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ピンクリボン月間 乳がんの予防と術後ケア
2026-10-29 09:50

ピンクリボン月間 乳がんの予防と術後ケア

カナエル・メディカル・フィットネスで理学療法士マネージャー田中啓一郎さん

いま旬の話題にクローズアップ!当事者や専門家にインタビューし、ニュースの深層に迫ります。
※RKBラジオ『田畑竜介Grooooow Up』で放送したものです。

田畑竜介 Groooooow Up

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日々お伝えしているニュースや話題の中から1つのテーマに絞って、専門家や当事者に話を聞く週替わりの特集コーナー、
Weekly Close Up。毎年10月は、乳がんの正しい知識を広め早期発見・早期治療の大切さを伝えるピンクリボン月間です。
そこで今週は、ピンクリボン月間、乳がんの予防と術後ケアについて特集しております。
最終日のきょうは、手術の後、術後のケアについて。
かなえるメディカルフィットネスで、理学療法士マネージャーを務める田中圭一郎さんです。
田中さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
理学療法士として、乳がん患者さんの術後のケアに当たっているということですが、どんな指導をされているんですか?
術後の方は筋肉が硬くなって痛みが出たりとか、肩の動きが制限されたりしますので、その辺をマッサージしたりストレッチをすることから始めています。
術後というのは、かなり可動域が狭くなっているんですか?
そうですね。乳がんも手術の方法がいろいろあって、部分摘出とか全摘される方もいらっしゃいますし、リンパ節を取る方もいらっしゃるんですけれども、やっぱり大きく取った方というのが、痛みとか可動域の制限は強い
かなという印象はあるんですけれども、
ただ、もともと不安が強い方とかは、部分で取った方でも不安で腕を動かさなかったりすると、どうしても硬縮といって動きが硬くなってきたりするので、そういう方もいらっしゃいますね。
術後ケアできちんとフィットレス的な動きをやっている人とやらない人とでは、術後の計画が随分変わってくるんですか?
ガイドラインがあるんですけれども、やっぱり乳がんの術後のリハビリとかストレッチとか、そういうのは必要ですよと推奨はされているんですけれども、今の医療制度上、入院中しか乳がんのリハビリができないシステム
になっていて、
なので、退院した後に症状が出てくる方というのもいらっしゃるので、そこにはまだ手が行き届いていない状況なのかなと思いますので、そういった方にもケアは必要になってくるかなというふうに思います。
現状としては、退院した後にリハビリというかフィットレス的な指導ができる場所というのはまだまだ少ないんですか?
そうですね、少ないと思います。今は本当に手術された病院でのリハビリというので完結しているケースがすごい多いですね。
場所によってはリハビリがない病院さんとかもやっぱりマンパワーの問題であったりしますので、ストレッチのやり方だけ教えてもらって、家で自分でされているという方もいらっしゃるような状況です。
一例をどんな動きをするのか教えてもらえますか?
そうですね、まずは胸の周りの筋肉、大胸筋という筋肉がすごく硬くなりやすいところなんですけど、そのあたりをマッサージでほぐすというようなことをまずやったりします。
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指先でちょうど押さえるような形ですか?
そうですね、これは理学療法士がやることなんですけども、患者さんにも指導したりして自分で家でやってみてくださいという感じでお伝えもしています。
肩と胸との筋肉の付け根あたりですね。
そうですね、胸の前にある大きな筋肉なんですけど、そこがどうしても硬くなる方が多いので、マッサージした後にそこが伸びるような動きを主に最初は指導させていただいています。
ほぐして、他には?
生活で困る状況というと腕を上げたりとか、髪を洗ったりとか、背中に腕を持っていく動きとか、運転の動きでつっぱり感が出るという方もいらっしゃるので、そういう動きを想定してどの方向に可動域が必要なのかを見極
めながらストレッチしたりとか、日常生活につながるような筋トレを入れていったりとか、徐々に負荷を上げていくような感じで進めています。
大体期間としては、術後からどのくらいかけてやるものなんでしょうか?
そうですね、これは決まった期間というのは定められてはないんですけども、僕の肌感的に言うとやっぱり1ヶ月、2ヶ月くらいは見ながらやった方が元通りの生活に近づけるかなと思うので、それくらいの期間は必要なの
かなというふうに思っています。
実際に患者さんと指導をすることによってどんな声が聞かれますか?
そうですね、実際にフィットネスにいらっしゃった患者さんのお声で言うと、最初ベッドから起き上がるときに腕をつくのが痛かったとか怖かったという方もいらっしゃったりしました。
やっぱりリハビリを進めていくとその動きもスムーズになってきたとおっしゃってくださいます。
やっぱりそこから派生していろんな腕が動きにくかったのが上がるようになってきたとか、仕事で重いものを持たないといけないんですけど、それが最初できなかったのができるようになってきましたという声もいただいた
りしています。
これまで病気になる前までは当たり前すぎて意識することもなかった動きが、これができにくくなっているんだということに気づくわけですよね。
そうですね。やっぱり手術のこととかまでは想定されている方が多いんですけど、やっぱりその後の生活がどうなるかというところまではなかなか想定されていない患者さんも多いのかなという印象ですので、
やっぱりそこに寄り添っていくのが僕らの役目なのかなというふうに思っています。
こちらのメディカルフィットレスではどういうふうな仕組みになっているんですかね。
今回8月に厚生労働省の認定で指定運動療法施設という認定をいただきまして、それに合わせて乳がんの述語の方を8週間で社会復帰、リハビリして社会復帰までを持っていきますよというプランをスタートしたので、
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手術後の方はまずそれを受けてもらうというような流れにしています。厚労省の認定を取ったことで、会費が医療費として扱われるようになったので、控除が受けられるというような形になっております。
いわゆる年末の調整あるいは確定申告などのときに申請すれば完封などがあるということですかね。
そうですね。普通の保険点数ではリハビリが単位されるとできないので、慈悲という形にはなるんですけれども、それって医療費の扱いになるので、少し患者さんにとっては金銭的なメリットがあるかなというふうに思
っています。
患者さんたちと触れることが多いと思うんですけれども、今番組を聞いてくださっている方に何かアドバイスできることとかありますかね。
そうですね。術後のリハビリというところももちろんすごく大事なんですけれども、治療って長く続いていく方もいらっしゃるので、それに合わせて必要な運動というのはまた移り変わっていきます。
どうしても治療が長くなってくると体力的にとか筋力的に落ちてくる方もいらっしゃるので、そういった意味でも長く運動習慣をつけて生活していくというのが大事になってきますので、
そういったこともこの8週間のプランの中でお伝えして、できるだけその方がその方らしい生活を、術後も治療後も送っていただけるように運動、体を動かすことはとても必要なことですよというのはお伝えしたいな
と思います。
今回はいろいろお話を聞かせていただきまして、田中さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
入院している時はリハビリなどケアしてもらえたことが退院するとなかなかそういう環境がないっていうね。
そうなんですよね。
びっくりしましたよね。なのでこういう場所があるっていうのは非常にありがたいのかなと思います。
新宮町にありますサクラウェルネスクリニックに併設している形になります。
カナエルメディカルフィットネスで理学療法士マネージャーを務める田中圭一郎さんにお話を伺いました。
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