普通の自分を設定する
おはようございます。ライフバランス×タスク管理コーチのしろうずあつしです。
この放送は、コーチ歴20年の僕が、行動科学やコーチング、そしてライフバランスやタスク管理について
仕事と生活、どちらも大切にしたいあなたへ、お届けする番組です。
はい、今週のテーマはですね、ここからまた移動というコンセプトについてね、お話をしています。
前回の放送ではですね、要請や依頼で動きましょうという僕の基本スタンス。
それによってですね、無理なく仕事や発信の方向性を変えてきましたよという話をちょっとしました。
今日はですね、難しいことをしないコツっていう話をしたいなというふうに思います。
難しいことをしないコツってね、もうね、結論からお話しすると、自分を普通の人として設定しておくっていうことなんです。
どういうことかというと、自分を普通の人っていうふうに考えておくと、難しいことはね、無理だなというふうに考えられるようになるんですよ。
これね、すごく健全な自己認識だと僕は思ってて、おかげでじゃあもっと楽にできる方法はないかなとか、もっと自分に合ったやり方はないかなって自然と工夫とか見直しのモードに入れると思うんです。
重要なのが、この視点があると、今のままこれを続ける以外の選択肢にもちゃんとアンテナが立って目を向けるようになるんですよ。
僕自身ですね、何度も過去に今のまま続けてたらまずいんじゃないかっていうふうな判断をしてきたんですね。
例えば、僕は本当に今の仕事、コーチングっていうふうなことを20年ぐらい前に始めたんですけども、その時は本当にコーチングのど真ん中みたいなことをやってたんですけど、
だんだんコーチングのブームは去るし、なくなっていくし、それから参入してくる人も増えるし、どんどん後から優秀な人も増えてきたんで、これを続けていくと、
今はいいかもしれないけども、何年後かとかにはかなり強いライバルとガチで戦わないといけないなっていうふうなことを感じたわけですよ。
それはかなり自分の能力を遥かに超えてるかもしれないな。
つまり、もしかしたらそこそこうまくいくかもしれないけど、でも無理をして頑張る割にはあんまりリターンがないんじゃないかなっていうような判断ができたんです。
だから僕はその時、コーチングっていうよりもどっちかっていうと企業向けの顧問契約をするコンサルタント的な、人材育成に関するコンサルタント的なものだったりとか、
あとは研修講師だったりとか、そういう法人向けの組織開発みたいなところにちょっとカジを切ったことがあります。
その判断を下せたのは、やっぱり自分は普通の人なんだっていうふうなことがあらかじめわかっていたから、あるいはそういうふうにちゃんと設定していたからなんですよ。
移動の重要性
だから、その難しいところで戦わなくてもいいようにするには、ここから移動しようっていうふうに考えるわけです。
ここで大事なのは、移動するっていうのは諦めるとか、負けて撤退するとかそういうことではないっていうふうに思うことだと思うんですよ。
これ、別にビジネス的に妥当な判断で、むしろ僕は賢い判断だと思ってるんです。
どこで撤退をするか。どんな産業とかどんな分野でもずっとそれが何十年間も活き続けるとかいうふうなことっていうのは滅多にないことですし、ましては個人がそれをやり続けるなんていうのはとても難しいと思うんです。
自分が普通であるっていうことを前提にしたからこそ、より自然で無理のない場所に移動できる。
そうすれば無理して耐え続けるよりもずっとパフォーマンスも高くなるし、長く続けられるわけですよ。
だから、僕がここからまた移動っていうコンセプトにあるのは、単なる変化とかチャレンジではなくて、自分にとっての最適な場所に近づくための現実的な判断だと思ってるんです。
最適な場所に近づくための現実的な判断。
だからね、頑張ればできるかもしれないっていうのは一回でちょっと疑ってみるっていうのはすごく重要だと思うんです。
普通の自分にはちょっと身が重いかもしれない。それはね、僕はもう移動のサインじゃないかなって思うんです。
頑張ろうっていうふうに思ってしまうことってあると思うんですけど、それは作戦でもなんでもないですからね。
ただ単に無理をしてるだけですから、頑張ればなんとかなるっていうふうなことじゃなくて、頑張らないといけないっていうことはちょっと無理してないかっていうふうなことなんで、そこをちょっと考えるべきだというふうに思いますね。
ちょっとまとめると、まず自分を普通の人と設定しておくと無理に耐えようとしなくなりますよ。
それからもっと楽なやり方とか、他に合う場所はないかっていうふうなそういう視点が持てますよ。
続けることが重要じゃないよと。移動した方がいいっていう判断機会というのを見逃さないようにしましょう。
ここからまた移動というのは、現実にあった最適化のプロセスというふうに考えてもいいんじゃないかと思います。
はい、そういう話でした。
はい、今日はですね、難しいことをしないコツって話でした。いかがだったでしょうか。
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お相手は白鶴敦史でした。
では、いってらっしゃい。
