▶話した内容
6月26日SOIL渋谷でStoryHub×東急共催イベントに登壇/深津貴之・小林乙哉・渡邉真洋と4人での前半common裏側実演+後半パネル/情報発信の届き方が20年で3段階に変わった見立て/Phase 1 四マスの時代、企業も個人も四マスに乗るしかなかった/作り手・伝え手・受け手の3項で四マスが伝え手を独占/個人発信も投書・投稿・ハガキ・書籍しか道がなかった/円環が全くなかったわけではないが技術的に細く遅く運用が難しかった/Phase 2 インターネットの時代、一人一人がメディアになった/「一人一人がメディアである」が実感を持って成立するようになった段階/作り手×伝え手の兼務のうち伝え手が誰にでも開かれた/GAFAアルゴリズムが新しい編集権を握る副作用/UGC→PGCの変容という円環らしきものは実装可能になった/ただ多くの発信者にとって反応は「発信の副産物」のままだった/Phase 3 AIの時代、発信するだけでは届かない構造/生成AIが答えを先回りし、コンテンツが素通りされることも/田島将太StoryHub CEO 2026-07-03 noteを補助線に活用/アテンション・エコノミーからコンテキスト・エコノミーへの転換/コンテキストは「力場」でコンテンツを動かすフィールド/編集と編成の二層性、編成が Phase 3 の「調整のダイヤル」/田島「コンテキスト設計」と松浦「円環を回す」は同じ現象の別の言葉/深津・小林・渡邉の議論も全員が「編成・円環」の話に集約/作り手と受け手の区分が薄れていく、企業もユーザーも同じ円の一部/円環さえ回れば良いのではなく円のどこかに縁の主が立つ/血縁・地縁・知縁のフレームワーク、地縁を編成に引き受けているのがcommon/2つのnoteが期せずして同じ景色を別の角度から描いた偶然
▶ソース一覧
[1] 松浦シゲキ「4マスから、一人一人がメディアへ、そして円環へ」 / note / 2026-07-06 / https://note.com/shigekixs/n/nc663fd87b06d
[2] 田島将太(StoryHub株式会社CEO)「コンテキストを設計するのは誰か、AI時代に事業会社が持つ情報流通の強み」 / note / 2026-07-03 / https://note.com/shota_tjm/n/n33b9dae760d5
[3] StoryHub公式「AI時代の企業メディアとストーリーテリング ─ 6/26イベントレポート」 / note / 2026-06-30頃 / https://note.com/storyhub/n/n342cb83f891c
[4] 松浦シゲキ「円を回すのは AI、あいだに立つのは縁の主」 / note / 2026-07-03 / (姉妹論考・note公開版)
[5] 「作り手・伝え手・受け手」フレームワーク / 松浦シゲキ ニュースレター「メディア・コミュニケーション・インサイト」 Vol.1 / 2024-05-31
[6] 「血縁・地縁・知縁」フレームワーク / 松浦シゲキ ニュースレター Vol.5「3つの縁」 / 2024-06-28
▶松浦シゲキのプロフィール
https://my.prairie.cards/u/shigekixs
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サマリー
本エピソードでは、情報発信の届き方が「4マス時代」「一人一人がメディアになるインターネット時代」「AI時代」の3つのフェーズを経てどのように変化してきたかを解説します。フェーズ1では、テレビ、新聞、ラジオ、雑誌の4マスが情報伝達を独占し、個人や企業はそれに依存するしかありませんでした。フェーズ2では、インターネットの普及により、誰もがメディアとなり直接情報発信が可能になりましたが、情報の爆発とアルゴリズムによる新たな編集権の出現という課題も生じました。フェーズ3のAI時代においては、生成AIが答えを先回りするため、単なる発信だけでは情報が届きにくくなっています。この状況に対し、StoryHub CEOの田島将太氏の「コンテキスト・エコノミー」への転換という視点と、松浦氏自身の「円環を回す」という考え方が、情報の「編成」という共通の現象を異なる角度から捉えていることが示されます。企業もユーザーも円環の一部となり、AIはその循環を大規模に回すツールとなります。最終的に、円環を回すだけでなく、その中心に「縁の主」が立つことの重要性が強調され、血縁・地縁・知縁といった繋がりの中で、特に「地縁」を編成のフィールドとして引き受けるcommonのような存在が、AI時代の情報流通において鍵となることが語られます。