってのはもう人権っていう感覚じゃないですから。
現代人が持ってる人権というのはあくまでカトリックの世界観の中の話ですけどカトリックであるということがイコール人権みたいな感覚なんですね。
はいはい。
なんでカトリックから破門されたということはもうその生き物そのものに権利ねえぞと。
ああまああれかノアの箱舟に乗る権利がないみたいな。
ないみたいなそうそう神の加護ないぞって。
そういうことね。
という神の力を使って自然をどうにか支配したいというような思いがあったようですね。
はあ不思議な感覚だね。
あとは魔女狩りとかねそういうことが行われている時代でもあるので。
そうかまだ魔女はね信じられた時代なんで。
そうなんですよ。こういうのが背景にずっとあるんでいろんな偏見が生まれるんですよ。
ジャガイモ食べると疫病になるとかね。
これが噂なのに気がついたらもう書籍になっちゃってて。
書籍になるんだ。
みんなそれが当たり前だと思って信じ始めちゃうんですよ。
この状態がもう何十年も続いてもう100年弱続いちゃうんですよ。
へえ100年結構だね。
でもちゃんとねどうも一般庶民の中でもこれいけるじゃんって食べた人がいたっぽいんですけど。
けど一般的にはこれが主流の考え方だったそうなんです。
全然わかんないわ。
全く理解できないよね。
全然理解できない。
ちょっとね頭のスイッチをこの時代に飛ばすのが大変かもしれない。
ちょっと感覚にないんだよね。
ジャガイモを火炙りにしたら美味しいじゃん。
ちょっとバター持ってきてって感じだよね。
ねえなんか面白さいわんだけど今でこそ面白さいわんだけど当時の人は真面目だもんね。
超真面目にやってる。何にもふざけてないです。
いやあすごいなあ。
そういう感じなんですって。
せっかくなんでドイツ行きます。
ドイツね。
当時シンセイローマ帝国の話ですね。
シンセイローマ帝国。
ジャガイモといえばジャーマンポテトでしょって。
ヨーロッパの中でジャガイモといえばやっぱドイツじゃんみたいな感覚でまずドイツあたりから行きましょうかね。
シンセイローマ帝国領内今のドイツあたりでジャガイモが一般的に普及したのは1650年頃だというふうに言われています。
これはね戦争のせい。
戦争のせい。
1618年から1648年の間に30年戦争という戦争が起きるんですね。
30年戦争。
これ多分ビールのシリーズで一瞬触れてると思うんだけど、ざっくり言うとこのシンセイローマ帝国内でプロトエスタント派閥が急に出てきて、
カトリック側がもともとあって、この2つの宗派が戦闘によって撃沈する。
なんかオランダあたりから出てきたっていうのはだっけか。
ポーランドかな。プラハの窓から放り出された事件がきっかけになってってちょっと覚えてないですかね。
なんとなく。
それを引き金にしてですね、戦争が始まるんですけど、この当時のシンセイローマ皇帝であるフェルディランド2世。
フェルディランド2世っていうのはカール5世の弟。
カール5世の弟。
カール5世っていうのはボルムス帝国会議でルターを呼び出した人ですよ。
はいはいはい。
あの時代です。
ルターが最後ビール飲んだやつね。
アインベックのビール飲んで一杯引っ掛けてから会議に頑張って出たみたいな。
ビールの会ね。
あのあたりからプロテスタントがどこどこ出てくるわけですよ。
あんまり言ってくるから抑えて、みんなカトリックなれよって言うんだけど、あちこちからちょっかい出されるんですよローマ帝国って。
ああそうなんだ。
一番でかいのはオスマン。
おお。
オスマンがちょっかい出してくるの。
オスマントルコ帝国。
オスマン帝国がちょっかい出してくると、このシンセイローマ帝国って両方国家なので。
うーん。
まあちょっと語弊あるけど、日本で言う爆犯体制みたいな感じなので、暗黒で戦えないの。
ああそうなんだ。
みんな手伝ってってなるわけ。だからちょっとさっきの話ちょっとなしにしとくわ。
プロテスタントとかそういうの自由にやっといて。ちょっと手伝って。
で落ち着いたらもう一回あの会議だけどもう一回話しよっかみたいなことを何回かやったりするわけ。
へえ。
で、そうこうしてるうちに最終決着としては両方ごとに、国っていうか両方だよね。先帝国のエリアとか、このエリアとかいろんなのがあって、
そのエリアごとに、じゃあこのエリアはうちはカトリックだわとか、ごめんけどプロテスタント他の国に出てってくれや。みたいなふうに分かれていくんですね。
ああそこはなんか平和的に分けていくんだ。
そうですそうです。したら次の代のフェルディナンド2世ってめちゃくちゃ熱心なカトリック教徒なんですよ。
ほうほう。
で、もうこの国は全部カトリックで統一する。
ああゴリゴリだね。
ゴリゴリにいくんですね。で、このフェルディナンド2世ってそもそもオーストリアハプスブルク帝国の大公でもあるんです。
ああそうなんだ。
神聖ローマ皇帝を継ぎました。で、ボヘミア国王でもあります。
はあはあ。
かなりの領土のトップがこれゴリゴリでやり始めたら、このエリアの中でみんなワシャワシャワシャワシャってなるわけですよ。
まあめちゃくちゃ権力ある人だもんね。
したらさ、まずスペインのフェリペ2世。フェリペ2世はカール5世の息子ですから。で、フェルディナンド2世はおじさんですからね。で、フェリペ2世自身もカトリックなんで。
ああそうなんだ。
スペインはゴリゴリのカトリック教国ですからね。ということで神聖ローマ帝国の味方をして参戦します。
これによって新生ローマ帝国の人口は約半分まで減ります。
ヤバいね。ヤバいね。
でももう何か食わせろと。何か食わにゃ生きていけんじゃないかというところに、あれこれ良くねって出てきたのがジャガイモ。
ああそこにひょっくりと。
さっきも言いましたけど、じわーっと広まってはいたんですよ。食べてる人がゼロじゃなかったみたいなんですね。
あんまり耕さなくても種も転がしといたら適当に生えるんですよね、ジャガイモって。
確かにね。
しかも手間いらず。麦や水田に比べれば圧倒的に手間が少ない。
そうだね。
転がしとけば育つし、しかも麦の3倍の収量が見込めると。
うん。
ということで、これはいいって言ってわーっと広がっていきますね。
ああそういう背景か。
とはいえ、あれですよ、急耕作物としてですよ。
急耕作物?
救う、荒れる作物。だからピンチの時に登場するお助け芋として登場してくる感じ。
ああ非常用作物。
ああそうですそうです。これがまだ常食するところまでは行かない。
行かないんだ。
行かないんですよ。
これがね、普通に当たり前のように毎日食べるような食料になっていくのは、ここからおよそ100年後の話です。
ああまだかかるね。
1750年頃、これねすごく有名なんですけど、さっきも言った両方国家の独立性が高まるって話しましたよね。
うんうん。
それは両方国家ですらなかった、国ですらなかったプロイセンというのが、プロイセン王国として勃興してくるんですよ。
ほー。
で、3代目のフリードリヒ2世、通称フリードリヒ大王。聞いたことあります?
名前はね。
これプロイセンという国をめちゃくちゃでかくした偉大な王とされてる方ですね。
うん。
この人がですね、1756年、そこそこ歳いってからですね、ジャガイモ霊という命令を国民に向けて出します。
ああそんなの作るんだね。
この人はね、結構若い時から戦争に次ぐ戦争をやってるんですよ。
へえ。
結構につく前はそういうのは好きじゃない人だった。
どちらかというと哲学を勉強したりとかね、学問とか芸術が好きな人だったらしいんですけど、腹食ったんでしょうね。
自分が王様になったら、よっしゃ、教国にせなあかんって言って、義務官に行かれてるのかなんかわかんないですけど、頑張るんですよ。
で、周りがね、オーストリア、ハプスブルック帝国、マリアテリアジアですよ。
で、フランスいますよね、ルイ15世の時代かな。
で、エカチェリーナの前のペオトルカ、ロシアが没航してくる、ロシア帝国の時代です。
で、フランス、オーストリア、ロシアに三方囲まれた状態で没航してくるんですよ。
ああ、すごいね。
で、これをあちこちで撃破しながらだんだんでかくなっていったのがこのプロイゼン、フルイドリヒ大王。
だから、彼にとって食料っていうのはめちゃくちゃ大事なんです。
まあ、そうだね。
食料が100%以上の自給率になってくれれば、常備軍を持つことができるわけですね。
常備軍。
半農半部、日本でもありましたけど、農民やりながら兵士やるとなると、農業やってられたら戦えない。
むしろ常備軍になってくれると、もう食料はもらえるから、農業やってる時間を訓練に充てられるとかね。
ああ、なんか日本もやってたね。
そうですね。
お米。
織田信長がそういうのをやり始めたっていうふうな理解をされてると思いますけど、そういうこともしたかった。
実際若い時からそれをやってるんですけど、何ならこのお父さんもやってるんですけどね。
ああ、そうなんだ。
なので、おそらく僕の想像ですけど、食料を確保するということは非常に重要なことだったというふうに考えられます。
結果、1756年ジャガイモ霊というのを発霊をします。
これはね、すごいですよ。
当時あれだけ嫌いされていたジャガイモ、宗教的にね、をフリドリヒダイを自らが食べ、各地を巡り、キャンペーンを行いますね。
で、ジャガイモを栽培するための小冊子も作って配る。
何なら種芋も無料で配る。
植えろと。
で、ちゃんと植えたかどうか、それからちゃんと収穫したかを兵士をつけてね、見張りさせるんですよ。
へえ、そこまでやる。
じゃんと植えろと。
強制的にね。
で、この指示に従わなかった、反抗したものは、もう鼻とか耳剃いちゃうぞって。
へえ。
そういう刑罰付きでジャガイモ霊っていうのを発布します。
すごいね。一大キャンペーンと刑罰組み合わせたような、なかなかの法令だよ。
そうなんですよ。で、これがどれだけ効果を発揮したかっていうのがこの後実際にわかります。
ほお。
実はこの1756年から1763年の7年間に黒い戦争を中心として、7年戦争というのが起きます。
またストレートなやつだね、名前がね。
結構ね、この時代に30年戦争とか100年戦争とかね、そんなの多いのよ。
そうなんだ。
多すぎて多分名前つけられるのじゃん。エリアも広いし。
まあ覚えやすいけどね、だぶらない限り。
基本的にはオーストリアハプスブループ公国と黒い戦の戦いなんですよ。
それまでの戦いでシュレージェンっていう重要な都市をオーストリアから分取ってるんですよ。
ああ、そうなんだ。
オーストリアのマリアテレジャーからすると返せよという話になったところでずっとバチバチやってるの。
そしたらオーストリア側はさっき言ったロシアとかフランスと同盟組んでせーのでかかってくるね。
ほうほう。
で、黒い戦側はイギリスが味方になってくる。
ああ、イギリスが味方ね。
今の国名で言うとドイツイギリス連合国対フランスオーストリアロシア連合みたいな。
そういう戦いをするんだけど、これがねあちこち飛び散るんだよ。
ああ、そうなんだ。
あのね、植民地の中で戦ったりするわけ。
へえ。
アメリカ大陸の植民地でここはフランス寮でここはイギリス寮とかなってるわけじゃないですか。
特に今のアメリカ合衆国の中なんかそんな感じでしょ。
はい。
ああ、確かに。
何で人間がこんなに肉食になったかの一つのきっかけはジャガイモ。
ああ、すごいな。
ということだそうですね。
ああ、いいよね。
ちなみにこの七年戦争、ちょっと戻りますね。
はい。
この七年戦争をきっかけにジャガイモ文化は今のドイツからフランスに飛び火をします。
ああ、そうなんだ。
七年戦争でプロイセンとフランスも戦ってたじゃないですか。
バチバチ戦ってる中でとある重要人物がプロイセンの捕虜になってしまう。フランス人ね。
フランス人がプロイセンの捕虜になる。
この人ね、戦闘員としてはあんまり役立ってない。
ああ、そういう関係の用人ではない。
そういう関係の用人ではない。なぜこの人がフォローになったのか、僕もちょっと調べた感じだとよくわかんない。
わかんないの?
うん。だってね、この人専門が農学、化学、そういう学者さんなんですよ。
おお、学者さんだね。
まあ、わかんないですけど、ブランクロードあたりで植物園で研究とかで交流してたじゃないですか。
うんうん。
そしたら捕まっちゃったんだよね。
捕まったんだね。
知らんけど、想像ね。この人の名前をアントワーヌ・オーギュスト・パルマンティエ。
オー、アントワーヌ・オーギュスト・パルマンティエ。
はい、パルマンティエさんというふうに言いますね。
はあ、パルマンティエが名前なの?
はい。このパルマンティエさんが、実はフランスにジャガイモをもたらした人。
へえ、そうなんだ。
はい。実はですね、フランス料理の中にパルマンティエの名前が入った料理っていくつかあるんだそうですね。
ああ、そうなんだ。
一例としては、フランスの家庭料理の中に挽肉とジャガイモを重ねて焼いたものがあるんですって。
ああ。
うん。で、この料理の名前がアッシュパルマンティエ。
アッシュパルマンティエ。
って言うんだそうです。
へえ。
で、他にもちょっと細かいこと忘れちゃいましたけど、パルマンティエ風何々とか、なんとかパルマンティエって付くものは基本的にはジャガイモ料理だそうです。
へえ、そうなんだ。
あとね、よくわかんないけど、結構尊敬されてるんでしょうね。パリの地下鉄の駅にパルマンティエって駅があるぐらい。
だいぶ尊敬されてるね。
だいぶ尊敬されてる方のようですね。
うん。
この人ね、捕虜の間にジャガイモをずっと食ってるんです。
ああ、プロイセンだね。
フランスでは全然メジャーじゃないジャガイモを捕虜になったがために強制的に毎日食べさせられるわけですよ。
うん、まあ主要な食料でもね。
ジャガイモしか食べてないのに自分は病気にもならないと。元気だと。
うん。
これはなんだと。意外にうまいぞと。
うん。
なんか栗のようなホクホクした感じで旨味もあっていいぞということを知ります。
で、彼が捕虜になってきた時代っていうのは7年戦争の期間なんで、気候変動が激しくて危機が頻発してる時期でもあるんですね。
ああ、そうだね。
ちなみに18世紀、1700年代、この100年間の間にフランスで起こった飢饉の回数16回。