困りごとの学び
おはようございます。ライフバランス×タスク管理コーチのしろうずあつしです。この放送は、コーチ歴20年の僕が、行動科学やコーチング、そしてライフバランスやタスク管理について、仕事も生活も大切にしたい、あなたに向けてお届けする番組です。
はい、えーっとですね、僕はね、あの時々、いろんなこと知ってますね、って言われたりするんです。いろんなことっていうのは、雑学とか、たくさん知ってるってことではなくて、仕事の場面でね、これできますか?って聞かれたりとかね、これ、こういうことできます?とか言われた時に、大丈夫ですよ、できますよ、とか、知ってますよ、経験ありますよ、って答えることが多いからです。
で、そういうふうに言われて、これできますよ、とか、これわかりますよ、っていうふうに言うと、よく言われるのはね、そういうのっていつ勉強してるんですか?っていうふうなことを聞かれたりするんですよ。
あのー、それね、聞かれて、あーなるほど、そういうふうに考えるんだなって思ったんですけど、僕はそもそもね、社会人になってから、次はこれを勉強しようとか思って勉強始めたことなんてね、一回もないんです。
まあね、実は一回だけ英語の勉強しようと思ったことがあったんですけど、全然続きませんでした。
それはね、ちゃんと理由があるんですけど、そもそも僕ってね、身につけてきたスキルとか知識っていうのは全部ね、僕が困っている順番で身につけてきたものなんですよ。
だから英語に関しては、僕は英語できたらいいなーとかね、勉強しようかなーとか思って始めたんで、困ったわけではないっていうところですね。
例えばその会社員時代ね、自分が教えられたように教えていったんだけど、それでもなんかうまくいかなかったんで、これどうしたらいいんだろうっていうふうに困って、それでコーチングっていうのに行き着いて、それを勉強するようになったわけです。
独立してね、プロコーチとして活動を始めたらね、セミナーとか研修とかをやる機会が増えたんで、プレゼンのやり方だったりとか、あるいは資料の作り方だったりとか、そういうことを勉強しましたし、
企業向けにコーチングを提供するようになったらね、やっぱり再現性とか組織とかいうふうなことが重要になってくるんで、行動科学っていうのを勉強するようになったわけです。
今度ね、自分自身のコーチングというか、自分自身を打っていくっていうふうなことを考えた時に、マーケティングっていうのを勉強しましたし、
実際その企業様とコモン契約とかね、やっていくと経営者の方とお話することもあるし、部門長との関わりとかも増えるんで、戦略とかコンセプトメイキングっていうのもね、学ぶ必要に迫られるみたいなね、そういうことですね。
人材育成とかって、結局みんな仕事が忙しいとか、あるいはやりたいことあるんだけどなかなかできないみたいな話があるんで、それでタスク管理みたいなそういうふうな話をしていったっていうふうな感じです。
こういうのって全部ね、困った順番に身につけていったんですよ。なんかね、計画して笑ったんじゃなくて、困ったから身についたんです。
成長のための困難
困ったのは、それはそういう順番で相談されるからなんですよ。だから、そういう順番でみんなだいたい相談してくるので、その順番通りね。
だから僕それに順番通り答えられることができるんで、いろんなことしてますねっていうふうに言われてるんですけど、言ってみたらその一本道しか僕は答えることができないんですね。
突然なんかデザインについて教えてくださいとか、会見について教えてくださいとかね。会見はちょびっとわかりますけど、それは専門的なものではないのでね。
そういうことなんですよ。僕の師匠は元校長先生でもあった方なんですけど、入学式で話すスピーチの台本っていうのを見せてもらったことがあったんですね。
その時にこういうふうなことが書かれてたんですよ。
今日入学してきたあなたはこれからどんどん困ることが増えると思います。成長するっていうのは困ったことにぶち当たることなんだと。
その困ったことを解決していけば、同じことで困ることはなくなります。
だから学生時代はたくさん困ってください。困ることは良いことなんですよ。それが後の困らない自分を作りますよっていうふうにスピーチの台本があったんですね。
僕自身は社会人になってからやってきたっていうのは、まさに困ったから困らないようになるっていうふうなことの繰り返しだったんですよね。
だから困るっていうことが結局後々困らなくなるんだっていうのってすごく実感としてあったんですね。
ただ僕は困ったからとりあえずそれを回避するためにはどうしたらいいかとか困ったから何とかそれをくぐり抜ける裏技みたいなものをやってみるみたいなことは
僕はあんまりやらなかったんですよ。本当に若い頃から。この先こういうことが起きた時にもう二度と困らないようにするにはどうしたらいいかっていうふうなことを考えたら
結局のところ正面から解決できる力をつけるしかないんじゃないかっていうふうに割と若い頃からそういうふうに思ってたんですよね。
なんとなくこれはその時から思ってたのは結局のところそれが一番コスパがいいんじゃないかなっていうふうになんか思ってたんですよ。
だからバータリ的な解決策ではなく困った。でそれをとりあえず回避しようってことじゃなくてちゃんとこれを解決できる能力を身につけようみたいにやっぱりやるべきなんじゃないかなと。
僕は今でもそういうふうにしているつもりなんですね。ただ王道をちゃんと勉強するんだけど必要最小限ミヌマルでいいっていうのは忘れないようにしなくちゃいけないなと思ってるんです。
王道とミニマル思考
僕は結局のところ王道こそが最強だと思ってるんですよ。だから王道をやってるといろんなものに応用が効くんですね。
ただ全部やろうとすると無限に広がってしまうじゃないですか。だから正面から解決できる方法ではあるんだけれどもそのためには必要最小限絶対これは外しちゃいけないっていうところは何かっていうふうなところをいつも見分けるというかいつも見分けたいなと思ってるんですね。
センターピンとかいうふうに言ったりしますけど。このミニマルの感覚ってのはすごく重要なんじゃないかなと僕は思うんですね。
王道ってのはどこまでも広げようと思えば広げられるんだけどここだけ抑えておけばこれを抑えておけばどこでも通用するみたいな最小限の確信部分っていうのは必ずあると思うんですね。
だから困った時にとりあえずその場しのぎでやるっていうんじゃなくてこれがしっかりやれという勉強の合図なんだなというふうに今でも思っています。
そのタイミングで王道の中の必要最小限を身につけるようにするっていうこれを転がっていると後々困らなくなるんじゃないかなと思います。
困る順番がそのまま学ぶ順番になりました。それから王道だけどミニマルでいい。この2つの考え方があれば無駄に焦らなくても気づけば困らなくなる。できることが増えている自分っていうふうになっていくんじゃないかなというふうに思います。
はい今日はですね困ることで困らなくなる話でした。ちょっと詰まった。困ることで困らなくなる話でした。いかがだったでしょうか。
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はい本日は以上です。最後まで聞いてくださってありがとうございます。お相手は白渦厚次でした。では行ってらっしゃい。